JPH10140017A - レーザーで記録可能なポリマー成形組成物 - Google Patents
レーザーで記録可能なポリマー成形組成物Info
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- JPH10140017A JPH10140017A JP31778397A JP31778397A JPH10140017A JP H10140017 A JPH10140017 A JP H10140017A JP 31778397 A JP31778397 A JP 31778397A JP 31778397 A JP31778397 A JP 31778397A JP H10140017 A JPH10140017 A JP H10140017A
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- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/267—Marking of plastic artifacts, e.g. with laser
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レ−ザ−で記録できるポリマ−成形組成物。
【解決手段】 成形体の製造過程において、成形体が暗
色ないし黒色、随時単色光を示し及びレ−ザ−記録後成
形体が印を付けた場所において非常に良好なコントラス
トを持つ優秀な、光沢のないし無色の、明色なタイプ表
面を提示するように、顔料を混入した熱可塑性ポリマ−
成形組成物。
色ないし黒色、随時単色光を示し及びレ−ザ−記録後成
形体が印を付けた場所において非常に良好なコントラス
トを持つ優秀な、光沢のないし無色の、明色なタイプ表
面を提示するように、顔料を混入した熱可塑性ポリマ−
成形組成物。
Description
【0001】本発明は、理想的な事例において、目的の
スペクトルの色に相当する顔料を随時カ−ボンブラック
と一緒に使用し、そして成形体の製造過程において該顔
料が単色光の、随時暗色ないし黒色の表面を与えて、印
をした場所でのレ−ザ−記録後、これらの成形体が優秀
な、明色ないし無色の、随時光沢のある色の、非常に良
好なコントラストを有するタイプ面を示すような具合
に、顔料の混入された熱可塑性ポリマ−成形組成物に関
する。
スペクトルの色に相当する顔料を随時カ−ボンブラック
と一緒に使用し、そして成形体の製造過程において該顔
料が単色光の、随時暗色ないし黒色の表面を与えて、印
をした場所でのレ−ザ−記録後、これらの成形体が優秀
な、明色ないし無色の、随時光沢のある色の、非常に良
好なコントラストを有するタイプ面を示すような具合
に、顔料の混入された熱可塑性ポリマ−成形組成物に関
する。
【0002】今回、理想的な事例において、目的のスペ
クトルの色に相当する顔料を随時カ−ボンブラックと一
緒に使用し、そして成形体の製造過程において該顔料が
単色光の、随時暗色ないし黒色の表面を与えて、印をし
た場所でのレ−ザ−記録後、これらの成形体が優秀な、
明色ないし無色の、随時光沢のある色の、非常に良好な
コントラストを有するタイプ面を示すような具合に、顔
料の混入された熱可塑性ポリマ−成形組成物が発見され
た。
クトルの色に相当する顔料を随時カ−ボンブラックと一
緒に使用し、そして成形体の製造過程において該顔料が
単色光の、随時暗色ないし黒色の表面を与えて、印をし
た場所でのレ−ザ−記録後、これらの成形体が優秀な、
明色ないし無色の、随時光沢のある色の、非常に良好な
コントラストを有するタイプ面を示すような具合に、顔
料の混入された熱可塑性ポリマ−成形組成物が発見され
た。
【0003】レ−ザ−エネルギ−及び書き込み速度を変
えることによって、明るさと色の様々なグラデーション
を得ることができる。
えることによって、明るさと色の様々なグラデーション
を得ることができる。
【0004】したがって本発明の主題は、 A)熱可塑性ポリマ−99.9999〜30、好ましく
は99.9995〜35、特に99.9990〜40重
量部、 B)目的のスペクトル範囲の色から選択される少なくと
も3つの顔料が添加されている顔料0.0001〜1
0.00重量部、好ましくは0.0005〜8.00重
量部、特に0.0010〜6.00重量部、 C)充填剤及び強化剤物質0〜60重量部、 D)難燃化添加剤0〜60重量部、 E)弾性体改変剤0〜50重量部、 F)三酸化アンチモン0〜8重量部、但しA)〜F)の
すべての重量部の合計が100である、を含有する熱可
塑性成形組成物である。
は99.9995〜35、特に99.9990〜40重
量部、 B)目的のスペクトル範囲の色から選択される少なくと
も3つの顔料が添加されている顔料0.0001〜1
0.00重量部、好ましくは0.0005〜8.00重
量部、特に0.0010〜6.00重量部、 C)充填剤及び強化剤物質0〜60重量部、 D)難燃化添加剤0〜60重量部、 E)弾性体改変剤0〜50重量部、 F)三酸化アンチモン0〜8重量部、但しA)〜F)の
すべての重量部の合計が100である、を含有する熱可
塑性成形組成物である。
【0005】本発明の更なる主題は、レ−ザ−エネルギ
−を用いて記録される成形体又は成形部品の製造に対す
る上述した熱可塑性ポリマ−成形組成物の使用及びそれ
から製造される成形体である。
−を用いて記録される成形体又は成形部品の製造に対す
る上述した熱可塑性ポリマ−成形組成物の使用及びそれ
から製造される成形体である。
【0006】本発明の更なる主題は、レ−ザ−エネルギ
−を用いる該成形体の記録法である。
−を用いる該成形体の記録法である。
【0007】エネルギ−源として、市販のレ−ザ−系、
好ましくはNd−YAGソリッド−ステ−ト・レ−ザ−
が使用できる。この波長は193〜10600nm、好
ましくは532〜1064nmであってよい。
好ましくはNd−YAGソリッド−ステ−ト・レ−ザ−
が使用できる。この波長は193〜10600nm、好
ましくは532〜1064nmであってよい。
【0008】本発明にしたがって使用される成形組成物
は、図柄、グラフィックス、文字、グラフィック図案、
像(例えばパスポ−ト写真、ポ−トレ−ト。写真)など
の形態の光学的情報を、レ−ザ−エネルギ−、例えばレ
−ザ−光線記録装置により適用するのに使用できる。
は、図柄、グラフィックス、文字、グラフィック図案、
像(例えばパスポ−ト写真、ポ−トレ−ト。写真)など
の形態の光学的情報を、レ−ザ−エネルギ−、例えばレ
−ザ−光線記録装置により適用するのに使用できる。
【0009】例えば写真の図は本発明で使用される成形
組成物上に転写できる。
組成物上に転写できる。
【0010】成分A ポリマ−マトリックスとして適当なものは、ポリマ−又
はコポリマ−、例えばポリアルキレンテレフタレ−ト、
芳香族ポリエステル、ポリアミド、ポリカ−ボネ−ト、
ポリアクリレ−ト、ポリメタクリレ−ト、ABSグラフ
トポリマ−、ポリオレフィン例えばポリエチレン又はポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリオ
キシメチレン、ポリイミド、ポリエ−テル及びポリエ−
テルケトンの単独又は種々のポリマ−のブレンド形のも
のである。
はコポリマ−、例えばポリアルキレンテレフタレ−ト、
芳香族ポリエステル、ポリアミド、ポリカ−ボネ−ト、
ポリアクリレ−ト、ポリメタクリレ−ト、ABSグラフ
トポリマ−、ポリオレフィン例えばポリエチレン又はポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリオ
キシメチレン、ポリイミド、ポリエ−テル及びポリエ−
テルケトンの単独又は種々のポリマ−のブレンド形のも
のである。
【0011】本発明の意味におけるポリアルキレンテレ
フタレ−トは、芳香族カルボン酸又はその反応性誘導体
(例えばジメチルエステル又は無水物)及び脂肪族、脂
環族又はアラリファチックのジオ−ルの反応生成物並び
にこれらの反応生成物の混合物である。
フタレ−トは、芳香族カルボン酸又はその反応性誘導体
(例えばジメチルエステル又は無水物)及び脂肪族、脂
環族又はアラリファチックのジオ−ルの反応生成物並び
にこれらの反応生成物の混合物である。
【0012】好適なポリアルキレンテレフタレ−トは、
公知の方法[クンストストッフ・ハンドブ−フ(Kun
ststoff−Handbuch)、第VIII巻、
695ペ−ジ、カ−ル−ハンザ−(karl−Hans
er)出版(ミュンヘン)、1973年]により、テレ
フタル酸(又はその反応性誘導体)及び炭素数2〜10
の脂肪族又は脂環族ジオ−ルから製造できる。
公知の方法[クンストストッフ・ハンドブ−フ(Kun
ststoff−Handbuch)、第VIII巻、
695ペ−ジ、カ−ル−ハンザ−(karl−Hans
er)出版(ミュンヘン)、1973年]により、テレ
フタル酸(又はその反応性誘導体)及び炭素数2〜10
の脂肪族又は脂環族ジオ−ルから製造できる。
【0013】好適なポリアルキレンテレフタレ−トは、
ジカルボン酸に関して少なくとも80、好ましくは90
モル%のテレフタル酸残基、及びジオ−ル成分に関して
少なくとも80、好ましくは90モル%のエチレングリ
コ−ル残基及び/又はブタンジオ−ル−1、4残基を含
む。
ジカルボン酸に関して少なくとも80、好ましくは90
モル%のテレフタル酸残基、及びジオ−ル成分に関して
少なくとも80、好ましくは90モル%のエチレングリ
コ−ル残基及び/又はブタンジオ−ル−1、4残基を含
む。
【0014】好適なポリアルキレンテレフタレ−トは、
テレフタル酸残基の他に炭素数8〜14の他の芳香族ジ
カルボン酸又は炭素数4〜12の脂肪族ジカルボン酸の
残基、例えばフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−
2、6−ジカルボン酸、4、4´−ジフェニルジカルボ
ン酸、琥珀酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、シクロヘキサンジ酢酸の残基を20モル%名で含む
ことができる。
テレフタル酸残基の他に炭素数8〜14の他の芳香族ジ
カルボン酸又は炭素数4〜12の脂肪族ジカルボン酸の
残基、例えばフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−
2、6−ジカルボン酸、4、4´−ジフェニルジカルボ
ン酸、琥珀酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン
酸、シクロヘキサンジ酢酸の残基を20モル%名で含む
ことができる。
【0015】好適なポリアルキレンテレフタレ−トは、
エチレン残基又はブタンジオ−ル−1、4グリコ−ル残
基の他に、炭素数3〜12の他の脂肪族ジオ−ル又は炭
素数6〜21の脂環族ジオ−ルの残基、例えばプロパン
ジオ−ル−1、3、2−エチルプロパンジオ−ル−1、
3、ネオペンチルグリコ−ル、ペンタンジオ−ル−1、
5、ヘキサンジオ−ル−1、6、シクロヘキサンメタノ
−ル−1、4、3−メチルペンタンジオ−ル−2、4、
2−メチルペンタンジオ−ル−2、4、2、2、4−ト
リメチルペンタンジオ−ル−1、3、及び−1、6、2
−エチルヘキサンジオ−ル−1、3、2、2−ジエチル
プロパンジオ−ル−1、3、ヘキサンジオ−ル−2、
5、1、4−ジ−(β−ヒドロキシエトキシ)−ベンゼ
ン、2、2−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)
−プロパン、2、4−ジヒドロキシ−1、1、3、3−
テトラメチル−シクロブタン、2、2−ビス−(3−β
−ヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン及び2、2
−ビス−(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロ
パンの残基を20モル%まで含んでいてもよい(独国公
開特許第2407674号、第2407776号及び第
2715932号)。
エチレン残基又はブタンジオ−ル−1、4グリコ−ル残
基の他に、炭素数3〜12の他の脂肪族ジオ−ル又は炭
素数6〜21の脂環族ジオ−ルの残基、例えばプロパン
ジオ−ル−1、3、2−エチルプロパンジオ−ル−1、
3、ネオペンチルグリコ−ル、ペンタンジオ−ル−1、
5、ヘキサンジオ−ル−1、6、シクロヘキサンメタノ
−ル−1、4、3−メチルペンタンジオ−ル−2、4、
2−メチルペンタンジオ−ル−2、4、2、2、4−ト
リメチルペンタンジオ−ル−1、3、及び−1、6、2
−エチルヘキサンジオ−ル−1、3、2、2−ジエチル
プロパンジオ−ル−1、3、ヘキサンジオ−ル−2、
5、1、4−ジ−(β−ヒドロキシエトキシ)−ベンゼ
ン、2、2−ビス−(4−ヒドロキシシクロヘキシル)
−プロパン、2、4−ジヒドロキシ−1、1、3、3−
テトラメチル−シクロブタン、2、2−ビス−(3−β
−ヒドロキシエトキシフェニル)−プロパン及び2、2
−ビス−(4−ヒドロキシプロポキシフェニル)−プロ
パンの残基を20モル%まで含んでいてもよい(独国公
開特許第2407674号、第2407776号及び第
2715932号)。
【0016】ポリアルキレンテレフタレ−トは、例えば
独国公開特許第1900270号及び米国特許第369
2744号に記述されているような比較的少量の3価又
は4価のアルコ−ル或いは3塩基性又は4塩基性カルボ
ン酸を混入して分岐させてもよい。好適な分岐鎖剤の例
は、トリメシン酸、トリメリット酸、トリメチロ−ルエ
タン及びトリメチロ−ルプロパン及びペンタエリスリト
−ルである。
独国公開特許第1900270号及び米国特許第369
2744号に記述されているような比較的少量の3価又
は4価のアルコ−ル或いは3塩基性又は4塩基性カルボ
ン酸を混入して分岐させてもよい。好適な分岐鎖剤の例
は、トリメシン酸、トリメリット酸、トリメチロ−ルエ
タン及びトリメチロ−ルプロパン及びペンタエリスリト
−ルである。
【0017】分岐鎖剤は酸成分に対して高々1モル%で
使用することが得策である。
使用することが得策である。
【0018】特に好適なものは、テレフタル酸及びその
反応性誘導体(例えばそのジアルキルエステル)とエチ
レングリコ−ル及び/又はブタンジオ−ル−1、4だけ
から製造されるポリアルキレンテレフタレ−ト(ポリエ
チレンテレフタレ−ト及びポリブチレンテレフタレ−
ト)及びこれらのポリアルキレンテレフタレ−トの混合
物である。
反応性誘導体(例えばそのジアルキルエステル)とエチ
レングリコ−ル及び/又はブタンジオ−ル−1、4だけ
から製造されるポリアルキレンテレフタレ−ト(ポリエ
チレンテレフタレ−ト及びポリブチレンテレフタレ−
ト)及びこれらのポリアルキレンテレフタレ−トの混合
物である。
【0019】好適なポリアルキレンテレフタレ−トは、
上述した酸成分の少なくとも2つから及び/又は上述し
たアルコ−ル成分の少なくとも2つから製造されるコポ
リエステルでもある。特に好適なコポリエステルは、ポ
リ−(エチレングリコ−ル/ブタンジオ−ル−1、4)
−テレフタレ−トである。
上述した酸成分の少なくとも2つから及び/又は上述し
たアルコ−ル成分の少なくとも2つから製造されるコポ
リエステルでもある。特に好適なコポリエステルは、ポ
リ−(エチレングリコ−ル/ブタンジオ−ル−1、4)
−テレフタレ−トである。
【0020】成分Aとして好適に使用されるポリアルキ
レンテレフタレ−トは、一般にそれぞれの場合25℃、
フェノ−ル/o−ジクロロベンゼン(1:1重量部)中
で測定して約0.4〜1.5、好ましくは0.5〜1.
3dl/gの固有粘度を有する。
レンテレフタレ−トは、一般にそれぞれの場合25℃、
フェノ−ル/o−ジクロロベンゼン(1:1重量部)中
で測定して約0.4〜1.5、好ましくは0.5〜1.
3dl/gの固有粘度を有する。
【0021】本発明の意味における芳香族ポリカ−ボネ
−トは、例えば次のジオ−ル、ハイドロキノン、レゾル
シン、ジヒドロキシジフェニル、ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−
シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スル
フィド、ビス−(ヒドロキシフェニル)−エ−テル、ビ
ス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビス−(ヒドロ
キシフェニル)−スルホン、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−スルホキシド、α、α′−ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−ジイソプロピルベンゼン、及びこれらの環ア
ルキル化及び環ハロゲン化誘導体の少なくとも1つに基
づくホモポリカ−ボネ−ト及びこれらのポリカ−ボネ−
トの混合物を意味するものと理解される。
−トは、例えば次のジオ−ル、ハイドロキノン、レゾル
シン、ジヒドロキシジフェニル、ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−
シクロアルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)−スル
フィド、ビス−(ヒドロキシフェニル)−エ−テル、ビ
ス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビス−(ヒドロ
キシフェニル)−スルホン、ビス−(ヒドロキシフェニ
ル)−スルホキシド、α、α′−ビス−(ヒドロキシフ
ェニル)−ジイソプロピルベンゼン、及びこれらの環ア
ルキル化及び環ハロゲン化誘導体の少なくとも1つに基
づくホモポリカ−ボネ−ト及びこれらのポリカ−ボネ−
トの混合物を意味するものと理解される。
【0022】これらの及び他の適当なジフェノ−ルは、
例えば米国特許第3028365号、第2999835
号、第3148172号、第2275601号、第29
91283号、第3271367号、第3062781
号、第2970131号、及び第2999846号、独
国特許第1570703号、第2063050号、第2
063052号、第2211956号、第221195
7号、仏国特許第1561518号、並びに単行本、
H.シュネル(Schnell)著、ポリカ−ボネ−ト
の化学と物理、インタ−サイエンス出版、ニュ−ヨ−
ク、1964年、に記述されている。
例えば米国特許第3028365号、第2999835
号、第3148172号、第2275601号、第29
91283号、第3271367号、第3062781
号、第2970131号、及び第2999846号、独
国特許第1570703号、第2063050号、第2
063052号、第2211956号、第221195
7号、仏国特許第1561518号、並びに単行本、
H.シュネル(Schnell)著、ポリカ−ボネ−ト
の化学と物理、インタ−サイエンス出版、ニュ−ヨ−
ク、1964年、に記述されている。
【0023】好適なジフェノ−ルは、例えば2、2−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、1、1−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、
2、2−ビス−(3、5−ジクロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、2、2−ビス−(3、5−ジブロ
モ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2、2−ビ
ス−(3、5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−
プロパン、ビス−(3、5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−メタン、ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−スルフィド、1、1−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−3、3、5−トリメチルシクロヘキサン、で
ある。
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、1、1−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、
2、2−ビス−(3、5−ジクロロ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、2、2−ビス−(3、5−ジブロ
モ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2、2−ビ
ス−(3、5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−
プロパン、ビス−(3、5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−メタン、ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−スルフィド、1、1−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−3、3、5−トリメチルシクロヘキサン、で
ある。
【0024】ジフェノ−ルは、単独で及び混合物で使用
できる。特に好適な芳香族ポリカ−ボネ−トは、2、2
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン又は好
適であると言及した他のジフェノ−ルの1つに基づくポ
リカ−ボネ−トである。全く特に好適なものは、2、2
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2、
2−ビス−(3、5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン、又は1、1−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−3、3、5−トリメチルシクロヘキサン、
或いは2、2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン及び1、1−ビス−(4−ヒドロキシフェル)−
3、3、5−トリメチルシクロヘキサンの混合物であ
る。
できる。特に好適な芳香族ポリカ−ボネ−トは、2、2
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン又は好
適であると言及した他のジフェノ−ルの1つに基づくポ
リカ−ボネ−トである。全く特に好適なものは、2、2
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2、
2−ビス−(3、5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン、又は1、1−ビス−(4−ヒドロキシ
フェニル)−3、3、5−トリメチルシクロヘキサン、
或いは2、2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−プ
ロパン及び1、1−ビス−(4−ヒドロキシフェル)−
3、3、5−トリメチルシクロヘキサンの混合物であ
る。
【0025】芳香族ポリカ−ボネ−トは、公知の方法に
より、例えば対応するビスフェノ−ルのジフェニルカ−
ボネ−トとの溶融エステル交換により、またビスフェノ
−ル及びホスゲンの溶液中で、製造できる。この溶液は
均一(ピリジン法)または不均一(2相界面法)であっ
てよい[H.シュネル(Schnell)著、ポリカ−
ボネ−トの化学と物理、ポリマ−レビユ−第IX巻、3
3ペ−ジ、インタ−サイエンス出版、ニュ−ヨ−ク、1
964年を参照]。
より、例えば対応するビスフェノ−ルのジフェニルカ−
ボネ−トとの溶融エステル交換により、またビスフェノ
−ル及びホスゲンの溶液中で、製造できる。この溶液は
均一(ピリジン法)または不均一(2相界面法)であっ
てよい[H.シュネル(Schnell)著、ポリカ−
ボネ−トの化学と物理、ポリマ−レビユ−第IX巻、3
3ペ−ジ、インタ−サイエンス出版、ニュ−ヨ−ク、1
964年を参照]。
【0026】概して芳香族ポリカ−ボネ−トは、約10
000〜200000、好ましくは20000〜800
00の平均分子量Mwを有する(予めの補正後、ゲルク
ロマトグラフィ−で決定)。
000〜200000、好ましくは20000〜800
00の平均分子量Mwを有する(予めの補正後、ゲルク
ロマトグラフィ−で決定)。
【0027】本発明の意味におけるコポリカ−ボネ−ト
は、特に約10000〜200000、好ましくは20
000〜80000の平均分子量Mwを有する(予めの
補正後、ゲルクロマトグラフィ−で決定)及び約75〜
97.5、重量%、好ましくは85〜97重量%の芳香
族ポリカ−ボネ−ト構造単位及び約25〜2.5、重量
%、好ましくは15〜3重量%のポリジ有機シロキサン
構造単位を含む、ポリジ有機シロキサン−ポリカ−ボネ
−トブロックコポリマ−である。この場合、このブロッ
クコポリマ−は、α、ω−ビスヒドロキシアリ−ロキシ
末端基を含み且つ5〜100、好ましくは20〜80に
相当する重合度Pnを有するポリジ有機シロキサンに基
づいて製造される。
は、特に約10000〜200000、好ましくは20
000〜80000の平均分子量Mwを有する(予めの
補正後、ゲルクロマトグラフィ−で決定)及び約75〜
97.5、重量%、好ましくは85〜97重量%の芳香
族ポリカ−ボネ−ト構造単位及び約25〜2.5、重量
%、好ましくは15〜3重量%のポリジ有機シロキサン
構造単位を含む、ポリジ有機シロキサン−ポリカ−ボネ
−トブロックコポリマ−である。この場合、このブロッ
クコポリマ−は、α、ω−ビスヒドロキシアリ−ロキシ
末端基を含み且つ5〜100、好ましくは20〜80に
相当する重合度Pnを有するポリジ有機シロキサンに基
づいて製造される。
【0028】ポリジ有機シロキサン−ポリカ−ボネ−ト
ブロックコポリマ−は、ポリジ有機シロキサン−ポリカ
−ボネ−トブロックコポリマ−と通常のポリシロキサン
を含まない熱可塑性ポリカ−ボネ−トとの混合物であっ
てもよい。この時、この混合物中のポリジ有機シロキサ
ン構造単位の全含量は、約2.5〜25重量%に相当す
る。
ブロックコポリマ−は、ポリジ有機シロキサン−ポリカ
−ボネ−トブロックコポリマ−と通常のポリシロキサン
を含まない熱可塑性ポリカ−ボネ−トとの混合物であっ
てもよい。この時、この混合物中のポリジ有機シロキサ
ン構造単位の全含量は、約2.5〜25重量%に相当す
る。
【0029】そのようなポリジ有機シロキサン−ポリカ
−ボネ−トブロックコポリマ−は、それが一方でポリマ
−鎖中に芳香族カ−ボネ−ト単位(1)を、また他方で
アリ−ロキシ末端基のポリジ有機シロキサン(2)を含
有するのが特色である:
−ボネ−トブロックコポリマ−は、それが一方でポリマ
−鎖中に芳香族カ−ボネ−ト単位(1)を、また他方で
アリ−ロキシ末端基のポリジ有機シロキサン(2)を含
有するのが特色である:
【0030】
【化1】
【0031】[式中、Arは同一の又は異なるジフェノ
−ルのアリ−ル残基であり、R及びR1は同一でも異な
ってもよく、線状アルキル、分岐鎖アルキル、アルケニ
ル、ハロゲン化線状アルキル、ハロゲン化分岐鎖アルキ
ル、アリ−ル、又はハロゲン化アリ−ル、好ましくはメ
チルを意味し,ジ有機シロキシ単位の数n=A+B+C
=5〜100、好ましくは20〜80]。
−ルのアリ−ル残基であり、R及びR1は同一でも異な
ってもよく、線状アルキル、分岐鎖アルキル、アルケニ
ル、ハロゲン化線状アルキル、ハロゲン化分岐鎖アルキ
ル、アリ−ル、又はハロゲン化アリ−ル、好ましくはメ
チルを意味し,ジ有機シロキシ単位の数n=A+B+C
=5〜100、好ましくは20〜80]。
【0032】上式(2)においてアルキルは、例えばC
1〜C20アルキルであり、上式(2)においてアルケニ
ルは、例えばC2〜C6アルケニルであり、上式(2)に
おいてアリ−ルは、例えばC6〜C14アリ−ルである。
上式におけるハロゲン化は、部分的な又は完全な塩素
化、臭素化又は弗素化を意味する。
1〜C20アルキルであり、上式(2)においてアルケニ
ルは、例えばC2〜C6アルケニルであり、上式(2)に
おいてアリ−ルは、例えばC6〜C14アリ−ルである。
上式におけるハロゲン化は、部分的な又は完全な塩素
化、臭素化又は弗素化を意味する。
【0033】アルキル、アルケニル、アリ−ル、ハロゲ
ン化アルキル又はハロゲン化アリ−ルの例は、メチル、
エチル、プロピル、n−ブチル、tert−ブチル、ビ
ニル、フェニル、ナフチル、クロロメチル、パ−フルオ
ロブチル、パ−フルオロオクチル、及びクロロフェニル
である。
ン化アルキル又はハロゲン化アリ−ルの例は、メチル、
エチル、プロピル、n−ブチル、tert−ブチル、ビ
ニル、フェニル、ナフチル、クロロメチル、パ−フルオ
ロブチル、パ−フルオロオクチル、及びクロロフェニル
である。
【0034】そのようなポリジ有機シロキサン−ポリカ
−ボネ−トブロックコポリマ−は、例えば米国特許第3
189662号、第3821325号及び第38324
19号から公知である。
−ボネ−トブロックコポリマ−は、例えば米国特許第3
189662号、第3821325号及び第38324
19号から公知である。
【0035】好適なポリジ有機シロキサン−ポリカ−ボ
ネ−トブロックコポリマ−は、例えば2相界面法[H.
シュネル(Schnell)著、ポリカ−ボネ−トの化
学と物理、ポリマ−レビユ−第IX巻、27ペ−ジ、イ
ンタ−サイエンス出版、ニュ−ヨ−ク、1964年]に
従い、α、ω−ビスヒドロキシアリ−ロキシ末端基を含
むポリジ有機シロキサンを、随時通常量の分岐鎖剤を共
用して、他のジフェノ−ルと一緒に反応させることによ
って製造される。但しそれぞれの場合、2官能性フェノ
−ル性反応物の比は、芳香族カ−ボネ−ト構造単位及び
ジ有機シロキシ単位を、本発明による含量にならしめる
ように選択される。
ネ−トブロックコポリマ−は、例えば2相界面法[H.
シュネル(Schnell)著、ポリカ−ボネ−トの化
学と物理、ポリマ−レビユ−第IX巻、27ペ−ジ、イ
ンタ−サイエンス出版、ニュ−ヨ−ク、1964年]に
従い、α、ω−ビスヒドロキシアリ−ロキシ末端基を含
むポリジ有機シロキサンを、随時通常量の分岐鎖剤を共
用して、他のジフェノ−ルと一緒に反応させることによ
って製造される。但しそれぞれの場合、2官能性フェノ
−ル性反応物の比は、芳香族カ−ボネ−ト構造単位及び
ジ有機シロキシ単位を、本発明による含量にならしめる
ように選択される。
【0036】そのようなα、ω−ビスヒドロキシアリ−
ロキシ末端基を含むポリジ有機シロキサンは、例えば米
国特許第3419634号から公知である。
ロキシ末端基を含むポリジ有機シロキサンは、例えば米
国特許第3419634号から公知である。
【0037】本発明の意味におけ得るABSコポリマ−
は、 A1)A1.1)スチレン、α−メチルスチレン、核ハ
ロゲン化又はメチル化スチレン、C1〜C8アルキルメタ
クリレ−ト、特にメチルメタクリレ−ト、C1〜C8アル
キルアクリレ−ト、特にメチルアクリレ−ト、又はこれ
らの化合物の混合物50〜95重量部、及び A1.2)アクリロニトリル、メタクリロニトリル、C
1〜C8アルキルメタクリレ−ト、特にメチルメタクリレ
−ト、C1〜C8アルキルアクリレ−ト、特にメチルアク
リレ−ト、無水マレイン酸、C1〜C4アルキル置換又は
N−置換マレイミド、又はこれらの化合物の混合物5〜
50重量部、の混合物5〜95,好ましくは30〜80
重量部の、 A2)ガラス転移温度<−10℃のブタジエン、ポリブ
タジエン、又はブタジエン/スチレンコポリマ−5〜9
5、好ましくは20〜70重量部、へのグラフト重合物
である。
は、 A1)A1.1)スチレン、α−メチルスチレン、核ハ
ロゲン化又はメチル化スチレン、C1〜C8アルキルメタ
クリレ−ト、特にメチルメタクリレ−ト、C1〜C8アル
キルアクリレ−ト、特にメチルアクリレ−ト、又はこれ
らの化合物の混合物50〜95重量部、及び A1.2)アクリロニトリル、メタクリロニトリル、C
1〜C8アルキルメタクリレ−ト、特にメチルメタクリレ
−ト、C1〜C8アルキルアクリレ−ト、特にメチルアク
リレ−ト、無水マレイン酸、C1〜C4アルキル置換又は
N−置換マレイミド、又はこれらの化合物の混合物5〜
50重量部、の混合物5〜95,好ましくは30〜80
重量部の、 A2)ガラス転移温度<−10℃のブタジエン、ポリブ
タジエン、又はブタジエン/スチレンコポリマ−5〜9
5、好ましくは20〜70重量部、へのグラフト重合物
である。
【0038】そのようなグラフト重合物は、例えば独国
公開特許第2035390号(=米国特許第36445
74号)又は独国公開特許第2248242号(=英国
特許第1409275号)に記述されている。
公開特許第2035390号(=米国特許第36445
74号)又は独国公開特許第2248242号(=英国
特許第1409275号)に記述されている。
【0039】よく知られているようにグラフト共重合
中、グラフトモノマ−は必ずしも完全にグラフト基材に
グラフトされないから、グラフトモノマ−からのコポリ
マ−が生成する。かくして、ABSグラフトポリマ−と
は、正確には重合のためこれらのコポリマ−を含むその
ような生成物を包含するものと理解すべきである。
中、グラフトモノマ−は必ずしも完全にグラフト基材に
グラフトされないから、グラフトモノマ−からのコポリ
マ−が生成する。かくして、ABSグラフトポリマ−と
は、正確には重合のためこれらのコポリマ−を含むその
ような生成物を包含するものと理解すべきである。
【0040】ABSグラフトポリマ−の平均粒径d
50は、一般に0.5〜5、好ましくは0.1〜2nmに
相当する。この平均粒径d50は、それ以上及び以下の粒
子がそれぞれ粒子の50重量%である直径を意味する
[W.ショルタン(Scholtan)、H.ランゲ
(Lange)、コロイド(Kolloid)Z.ポリ
メ−レ(Polumere)、250、782〜796
(1972)]。
50は、一般に0.5〜5、好ましくは0.1〜2nmに
相当する。この平均粒径d50は、それ以上及び以下の粒
子がそれぞれ粒子の50重量%である直径を意味する
[W.ショルタン(Scholtan)、H.ランゲ
(Lange)、コロイド(Kolloid)Z.ポリ
メ−レ(Polumere)、250、782〜796
(1972)]。
【0041】ポリオレフィンは、重合中に導入される少
量の非共役ジエンを含んでいてもよいポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ−1−ブテン及びポリメチルペンテ
ンである。これらのポリマ−は、公知であり、レンプ
(Roempp)のヘミ−レキシコン(Chemiel
exkon)、第8版、1987年、第5巻、3307
ペ−ジ及びそれに引用されている文献に記述されてい
る。
量の非共役ジエンを含んでいてもよいポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ−1−ブテン及びポリメチルペンテ
ンである。これらのポリマ−は、公知であり、レンプ
(Roempp)のヘミ−レキシコン(Chemiel
exkon)、第8版、1987年、第5巻、3307
ペ−ジ及びそれに引用されている文献に記述されてい
る。
【0042】ポリアミドとしては、一般に脂肪族ポリア
ミド又は主に脂肪族部分のポリアミドの熱可塑性ポリア
ミド成形組成物が使用される。好適なものは、ポリアミ
ド6、ポリアミド66、又はポリアミド6とジアミン
(好ましくはC4〜C16アルキレンジアミン、特にC4〜
C8アルキレンジアミン)及びジカルボン酸(好ましく
はC4〜C12ジカルボン酸、特にC4〜C8ジカルボン
酸)との或いはポリアミド66の高々20重量%のコモ
ノマ−部分とのコポリアミドである。
ミド又は主に脂肪族部分のポリアミドの熱可塑性ポリア
ミド成形組成物が使用される。好適なものは、ポリアミ
ド6、ポリアミド66、又はポリアミド6とジアミン
(好ましくはC4〜C16アルキレンジアミン、特にC4〜
C8アルキレンジアミン)及びジカルボン酸(好ましく
はC4〜C12ジカルボン酸、特にC4〜C8ジカルボン
酸)との或いはポリアミド66の高々20重量%のコモ
ノマ−部分とのコポリアミドである。
【0043】成分B 顔料としては、有機及び/又は無機顔料及び/又は染料
の両方が適当である。カ−ボンブラックは、随時顔料混
合物の一成分である。顔料/染料及び/又はカ−ボンブ
ラックは、随時バッチの形で使用しうる。顔料混合物
は、理想的な場合、目的のスペクトルのすべての色が随
時カ−ボンブラックと一緒に使用されるというように選
択すべきである。
の両方が適当である。カ−ボンブラックは、随時顔料混
合物の一成分である。顔料/染料及び/又はカ−ボンブ
ラックは、随時バッチの形で使用しうる。顔料混合物
は、理想的な場合、目的のスペクトルのすべての色が随
時カ−ボンブラックと一緒に使用されるというように選
択すべきである。
【0044】着色に関して助剤として使用される無機顔
料の例は、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、塩基
性炭酸鉛、塩基性硫酸鉛又はケイ酸鉛、リトポン、二酸
化チタン(アナタス、ルチル)、酸化亜鉛、硫化亜鉛、
金属酸化物例えばプルシアンブル−、クロム酸鉛、スル
ホクロム酸鉛、チタン酸クロム−アンチモン、酸化クロ
ム、酸化鉄、コバルトブル−、コバルト−クロムブル
−、コバルト−ニッケルグレイ、マンガンブル−、マン
ガンバイオレット、モリブデ−トオレンジ、モリブデ−
トレッド、チタン酸ニッケル−アンチモン、ウルトラマ
リンブル−、及び更に硫化金属、例えば二硫化ヒ素、三
硫化アンチモン、硫化カドミウム、スルホセレン酸カド
ミウム、ケイ酸ジルコニウム、例えばジルコニウム−バ
ナジウムブル−、ジルコニウム−プラセオジミウムイエ
ロ−である。
料の例は、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、塩基
性炭酸鉛、塩基性硫酸鉛又はケイ酸鉛、リトポン、二酸
化チタン(アナタス、ルチル)、酸化亜鉛、硫化亜鉛、
金属酸化物例えばプルシアンブル−、クロム酸鉛、スル
ホクロム酸鉛、チタン酸クロム−アンチモン、酸化クロ
ム、酸化鉄、コバルトブル−、コバルト−クロムブル
−、コバルト−ニッケルグレイ、マンガンブル−、マン
ガンバイオレット、モリブデ−トオレンジ、モリブデ−
トレッド、チタン酸ニッケル−アンチモン、ウルトラマ
リンブル−、及び更に硫化金属、例えば二硫化ヒ素、三
硫化アンチモン、硫化カドミウム、スルホセレン酸カド
ミウム、ケイ酸ジルコニウム、例えばジルコニウム−バ
ナジウムブル−、ジルコニウム−プラセオジミウムイエ
ロ−である。
【0045】着色に関して助剤として使用される有機顔
料の例は、アンスラキノン、アゾ、アゾメチン、ベンズ
アントロン、キナクリドン、キノフタロン、ジオキサジ
ン、フラバントロン、インダントロン、イソインドリ
ン、イソインドリノン、メチン、ペリノン、ペリレン、
フタロシアニン、ピラトロン、ピロロピロ−ル、チオイ
ンジゴ顔料、及び例えばアゾ、アゾメチン、メチン染料
の金属錯体又はアゾ化合物の金属塩である。
料の例は、アンスラキノン、アゾ、アゾメチン、ベンズ
アントロン、キナクリドン、キノフタロン、ジオキサジ
ン、フラバントロン、インダントロン、イソインドリ
ン、イソインドリノン、メチン、ペリノン、ペリレン、
フタロシアニン、ピラトロン、ピロロピロ−ル、チオイ
ンジゴ顔料、及び例えばアゾ、アゾメチン、メチン染料
の金属錯体又はアゾ化合物の金属塩である。
【0046】ポリマ−に溶解できる染料として、例えば
分散染料、例えばアンスラキノン系のもの例えばアルキ
ルアミノ、アミノ、アリ−ルアミノ、シクロヘキシルア
ミノ、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、又はフェニルメ
ルカプトアンスラキノン、並びにアゾ染料の金属錯体、
特にモノアゾ染料の1:2−クロム又はコバルト錯体、
並びに蛍光染料、例えばベンズチアゾ−ル、クマリン、
オキサジン、又はチアジン系からのものである。
分散染料、例えばアンスラキノン系のもの例えばアルキ
ルアミノ、アミノ、アリ−ルアミノ、シクロヘキシルア
ミノ、ヒドロキシ、ヒドロキシアミノ、又はフェニルメ
ルカプトアンスラキノン、並びにアゾ染料の金属錯体、
特にモノアゾ染料の1:2−クロム又はコバルト錯体、
並びに蛍光染料、例えばベンズチアゾ−ル、クマリン、
オキサジン、又はチアジン系からのものである。
【0047】ポリマ−に溶解できる染料は、好ましくは
充填剤及び/又は顔料と、特に無機顔料例えば二酸化チ
タンと組み合わせて使用される。
充填剤及び/又は顔料と、特に無機顔料例えば二酸化チ
タンと組み合わせて使用される。
【0048】本発明によれば、顔料又はポリマ−に溶解
できる染料は、顔料添加剤と共に又はそれなしに使用で
きる。この場合、単にそれらが本発明で使用する熱可塑
性ポリマ−と親和性があること、及び該ポリマ−の機械
的性質又は他の性質を損なわないことを保証することに
留意しなければならない。
できる染料は、顔料添加剤と共に又はそれなしに使用で
きる。この場合、単にそれらが本発明で使用する熱可塑
性ポリマ−と親和性があること、及び該ポリマ−の機械
的性質又は他の性質を損なわないことを保証することに
留意しなければならない。
【0049】適当な顔料添加剤は、例えば炭素数が少な
くとも12の脂肪酸、例えばベヘン酸又はステアリン
酸、そのアミド、塩又はエステル、例えばステアリン酸
アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸亜鉛、又はベヘン酸マグネシウム、更に第四級アンモ
ニウム化合物、例えばトリ−(C1〜C4)−アルキルベ
ンジルアンモニウム塩、ワックス、例えばポリエチレン
ワックス、樹脂酸、例えばアビエチン酸、ロジン石鹸、
水和又は2量化ロジン、C12〜C18パラフィンジスルホ
ン酸、又はアルキルフェノ−ルである。
くとも12の脂肪酸、例えばベヘン酸又はステアリン
酸、そのアミド、塩又はエステル、例えばステアリン酸
アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸亜鉛、又はベヘン酸マグネシウム、更に第四級アンモ
ニウム化合物、例えばトリ−(C1〜C4)−アルキルベ
ンジルアンモニウム塩、ワックス、例えばポリエチレン
ワックス、樹脂酸、例えばアビエチン酸、ロジン石鹸、
水和又は2量化ロジン、C12〜C18パラフィンジスルホ
ン酸、又はアルキルフェノ−ルである。
【0050】本発明で好適なものは、金属を含む顔料、
例えば無機顔料、及びアゾ、アゾメチン又はメチン染料
の金属錯体である。
例えば無機顔料、及びアゾ、アゾメチン又はメチン染料
の金属錯体である。
【0051】アンスラキノン、アゾ、アゾメチン、キナ
クリドン、ジオキサジン、イソインドリン、イソインド
リノン、メチン、ペリレン、フタロシアニン、ピロロピ
ロ−ル、チオインジゴ染料、及びバナジン酸ビスマスも
好適である。
クリドン、ジオキサジン、イソインドリン、イソインド
リノン、メチン、ペリレン、フタロシアニン、ピロロピ
ロ−ル、チオインジゴ染料、及びバナジン酸ビスマスも
好適である。
【0052】目的の領域の色に相当する無機及び/又は
有機顔料は好適である。そのような無機及び/又は有機
顔料としては、定義によればCIE標準カラ−表の曲線
シリ−ズ上に又はその付近に位置する飽和の色に相当す
る顔料は好適である。この関連で、無機の金属含有顔料
のフタロシアニン金属錯体、銅フタロシアニン、モノア
ゾ−1:2−クロム錯体、アゾ金属錯体及びバナジン酸
ビスマスは、特に好適である。
有機顔料は好適である。そのような無機及び/又は有機
顔料としては、定義によればCIE標準カラ−表の曲線
シリ−ズ上に又はその付近に位置する飽和の色に相当す
る顔料は好適である。この関連で、無機の金属含有顔料
のフタロシアニン金属錯体、銅フタロシアニン、モノア
ゾ−1:2−クロム錯体、アゾ金属錯体及びバナジン酸
ビスマスは、特に好適である。
【0053】成分C 充填剤及び強化剤として、中でも表面処理されていても
よいガラス繊維、ガラスボ−ル、雲母、シリケ−ト、石
英、滑石、二酸化チタン、ウオラストナイトを使用して
よい。好適な強化剤は、市販のガラス繊維である。一般
に8〜14nmの繊維直径を有するガラス繊維は、エン
ドレス繊維の形で又は切断もしくは粉砕ガラス繊維の形
で使用できる。この時繊維には、適当なサイジング系及
びシランに基づく接着促進剤又は接着促進剤系を付与し
てあってもよい。混合物には、繊維及び強化剤好ましく
は8〜45、特に10〜40重量部が添加できる。
よいガラス繊維、ガラスボ−ル、雲母、シリケ−ト、石
英、滑石、二酸化チタン、ウオラストナイトを使用して
よい。好適な強化剤は、市販のガラス繊維である。一般
に8〜14nmの繊維直径を有するガラス繊維は、エン
ドレス繊維の形で又は切断もしくは粉砕ガラス繊維の形
で使用できる。この時繊維には、適当なサイジング系及
びシランに基づく接着促進剤又は接着促進剤系を付与し
てあってもよい。混合物には、繊維及び強化剤好ましく
は8〜45、特に10〜40重量部が添加できる。
【0054】成分D 難燃化添加剤としては、市販の有機化合物又はハロゲン
化合物が、相乗作用剤又は市販の有機窒素化合物又は有
機/無機燐化合物と共に適当である。鉱物の難燃化剤、
例えば水酸化マグネシウム又は炭酸Ca−Mg水和物も
使用できる。
化合物が、相乗作用剤又は市販の有機窒素化合物又は有
機/無機燐化合物と共に適当である。鉱物の難燃化剤、
例えば水酸化マグネシウム又は炭酸Ca−Mg水和物も
使用できる。
【0055】本発明による成形組成物は、ハロゲン化化
合物を29重量%まで、好ましくは3〜18、好ましく
は6〜15重量部、及びアンチモン化合物、特に三酸化
アンチモン又は五酸化アンチモンを8重量部まで、好ま
しくは2〜6重量部含有しうる。
合物を29重量%まで、好ましくは3〜18、好ましく
は6〜15重量部、及びアンチモン化合物、特に三酸化
アンチモン又は五酸化アンチモンを8重量部まで、好ま
しくは2〜6重量部含有しうる。
【0056】ハロゲン含有、特に臭素化及び塩素化有機
化合物としては、次のものが例示できる:エチレン1、
2−ビステトラブロモフタルイミド、エポキシ化テトラ
ブロモビスフェノ−ルA樹脂、テトラブロモビスフェノ
−ルAオリゴカ−ボネ−ト、テトラクロロビスフェノ−
ルAオリゴカ−ボネ−ト、ペンタブロモポリアクリレ−
ト、臭素化ポリスチレン。
化合物としては、次のものが例示できる:エチレン1、
2−ビステトラブロモフタルイミド、エポキシ化テトラ
ブロモビスフェノ−ルA樹脂、テトラブロモビスフェノ
−ルAオリゴカ−ボネ−ト、テトラクロロビスフェノ−
ルAオリゴカ−ボネ−ト、ペンタブロモポリアクリレ−
ト、臭素化ポリスチレン。
【0057】ペンタブロモポリアクリレ−トは1000
0〜200000の平均分子量Mw(重量平均)を有
し、臭素化ポリスチレンは10000〜500000の
平均分子量を有する。
0〜200000の平均分子量Mw(重量平均)を有
し、臭素化ポリスチレンは10000〜500000の
平均分子量を有する。
【0058】好ましくはエポキシ化テトラブロモビスフ
ェノ−ルA及びテトラブロモビスフェノ−ルAオリゴカ
−ボネ−トが使用される。
ェノ−ルA及びテトラブロモビスフェノ−ルAオリゴカ
−ボネ−トが使用される。
【0059】エポキシ化テトラブロモビスフェノ−ルA
は、分子量約350〜2100,好ましくは360〜1
000、特に371〜400の公知のジエポキシド樹脂
であり、実質的に少なくとも1つのビスフェノ−ルAと
エピハロゲンヒドリンの縮合生成物からなり、式(I)
は、分子量約350〜2100,好ましくは360〜1
000、特に371〜400の公知のジエポキシド樹脂
であり、実質的に少なくとも1つのビスフェノ−ルAと
エピハロゲンヒドリンの縮合生成物からなり、式(I)
【0060】
【化2】
【0061】[式中、Xは水素又は臭素を表し、そして
nは0及び2.3以下の間の算術平均である]で記述さ
れる(参照、例えばヨ−ロッパ特許第180471
号)。
nは0及び2.3以下の間の算術平均である]で記述さ
れる(参照、例えばヨ−ロッパ特許第180471
号)。
【0062】テトラブロモビスフェノ−ルAオリゴカ−
ボネ−ト及びテトラクロロビスフェノ−ルAオリゴカ−
ボネ−トは、それぞれ式(II)によって記述される。
この時オリゴマ−は、それぞれフェノ−ルで或いはトリ
ブロモフェノ−ル又はトリクロロフェノ−ルで末端が終
わる:
ボネ−ト及びテトラクロロビスフェノ−ルAオリゴカ−
ボネ−トは、それぞれ式(II)によって記述される。
この時オリゴマ−は、それぞれフェノ−ルで或いはトリ
ブロモフェノ−ル又はトリクロロフェノ−ルで末端が終
わる:
【0063】
【化3】
【0064】[式中、R=
【0065】
【化4】
【0066】又は
【0067】
【化5】
【0068】であり、但し、Xは水素、臭素、又は塩素
を表し、そしてnは4〜7の算術平均である]。
を表し、そしてnは4〜7の算術平均である]。
【0069】テトラブロモ(クロロ)ビスフェノ−ルA
オリゴカ−ボネ−トは公知であり、公知の方法で製造で
きる。
オリゴカ−ボネ−トは公知であり、公知の方法で製造で
きる。
【0070】有機燐化合物としては、ヨ−ロッパ特許第
345522号(米国特許第61745号)又は独国特
許願第4328656.9号による燐化合物、例えばト
リフェニルホスフェ−ト、オリゴマ−ホスフェ−ト、レ
ゾルシンジホスフェ−ト、又はこれらの混合物がそこに
記述されている量で適当である。
345522号(米国特許第61745号)又は独国特
許願第4328656.9号による燐化合物、例えばト
リフェニルホスフェ−ト、オリゴマ−ホスフェ−ト、レ
ゾルシンジホスフェ−ト、又はこれらの混合物がそこに
記述されている量で適当である。
【0071】成分E 弾性体改変剤としては、官能性結合基を有する又は有さ
ない市販のEP(D)Mゴム、ブタジエン、スチレン、
アクリロニトリルに基づくグラフトゴム(参照、例えば
上述したABSグラフトポリマ−)、アクリレ−トゴ
ム、熱可塑性ポリウレタン、又はEVAコポリマ−が使
用できる。
ない市販のEP(D)Mゴム、ブタジエン、スチレン、
アクリロニトリルに基づくグラフトゴム(参照、例えば
上述したABSグラフトポリマ−)、アクリレ−トゴ
ム、熱可塑性ポリウレタン、又はEVAコポリマ−が使
用できる。
【0072】好ましくは、成分Eは30重量部までの量
で使用される。
で使用される。
【0073】成分F 三酸化アンチモンは公知であり、例えばカンピン(Ca
mpine)から購入できる。
mpine)から購入できる。
【0074】本発明による成形組成物は、通常の添加
剤、例えば滑剤及び離型剤、核剤、帯電防止剤、安定剤
を含有しうる。
剤、例えば滑剤及び離型剤、核剤、帯電防止剤、安定剤
を含有しうる。
【0075】各成分及び随時他の公知の添加剤、染料、
顔料、滑剤及び離型剤、強化剤、核剤及び更に帯電防止
剤からなる本発明による成形組成物は、各成分を公知の
方法で、即ち通常の装置、例えば内部混練り機、押出
機、双軸スクリュ−中、180〜330℃の温度で溶融
混練り又は溶融押出しすることによって製造できる。
顔料、滑剤及び離型剤、強化剤、核剤及び更に帯電防止
剤からなる本発明による成形組成物は、各成分を公知の
方法で、即ち通常の装置、例えば内部混練り機、押出
機、双軸スクリュ−中、180〜330℃の温度で溶融
混練り又は溶融押出しすることによって製造できる。
【0076】
実施例1(本発明による) バイエルチタン・ルタイルKB2 (二酸化チタン、バイエル社) 0.0050重量部 ヘリオゲンブラウ(Heliogenblau) K6911D(銅フタロシアニン、BASF社) 0.0002重量部 ヘリオゲンブラウ(Heliogenblau) K8730(金属フタロシアニン錯体、BASF社) 0.0002重量部 フラミドゲルブ(Filamidgelb)R (モノアゾ−1:2−クロム錯体、チバガイギ−社) 0.0002重量部 イルガカラ−ゲルブ(Irgacolor Gelb) 2GTM(バナジン酸ビスマス、チバガイギ−社) 0.0002重量部 オラソル(Orasol)−オレンジ(アゾ金属 錯体、チバガイギ−社) 0.0002重量部 及び プリンテックス(Printex)300(顔料カ−ボ ンブラック、デグッサ(Degussa)AG) 0.0850重量部 を、安定剤及び核剤 2.0000重量部 及び ヅレタン(Durethan)B31SK (バイエル社製ポリアミド) 97.9090重量部 と物理的に混合し、ついで押出機で混練りした。得られ
た粒状物質を、射出成形機で加工して成形体を得た。
た粒状物質を、射出成形機で加工して成形体を得た。
【0077】実施例2(本発明による) バイエルチタン・ルタイルKB2 (二酸化チタン、バイエル社) 0.0050重量部 プリンテックス300(顔料カ−ボンブラック、 デグッサ社) 0.0050重量部 ヘリオゲンブラウ(Heliogenblau) K6911D(銅フタロシアニン、BASF社) 0.0002重量部 ヘリオゲンブラウ(Heliogenblau) K8730(金属フタロシアニン錯体、BASF社) 0.0002重量部 フィラミドゲルブ(Filamidgelb)R (モノアゾ−1:2−クロム錯体、チバガイギ−社) 0.0002重量部 イルガカラ−ゲルブ(Irgacolor Gelb) 2GTM(バナジン酸ビスマス、チバガイギ−社) 0.0002重量部 フィラミドオレンジ(アゾ金属錯体、 チバガイギ−社) 0.0002重量部 及び 安定剤及び核剤 2.0000重量部 を ヅレタン(Durethan)B31SK (バイエル社製ポリアミド) 97.9890重量部 と物理的に混合し、ついで押出機で混練りした。得られ
た粒状物質を、射出成形機で加工して成形体を得た。
た粒状物質を、射出成形機で加工して成形体を得た。
【0078】実施例3(対照例) プリンテックス300(顔料カ−ボンブラック) 0.08重量部 を、安定剤及び核剤 2.00重量部 及びを ヅレタン(Durethan)B31SK、バイエル社製 97.92重量部 と物理的に混合し、ついで押出機で混練りした。得られ
た粒状物質を、射出成形機で加工して成形体を得た。
た粒状物質を、射出成形機で加工して成形体を得た。
【0079】
【表1】
【0080】*レ−ザ−光線エネルギ−の強度及び書込
み速度に依存して、無色、光沢又は明色の特性が暗色、
黒色又は単色の背景の色上に生成した。
み速度に依存して、無色、光沢又は明色の特性が暗色、
黒色又は単色の背景の色上に生成した。
【0081】ロフィン・シナ−(Rofin Sina
r)製の、波長1064nm、特性間隔0.2nm及び
出力60Wを有するNd:YAGレ−ザ−装置、RSM
ベ−スライン60を用いて記録した。この関連におい
て、1.8mmのモ−ド口径を使用した。
r)製の、波長1064nm、特性間隔0.2nm及び
出力60Wを有するNd:YAGレ−ザ−装置、RSM
ベ−スライン60を用いて記録した。この関連におい
て、1.8mmのモ−ド口径を使用した。
Claims (9)
- 【請求項1】 A)熱可塑性ポリマ−99.9999〜
30重量部、 B)目的のスペクトル範囲の色から選択される少なくと
も3つの顔料が添加されている顔料0.0001〜1
0.00重量部、 C)充填剤及び強化剤物質0〜60重量部、 D)難燃化添加剤0〜60重量部、 E)弾性体改変剤0〜50重量部、 F)三酸化アンチモン0〜8重量部、但しA)〜F)の
すべての重量部の合計が100である、を含有する熱可
塑性成形組成物。 - 【請求項2】 成分A)として、ポリアルキレンテレフ
タレ−ト、芳香族ポリエステル、ポリアミド、ポリカ−
ボネ−ト、ポリアクリレ−ト、ポリメタクリレ−ト、A
BSグラフトポリマ−、ポリオレフィン例えばポリエチ
レン又はポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリオキシメチレン、ポリイミド、ポリエ−テル及
びポリエ−テルケトンの単独又は種々のポリマ−のブレ
ンド形に基づくポリマ−又はコポリマ−が使用しうる、
請求項1の熱可塑性成形組成物。 - 【請求項3】 難燃化添加剤として、水酸化マグネシウ
ム、炭酸カルシウムマグネシウム水和物、ハロゲン化化
合物を、随時酸化アンチモンと組み合わせて使用する、
請求項1の熱可塑性成形組成物。 - 【請求項4】 ハロゲン化化合物として、エチレン−
1、2−ビス−テトラブロモフタルイミド、エポキシ化
テトラブロモビスフェノ−ルA樹脂、テトラブロモビス
フェノ−ルAオリゴカ−ボネ−ト、ペンタブロモベンジ
ルポリアクリレ−ト、臭素化ポリスチレン及び/又は有
機燐化合物を使用する、請求項1の熱可塑性成形組成
物。 - 【請求項5】 成形体を製造するために請求項1の熱可
塑性成形組成物の使用。 - 【請求項6】 請求項1の熱可塑性成形組成物から製造
した成形体。 - 【請求項7】 レ−ザ−エネルギ−を用いて光学的情報
を適用するための請求項1及び6の使用。 - 【請求項8】 請求項1及び7による像。
- 【請求項9】 請求項8により転写したパスポ−ト写
真、ポ−トレ−ト、写真。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1996145940 DE19645940A1 (de) | 1996-11-07 | 1996-11-07 | Laserbeschriftbare Polymerformmassen |
DE19645940.0 | 1996-11-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10140017A true JPH10140017A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=7810939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31778397A Pending JPH10140017A (ja) | 1996-11-07 | 1997-11-05 | レーザーで記録可能なポリマー成形組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0841187A1 (ja) |
JP (1) | JPH10140017A (ja) |
DE (1) | DE19645940A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241254A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Daicel Polymer Ltd | レーザーマーキング可能な熱可塑性樹脂組成物 |
JP2013103983A (ja) * | 2011-11-14 | 2013-05-30 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | レ−ザ−マ−キング用ポリエステル樹脂組成物及び成形体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000141902A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-05-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マーキング方法およびマーク付樹脂成形体 |
DE60002674T2 (de) | 1999-01-20 | 2004-03-25 | Société de Technologie Michelin | Markierungsverfahren und laserbeschriftbarer artikel |
DE10053639B4 (de) * | 2000-10-28 | 2007-04-12 | Chemische Fabrik Budenheim Kg | Verwendung von Eisen-, Cobalt-, Nickel- oder Molybdänsalzen |
EP1365923B2 (en) | 2001-02-28 | 2009-11-11 | DataLase Ltd | Laser coding |
US20050214491A1 (en) * | 2004-03-23 | 2005-09-29 | 3M Innovative Properties Company | Cold-shrink marker sleeve |
KR20230023737A (ko) * | 2020-06-10 | 2023-02-17 | 룀 게엠베하 | 개선된 내후성을 갖는 열가소성 성형 조성물 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AU597240B2 (en) * | 1985-02-05 | 1990-05-31 | Ciba-Geigy Ag | Laser marking of pigmented systems |
EP0327508A3 (de) * | 1988-02-03 | 1991-02-06 | Ciba-Geigy Ag | Verfahren zur Laserbeschriftung pigmentierter Systeme |
NL9202096A (nl) * | 1992-12-02 | 1993-04-01 | Dsm Nv | Polymeersamenstelling, bevattende een polymeer en tenminste een stralingsgevoelig bestanddeel. |
DE4411067A1 (de) * | 1994-03-30 | 1995-10-05 | Bayer Ag | Polymerformmassen zur partiellen farblichen Veränderung durch Laserenergie, insbesondere zur Erzeugung bunter Zeichen |
DE4432459A1 (de) * | 1994-09-12 | 1996-03-14 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung mehrfarbiger Keramikformteile |
JPH0971726A (ja) * | 1995-09-05 | 1997-03-18 | Teijin Ltd | レーザマーキング性を有する樹脂組成物 |
DE19620993A1 (de) * | 1996-05-24 | 1997-11-27 | Bayer Ag | Laserbeschriftbare Polymerformmassen |
-
1996
- 1996-11-07 DE DE1996145940 patent/DE19645940A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-10-27 EP EP97118623A patent/EP0841187A1/de not_active Withdrawn
- 1997-11-05 JP JP31778397A patent/JPH10140017A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19645940A1 (de) | 1998-05-14 |
EP0841187A1 (de) | 1998-05-13 |
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