JPH10145583A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH10145583A
JPH10145583A JP8302588A JP30258896A JPH10145583A JP H10145583 A JPH10145583 A JP H10145583A JP 8302588 A JP8302588 A JP 8302588A JP 30258896 A JP30258896 A JP 30258896A JP H10145583 A JPH10145583 A JP H10145583A
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image data
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JP8302588A
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Shin Mikuni
伸 三国
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像合成において、表現の豊かな画像を作成
できるようにする。 【解決手段】 画像データ配合部1191は、合成画像
データの各画素の赤データRs ,緑データGs 、青デー
タBs の下位2ビットから透過度データCL1を作成す
る。そして、背景画像データの赤データをRb ,緑デー
タをGb,青データをBb とした場合、この透過度データ
CL1を用いて、下記の式(1)〜(3)により、画像
合成により得られる画像の各画素の赤データRd 、緑デ
ータGd 、青データBd の値を決定する。 Rd ={Rb ×CL1+Rs ×(63−CL1)}/6
3 −−−(1) Gd ={Gb ×CL1+Gs ×(63−CL1)}/6
3 −−−(2) Bd ={Bb ×CL1+Bs ×(63−CL1)}/6
3 −−−(3)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像を合成
する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つの画像を合成する技術が知ら
れている。例えば、テレビなどで使われるブルーバック
カット法という技術が知られている。この技術を、図2
3〜図27を参照しながら説明する。
【0003】図23に示す画像1は、合成の対象となる
画像である。この画像1からフロッピーディスクの画像
以外の部分2を、図24に示すように、既に知られてい
る何らかの画像処理技術を用いて取り出す。そして、そ
の部分2を均一に青色に書き換えて、図23に示す画像
1から図25に示すような画像3を作成する。すなわ
ち、図25に示す画像3においては、フロッピーディス
クの画像以外の部分が全て均一に青色に塗られている。
【0004】この図25に示す画像3と、例えば、図2
6に示すような背景となる画像4を合成する場合、画像
3の青色のドット(画素)の部分は、上記背景となる画
像4を使用し、それ以外の部分については画像3を使用
するようにな画像合成を行う。これにより、図27に示
すように、図26に示す背景となる画像4にフロッピー
ディスクの画像をはめ込むことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像合成方法では、背景が青色になった特殊
な画像を用意する必要があった。この場合、この青色の
画像は画像合成にしか使用できず、用途が限定されるも
のであった。また、画像合成の際、青色以外の部分に画
像がはめ込まれるだけなので、出来上がる画像の表現に
は限界があり、表現の幅が狭かった。例えば、合成する
画像がフロッピーディスクの画像のように、全体が不透
明な画像ならよいが、自動車の画像のように窓のような
透明な部分がある画像の場合、本来なら自動車の窓から
背景の画像が透けて見えるはずであるが、このような画
像を表現することはできなかった。
【0006】また、さらに、複数枚の画像を合成する際
には、奥行きのある雰囲気を醸しだせるような画像の重
ね合わせができなかった。このため、従来、そのような
画像を作成する場合、複数の画像に分けて、合成専用の
画像を作成しなければならず、処理が大変面倒であっ
た。
【0007】本発明の課題は、画像の合成を容易に行え
ると共に、奥行きのある画像なども作成可能で、表現力
豊かな画像を作成できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、以下の手
段を備える。透過度データ作成手段は、各画素の色デー
タに透過度情報が設定されている画像データから、各画
素毎に該透過度情報を抽出して、上記画像データの各画
素の透過度データを作成する。
【0009】算出手段は、該透過度データ作成手段によ
って作成された各画素の透過度データを基に、複数の画
像の各画素の各色データの配合比率を設定し、該配合比
率に応じて、合成画像と背景画像とを合成して得られる
画像の各画素の色データの値を算出する。
【0010】合成手段は、該算出手段の算出結果に基づ
いて、前記合成画像と背景画像とを合成する。この第1
の発明によれば、画像の各画素の色データに透過度デー
タを持たせることにより、合成画像データと背景画像デ
ータの透過度を調節しながら、該合成画像データと該背
景画像データとを合成して新たな画像を作成することが
できる。
【0011】第2の発明は、以下の手段を備える。奥行
きデータ作成手段は、各画素の色データに奥行き情報が
設定されている各画像データから、該各画素毎に奥行き
情報を抽出して、該各画像データの各画素の奥行きデー
タを作成する。
【0012】合成手段は、該奥行きデータ作成手段によ
って作成された各画像データの各画素の奥行きデータの
値を比較し、その比較結果に基づき、上記各画像データ
の重ね合わせの順序を決定して、上記各画像データを合
成する。
【0013】この第2の発明によれば、画像合成する複
数の画像の各画素の色データに奥行きデータを持たせる
ことにより、複数の画像を重ね合わせて画像合成を行う
場合、各画像の重ね合わせの順序を調節することができ
る。
【0014】第3の発明は、以下の手段を備える。属性
データ作成手段は、各画素の色データに属性情報が設定
されている画像データから、該各画素毎に属性情報を抽
出して、該画像データの各画素の属性データを作成す
る。
【0015】色データ決定手段は、該属性データ作成手
段によって作成された画像データの各画素の属性データ
に基づき、該画像データの各画素の色データを決定す
る。この第3の発明によれば、1枚の画像の各画素の色
データを、該色データに付加された属性データに従って
変化させることができるので、該画像の各部の色を時間
の変化に応じて変化させるなどの画像処理が可能にな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施例を参照する。図1は、本発明の第一実施例で
ある画像データ作成装置10のシステム構成を示すブロ
ック図である。この画像データ作成装置10は、後述す
る透過度データ、奥行きデータ、及び修飾フラグ群のい
づれか1つが付加情報として、各画素のR,G,Bデー
タの下位2ビットに設定された合成画像データを作成す
るための装置である。
【0017】主制御部11は、キー操作部12からのキ
ー入力を受け付けて、システム全体を制御するブロック
であり、例えば、マイクロプロセッサなどから構成され
る。キー操作部12は、上記合成画像データ等を作成す
るための指示命令などを入力する入力装置であり、複数
のキーやマウスなどのポインティング・デバイスを備え
ている。
【0018】外部記憶部13は、例えば、磁気ディスク
装置や光ディスク装置などから成り、複数の画像データ
を格納する。画像メモリ14は、本システムで作成され
た画像または外部記憶部13から読み出された画像を格
納する。
【0019】画像データバッファ15は、キー操作部1
2からの操作により選択されて、主制御部11の制御に
より、画像メモリ14内から転送されてくる画像を一時
的に格納する。
【0020】表示制御部16は、この画像データバッフ
ァ15に格納されている画像の内容を表示部17の画面
に表示させる。表示部17は、画像データ表示バッファ
13内に格納されている画像を表示する、例えば、CR
Tディスプレイや液晶ディスプレイなどから成るディス
プレイである。
【0021】マスクデータバッファ18は、画像メモリ
14に格納されている画像のマスクデータを格納するバ
ッファである。このマスクデータは、画像メモリ14に
格納されている画像の各画素のR,G,Bデータの下位
2ビットに、透過度データ、奥行きデータ、及び修飾フ
ラグ群などの付加情報を設定する際に用いられるデータ
である。
【0022】このマスクデータの作成は、例えば、表示
部17の画面を介して作成される。すなわち、ユーザ
が、表示部17の画面上に所望の画像を表示させ、該画
像において、例えば、透過度(透過率)を設定させたい
領域内の任意の画素を、マウスなどのポインティングデ
バイスにより指定した場合、上記指定画素を含む領域の
中から該指定画素と同系色の画素を抽出し、該抽出画素
に対応するビットにオンのフラグを立てる(オン・ビッ
トを立てる)ことにより、オン・ビットが立っている部
分を透過度を設定させたい領域とするマスクデータが作
成される。
【0023】マスクデータバッファ18に格納されるマ
スクデータの内容は、表示制御部16を介して表示部1
7の画面に表示させることが可能である。したがって、
ユーザは、表示部17の画面上で、マスクデータを手動
操作により修正することも可能である。すなわち、該マ
スクデータにおいて、不要に立てられたオン・ビットを
オフに修正する操作や、逆にオン・ビットが立てられて
いないビットをオンに修正する操作が可能であり、ユー
ザは所望のマスクデータを、表示部17の画面上で作成
することができる。
【0024】また、ユーザは、上記透過度を変化させた
い画像領域を指定する操作を、複数回、繰り返すことに
より、複数パターンのマスクデータを作成し、これらの
マスクデータを用いることにより、一画像内に透過度が
異なる複数の領域を作成することが可能になる。
【0025】また、マスクデータバッファ18の内容を
反転させることにより、ユーザにより指定された領域以
外の部分を透過度を変化させたい画像領域とするマスク
データも作成できる。
【0026】画像作成部19は、色データ解析マスク作
成部19aと付加情報作成部19bを備えている。色デ
ータ解析マスク作成部19aは、主制御部11の指示を
受けて上記マスクデータを作成する。付加情報作成部1
9bは、該色データ解析マスク作成部19aによって作
成されたマスクデータを基に、画像メモリ14に格納さ
れている画像データの指定領域部分の各画素のR,G,
Bデータの下位2ビットに付加情報(透過度データ、奥
行きデータ、及び修飾フラグ群のいづれか1つ)を設定
する。そして、この付加情報が設定された画像データを
画像データバッファ15または外部記憶部13に書き込
む。
【0027】ところで、上記付加情報を設定させたい領
域の抽出を、画素の色データに基づいて行う場合、各画
素のR(赤)、G(緑)、B(青)の3色のデータでは
なく、それらの各色のデータ値の差を取った色差データ
を基に判断して行うと、良好な領域分離が得られる。
【0028】図2及び図3は、この色差データによる領
域分離の方法を説明する図である。この色差データは、
Δr,Δg及びΔbからなり、 Δr=R−G Δg=G−B Δb=B−R と表現される。
【0029】図2の左側に示すように、赤の場合{R=
100,G=0,B=0},青の場合{R=0,G=
0,B=100}である。また、薄い赤の場合{R=1
00,G=50,B=50}である。その他、暗い赤及
び紫の、R、G、Bデータの値は、図2に示す通りであ
る。
【0030】これらの値から、図2の右側に示すよう
に、赤、薄い赤、暗い赤、紫及び青の色差データΔr,
Δg及びΔbが得られる。2つの色の色相違度は、色差
データΔr,Δg及びΔbを用いて、下記の式によって
算出される。尚、一方の色の色差データを(Δr1 ,Δ
1 ,Δb1 ),他方の色の色差データを(Δr2 ,Δ
2 ,Δb2 )とする。
【0031】 色相違度= √{(Δr1 −Δr2 2 +(Δg1 −Δg2 2 +(Δb1 −Δb2 2 } この式を用いて算出した赤、薄い赤、暗い赤、紫及び青
の各色に対する色相違度を図3に示す。
【0032】図3に示すように、赤、薄い赤及び暗い赤
の青と紫に対する色相違度は、「100」以上であり、
これらの色は、色相違度を用いることにより明確に区別
できることが分かる。また、薄い赤と暗い赤の色相違度
は、「14」と小さく、図2に示すように、RGBデー
タで比較した場合には、全く、違う色と判定されてしま
う場合にも、同系色として取り出すことが可能である。
【0033】但し、無彩色(白や黒)に非常に近かった
り、輝度が大変低い場合には、この色相違度を用いた方
法は有効ではないので、無彩色に近い場合(黒との相違
度が低い値を示す場合)は、輝度による比較が必要にな
る場合がある。
【0034】以上の動作は、画像作成部19の色データ
解析マスク作成部19aによって実行される。色データ
解析マスク作成部19aは、その実行によって得られた
マスクデータをマスクデータバッファ18に格納する。
【0035】次に、ユーザにより、キー操作部12を介
して、画像データの作成が指示されると、主制御部11
は、画像作成部19の付加情報作成部19bに付加情報
の作成処理を実行させる。
【0036】現在、カラー画像データにおいては、R,
G,Bの各色のデータに8ビットを割リ当て、各色が2
56段階の階調値を持つようにしているので、同時に約
1600万色の記録が可能になっている。しかし、プリ
ンタでは、それだけの色の発色はできず、せいぜい、
R,G,Bの各色のデータに6ビットを割リ当て(64
段階の階調値)、26万色の発色が限界となっている。
【0037】しかしながら、人間の目の視覚能力にも限
界があるため、これ以上の色解像度を持っても、色の違
いをほとんど感じられないようになっている。したがっ
て、プリンタの場合、R,G,Bの各色データは6ビッ
トで十分であり、1バイトの下位2ビットが変化して
も、その出力結果には違いが感じられないことになる。
【0038】本実施例では、この性質を利用して、R,
G,Bの各色データの下位1〜2ビットを、付加情報と
して利用する。この場合、図4に示すように、下位2ビ
ットを付加情報に利用するようにした場合、R,G,B
の各色データの下位2ビットを用いて、6ビット長の付
加情報を設定することができる。したがって、透過度デ
ータの場合、64段階の透過度を設定することが可能と
なる。
【0039】付加情報作成部19bは、マスクデータバ
ッファ18に格納されているマスクデータの内容にした
がって、画像データバッファ15内に格納されている画
像データのマスクデータにおいてオンビットが立ってい
る領域に対応する画像の各画素のR,G,Bの各色デー
タの下位2ビットを操作する。
【0040】例えば、図1には、マスクデータバッファ
18内に矩形(平行四辺形)と円以外の部分がオンビッ
トに設定されたマスクデータが示されている。この場
合、図1に示す画像データバッファ15内に格納された
画像データの内、上記指定図形(矩形と円)以外のオン
ビットに設定された領域に対応する部分、すなわち、背
景部分に該当する画素の下位2ビットが、指定した透過
度データを示す値に統一されることになる。
【0041】例えば、図23が画像データバッファ15
内に格納される画像データの内容を、図24がマスクデ
ータバッファ18内に格納されるマスクデータの内容を
示している。すなわち、図24の場合には、フロッピー
ディスクの画像以外の部分が透過度を設定する領域に指
定されている。したがって、この場合、付加情報作成部
19bは、フロッピーディスク以外の部分の画像の画素
の下位2ビットの値を所定の透過度データの値に統一さ
せる。しかしながら、上述したように、下位2ビットを
操作しても、画像としては実用限界の色情報を保持して
いるため、この下位2ビットが操作された画像データ
を、プリンタに印字出力させても、図23に示すイメー
ジが出力されることになる。すなわち、図25に示すよ
うな切り出し専用画像は作成されない。したがって、上
記下位2ビットが操作された画像データを、従来の印刷
画像データとして使用することが可能である。そして、
図23の画像のフロッピーディスク以外の部分の領域の
画像データに、透過率が100%を示す透過度データを
設定して、背景画像との重ね合わせを行えば、フロッピ
ーディスク以外の部分の画像は消滅してフロッピーディ
スクの画像の周囲に背景画像が浮かびあがる。
【0042】図5は、透過度データを6ビット(64階
調)とした場合に、対象画像(合成画像)31の透過度
データの値を、”63”、”32”および”0”とした
ときに、対象画像31と背景画像32とを重ね合わせた
画像の出力の様子を示す図である。
【0043】同図(a)は、対象画像31の透過度デー
タの値を”63”(100%)とした場合の出力の様子
である。この場合には、下になる背景画像32が浮かび
あがっている。
【0044】また、同図(b)は、対象画像31の透過
度データの値を”32”(約50%)とした場合の出力
の様子である。この場合には、下になる背景画像32が
半透明の感じで浮かびあがっている。
【0045】さらに、同図(c)は、対象画像31の透
過度データの値を”0”(0%)とした場合の出力の様
子である。この場合には、背景画像32の上に、完全に
対象画像31が覆いかぶさるようになり、背景画像32
のうち対象画像31の下に位置する部分は見えなくな
る。
【0046】例えば、図26を背景画像とし、図23の
画像でフロッピーディスク以外の部分の透過率を100
%、フロッピーディスクの部分の透過率を0パーセント
とすれば、図27に示す画像が出力される。また、フロ
ッピーディスク以外の部分の透過率を100%とし、フ
ロッピーディスクの部分の透過率を50%に上げれば、
図6に示すように、フロッピーディスクのみを半透明に
した画像が出力される。この図6に示すような画像は、
従来では得られなかったものである。
【0047】画像データ作成装置10は、色データ解析
マスク作成部19aによって作成されたマスクデータを
用いることにより、付加情報作成部19bによって、透
過度データ以外にも後述する奥行きデータや修飾フラグ
群が設定された画像データを作成することが可能であ
る。
【0048】次に、図7は、上記画像データ作成装置1
0によって作成された上記透過度データが設定された合
成画像データと背景画像データとを画像合成する画像出
力装置100のシステム構成を示すブロック図である。
【0049】主制御部111は、マイクロプロセッサな
どから成り、キー操作部112からの入力を受付け、シ
ステム全体の制御を行う。テキスト・メモリ118は、
画像の出力書式内での配置位置情報やサイズ情報、さら
には、テキストデータ(キャラクタコードから成る文字
列情報)などを格納しているメモリである。
【0050】画像メモリ114は、上記画像データ作成
装置10によって作成された合成画像データや背景画像
データ、及び該合成画像データと背景画像データとを画
像合成することにより得られる画像データをビット・マ
ップ・イメージの形式で格納しているメモリである。
【0051】出力作成部119は、テキスト・メモリ1
18に格納されているテキストデータと画像メモリ11
4に格納されている画像データとを合成して、最終画像
データを作成する。そして、この最終画像データを出力
データバッファ115に書き込む。
【0052】表示制御部116は、上記出力データバッ
ファ115に格納されている画像データを読み出し、こ
れを表示部117の画面に表示させる。表示部117
は、例えば、液晶ディスプレイなどから成る。
【0053】印刷制御部120は、上記出力データバッ
ファ115に格納されている画像データを読み出し、こ
れを印刷部121を介して、用紙上に印刷出力させる。
印刷部121は、例えば、シリアル・プリンタやページ
・プリンタなどから成る。
【0054】外部記憶部113は、磁気ディスク装置や
光ディスク装置などから成り、上記画像メモリ114に
ロードされる複数の画像データを記憶する。キー操作部
112は、複数のキーやマウスなどのポインティング・
デバイスを備えたキーボードなどから成り、ユーザが画
像の作成や画像の出力を指示するためなどに使用され
る。
【0055】上記出力作成部119は、文字パターン発
生部119aと画像処理部119bを備えている。文字
パターン発生部119aは、テキスト・メモリ118か
らテキストデータを読み出して、そのキャラクタコード
をビット・マップ・データに展開して出力データバッフ
ァ115に書き込む。
【0056】画像処理部119bは、画像メモリ114
に格納されている合成画像データと背景画像データとを
合成して,最終的に出力される画像を作成する。そし
て、この画像を出力データバッファ115に書き込む。
このとき、合成画像データの各画素のR,G,Bデータ
の下位2ビットのデータから、合成画像データの透過度
データを作成する。
【0057】図8は、画像処理部119bの内部構成を
示すと共に、画像データ配合部1191によって実行さ
れる合成画像データと背景画像データの同一位置の1画
素の画像合成処理を説明する図である。
【0058】合成画像データの1画素は、8ビットの
R,G,Bデータ(Rs ,Gs ,Bs)から成るが、
R,G,Bの各データの下位2ビットは、透過度データ
として用いられる。画像データ配合部1191は、これ
ら1画素のR,G,Bの各色データの下位2ビットか
ら、6ビットの透過度データCL1を作成する。したが
って、透過度データCL1は、0≦CL1≦63の範囲
の値を取りうる。また、背景画像データのR,G,Bデ
ータを、それぞれ、Rb ,Gb ,Bb で表す。
【0059】このとき、画像データ配合部1191は、
合成画像データと背景画像データの同一位置の画素の
R,G,Bデータを、下記の式(1)〜(3)により合
成する。
【0060】 Rd ={Rb ×CL1+Rs ×(63−CL1)}/63 −−−(1) Gd ={Gb ×CL1+Gs ×(63−CL1)}/63 −−−(2) Bd ={Bb ×CL1+Bs ×(63−CL1)}/63 −−−(3) 尚、上記(1)〜(3)の式は、一例であり、透過度デ
ータCL1の評価式として、その他の式を採用するよう
にしてもよい。
【0061】図9は、合成画像データとして図25の画
像3を、背景画像データとして図26の画像4を用いた
画像合成により得られる画像の例を示す図である。図9
(a)は、フロッピーディスク以外の部分の画像データ
の透過率を100%、右側のフロッピーディスクの画像
データの透過率を50%、左側のフロッピーディスクの
画像データの透過率を0%にした例である。
【0062】また、図9(b)は、フロッピーディスク
以外の部分の画像データの透過率を100%、右側のフ
ロッピーディスクの画像データの透過率を0%、左側の
フロッピーディスクの画像データの透過率を50%にし
た例である。
【0063】さらに、図10は、テキスト・メモリ11
8に格納されているテキストデータも加え合わせた最終
的な出力画像を示す図である。図10では、画像の上部
に”大切な思い出をディスクに記憶”という文字列が表
示されている。
【0064】図11は、上述した画像処理部119bが
実行する合成画像と背景画像の画像合成処理の全体動作
を説明するフローチャートである。画像メモリ114に
格納されている合成画像と背景画像の大きさは、X方向
の幅がXW ,Y方向の幅がYw であるとする。また、画
像処理部119bは、画像メモリ114から取り出す画
素(ドット)を決定するための2つのポインタ(Xドッ
トポインタ、Yドットポインタ)を備えている。Xドッ
トポインタとYドットポインタは、それぞれ、画像メモ
リ114から取り出すべき合成画像と背景画像の同一位
置の画素の合成画像と背景画像内でのX方向、Y方向の
座標位置(X,Y)を指す。
【0065】画像処理部119bは、まず、Yドットポ
インタの値を”0”に初期設定する(ステップS1
1)。次に、Xドットポインタの値を”0”に初期設定
する(ステップS12)。
【0066】続いて、画像メモリ114から背景画像の
座標位置(X,Y)の画素を取り出し(ステップS1
3),次に、画像メモリ114から合成画像の座標位置
(X,Y)の画素を取り出す(ステップS14)これに
より、最初は、背景画像と合成画像の座標位置(0,
0)の画素が、画像メモリ114から取り出される。
【0067】次に、画像処理部119bは、合成画像デ
ータのR、G、Bの各色データの下位2ビットから透過
度データCL1を作成する。続いて、背景画像の配合比
率データ(=CL1−63)を算出する(ステップS1
5)。
【0068】続いて、上記(1)〜(3)式に従って、
出力画像の座標位置(X,Y)の画素のR,G、Bの各
色データ(Rd ,Gd ,Bd )を算出することにより、
合成画像と背景画像の同一位置の1画素の合成を行う
(ステップS16)。
【0069】そして、この合成処理により得られた画像
の座標位置(X,Y)の画素を、出力データバッファ1
15に格納する(ステップS17)。以上の処理によ
り、まず、出力画像の座標位置(0,0)の画素が出力
データバッファ115に格納される。
【0070】次に、画像処理部119bは、Xドットポ
インタを”1”歩進する(ステップS18)。これによ
り、Xドットポインタの値は”1”となる。続いて、X
ドットポインタの値XがX方向の画像幅XW に等しいか
否かを判別する(ステップS19)。
【0071】そして、X=XW でなければ(ステップS
19,NO)、ステップS13に戻り、上記ステップS
13〜S18の処理を、再び、実行する。このようにし
て、Yドットポインタの値が”0”の間、Xドットポイ
ンタの値は”0”〜”XW ”の範囲で、順次、歩進さ
れ、出力画像の(0、0)〜(0、XW )の画素が作成
され、これらの画素が出力データバッファ115に格納
される。
【0072】そして、ステップS19で、X=XW と判
別すると(Yes)、Yドットポインタの値を”1”歩
進する(ステップS20)。これにより、Yドットポイ
ンタの値は、”1”になる。
【0073】次に、Yドットポインタの値がY方向の画
像幅Yw に等しいか否かを判別する(ステップS2
1)。この場合、まだ、Y=Yw ではないので、ステッ
プS12に戻る。そして、ステップS12で、Xドット
ポインタが、再び、”0”に初期設定された後、ステッ
プS19でX=Xw と判別されるまで(Yes)、上記
ステップS13〜S18の処理が繰り返される。
【0074】このようにして、出力画像の座標位置
(1、0)〜(1、XW )の画素が作成され、これらの
画素が出力データバッファ115に格納される。以後、
同様にして、Yドットポインタの値が”1”づつ歩進さ
れ、最後に、出力画像の座標位置(Xw 、Yw )の画素
が作成され、ステップS21でY=Ywと判別されて、
画像合成処理が終了する。
【0075】以上、述べたように、上記実施例では、画
像データの実用分解能以上のビット部分を、透過度デー
タに用いるようにして、1画素毎に、合成画像の透過度
を設定できるようにしたので、合成画像内で透過度を変
化させることができ、合成画像と背景画像を重ね合わせ
た際の、画像表現力を向上させることが可能になる。
【0076】また、透過度データを設定した合成画像デ
ータは、実用分解能部分については元のデータを保持し
ているので、この合成画像データは、そのまま、画像デ
ータとして、単独に使用できる。したがって、上記実施
例においては、従来のように、背景が青色になった画像
合成のための専用データを、個別に持つ必要がない。
【0077】また、上記実施例では、2枚の画像(合成
画像と背景画像)を合成するようにしているが、これに
限定されることなく、3枚以上の画像を合成するように
することも可能である。これは、透過度データCL1
を、3枚以上の各画像のR,G,Bデータの配合比率デ
ータに用いるようにすればよい。
【0078】次に、述べる実施例は、前記付加情報とし
て、透過度データではなく奥行きデータを用いて、複数
の画像の重ね合わせを行うものである。この実施例のシ
ステムの全体構成は、図7と同様な構成とすることがで
き、図7の画像処理部119bの構成を変更するのみで
よい。
【0079】図12は、画像処理部119bの内部構成
と、その内部の画像データ選択部1192の処理動作を
説明する図である。画像データ選択部1192は、合成
画像データの各画素の赤データRs ,緑データGS ,青
データBS の下位2ビットから奥行きデータCL21を
作成する。また、背景画像データの各画素の赤データR
b ,緑データGb ,青データBb の下位2ビットから奥
行きデータCL22を作成する。そして、画像データ選
択部1192は、合成画像データと背景画像データの同
一位置の画素について、それぞれの奥行きデータCL2
1、CL22の大きさを比較し、奥行きデータの大きい
方の画像の画素を出力データバッファ115に格納す
る。
【0080】図13は、画像データ選択部1192の動
作の一例を示す図である。図13(a)は、一部が重な
っている白い矩形の画像51と斜線の施された矩形の画
像52を有する合成画像データ50を示す図である。上
述したように、奥行きデータは各画素単位に設定可能な
ので、この白い矩形の画像51と斜線の施された矩形の
画像52は、それぞれ、独立に、奥行きデータの設定が
可能である。また、図13(b)は、細かい斜線の施さ
れた円の画像61を有する背景画像データ60を示す図
である。
【0081】このとき、斜線の施された矩形の画像52
の奥行きデータの値が”0”、白い矩形の画像51の奥
行きデータの値が”10”、さらに、細かい斜線の施さ
れた円の画像61の奥行きデータの値が”5”が設定さ
れているとすれば、合成画像データ50と背景画像デー
タ60とを画像合成して画像を作成する際、細かい斜線
の施された円の画像61の配置位置を変化させることに
より、図13(c),(d),(e)に示す画像71、
72、73を順次作成することにより、、細かい斜線の
施された円の画像61が白い矩形の画像51と斜線の施
された矩形の画像52の間をすり抜けるような一種の動
画像を作成することが可能になる。
【0082】次に、図14は、奥行きデータを用いて合
成画像データと背景画像データとの重ね合わせを行う画
像処理部119bの変形例を示す図である。同図に示す
ように、合成画像データ側には、第1のオフセットレジ
スタ1926と加算器1927が設けられている。ま
た、背景画像データ側には、第2のオフセットレジスタ
1928と加算器1929が設けられている。
【0083】加算器1927は、合成画像データから作
成される奥行きデータCL21と第1のオフセットレジ
スタ1926の値を加算し、その加算結果(第1の加算
結果)を画像データ選択部1192に出力する。また、
加算器1929は、背景画像データから作成される奥行
きデータCL22と第1のオフセットレジスタ1928
の値を加算し、その加算結果(第2の加算結果)を画像
データ選択部1192に出力する。
【0084】画像データ選択部1192は、入力される
第1の加算結果と第2の加算結果を比較し、第1の加算
結果の方が大きければ合成画像データの画素を出力デー
タバッファ115に格納する。一方、第2の加算結果の
方が大きければ、背景画像データの画素を出力データバ
ッファ115に格納する。
【0085】この変形例においては、第1のオフセット
レジスタ1926と第2のオフセットレジスタ1928
の値を、画像の合成を行う側で設定できるようにすれ
ば、合成画像データと背景画像データの奥行きの位置を
画像の合成を行う側で調節できるようになる。
【0086】図15は、この第1のオフセットレジスタ
1926と第2のオフセットレジスタ1928が設けら
れた変形例において実行される、図23に示す2枚のフ
ロッピーディスクの画像から成る合成画像と、犬の写っ
た背景画像とを重ね合わせる画像合成処理の一例を示す
図である。
【0087】図15に示す例では、背景画像データにお
いて、犬の画像の奥行きデータの値を”10”、それ以
外の部分を”5”に設定している。また、合成画像デー
タにおいて、前方のフロッピーディスクAの画像の奥行
きデータの値を”9”、後方のフロッピーディスクBの
画像の奥行きデータの値を”7”に設定している。
【0088】図15(a)は、第1のオフセットレジス
タ1926と第2のオフセットレジスタ1928を、共
に、”0”に設定した場合の例である。この場合、画像
合成によって得られる画像においては、犬が、一番、前
面に写し出され、後方のフロッピーディスクBは犬の背
後になって、ほとんど見えなくなっている。
【0089】図15(b)は、上記奥行きデータの値と
第2のオフセットレジスタ1928の値は、図15
(a)のときと同様にしたままで、合成画像データ側の
第1のオフセットレジスタ1926に”2”を設定した
場合に得られる画像を示す図である。
【0090】このように、第1のオフセットレジスタ1
926に”2”を設定することにより、合成画像データ
全体の奥行きデータは”2”加算されるので、画像デー
タ選択部1192は、前方のフロッピーディスクAの奥
行きデータの値を”11”、後方のフロッピーディスク
Bの奥行きデータの値を”9”として取り扱う。この結
果、図15(b)に示すように、前方のフロッピーディ
スクAと後方のフロッピーディスクB間に犬が挟まれる
ような画像が得られる。
【0091】図15(c)は、上記奥行きデータの値と
第2のオフセットレジスタ1928の値は、図15
(a)のときと同様にしたままで、合成画像データ側の
第1のオフセットレジスタ1926に”4”を設定した
場合に得られる画像を示す図である。
【0092】このように、第1のオフセットレジスタ1
926に”4”を設定することにより、合成画像データ
全体の奥行きデータは”4”加算されるので、画像デー
タ選択部1192は、前方のフロッピーディスクAの奥
行きデータの値を”13”、後方のフロッピーディスク
Bの奥行きデータの値を”11”として取り扱う。この
結果、図15(c)に示すように、前方のフロッピーデ
ィスクAと後方のフロッピーディスクBが共に、犬の前
面に写しだされる画像が得られる。
【0093】この実施例では、画像合成する画像データ
の各画素の、R,G,Bの各色データの下位ビットに奥
行きデータを設定するようにしたので、複数の画像を重
ね合わせる際に、任意の画像を他の画像の間に割り込ま
せるような画像合成が可能となる。また、第1のオフセ
ットレジスタ1926と第2のオフセットレジスタ19
28を設けることにより、合成画像データと背景画像デ
ータの画像全体の奥行きデータの値を+方向または−方
向に調節することが可能となるので、複数の画像の重ね
合わせ具合を調節することが可能になる。また、重ね合
わせる画像も2枚に限定されることなく、3枚以上の画
像を重ね合わせることも可能である。
【0094】図16は、上述した合成画像データの各画
素のR,G,Bの各色データの下位ビットと背景画像デ
ータの各画素のR,G,Bの各色データの下位ビット
を、奥行きデータとして用いて画像合成処理を行う画像
データ選択部1192の動作を説明するフローチャート
である。
【0095】このフローチャートに示す処理は、ステッ
プS26とステップS27を除けば、前述した図11の
フローチャートの処理と同様である。画像データ選択部
1922は、ステップS26において、合成画像データ
と背景画像データの座標位置(X,Y)の画素のR,
G,Bの各色の下位2ビットのデータから奥行きデータ
を分離して奥行きデータCL21、CL22を作成す
る。続いて、ステップS27で、その奥行きデータCL
21とCL22の大きさを比較して、上述した方法によ
り、合成画像データと背景画像データとを合成すること
により得られる画像データの座標位置(X,Y)の画素
のR,G,Bの各色データを得る。
【0096】上述した実施例は、いずれも、合成画像デ
ータまたは背景画像データのR,G,Bの各色データか
ら下位の2ビットのデータを取り出して、6ビットの透
過度データまたは奥行きデータを作成することにより、
複数の画像を合成する際に特殊な効果が得られるように
したものであった。
【0097】次に述べる実施例は、同様にして6ビット
のデータを作成した後、この6ビットのデータの各ビッ
トを画像属性フラグとして使用するものである。このこ
とにより、1枚の画像単体で特殊な効果を実現できる装
置を提供できる。
【0098】例えば、緑の木々の緑色の部分に「G
(緑)の色データを,R(赤)の色データにコピーす
る」というような属性フラグをセットしておくようにす
れば、G(緑)の色データとR(赤)の色データの値が
等しくなるので、緑の木々を一瞬にして黄色に変化させ
ることが可能になる。また、さらに、R(赤)の色デー
タの値はそのままにして、G(緑)の色データの値のみ
を減らすようにすれば、黄色から紅葉した色に変化す
る。また、人が着ている服に属性フラグをセットしてお
くようにすれば、その服の部分の色だけを、別の色に変
化させるようにすることも可能になる。また、さらに、
背景を省略したい場合には、該当属性フラグがセットさ
れている画素の色データを、全て固定値に置き換える操
作を行うことにより可能である。
【0099】図17は、上記のような動作を実現する画
像処理部119bの内部構成を示すブロック図である。
色データ変換部1195は、元画像データの各画素の赤
データRd,緑データG d,及び青データBd の各色データ
の下位2ビットから、6ビットから成る修飾フラグ群F
L1を作成する。この修飾フラグ群FL1のビット0〜
ビット5は、図18に示すような属性情報を有する。
【0100】ビット0:緑データGd の値を赤データR
d にコピーする。 ビット1:緑データGd の値を半分にする。 ビット2:全ての色データ(赤データRd 、緑データG
d 、青データBd )の値を”0”にする。
【0101】ビット3:緑データGd と赤データRd
値を交換する。 ビット4:赤データRd と青データBd の値を交換す
る。 ビット5:青データBd と緑データGd の値を交換す
る。
【0102】尚、図18に示す値”1”、2”、”
4”、”8”、”16”、”32”の値は、6ビット構
成の修飾フラグ群FL1を、ビット0を最下位ビット、
ビット5を最上位ビットとする6ビットの2進データと
みなした場合の値である。したがって、”1”はビット
0にフラグが立っている(”1”がセットされている)
ことを意味し、”2”はビット1にフラグが立っている
ことを意味し、”4”はビット2にフラグが立っている
ことを意味し、”8”はビット3にフラグが立っている
ことを意味し、”16”はビット4にフラグが立ってい
ることを意味し、””32”はビット5にフラグが立っ
ていることを意味している。
【0103】色データ変換部1195は、修飾フラグ群
FL1の各ビットの値を参照して、元画像データの各色
データ(赤データRd 、緑データGd 、青データBd
の値を操作して、最終的に、表示部117または印刷部
121に出力される画像データを作成する。この場合、
各ビットのフラグデータの値は、そのまま、継承され
る。したがって、例えば、初めに、木々の緑の葉の部分
に値が”3”の緑データGd (このとき、赤データRd
=”0”、青データBd =”0”とする)を設定してお
き、次に、修飾フラグ群FL1のビット0を有効にする
(”1”のフラグを立てる)ようにすれば、赤データR
d の値が”0”から”3”に変化するので、上記緑の葉
の部分が黄色に変化する。さらに、続けて、ビット1も
有効にすれば、緑データGd の値が”1.5”になるの
で、上記黄色に変化した葉の部分が、今度は紅葉する。
【0104】ところで、上記の例では、修飾フラグ群F
L1のビット0〜ビット5の各ビットをフラグとして用
いるようにしているので、修飾フラグ群FL1には6種
類の属性情報しかセットできない。しかし、修飾フラグ
群FL1を2進データとみなし、修飾フラグ群FL1の
数値によって属性情報を設定するようにすれば、6ビッ
トの修飾フラグ群FL1に64通りの属性情報(”0”
〜”63”の値)を設定できるようになる。
【0105】次に述べる例は、画像の各部分に個別に修
飾フラグを設定することにより、画像の各部分の色を、
個別にかつ時間的に変化させるものである。図19は、
このような例を説明するために用いられるオリジナル画
像180を示す図である。
【0106】この海辺を表現しているオリジナル画像1
80を、山並を表す部分画像、空を表す部分画像、
海岸縁の木立を示す部分画像、浜辺に立つ木の葉並を
表す部分画像、砂浜を表す部分画像、海を表す部分
画像及び前記浜辺に立つ木の幹を表す部分画像の7
つの部分に分割する。
【0107】そして、これらの7つの部分画像〜
に、それぞれ、修飾フラグ群〜を割り当てる。そし
て、これら修飾フラグ群〜の値を、時間A,時間
B,時間C,及び時間Dの各時刻に合わせて変化させる
ために、図20に示すような色変化テーブル記憶部19
0を設ける。
【0108】図20に示す色変化テーブル記憶部190
は、時間A,時間B,時間C,及び時間Dにおける修飾
フラグ群〜の値を記憶するものである。同図に示す
色1−A,1−B、1−C,1−D、−−−、色7−
A,7−B,7−C,7−Dは、修飾フラグ群〜に
設定される色情報を示している。
【0109】図21に、色変化テーブル記憶部190に
設定される一具体例を示す。同図に示す例では、時間
A,時間B,時間C,及び時間Dに、それぞれ、「夜明
け」、「標準」、「夕暮れ」、及び「夜」の時刻を設定
する。また、修飾フラグ群の「夜明け」(例えば、0
6:00)、「標準」(例えば、12:00)、「夕暮
れ」(例えば、18:00)、及び「夜」(例えば、2
0:00)の各時刻において、色1−A,色1−B,色
1−C,及び色1−Dに、それぞれ、「濃い緑」、「薄
い緑」、「濃い緑」、及び「黒い緑」を設定する。その
他の修飾フラグ群〜についても、「夜明け」、「標
準」、「夕暮れ」、及び「夜」の各時刻に、図21に示
すような各色情報を設定する。
【0110】図22(a)〜(d)は、色変化テーブル
記憶部190に図21に示す内容の情報を設定した場合
に出力される、図19に示すオリジナル画像180の
「夜明け」、「標準」、「夕暮れ」、及び「夜」の各時
刻における色調の変化を示す図である(この図は、階調
画像により示している)。
【0111】図22(a)では、画像180が夜明けの
雰囲気に変化している。また、図22(b)は、元の画
像(オリジナル画像)であり、昼間の雰囲気に変化して
いる。さらに、図22(c)は、夕暮れの雰囲気に変化
している。そして、さらに、図22(d)では、夜の雰
囲気に変化している。
【0112】このように、修飾フラグ群FL1を用いる
ことにより、1枚の画像の各部の色を、時刻の変化に応
じて、個別に、変化させる操作が可能となる。尚、この
実施例においても、元の画像の色データは、保存されて
いるので、変換前であれば、該元の画像は、従来のカラ
ーイメージデータとして利用可能である。
【0113】
【発明の効果】本発明によれば、合成画像データの各画
素の色データの一部に透過度データを設定し、合成画像
と背景画像を合成する際に、その透過度データに基づい
て、合成画像データの色データと背景画像データの色デ
ータの配合比率を決定する。そして、その配合比率に応
じて、該合成によって得られる画像の各画素の色データ
を決定するようにしたので、画像合成によって得られる
画像の表現力を向上させることができる。
【0114】また、画像合成する各画像データの各画素
の色データの一部に奥行きデータを設定し、複数の画像
を合成する際に、各画素毎に、各画像の奥行きデータの
値を比較して、これら複数の画像の重ね合わせの順序を
決定するようにしたので、複数の画像の重ね合わせ順序
を柔軟に調節することが可能になる。
【0115】さらに、画像データの各画素の色データの
一部に、その画素の色データを変換させる属性データを
設定するようにしたので、一枚の画像の各部分の色を、
例えば、時間変化に応じて変化させるなど多彩な効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像データ作成装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図2】R,G,Bデータから色差データを分離した例
を示す図である。
【図3】色差データを用いて色相違度を算出した結果を
示す図である。
【図4】赤データ、緑データ、及び青データに、透過度
データを設定する方法を説明する図である。
【図5】対象画像の透過度データの値の違いによる、該
対象画像と背景画像の画像合成の結果を示す図である。
【図6】本実施例の透過度データを用いた画像合成処理
により得られる画像の例を示す図である。
【図7】本発明の実施例である画像出力装置のシステム
構成を示すブロック図である。
【図8】合成画像データの1画素の透過度データを用い
た、合成画像と背景画像の1画素の合成の原理を説明す
る図である。
【図9】透過度データを用いた画像合成の具体例を示す
図である。
【図10】本実施例の画像出力装置によって作成される
画像とテキストが混在した複合文書の例を示す図であ
る。
【図11】画像出力装置の画像処理部の動作を説明する
フローチャートである。
【図12】奥行きデータを用いて、合成画像データと背
景画像データを合成する画像処理部の構成例を示す図で
ある。
【図13】奥行きデータを用いて複数の画像を重ね合わ
せる画像合成処理の応用例を示す図である。
【図14】奥行きデータの値にオフセットレジスタの値
を加算して、合成画像データと背景画像データとを重ね
合わせる画像処理部の内部構成を示す図である。
【図15】図13に示す構成の画像処理部による、画像
合成処理の例を示す図である。
【図16】図11及び図13に示す画像処理部の動作を
説明するフローチャートである。
【図17】修飾フラグ群を用いて画像処理を行う画像処
理部の内部構成を示す図である。
【図18】修飾フラグ群の内容の一例を示す図である。
【図19】修飾フラグを用いた画像処理に用いられるオ
リジナル画像を示す図である。
【図20】色変化テーブル記憶部の構成を示す図であ
る。
【図21】色変化テーブル記憶部に設定された具体的デ
ータの一例を示す図である。
【図22】図20に示す色変化テーブル記憶部の内容を
利用した画像処理を説明する図である。
【図23】合成の対象となる画像の一例を示す図であ
る。
【図24】図23の画像から合成図形を切り抜くための
マスクデータを示す図である。
【図25】図23の画像から図24のマスクデータを用
いて切り抜かれた対象画像を示す図である。
【図26】背景となる画像を示す図である。
【図27】図25の画像と図26の背景画像とを、従来
の技術により画像合成した結果、得られる画像を示す図
である。
【符号の説明】
3 切り抜かれた対象画像 4 背景画像 10 画像データ作成装置 11 主制御部 12 キー操作部 13 外部記憶部 14 画像メモリ 15 画像データバッファ 16 表示制御部 17 表示部 18 マスクデータバッファ 19 画像作成部 19a 色データ解析マスク作成部 19b 付加情報作成部 31 対象画像 32 背景画像 50 合成画像データ 51 白い矩形の画像 52 斜線の施された矩形の画像 60 背景画像データ 61 斜線の施された円の画像 70 画像合成により得られる画像 100 画像出力装置 111 主制御部 112 キー操作部 113 外部記憶部 114 画像メモリ 115 出力データバッファ 116 表示制御部 117 表示部 118 テキスト・メモリ 119 出力作成部 119a 文字パターン発生部 119b 画像処理部 120 印刷制御部 121 印刷部 180 オリジナル画像 190 色変化テーブル記憶部 1191 画像データ配合部 1192 画像データ選択部 1195 色データ変換部 1926 第1のオフセットレジスタ 1927 加算器 1928 第2のオフセットレジスタ 1929 加算器 CL1 透過度データ CL21 奥行きデータ CL22 奥行きデータ CL23 奥行きデータ CL31 奥行きデータ CL32 奥行きデータ CL33 奥行きデータ FL1 修飾フラグ群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各画素の色データに透過度情報が設定さ
    れている画像データから、各画素毎に該透過度情報を抽
    出して、上記画像データの各画素の透過度データを作成
    する透過度データ作成手段と、 該透過度データ作成手段によって作成された各画素の透
    過度データを基に、複数の画像の各画素の各色データの
    配合比率を設定し、該配合比率に応じて、合成画像と背
    景画像とを合成して得られる画像の各画素の色データの
    値を算出する算出手段と、 該算出手段の算出結果に基づいて、前記合成画像と背景
    画像とを合成する合成手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 各画素の色データに奥行き情報が設定さ
    れている各画像データから、該各画素毎に奥行き情報を
    抽出して、該各画像データの各画素の奥行きデータを作
    成する奥行きデータ作成手段と、 該奥行きデータ作成手段によって作成された各画像デー
    タの各画素の奥行きデータの値を比較し、その比較結果
    に基づき、上記各画像データの重ね合わせの順序を決定
    して、上記各画像データを合成する合成手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 各画素の色データに属性情報が設定され
    ている画像データから、該各画素毎に属性情報を抽出し
    て、該画像データの各画素の属性データを作成する属性
    データ作成手段と、 該属性データ作成手段によって作成された画像データの
    各画素の属性データに基づき、該画像データの各画素の
    色データを決定する色データ決定手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
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