JPH03139064A - 画像合成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、自然画と自然画とを合成して新たな合成画像
を作成する画像合成装置に関する。

［従来の技術］ 従来の画像合成装置は、特公昭６２−４２４２８号公報
に記載のようになっていた。以下、この従来の画像合成
装置を第２図を用いて説明する。

第２図において、画像入力装置とディジタル／アナログ
（Ｄ／Ａ）変換器で構成される基準画像発生Ｊａ２１よ
り、２値化された静止画像信号が基準画像メモリ２２に
蓄えられる。一方、磁気ディスク等で構成される加算画
像ファイルメモリ２３より選択される１種類の２値化さ
れた加算画像が加算画像メモリ２４に記憶される。加算
画像メモリ２４からの加算画像は加算回路２６の一方の
入力部に入る。加算回路２６の他方の入力には基準画像
メモリ２２からの２値化された基準画像信号が供給され
る。加算回路２６では、キー信号補正回路２９で処理さ
れたキー信号メモリ２１０からのキー信号に基づいて、
２つの入力信号のそれぞれの画像信号に重みを付けて加
算し、加算された画像信号は表示装置！２８に供給され
る。この表示装！！２８は、その入力画像信号をアナロ
グ量に変換して、加算回路２６の合成画像出力を画像と
して表示する。補正回路２５で処理された加算画像メモ
リ２４からの加算画像の重みを、合成したい対象物のシ
ルエットの部分のみ「１」とし、基準画像メモリ２２か
らの基準画像の重みは「０」とする、また、シルエット
以外の部分については逆に加算画像の重みを「０」、基
準画像の重みを「１」とする、これによって、表示装！
！２８に合成画像が表示される。

上記加算回路２６において基準画像、加算画像のどちら
をどれだけ選択して加算するかを決定するキー信号は、
加算画像の境界線情報及びそれで囲まれた領域情報に依
存することが多く、これら情報を得る方法としては、ク
ロマキー処理または境界及び領域を画像演算回路２１２
において抽出し、その結果をキー信号とするものがある
。

加算画像あるいは基準画像の一部または全部を合成画像
から消去するため、キー信号メモリ２１０からのキー信
号をキー信号補正回路２９で補正する。つまり、消去し
たい部分の重みを［ｏ」に変換する。これを使用者が任
意に行なうため、キー信号補正回路２９は制御回路２１
１が通った入力回路２１３からの信号によって制御され
る１表示装Ｗ１２８上で所望の画像が得ら九たとき、そ
の合成画像は主画像メモリ２７に記憶される。

〔発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術は２つの自然画をキー信号に従い加算回路
２６により合成するため、自然画を記憶する画像メモリ
を２つ使用する構成であった。Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青）を各８ビツトの信号で表現された自然画を画像メ
モリに記憶する場合。

ＮＴＳＣ方式の画像ならば１画像光たり約０．７Ｍバイ
トのメモリ容量で済むが、ハイビジ１２画像ならば１画
像光たり約６Ｍバイトものメモリ容量が必要である。こ
のため、回路規模が大きくなり、さらにコストも非常に
高くなるという問題があった。

本発明の目的は、従来の画像合成装置の構成要素である
２つの大容量の画像メモリを１つに減らすことにより回
路の合理化及びコストの削減がなされる画像合成装置を
提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明の画像合成装置にお
いて、画像メモリは１つとし、その代わりに第１と第２
のマスクメモリを備え、一方１表示装置においては画像
メモリから供給される背景画像の前面に第２のマスクメ
モリから供給されるマスク領域を重ね合わせて表示する
構成とした。

［作用］ 第１のマスクメモリは前景画像におけるマスク領域を記
憶する。第２のマスクメモリ（オーバーレイメモリ）は
前記マスク領域を補正した後のマスク領域を記憶する１
表示装置は画像メモリから供給される背景画像の前面に
前記第２のマスクメモリから供給されるマスク領域を重
ね合わせて表示する。使用者は表示装置の画面を見なが
ら、第２のマスクメモリに記憶されているマスク領域に
おいて不適当な領域があればその領域を修正し。

さらに領域の大きさ及び位置を補正できるので、容易に
所望の合成画像における合成領域を得ることができる。

第２のマスクメモリは本来文字または図形のデータを記
憶し、それら文字・図形を背景画像の前面に重ね合わせ
て表示するものであり、１画素当たり数ビットの小容量
メモリである。

本画像合成装置は画像メモリは１つだけとし。

もう１つの画像メモリの代わりに、マスク領域を記憶す
る第１のマスクメモリと、前記マスク領域を補正した後
のマスク領域を記憶する第２のマスクメモリを値えてい
る。このため、本画像合成装置は画像メモリを１つにす
ることができ、メモリ容量が大幅に減少するので、回路
の合理化とコストの削減ができる。

［実施例］ 以下２本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の画像合成装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。

第１図において、１は画像入力装置、２は記憶装置、３
は画像メモリ、４はマスク領域抽出手段、５はマスクメ
モリ、６はオーバーレイメモリ、７はマスク領域補正手
段、８は補正値メモリ、９は表示装置、１０は表示制御
部、１１は乗算回路。

１２は画像変換手段である。

次に、第３図は合成画像を作成するために必要な画像を
示す図である。

第３図において３１は合成画像、３２は合成画像３１に
おける重ね画像、３３は背景画像、３４は前景画像、３
５は前景画像３４においてマスクされる画像、３６はマ
スクメモリ５及びオーバーレイメモリ６に記憶されてい
るマスクデータ、斜線部３７はマスクメモリ５に記憶さ
れているマスク領域である。

第４図は背景画像３３に合成したい画像の大きさと位置
を補正する方法を示す図である。

第４図において、４１は背景画像３３の前面にマスク領
域３７がオーバーレイ表示された画像。

４２はオーバーレイメモリ６に記憶されている補正マス
クデータ、斜線部４３はオーバーレイメモＵ　６に記憶
されている補正マスク領域、４４は背景画像３３の前面
に補正マスク領域４３がオーバーレイ表示された画像で
ある。

以下、合成画像を作成する方法を第１図、第３図及び第
４図を用いて説明する。

まず、使用者は前景画像３４をスキャナー等の画像入力
装置１から取り込む、そして、前景画像３４はハードデ
ィスク等の記憶装ｅ２及びマスク領域抽出手段４に供給
される。記憶装置２は画像入力装置！１から供給される
前景画像３４を記憶する。また、画像入力装置１から前
景画像３４を供給されると、マスク領域抽出手段４はク
ロマキー処理等の演算処理によって、前景画像３４にお
いてマスクしたい両像３５の領域を表わすマスク領域３
７を抽出し、マスク領域３７におけるマスクデータ３６
を「１」、マスク領域３７以外の領域におけるマスクデ
ータ３６をｒＱＪとして、マスクデータ３６をマスクメ
モリ５及びオーバーレイメモリ６に供給する。

しかし、前記クロマキー処理等の演算処理によってマス
ク領域３７を抽出できない場合は、使用者が透明の紙を
前景画像の上に重ね合わせ、マスクしたい画像３５の輪
郭を黒色のペン等で抽出し、前記透明紙に書き込まれた
輪郭を画像入力装［１から取り込む、そして、前記輪郭
が画像入力装置１から供給されると、マスク領域抽出手
段４は、前記輪郭の内部のマスクデータ３６をｒｌＪ、
＠郭及びその外部のマスクデータ３６をｒＱＪとして、
マスクデータ３６をマスクメモリ５及びオーバーレイメ
モリ６に供給する。もし、オーバーレイメモリ６が１画
素当たり２ビット以上あれば。

オーバーレイメモリ６における任意の１プレーンをマス
クメモリ５として使用する構成にすることもできる。

次に、使用者は背景画像３３を画像入力装置１から取り
込み、背景画像３３は画像メモリ３に記憶される０画像
メモリ３から背景画像３３を供給され、さらにオーバー
レイメモリ６からマスクデータ３Ｇを供給されると１表
示装置９は表示制御部１０の制御により１画像４１に示
されるように背景画像３３の前面にマスク領域３７を白
等の色でオーバーレイ表示する。そして、使用者は表示
装置１９に表示されているオーバーレイ−画像４１を見
て、マスク領域３７の大きさ及び位置が適当かどうかを
判断する。もし、使用者は不適当であると判断すると、
マスク領域補正手段７によりオーバーレイメモリ６にお
けるマスク領域３７の大きさ及び位置を補正することが
できる。この間、表示袋［９には常に補正途中のオーバ
ーレイ画像が表示されていて、マスク領域３７が補正マ
スク領域４３で示されるような大きさ及び位置に補正さ
れ、オーバーレイメモリ６が補正マスクデータ４２に書
き換えられることにより、表示装置９においてオーバー
レイ画像４４に示されるような所望の画像が表示された
とき、マスク領域補正手段７による補正を終了する。マ
スク領域３７の補正が終了されたとき、その時点での大
きさ及び位置の補正値が補正値メモリ８に記憶される。

使用者がマスク領域補正手段７によりオーバーレイメモ
リ６におけるマスクデータを書き換えている際、もし、
使用者はマスク領域３７の補正の操作を失敗したならば
、オーバーレイメモリ６をマスクメモリ５に書き換える
ことにより、また始めからオーバーレイメモリ６におけ
るマスク領域３７の補正をやり直すことができる０次に
、記憶装置２から前景画像３４を供給され、かつマスク
メモリ５からマスク領域３７を供給されると、乗算回路
１１は乗算により、前景画像３４においてマスク領域３
７と重なる領域は前景画像３４のデータを変換せず、マ
スク領域３７と重ならない領域は前景画像３４のデータ
を「０」とする。これによって、乗算回路１１は前景画
像３４からマスク画像３５だけを抜き出し、このマスク
画像３５を画像変換手段１２に供給する。また、マスク
画像３５を記憶装置２に記憶させることもできる。

乗算回路１１からマスク画像３５を、かつ補正値メモリ
８から大きさ及び位置の補正値を供給されると、画像変
換手段１２はマスク領域３７を補正マスク領域４３に変
換したのと同様に、前記補正値に従いマスク画像３５の
各画素のアドレスを変換（、前記アドレス変換されたマ
スク画像３５を画像メモリ３に記憶されている背景＠９
３３に書き込む。

以上より１画像メモリ３における背景画像３３に重ね画
像３２が書き込まれた合成画像３１が作成される。そし
て１表示制御部１０により表示装置９におけるオーバー
レイ表示をＯＦＦにし５表示装置９に画像メモリ３から
供給される合成画像３１を表示する。そして、使用者は
表示装置９における合成画像３１を見て、所望の合成画
像であると判断すれば、その合成画像３１を記憶装置２
に記憶させる。

［発明の効果］ 以上説明したように１合成画像を作成する際に。

本発明の画像合成装置では２つの画像メモリの内１つの
画像メモリを小容量のオーバーレイメモリとマスクメモ
リとで代用するので１画像合成装置における回路の合理
化とコストの削減ができる。

例えば、ハイビジョン画像を扱うならば、約６Ｍバイト
の画像メモリを約０．５Ｍ〜ＩＭバイトのオーバーレイ
メモリと約２５０にバイトのマスクメモリとで代用する
ため、約５Ｍバイトのメモリ容量の減少が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像合成装置の一実施例の構成を示す
ブロック図、第２＠は画像合成装置の従来例の構成を示
すブロック図、第３図及び第４図は、第１図に記載の本
発明の画像合成装置の動作を説明するための概念図、で
ある。 １・・・画像入力装置、２・・・記憶装置、３・・・画
像メモリ、４・・・マスク領域抽出手段、５・・・マス
クメモリハロ・・・オーバーレイメモリ、７・・・マス
ク領域補正手段、８・・・補正値メモリ、９・・・表示
装置、１０・・・表示制御部、１１・・・乗算回路、１
２・・・画像変換手段、３３・・・背景画像、３４・・
・前景画像、３５・・・マスク画像、３６・・・マスク
データ、３７・・・マスク領域、４２・・・補正マスク
データ、４３・・・補正マスク領域、４４・・・補正後
のオーバーレイ画像。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、前景画像の一部を取り出し重ね画像として背景画像
   に重ねることにより合成画像を形成、表示する画像合成
   装置において、 画像入力手段と、該画像入力手段より取り込んだ前景画
   像を記憶する記憶手段と、画像入力手段より取り込んだ
   前記前景画像の中から重ね画像として取り出すべき領域
   をマスク領域として抽出するマスク領域抽出手段と、抽
   出された該マスク領域をそれぞれ記憶するマスクメモリ
   及びオーバーレイメモリと、 次に前記画像入力手段より取り込んだ背景画像を記憶す
   る画像メモリと、前記画像メモリからの背景画像と前記
   オーバーレイメモリからのマスク領域データを与えられ
   て背景画像にマスク領域をオーバーレイした画像を作成
   して表示する表示手段と、該表示手段に表示された画像
   からオーバーレイしたマスク領域の適、不適を判断して
   その補正を行うマスク領域補正手段と、該マスク領域補
   正手段による補正後の補正値を記憶する補正値メモリと
   、 前記記憶手段から取り出された前景画像と前記マスクメ
   モリから取り出されたマスク領域とを与えられてマスク
   画像を作成する演算手段と、該演算手段からのマスク画
   像と前記補正値メモリからの補正値データとから重ね画
   像を作成し、前記画像メモリに書き込んで画像メモリ内
   に合成画像を形成する画像変換手段と、該合成画像を与
   えられて表示する表示手段と、を具備して成ることを特
   徴とする画像合成装置。