JPH03244753A - 壁及び内装方法 - Google Patents
壁及び内装方法Info
- Publication number
- JPH03244753A JPH03244753A JP3964490A JP3964490A JPH03244753A JP H03244753 A JPH03244753 A JP H03244753A JP 3964490 A JP3964490 A JP 3964490A JP 3964490 A JP3964490 A JP 3964490A JP H03244753 A JPH03244753 A JP H03244753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive tape
- double
- gypsum board
- board
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 claims abstract description 37
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 claims description 33
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 claims description 33
- 238000005034 decoration Methods 0.000 claims description 6
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000011505 plaster Substances 0.000 abstract description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 238000004049 embossing Methods 0.000 abstract 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 23
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 13
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 13
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 12
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 229910052918 calcium silicate Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000378 calcium silicate Substances 0.000 description 2
- OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N calcium;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Ca+2].[O-][Si]([O-])=O OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、化粧板を使用した建物の壁及びその壁を形成
するための内装方法に関するものである。
するための内装方法に関するものである。
[従来の技術]
従来、内装用の化粧板として、石膏板、珪酸カルシウム
板等からなる方形状の基板の表面に、布、紙、合成樹脂
シート等の表面材を貼着したものが一般的に使用されて
いる。さらに、最近では、表面材を基板のl側辺或いは
隣接する2側辺から一定の幅だけ外方に張り出させてそ
の下面を粘着面とした帯状部を形成しておき、複数の化
粧板を連続して木製下地部材に張装した際、この帯状部
を隣接する化粧板の表面材上面に重ねてから上下に重な
った両表面材にわたって鋭利な刃物で切込線を施し、次
いで、両表面材の重なり部を剥がすと共にその切断され
た端部を除去し、両表面材の切口同士を同一平面に突き
合わせて再び基板に接着することにより、化粧板相互の
継目が表面に現れないようにした化粧板が開発されてい
る。
板等からなる方形状の基板の表面に、布、紙、合成樹脂
シート等の表面材を貼着したものが一般的に使用されて
いる。さらに、最近では、表面材を基板のl側辺或いは
隣接する2側辺から一定の幅だけ外方に張り出させてそ
の下面を粘着面とした帯状部を形成しておき、複数の化
粧板を連続して木製下地部材に張装した際、この帯状部
を隣接する化粧板の表面材上面に重ねてから上下に重な
った両表面材にわたって鋭利な刃物で切込線を施し、次
いで、両表面材の重なり部を剥がすと共にその切断され
た端部を除去し、両表面材の切口同士を同一平面に突き
合わせて再び基板に接着することにより、化粧板相互の
継目が表面に現れないようにした化粧板が開発されてい
る。
そして、第7図に示すように、このような化粧板34は
、複数の柱32及び胴縁33からなる木製下地31に対
し、釘、接着剤等を用いて直張りの状態で取り付けられ
るのが普通であった。
、複数の柱32及び胴縁33からなる木製下地31に対
し、釘、接着剤等を用いて直張りの状態で取り付けられ
るのが普通であった。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、第7図に示すような複数の柱32及び胴
縁33で構成される木製下地31に対して化粧板34を
直張りした場合にあっては、出来上がった壁の断熱性や
遮音性は、化粧板34自体の断熱性や遮音性に依存した
ものとなり、充分な断熱性及び遮音性を得られないとい
う問題点があった。
縁33で構成される木製下地31に対して化粧板34を
直張りした場合にあっては、出来上がった壁の断熱性や
遮音性は、化粧板34自体の断熱性や遮音性に依存した
ものとなり、充分な断熱性及び遮音性を得られないとい
う問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであ
って、その目的とするところは、化粧板を用いた壁であ
って、しかも断熱性及び遮音性に優れた構造を有する壁
及びその壁を形成するための内装方法を提供しようとす
るものである。
って、その目的とするところは、化粧板を用いた壁であ
って、しかも断熱性及び遮音性に優れた構造を有する壁
及びその壁を形成するための内装方法を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の壁は、複数の柱を
有する木製下地と、貫通していない多数の穴を表面全体
に備え前記木製下地の全面に取り付けられた石膏板と、
該石膏板の表面における所定箇所に貼り付けられた両面
粘着テープと、該両面粘着テープを介して前記石膏板の
全面に固着された化粧板とから構成したものである。
有する木製下地と、貫通していない多数の穴を表面全体
に備え前記木製下地の全面に取り付けられた石膏板と、
該石膏板の表面における所定箇所に貼り付けられた両面
粘着テープと、該両面粘着テープを介して前記石膏板の
全面に固着された化粧板とから構成したものである。
また、上記構造の壁を形成するための本発明の内装方法
は、複数の柱を有する木製下地の全面に対し、貫通して
いない多数の穴を表面全体に備えた石膏板を取り付けた
後、該石膏板の表面における所定箇所に両面粘着テープ
の一方の面を貼り付け、続いて該両面粘着テープの他方
の面により前記石膏板の全面に化粧板を固着するもので
ある。
は、複数の柱を有する木製下地の全面に対し、貫通して
いない多数の穴を表面全体に備えた石膏板を取り付けた
後、該石膏板の表面における所定箇所に両面粘着テープ
の一方の面を貼り付け、続いて該両面粘着テープの他方
の面により前記石膏板の全面に化粧板を固着するもので
ある。
[作用]
上記の構成からなる壁においては、表面全体に多数の穴
を備えた石膏板とその上から両面粘着テープを介して固
着された化粧板との間に、両面粘着テープの厚みによる
空隙が形成される。
を備えた石膏板とその上から両面粘着テープを介して固
着された化粧板との間に、両面粘着テープの厚みによる
空隙が形成される。
また、上記本発明の内装方法によれば、表面全体に多数
の穴を備えた石膏板が木型下地の全面に取り付けられ、
その上から両面粘着テープを介して化粧板が固着される
ので、化粧板は石膏板との間に両面粘着テープの厚みに
よる空隙を残すようにして固着される。
の穴を備えた石膏板が木型下地の全面に取り付けられ、
その上から両面粘着テープを介して化粧板が固着される
ので、化粧板は石膏板との間に両面粘着テープの厚みに
よる空隙を残すようにして固着される。
[実施例コ
本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明に係る壁の一実施例についてその一部を
破断して示す斜視図である。
破断して示す斜視図である。
同図に示すように、壁1は、複数の柱2を有する木製下
地3と、貫通していない多数の穴4を表面全体に備え木
製下地3に釘打ちにより取り付けられた石膏板5と、石
膏板5の表面における所定箇所にその一方の面が貼り付
けられた両面粘着テープ6と、この両面粘着テープ6を
介して石膏板5の表面に固着された化粧板7とから構成
されている。
地3と、貫通していない多数の穴4を表面全体に備え木
製下地3に釘打ちにより取り付けられた石膏板5と、石
膏板5の表面における所定箇所にその一方の面が貼り付
けられた両面粘着テープ6と、この両面粘着テープ6を
介して石膏板5の表面に固着された化粧板7とから構成
されている。
以下、上記の壁1を形成する内装方法を順を追って説明
しつつ、壁1の具体的構造についても言及する。
しつつ、壁1の具体的構造についても言及する。
本実施例において、壁1が形成される下地3は、通常の
通り高さ8尺(2424aII11)であり、また、柱
2の間隔は1.5尺(455mm)である。なお、下地
3の強度を上げるために柱2の間に制氷を設けてあって
もよい。そして、この下地3に対して3尺(909mm
) x 6尺(1818mm)の石膏板5を横向きに並
べて2段打ち付け、その上に2尺(606m)×6尺(
1818mm)に切断した石膏板5を一段打ち付けるこ
とによって、全面に石膏板5を取り付けた。また、各石
膏板5は相互の縦目地8の位置をずらすようして配置し
ている。石膏板5としては、その表面全体に長方形の凹
穴を千鳥状に型押ししである厚さ7帥のものを使用し、
穴4の方を前面にして木製下地3に取り付けている。
通り高さ8尺(2424aII11)であり、また、柱
2の間隔は1.5尺(455mm)である。なお、下地
3の強度を上げるために柱2の間に制氷を設けてあって
もよい。そして、この下地3に対して3尺(909mm
) x 6尺(1818mm)の石膏板5を横向きに並
べて2段打ち付け、その上に2尺(606m)×6尺(
1818mm)に切断した石膏板5を一段打ち付けるこ
とによって、全面に石膏板5を取り付けた。また、各石
膏板5は相互の縦目地8の位置をずらすようして配置し
ている。石膏板5としては、その表面全体に長方形の凹
穴を千鳥状に型押ししである厚さ7帥のものを使用し、
穴4の方を前面にして木製下地3に取り付けている。
次いで、石膏板5の表面における所定箇所に市販の両面
粘着テープ6を貼り付けた。具体的には、化粧板7相互
の継目となる箇所に、隣接する化粧板7の継目が丁度そ
の真ん中となるよう巾8cmの両面粘着テープ6をその
一方の粘着面により縦方向に貼り付け、さらに、各化粧
板7における巾の略1/3に当たる2つの箇所に、巾4
cmの両面粘着テープ6をその一方の粘着面によりそれ
ぞれ縦方向に貼り付けた。
粘着テープ6を貼り付けた。具体的には、化粧板7相互
の継目となる箇所に、隣接する化粧板7の継目が丁度そ
の真ん中となるよう巾8cmの両面粘着テープ6をその
一方の粘着面により縦方向に貼り付け、さらに、各化粧
板7における巾の略1/3に当たる2つの箇所に、巾4
cmの両面粘着テープ6をその一方の粘着面によりそれ
ぞれ縦方向に貼り付けた。
続いて、石膏板5の表面に粘着テープ6を介して化粧板
7を固着した。化粧板7としては、第2図に示すような
化粧板10を用いた。この化粧板lOは、8尺(242
4叩)×3尺(909mm+)の大きさに裁断された方
形の石膏板、珪酸カルシウム板、合板等からなる基板1
1の上面に、エンボス加工されたビニールクロス、合成
紙等の表面材12を貼着して形成されるとともに、その
表面材12は一側辺で外方に帯状に張り出しており、そ
の帯状部分13の裏面である粘着剤塗布面は2条の剥離
紙13a、 13bで保護されている。
7を固着した。化粧板7としては、第2図に示すような
化粧板10を用いた。この化粧板lOは、8尺(242
4叩)×3尺(909mm+)の大きさに裁断された方
形の石膏板、珪酸カルシウム板、合板等からなる基板1
1の上面に、エンボス加工されたビニールクロス、合成
紙等の表面材12を貼着して形成されるとともに、その
表面材12は一側辺で外方に帯状に張り出しており、そ
の帯状部分13の裏面である粘着剤塗布面は2条の剥離
紙13a、 13bで保護されている。
以下、第3図(a)〜(d)により、この化粧板10を
両面粘着テープを介して石膏板5に固着する手順につい
て説明する。まず、第3図(a)に示すように、石膏板
5の前面に、両面粘着テープ6の他方の面によりその帯
状部分13を一方に揃えるようにして化粧板10を連続
して固着する。この場合、固着強度を上げるため、粘着
テープ6以外の場所に接着剤を併用してもよい。次いで
、第3図(b)に示すように、この帯状部分13の剥離
紙のうち13bのみを剥がして隣接する化粧板の表面材
12上面に重ねて仮接着し、帯状部分13で上下に重な
る両表面材12゜12にわたって帯状部分13のほぼ中
央部にカッタを用いて切込線14を入れる。その後、第
3図(C)に示すように、帯状部分13をめくってその
切断された端部を取り除くとともに、剥離紙13bの残
り及び剥離紙13aを剥がし、かつ、その下の切断され
た表面材12の端部を基板11から取り除く。そして最
後に、第3図(d)に示すように、表面材12の端部を
取り除いた基板11の部分に両表面材12.12の切口
同士を同一平面に突き合わせるようにして再び帯状部分
13を貼着する。
両面粘着テープを介して石膏板5に固着する手順につい
て説明する。まず、第3図(a)に示すように、石膏板
5の前面に、両面粘着テープ6の他方の面によりその帯
状部分13を一方に揃えるようにして化粧板10を連続
して固着する。この場合、固着強度を上げるため、粘着
テープ6以外の場所に接着剤を併用してもよい。次いで
、第3図(b)に示すように、この帯状部分13の剥離
紙のうち13bのみを剥がして隣接する化粧板の表面材
12上面に重ねて仮接着し、帯状部分13で上下に重な
る両表面材12゜12にわたって帯状部分13のほぼ中
央部にカッタを用いて切込線14を入れる。その後、第
3図(C)に示すように、帯状部分13をめくってその
切断された端部を取り除くとともに、剥離紙13bの残
り及び剥離紙13aを剥がし、かつ、その下の切断され
た表面材12の端部を基板11から取り除く。そして最
後に、第3図(d)に示すように、表面材12の端部を
取り除いた基板11の部分に両表面材12.12の切口
同士を同一平面に突き合わせるようにして再び帯状部分
13を貼着する。
なお、上記の化粧板10においては、帯状部分13裏面
の剥離紙(13a、 13b)を予め中程で切って2条
としているが、剥離紙を帯状部分の幅全体に1条だけ設
けた状態としてもよく、このような化粧板10を用いた
場合には、上記第3図(b)の段階では帯状部分13を
仮接着せずに定規等で押さえた状態でカッターにより切
込線14を入れるようにする。
の剥離紙(13a、 13b)を予め中程で切って2条
としているが、剥離紙を帯状部分の幅全体に1条だけ設
けた状態としてもよく、このような化粧板10を用いた
場合には、上記第3図(b)の段階では帯状部分13を
仮接着せずに定規等で押さえた状態でカッターにより切
込線14を入れるようにする。
次に、第4図に示すような別の形式の化粧板20を用い
た場合について説明する。この化粧板20は、表面材2
2の帯状部分23下面を粘着面とせず、その代わりに、
帯状部分23の他縁側に帯状の未接着部分を残し、その
部分の基板21に粘着剤を塗布してその表面に剥離紙2
4を設けたものであり、その固着手順は以下のようであ
る。まず、第5図(a)に示すように、各化粧板20を
その帯状部分23を一方に揃えて石膏板5の前面に粘着
テープ6の他方の面により複数枚連続して固着する。こ
の場合、固着強度を上げるため、粘着テープ6以外の場
所に接着剤を併用してもよいことは先の化粧板10の場
合と同様である。次いで、第5図(b)に示すように、
右方の化粧板20の表面材22の上から左方の化粧板2
0の表面材22の帯状部分23を重ね合わせ、これら両
表面材22.22にわたってカッターにより切込線25
を入れる。その後、第5図(C)に示すように、帯状部
分23の切断された端部とその下の切断された表面材2
2の端部を取り除くとともに、剥離紙24を全て剥がし
取って粘着剤を露出させる。そして最後に、第5rl!
J(d)に示すように、基板21の上に現れた粘着剤に
より右方の表面材22を基板21の部分に貼り着け、さ
らに、両表面材22.22の切口同士を同一平面に突き
合わせるようにして帯状部分23を同じく粘着剤により
基板21上に貼着する。
た場合について説明する。この化粧板20は、表面材2
2の帯状部分23下面を粘着面とせず、その代わりに、
帯状部分23の他縁側に帯状の未接着部分を残し、その
部分の基板21に粘着剤を塗布してその表面に剥離紙2
4を設けたものであり、その固着手順は以下のようであ
る。まず、第5図(a)に示すように、各化粧板20を
その帯状部分23を一方に揃えて石膏板5の前面に粘着
テープ6の他方の面により複数枚連続して固着する。こ
の場合、固着強度を上げるため、粘着テープ6以外の場
所に接着剤を併用してもよいことは先の化粧板10の場
合と同様である。次いで、第5図(b)に示すように、
右方の化粧板20の表面材22の上から左方の化粧板2
0の表面材22の帯状部分23を重ね合わせ、これら両
表面材22.22にわたってカッターにより切込線25
を入れる。その後、第5図(C)に示すように、帯状部
分23の切断された端部とその下の切断された表面材2
2の端部を取り除くとともに、剥離紙24を全て剥がし
取って粘着剤を露出させる。そして最後に、第5rl!
J(d)に示すように、基板21の上に現れた粘着剤に
より右方の表面材22を基板21の部分に貼り着け、さ
らに、両表面材22.22の切口同士を同一平面に突き
合わせるようにして帯状部分23を同じく粘着剤により
基板21上に貼着する。
以上のように、石膏板5の前面に両面粘着テープ6を介
して化粧板7 (10,20)が固着されることにより
壁1が形成されるが、その断面は第6図(a)及び(ロ
)に示すようになる。そして、粘着テープ6のない部分
では、第6図(a)のように石膏板5と化粧板7との間
に両面粘着テープ6の厚みによる空隙が生じる。そして
、石膏板5の表面の多数の穴4とこの空隙とが繋がって
できる空間が断熱及び遮音の作用を有する。なお、化粧
板7の大きさによっては、第6図(b)のように柱2の
部分に両面粘着テープ6が位置するとは限らないが、何
れにしても両面粘着テープ6がない広範な部分において
、第6図(a)のように両面粘着テープ6の厚みによる
空隙が生じる。
して化粧板7 (10,20)が固着されることにより
壁1が形成されるが、その断面は第6図(a)及び(ロ
)に示すようになる。そして、粘着テープ6のない部分
では、第6図(a)のように石膏板5と化粧板7との間
に両面粘着テープ6の厚みによる空隙が生じる。そして
、石膏板5の表面の多数の穴4とこの空隙とが繋がって
できる空間が断熱及び遮音の作用を有する。なお、化粧
板7の大きさによっては、第6図(b)のように柱2の
部分に両面粘着テープ6が位置するとは限らないが、何
れにしても両面粘着テープ6がない広範な部分において
、第6図(a)のように両面粘着テープ6の厚みによる
空隙が生じる。
なお、上記の例では、石膏板5として長方形の凹穴が表
面全体に千鳥状に形式されたものを使用したが、貫通し
ていない多数の穴4が表面全体に形成されているもので
あれば、その形状や配置がどのようなものを用いてもよ
いものである。
面全体に千鳥状に形式されたものを使用したが、貫通し
ていない多数の穴4が表面全体に形成されているもので
あれば、その形状や配置がどのようなものを用いてもよ
いものである。
また、上記の例では、帯状部分13.23を有する化粧
板10.20を使用する場合について説明したが、この
ような帯状部分を有しない化粧板を用いて壁1を形成し
ても石膏板5と化粧板7との間に両面粘着テープ6の厚
みによる空隙が生じることに変わりはない。しかし、こ
のような化粧板を用いた場合には、その相互の継目が目
立つという欠点はある。
板10.20を使用する場合について説明したが、この
ような帯状部分を有しない化粧板を用いて壁1を形成し
ても石膏板5と化粧板7との間に両面粘着テープ6の厚
みによる空隙が生じることに変わりはない。しかし、こ
のような化粧板を用いた場合には、その相互の継目が目
立つという欠点はある。
[発明の効果]
本発明は、以上説明したように、表面全体に多数の穴を
備えた石膏板とその上から固着される化粧板との間に、
両面粘着テープの厚みによる空隙が生じるので、石膏板
の表面の穴とこの空隙との相乗作用により、断熱及び遮
音効果がもたらされる。
備えた石膏板とその上から固着される化粧板との間に、
両面粘着テープの厚みによる空隙が生じるので、石膏板
の表面の穴とこの空隙との相乗作用により、断熱及び遮
音効果がもたらされる。
また、石膏板を取り付けることにより下地に強度を持た
せることができ、通常の胴縁を省略することが可能とな
るので、胴縁の省略による材料代の節約ができ、下地作
りに要する作業時間の短縮を図ることができる。
せることができ、通常の胴縁を省略することが可能とな
るので、胴縁の省略による材料代の節約ができ、下地作
りに要する作業時間の短縮を図ることができる。
第1図は本発明に係る壁の一実施例についてその一部を
破断して示す斜視図、第2図は化粧板の一例を示す斜視
図、第3図(a)〜(d)は第2図に示す化粧板を固着
する手順を示す図、第4図は化粧板の他の例を示す斜視
図、第5図(a)〜(d)は第4図に示す化粧板を固着
する手順を示す図、第6図(a)は第1図における柱の
部分を通らない縦方向の一部拡大断面図、第6図ら)は
同じく柱及び両面粘着テープの部分を通る縦方向の一部
拡大断面図、第7図は従来の構造の壁についてその一部
を破断して示す斜視図である。 1・・・壁、2・・・柱、3・・・下地、4・・・穴、
5・・・石膏板、6・・・両面粘着テープ、7・・・化
粧板、8・・・縦目地、10・・・化粧板、11・・・
基板、12・・・表面材、13・・・帯状部分、13a
、 13b・・・剥離紙、14・・・切込線、20・・
・化粧板、21・・・基板、22−・・表面材、23・
・・帯状部分、24−・・剥離紙、25・・・切込線
破断して示す斜視図、第2図は化粧板の一例を示す斜視
図、第3図(a)〜(d)は第2図に示す化粧板を固着
する手順を示す図、第4図は化粧板の他の例を示す斜視
図、第5図(a)〜(d)は第4図に示す化粧板を固着
する手順を示す図、第6図(a)は第1図における柱の
部分を通らない縦方向の一部拡大断面図、第6図ら)は
同じく柱及び両面粘着テープの部分を通る縦方向の一部
拡大断面図、第7図は従来の構造の壁についてその一部
を破断して示す斜視図である。 1・・・壁、2・・・柱、3・・・下地、4・・・穴、
5・・・石膏板、6・・・両面粘着テープ、7・・・化
粧板、8・・・縦目地、10・・・化粧板、11・・・
基板、12・・・表面材、13・・・帯状部分、13a
、 13b・・・剥離紙、14・・・切込線、20・・
・化粧板、21・・・基板、22−・・表面材、23・
・・帯状部分、24−・・剥離紙、25・・・切込線
Claims (2)
- (1)複数の柱を有する木製下地と、貫通していない多
数の穴を表面全体に備え前記木製下地の全面に取り付け
られた石膏板と、該石膏板の表面における所定箇所に貼
り付けられた両面粘着テープと、該両面粘着テープを介
して前記石膏板の全面に固着された化粧板とから構成さ
れてなることを特徴とする壁。 - (2)複数の柱を有する木製下地の全面に対し、貫通し
ていない多数の穴を表面全体に備えた石膏板を取り付け
た後、該石膏板の表面における所定箇所に両面粘着テー
プの一方の面を貼り付け、続いて該両面粘着テープの他
方の面により前記石膏板の全面に化粧板を固着すること
を特徴とする内装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3964490A JPH03244753A (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 壁及び内装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3964490A JPH03244753A (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 壁及び内装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03244753A true JPH03244753A (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=12558796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3964490A Pending JPH03244753A (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | 壁及び内装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03244753A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018512519A (ja) * | 2015-02-26 | 2018-05-17 | サン−ゴバン プラコ ソシエテ パル アクシオン サンプリフィエ | 増大された固定強度を有する仕切り |
CN112411851A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-02-26 | 业之峰诺华家居装饰集团股份有限公司 | 一种吊顶边缝防开裂工艺及其使用的铺平装置 |
JP2021123953A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | 株式会社エーアンドエーマテリアル | 内装仕上化粧板の施工方法 |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP3964490A patent/JPH03244753A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018512519A (ja) * | 2015-02-26 | 2018-05-17 | サン−ゴバン プラコ ソシエテ パル アクシオン サンプリフィエ | 増大された固定強度を有する仕切り |
JP2021123953A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | 株式会社エーアンドエーマテリアル | 内装仕上化粧板の施工方法 |
CN112411851A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-02-26 | 业之峰诺华家居装饰集团股份有限公司 | 一种吊顶边缝防开裂工艺及其使用的铺平装置 |
CN112411851B (zh) * | 2020-10-30 | 2021-11-09 | 业之峰诺华家居装饰集团股份有限公司 | 一种吊顶边缝防开裂工艺及其使用的铺平装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5487250A (en) | Predecorated wallboard joint and method of joining predecorated wallboards to form a concealed joint | |
HK1007436B (en) | Method of joining predecorated wallboards to form a concealed joint | |
KR20030070110A (ko) | 화장시트 부착 패널 및 그 패널을 사용한 벽면시공 방법 | |
JPH03244753A (ja) | 壁及び内装方法 | |
JPH035464B2 (ja) | ||
JPH0420647A (ja) | 化粧板による内装方法 | |
JPH047948Y2 (ja) | ||
JPH03206257A (ja) | 化粧板による内装方法 | |
JP4258023B2 (ja) | 室内装飾材とその形成方法。 | |
JP2878766B2 (ja) | 平面調整部材及び該部材を用いる内装方法 | |
JPS5828096Y2 (ja) | 化粧板 | |
JPH034670Y2 (ja) | ||
JPS6212584Y2 (ja) | ||
JPH0344902Y2 (ja) | ||
JP2857484B2 (ja) | 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 | |
JPH0332161Y2 (ja) | ||
JPH04213662A (ja) | 化粧板 | |
JPS609320Y2 (ja) | 屈曲面用モルタル下地材 | |
JPS6040731Y2 (ja) | 装飾建材 | |
JPS6152301B2 (ja) | ||
JPS637637Y2 (ja) | ||
JPH04118453A (ja) | 化粧板及び該化粧板を用いる内装方法 | |
JPH056339Y2 (ja) | ||
JP2582938B2 (ja) | タイルパネル | |
JP2544863B2 (ja) | シ―ト床材の施工方法 |