JPH10122107A - エンジンのスタータ装置 - Google Patents

エンジンのスタータ装置

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JPH10122107A
JPH10122107A JP8299482A JP29948296A JPH10122107A JP H10122107 A JPH10122107 A JP H10122107A JP 8299482 A JP8299482 A JP 8299482A JP 29948296 A JP29948296 A JP 29948296A JP H10122107 A JPH10122107 A JP H10122107A
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JP
Japan
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starter
engine
way clutch
boss
inner ring
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JP8299482A
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English (en)
Inventor
Shinji Shudo
伸二 首藤
Yoshinobu Tanaka
義信 田中
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
    • F02N15/006—Assembling or mounting of starting devices
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02N15/022—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the starter comprising an intermediate clutch
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を少なくして、コストダウンおよび
軽量化が図れるスタータ装置を得る。 【解決手段】 カム形一方向クラッチ７を用いるととも
に、エンジンの回転軸１に取付けられて発電機１８のロ
ータ１５が装着されるボス１１と一方向クラッチの外輪
７ｃを一体形成し、また、スタータ２３によって回転駆
動されるスタータ駆動体８と前記一方向クラッチの内輪
７ａを一体形成し、さらに前記ボス１１にエンジン補器
９を駆動する駆動歯車１０を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型滑走艇、自動
二輪車，四輪車などのエンジンのスタータ装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動二輪車等におけるエンジンの
スタータ装置の従来例として、図３に示す構造のものが
知られている（特開昭６１−２８３７６３号参照）。こ
のスタータ装置は、ピストン５０が連結された回転軸５
１の一端部にメタル軸受５２を介して装着されたカム型
一方向クラッチ５３の内輪５３ａにスタータ駆動歯車５
４を固定し、減速歯車５５を介してスタータ５６で回転
駆動し、前記一方向クラッチ５３のクラッチ素子５３ｂ
および外輪５３ｃを介して前記回転軸５１の端部に固着
されたボス５７に回転力を伝達することにより、回転軸
１を回転させてエンジンをスタートさせる。エンジンが
スタートして前記回転軸５１の回転数がディスエンゲー
ジ回転数以上になったとき、一方向クラッチ５３の係合
が解除されて前記スタータ駆動歯車５４が空転するよう
に構成されている。
【０００３】また、前記ボス５７には椀状部材５９ａが
ボルトで取り付けられ、この椀状部材５９ａには永久磁
石５９ｂが取り付けられて発電機５８のロータ５９を構
成している。発電機５８のステータ６０を構成するコイ
ルは、支持板６１を介してカバー６２に固定支持されて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のスタータ装置は、一方向クラッチ５３の外輪５３
ｃをボス５７に固定し、内輪５３ａの外周にスタータ駆
動ギヤ５４を溶接した構造であるため、部品点数が多
く、組付け工数の増加によるコストアップおよび重量の
増大を招いている。
【０００５】本発明は、このような課題を解消し、部品
点数を削減して軽量化とともにコストダウンが図れるエ
ンジンのスタータ装置を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１のスタータ装置は、エンジンの回転軸にボ
スを介して発電機のロータを装着し、前記ボスに一方向
クラッチの外輪を一体形成し、スタータによって回転駆
動されるスタータ駆動体に前記一方向クラッチの内輪を
設けて、この内輪が前記回転軸の外周に相対回転自在に
嵌め込まれているものである。このスタータ装置によれ
ば、一方向クラッチの外輪を発電機のロータを装着する
ボスに一体形成したので、部品点数が少なくなり、組付
け工数が少なくなってコストダウンが実現されるととも
に、軽量化が図れる。
【０００７】また、請求項２のスタータ装置は、前記一
方向クラッチを、前記内輪と外輪の間で回転力を伝達す
るクラッチ素子が周方向に多数配置されたカム体で構成
したものである。この一方向クラッチによれば、径方向
の厚みが小さいので、外輪の寸法を小さくでき、一層の
軽量化が図れる。
【０００８】また、請求項３のスタータ装置の前記一方
向クラッチは、前記外輪と内輪の間で回転力を伝達する
クラッチ素子の両側方にクラッチ素子の側方への変位を
規制するサイドプレートを有し、前記ボスに、前記両サ
イドプレートのうちスタータ駆動体寄りのサイドプレー
トがスタータ駆動体側へ変位するのを規制する規制部材
を装着したものである。この構成によれば、規制部材に
より、前記スタータ駆動体寄りのサイドプレートがスタ
ータ駆動体に接触するのを防止できる。
【０００９】また、請求項４のスタータ装置は、前記一
方向クラッチの内輪を、前記スタータ駆動体に一体形成
したものである。この構成によれば、さらに部品点数が
少なくなり、組付け工数が少なくなって、コストダウン
が図れる。
【００１０】また、請求項５のスタータ装置は、前記エ
ンジンの回転軸に取り付けられるボスに、エンジン補器
を駆動する駆動歯車を形成したものである。この構成に
よれば、エンジン補器を駆動する駆動歯車を別途設けた
従来の場合と比較して、部品点数が少なくなり、組付け
工数が少なくなって、さらにコストダウンおよび軽量化
が図れる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１は本発明の一実施形態であるス
タータ装置を装着したエンジンの部分縦断面図である。
図示しないピストンが連結された回転軸１は、クランク
ケース２に軸受Ｊ1 を介して回転自在に支持され、回転
軸１の一端部は前記クランクケース２の端面から突出し
ている。前記回転軸１の一端部にはクラッチ装着部３と
これにつづくテーパー部４が形成され、さらに軸端には
軸心方向に延びるねじ孔５が形成されている。
【００１２】前記クラッチ装着部３には、ニードルベア
リング６を介してカム型一方向クラッチ７の内輪７ａが
一体形成されたスタータ駆動歯車（スタータ駆動体）８
が装着され、前記テーパー部４には、ボス１１が前記ね
じ孔５に螺合されたボルト１３によって取り付けられて
いる。ボス１１には、前記一方向クラッチ７の外輪７ｃ
と、バランサ９を駆動するための駆動歯車１０とが一体
形成されている。前記バランサ９は、ピストンの往復動
による振動を抑制するためのもので、その軸部９ａの両
端が軸受Ｊ2 を介してクランクケース２とカバー１９に
それぞれ支持されることにより、回転自在に設定されて
いる。
【００１３】さらに、ボス１１には、ボルト１４によっ
て椀状部材１６が取り付けられ、この椀状部材１６の内
周面に永久磁石１７が固定支持されて、発電機１８のロ
ータ１５を構成している。さらに、前記クランクケース
２には、その一端部を覆うカバー１９が固定され、この
カバー１９に設けられた取付部１９ａに、鉄心を兼用す
る磁性体からなる支持板２０が固定支持され、この支持
板２０に前記発電機１８のステータを構成するコイル２
１が装着されている。
【００１４】前記スタータ駆動歯車８は、クランクケー
ス２とカバー１９に回転自在に支持された減速歯車２２
を介して電動式のスタータ２３によって回転駆動され、
この回転トルクは、前記スタータ駆動歯車８と一体に形
成された一方向クラッチ７の内輪７ａから、クラッチ素
子７ｂおよび前記ボス１１と一体に形成された外輪７ｃ
を介して回転軸１に伝達される。エンジンがスタートす
ることによって、回転軸１の回転速度がディスエンゲー
ジ回転数以上になると、クラッチ素子７ｂの係合が解除
される。
【００１５】前記カム型一方向クラッチ７は公知のもの
であって、図２に示すように、クラッチ素子７ｂは複数
のカム体７ｄをワイヤケージ７ｅによって位置決めして
支持し、カム体７ｄの上面に形成された溝７ｆに嵌めら
れたガータスプリング７ｇによって複数のカム体７ｄを
一体に保持し、サイドプレート７ｈ，７ｉによって複数
のカム体７ｄを両側から挟んで軸方向に位置決めしてい
る。このカム型一方向クラッチ７は、通常のローラ型の
ような一方向クラッチと比較して、クラッチ素子７ｂを
形成するカム体７ｄの数が多く、寸法が小さい分だけ、
径方向の厚みが小さいので、外輪７ｃの寸法を小さくで
き、一層の小形化と軽量化が図れる。
【００１６】さらに、前記エンジンの回転軸に取り付け
られるボス１１にボルト２４で取り付けた規制部材２５
によって、一方向クラッチ７のサイドプレート７ｈがス
タータ駆動歯車８側に変位しないように規制している。
これにより、前記スタータ駆動歯車８寄りのサイドプレ
ート７ｉがスタータ駆動歯車８に接触するのを防止でき
る。
【００１７】また、前記ボス１１と一方向クラッチ７の
外輪７ｃを一体形成したので、部品点数が少なくなり、
組付け工数が削減される。その結果、コストダウンが実
現されるとともに、軽量化が図れる。
【００１８】さらに、前記一方向クラッチ７の内輪７ａ
とスタータ駆動歯車８を一体形成したので、一層の部品
点数の減少とコストダウンが実現される。
【００１９】また、前記ボス１１に、バランサ９を駆動
する駆動歯車１０を一体形成したので、バランサ９を駆
動する駆動歯車１０を別途設けた従来の場合と比較し
て、部品点数が少なくなり、組付け工数が少なくなっ
て、さらにコストダウンおよび軽量化が図れる。
【００２０】なお、前記実施形態では、ボス１１に一体
形成された駆動歯車１０でバランサ９を駆動する構成を
示したが、前記駆動歯車１０によってオイルポンプまた
はウオータポンプなど、他のエンジン補器を駆動する構
成としてもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上のように、本発明のスタータ装置に
よれば、一方向クラッチを用いるとともに、エンジンの
回転軸に取付けられて発電機のロータが装着されるボス
と一方向クラッチの外輪を一体形成し、また、スタータ
によって回転駆動されるスタータ駆動体に前記一方向ク
ラッチの内輪を設けたので、部品点数および組付け工数
が削減されて、コストダウンが実現されるとともに、軽
量化が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るスタータ装置が装着
されたエンジンの部分縦断面図である。
【図２】（ａ）はカム型一方向クラッチの構成を示す正
面図、（ｂ）は同縦断面図である。
【図３】従来のスタータ装置が装着されたエンジンの部
分縦断面図である。
【符号の説明】
１…回転軸、２…クランクケース、３…クラッチ装着
部、４…テーパー部、６…ニードルベアリング、７…カ
ム型一方向クラッチ、７ａ…内輪、７ｂ…クラッチ素
子、７ｃ…外輪、７ｄ…カム体、７ｈ，７ｉ…サイドプ
レート、８…スタータ駆動歯車（スタータ駆動体）、９
…バランサ、１０…駆動歯車、１１…ボス、１５…ロー
タ、１６…椀状部材、１７…永久磁石、１８…発電機、
１９…カバー、１９ａ…取付部、２０…支持板、２１…
コイル、２２…減速歯車、２３…スタータ、２５…規制
部材。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１１月２６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エンジンの回転軸にボスを介して発電機
    のロータが装着され、前記ボスに一方向クラッチの外輪
    が一体形成され、スタータによって回転駆動されるスタ
    ータ駆動体に前記一方向クラッチの内輪が設けられて、
    この内輪が前記回転軸の外周に相対回転自在に嵌め込ま
    れているエンジンのスタータ装置。
  2. 【請求項２】 請求項１において、前記一方向クラッチ
    は、前記内輪と外輪の間で回転力を伝達するクラッチ素
    子が周方向に多数配置されたカム体からなるエンジンの
    スタータ装置。
  3. 【請求項３】 請求項１または請求項２において、前記
    一方向クラッチは、前記外輪と内輪の間で回転力を伝達
    するクラッチ素子の両側方にクラッチ素子の側方への変
    位を規制するサイドプレートを有し、前記ボスに、前記
    両サイドプレートのうちスタータ駆動体寄りのサイドプ
    レートがスタータ駆動体側へ変位するのを規制する規制
    部材が装着されているエンジンのスタータ装置。
  4. 【請求項４】 請求項１〜請求項３のいずれかにおい
    て、前記内輪は前記スタータ駆動体に一体形成されてい
    るエンジンのスタータ装置。
  5. 【請求項５】 請求項１〜請求項４のいずれかにおい
    て、前記ボスに、エンジン補器を駆動する駆動歯車が形
    成されているエンジンのスタータ装置。
JP8299482A 1996-10-22 1996-10-22 エンジンのスタータ装置 Pending JPH10122107A (ja)

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