JPH10140647A - インナーバルコニーの防水処理方法および構築方法 - Google Patents

インナーバルコニーの防水処理方法および構築方法

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JPH10140647A
JPH10140647A JP30171196A JP30171196A JPH10140647A JP H10140647 A JPH10140647 A JP H10140647A JP 30171196 A JP30171196 A JP 30171196A JP 30171196 A JP30171196 A JP 30171196A JP H10140647 A JPH10140647 A JP H10140647A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インナーバルコニーの構築における防水処理
の作業を単純化することができるインナーバルコニーの
防水処理方法および構築方法を提供する。 【解決手段】 3方が壁部14,40,40によって囲
まれたインナーバルコニー10の防水処理方法である。
このインナーバルコニー10の防水処理方法は、3方を
囲む壁部14,40,40の下辺部18,41,41お
よび3方を囲む壁部14,40,40の下辺部18,4
1,41が形成する入隅部11,12に予め縁部用防水
シート32,44,44を貼付する工程と、3方を囲む
壁部14,40,40の下辺部18,41,41によっ
て囲まれた領域に底面用防水シート56を敷設し、3辺
に位置する縁部用防水シート32,44,44と底部用
防水シート56とを重ね合わせる工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インナーバルコニ
ーの防水処理方法および構築方法に関し、特に、防水処
理の作業を単純化することができるインナーバルコニー
の防水処理方法および構築方法に関する。
【0002】
【関連技術および発明が解決しようとする課題】従来、
インナーバルコニーの構築における防水処理において
は、バルコニー縁部への防水シートの貼付を含む工程
と、バルコニー底部への防水シートの貼付を含む工程と
が区別されていなかったため、防水処理作業が複雑にな
り、多くの工数を必要とするという問題点があった。
【0003】また、インナーバルコニーの構築において
は、入隅部の防水処理は、複雑な形状の箇所の微妙な接
着作業を含むため、その作業に熟練を要するとともに、
相当の工数も必要とするという問題点があった。
【0004】さらに、入隅部の防水処理は、現場作業で
あるため、施工の質にばらつきが生じやすいという問題
点もあった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、インナーバルコニー
の構築における防水処理の作業を単純化することができ
るインナーバルコニーの防水処理方法および構築方法を
提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、インナーバル
コニーの構築における防水処理の現場作業において、熟
練を要することなく施工が可能で、工数を短縮すること
ができ、防水処理の品質のばらつきを減少させることが
可能なインナーバルコニーの防水処理方法および構築方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、本欄においては、
上記目的を達成するための手段を、本願の各請求項の各
構成要件に対して本願の実施の形態の符号を対応させて
説明する。
【0008】請求項1に記載の発明に係るインナーバル
コニー10の防水処理方法は、3方が壁部14,40,
40によって囲まれたインナーバルコニー10の防水処
理方法であって、前記3方を囲む壁部の下辺部18,4
1,41および前記3方を囲む壁部の下辺部が形成する
入隅部11,12に予め縁部用防水シート32,44,
44を貼付する工程と、前記3方を囲む壁部の下辺部に
よって囲まれた領域に底面用防水シート56を敷設し、
3辺に位置する前記縁部用防水シートと前記底部用防水
シートとを重ね合わせる工程と、を有することを特徴と
する。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、3方が壁
部によって囲まれたインナーバルコニーの防水処理が次
のようにして行われる。すなわち、まず、3方を囲む壁
部の下辺部およびその下辺部が形成する入隅部に予めイ
ンナーバルコニーの縁部用防水シートを貼付し、そし
て、3方を囲む壁部の下辺部によって囲まれた領域に底
面用防水シートを敷設し、3辺に位置する前記縁部用防
水シートと前記底部用防水シートとを重ね合わせること
によって、3方が壁部によって囲まれたインナーバルコ
ニーの防水処理が行われる。
【0010】したがって、インナーバルコニー縁部への
防水シートの貼付と、インナーバルコニー底部への防水
シートの貼付とが別々の工程によって行われるため、各
工程を単純化することができ、インナーバルコニーの防
水シートを用いた防水処理の施工作業の能率を向上させ
ることができる。
【0011】請求項2に記載の発明に係るインナーバル
コニーの構築方法は、第1壁部14と、該第1壁部の両
側にて相対向して配置される2つの第2壁部40と、に
よって囲まれたインナーバルコニー10の構築方法であ
って、前記第1壁部の下辺部18に第1付加芯材22
を、前記第1壁部の両側辺部に第2付加芯材27を、そ
れぞれバルコニー側に突出させて取り付け、前記第1壁
部の下辺部およびその下辺部の両側に予め入隅部12,
11を形成する工程と、前記第1壁部の下辺部、前記第
1付加芯材の上面23、および前記第2付加芯材の側面
28下部を第1防水シート32で覆い、前記第1壁部の
下辺部および該下辺部近傍に防水処理を施す工程と、下
辺部41に第2防水シート44が取り付けられた2枚の
第2壁部40,40を、前記第1壁部の両側に相対向さ
せて立設する工程と、前記第1壁部および前記第2壁部
によって囲まれる領域に第3防水シート56を敷設し、
該第3防水シートと前記第1および第2防水シートとを
重ね合わせる工程と、を有することを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、第1壁部
と、第1壁部の両側に相対向して配置される2つの第2
壁部とによって囲まれたインナーバルコニーが次のよう
にして構築される。まず、第1壁部の下辺部に第1付加
芯材をバルコニー側に突出させて取り付け、第1壁部の
両側辺部に第2付加芯材をバルコニー側に突出させて取
り付けることによって、第1壁部の下辺部およびその下
辺部の両側に入隅部を形成する。そして、第1壁部の下
辺部、第1付加芯材の上面、および第2付加芯材の側面
下部を第1防水シートで覆い、入隅部を含む第1壁部の
下辺部およびその近傍に防水処理を施す。一方、下辺部
に第2防水シートが取り付けられた2枚の第2壁部を、
前記第1壁部に直交するように立設する。また、第1壁
部および第2壁部によって囲まれる領域に第3防水シー
トを敷設し、第3防水シートと第1および第2防水シー
トとを重ね合わせる。この構築方法によれば、入隅部を
含む第1壁部の下辺部およびその近傍に、まず、防水処
理を施すことができ、処理の複雑な入隅部の防水処理
を、隣接する壁部下辺部やバルコニー底部の防水処理作
業とは別個の作業として行えるため、入隅部の防水処理
作業を単純化することができる。また、入隅部を含む下
辺部およびその近傍の防水処理を施した第1壁部を工場
で予め製造すれば、インナーバルコニーの構築における
防水処理の現場作業において、熟練を要する入隅部の防
水処理の施工が不要となり、工数を短縮することができ
るとともに、入隅部の防水施工のばらつきを減少させる
ことができる。
【0013】請求項3は、請求項2に記載の発明に係る
インナーバルコニーの構築方法において、前記第1壁部
の下辺部および該下辺部近傍に防水処理を施す工程にお
いては、前記第1壁部の壁面、前記第1付加芯材、およ
び前記第2付加芯材の少なくともいずれか2つによって
形成される角部に、樹脂で覆われた薄板19を固定し、
その樹脂と前記第1防水シートとを接着する工程を有す
ることを特徴とするインナーバルコニーの構築方法の発
明を定義している。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、第1壁部
の下辺部およびその近傍に防水処理を施す際には、第1
壁部の壁面、第1付加芯材、および第2付加芯材の少な
くともいずれか2つによって形成される角部に、まず、
樹脂で覆われた薄板を固定し、その樹脂と第1防水シー
トとを接着することによって、第1防水シートを第1壁
部の下辺部およびその近傍を覆うようにして貼付する。
したがって、隅部の剥がれやすい部分での防水シートの
貼付が樹脂と防水シートとの接着によって行われ、木質
部等に直接防水シートを貼付する場合に比し、剥がれに
くい防水シートの貼付が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
【0016】図1は、本実施例のインナーバルコニー1
0の分解斜視図であり、図2は、本実施例のインナーバ
ルコニー10の屋内側から屋外側までの構造を示す縦断
面図である。これらの図に示すように、本実施例のイン
ナーバルコニー10は、屋内側に位置する第1壁部14
と、第1壁部14の両側に互いに対向して配置される2
つの第2壁部40(図1ではその一方のみを図示)とに
よって囲まれたインナーバルコニー10であり、その上
方には屋根部(図示せず)が位置する。
【0017】このインナーバルコニー10は、以下に示
すような工程によって構築される。
【0018】まず、図1に示すように、第1壁部14の
下辺部18に第1付加芯材22をバルコニー側に突出さ
せて取り付け、第1壁部14の両側の側辺部20に第2
付加芯材27(図1には一方のみを図示)をバルコニー
側に突出させて取り付ける。これによって、第1壁部1
4の下辺部18およびその下辺部18の両側(図1には
一方のみを図示)に予め入隅部11,12が形成され
る。
【0019】次に、第1壁部14の下辺部18、第1付
加芯材22の上面23、および第2付加芯材27の側面
28下部を第1防水シート32で覆うことによって、入
隅部11,12を含む第1壁部14の下辺部18および
その近傍に防水処理を施す。この防水処理においては、
例えば、入隅部12付近の防水処理を行うために、図3
(A)にその一部を示したような形状の防水シート32
を用意し、図3(B)に詳細を示す斜視図として示した
ように入隅部12およびその付近に固定し、防水シート
32の接合部33などの重ね合わせの部分は、溶剤ある
いは加熱によって溶着することによって、入隅部12を
含む第1壁部14の下辺部およびその近傍に防水処理を
施すことができる。なお、図示しなかった第1壁部14
の下辺部18の他方の入隅部についても、同様にして防
水処理を施すことができる。第1防水シートの下端は、
第1付加芯材22の奥行きより長くバルコニー側に延び
ており、延長部34を形成している。この延長部34
は、後述するようにバルコニー底面の防水シートと重ね
合わせられる。
【0020】また、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂で形
成された第1防水シート32は、木質部との間の接着強
度が比較的弱いが、入隅部11,12などの角部におい
ては特に剥がれやすいため、図4(A)に示したよう
に、第1壁部14の壁面15、第1付加芯材22、およ
び第2付加芯材27の少なくともいずれか2つによって
形成される入隅部11,12に、塩化ビニル等の樹脂で
覆われた金属製等の薄板19を釘等で第1壁部14の入
隅部11,12に固定し、図4(B)に断面図として示
したように、薄板19と第1防水シート32とを接着す
る。これによって、第1防水シート22が剥がれやすい
入隅部11,12においての第1防水シート32の接着
強度を増すことができる。なお、図4(A)および
(B)においては、図面の明確性の都合上、薄板19の
厚さを誇張して描いてある。
【0021】そして、図1には一方の第2壁部40を示
してあるが、第2壁部40の下辺部41に第2防水シー
ト44が取り付けられた第2壁部40を、第1壁部14
の両側に互いに対向させて立設する。第2防水シート4
4は、この図に示したように、第2壁部40の下辺部4
1を覆うとともに、その下端部から幾分延びる延長部4
5を有し、後述するようにバルコニーの底面を覆う防水
シートに重ね合わせられる。
【0022】次いで、図1および図2に示すように、第
1壁部14および第2壁部40によって囲まれる領域
に、第3防水シート56が貼付された勾配台52が設置
される。そして、第3防水シート56と第1および第2
防水シート32,44とを重ね合わせ、互いに接着ある
いは溶着する。なお、勾配台52の防水シート上を流れ
た水は、排水溝62に流れ込むようになっている。
【0023】そして次に、インナーバルコニー10の前
部を形成する腰高の第4壁部66が、図1および図2に
示したように設置される。
【0024】上記のようにして、本実施例のインナーバ
ルコニー10が構築される。
【0025】インナーバルコニーの上述した構築方法に
よれば、入隅部11,12を含む第1壁部14の下辺部
18およびその近傍に、まず、防水処理を施すことがで
き、複雑な処理を必要とする入隅部11,12の防水処
理を、隣接する壁部40,40の下辺部41やバルコニ
ー底部の防水処理作業とは別個の作業として行えるた
め、入隅部11,12の防水処理作業を単純化すること
ができる。
【0026】なお、上記では、第1壁部14を構築した
後に、その下辺部18および下辺部18近傍に防水処理
を施す例を示したが、例えば図5に示したように、その
下辺部に壁面から突出する第1付加芯材22を有し、そ
の両側の側辺部に壁面15から突出する第2付加芯材2
7を有する壁パネル16に、上記と同様にして予め第1
防水シート32を用いて防水処理し、その壁パネル16
を立設することによって、第1壁部14を構築して、下
辺部およびその近傍に防水処理が施された第1壁部14
を得ることもできる。
【0027】インナーバルコニー10のこのような構築
方法によれば、入隅部11,12を含む下辺部18およ
びその近傍の防水処理を施した壁パネル16を工場で予
め製造することができるため、インナーバルコニー10
の構築における防水処理の現場作業において、熟練を要
する入隅部11,12の防水処理の施工が不要となり、
工数を短縮することができるとともに、入隅部11,1
2の防水施工のばらつきを減少させることができる。
【0028】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は前述した実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲内で各
種の変形実施が可能である。
【0029】例えば、上記実施例では、第1防水シート
32の貼付による第1壁部14の下辺部18およびその
近傍の防水処理と、第2防水シート44の貼付による第
2壁部40の下辺部41およびその近傍の防水処理と
を、別々の工程として行う例を示したが、それらの工程
をまとめて、縁部用防水シートの貼付工程として行って
もよい。
【0030】また、上記実施例では、第3防水シート5
6が貼付された勾配台52を設置して、インナーバルコ
ニー10の底部の防水処理を行う例を示したが、勾配を
有する床部を予め形成しておき、その上から底部用防水
シートである第3防水シート56を敷設し、前記縁部用
防水シートと重ね合わせることによって、インナーバル
コニーの防水処理を行うようにしてもよい。
【0031】このようなインナーバルコニー10の構築
方法によれば、インナーバルコニー10縁部への防水シ
ート32,44の貼付と、インナーバルコニー10底部
への防水シート56の貼付とが別々の工程によって行わ
れるため、各工程を単純化することができ、インナーバ
ルコニー10の防水シート32,44,56を用いた防
水処理の施工作業の能率を向上させることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、インナーバルコニー縁部への防水シート
の貼付と、インナーバルコニー底部への防水シートの貼
付とが別々の工程によって行われるため、各工程を単純
化することができ、インナーバルコニーの防水シートを
用いた防水処理の施工作業の能率を向上させることがで
きる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、入隅部を
含む第1壁部の下辺部およびその近傍に、まず、防水処
理を施すことができ、処理の複雑な入隅部の防水処理
を、隣接する壁部下辺部やバルコニー底部の防水処理作
業とは別個の作業として行えるため、入隅部の防水処理
作業を単純化することができる。また、入隅部を含む下
辺部およびその近傍の防水処理を施した第1壁部を工場
で予め製造すれば、インナーバルコニーの構築における
防水処理の現場作業において、熟練を要する入隅部の防
水処理の施工が不要となり、工数を短縮することができ
るとともに、入隅部の防水施工のばらつきを減少させる
ことができる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、隅部の剥
がれやすい部分での防水シートの貼付が樹脂と防水シー
トとの接着によって可能となるため、木質部等に直接防
水シートを貼付する場合に比し、剥がれにくい防水シー
トの貼付が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のインナーバルコニーの分解斜視図であ
る。
【図2】実施例のインナーバルコニーの屋内側から屋外
側までを示す縦断面図である。
【図3】(A)は、第1防水シートの貼付前の形状例の
一部を示す図である。(B)は、第1防水シートを入隅
部およびその近傍に貼付した状態を示した斜視図であ
る。
【図4】(A)は、第1壁部の入隅部に予め薄板を固定
した状態を示す斜視図である。(B)は、第1壁部の入
隅部に薄板を固定し第1防水シートを貼付した状態を示
す断面図である。
【図5】予め下辺部に防水処理が施された壁パネルを示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 インナーバルコニー 11,12 入隅部 14 第1壁部 15 壁面 18,41 下辺部 19 薄板 20 側辺部 22 第1付加芯材 23 上面 27 第2付加芯材 28 側面 32 第1防水シート 40 第2壁部 44 第2防水シート 56 第3防水シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3方が壁部によって囲まれたインナーバ
    ルコニーの防水処理方法であって、 前記3方を囲む壁部の下辺部、および前記3方を囲む壁
    部の下辺部が形成する入隅部に予め縁部用防水シートを
    貼付する工程と、 前記3方を囲む壁部の下辺によって囲まれた領域に底面
    用防水シートを敷設し、3辺に位置する前記縁部用防水
    シートと前記底部用防水シートとを重ね合わせる工程
    と、 を有することを特徴とするインナーバルコニーの防水処
    理方法。
  2. 【請求項2】 第1壁部と、該第1壁部の両側にて相対
    向して配置される2つの第2壁部と、によって囲まれた
    インナーバルコニーの構築方法であって、 前記第1壁部の下辺部に第1付加芯材を、前記第1壁部
    の両側辺部に第2付加芯材を、それぞれバルコニー側に
    突出させて取り付け、前記第1壁部の下辺部およびその
    下辺部の両側に予め入隅部を形成する工程と、 前記第1壁部の下辺部、前記第1付加芯材の上面、およ
    び前記第2付加芯材の側面下部を第1防水シートで覆
    い、前記入隅部を含む前記第1壁部の下辺部および該下
    辺部近傍に防水処理を施す工程と、 下辺部に第2防水シートが取り付けられた2枚の第2壁
    部を、前記第1壁部の両側に相対向させて立設する工程
    と、 前記第1壁部および前記第2壁部によって囲まれる領域
    に第3防水シートを敷設し、該第3防水シートと前記第
    1および第2防水シートとを重ね合わせる工程と、 を有することを特徴とするインナーバルコニーの構築方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1壁部の下辺部および該下辺部近傍に防水処理を
    施す工程においては、前記第1壁部の壁面、前記第1付
    加芯材、および前記第2付加芯材の少なくともいずれか
    2つによって形成される角部に、樹脂で覆われた薄板を
    固定し、その樹脂と前記第1防水シートとを接着する工
    程を有することを特徴とするインナーバルコニーの構築
    方法。
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