JP2544863B2 - シ―ト床材の施工方法 - Google Patents

シ―ト床材の施工方法

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JP2544863B2
JP2544863B2 JP4041162A JP4116292A JP2544863B2 JP 2544863 B2 JP2544863 B2 JP 2544863B2 JP 4041162 A JP4041162 A JP 4041162A JP 4116292 A JP4116292 A JP 4116292A JP 2544863 B2 JP2544863 B2 JP 2544863B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート床材の施工方法
に係り、特にユニット工法によってユニット建物を建設
する際に、並列配置された建物ユニットとの間にまたが
って床を形成する場合に適用されるシート床材の施工方
法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、工場にて予め造作材等を組み付けた
建物ユニットを生産し、これらの建物ユニットを建設現
場に輸送した後、基礎上の所定位置に配置することによ
り住宅等の建物を建設するユニット工法が多用されるよ
うになっている。このユニット工法は、建設現場での作
業量を低減し、工期の短縮を図ることができる利点があ
る。
【0003】図3は、二つの建物ユニットとの間にまた
がって床を形成する場合の概略を示した斜視図である。
図3に示すように、建物ユニット1、1は、主に柱2,
2…、上梁3,3…、下梁4,4…等から構成されてお
り、四隅に立設された柱2,2…の上端間及び下端間に
各々上梁3,3…、下梁4,4…がそれぞれ架設されて
いる。この建物ユニット1を並列配置して、これらの建
物ユニット1、1にまたがる床を形成する場合、従来は
以下のように行われていた。
【0004】先ず、工場での建物ユニット1、1の製造
時に建物ユニット1、1の下梁4,4…等にパーティク
ルボード等の図示しない床下地材を取付け、床面の下地
を形成しておく。そして、建物ユニット1,1をこの状
態で建設現場に輸送し、建設現場にて建物ユニット1、
1を所定位置に並列配置する。
【0005】次いで、二つの建物ユニット1、1の間
に、二点鎖線に示すように所定寸法に切断したシート床
材5を一方の建物ユニット1の床下地材に接着剤で接着
し、その後、他方の建物ユニット1の床下地材に接着す
ることにより施工が終了する。即ち、建設現場において
は、一方及び他方の二つの建物ユニット1、1にシート
床材5を接着する作業が不可欠であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、建設現場にお
いて、二つの建物ユニット1、1の双方にシート床材5
を接着するのは作業が煩雑となるという欠点がある。ま
た、従来の施工方法では、建設現場において、シート床
材5を所定寸法に切断しなければならない等、施工に伴
う準備作業が必要なため、工期が遅延するという問題も
ある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、シート床材を二つの建物ユニットにまたがっ
て施工する場合にシート床材を容易且つ迅速に施工する
ことのできるシート床材の施工方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、床下地材が予
め取付けられている二つの建物ユニットを並列して配置
した際に、前記二つの建物ユニットの床下地材の間にま
たがって仕上げ用のシート床材を施工するシート床材の
施工方法において、工場にて前記二つの建物ユニットの
うち一方の建物ユニットの床下地材に、前記二つの建物
ユニットを並列配置したときにこれらの二つの建物ユニ
ット間にまたがり且つ他方の建物ユニットの床下地材の
少なくとも一部を覆う長さを有し、可撓性を有するシー
ト床材を予め取付け、このシート床材の前記一方の建物
ユニットからはみ出す部分を当該一方の建物ユニット内
に収納しておき、建設現場にて前記二つの建物ユニット
を並列配置した後、これらの二つの建物ユニットの床下
地材との間にジョイント用下地材を架設して連続させ、
前記シート床材によって前記ジョイント用下地材を覆う
とともに、前記他方の建物ユニットの床下地材にこのシ
ート床材を両面接着テープにより接着することを特徴と
している。
【0009】
【作用】本発明では、二つの建物ユニットを並列配置し
た後、これらの二つの建物ユニットの床下地材との間に
ジョイント用下地材を架設して両建物ユニットの床下地
材を連続させるようにしている。このため、二つの建物
ユニット間の床の剛性が向上する。また、工場にて予め
二つの建物ユニット間にまたがり且つ他方の建物ユニッ
トの床下地材の少なくとも一部を覆う長さを有するシー
ト床材を一方の建物ユニットの床下地材に取付けてお
き、建物ユニットを並列配置した後にこのシート床材を
他方の建物ユニットの床下地材に接着するようにしてい
る。即ち、一方の建物ユニットには予めシート床材が取
付けられているので、建設現場にて行うシート床材の接
着作業が他方の建物ユニットだけですむようになる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係るシート
床材の施工方法の一実施例について詳説する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係るシート床
材の施工方法に使用される二つの建物ユニットが並列し
て配置されている場合の要部を示した斜視図、図2は、
一実施例に係るシート床材の施工方法によって施工され
た二つの建物ユニットの間にまたがる床の断面図であ
る。
【0012】図3に示すように、建物ユニット10,1
2は、図示しない柱をその四隅に立設するとともに、こ
れらの柱の上端間及び下端間を上下4本ずつの梁で連結
することにより直方体又は立方体状に形成される。建物
ユニット10,12は、図示しない他の建物ユニットと
ともに建設現場へ輸送され、建設現場にて所定位置に配
置される。
【0013】また、図1に示すように、建物ユニット1
0の下梁14と図示しない他の下梁には、建物ユニット
10の居室の床下地材となる板状のパーティクルボード
16の端部が架け渡されるようにして支持され、これに
より、建物ユニット10内の床面の下地が形成される。
一方、建物ユニット12の下梁18と図示しない他の下
梁との間にも床下地材となるパーティクルボード20が
支持されている。
【0014】更に、建物ユニット12のパーティクルボ
ード20には、二つの建物ユニット10、12を並列配
置したときにこれらの二つの建物ユニット10、12間
にまたがり且つ建物ユニット10のパーティクルボード
16の少なくとも一部を覆う長さを有するシート床材2
2が、建物ユニット12の工場での製造時に予め所定の
位置に取付けられ、建物ユニット12内に収納されてい
る。
【0015】本実施例に係るシート床材の施工方法を実
施する場合は以下のように行う。先ず、建設現場にて、
建物ユニット10,12を図示しない他の建物ユニット
ともに所定位置に配置する。このとき、建物ユニット1
0,12は、図1に示すように並列配置され、建物ユニ
ット10,12の下梁14,18、図示しない上梁同士
をそれぞれボルト・ナット等で固定することにより、両
建物ユニット10,12が連結される。
【0016】そして、ジョイント用の床下地材である鉄
板24を下梁14、18間に架設してパーティクルボー
ド16、20との間を鉄板24によって連続させる。次
いで、シート床材22の裏面に貼付されている両面接着
テープ23の図示しない保護シールを剥がし、建物ユニ
ット12から建物ユニット10の方向に引き出して、シ
ート床材22を鉄板24と、建物ユニット10のパーテ
ィクルボード16上に接着する。これにより、図2に示
すように両建物ユニット10、12間に連続する床面が
形成される
【0017】このように、本実施例によれば、工場にて
一方の建物ユニット12のパーティクルボード20に建
物ユニット10、12間にまたがる長さを有するシート
床材22を予め接着しておき、建設現場にて建物ユニッ
ト10、12を並列配置したときに、このシート床材2
2を建物ユニット10の方向に引き出しながら、建物ユ
ニット10のパーティクルボード16に接着するように
している。このため、建設現場におけるシート床材22
の接着作業が片方の建物ユニット10だけですむ。加え
て、建設現場における接着作業を両面接着テープ23に
よって行っているので、建設現場におけるシート接着作
業が完全乾式化され、現場作業の簡略化、作業時間の短
縮を図ることができる。
【0018】また、工場にて予めシート床材22を建物
ユニット12に取付けているので、現場においてシート
床材22を各建物ユニット10,12の寸法に合わせて
切断する等の施工のための準備作業も不要となる。更
に、建物ユニット10,12間をジョイント用の鉄板2
4によって連続させてからシート床材22を接着するよ
うにしているので、二つの建物ユニット10,12間の
床の剛性が向上する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定寸法に切断したシート床材を一方の建物ユニットに
工場にて予め取付けているので、二つの建物ユニットと
の間にまたがる床を形成する場合に建設現場におけるシ
ート床材の切断作業等のシート床材のための準備作業が
不要となる。また、建設現場におけるシート床材の接着
作業が迅速化され、建設に要する工期を短縮することが
できる。加えて、建設現場における接着作業を両面接着
テープによって行っているので、建設現場におけるシー
ト接着作業が完全乾式化され、現場作業の簡略化、作業
時間の短縮を図ることができる。更に、二つの建物ユニ
ット間をジョイント部材で連続させ、このジョイント部
材の上をシート床材によって覆うようにしているため、
二つの建物ユニット間にまたがる床の剛性を向上させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシート床材の施工方法
に使用される二つの建物ユニットが並列して配置されて
いる場合の要部を示した斜視図である。
【図2】一実施例に係るシート床材の施工方法によって
施工された二つの建物ユニットの間にまたがる床の断面
図である。
【図3】従来における二つの建物ユニットとの間にまた
がって床を形成する場合の概略を示した斜視図である。
【符号の説明】
10 12 建物ユニット 16 20 パーティクルボード(床下地材) 22 シート床材 24 鉄板(ジョイント用下地材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下地材が予め取付けられている二つの
    建物ユニットを並列して配置した際に、前記二つの建物
    ユニットの床下地材の間にまたがって仕上げ用のシート
    床材を施工するシート床材の施工方法において、 工場にて前記二つの建物ユニットのうち一方の建物ユニ
    ットの床下地材に、前記二つの建物ユニットを並列配置
    したときにこれらの二つの建物ユニット間にまたがり且
    つ他方の建物ユニットの床下地材の少なくとも一部を覆
    う長さを有し、可撓性を有するシート床材を予め取付
    、このシート床材の前記一方の建物ユニットからはみ
    出す部分を当該一方の建物ユニット内に収納しておき、 建設現場にて前記二つの建物ユニットを並列配置した
    後、これらの二つの建物ユニットの床下地材との間にジ
    ョイント用下地材を架設して連続させ、前記シート床材
    によって前記ジョイント用下地材を覆うとともに、前記
    他方の建物ユニットの床下地材にこのシート床材を両面
    接着テープにより接着することを特徴とするシート床材
    の施工方法。
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