JP2006348299A - ガラス繊維熱可塑性樹脂複合材 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガラス繊維ブレンドの複合材において、透明性、着色性、表面外観が向上した該材を提供する。
【解決手段】芳香族ポリカーボネート(PC)とポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレン1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)(以下、(PCCD)という。)とを、PC/PCCD重量比をPC30〜85/PCCD70〜15の範囲として含み、かつ長さ約0.75mm以上のガラス繊維を組成物の約1〜約50重量%のガラス繊維の量で含んでおり、PC/PCCD混合物とガラス繊維の屈折率は約1.540〜約1.570の範囲で合致している半透明組成物の複合材。
【選択図】なし
【解決手段】芳香族ポリカーボネート(PC)とポリ(1,4−シクロヘキサンジメチレン1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)(以下、(PCCD)という。)とを、PC/PCCD重量比をPC30〜85/PCCD70〜15の範囲として含み、かつ長さ約0.75mm以上のガラス繊維を組成物の約1〜約50重量%のガラス繊維の量で含んでおり、PC/PCCD混合物とガラス繊維の屈折率は約1.540〜約1.570の範囲で合致している半透明組成物の複合材。
【選択図】なし
Description
本発明は、ガラス繊維熱可塑性樹脂複合材に関する。
ガラス繊維熱可塑性樹脂複合材は産業で広く使用されているが、概して不透明/半透明であるので、その製品は良好な表面外観及び色の深みに欠ける。かかる製品では視覚効果を達成するのも難しい。
本発明者らは、ガラス繊維ブレンドの明澄性及び透明性が増大し、着色性及び表面外観を向上させることができる新規複合材を見いだした。本発明の複合材は視覚効果のための優れた基盤を与える。重要かつ驚くべきことに、ポリカーボネートの量を低減し、ポリエステル量を増したのにもかかわらず、高い機械的性能が維持される。
本発明では、透明又は半透明組成物は、
a)PC30〜85/PCCD70〜15のPC/PCCD重量比の芳香族ポリカーボネート(PC)とポリ(1,4−シクロヘキサンジメチル−1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)(以下、「PCCD」という。)、及び
b)当該組成物の約1〜約50重量%の量の、長さ約0.75mm以上のガラス繊維
を含んでおり、PC/PCCD混合物の屈折率とガラス繊維の屈折率とは約1.540〜約1.570の範囲で合致している。
a)PC30〜85/PCCD70〜15のPC/PCCD重量比の芳香族ポリカーボネート(PC)とポリ(1,4−シクロヘキサンジメチル−1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)(以下、「PCCD」という。)、及び
b)当該組成物の約1〜約50重量%の量の、長さ約0.75mm以上のガラス繊維
を含んでおり、PC/PCCD混合物の屈折率とガラス繊維の屈折率とは約1.540〜約1.570の範囲で合致している。
本発明の追加の態様は、コポリエステルカーボネートとPCCD及びガラス繊維との組合せであり、屈折率が1.508〜約1.585である点を除いて、コポリエステルカーボネートとPCCDの重量比、ガラス繊維の最小長さ、重量%は上記と同じ範囲である。コポリエステルカーボネート中のエステルは好ましくは、芳香族ジカルボン酸とジオール、例えばビスフェノールAの残基である。特に好ましいのは、テレフタル酸のような芳香族ジカルボン酸とレゾルシノール、すなわち1,3−レゾルシノールのようなジオールの残基に由来するエステル結合である。
本発明で使用する芳香族ポリカーボネートは、二価フェノールとカーボネート前駆体との反応によって製造される。かかる芳香族カーボネートポリマーを得るのに使用できる二価フェノールは、各々芳香核の炭素原子に直接結合した2つのヒドロキシ基を官能基として有する単核又は多核芳香族化合物である。典型的な二価フェノールは、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ヒドロキノン、レゾルシノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,4′−(ジヒドロキシジフェニル)メタン、ビス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、フルオレンビスフェノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,2−ジヒドロキシジフェニル、2,6−ジヒドロキシナフタレン、ビス(4−ヒドロキシジフェニル)スルホン、ビス(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、2,2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、5′−クロロ−2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジクロロジフェニルエーテル、4,4−ジヒドロキシ−2,5−ジフェニルエーテルなどである。上記ポリカーボネートの製造に使用されるその他の二価フェノールは米国特許第2999835号、同第3038365号、同第3334154号及び同第4131575号に開示されている。
芳香族ポリカーボネートは公知の方法で製造でき、例えば、上記引用文献及び米国特許第4123436号に記載の方法による二価フェノールとホスゲンのようなカーボネート前駆体との反応、或いは米国特許第3153008号に開示されているようなエステル交換プロセスその他当業者に公知のプロセスで製造できる。
また、2種以上の異なる二価フェノールを使用することもできるし、或いは本発明のポリカーボネート混合物の製造に使用するのにホモポリマーではなくカーボネートコポリマー又は共重合体が望まれる場合、二価フェノールとグリコール又はヒドロキシ末端若しくは酸末端ポリエステル又は二塩基酸とのコポリマーを使用することもできる。米国特許第4001184号に記載されているような枝分れポリカーボネートも有用である。また、線状ポリカーボネートと枝分れポリカーボネートのブレンドを利用することもできる。さらに、本発明の実施に際してこれらの材料のブレンドを使用して芳香族ポリカーボネートを準備してもよい。
芳香族カーボネートの一例はホモポリマー、例えば、General Electric社からLEXANという登録商標で市販されている、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノール−A)とホスゲンから得られるホモポリマーである。
枝分れポリカーボネートは、重合時に枝分れ剤を添加することによって製造される。これらの枝分れ剤は周知であり、3以上の官能基を含有する多官能性有機化合物が挙げられ、官能基はヒドロキシル、カルボキシル、カルボン酸無水物、ハロホルミル及びこれらの混合物でよい。具体例としては、トリメリト酸、トリメリト酸無水物、トリメリト酸三塩化物、トリス−p−ヒドロキシフェニルエタン、イサチン−ビス−フェノール、トリス−フェノールTC(1,3,5−トリス((p−ヒドロキシフェニル)イソプロピル)ベンゼン)、トリス−フェノールPA(4(4(1,1−ビス(p−ヒドロキシフェニル)−エチル)α,α−ジメチルベンジル)フェノール)、4−クロロホルミルフタル酸無水物、トリメシン酸及びベンゾフェノンテトラカルボン酸がある。枝分れ剤は約0.05〜2.0重量パーセントのレベルで添加し得る。枝分れ剤及び枝分れポリカーボネートの製造法は米国特許第3635895号、同第4001184号、及び同第4204047号に記載されている。
比較的高いメルトフローがブレンドの重要な特性であるので、比較的低〜中程度の固有粘度(IV)の芳香族ポリカーボネートが好ましく、塩化メチレン中25℃で測定して約42〜約50ml/gのIVである。好ましいIVは約44〜約48ml/g、さらに好ましくは約46.5〜47.5ml/gである。
組成物における芳香族ポリカーボネートの使用量は組成物の約50〜約80重量%、好ましくは約55〜約75重量%である。好ましい芳香族ポリカーボネートは、GE Plastics社から市販のOQ1030、OQ3820などの高品質又は最高品質光学グレードビスフェノールAポリカーボネートである。これはパラ−クミルフェノールで末端封鎖した芳香族ポリカーボネートであり、塩化メチレン中気相クロマトグラフィーで求めた分子量は約17000〜約37000、屈折率は1.586である。
本発明では、ポリカーボネートに加えて又はその代わりにコポリエステルカーボネートを使用することもできる。エステル結合は、好ましくは芳香族ジカルボン酸の残基とビスフェノールA又はレゾルシノールのようなジオール分子から得られる。好ましいエステル結合はテレフタル酸、イソフタル酸又はこれらの混合物の残基のような芳香族ジカルボン酸と1,3−レゾルシノールのようなレゾルシノールから形成される。エステル基のブロックを有するコポリエステルカーボネートが好ましい。このような分子はポリマー技術分野では数十年も前から周知である。好ましい材料は米国特許第6559270号及び同第6627303号のような特許に開示されている。これらの材料はGE Advanced Materials社からSollx樹脂として市販されている。
上記PCCDはポリ(1,4−シクロヘキシレンジメチレン1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)であり、ポリ(1,4−シクロヘキセン−ジメタノール−1,4−ジカルボキシレート)とも呼ばれ、次式の繰返し単位を有する。
使用し得るガラス繊維は、使用する樹脂と組み合わせたときに前記屈折率を満たすコーティング及び繊維である。約1.558の屈折率を有する標準的なE繊維を使用できる。また、幾つかの例を挙げると非アルカリ金属系ホウケイ酸ガラス、アルカリ土類系ホウケイ酸ガラス、アルカリ鉛ケイ酸塩ガラス及びジルコニア含量の高いガラスのような他の屈折率を有するガラス繊維も使用できる。
組成物の約1〜約50重量%、好ましくは約5〜約30重量%がガラス繊維である。ガラス繊維の最小長さは約0.75mm超、好ましくは約1.0mm超である。
このガラス複合材は、良好な機械的性質と良好な光学的及び審美的性質を合わせて必要とする多くの用途に使用することができる。かかる用途の例としては、射出成形、フィルム押出、並びに連続繊維押出及び連続式引抜き成形プロセスのような複合用途がある。かかる用途タイプの例は米国特許第5039566号及び同第5665450号にみられる。
本発明の以上の成分に加えて、他の樹脂が存在していてもよい。例えば、通例次式の構造単位を含むポリエステル樹脂成分が存在していてもよい。
R1基は、例えば、C2−12アルキレン基、C6−12脂環式基、C6−20芳香族基、又はアルキレン基の炭素原子数約2〜6(殆どの場合2若しくは4)のポリオキシアルキレン基であってもよい。上記式のA1基は殆どの場合p−若しくはm−フェニレン、脂環式又はこれらの混合物である。このクラスのポリエステルには、ポリ(アルキレンテレフタレート)及びポリアリーレートが含まれる。かかるポリエステルは、米国特許第2465319号、同第2720502号、同第2727881号、同第2822348号、同第3047539号、同第3671487号、同第3953394号、及び同第4128526号(これらの開示内容は援用によって本明細書の内容の一部をなす。)に例示されているように当技術分野で公知である。
ジカルボキシル化残基A1で表される芳香族ジカルボン酸の例はイソフタル酸若しくはテレフタル酸、1,2−ジ(p−カルボキシフェニル)エタン、4,4′−ジカルボキシジフェニルエーテル、4,4′−ビス安息香酸及びこれらの混合物である。1,4−、1,5−、2,7−又は2,6−ナフタレンジカルボン酸のような縮合環を含有する酸が存在していてもよい。好ましいジカルボン酸はテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸又はこれらの混合物である。
ポリエステルとしては、ポリ(エチレンテレフタレート)(「PET」)、及びポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)(「PBT」)、ポリ(エチレンナフタノエート)(「PEN」)、ポリ(ブチレンナフタノエート)(「PBN」)及びポリ(プロピレンテレフタレート)(「PPT」)、並びにこれらの混合物がある。
また、ポリエステルには、テレフタル酸、1,4−シクロヘキサンジメタノール及びエチレングリコールからなる樹脂、例えばEastman Chemical社から市販のPCTG、PETG、PCTA、PCT樹脂も包含される。
ポリエステルは、少量、例えば約0.5〜約5重量パーセントの種々の脂肪族酸及び/又は脂肪族ポリオールから誘導された単位を含んでいてコポリエステルを形成していてもよい。脂肪族ポリオールとしては、ポリ(エチレングリコール)又はポリ(ブチレングリコール)のようなグリコールがある。かかるポリエステルは、例えば米国特許第2465319号及び同第3047539号の教示に従って製造することができる。
このプロセスにおけるポリエステルは、60:40のフェノール/テトラクロロエタン混合物又は類似の溶媒中23〜30℃で測定して約0.4〜約2.0dl/gの固有粘度を有することができる。
リサイクルポリエステル及びリサイクルポリエステルとバージンポリエステルのブレンドも使用できる。
ポリエチレンテレフタレートのような芳香族ポリエステルは、60:40のフェノール/テトラクロロエタン混合物又は類似の溶媒中23〜30℃で測定して約0.52〜約0.62dl/g、好ましくは0.54〜約0.60のIVを有する。
存在し得るその他の追加の樹脂はゴム状耐衝撃性向上剤である。ゴム状耐衝撃性向上剤は一般に、共役ジエン又はアクリレートエラストマーを単独で又はビニル芳香族化合物と共重合したものを含むアクリル又はメタクリルグラフト化ポリマーからなる。特に有用なのは、Rohm & Haas社から市販のコア−シェルポリマー、例えばAcryloid(登録商標)として市販されているものである。一般に、これらの耐衝撃性向上剤は、ブタジエン若しくはイソプレンの単独若しくはビニル芳香族化合物との組合せ、又はアクリル酸ブチルの単独若しくはビニル芳香族化合物との組合せから誘導された単位を含有する。以上の耐衝撃性向上剤はFromuthらの米国特許第4180494号、Owensの同第3808180号、Farnhamらの同第4096202号、及びCohenらの同第4260693号に開示されていると考えられる。最も好ましくは、耐衝撃性向上剤は、ブタジエン又はアクリル酸ブチル系ゴム状コアと、メチルメタクリレートの単独若しくはスチレンとの組合せから重合された第2段とを有する二段階ポリマーからなる。第1段には架橋結合用及び/又はグラフト結合用モノマーも存在する。架橋結合用モノマーの例としては1,3−ブチレンジアクリレート、ジビニルベンゼン及びブチレンジメタクリレートがある。グラフト結合用モノマーの例はアクリル酸アリル、メタクリル酸アリル及びマレイン酸ジアリルである。
審美的観点から、視覚効果用の着色顔料の使用に注目すべきである。一般に、効果顔料はメタリック効果顔料、金属酸化物コート金属顔料、プレート状黒鉛顔料、プレート状二硫化モリブデン顔料、真珠光沢雲母顔料、金属酸化物コート雲母顔料、有機効果顔料、層状光干渉顔料、ポリマー性ホログラフィック顔料又は液晶干渉顔料である。好ましくは、効果顔料は、アルミニウム、金、黄銅及び銅金属効果顔料からなる群から選択される金属効果顔料、殊にアルミニウム金属効果顔料である。或いは、好ましい効果顔料は真珠光沢雲母顔料、又は銅フタロシアニンブルー、銅フタロシアニングリーン、カルバゾールジオキサジン、ジケトピロロピロール、イミノイソインドリン、イルニノイソインドリノン、アゾ及びキナクリドン効果顔料からなる群から選択される大きい粒径、好ましくは小板タイプの有機効果顔料である。
適切な有色顔料としては、殊に、アゾ、アゾメチン、メチン、アントラキノン、フタロシアニン、ペリノン、ペリレン、ジケトピロロピロール、チオインジゴ、ジオキサジンイミノイソインドリン、ジオキサジン、イミノイソインドリノン、キナクリドン、フラバントロン、インダントロン、アントラピリミジン及びキノフタロン顔料、又はこれらの混合物若しくは固溶体からなる群から選択される有機顔料、殊にジオキサジン、ジケトピロロピロール、キナクリドン、フタロシアニン、インダントロン若しくはイミノイソインドリノン顔料、又はこれらの混合物若しくは固溶体がある。特に重要な着色有機顔料としては、C.I.Pigment Red 202、C.I.Pigment Red 122、C.I.Pigment Red 179、C.I.Pigment Red 170、C.I.Pigment Red 144、C.I.Pigment Red 177、C.I.Pigment Red 254、C.I.Pigment Red 255、C.I.Pigment Red 264、C.I.Pigment Brown 23、C.I.Pigment Yellow 109、C.I.Pigment Yellow 110、C.I.Pigment Yellow 147、C.I.Pigment Orange 61、C.I.Pigment Orange 71、C.I.Pigment Orange 73、C.I.Pigment Orange 48、C.I.Pigment Orange 49、C.I.Pigment Blue 15、C.I.Pigment Blue 60、C.I.Pigment Violet 23、C.I.Pigment Violet 37、C.I.Pigment Violet 19、C.I.Pigment Green 7、C.I.Pigment Green 36、又はこれらの混合物若しくは固溶体がある。適切な有色顔料としては、また、無機顔料もあり、殊に金属酸化物、アンチモンイエロー、クロム酸鉛、硫酸クロム酸鉛、モリブデン酸鉛、ウルトラマリンブルー、コバルトブルー、マンガンブルー、酸化クロムグリーン、水和酸化クロムグリーン、コバルトグリーン及び金属硫化物(例えば、セリウム又はカドミウム硫化物)、スルホセレン化カドミウム、亜鉛フェライト、バナジウム酸ビスマス及び混合金属酸化物からなる群から選択されるがある。
最も好ましくは、有色顔料は透明有機顔料である。有色顔料が0.2μm未満、好ましくは0.1μm未満の粒径範囲を有する透明有機顔料である顔料組成物が特に興味深い。例えば、透明有機顔料として、マゼンタ及び赤色の透明キナクリドン、イソインドリノン若しくは黄色キナクリドン/キナクリドンキノン固溶体のような透明黄色顔料、透明銅フタロシアニンブルー及びハロゲン化銅フタロシアニングリーン、又は高度に飽和した透明ジケトピロロピロール若しくはジオキサジン顔料を含有する顔料組成物が特に興味深い。通例、顔料組成物は、公知の乾式又は湿式混合技術で顔料を充填材とブレンドすることによって製造される。例えば、成分を顔料調製プロセスの最終工程で湿式混合するか、又は充填材を水性顔料スラリー中にブレンドした後、そのスラリー混合物をろ過し、乾燥し、微粉砕した。
好ましい方法においては、顔料と充填材のほぼ均質な混合物を生成する何らかの適切なデバイスで顔料を充填材と乾式ブレンドする。かかるデバイスは、例えば、ローリング(回転)又は震盪にかけられるフラスコ又はドラムのような容器、又は例えばW.Bachofen、CH−4002 BaselのTURBULAミキサー、若しくはPatterson−Kelley Division、East Stroudsburg、Pa.18301のP−K TWIN−SHELL INTENSIFIER BLENDERのような特定のブレンド装置である。
顔料組成物は一般に粉末の形態で使用され、着色すべきコーティング組成物のような高分子量有機組成物中に配合される。顔料組成物は、充填材及び有色顔料、並びに顔料組成物に対して慣用添加剤を含む。かかる慣用添加剤としてはテクスチャー改良剤及び/又は抗凝集剤がある。
これらの組成物中に使用する樹脂とガラスの組合せは、比較的多量のガラスとPCCDを使用することを可能にするが、それでも非常に良好な機械的性質、特に耐衝撃性を維持する。ポリマー系の適当な屈折率と合致する一定の最小長さ以上のガラス繊維を使用すると、傑出したバランスの性質が得られ、特にモジュラス及び衝撃強さのような優れた機械的性質が維持されるようである。ガラス繊維が長さ約0.75mm未満となり、粉末及びフレークサイズ(一般に約0.2mm未満)になると、組成物はモジュラス及び強度(例えば引張、曲げ及び衝撃)に欠ける。さらに、組成物の光学的性質はそんなに強くない、すなわち明澄性がより低い。
さらに、これらの組成物には他の多くの興味深い効果が認められる。例えば、PC及びPCCDと組み合わせたガラス繊維は、これらの透明/半透明ブレンドに対して、PC単独又はPCCD単独と組み合わせたガラス繊維の場合より顕著に良好な光学的性質を付与する。本発明のブレンドは、特に黄色度及び透明性の局面から、PCCDを含まないブレンドより良好な光学的及び衝撃強さを有している。
追加の特性が以下の実験から明かとなろう。これらの実験で、比較例は英文字で、本発明の組成物は数字で示す。
組成物は当技術分野で使用されている標準的な手段で調製される。例えば、ガラス繊維は押出機の下流又は供給口で加えた。
下記表に示す実施例の成分は、タンブルブレンドした後、真空ベント式混合スクリューを有する30mmのWerner Pfleiderer単軸又は二軸押出機で、バレル及びダイヘッド温度を260〜280℃とし、スクリュー速度を200〜300rpmとして押出した。押出物を水浴に通して冷却した後ペレット化した。設定温度およそ260〜280℃のvan Dorn成形機で試験部品を射出成形。ペレットは射出成形の前に真空中で一晩乾燥した。
引張特性は、「ドッグボーン」すなわち150mm×10mm×4mm(長さ×幅×厚さ)に射出成形板に対して、ISO法527を用いて室温でクロスヘッド速度を充填材含有試料については5mm/min、充填材不含有試料については50mm/minとして試験した。
曲げ特性は、80mm×10mm×4mm(長さ×幅×厚さ)の射出成形板に対して、ISO法178を用いて室温でクロスヘッド速度を2mm/minとして試験した。
ビカット特性は、10mm×10mm×4mm(長さ×幅×厚さ)の射出成形部品に対して、ISO 306に従って120℃/hrの加熱速度を用いて測定した。
%透過率、ヘイズ及び黄色度(YI)のような光学測定は、ASTM試験法D1003によりBYK−Gardnerのヘイズガードデュアルで行った。
色の測定は、直径100mm、厚さ3.2mmの射出成形部品に対してGretag MacbethのColor−Eye 7000を用いて行った。
屈曲板(ダイナタップ試験)は、直径100mm、厚さ3.2mmの射出成形ディスクに対して室温でISO法130を用いて試験した。
CTEの測定は、10mm×10mm×4mm(長さ×幅×厚さ)の射出成形部品に対して、Perkin ElmerのTMA−7でISO法11359−2に従って実施した。
アイゾット測定は、10mm×10mm×4mm(長さ×幅×厚さ)の射出成形部品に対して、ISO 180に従って室温で5.5J."の振り子を用いて実施した。
実施例1
以下の実施例は、2種のブレンドしたホモポリマー(PCとPCCD)を使用すると、ガラス充填材含有ホモポリマーと比べてより良好な光学的性質を有する透明複合材ブレンドが得られることを例証する。広範囲の比に渡ってPCとPCCDの組合せを使用したとき、PC−ガラス又はPCCD−ガラスのみの場合に対して、透過率値が劇的に増大すると共にヘイズ値が低下している。
以下の実施例は、2種のブレンドしたホモポリマー(PCとPCCD)を使用すると、ガラス充填材含有ホモポリマーと比べてより良好な光学的性質を有する透明複合材ブレンドが得られることを例証する。広範囲の比に渡ってPCとPCCDの組合せを使用したとき、PC−ガラス又はPCCD−ガラスのみの場合に対して、透過率値が劇的に増大すると共にヘイズ値が低下している。
本実施例は、ガラスを含むPC−PCCDブレンドが、PC−ガラスブレンドと同様に良好な機械的性質を有しているが、ずっと良好な光学的及び衝撃性質を保有していることを例証する。色の観点から見て、このブレンドはPC−ガラスと比べて「黄色」度が低く(「b」値が低い)、「透明」(「L」値が高い)である。
本実施例は、ガラスを含むITR20−PCCDブレンドを例示する。ITR20はエステル(ブロック)含量が20mol%であるブロックコポリエステルカーボネートである。このブロックはテレフタル酸/イソフタル酸と1,3−レゾルシノールから形成されたエステルである。ITR20はGE PlasticsからSollxとして販売されている。このブレンドはガラスを含まないブレンドと比べて劇的に改良された機械的、熱的及びCTE性質を有している。
Claims (8)
- a)PC30〜85/PCCD70〜15のPC/PCCD重量比の芳香族ポリカーボネート(PC)とポリ(1,4−シクロヘキサンジメチル−1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)(PCCD)、及び
b)当該組成物の約1〜約50重量%の量の、長さ約0.75mm以上のガラス繊維
を含んでおり、ポリカーボネート及びPCCDの屈折率がガラス繊維の屈折率と約1.540〜約1.570の範囲で近接して合致している、半透明又は透明複合材組成物。 - 前記ポリカーボネート/PCCD重量比がPC55〜75/PCCD45〜25である、請求項1記載の組成物。
- ガラス繊維が約5〜約30重量%である、請求項1記載の組成物。
- ガラス繊維が約5〜約30重量%である、請求項2記載の組成物。
- 前記芳香族ポリカーボネートがビスフェノール−Aポリカーボネートである、請求項4記載の組成物。
- a)PC30〜85/PCCD70〜15のコポリエステルカーボネート/PCCD重量比のコポリエステルカーボネートとポリ(1,4−シクロヘキサンジメチル−1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート)(PCCD)、及び
b)当該組成物の約1〜約50重量%の量の、長さ約0.75mm以上のガラス繊維
を含んでおり、ポリカーボネート及びPCCDの屈折率がガラス繊維の屈折率と約1.508〜約1.585の範囲で近接して合致している、半透明又は透明複合材組成物。 - 前記コポリエステルカーボネートがテレフタル酸、イソフタル酸及びこれらの混合物からなる群から選択される残基と1,3−レゾルシノールとのエステル結合を有しており、カーボネート結合がビスフェノールAとカーボネート前駆体との残基である、請求項6記載の組成物。
- エステル基がブロックの形態である、請求項7記載の組成物。
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