JP6730776B1 - ポンプディスペンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構造で、ポンプディスペンサに残留する液と外気との接触を防ぐことが可能なポンプディスペンサを提供すること。【解決手段】容器内の液と連通するシリンダ部3内の液にピストンシャフト部4により圧を加え、シリンダ部3に通連するノズルヘッド部5の先端にあるノズル部5から液を噴出するためのポンプディスペンサAであって、シリンダ部3内を摺動するピストンシャフト部4と、ピストンシャフト部4の上端に取り付けられたノズルヘッド部5と、シリンダ部3に取り付けられたキャップ部8と、シリンダ部3の下部に装着されたファーストバルブ6と、ノズル部51に装着されたセカンドバルブ7と、を備えるポンプディスペンサA。【選択図】図3

Description

本発明はポンプディスペンサに関し、更に詳しくはシンプルな構造でポンプディスペンサに残留する液が外気と接触せず、液の変質を防止することが可能なポンプディスペンサに関する。
洗剤、液体せっけん等の薬品や、ジュース、ソース等の食品等、種々の液体を供給するため、容器に蓄えた液を供給するポンプディスペンサが広く用いられている。
ポンプディスペンサはその容器内の液を外部へ噴出するためのものであり、必然的にそのノズル部は外気と接触している。
当該ノズル部が、ポンプディスペンサに残留する液と連絡している場合、液が常時外気に触れることとなる。これにより、液が変質し、液本来の機能を損なう恐れがある。
より悪しくは外気と接触することで液が固化して液の流路を詰まらせ、噴出不良を起こす。
これによってポンプディスペンサの本来の機能が損なわれてしまう。
さらに、噴出する液が食品であるような場合には、健康被害のリスクが生じる恐れがある。
これに対して液の変質を防ぐため、種々のポンプディスペンサ、あるいはポンプディスペンサに用いるための治具等が開発されている。
例えば、特許文献1の噴出容器は、内層体及び外層体を備える二重容器に構成された容器本体と、噴出装置と、を備え、噴出装置は空気室を備えると共に、空気室に取り入れた外気を、外層体と内層体との間に送り込む空気ポンプと、流路形成部と、を備えるものである。
また、特許文献2の口元固化防止治具はディスペンサに用いるためのものであり、前記噴出ノズルのノズル部を直接又は間接的に覆うための蓋部と、前記噴出ノズルの外側または内側に取り付けられる取り付け部と、前記蓋部と前記取り付け部を接続する弾性復帰手段とを備えるものである。
更にまた、特許文献3の口元固化防止治具は、ディスペンサに用いるためのものであり、 噴出ノズル内に弾性的に装着可能な弁部材を有し、該弁部材は、舌状弁部と、該舌状弁部と一体に設けられ、前記噴出ノズル内に装着固定される支持部とからなるものである。
特開2017−197267号公報 特開2006−8232号公報 特開2005−193907号公報
特許文献1の噴出容器は、容器を外装体と内層体との二層構造とし、さらに該外層体と該内層体との間の空間へ空気室に外気を取り入れ、当該外気によって内層体へ圧力を加えることで、内用液の流路への外気の流入を防ぐものである。内層体へ外気により加圧するため必然的に構造が複雑となり、したがって部品点数及び製造工数が多くなるという欠点がある。
特許文献2の口元固化防止治具は、ディスペンサの外部に取り付けられるものであり、使用者の操作によっては蓋部がずれてしまい、容易にノズル部が開放された状態となり得る。
また、弾性復帰手段が常に外部に露出しており、該弾性復帰手段が劣化又は破損すると、同様にノズル部が開放された状態となり得る。
ノズル部が開放された状態となると、ディスペンサに残留する液が外部と接触する状態となり、外気による液の変質を防ぐ目的が果たせないこととなる。
特許文献3の口元固化防止治具は、弁部材の回動により液の流路を塞ぐ構造であり、ディスペンサに残留する液の液だまりに外気が流入することを完全に塞ぐことはできない。
本発明は、上述の課題を受けて開発されたものである。
すなわち、シンプルな構造で、ポンプディスペンサに残留する液と外気との接触を極力防ぐことが可能なポンプディスペンサを提供することを目的とする。
本発明者は鋭意検討の結果、ノズル部の先端にあるノズル部にセカンドバルブを設け、ポンプディスペンサより噴出されようとする液の圧力により当該バルブを開栓し、通常時は閉栓された状態とすることで、確実にポンプディスペンサに残留する液と外気との接触を防止できることを見出した。本発明はこの知見に基づく。
本発明は(1)、容器内の液と通連するシリンダ部内の液にピストンシャフト部により圧を加え、シリンダ部に通連するノズルヘッド部の先端にあるノズル部から液を噴出するためのポンプディスペンサであって、シリンダ部内を摺動するピストンシャフト部と、ピストンシャフト部の上端に取り付けられたノズルヘッド部と、シリンダ部に取り付けられたキャップ部と、シリンダ部の下部に装着されたファーストバルブと、ノズル部に装着されたセカンドバルブと、を備え、ノズルヘッド部が受け基部と蓋部とよりなり、蓋部が受け基部にヒンジ部を介して一体に連結されており、受け基部が、ピストンシャフト側入口とそれより一定距離隔てた位置にあるノズル側吐出口との二つの口部を有する底板部と、底板部にノズル側吐出口及びピストンシャフト側入口を囲むように起立して形成された受け基部側立壁部とを有し、蓋部が、天井板部と、天井板部に起立した蓋側立壁部と、その外側にカバー壁部とを有するポンプディスペンサに存する。
本発明は(2)、容器内の液と通連するシリンダ部内の液にピストンシャフト部により圧を加え、シリンダ部に通連するノズルヘッド部の先端にあるノズル部から液を噴出するためのポンプディスペンサであって、シリンダ部内を摺動するピストンシャフト部と、ピストンシャフト部の上端に取り付けられたノズルヘッド部と、シリンダ部に取り付けられたキャップ部と、シリンダ部の下部に装着されたファーストバルブと、ノズル部に装着されたセカンドバルブと、を備え、ファーストバルブが、円錐台状の弁体部と、弁体部より距離を隔てたリング部と、弁体部とリング部とを連結するコイルバネ部と、弁体部からコイルバネ部内に延出する支柱部とよりなるポンプディスペンサに存する。
本発明は(3)、ノズルヘッド部がピストンシャフト部に対して直角方向に延出している上記(1)又は(2)記載のポンプディスペンサに存する。
本発明は()、蓋部が、受け基部に対して閉じられた状態では、受け基部の受け基部側立壁部、底板部、蓋側立壁部及び天井板部によって、液がピストンシャフト側入口を通ってノズル側吐出口までに至るまでの横流路が形成される上記()記載のポンプディスペンサに存する。
本発明は()、受け基部側立壁部の外側に間隔を置いて補強壁が形成されている上記()記載のポンプディスペンサに存する。
本発明のポンプディスペンサは、ノズル部に装着されたセカンドバルブを備えることにより、ポンプディスペンサに残留する液と外気とが、セカンドバルブにより遮断され、液の変質を防ぐことができる。したがって、噴出する液の品質を維持できるポンプディスペンサとして、長期間の使用に耐えられる。
また、変質した液によってポンプディスペンサの流路が塞がれて噴出不良が起きることがなく、長期間使用しない時期を置いたとしても、快適に液を噴出させることが可能となる。
本発明のポンプディスペンサは、ノズルヘッド部がピストンシャフト部に対して直角方向に延出していることにより、ノズル部が容器の直上に位置せず、液の噴出により容器を汚損することが防止され、使い勝手が向上する。
本発明のポンプディスペンサは、ノズルヘッド部が受け基部と蓋部とよりなり、蓋部が受け基部にヒンジ部を介して一体に連結されていることにより、蓋部を開閉して液の流路のメンテナンスを行うことが容易となる。
これにより、仮に液に異物等が混入したような場合であっても、液の流路を清掃し、液詰まりを解消することが容易に行える。
また、受け基部と蓋部とを射出成形により同時に成形することが可能となる。
これにより、部品点数を減らすことが出来、製造及び組み付けの工数を減らすことができる。
本発明のポンプディスペンサは、受け基部が、底板部にノズル側吐出口及びピストンシャフト側入口を囲むように起立して形成された受け基部側立壁部とを有し、蓋部が、天井板部に起立した蓋側立壁部を有することにより、ノズルヘッド部を通る液の流路が確実に外気と遮断される。
したがって、液が外気と接触することがなく、液の品質を保つことが可能となる。
また、蓋部がカバー壁部を有することにより、液の流路を形成する受け基部側立壁部と蓋側立壁部とが保護される。
また、使用時の触感及び美観が向上し、使い勝手が良くなる。
本発明のポンプディスペンサは、蓋部が、受け基部に対して閉じられた状態では、受け基部の受け基部側立壁部、底板部、蓋側立壁部及び天井板部によって、液がピストンシャフト側入口を通ってノズル側吐出口に至るまでの横流路が形成されることにより、スムーズに容器内の液を外部へ噴出することが可能となる。
本発明のポンプディスペンサは、受け基部側立壁部の外側に間隔を置いて補強壁が形成されていることにより、受け基部側立壁が変形することがなく、横流路の密閉性が保たれる。
したがって、ポンプディスペンサに残留する液が外気と接触することがなく、液の品質を保つことが可能となる。
本発明のポンプディスペンサは、ファーストバルブ及びセカンドバルブが、円錐台状の弁体部を一端に有する支柱部と、弁体部より大径のリング部と、をそれぞれ備え、弁体部とリング部とが、弾性を有するコイルバネ部で接続されたものであることにより、ファーストバルブ及びセカンドバルブを射出成形により一体成形することが可能となる。
これにより、部品点数を減らすことが出来、製造及び組み付けの工数を減らすことができる。
また、バルブの品質が安定し、確実に開栓及び閉栓してポンプディスペンサから快適に液を噴出させることが可能となる。
図1は、ポンプディスペンサを示す側面図である。 図2は、ポンプディスペンサを示す断面図である。 図3は、下死点にあるピストンシャフト部を示す断面図である。 図4は、蓋部を開いた状態のノズルヘッド部を示す斜視図である。 図5は、蓋部を開いた状態のノズルヘッド部を示す上面図である。 図6は、蓋部を開いた状態のノズルヘッド部を示す側面図である。 図7は、ファーストバルブを示す斜視図である。 図8は、セカンドバルブの実施形態を示す斜視図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。
また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、容器2に取り付けたポンプディスペンサ1を示す側面図である。
また、図2は、容器2に取り付けたポンプディスペンサ1を示す断面図である。
本発明のポンプディスペンサ1は、容器2内の液と連通するシリンダ部3内の液にピストンシャフト部4により圧を加え、シリンダ部3に連通するノズルヘッド部5の先端にあるノズル部51から液を噴出するためのポンプディスペンサ1であって、液を蓄える容器2の口部に取り付けて用いられるものである。
ポンプディスペンサ1は、容器2に配置される円柱状のシリンダ部3と、シリンダ部3内を摺動する中空のピストンシャフト部4(ピストン部41とシャフト部43とを備える)と、ピストンシャフト部4の上端に取り付けられたノズルヘッド部5と、シリンダ部3に取り付けられたキャップ部8とを備える。
ノズルヘッド部5は、ピストンシャフト部4に対して、直角方向に延出している
また、シリンダ部3の下部に形成されている小径部32には、ファーストバルブ6が装着されており、また、ノズルヘッド部5の先端にあるノズル部51には、セカンドバルブ7が装着されている。
ポンプディスペンサ1においては、ノズルヘッド部5を上下動させることにより、ピストン部41とを備えたピストンシャフト部4がシリンダ部3内を摺動する。
これにより、容器2からシリンダ部3内へ液を吸い上げたり、或いはシリンダ部3内の液に圧力を加え、ノズル部51より噴出させる。
ポンプディスペンサ1を取り付ける容器2は、内部に液を貯留するためのもので、その形状は円筒状等、任意であるが、例えば安定性の観点から、底面は平らとなっていることが好ましい。
また、容器2の口部下方の肩部(図示略)は上述したピストンシャフト部4に対して直角方向に延出したノズルヘッド部5の端部(すなわちノズル部51)よりも突出していないことが好ましい。
これにより、ノズル部が容器の直上に位置せず、液の噴出により容器を汚損することが防止され、また使い勝手も良い。
容器2の口部には、ポンプディスペンサ1をキャップ部8を介して螺合できるように螺子が形成されている。
これにより、容器2とポンプディスペンサ1との取り外し、また取り付けを簡単に行うことができ、液の交換又は補充や、容器2及びポンプディスペンサ1の清掃を容易に行うことが可能となる。
シリンダ部3は、略円筒状であり容器内に配設されている。
シリンダ部3は、大径部31と、その下端に形成された該大径部31より径が小さい小径部32とよりなる。
ピストンシャフト部4は大径部内31を上下に摺動する。
小径部32には弁座33が設けられ、弁座33の上にファーストバルブ6が圧入により装着されている。
小径部32には、吸上げチューブTが内挿により連結されており、この吸上げチューブT、及びファーストバルブ6を通って容器内の液はシリンダ部3に入る。
尚、ファーストバルブ6の構造については後述する。
シリンダ部3の上端には、鍔部が形成されており、キャップ部8が、その上に載置され、止め蓋となる小キャップ部9により押さえ付けられて固定されている。
キャップ部8に形成された螺子を上述した容器2の口部に形成された螺子に螺合させることにより、ポンプディスペンサ1は容器2に固定される。
ピストンシャフト部4はシャフト部43とそれより径大のピストン部41とよりなり、ピストン部41はシャフト部43の下方に設けられている。
該ピストン部41はシリンダ部3の大径部31に内挿され、その大径部内をノズルヘッド部5と一体となって摺動する。
ピストン部の下方には、棒状の延出部42が垂下して設けられており、この延出部42の下方には縦方向の切り欠き部42aが形成されている。
ピストンシャフト部4のピストン部41がシリンダ部内(詳しくは大径部内)を下方に摺動すると、ピストン部41がシリンダ部内の液を押圧し、切欠き部42aを通じてシャフト部4へ液が流れ、後述するノズルヘッド部5の内部に形成された流路、すなわち横流路55へと送られる。
延出部42に切欠き部42aが設けられていることにより、ピストンシャフト部4への液の流れがスムーズに行われる。
図3は、下死点にあるピストンシャフト部4を示す断面図である。
ピストンシャフト部4の延出部42は、下死点においてファーストバルブ6の支柱部61に当接して、それを押圧し、ファーストバルブ6の弁体部62を弁座33へと押し下げて閉栓する。
そして、この閉栓時においては、延出部42に縦方向の切欠き部42aが設けられていることで、延出部42はファーストバルブ6の支柱部61を押圧した時点で少し撓んで変形する。
そのためファーストバルブ6の支柱部61を弾圧的に押圧することができる。
このように下死点では、ピストンシャフト部4の延出部42によって確実にファーストバルブ6が閉栓されて、その状態が維持される。
したがって、保管時や輸送時においても予期せぬ液漏れを防止することが可能となる。
上述のようにファーストバルブ6の閉栓状態が維持される理由について述べる。
ノズルヘッド部5の下端には螺子が形成されており、キャップ部8の上の小キャップ部9に形成された螺子と螺合するようになっている。
ノズルヘッド部5は、小キャップ部9に螺合されることにより固定され、これによりノズルヘッド部5と連結したピストンシャフト部4の動きも阻止される。
ノズルヘッド部5が小キャップ部9に螺合した状態では、ピストンシャフト部4の延出部42の下端がファーストバルブ6を常に閉栓している。
このため、前述したように、ポンプディスペンサ1は使用しない場合や、液を充填したポンプディスペンサ1の輸送時等に、予期せぬピストンシャフト部4の動きにより液がポンプディスペンサ1から漏出されることを防止することが可能である。
(横通路)
ノズルヘッド部5の内部には、ピストンシャフト部4の内部と連通する液の横流路55が形成されている。
ノズルヘッド部5の先端(すなわち横流路55の出口位置)には、ノズル部51が下向きに開口するように設けられている。
さらに、ノズル部51の内部にはセカンドバルブ7が弁体部72が上方になるようにして装着されている。
尚、このセカンドバルブ7の詳細については後述する。
図4は、蓋部53を開いた状態のノズルヘッド部5を示す斜視図である。
矢印は液の流れ方向Pを示す。
ノズルヘッド部5は、受け基部52と蓋部53とよりなり、該蓋部53が受け基部52に対して開閉自在となっている。
すなわち、蓋部53は、受け基部52にヒンジ部54を介して一体に連結されているため、ヒンジ部54を起点に回動させて受け基部52に簡単に固定することができる。
また、蓋部53を閉じた状態で確実に固定するために、蓋部53には爪部Nが設けられており、該爪部Nが受け基部52の底板部52cに係合する。
蓋部53が、受け基部52に対して閉じた状態では、液がピストンシャフト側入口52a(すなわち横流路55の入口位置)を通ってノズル側吐出口52b(すなわち横流路55の出口位置)までに至るまでの密閉された横流路55が形成される。
ピストンシャフト側入口52aは、ピストンシャフト部側からノズルヘッド部5の横通路55に至る部分に形成されている。
蓋部53が受け基部52に対して開閉自在に設けられていることにより、蓋部53を開閉して液の横流路55のメンテナンスを行うことが容易となる。
これにより、仮に、何らかの原因により、液に異物等が混入したような場合であっても、液の流路を清掃し、液詰まりを解消することが容易に行える。
また、受け基部52と蓋部53がヒンジ部54を介して一体に連結されることにより、受け基部52と蓋部53とを射出成形により同時に一体に成形することが可能となる。
これにより、部品点数を減らすことが出来、製造及び組み付けの工数を減らすことができる。
図5は、蓋部53を開いた状態のノズルヘッド部5を示す上面図である。
矢印は液の流れ方向Pを示す。
ここで横流路55について詳しくいうと、受け基部52は、ピストンシャフト側入口52aとそれより一定距離隔てた位置にあるノズル側吐出口52bの二つの口部を有する底板部52cと、該底板部52cにノズル側吐出口52bとピストンシャフト側入口52aを囲むように起立した受け基部側立壁部52dを有する。
また、底板部52cには、受け基部側立壁部52dの一部の外側に、受け基部側立壁部52dと間隔を置いて、受け基部側立壁部52d等を補強するための補強壁52eが形成されている。
そしてこの補強壁52eには、更なる補強のための複数の垂直な補強片が設けられている。
一方、蓋部53は、天井板部53cと、該天井板部53cに起立した蓋側立壁部53aを有し距離をへだてた、その外側にはカバー壁部53bが形成されている。
この蓋側立壁部53aは受け基部側立壁部52dに対応する位置に形成されており、受け基部側立壁部52dより僅かに小さい。
受け基部52に補強壁52eが設けられていることにより、底板部52cや受け基部側立壁部52dが変形することがなく、横流路55の密閉性が保たれる。
したがって、ポンプディスペンサに残留する液が外気と接触することがなく、液の品質を保つことが可能となる。
図6は、蓋部53を開いた状態のノズルヘッド部5を示す側面図である。
矢印は、蓋部53が受け基部52に対して閉じる動きを示す。
今、蓋部53をヒンジ部54を起点として回動させて受け基部52に固定した場合、受け基部側立壁部52dの内側に蓋側立壁部53aが嵌り込んで当接する。
詳しくは受け基部側立壁部52dの内面に蓋側立壁部53aの外面が密接する。
この状態では、受け基部側立壁部52dと底板部52c及び、蓋側立壁部53aと天井板部53dによって、液の横流路55が形成される。
したがって、ピストンシャフト側入口52aから上がってきた液は、この横流路55を通過し、漏れることなくノズル部側吐出口52bに達することができる。
これにより、ノズルヘッド部5を通る液の流路が確実に外気と遮断される。
したがって、長く伸びたノズルヘット部5であっても液が外気と接触することがなく、液の品質を保つことが可能となる。
また、スムーズに容器内の液を外部へ噴出することが可能となる。
また、蓋部53がカバー壁部53bを有することにより、液の流路を形成する受け基部側立壁部52dと蓋側立壁部53aとが保護される。
また、使用時の触感及び美観が向上し、使い勝手も良くなる。
一方では、蓋部53のカバー壁部53bが受け基部52の底板部52cの周囲に当接し、また蓋部53の爪部Nが該底板部52cに係止されて、蓋部53と受け基部52の固定が確実になる。
蓋部53がヒンジ部54でノズルヘッド部5に連結されていることにより、蓋部53を開閉した場合にも蓋部53の位置がずれることがなく、的確な組み付けができ、液の流路である横流路55を確実に形成することができる。
また、ノズルヘッド部5が開閉できる蓋部53を有することにより、蓋部53を開閉して液の流路のメンテナンスを行うことが容易となる。
これにより、仮に液に異物等が混入したような場合であっても、液の流路を清掃し、液詰まりを解消することが容易に行える。さらに、セカンドバルブ7に不具合が生じた場合の交換も容易である。
因みにセカンドバルブ7はノズル側吐出口52bからノズル部51に圧入することで取り付けられる。
また、蓋部53が受け基部52に対して、ヒンジ部54により一体に連結されていることにより、先述したように受け基部52と蓋部53とを射出成形により同時に成形することが可能となる。
これにより、部品点数を減らすことが出来、製造及び組み付けの工数を減らすことができる。
ところで、ノズル側吐出口52bの下方のノズル部51にはセカンドバルブ7が圧入により装着されている。
したがって、シリンダ部内に通じる横流路55に介在する液はセカンドバルブ7から上流にあるため空気に接することは無く、空気に接するのはセカンドバルブ7から下流にあるノズル先端部の僅かな部分の液に過ぎない。
また、ノズル部51は下向きに開口して設けられているため、セカンドバルブ7より下流にある液は自重により排出され、空気と接する液はほぼノズルヘット部5に残留しない。
図7は、ファーストバルブ6を示す斜視図である。
ファーストバルブ6及びセカンドバルブ7は同型であり、ここではファーストバルブ6を例にとって説明する。
ファーストバルブ6は、円錐台状の弁体部62を一端に有する支柱部61と、弁体部62より大径のリング部63とを備える。
また、弁体部62とリング部63とが、弾性を有するコイルバネ部64で接続されている。
ファーストバルブ6は、弁体部62が液の上流側に向けて(すなわち、図2においては弁体部62が下方へ向くように)配置されている。
これにより、容器2からポンプディスペンサ1へ流入しようとする液の圧力によって、弁体部62が押圧され、コイルバネ部64が押し縮められ、弁座33(シリンダ部3の小径部32の内壁から突出形成された壁)から離れ、その結果、弁体部62が上がる。
これによって、弁体部62と弁座33との間に液の流路ができ、ファーストバルブ6に液が流れることが可能となる。
液がノズル部から噴出され、圧力が下がると、弾性力によってコイルバネ部64が元の形状に復帰して、ファーストバルブ6の弁体部62が弁座33に当接してピストンシャフト部4を閉栓する。
図8は、セカンドバルブの実施形態を示す斜視図である。
次にセカンドバルブ7についていうと、セカンドバルブ7は、ノズル部51に装着されており、弁体部72が上流側(すなわち、図3でいうと上方に)に、リング部73が下流側に(すなわち、図3でいうと下方に)位置する。
液が流れていない時には、コイルバネ部74の弾性力によって弁体部72はノズルヘッド部5のノズル側吐出口52bを形成する部分(すなわちノズル部51の内壁から突出形成された壁)に当接している。
すなわち、ノズル側吐出口52bを形成する部分が弁体部72に対する弁座として機能している。
ノズルヘッド部5を押し下げて、シリンダ部3に圧を加えると、ノズル部51へ液が流れようとする。
これにより、コイルバネ部74の弾性に打ち勝って弁体部72が下方に押圧され、ノズル側吐出口52bが開いてセカンドバルブ7は開栓する。
その結果、ノズル部51から液が噴出される。
ノズル部51から、一旦、液が噴出されると、今度は弁体部72を押圧する液の圧力が下がり、コイルバネ部74が元の形状に復帰し、ノズル側吐出口52bがセカンドバルブ7は閉じて閉栓する。
ファーストバルブ6は、射出成形によりPP、PE等の合成樹脂を使って一体に成形することができ、セカンドバルブ7も同様である。
尚、上述の構造により、ファーストバルブ6はシリンダ部3の内壁の一部が弁座33として機能し、セカンドバルブ7は、ノズル部51の内壁の一部であるノズル側吐出口52bを形成する部分が弁座として機能する。
ポンプディスペンサ1の操作によりノズル部51からの液の噴出が終了し、セカンドバルブ7が閉栓された後は、ノズル部51の下方に存在する液は、自重により落下する。
もし表面張力によって付着している液があったとしても極めて僅かであり問題となることは無い。
ここで、ポンプディスペンサ1から液を噴出させる操作について述べる。
まず、液が充填された容器2にポンプディスペンサ1が取り付けられた状態で、ノズルヘッド部5を回動させ、ノズルヘッド部5を小キャップ部9との螺合から開放する。
これにより、ノズルヘッド部5の操作に応じて、ピストンシャフト部4がシリンダ部3の内部を摺動することが可能となり、いわゆる使える状態となる。
次に、ノズルヘッド部5を上に持ち上げ、ノズルヘッド部5に接続されたピストンシャフト部4を上方へ摺動させる。
ピストンシャフト部4が上方へ摺動することにより、シリンダ部内の圧力が低下し、容器2内の液をシリンダ部3へ吸い上げようとする負圧が生じる。
シリンダ部3が負圧化すると、ファーストバルブ6が開栓し、シリンダ部3の内部へ液が吸い上げられる。
次に、ノズルヘッド部5を下に押し下げ、ノズルヘッド部5に連結されたピストンシャフト部4のピストン部41をシリンダ部内で下方へ摺動させる。
これにより、ピストン部41によってシリンダ部3の液に圧が加わる。
しかしファーストバルブ6は閉栓されているため、シリンダ部内の液は切欠き部42aを通ってピストンシャフト部4の内部へ入り、さらにピストンシャフト側入口52aを通じてノズルヘッド部内の横流路55へと流れ込む。
横流路55に液が流れ込むと、ノズルヘッド部内で液の圧力が高まりセカンドバルブ7の弁体部71を下方に押圧する。
そのためセカンドバルブ7が開栓し、ノズル部51からは、液が外部へと噴出される。
ノズルヘッド部5を押し下げる場合、ノズル部51からは直ちに液が噴出されるため、液を受けるための受け容器等をノズル部51に当てがっておくことが好ましい。
再度、ポンプディスペンサ1から液を噴出させる場合には、以上の操作を繰り返す。
また、一定期間にわたってポンプディスペンサ1を使用しないような場合には、ノズルヘッド部5を回動させ、小キャップ部9に螺合させて固定する。
この時、前述したように、ファーストバルブ6が閉じられ、しかもノズルヘッド部5が不意に移動することがなくなり、予期せぬ液の噴出を防止することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
図8に示すセカンドバルブ7は、円錐台状の弁体部72とリング部73とコイルバネ部74とよりなるもので、図7でいう支柱部61が備わっていない。
その理由は、図7に示すようなファーストバルブ6と異なって、ピストンシャフト部4の延出部42によって押し下げられる必要がないことから、支柱部は必須の部分ではないからである。
しかし、セカンドバルブ7の代わりに図7に示すファーストバルブ6を使うことも可能である。
一方、ノズルヘッド部5は、ピストンシャフト部4に対して垂直に延びているが、多少の上下角度を設けることも可能である。
更にまた、シリンダ部3内にノズルヘッド部5を上方に弾圧するバネ体を設けて、ノズル部を押し下げて液を噴出した後は、ノズルヘッド部5が、自ら上方に戻るようにすることも可能である。
本発明のポンプディスペンサを構成する部品は、全てが圧入により取り付けられることも可能であり、そのため組み付けが容易である。
本発明は、各種の液を供給するポンプディスペンサとして、広く利用可能なものである。外気によるポンプディスペンサに残留する液の変質を防止することが可能であるため、薬品関係、食品関係等の供給する液の厳格な品質管理が求められるポンプディスペンサにおいて、好適に用いることが可能である。
1・・・ポンプディスペンサ
2・・・容器
3・・・シリンダ部
31・・・大径部
32・・・小径部
33・・・弁座
4・・・ピストンシャフト部
41・・・ピストン部
42・・・延出部
42a・・・切欠き部
43・・・シャフト部
5・・・ノズルヘッド部
51・・・ノズル部
52・・・受け基部
52a・・・ピストンシャフト側入口
52b・・・ノズル側吐出口
52c・・・底板部
52d・・・受け基部側立壁部
52e・・・補強壁
53・・・蓋部
53a・・・蓋側立壁部
53b・・・カバー壁部
53c・・・天井板部
54・・・ヒンジ部
55・・・横流路
6・・・ファーストバルブ
61・・・支柱部
62・・・弁体部
63・・・リング部
64・・・コイルバネ部
7・・・セカンドバルブ
72・・・弁体部
73・・・リング部
74・・・コイルバネ部
8・・・キャップ部
9・・・小キャップ部
N・・・爪部
T・・・吸上げチューブ
P・・・液の流れ方向

Claims (5)

  1. 容器内の液と連通するシリンダ部内の液にピストンシャフト部により圧を加え、
    前記シリンダ部に連通するノズルヘッド部の先端にあるノズル部から前記液を噴出するためのポンプディスペンサであって、
    前記シリンダ部内を摺動する前記ピストンシャフト部と、
    前記ピストンシャフト部の上端に取り付けられた前記ノズルヘッド部と、
    前記シリンダ部に取り付けられたキャップ部と、
    前記シリンダ部の下部に装着されたファーストバルブと、
    前記ノズル部に装着されたセカンドバルブと、を備え
    前記ノズルヘッド部が受け基部と蓋部とよりなり、
    該蓋部が前記受け基部にヒンジ部を介して一体に連結されており、
    前記受け基部が、ピストンシャフト側入口とそれより一定距離隔てた位置にあるノズル側吐出口との二つの口部を有する底板部と、
    該底板部に前記ノズル側吐出口及び前記ピストンシャフト側入口を囲むように起立して形成された受け基部側立壁部とを有し、
    前記蓋部が、天井板部と、該天井板部に起立した蓋側立壁部と、その外側にカバー壁部とを有するポンプディスペンサ。
  2. 容器内の液と連通するシリンダ部内の液にピストンシャフト部により圧を加え、
    前記シリンダ部に連通するノズルヘッド部の先端にあるノズル部から前記液を噴出するためのポンプディスペンサであって、
    前記シリンダ部内を摺動する前記ピストンシャフト部と、
    前記ピストンシャフト部の上端に取り付けられた前記ノズルヘッド部と、
    前記シリンダ部に取り付けられたキャップ部と、
    前記シリンダ部の下部に装着されたファーストバルブと、
    前記ノズル部に装着されたセカンドバルブと、を備え、
    前記ファーストバルブが、
    円錐台状の弁体部と、
    前記弁体部より距離を隔てたリング部と、
    前記弁体部と該リング部とを連結するコイルバネ部と、
    前記弁体部から前記コイルバネ部内に延出する支柱部とよりなるポンプディスペンサ。
  3. 前記ノズルヘッド部が前記ピストンシャフト部に対して直角方向に延出している請求項1又は2記載のポンプディスペンサ。
  4. 前記蓋部が、前記受け基部に対して閉じられた状態では、
    前記受け基部の前記受け基部側立壁部、前記底板部、前記蓋側立壁部及び前記天井板部によって、前記液が前記ピストンシャフト側入口を通って前記ノズル側吐出口までに至るまでの横流路が形成される請求項1記載のポンプディスペンサ。
  5. 前記受け基部側立壁部の外側に間隔を置いて補強壁が形成されている請求項1記載のポンプディスペンサ。
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