JPH0962238A - 文字色設定装置 - Google Patents

文字色設定装置

Info

Publication number
JPH0962238A
JPH0962238A JP7216369A JP21636995A JPH0962238A JP H0962238 A JPH0962238 A JP H0962238A JP 7216369 A JP7216369 A JP 7216369A JP 21636995 A JP21636995 A JP 21636995A JP H0962238 A JPH0962238 A JP H0962238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
character
surrounding
surrounding pixel
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7216369A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikotaro Ito
彦太郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7216369A priority Critical patent/JPH0962238A/ja
Publication of JPH0962238A publication Critical patent/JPH0962238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Generation (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の色を有する画像データ上に文字データ
を重畳させるさいに、文字データ付近の画像データに色
調を乱れさせることなく、文字を読みやすく表示させ
る。 【解決手段】 複数の色を有する画像データ上に文字を
重畳させるさいに、周囲画素色(S1)と、平均周囲画
素色(S3)とを求めて、周囲画素色に少なく且つ平均
周囲画素色と色の差が大きい色を文字色として設定する
(S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像上に文字を合
成させる際に、文字と重畳する位置にある画像に対して
文字が目立つように文字色を設定する文字色設定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像を文字を重畳させて合成する際に、
第1に求められることとして、読み易くするということ
が挙げられる。そこで、従来、画像上に文字を合成して
表示するときには、文字の背景色に対応させて、はっき
り読み取れるような文字色をあらかじめ設定しておき、
この対応に基づいて、文字を表示しようとする画像領域
の色に設定された文字色を使用していた。
【0003】例えば、特開昭63-187973 号に開示された
「文字データ重畳装置」では、画像上に文字を合成させ
る際に、文字の周囲に位置する画素の色を、文字との明
暗の差が大きくなるように設定することにより、文字を
目立たせている。また、特開平2-202622号に開示された
「文字表示色制御回路」では、画面背景色と文字色とを
比較し、同じ色の場合には、文字色側のRGB値を反転
させることにより文字を目立たせている。
【0004】さらに、特開平5-257439号に開示された
「文字画像合成表示装置」では、文字の周囲の画素の色
を、文字画像の周囲の色情報と、背景画像全体の色情報
とから得られる対称色に変更することにより文字を目立
たせている。一方、特開平6-274639号に開示された「カ
ラー表示装置」では背景色をチェックし、背景色に対し
て目立つ色を反色として予め定義しておいた反色テーブ
ルに基づいて、この背景色の反色を導出して文字色に設
定することにより文字を目立たせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像上に文字を合成す
るにあたって、文字色として画像に合わない色を選択す
ると、画像全体の色のバランスが崩れてしまうので、不
自然になり、視聴者に違和感を覚えさせることがある。
従って、文字色は画像に対して不自然となる色合いを避
ける必要がある。しかしながら、上記特開昭63-187973
号の「文字データ重畳装置」や特開平5-257439号の「文
字画像合成表示装置」では、文字の周囲画素を変更して
しまうので、文字の判読自体は容易になるが、文字の周
囲の画像が損なわれてしまうという問題点を生じる。
【0006】一方、特開平2-202622号の「文字表示色制
御回路」及び特開平6-274639号の「カラー表示装置」で
は、特定の背景色に対応する文字色を記憶させたテーブ
ルを用いて、文字色の変換を行っているが、これらは、
背景色が一色であることを前提にしており、画像が複数
の背景色からなる場合には、一つの背景色に対して設定
された文字色が他の背景色と似た色となることもあり、
必ずしも読みにくさが改善されるとは限らない。また、
複数の背景色に対応可能にテーブルを設定したとして
も、自然画像などのように扱う色数が膨大になると、テ
ーブルを構成するデータが巨大かつ複雑になり、文字色
の設定が困難になるという問題点を生じる。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、色数の多い自然画像にお
いても、色調に合致した文字色の自動設定が可能な文字
色設定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る文
字色設定装置は、上記の課題を解決するために、画像デ
ータ上に画像化された文字データとを合成させる際に、
画像データの色調に応じて文字が見やすくなるように文
字色を設定する文字色設定装置であって、文字の表示領
域を囲む矩形の領域において、周囲画素色を検出する周
囲画素色検出手段と、周囲画素色中から得られる平均周
囲画素色を検出する平均周囲画素色出力手段と、周囲画
素色中にその存在数が少なく、かつ、平均周囲画素色の
色情報に対して差が大きい色を文字色として設定する文
字色設定手段が設けられていることを特徴としている。
上記のように、周囲画素が複数の色からなる場合でも、
その平均周囲画素色に対して差が大きい色を文字色とし
て設定することにより、文字全体として、周囲画素から
際立たせることが可能となるので、周囲画像を乱すこと
なく、かつ、読みやすいように、文字データを重畳させ
ることができる。
【0009】請求項2の発明に係る文字色設定装置は、
上記の課題を解決するために、画像データ上に画像化さ
れた文字データとを合成させる際に、画像データの色調
に応じて文字が見やすくなるように文字色を設定する文
字色設定装置であって、文字の表示領域を囲む矩形の領
域において、周囲画素色を検出する周囲画素色検出手段
と、周囲画素色中から得られる最多周囲画素色を検出す
る最多周囲画素色出力手段と、周囲画素色中にその存在
数が少なく、かつ、最多周囲画素色の色情報に対して差
が大きい色を文字色として設定する文字色設定手段が設
けられていることを特徴としている。上記のように、周
囲画素が複数の色からなる場合でも、その最多周囲画素
色に対して差が大きい色を文字色として設定することに
より、文字全体として、周囲画素から際立たせることが
可能となるので、周囲画像を乱すことなく、読みやすい
ように、文字データを重畳させることができる。
【0010】請求項3の発明に係る文字色設定装置は、
上記の課題を解決するために、画像データ上に画像化さ
れた文字データとを合成させる際に、画像データの色調
に応じて文字が見やすくなるように文字色を設定する文
字色設定装置であって、文字の表示領域を囲む矩形の領
域において、周囲画素色を検出する周囲画素色検出手段
と、周囲画素色中から得られる平均周囲画素色を検出す
る平均周囲画素色出力手段と、全画素の色情報を検出
し、各色情報ごとの存在数を検出する全画素色統計量検
出手段が設けられており、全画素色中に含まれるととも
に周囲画素色中で存在数が少なく、平均周囲画素色の色
情報に対して差が大きい色を文字色として設定する文字
色設定手段が設けられていることを特徴としている。上
記のように、周囲画素が複数の色からなる場合でも、そ
の平均周囲画素色に対して差が大きい色を文字色として
設定することにより、文字全体として、周囲画素から際
立たせることが可能となり、周囲画像を乱すことなく、
文字データの重畳ができる。しかも、文字色が元々画像
に含まれる色から構成されているので、不自然な感じを
与えることなく、また、文字データを画像に対して読み
やすくすることができる。
【0011】請求項4の発明に係る文字色設定装置は、
上記の課題を解決するために、画像データ上に画像化さ
れた文字データとを合成させる際に、画像データの色調
に応じて文字が見やすくなるように文字色を設定する文
字色設定装置であって、文字の表示領域を囲む矩形の領
域において、周囲画素色を検出する周囲画素色検出手段
と、周囲画素色中から得られる最多周囲画素色を検出す
る最多周囲画素色出力手段と、全画素の色情報を検出
し、各色情報ごとの存在数を検出する全画素色統計量検
出手段が設けられており、全画素色中に含まれるととも
に周囲画素色中で存在数が少なく、最多周囲画素色の色
情報に対して差が大きい色を文字色として設定する文字
色設定手段が設けられていることを特徴としている。上
記のように、周囲画素が複数の色からなる場合でも、そ
の平均周囲画素色に対して差が大きい色を文字色として
設定することにより、文字全体として、周囲画素から際
立たせることが可能となり、周囲画像を乱すことなく、
文字データの重畳ができる。しかも、文字色が元々画像
に含まれる色から構成されているので、不自然な感じを
与えることなく、また、文字データを画像に対して読み
やすくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る文字色設定装置の実
施の形態を図1ないし図16に基づいて説明すれば、以
下の通りである。なお、ここで説明する文字色設定装置
の構成は、図2に示すように、内部バス6を介して制御
装置1、プログラムメモリ2、データメモリ3、表示用
ディスプレイ5が接続された表示用制御装置4が接続さ
れるという、一般的なコンピューター装置と同様の構成
を有している。そして、プログラムメモリ2上の文字色
設定処理用のプログラムを制御装置1に読み込ませ、こ
のプログラムに従って、データメモリ3内の文字データ
及び画像データを演算させ、結果をデータメモリ3内に
記憶させるとともに、表示用制御装置4により表示用デ
ィスプレイ5に演算結果を表示させる構成である。
【0013】〔実施の形態1〕上記の文字色設定装置の
実施の一形態について図1ないし図8に基づいて説明す
れば、以下の通りである。本実施の形態の文字色設定装
置における文字色設定の考え方は、画像データにおける
文字表示領域の画像データの内で文字データと重畳しな
い画素(以下周囲画素と称する)の色を検出し、得られ
た周囲画素色(ここではRGB値を用いて定義してい
る)から平均周囲画素色を導出する。そして、周囲画素
中にその存在する数が少なく、かつ、平均周囲画素色と
の色の差が大きな色を文字色として設定するというもの
である。
【0014】そこで、本実施の形態では、図2に示した
文字色設定装置において、図3(a)に示すように、プ
ログラムメモリ2に、周囲画素色検出プログラム1
1、平均周囲画素色導出プログラム12、文字色設
定プログラム15が格納される一方、図3(b)に示す
ように、データメモリ3に、文字データ用領域21、画
像データ用領域22に加えて、各プログラムに対応して
平均周囲画素色用領域23、文字色データ用領域24、
周囲画素色用領域27が設定されている。
【0015】上記の構成に基づいて本実施の形態におけ
る文字色設定装置の動作を説明する前に、上記、、
の各プログラムにおける動作を説明する。 周囲画素色検出プログラム 図4(a)に示すように、文字データがx方向に1+δ
X個、y方向に1+δY個の画素数からなる文字領域8
を形成しているとして、文字データを画像データ上に重
畳させる際には、文字領域8上の1データ(例えばデー
タ8a)のアドレスを設定してやれば、図4(b)に示
すように、画像データの画像表示領域7において、文字
データの文字表示領域8′が決定される。例えば、デー
タ8aのアドレスをA(X0,Y0) とすると、文字表示領域
8′はA(X0,Y0),B(X0+δX,Y0),C(X0, Y0+δY), D(X
0+δX, Y0+δY)の4点に囲まれた矩形領域となる。上記
の画像表示領域7に表示される画像データ9は図5
(a)に示すように、ヘッダ部9aとデータ本体9bと
からなり、ヘッダ部9aには、画像データ9のサイズや
RGB値の分解能を示す数値などが記録され、データ本
体9bにおいては、先頭から3つずつの数字が組とな
り、それぞれ一画素のデータ9c…を構成するという形
式で、上記画像データ用領域22に格納されている。な
お、データ9cの中の先頭の数字がR値、2番目の数字
がG値、3番目の数字がB値の階調を示している。
【0016】一方、文字を構成する文字データ10は図
5(b)に示すように、上記アドレスA(X0,Y0) に続い
て、それぞれxy方向の画素数の増分データΔ(δX,δ
Y)が配置され、その後にデータ本体10aが配置される
という形式で、上記文字データ用領域に格納されてい
る。このデータ本体10aにおいては、一つの数字が1
画素に対応しており、文字データ10の画素が存在する
位置には数字の1が、存在しない位置には数字の0が対
応している。図4からも判るように、表示の際には画素
で表現されており、文字データも、文字の形をした画像
データであることがわかる。
【0017】上記の周囲画素色プログラム11の処理手
順を図6に基づいて説明すれば以下の通りである。制御
装置は周囲画素色検出プログラムにしたがって、文字デ
ータ10のデータ本体10aを見ながら画像データのフ
ィールドや存在数の追加を行うが、この時まず、画像表
示領域7上の画素の位置を示す変数x、yそれぞれに0
が設定されるとともに、上記アドレスAと増分データΔ
の値から、文字表示領域及び周囲画素に該当する領域が
決定される(S11)。図5(b)の例で言えばアドレ
スA(64,64) 、増分データΔ(128,32) となるので、A
(64,64) 、B(64+128,64) 、C(64,64+32)、D(192,96)
の4つの画素に囲まれた文字表示領域8′に対してRG
B値のカウントが行われることになる。
【0018】上記文字表示領域は、S12及びS23、
S24との組み合わせで組まれたループにより、画像表
示領域7上のy方向の文字データの範囲が検出され、S
13及びS21、S22との組み合わせで組まれたルー
プにより、画像表示領域7上のx方向の文字データの表
示範囲が検出される。文字データの表示領域8′が検出
されると、文字データを読み込み(S14)、表示領域
8′の中で、文字データ10上において0となる画素
(文字データ中の周囲画素)を検出する(S15)。こ
のとき、画像データ9のデータ本体9bも同時に監視す
ることにより、周囲画素におけるRGB値のみ統計量を
計算し、文字が重畳される箇所(画素データ1)のRG
B値のカウントは行わないようにしている。そして、得
られた周囲画素のRGB値がフィールドに読み込まれる
(S16)。
【0019】上記のRGB値のカウントは、RGB値の
存在数の統計を取ることによって行われているが、その
一例を図7に示す。これは、画素のRGB値の出現順に
確保したフィールドに、そのRGB値とカウントを終了
した内の同一RGB値の既出の数(存在数)を記憶させ
る。なおフィールドに付けられた数字は端なる除数であ
り、この数字の小さい順からフィールドが確保されたこ
とを意味するだけである。例えば、図7(a)の例で
は、文字データの先頭に(255,255,255) のRGB値を有
する画素データがあり、また、先頭から63個の画素迄
の中に(255,255,255) のRGB値を有する画素データが
3個存在していることを意味する。
【0020】そして、周囲画素のRGB値を読み込むご
とに、既知のRGB値かどうかを、統計データのRGB
値と比較しながら判定する(S17)。もし、S16で
読み込まれたRGB値が未知のRGB値であれば、新規
のRGB用フィールドが作成され(S18)、その存在
数に1を設定する(S19)が、もし、既知のRGB値
であれば、該当するRGB値のフィールドにおいて存在
数に1を加える(S20)。ここで、図7(a)におい
て、新しく読み込んだ画素のRGB値が(230,4,203) と
すると、このRGB値は未知のRGB値であるから、図
7(b)に示すように、RGB値(230,4,203) 用の5番
目のフィールドが新たに作成され、存在数1が設定され
る。
【0021】一方、図7(a)において、新しく読み込
んだ画素のRGB値が(0,0,0) とすると、このRGB値
は既知のRGB値であるから、RGB値(0,0,0) 用のフ
ィールドにおける存在数に、1が加算されて、図7
(c)に示す状態となる。そして、全ての文字データの
表示領域8′における周囲画素についての統計をカウン
トし終えると上記の処理が終了する。この処理により、
文字データ中の周囲画素色の検出が行われる。
【0022】平均周囲画素色導出プログラム 上記の周囲画素色は図7(a)に示すように、存在する
RGB値と、そのRGB値の存在数が対になったもので
ある。そして、平均周囲画素色は各RGBとその存在数
を掛けたものを全て足し合わせ、全存在数で割ったもの
である。従って、図7(a)における平均周囲画素色
は、平均周囲画素色のRGB値を(R,G,B)として、 R=(255×3+ 0×20+124×38+ 99×2)/(3+20+38+2)=90.079… G=(255×3+ 0×20+ 38×38+181×2)/(3+20+38+2)=40.809… B=(255×3+ 0×20+ 44×38+203×2)/(3+20+38+2)=45.126… であるが、RGB値は整数であるから、四捨五入し、平
均周囲画素色(R,G,B)=(90,41,45)が得られる。
【0023】文字色設定プログラム 文字色の設定に当たって、まず、図8に示すように、文
字色として設定しようとするRGB値の候補を予め複数
個選択しておく。そして、制御装置1が周囲画素色のR
GB値を読み込み、文字色の候補のRGB値の中から周
囲画素色で存在数の多いものを削除する。なお、前記同
様、周囲画素色として図7(a)に示すデータが得られ
たとする。例えば、存在数が5を超えるRGB値は削除
することにすると、図8中の(0,0,0) というRGB値
が、図7(a)中で存在数が5を超えているために削除
される。これにより、文字色の候補が絞り込まれること
になる。さらに、データメモリ3に格納されている平均
周囲画素色のRGB値を読み込み、絞り込まれた候補の
中で上記平均周囲画素色のRGB値に対して最も差が大
きくなるようなRGB値を文字色のRGB値として設定
する。上記の例では、前記で求めた平均周囲画素色の
RGB値が(90,41,45)であるから、差が最も大きくな
るRGB値の候補は(255,255,255)になる。
【0024】上記の各プログラムの処理を前提とし図1
に基づいて、本実施の形態における文字色設定装置の作
動を説明する。図1に示すように、まず制御装置1が周
囲画素色検出プログラム11を読み込んで、前述のよう
に、データメモリ3内の文字データ用領域21に格納さ
れている文字データと、この文字データが重畳される画
像データから、周囲画素におけるRGB値を検出する
(S1)。得られた周囲画素におけるRGB値は周囲画
素色として、それぞれデータメモリ3内の周囲画素色用
領域27に格納される(S2)。次に、制御装置1が平
均周囲画素色導出プログラム12を読み込んで、前述の
ように、上記周囲画素におけるRGB値の平均値(平均
周囲画素色)を導出する(S3)。そして、求められた
平均周囲画素色をデータメモリ3内の平均周囲画素色用
領域23に格納する(S4)。さらに、制御装置1が文
字色設定プログラム15を読み込んで、前述のように、
予め用意された複数の色の中から、周囲画素色における
存在数の多い色を排除して、残りの色の中から平均周囲
画素色と色の差の大きいRGB値を文字色として設定す
る(S5)。このようにして得られた文字色のRGB値
がデータメモリ3の文字色データ用領域24に格納さ
れ、文字色の設定が終了する(S6)。
【0025】上記のように、文字色の候補として複数色
の選択肢を用意しておき、その中から、周囲画素色にお
いて、存在数の多い色を排除するとともに、平均周囲画
素色と色の差の大きい色を選択することにより、周囲画
素色の種類が多くなっても、より読みやすい文字色を設
定することができる。
【0026】〔実施の形態2〕上記の文字色設定装置の
実施の他の形態について図1及び図2、図5、図7、図
9ないし図16に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に
示した構成と同一の機能を有する構成には、同一の符号
を付記し、その説明を省略する。
【0027】本実施の形態の文字色設定装置における文
字色設定の考え方は、前記の実施の形態1と同様に画像
データと文字データとに基づいて、周囲画素色を検出
し、得られた周囲画素色から平均周囲画素色を導出す
る。さらに、画像データの全画素から全画素色統計量を
検出する。そして、上記の周囲画素色と平均周囲画素色
とにより、全画素色から得られるRGB値の中から文字
色を設定するというものである。
【0028】従って、本実施の形態において、プログラ
ムメモリ2には図9(a)に示すように、周囲画素色
検出プログラム11、平均周囲画素色導出プログラム
12、′文字色設定プログラム16、全画素色統計
量検出プログラム13が格納されており、データメモリ
3には、文字データ用領域21、画像データ用領域22
に加えて、図9(b)に示すように、各プログラムに対
応して周囲画素色用領域27、平均周囲画素色用領域2
3、文字色データ用領域24、全画素色統計量用領域2
5が設定されている。
【0029】上記の構成に基づいて本実施の形態におけ
る文字色設定装置の動作を説明する前に、上記の各プロ
グラムにおける動作を説明する。なお、、について
は実施の形態1で説明した通りであるので省略する。以
下、′、の各プログラムにおける処理手順を説明す
る。
【0030】全画素色統計量検出プログラム 上記の全画素色統計量とは、前述の図7(a)〜(c)
に示したRGB値で分類したその存在数を計数するとい
う操作を画像データ全体に対して行ったものである。画
像データは実施の形態1でも述べたように、例えば、図
5(a)に示す画像データ9のような形式のファイルと
してデータメモリ3に格納されている。上記画像データ
9においてはヘッダ部9aの2行目がその画像データの
サイズを示しており、この例では、x方向の画素数が 2
88個、y方向の画素数が 312個であるから、全画素数は
288×312= 89856画素となり、この画素数分だけ、画像
データにおけるデータ本体9bのRGB値をカウントす
ればよい。
【0031】そこで、図11に示すように、まず、全画
素計数のための変数iに0を設定し、画素数の最大値G
max を読み込む。この場合全画像データを対象としてい
るために、xy座標にこだわらず一次元のデータとして
処理することができる。
【0032】最大値Gmax は上記全画素数のことであ
り、上記例ではGmax=89856 となる(S41)。そし
て、S42でi≦Gmax かどうかを判断し、i≦Gmax
でない場合、S43に進んで、画像データのRGB値を
読み込む。そして、S44で、このRGB値が全画素数
統計量上に存在するかどうかを確認する。
【0033】もし、このRGB値が未知のRGB値な
ら、そのRGB値用のフィールドを設定し、RGB値を
格納するとともに(S45)、存在数に1を設定する
(S46)。また既知のRGB値であるなら、その存在
数に1を加算する(S47)。そして、iに1を加え
て、S42に戻り、i≦Gmax になるまで、上記の処理
を繰り返す。これは、前出の周囲画素色の統計量を求め
た時とほぼ同様の処理であり、単にカウントする画像領
域の違いのみである。この操作を全画像データに対して
行うことにより全画素色統計量を求めることができる。
【0034】′文字色設定プログラム 実施の形態1で示した文字色設定プログラム15と
は、上記の全画素色統計量を用いて、この全画素色統計
量の中から文字色として設定しようとするRGB値の候
補を選択する点が異なっている。具体的に言えば、全画
素色統計量から周囲画素色に示されているRGB値の中
で存在数の多いものを削除する。例えば、存在数5を超
えるRGB値を削除すると設定しておけば、周囲画素色
の中で存在数が5を超えるRGB値が全画素色統計量か
ら削除され、全画素色統計量が絞り込まれる。ここで、
図7(a)に示す周囲画素色が得られ、全画素色統計量
が図10(a)に示すものであったとすると、全画素色
統計量の中にあり、かつ、周囲画素色においてその存在
数が5を超えるRGB値、すなわち、RGB値(124,38,
44) が全画素色統計量から削除されることになる。デー
タメモリ3に格納されている平均周囲画素色のRGB値
を読み込み、絞り込まれた全画素色統計量の中から、平
均周囲画素色のRGB値に対して最も差が大きくなるよ
うなRGB値を文字色のRGB値として設定する。平均
周囲画素色のRGB値を(250,8,214) とすると、図10
(a)の例では、最も2乗誤差の大きいRGB値(0,25
2,1) が文字の色として設定されることになる。
【0035】上記の全画素色統計量検出プログラム16
の処理手順を図12に基づいて説明すれば以下の通りで
ある。図12に示すように、まず、全画素色統計量によ
り、周囲画素色において所定数以上の存在数を有するR
GB値が削除され、文字色の候補として全画素色統計量
が絞り込まれる(S50)。また、平均周囲画素色のR
GB値を、RGBaveに格納しておく(S51)。
【0036】そして、上記で絞り込まれた全画素色統計
量の各データをRGBval に格納し(S52)、平均周
囲画素色RGBave と各全画素色統計量RGBval との
間の2乗誤差Dval を計算する(S53)。最後に得ら
れた2乗誤差Dval が最大であれば(S54)、その2
乗誤差Dval の値を最大2乗誤差Dmax に格納し(S5
5)、S56で全画素色統計量の全てを読み込んだかど
うかを判断させる。全ての全画素色統計量について終了
し、そのときの、最大2乗誤差RGBmax に格納されて
いるRGB値を文字色として設定する(S57)。
【0037】上記の各プログラムの処理を前提とし図1
3に基づいて、本実施の形態における文字色設定装置の
作動を説明する。図13に示すように、まず制御装置1
が周囲画素色検出プログラム11を読み込んで、データ
メモリ3の文字データ用領域21に格納されている文字
データと、画像データ用領域22に格納されているこの
文字データが重畳される画像データから、周囲画素にお
けるRGB値を検出し(S31)、得られた周囲画素に
おけるRGB値は周囲画素色として、それぞれデータメ
モリ3内の周囲画素色用領域27に格納される(S3
2)。そして、次に、制御装置1が平均周囲画素色導出
プログラム12を読み込んで、上記周囲画素における平
均周囲画素色を導出する(S33)。そして、求められ
た平均周囲画素色をデータメモリ3内の平均周囲画素色
用領域23に格納する(S34)。
【0038】ここまでの処理は前記実施の形態1と同様
である。さらに、制御装置1が全画素色統計量検出プロ
グラム13を読み込んで、前述のように、データメモリ
3内の画像データ用領域22に格納されている文字デー
タとの重畳が行われた画像データから、文字データを除
く全画象データにおけるRGB値の統計量を検出する
(S35)。領域内のカウントが全て終わって得られた
全画素色統計量がデータメモリ3内の全画素色統計量用
領域25に格納される(S36)。そして、制御装置1
が文字色設定プログラム16を読み込んで前述のよう
に、周囲画素色、平均周囲画素色と全画素色統計量に基
づいて、文字色のRGB値を導出し設定する(S3
7)。このようにして得られた文字色のRGB値がデー
タメモリ3の文字色データ用領域21に格納され、文字
色の設定が終了する(S38)。
【0039】本実施の形態では、文字色として設定する
色として、全画像で用いられている色の中から文字の表
示領域8′の周囲画素に対して、最も色情報の差の大き
い色を選択することで、文字と画像との違和感を低減す
るとともに、文字の読みやすさを改善することが出来
る。また、上記において、全画素色統計量における存在
数の上位のものを抽出して、さらに、選択する色を絞り
込むことにより、より自然な文字色を設定することがで
きる。この場合、プログラムメモリ2には図14(a)
に示すように、図9(a)のプログラムメモリ2に対し
て、上位全画素色統計量抽出プログラム14が追加さ
れ、それに応じて、データメモリ3には、図14(b)
に示すように、上位全画素色統計量用領域26が追加設
定されている。
【0040】上記の上位全画素色統計量抽出プログラム
14の処理について、図15に基づいて簡単に説明して
おく。まず、全画素色統計量を読み込んで(S61)、
これを存在数の多い順に並び変える(S62)。そし
て、並び変えを終了した全画素色統計量から、存在数の
多い順から上位Nmax番目までの画素色を選択して、上位
全画素色統計量を設定する(S63)。これは、上記の
全画素色統計量から、存在数M個以上の画素色を選択す
るなどしてもよい。例えば、全画素色統計量が図10
(a)に示すデータであった場合、まず、この全画素色
統計量を存在数の多い順に並び変えて(図10
(b))、存在数の多い順から上位4番目までの画素色
を上位全画素色統計量として選択するとした場合、上位
全画素色統計量は図10(c)に示すものとなる。
【0041】そして、図16に示すように、図13に示
すフロー図に対して、S36の後に上位画素色統計量の
抽出(S39)と上位全画素色統計量の格納(S40)
の処理を追加するとともに、S37の文字色の導出で用
いる全画素色統計量を上位全画素色統計量に置き換える
だけでよい。
【0042】S39においては、制御装置1が上位全画
素色統計量抽出プログラム14を読み込んで、全画素色
統計量の中から存在数の上位のものを抽出し、S40
で、上位全画素色統計量をデータメモリ3内の上位全画
素色統計量用領域26に格納している。そして、文字色
設定プログラム16では、全画素色統計量を上位全画素
色統計量に置き換えて処理を行わせるが、例えば、上位
全画素色統計量及び周囲画素色がそれぞれ図10(c)
及び図7(a)に示すデータであるとき、平均周囲画素
色を(250,214,31)とすれば、周囲画素色の中で、存在数
が少なく、平均周囲画素色との2乗誤差が最大となる
(0,34,142)が上位全画素色統計量の中から文字色として
設定される。この場合、文字色の選択範囲を全画像にお
ける出現頻度の高いものに限定しているので、より自然
な文字と画像との合成画像を得ることができる。なお、
上記で示した各実施の形態において、平均周囲画素色導
出プログラム12及び平均周囲画素色用領域23をそれ
ぞれ、最多周囲画素色導出プログラム、最多周囲画素色
用領域に置き換えてもよい。
【0043】上記の最多周囲画素色導出プログラムは、
データメモリ3の周囲画素用領域27に格納されている
周囲画素色の情報から、周囲画素のRGB値の中で最も
存在数の多いRGB値を検出するもので、例えば、周囲
画素色が図7(a)に示すように存在しているとする
と、存在数の最も多いRGB値(124,38,44) が最多のR
GB値として検出され、この最多周囲画素色のRGB値
が上記の最多周囲画素色用領域に格納されることにな
る。以下の処理においても、平均周囲画素色を最多周囲
画素色に置き換えて、同様に処理を続行させればよい。
この場合、文字色として、画像データにおいて出現頻度
の高いRGB値を選択しているため、画像データにマッ
チした文字色となり、自然な画像を得ることができる。
また、最多周囲画素色と最も差が大きく、存在数の少な
いRGB値を選択しているので、周囲画像に対して文字
がより強調され、読みやすくすることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明に係る文字色設定装置
は、以上のように、画像データ上に画像化された文字デ
ータとを合成させる際に、画像データの色調に応じて文
字が見やすくなるように文字色を設定する文字色設定装
置であって、文字の表示領域を囲む矩形の領域におい
て、周囲画素色を検出する周囲画素色検出手段と、周囲
画素色中から得られる平均周囲画素色を検出する平均周
囲画素色出力手段と、周囲画素色中にその存在数が少な
く、かつ、平均周囲画素色の色情報に対して差が大きい
色を文字色として設定する文字色設定手段が設けられて
いる構成である。
【0045】また、請求項2の発明に係る文字色設定装
置は、以上のように、画像データ上に画像化された文字
データとを合成させる際に、画像データの色調に応じて
文字が見やすくなるように文字色を設定する文字色設定
装置であって、文字の表示領域を囲む矩形の領域におい
て、周囲画素色を検出する周囲画素色検出手段と、周囲
画素色中から得られる最多周囲画素色を検出する最多周
囲画素色出力手段と、周囲画素色中にその存在数が少な
く、かつ、最多周囲画素色の色情報に対して差が大きい
色を文字色として設定する文字色設定手段が設けられて
いる構成である。
【0046】それゆえ、周囲画素が複数の色からなる場
合でも、文字全体として、周囲画素から際立たせること
ができる文字色に設定することができるので、周囲画像
を乱すことなく、かつ、文字データの読みやすさを向上
させることができるという効果を奏する。
【0047】請求項3の発明に係る文字色設定装置は、
以上のように、画像データ上に画像化された文字データ
とを合成させる際に、画像データの色調に応じて文字が
見やすくなるように文字色を設定する文字色設定装置で
あって、文字の表示領域を囲む矩形の領域において、周
囲画素色を検出する周囲画素色検出手段と、周囲画素色
中から得られる平均周囲画素色を検出する平均周囲画素
色出力手段と、全画素の色情報を検出し、各色情報ごと
の存在数を検出する全画素色統計量検出手段が設けられ
ており、全画素色中に含まれるとともに周囲画素色中で
存在数が少なく、平均周囲画素色の色情報に対して差が
大きい色を文字色として設定する文字色設定手段が設け
られている構成である。
【0048】また、請求項4の発明に係る文字色設定装
置は、以上のように、画像データ上に画像化された文字
データとを合成させる際に、画像データの色調に応じて
文字が見やすくなるように文字色を設定する文字色設定
装置であって、文字の表示領域を囲む矩形の領域におい
て、周囲画素色を検出する周囲画素色検出手段と、周囲
画素色中から得られる最多周囲画素色を検出する最多周
囲画素色出力手段と、全画素の色情報を検出し、各色情
報ごとの存在数を検出する全画素色統計量検出手段が設
けられており、全画素色中に含まれるとともに周囲画素
色中で存在数が少なく、最多周囲画素色の色情報に対し
て差が大きい色を文字色として設定する文字色設定手段
が設けられている構成である。
【0049】それゆえ、周囲画素が複数の色からなる場
合でも、文字全体として、周囲画素から際立たせること
が可能となり、周囲画像を乱すことなく、文字データの
重畳ができるとともに、文字色が元々画像に含まれる色
から構成されているので、画像データ全体の調和を壊す
ことなく、文字の重畳が可能となり、文字データの読み
やすさを向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る文字色設定装置に
おける処理手順を説明するフロー図である。
【図2】上記文字色設定装置のハードウエア構成を示す
概略図である。
【図3】本発明の実施の一形態に係る文字色設定装置の
ハードウエアにおけるプログラムメモリとデータメモリ
の構成を示す概略図である。
【図4】画像データ及び文字データの位置関係を示す説
明図である。
【図5】データメモリ上のデータ構造を示すもので、同
図(a)は画像データの構造を示す概念図であり、同図
(b)は文字データの構造を示す概念図である。
【図6】周囲画素色検出プログラムにおける処理手順を
示すフロー図である。
【図7】周囲画素のRGB値の検出過程におけるフィー
ルドの状況を示すもので、同図(a)は、ある瞬間のフ
ィールドを示すものであり、同図(b)は、同図(a)
の次に未知のRGB値が検出され変化したフィールドを
示すものであり、同図(c)は、同図(a)の次に既知
のRGB値が検出され変化したフィールドを示すもので
ある。
【図8】本発明の実施の一形態において、文字色候補を
示す表である。
【図9】本発明の実施の他の形態に係る文字色設定装置
のハードウエアにおけるプログラムメモリとデータメモ
リの構成を示す概略図である。
【図10】全画素色統計量のRGB値のフィールドを示
す表であり、同図(a)は、全画素色統計量の検出直後
の状態をフィールドを示す表であり、同図(b)は、同
図(a)における存在数の多い順に並び変えられたフィ
ールドを示す表であり、同図(c)は、上位4番目まで
に制限された、上位全画素色統計量のRGB値のフィー
ルドを示す表である。
【図11】全画素色統計量検出プログラムの処理手順を
示すフロー図である。
【図12】全画素統計量を用いた文字色設定プログラム
の処理手順を示すフロー図である。
【図13】本発明の実施の他の形態に係る文字色設定装
置における処理手順を説明するフロー図である。
【図14】図9に示すプログラムメモリとデータメモリ
の構成において、上位画素色統計量抽出プログラムが追
加された場合の対応を示す概略図である。
【図15】上位画素色統計量抽出プログラムの処理手順
を示すフロー図である。
【図16】本発明の実施の他の形態に係る文字色設定装
置において、上位画素色統計量抽出プログラムが追加さ
れた場合の処理手順を説明するフロー図である。
【符号の説明】
8′ 文字表示領域(表示領域) 9 画像データ 10 文字データ 11 周囲画素色検出プログラム(周囲画素色検出
手段) 12 平均周囲画素色導出プログラム(平均周囲画
素色検出手段) 13 全画素色統計量検出プログラム(全画素色統
計量検出手段) 15 文字色設定プログラム(第1文字色設定手
段) 16 文字色設定プログラム(第2文字色設定手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/28 610 G06F 15/66 450 H04N 1/387 9365−5H 15/72 310 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ上に画像化された文字データと
    を合成させる際に、画像データの色調に応じて文字が見
    やすくなるように文字色を設定する文字色設定装置であ
    って、 文字の表示領域を囲む矩形の領域において、周囲画素色
    を検出する周囲画素色検出手段と、周囲画素色中から得
    られる平均周囲画素色を検出する平均周囲画素色出力手
    段と、周囲画素色中にその存在数が少なく、かつ、平均
    周囲画素色の色情報に対して差が大きい色を文字色とし
    て設定する第1文字色設定手段が設けられていることを
    特徴とする文字色設定装置。
  2. 【請求項2】画像データ上に画像化された文字データと
    を合成させる際に、画像データの色調に応じて文字が見
    やすくなるように文字色を設定する文字色設定装置であ
    って、 文字の表示領域を囲む矩形の領域において、周囲画素色
    を検出する周囲画素色検出手段と、周囲画素色中から得
    られる最多周囲画素色を検出する最多周囲画素色出力手
    段と、周囲画素色中にその存在数が少なく、かつ、最多
    周囲画素色の色情報に対して差が大きい色を文字色とし
    て設定する第1文字色設定手段が設けられていることを
    特徴とする文字色設定装置。
  3. 【請求項3】画像データ上に画像化された文字データと
    を合成させる際に、画像データの色調に応じて文字が見
    やすくなるように文字色を設定する文字色設定装置であ
    って、 文字の表示領域を囲む矩形の領域において、周囲画素色
    を検出する周囲画素色検出手段と、周囲画素色中から得
    られる平均周囲画素色を検出する平均周囲画素色出力手
    段と、全画素の色情報を検出し、各色情報ごとの存在数
    を検出する全画素色統計量検出手段が設けられており、
    全画素色中に含まれるとともに周囲画素色中で存在数が
    少なく、平均周囲画素色の色情報に対して差が大きい色
    を文字色として設定する第2文字色設定手段が設けられ
    ていることを特徴とする文字色設定装置。
  4. 【請求項4】画像データ上に画像化された文字データと
    を合成させる際に、画像データの色調に応じて文字が見
    やすくなるように文字色を設定する文字色設定装置であ
    って、文字の表示領域を囲む矩形の領域において、周囲
    画素色を検出する周囲画素色検出手段と、周囲画素色中
    から得られる最多周囲画素色を検出する最多周囲画素色
    出力手段と、全画素の色情報を検出し、各色情報ごとの
    存在数を検出する全画素色統計量検出手段が設けられて
    おり、全画素色中に含まれるとともに周囲画素色中で存
    在数が少なく、最多周囲画素色の色情報に対して差が大
    きい色を文字色として設定する第2文字色設定手段が設
    けられていることを特徴とする文字色設定装置。
JP7216369A 1995-08-24 1995-08-24 文字色設定装置 Pending JPH0962238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7216369A JPH0962238A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 文字色設定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7216369A JPH0962238A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 文字色設定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0962238A true JPH0962238A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16687503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7216369A Pending JPH0962238A (ja) 1995-08-24 1995-08-24 文字色設定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0962238A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7324118B2 (en) 2001-08-31 2008-01-29 Ricoh Company, Ltd. Super imposed image display color selection system and method
US7813546B2 (en) 2000-09-04 2010-10-12 Minolta Co., Ltd. Image processing device, program product and method
JP2013537644A (ja) * 2011-09-16 2013-10-03 ファーウェイ デバイス カンパニー リミテッド 文字表示方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7813546B2 (en) 2000-09-04 2010-10-12 Minolta Co., Ltd. Image processing device, program product and method
US7324118B2 (en) 2001-08-31 2008-01-29 Ricoh Company, Ltd. Super imposed image display color selection system and method
JP2013537644A (ja) * 2011-09-16 2013-10-03 ファーウェイ デバイス カンパニー リミテッド 文字表示方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7307643B2 (en) Image display control unit, image display control method, image displaying apparatus, and image display control program recorded computer-readable recording medium
EP0183564B1 (en) Image forming apparatus
JPH09509766A (ja) 単一のフレームバッファを有する画像処理システム
EP0895187A2 (en) A method for scaling an image
JPH10178541A (ja) 画像処理方法、文書表示方法及びコンピュータ実行操作選択方法
KR970064189A (ko) 수평주사선용표시 스캔메모리를 사용한 화소연산 생성형 테리비전온스크린 표시장치
KR100818718B1 (ko) 화상 처리 장치, 및 화상 처리 프로그램이 기록된 컴퓨터판독가능한 기록 매체
JPH01321578A (ja) 画像表示装置
JP5136645B2 (ja) 電子ペーパ端末装置、画像表示制御プログラム、および画像表示制御方法
JPH0962238A (ja) 文字色設定装置
US20050134601A1 (en) Method and system to combine a digital graphics object and a digital picture
JP3084729B2 (ja) デジタルオシロスコープ
JPS5820437B2 (ja) 図形の拡大表示処理方式
JPH0772826A (ja) 液晶表示装置
JP3000855B2 (ja) 文字図形処理装置及び情報処理装置
US5585820A (en) Apparatus for and method of generating characters
JP2820068B2 (ja) 画像データ合成表示装置
JPH07134769A (ja) 画像合成におけるアンチエリアシング処理方法
JP3043697B2 (ja) αブレンディング画像の表示装置及び表示方法
JPH0736437A (ja) 画像データ処理装置
JP2591064B2 (ja) 文字多重放送受信装置
JPH05119766A (ja) 画像処理装置
JPH09130710A (ja) 液晶表示映像信号生成装置
JPH08272351A (ja) 画像処理装置
JP2891318B2 (ja) ビットマップフォント作成方法