JP7146684B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Description

本発明は、内容液を収容した容器に装着され、前後方向に操作レバーを揺動させることによって内容液を噴出させるトリガー式液体噴出器に関するものである。
黴取り剤や洗剤、芳香剤、忌避剤、農薬、薬品等の内容液を入れた容器においては、容器の口部に装着され、前後方向に操作レバーを揺動させることによって噴出器本体に設けたポンプを駆動して容器内の液体を直線状、霧状あるいは泡状にして噴射させるトリガー式液体噴出器が多用されており(例えば特許文献1参照)、内容液の効率的な供給を可能にしている。
図3に示すように従来のトリガー式液体噴出器100は、側面視で概略L字状に形成されて容器101に装着される噴出器本体102と、噴出器本体102の上方を覆うカバー部103と、カバー部103の両側方に設けられる概略C字状の軸受け部104と、軸受け部104の前方においてカバー部103の両側方に連結するバネ部材105と、バネ部材105の先端に位置する突起(バネ側突起)106と、軸受け部104に軸支されて噴出器本体102に対して前後方向に揺動する操作レバー107と、操作レバー107に設けられ、バネ側突起106に当接する突起(レバー側突起)108を備えている。そして操作レバー107を後方に向けて揺動すると、レバー側突起108の後方端部がバネ側突起106の前方壁を押圧してバネ部材105を弾性変形させ、これによって生じる弾性力でもって操作レバー107を前方に向けて付勢するようにしている。
特開2017-170281号公報
このようなトリガー式液体噴出器100において操作レバー107を前後に揺動させる際、バネ側突起106はレバー側突起108によって前後方向の移動が拘束されているため、バネ側突起106は、レバー側突起108に合わせて前後方向に動くことになる。このため、内容液を比較的多量に噴出させる場合のように、操作レバー107が前後方向に揺動する範囲を広げようとすると、それに伴いバネ側突起106も前後方向に大きく移動することになり、バネ部材105の変形量が増大してこれがへたり易くなっていた。
このようなバネ部材105のへたりを防止するものとしては、図4に示す如きトリガー式液体噴出器200が考えられる。トリガー式液体噴出器200は、上述した容器101、噴出器本体102、カバー部103、軸受け部104、バネ部材105、バネ側突起106、操作レバー107と同様の構成になる、容器201、噴出器本体202、カバー部203、軸受け部204、バネ部材205、バネ側突起206、操作レバー207を有する一方、レバー側突起108に替えて、図5に示すような傾斜部208を操作レバー207に設けたものである。このような傾斜部208を設ける場合は、操作レバー207を後方に向けて揺動させる場合において、傾斜部208に当接したバネ側突起206は、傾斜部208とともに後方へ動きつつ傾斜部208との接触面を摺動して、傾斜部208に対して相対的に前進するように移動する(図4において、実線で示す操作レバー207は揺動前の状態であり、破線は揺動後の状態である)。すなわち、図3に示すトリガー式液体噴出器100の操作レバー107と図4に示すトリガー式液体噴出器200の操作レバー207を、後方に向かって同じように揺動させた際(各図に示したように、操作レバー107と操作レバー207の前後方向移動量はともにLとする)、図3に示したバネ側突起106における前後方向移動量Lbに対して、図4に示したバネ側突起206の前後方向移動量Laの方が小さくなる。このように図4に示したトリガー式液体噴出器200によれば、図3に示したトリガー式液体噴出器100よりもバネ部材205の変形量が小さくなって、へたり難くなるという利点がある。
ところで、図5に示すように操作レバー207に傾斜部208を設ける際、操作性やデザイン性を考慮すると、操作レバー207の幅はある程度広くする必要があり、この場合は操作レバー207の側方外側に位置する外側壁209と傾斜部208との間には、図5(b)の拡大図に示す如き隙間210が生じることになる。そしてこのような隙間210があると、バネ側突起206が傾斜部208との接触面を摺動する際、バネ側突起206の先端がこの隙間210に嵌まり込むおそれがあり、これによって操作レバー207の動きに影響を及ぼすことが懸念される。
一方、図6に示すように、外側壁209及び傾斜部208の一方又は両方の厚みを増やして外側壁209と傾斜部208とを連結すれば、隙間210を無くすことが可能である。しかしこの場合は、外側壁209の厚みが厚くなることによって、外側壁209の外面にヒケが生じて外観が損なわれるおそれがある。また傾斜部208自身も肉厚になることから、傾斜部208におけるバネ側突起206との当接面にヒケが生じてしまい、バネ側突起206との摺動性に影響が及ぶことも懸念される。
本発明はこのような問題点を解決することを課題とするものであり、従来よりもバネ部材がへたり難くなるうえ、操作レバーの動作不良や外観性の悪化を防止することができるトリガー式液体噴出器を提供することを目的とする。
本発明は、容器に装着される噴出器本体と、該噴出器本体に対して前後方向に揺動可能に保持される操作レバーと、該操作レバーを前方に向けて付勢するバネ部材とを備え、該操作レバーを前後方向に揺動させることにより該噴出器本体に設けたポンプを駆動させて該容器に収容した内容液を吸引、加圧、圧送して外界に噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
前記バネ部材は、前記操作レバーの揺動中心よりも前方に位置し前記噴出器本体に固定保持される固定部と、該固定部よりも下方に位置する突起とを有し、
前記操作レバーは、前記突起に対して側方外側に位置する外側壁と、該外側壁よりも側方内側に位置するとともに該外側壁に対して隙間をあけて設けられ、下方から上方に向かって後方から前方に向けて傾斜して該突起の当接によって付勢される傾斜部と、該外側壁から側方内側に向けて突出する少なくとも1つのリブとを有するトリガー式液体噴出器である。
また本発明は、容器に装着される噴出器本体と、該噴出器本体に対して前後方向に揺動可能に保持される操作レバーと、該操作レバーを前方に向けて付勢するバネ部材とを備え、該操作レバーを前後方向に揺動させることにより該噴出器本体に設けたポンプを駆動させて該容器に収容した内容液を吸引、加圧、圧送して外界に噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
前記バネ部材は、前記操作レバーの揺動中心よりも前方に位置し前記噴出器本体に固定保持される固定部と、該固定部よりも下方に位置する突起とを有し、
前記操作レバーは、前記突起に対して側方内側に位置する内側壁と、該内側壁よりも側方外側に位置するとともに該内側壁に対して隙間をあけて設けられ、下方から上方に向かって後方から前方に向けて傾斜して該突起の当接によって付勢される傾斜部と、該内側壁から側方外側に向けて突出する少なくとも1つのリブとを有するトリガー式液体噴出器でもある。
本発明におけるトリガー式液体噴出器においては、バネ部材に設けた突起が操作レバーの傾斜部に当接する。すなわち、操作レバーを後方に向けて揺動させた際に突起は、傾斜部とともに後方へ動きつつ傾斜部に対して相対的に前進するように移動するため、従来よりも前後方向の移動量が少なくなってバネ部材の変形量を小さくすることができ、バネ部材がへたり難くなる。また操作レバーの外側壁と傾斜部との間には隙間があいているため、ヒケによる外観性の悪化等を防止することができる。更に、外側壁から側方内側に向けて突出する少なくとも1つのリブを備えているため、この隙間にバネ部材の突起が嵌まり込むことがなく、操作レバーを良好に動作させることができる。
また、上述した傾斜部は、バネ部材の突起よりも側方内側に位置する内側壁を有する場合に設けてもよいが、この際に内側壁と傾斜部との間に隙間があると、この隙間にバネ部材の突起が嵌まり込むおそれがある。この場合は内側壁から側方外側に向けて突出する少なくとも1つのリブを設けることによって、隙間への突起の嵌まり込みが防止され、操作レバーを良好に動作させることができる。
本発明に従うトリガー式液体噴出器の一実施形態につき、操作レバーとバネ部材との関係を示した図である。 図1における操作レバーにつき、(a)は(c)に示すA-Aに沿う部分断面図であり、(b)は側面図であり、(c)は背面図である。 従来のトリガー式液体噴出器において、操作レバーとバネ部材との関係を示した図である。 図3に示すトリガー式液体噴出器に対してバネ部材のへたりを抑制することができるトリガー式液体噴出器について示した図である。 図4に示す操作レバーにつき、(a)は(b)に示すB-Bに沿う部分断面図であり、(b)は背面図である。 図5に示す操作レバーの変形例を示した背面図である。
以下、図1を参照しながら本発明に従うトリガー式液体噴出器の一実施形態について説明する。なお、本明細書等において「上方」とは、図1において符号21で示す装着キャップに対して符号24で示すカバー部が位置する側であり、「下方」とはその逆側である。また「前方」とは、符号22aで示す縦筒部に対して符号3で示すノズルが位置する側(図1の左側)であり、「後方」とはその逆側(図1の右側)である。また「側方」とは、前方から後方に向かって視る際の左右方向(図1における紙面に垂直な方向)である。
図1に示す符号1は、本発明に従うトリガー式液体噴出器の一実施形態を示している。トリガー式液体噴出器1は、概略、噴出器本体2と、ノズル3と、操作レバー4と、バネ部材5と、シュラウド6とを備えている。
噴出器本体2は、容器Aの口部にトリガー式液体噴出器1を固定保持する装着キャップ21を備えている。図示は省略するが、容器Aの口部における外周面には雄ねじ部が設けられ、装着キャップ21の内周面には雌ねじ部が設けられている。そして、口部に対して装着キャップ21を回転し、雄ねじ部に対して雌ねじ部をねじ込むことによって、噴出器本体2は容器Aに固定保持される。なお、噴出器本体2を容器Aに固定保持するには、アンダーカット等の他の手段を採用してもよい。
また噴出器本体2は、容器Aに収容した内容液を通す内部通路を備える通路部22を備えている。通路部22は、下方から上方に向けて延在する縦筒部22aと、縦筒部22aの上端から前方に向けて延在する横筒部22bとを備えていて、縦筒部22aの上下方向中間部には、前方を開放した筒状部22cが設けられている。また筒状部22cの内側には、シリンダー22dが嵌合保持されている。
シリンダー22dの内側には、シリンダー22dの内周面に対して気密且つ液密に摺動するピストン部材23が設けられている。シリンダー22dとピストン部材23は、容器Aに収容した内容液を通路部22の内部通路に導入し、更に外界へ噴出させるポンプとして機能するものであって、ピストン部材23を前後方向に移動させることによって、内容液を吸引、加圧、圧送することができる。ここで、ピストン部材23の前方端部には、操作レバー4と連結する連結凹部23aが設けられている。
また噴出器本体2は、横筒部22bの上方に位置するカバー部24を備えている。カバー部24の両側方には、後方を開放させたC字状の軸受け部24aが設けられている。
カバー部24の前方には、横筒部22bに取り付けられるノズル3が設けられている。なお、図示は省略するが、ノズル3の前方端部には、通路部22の内部通路を通った内容液を噴出させる噴出口と、噴出口の前面に設けられる衝突板が設けられている。衝突板は、噴出口からの内容液を衝突させて内容液の噴出形態を変化させるものであり、形状を適宜選択することによって、内容液を霧状や泡状にして外界に噴出させることができる。なお、噴出板は任意に設けられるものであって、噴出口から直接内容液を噴出させてもよい。またノズル3は、横筒部22bに対して回転可能に設けられていて、回転角度に応じて噴出口を開閉することが可能である。
そしてカバー部24の軸受け部24aには、操作レバー4が取り付けられている。図2に示すように操作レバー4は、前方に位置していて操作する際に指を掛ける部位となる前方壁4aと、前方壁4aにおける側方両側に位置する外側壁4bとを備えている。本実施形態の外側壁4bは、トリガー式液体噴出器として組み立てた際に、後述するバネ部材5の突起5eに対して側方外側に位置するものである。また外側壁4bの上部における側方内側には、図2(c)の拡大図に示すように一対の内側壁4cが設けられている。なお内側壁4cは、トリガー式液体噴出器として組み立てた際に、突起5eに対して側方内側に位置する。そして対をなす外側壁4bと内側壁4cとの間には、後方に向けて開口する一対の凹部4dが設けられている。
凹部4dには、後方の面が下方から上方に向かって後方から前方に傾く傾斜部4eが設けられている。本実施形態の傾斜部4eは、後述するバネ部材5の突起5eから離れるように湾曲している(前方壁4aに近づくように湾曲している)が、この形状に限られるものではなく、突起5eに近づくように湾曲するものでもよいし、略平坦に延在するものでもよい。そして外側壁4bと傾斜部4eとの間には、縦方向に延びる隙間sを形成している。そして隙間sには、外側壁4bの内側面から側方内側に向けて突出し、傾斜部4eの側縁部まで延在する板状のリブ4fが設けられている。なお本実施形態では、図2(c)の拡大図に示すように3つのリブ4fが設けられていて、これらによって隙間sを複数に分断している。またリブ4fは、傾斜部4eにおける後方の面よりも後方に突出するように設けられるものであって、本実施形態においてはリブ4fにおける後方の端部が外側壁4bの後方の端部に揃う位置まで突出している。
また操作レバー4は、図2に示すように前方壁4aの上部において、円柱状をなすとともに側方外側に向かって突出する一対の軸部4gが設けられている。軸部4gは、図1に示すように軸受け部24aに支持されるものであって、操作レバー4は、軸部4gの中心(揺動中心C)周りに前後方向に揺動することができる。そして外側壁4bの後部には、ピストン部材23の連結凹部23aに挿入される連結軸部4hが一対設けられている。
またカバー部24は、軸受け部24aの前方において、側方両側に設けられる一対のバネ部材5を備えている。バネ部材5は、小径の内側湾曲片5aと大径の外側湾曲片5bとを備えていて、内側湾曲片5aと外側湾曲片5bは、下側湾曲部5cと上側湾曲部5dによって連結している。なお、本実施形態のバネ部材5は、上側湾曲部5dがカバー部24に一体に連結していて、上側湾曲部5dが固定部となってカバー部24に対して固定保持されている。また外側湾曲片5bの下部には、外側に向かって突出して凹部4dの内側に入り込み、傾斜部4eに対して先端が当接する突起5eが設けられている。
シュラウド6は、噴出器本体2の大部分、及び操作レバー4とバネ部材5の上部を覆い隠すものである。本実施形態のシュラウド6は、噴出器本体2に対して後方から前方に向けてスライドさせるようにして噴出器本体2に嵌合保持される。
このような形態になるトリガー式液体噴出器1は、前方壁4aに指をかけて後方へ向けて力を加えると、操作レバー4は揺動中心C周りに後方へ向けて揺動し、連結凹部23aに挿入された連結軸部4hによってピストン部材23が後方へ移動する。このとき傾斜部4eに当接する突起5eは、図1に破線で示すように後方へ移動し、これによりバネ部材5は、内側湾曲片5aと外側湾曲片5bが撓むように弾性変形する。一方、前方壁4aへの力の付与を解除すると、弾性変形していたバネ部材5が復元し、その際の復元力が突起5eを介して傾斜部4eに作用するため、操作レバー4は、揺動中心C周りに前方へ向けて揺動してピストン部材23が前方へ移動する。このように、前方壁4aへの力の付与と解除とを繰り返すことによって、ピストン部材23が前後方向に移動してポンプを駆動させることができるため、容器Aに収容した内容液をノズル3の噴出口から噴出させることができる。
ところで、図3に示す従来のトリガー式液体噴出器100の操作レバー107を、前後方向に移動量Lで揺動させた場合、バネ側突起106はレバー側突起108によって後方に向けて移動量Lbでもって移動する。これに対して図1に示すトリガー式液体噴出器1では、操作レバー4を前後方向に揺動させると、傾斜部4eに当接した突起5eは、傾斜部4eとともに後方へ動きつつ傾斜部4eに対して相対的に前進するように移動する。その結果、図3に示すトリガー式液体噴出器100と同様に前後方向移動量がLとなるように操作レバー4を揺動させても、図1に示す突起5eの前後方向移動量Laは、図3に示したバネ側突起106の前後方向移動量Lbよりも小さくなる。よって本発明に従うトリガー式液体噴出器1では、従来のトリガー式液体噴出器100よりもバネ部材5をへたり難くすることができる。また、バネ部材5の変形量が小さくなるため、操作レバー4を後方へ向けて揺動させる際の力も少なくて済む。
また、図2(c)の拡大図に示すように、操作レバー4の外側壁4bと傾斜部4eとの間には隙間sがあるため、ヒケによる外観性の悪化等を防止することができる。またこの隙間sが位置する部位には、外側壁4bから側方内側に向けて突出するリブ4fを設けているため、隙間sに突起5eが嵌まり込むことがなく、操作レバー4を良好に動作させることができる。なおリブ4fは1つでもよいが、本実施形態の如く、間隔をあけて複数設けることによって、隙間sへの突起5eの嵌り込みをより確実に阻止することができる。また寸法のバラツキや若干の変形によって突起5eがリブ4fに接触することがあっても、突起5eとリブ4fとの接触は線状であって接触面積が少ないため、突起5eの摺動にそれ程影響が及ぶことはない。更にリブ4fを採用することによって、隙間sを全面的に埋める場合に比して樹脂量を削減できるという利点もある。
以上、本発明に従うトリガー式液体噴出器について具体的な実施形態を示しながら説明したが、本発明に従うトリガー式液体噴出器は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。例えば図示は省略するが、傾斜部4eを設けるにあたって内側壁4cと傾斜部4eの間に隙間が生じていると、この隙間に突起5eが嵌まり込むおそれがある。この場合は、隙間が生じている位置において、内側壁4cから側方外側に向けて突出する少なくとも1つのリブを設けることによって、上述した実施形態と同様に、操作レバー4を良好に動作させることができる。また、噴出器本体2に設けた内容液の通る内部通路やポンプの構造は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の構造を採用してもよい。
1:トリガー式液体噴出器
2:噴出器本体
3:ノズル
4:操作レバー
4a:前方壁
4b:外側壁
4c:内側壁
4d:凹部
4e:傾斜部
4f:リブ
4g:軸部
4h:連結軸部
5:バネ部材
5a:内側湾曲片
5b:外側湾曲片
5c:下側湾曲部
5d:上側湾曲部(固定部)
5e:突起
6:シュラウド
21:装着キャップ
22:通路部
22a:縦筒部
22b:横筒部
22c:筒状部
22d:シリンダー
23:ピストン部材
23a:連結凹部
24:カバー部
24a:軸受け部
A:容器
C:揺動中心
s:隙間

Claims (2)

  1. 容器に装着される噴出器本体と、該噴出器本体に対して前後方向に揺動可能に保持される操作レバーと、該操作レバーを前方に向けて付勢するバネ部材とを備え、該操作レバーを前後方向に揺動させることにより該噴出器本体に設けたポンプを駆動させて該容器に収容した内容液を吸引、加圧、圧送して外界に噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
    前記バネ部材は、前記操作レバーの揺動中心よりも前方に位置し前記噴出器本体に固定保持される固定部と、該固定部よりも下方に位置する突起とを有し、
    前記操作レバーは、前記突起に対して側方外側に位置する外側壁と、該外側壁よりも側方内側に位置するとともに該外側壁に対して隙間をあけて設けられ、下方から上方に向かって後方から前方に向けて傾斜して該突起の当接によって付勢される傾斜部と、該外側壁から側方内側に向けて突出する少なくとも1つのリブとを有するトリガー式液体噴出器。
  2. 容器に装着される噴出器本体と、該噴出器本体に対して前後方向に揺動可能に保持される操作レバーと、該操作レバーを前方に向けて付勢するバネ部材とを備え、該操作レバーを前後方向に揺動させることにより該噴出器本体に設けたポンプを駆動させて該容器に収容した内容液を吸引、加圧、圧送して外界に噴出させるトリガー式液体噴出器であって、
    前記バネ部材は、前記操作レバーの揺動中心よりも前方に位置し前記噴出器本体に固定保持される固定部と、該固定部よりも下方に位置する突起とを有し、
    前記操作レバーは、前記突起に対して側方内側に位置する内側壁と、該内側壁よりも側方外側に位置するとともに該内側壁に対して隙間をあけて設けられ、下方から上方に向かって後方から前方に向けて傾斜して該突起の当接によって付勢される傾斜部と、該内側壁から側方外側に向けて突出する少なくとも1つのリブとを有するトリガー式液体噴出器。
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