JPH10139727A - 酢酸ビニルの製造方法 - Google Patents
酢酸ビニルの製造方法Info
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Abstract
するための、従来技術の問題を解決する支持パラジウム
触媒を製造することにある。 【解決手段】 酢酸ビニルの製造方法は、エチレンと酢
酸と酸素含有ガスとを、(a)触媒支持体にパラジウム
化合物を含浸させ、(b)パラジウム化合物を実質的に
金属パラジウムまで変換させ、(c)支持パラジウムを
500℃より高い温度で焼結させる工程からなる方法に
より作成された支持パラジウム触媒と接触させることを
特徴とする。
Description
酸素含有ガスとを支持パラジウム触媒と接触させること
による酢酸ビニルの製造方法に関するものである。
ウム触媒の製造は一般に、適する支持体にパラジウム化
合物を含浸させ、次いでパラジウム化合物を実質的に金
属パラジウムまで変換させることを含む。
3822308号、US 4048096号、US
5185308号、US 5332710号、CA 2
128162号、US 4087622号、CA 21
28154号、CA 2128161号およびUS 5
422329号に記載されている。
3743607号、GB 1333449号、US
3939199号、US 4668819号、EP 3
30853号、EP 403950号、EP 4314
78号およびCA 2071698号に記載されてい
る。
触媒の予備処理法を記載しており、この場合は触媒をた
とえば空気のような酸化剤の存在下にパラジウムを部分
酸化するのに少なくとも充分な温度にて加熱し;酸化剤
を除去すると共にたとえば窒素のような不活性ガスを導
入し;次いで触媒をたとえば水素もしくはエチレンのよ
うな還元剤の存在下に500℃までの温度にて再び加熱
する。そこに記載された方法は、「公称1%のパラジウ
ムおよび0.5%の金を含有する慣用触媒」を用いて例
示されている。
媒の活性は、使用と共に低下することが知られている。
触媒活性(したがって生産性)が工業上許容しえないレ
ベルまで低下すれば、触媒を再生および/または交換す
る必要がある。酢酸ビニル触媒の失活についてはアベル
等によりケミカル・エンジニアリング・テクノロジー、
第17巻(1994)、第112〜118頁に記載され
ている。
ジウムの量を単に増加させれば、触媒の初期活性がたと
えばプラントの限られた熱除去能力に基づき工業規模に
おける安全および/または制御可能な操作につき高くな
り過ぎるという問題を提起する。
し使用するための、前記問題を解消する支持パラジウム
触媒の製造方法につきニーズが存在する。
ば、エチレンと酢酸と酸素含有ガスとを、(a)触媒支
持体にパラジウム化合物を含浸させ、(b)パラジウム
化合物を実質的に金属パラジウムまで変換させ、(c)
支持されたパラジウムを500℃より高い温度で焼結す
る工程からなる方法により作成された支持パラジウム触
媒と接触させることを特徴とする酢酸ビニルの製造方法
が提供される。
℃より高い温度にて焼結することにより上記の技術問題
を解決する。
焼結工程はパラジウム金属の粒子成長を生ぜしめて、触
媒の初期活性を低下させると思われる。したがって、高
いパラジウム濃度を有するが工業上許容しうる初期活性
を有する触媒を本発明の方法により作成することがで
き、この種の触媒は慣用の触媒よりも長い工業的使用寿
命を有する。さらに焼結工程はシリカ支持体の平均気孔
寸法をも増大させる。本発明の触媒は、たとえば酢酸カ
リウムのようなプロモータの過剰濃度による悪作用を受
けにくいことも判明した。
ガスを用いて行われるが、酸化ガスの存在下または不活
性ガス中で行うこともできる。適する還元ガスは水素お
よび一酸化炭素である。適する酸化ガスは酸素である。
これらは不活性ガスで希釈することもできる。単独で或
いは酸化性もしくは還元性ガスと組合せて使用するのに
適する不活性ガスは窒素、二酸化炭素およびヘリウムで
ある。焼結工程に適する温度は500〜1000℃であ
り、好適温度は650〜1000℃の範囲である。焼結
工程の好適時間は1〜24時間である。酸化ガスを使用
する場合は、触媒をその後に還元する必要がある。触媒
を焼結前、並びに加熱期間(安全性のため)および冷却
期間(100℃未満まで、より好ましくは60℃未満ま
で)に際し、不活性ガスでパージして、パラジウムの再
分散を防止することができる。任意適する或いは実用し
うる加熱および冷却速度を使用することができる。工業
規模における焼結工程(c)は、上記に要約した工程条
件を満足しうるタワーもしくは容器で行うことができ
る。触媒は、この過程に際しガス流により撹拌すること
ができる。回転スクリュー炉も使用することができる。
実験室規模においては電気炉内の水平もしくは垂直装着
されたチューブを用いうるが、ただし気体−固体接触が
効率的であるものとする(長さ/直径を考慮する必要が
ある)。ガス流の予備加熱も必要とされる。焼結工程の
時間および温度は相関する。温度が高いほど、要する時
間は短くなる。当業者は、操作の規模に適合するよう、
これらパラメータを採用することができる。典型的には
焼結工程(c)は、直径34nmから直径8〜15nm
までのパラジウム金属の粒子成長を生ぜしめる。
実質的に金属パラジウムへの変換は、焼結工程(c)の
直前としうる還元工程により、および2つの工程を同じ
装置で行うことにより達成することができる。
するための流動床法もしくは固定床法に使用する均一含
浸もしくはシェル含浸された触媒を製造するため使用す
ることができる。
媒の全重量に対し0.5重量%より大、好ましくは1重
量%より大の高パラジウム濃度を有する触媒を作成する
ことができる。パラジウム濃度は流動床につき5重量%
程度の高さ或いは固定床用途につき10重量%程度の高
さとすることができる。慣用方法により作成される高パ
ラジウム濃度を有する支持パラジウム触媒の初期活性は
極めて高いと予想され、工業規模で使用すれば高過ぎて
不安全かつ/または制御不可能になると思われる。しか
しながら、本発明の方法により作成すれば、触媒の初期
活性は常法で作成された触媒の活性と比較して減少する
一方、高パラジウム濃度は触媒の長寿命にわたり工業上
許容しうる活性をもたらす。
につき、適する触媒支持体は多孔質シリカ、アルミナ、
シリカ/アルミナ、チタニア、ジルコニアもしくは炭素
を包含しうるが、好ましくはシリカである。好適には、
支持体は支持体1g当たり0.2〜3.5mLの気孔容
積と支持体1g当たり5〜800cm2 の表面積と0.
3〜1.5g/mLの見掛け嵩密度とを有することがで
きる。固定床法で使用する触媒につき、触媒は典型的に
は3〜9mmの寸法を有する。固定床法で使用する触媒
につき、支持体は典型的には球状、錠剤、押出物、ピル
形状または任意適する形状とすることができる。流動床
法に使用する触媒にき支持体は典型的には、触媒粒子の
少なくとも60%が200μm未満の粒子直径を有し、
好ましくは少なくとも50%が105μm未満であり、
触媒粒子の40%以下が40μm未満の直径を有するよ
うな粒子寸法分布を有することができる。
は適する溶剤におけるパラジウム化合物を含浸させる。
適する溶剤は水、たとえば酢酸のようなカルボン酸、ベ
ンゼン、トルエン、たとえばメタノールもしくはエタノ
ールのようなアルコール、たとえばアセトニトリルもし
くはベンゾニトリルのようなニトリル、テトラヒドロフ
ラン、またはたとえばジクロルメタンのような塩素化溶
剤とすることができる。好ましくは溶剤は水および/ま
たは酢酸である。好適には、支持体にパラジウムの酢酸
塩、硫酸塩、硝酸塩、塩化物またはたとえばH2 PdC
l4 、Na2 PdCl4 もしくはK2 PdCl4 のよう
なハロゲン含有パラジウム塩を含浸させる。好適な水溶
性化合物はNa2 PdCl4 である。好適な酢酸可溶性
のパラジウム化合物は酢酸パラジウムである。
と接触させる支持体の浸漬(dipping/imme
rsion)または噴霧によって行うことができる。含
浸は1工程もしくはそれ以上で或いは連続法で行うこと
ができる。支持体は転動、回転、回動などの方法により
含浸用パラジウム溶液と接触させて均一な含浸を得るこ
とができる。含浸は典型的には室温にて行われる。高め
られた温度を用いることができ、たとえば酢酸における
酢酸パラジウムの場合は120℃まで、好ましくは10
0℃まで、より好ましくは60℃までとしうる。含浸
は、支持体の破壊または磨減を回避するよう慎重に行わ
れる。支持体には含浸溶液を気孔容積の5〜100%ま
で満たすことができる。
(a)にて金、銅および/またはニッケル化合物(好ま
しくは金)をも含浸させることができ、これらは工程
(b)にてパラジウムと一緒に金属まで変換され、さら
に金属パラジウム粒子におけるパラジウムとの混合物お
よび/または合金として存在する。適する金の化合物は
金の塩化物、テトラクロル第二金酸(HAuCl4 )、
NaAuCl4 、HAuCl4 、酢酸ジメチル金、アセ
ト第二金酸バリウムもしくは酢酸金を包含し、好ましく
はHAuCl4 である。これらプロモータは、仕上触媒
中に存在する各プロモータ金属の重量に対し0.1〜1
0重量%の量で使用することができる。
/またはニッケルの他に、触媒には製造過程の際の任意
適する段階にて1種もしくはそれ以上の第I族、第II
族、ランタニド族しくは遷移金属の塩、好ましくはカド
ミウム、バリウム、カリウム、ナトリウム、鉄、マンガ
ン、ニッケル、アンチモンおよび/またはランタンの塩
をも含浸させることができ、これらは仕上触媒中に塩
(典型的には酢酸塩)として存在する。一般にカリウム
を存在させる。これら化合物の適する塩は酢酸塩もしく
は塩化物であるが、任意の可溶性塩も使用することがで
きる。これらプロモータは、仕上げ触媒中に存在する各
プロモータ塩の重量に対し0.1〜15重量%、好まし
くは3〜9重量%の量にて使用することができる。
に、溶剤における塩の溶解度よりも高いパラジウムもし
くはプロモータ充填量が可能であれば2回もしくはそれ
以上の反復含浸工程が必要とされる。乾燥工程は120
℃まで、好ましくは100℃まで、特に好ましくは60
℃までの温度で行うことができる。乾燥工程は室温およ
び減圧下で行うことができる。空気、窒素、ヘリウム、
二酸化炭素または任意適する不活性ガスを乾燥工程に使
用することができる。触媒は転動、回転またはガス流に
より撹拌して乾燥を促進することができる。
くは乾燥含浸支持体を回動、転動、回転、混合などによ
り塩基溶液と接触させる。さらに塩基溶液は転動、回
転、混合などの際に含浸支持体上へ噴霧して施すことも
できる。塩基は第I族もしくは第II族の水酸化物、炭
酸塩もしくは珪酸塩とすることができる。典型例は水酸
化ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、水酸化カリウム、
メタ珪酸カリウムおよび水酸化バリウムである。塩基溶
液は、各使用の間に適する時間遅延にて1工程もしくは
それ以上で施すことができる。沈澱工程の温度は一般に
室温であるが、100℃まで上昇させることもできる。
塩基物質が可溶性である任意の溶剤を使用しうるが、水
が好適である。塩基は含浸支持体と、金属塩がシェル中
に沈澱するのに適する時間にわたり接触させねばならな
い。これは一般に1時間より大、好ましくは8〜24時
間を要する。塩基の最適量が沈澱に必要とされ、一般に
過剰量が必要とされ、一般的にこれは金属塩の水酸化物
を発生させるのに要する予想量の1.8倍である。
硫酸塩および一般に塩化物のようなアニオン汚染物を除
去することができる。塩化物除去については、脱イオン
水による洗浄を硝酸銀試験が塩化物の存在しないことを
示すまで進行させねばならない。アニオン汚染物レベル
は最小化させねばならない。カチオン汚染物は、たとえ
ば乾燥触媒における0.5重量%未満、好ましくは0.
2重量%未満のナトリウムまで最小化させねばならな
い。低レベルのこれら汚染物が残留するとも思われるが
これらレベルは完全にゼロである必要はない。工業規模
ではバッチ洗浄を使用することができる。工程を加速す
るには温水を使用することができる。さらに、イオン交
換溶液(たとえば酢酸カリウム)を使用して塩化物およ
びナトリウムを排除することができる。さらに製造に使
用する各試薬を選択して塩化物およびナトリウムの使用
を回避することができ、たとえばナトリウム塩の代わり
にメタ珪酸カリウムを使用する。
適宜の洗浄工程の前または後に使用試薬に応じ金属まで
変換させることができる。たとえば水性ヒドラジン、ホ
ルムアルデヒド、蟻酸ナトリウム、メタノールもしくは
アルコール、好ましくは水性ヒドラジンのような液体還
元剤を使用することができる。さらに還元はたとえば一
酸化炭素、水素およびエチレンのようなガスを用いて行
うこともできる。これらはたとえば窒素、二酸化炭素も
しくはヘリウムのような不活性ガスで希釈することもで
きる。典型的には、ガス還元は100〜500℃の高め
られた温度にて材料が還元されるまで行われる。典型的
には、液体還元剤における還元は室温にて行われるが、
100℃までの温度も使用することができる。
に説明したように焼結する。焼結工程(c)は工程
(b)に後続させることができ、触媒を還元ガス中で5
00℃より高い温度までさらに加熱する。次いで材料に
上記したようなプロモータ塩を含浸させることができ
る。
明の触媒製造法により作成された支持パラジウム触媒と
当業界で知られた方法により接触させることができる。
すなわち、各反応体を固定床もしくは流動床にて145
〜195℃の範囲の温度および1〜20気圧の範囲の圧
力で触媒と接触させることができる。酢酸ビニル生成物
は当業界で知られた常法により回収することができる。
び実験例を参照して本発明をさらに説明する。
は、支持体にパラジウム塩と必要に応じプロモータとを
含浸させた後に乾燥および金属の還元を行う工程により
作成することができる。次いで、この物質を必要に応じ
洗浄すると共に乾燥させた後、本発明により焼結させ、
最後にたとえばカリウム、ナトリウム、カドミウムもし
くはバリウムの酢酸塩のような適宜のプロモータを含浸
させる。
およびたとえば金のような適宜のプロモータが含浸され
た支持体を必要に応じ乾燥させることができる。次いで
金属を沈澱させる。次いで材料を(i)金属への還元、
洗浄および乾燥、或いは(ii)洗浄および乾燥に続く
金属への還元に移すことができる。次いで材料を本発明
による焼結にかけた後、たとえばカリウム、ナトリウ
ム、カドミウムもしくはバリウムの酢酸塩のようなプロ
モータを含浸させる。
%の酢酸カリウムとの予想組成(これは作成の際の如何
なる損失をも許容しない)を有するよう触媒Aを本発明
により作成した。
ード・ヘミー社)を、9.1gの脱イオン水における
1.0264gのテトラクロルパラジウム酸ナトリウム
三水塩(ジョンソン・マシー社)および0.2655g
のクロル第二金酸三水塩(アルドリッチ社)の溶液に添
加した。添加を一度に行い、混合物を全溶液が均一に吸
収されるまで回動させた。次いで、含浸された支持体を
室温にて2時間にわたり静置させた。
合物の沈澱 18gの水における1.7gのメタ珪酸ナトリウム五水
塩(フィソンス社)の溶液を工程1からの含浸支持体に
添加した。この混合物を15分間にわたり簡単に数回回
動させて「スポット」の形成を回避し、次いで1晩にわ
たり攪乱せずに静置させた。
属状態への還元 工程2からの材料の上方における水相を5gの55%ヒ
ドラジン水和物(アルドリッチ社)で処理した。
の水で4回洗浄し、各洗浄後にデカントした。得られた
材料をストップコックが装着されたガラスカラムに移
し、次いで12時間につき約1Lにて脱イオン水で硝酸
銀試験が陰性となるまで洗浄した。この材料を強制通気
オーブン内で90℃にて1晩乾燥させ、次いでした。
た炉に移し、石英ウールとKA 160支持体(予め充
分乾燥)とがボイド空間を埋めた石英チューブライナー
の中心に充填した。石英チューブライナーを鋼管の内部
に入れ、ガス供給部を接続した。炉温を10℃/min
にて150℃まで上昇させ、この温度に一定の窒素流の
下で2時間にわたり維持した。60/hrのGHSVに
おける水素流を始動させると共に窒素流を停止させた。
炉温を30℃/minにて800℃まで上昇させると共
に、この温度に11時間維持した。この時間の後、得ら
れた材料を水素流下にて室温まで冷却させた。窒素流を
再始動させ、水素流を停止後に材料を放出させた。
1.16gの無水酢酸カリウム(アルドリッチ社)を含
浸させた。この混合物を液体が吸収されるまで緩和に回
動させた。得られた材料を再び60℃にて1晩乾燥させ
た。
略して触媒Bを作成した。
略すると共に金属充填量を減少させて実施例1で作成し
た触媒と同じ初期活性を与えることにより触媒Cを作成
した。
で試験した。各試験は7.8bargおよび150℃に
て行い、その際60mLの1mmガラスビーズで希釈さ
れた触媒ペレット(上記のように作成、表1に特定した
量)を使用すると共に内径10〜11mmのステンレス
鋼チューブに充填した。触媒を160℃にて3時間にわ
たり窒素流下で、次いで150℃にてエチレン流下で加
熱することにより、触媒を7.8bargにて始動させ
た。次いで、酢酸蒸気をエチレンと混合し、触媒上に少
なくとも50分間にわたり通過させた。ヘリウムにおけ
る21%酸素の混合物を、最大触媒床温度を150℃に
維持しながら供給ガスに徐々に添加した。触媒ホットス
ポットを150℃に維持した。反応体混合物の最終組成
はエチレン:酢酸:酸素:ヘリウム=53.1:10.
4:7.7:26.6(容積)であり、全ガス空時速度
は3850hr-1であった。生成物流を気相にて1時間間
隔でオンラインのガスクロマトグラフにより分析した。
る酢酸ビニルのg数(空時収率、STY)として計算
し、触媒の選択率を生成物中に存在する変換エチレンの
比率として計算した。データを、全酸素含有量が得られ
てから17〜22時間の後に測定された活性および選択
率の平均に基づいて示す。
を表1に示す。
は、焼結工程(工程5)が触媒Aの活性を減少させたこ
とを示す。これは、パラジウム粒子寸法の成長およびパ
ラジウム金属表面積の損失と一致する。触媒AおよびB
よりも少ない金属充填量にて触媒Cを作成した。金属充
填量は触媒Aと同じ初期活性を与えるよう選択した。し
たがって触媒AおよびCは同様な初期操作特性を有する
と予想される。しかしながら触媒Aは、パラジウム粒子
成長およびパラジウム金属表面積の損失が初期活性低下
の原因であれば、触媒Cよりも長時間にわたり生産性を
維持することが予想される。これを実施例7および比較
例8に示す。
験した。77.5gの触媒A(実施例7)および77.
5gの触媒C(比較例8)をそれぞれ別々の6フィート
反応チューブに充填した。これら2本のチューブを同じ
流動床サンド浴に入れた。床温度を制御すると共に、各
チューブはそれ自身の気体/液体供給および生成物処理
システムを有した。窒素流を1106mL/min(@
STP)で開始させ、エチレン流を2590mL/mi
n(@STP)で開始させた。サンド浴およびチューブ
を150℃まで加熱し、反応器圧力を115psigま
で上昇させた。155g/hrにおける酢酸流(2重量
%の水を含有)を気化器まで移動させて、窒素およびエ
チレンと混合した。13g/hrの少量の酢酸(2重量
%の水、0.0285重量%の酢酸カリウム)を、主ガ
ス流で気化させるべく予備ヒーター帯域に導入した。数
時間の後、酸素を153mL/min(@STP)で開
始させた。生成物流をオンラインのガスクロマトグラフ
ィーにより分析し、次いで凝縮させて酢酸ビニルと酢酸
と水との粗液体生成物を得、残留ガスを排気すると共に
オンラインのガスクロマトグラフィーによりサンプリン
グした。酢酸ビニル生成を両触媒につき監視した。触媒
が失活するにつれ、酸素供給を425mL/min(@
STP)の最大レベルまで徐々に増大させることにより
一定生産速度を最初に維持した。全酸素流にて、ガス供
給物組成はエチレン:酢酸:水:酸素:窒素=49.
7:19.6:1.3:8.2:21.2(容積)であ
り、2261hr-1の全GHSV(@STP)であった。
全酸素供給速度に達した後、触媒Aにおける一定生産速
度を、サンド浴温度を約150℃から160℃まで徐々
に上昇させてさらに維持した。両チューブは同じサンド
浴中に存在したのて、触媒C生産は触媒Aより低く低下
した。何故なら、より急速に失活したからである。図2
は、オンストリームにおける日数の関数として触媒Aお
よびCにつき基準化された毎日の生産率を示す。図2
は、2種の触媒の初期生産能力が同様であったが、オン
ストリームの5日間後には比較触媒(すなわち触媒C)
の生産性が本発明による触媒(すなわち触媒A)の生産
性より低かったことを明かに示す。2種の触媒の生産率
における傾斜の検査が示すように、触媒Aは約1に生産
率を維持したのに対し、触媒Cの生産率は時間と共にゆ
っくり低下して0.7の生産率で終端した。試験の終了
頃、触媒Aの生産能力を、酸素供給レベルおよびサンド
浴温度の調整により触媒Cと対比して試験した。生産は
図2にしたがい上方向および下方向に変化することが見
られ、触媒Aは常に触媒Cよりも高い生産率を有するこ
とが認められる。触媒Aは、初期活性が極めて類似した
としても触媒Cより遅い失活速度を示した。
験 さらに2バッチの触媒を実施例1の手順にしたがい、作
成したが、ただし各試薬の使用量をファクター9により
縮小した。洗浄および乾燥工程の後、各触媒バッチを正
確に9等分すると共に、目標重量%の酢酸カリウム充填
量を含浸させた(表2参照)。これら触媒試料を例1〜
3の手順にしたがい試験した。図3はこれら触媒試料に
より得られた活性を示し、これをUS 5179056
号に報告された対応触媒の活性と比較する(この活性は
US 5179056号に記載されたモデルにしたがっ
て外挿される)。図3は、本発明による触媒が効果的に
なるには約1.5重量%カリウムの最小レベルを必要と
するのに対し、US 5179056号の触媒について
は約2.5重量%カリウムにて活性の最大値が得られた
ことを示す。本発明による触媒につき、プロモータの作
用は約1.5重量%から5重量%のカリウムまで一定で
ある。US 5179056号による触媒については、
プロモータ充填量が増加するにつれて活性が低下し始め
る。
リウムプロモータ濃度に一層耐性であることを示す。
である。
より作成された触媒との、時間の関数として生産性を示
す特性曲線図である。
より作成されなかった触媒の活性とに対するプロモータ
酢酸カリウムの量の効果を比較する特性曲線図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 エチレンと酢酸と酸素含有ガスとを、
(a)触媒支持体にパラジウム化合物を含浸させ、
(b)パラジウム化合物を実質的に金属パラジウムまで
変換させ、(c)支持されたパラジウムを500℃より
高い温度で焼結する工程からなる方法により作成された
支持パラジウム触媒と接触させることを特徴とする酢酸
ビニルの製造方法。 - 【請求項2】 触媒支持体に水、カルボン酸、ベンゼ
ン、トルエン、アルコール、ニトリル、テトラヒドロフ
ランもしくは塩素化溶剤から選択される溶剤にてパラジ
ウム化合物を含浸させる請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 溶剤が水および/または酢酸である請求
項2に記載の方法。 - 【請求項4】 パラジウム化合物がパラジウムの酢酸
塩、硫酸塩、硝酸塩、塩化物またはハロゲン含有パラジ
ウム塩である請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項5】 パラジウム化合物が酢酸パラジウムであ
る請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 工程(b)を、パラジウム化合物を水性
ヒドラジン、ホルムアルデヒド、蟻酸ナトリウム、アル
コール、一酸化炭素、水素もしくはエチレンから選択さ
れる液状もしくはガス体還元剤と接触させることにより
行う請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項7】 工程(c)を650〜1000℃の範囲
の温度にて行う請求項1〜6のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項8】 工程(c)をガスの存在下に行う請求項
1〜7のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 パラジウム触媒が触媒の全重量に対し少
なくとも0.5重量%のパラジウムを含む請求項1〜8
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】 触媒支持体が多孔質シリカ、アルミ
ナ、シリカ/アルミナ、チタニア、ジルコニアもしくは
炭素からなる請求項1〜9のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項11】 パラジウム支持体に工程(a)にて
金、銅、ニッケル、第I族、第II族、ランタニドもし
くは遷移金属の1種もしくはそれ以上の塩を含浸させる
請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項12】 エチレンと酢酸と酸素含有ガスとを1
45〜195℃の範囲の温度および1〜20気圧の圧力
にて触媒と接触させる請求項1〜11のいずれか一項に
記載の方法。
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