JPH10116247A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH10116247A
JPH10116247A JP8272060A JP27206096A JPH10116247A JP H10116247 A JPH10116247 A JP H10116247A JP 8272060 A JP8272060 A JP 8272060A JP 27206096 A JP27206096 A JP 27206096A JP H10116247 A JPH10116247 A JP H10116247A
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JP
Japan
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bus
signal
output
address
peripheral circuit
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JP8272060A
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English (en)
Inventor
Katsuichi Sagi
勝一 鷺
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/42Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
    • G06F13/4204Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
    • G06F13/4221Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being an input/output bus, e.g. ISA bus, EISA bus, PCI bus, SCSI bus
    • G06F13/4226Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being an input/output bus, e.g. ISA bus, EISA bus, PCI bus, SCSI bus with asynchronous protocol

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺回路を内蔵したマイクロコンピュータで
は、アドレスやデータ用のバスと共に、制御信号用の配
線が必要となり、この配線によるチップの高集積化が困
難になる。 【解決手段】 CPU1と周辺回路7とが、データバス
のビット数がアドレスバスのビット数より大きいアドレ
ス/データがマルチプレックスされているバスAD0〜
AD15で接続され、CPU1からバスに出力されるア
ドレス信号に基づいて周辺回路へのデータの書き込み、
読み出しを行う。CPU1からはバスAD0〜AD9に
アドレスが出力されている期間に、前記アドレスとして
使用されていないバスAD15に制御信号が出力され、
この制御信号をラッチ8でラッチする。バスAD0〜A
D15にデータが出力されている期間に、ラッチ8に保
持された制御信号に従ってデータの読み書き等の所定の
動作を行う。制御信号のための専用の配線が不要とな
り、配線数を低減し、チップの高集積化が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロコンピュー
タに関し、特に周辺回路を内蔵するマイクロコンピュー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロコンピュータに
内蔵される周辺回路への読み書きの方法は、読み書きの
内容をマイクロコンピュータの内蔵バスを介し、かつ、
専用の信号線による制御により行われていた。例えば、
図7は、従来のマイクロコンピュータに内蔵される周辺
回路への読み書き手段を示すブロック図である。同図に
おいて、この従来のマイクロコンピュータは、CPU
1、デコーダ2、ラッチ3、andゲート4、インバー
タ5、ANDゲート6、周辺回路7を備えており、アド
レス/データのマルチプレックスバスAD0〜AD15
により接続が行われている構成とされている。
【0003】すなわち、CPU(中央処理装置)1は、
周辺回路7からの読み出し動作が生じた場合に、バスA
D0〜AD9を通して周辺回路7のアドレス10ビット
を出力し、バスAD0〜AD15を通して周辺回路7の
データ16ビットを入力し、周辺回路7への書き込み動
作が生じた場合に、バスAD0〜AD9を通して周辺回
路7のアドレス10ビットを出力し、バスAD0〜AD
15を通してデータ16ビットを出力し、かつ周辺回路
7への読み書き動作のどちらの場合にもアドレスラッチ
信号c、読み書き選択信号e、ストローブ信号fの各制
御信号を出力する。ここで、読み書き選択信号eは、読
み込み動作時はハイレベル、書き込み動作時はローレベ
ルとなる信号である。
【0004】デコーダ2は、CPU1から出力されるバ
スAD0〜AD9までのアドレスを入力とし、入力され
たアドレスが周辺回路7のアドレスであればハイレベ
ル、そうでなければローレベルを出力する。ラッチ3は
デコーダ2の出力をデータ入力とし、CPU1のアドレ
スラッチ信号cをラッチクロック入力とし、ラッチクロ
ック入力の立ち下がりによってデータ入力端子の値をラ
ッチし、その値をセレクト信号dとして出力し続ける。
ANDゲート4はセレクト信号dとストローブ信号fと
読み書き選択信号eを入力とし、その出力をリード信号
gとする。インバータ5は読み書き選択信号eを入力と
する。ANDゲート6はセレクト信号dとストローブ信
号fとインバータ5の出力信号を入力とし、その出力を
ライト信号hとする。一方、周辺回路7は、リード信号
gとライト信号hを入力とし、リード信号gがハイレベ
ルの間、バスAD0〜AD15へ周辺回路内部の図示し
ないレジスタが保持しているデータ16ビットを出力
し、ライト信号hの立ち上がりで、バスAD0〜AD1
5の値を入力値として周辺回路内部の図示しないレジス
タに保持し、そのレジスタの値によって所定の動作を行
う。
【0005】次に、図8のタイミング図を参照して、図
7のマイクロコンピュータの読み出し動作について説明
する。周辺回路7の値を読み出す時には、読み書き選択
信号eをハイレベルとし、CPU1がバスAD0〜AD
9に周辺回路7のアドレスを出力することによって、デ
コーダ2の出力はハイレベルになる。この間にアドレス
ラッチ信号cを立ち下げることによって、ラッチ3はデ
コーダ2のハイレベル出力をラッチし、セレクト信号d
として出力を続ける。次に、ストローブ信号をハイレベ
ルにすることによって、ANDゲート4の入力が全てハ
イレベルとなるため、ANDゲート4の出力すなわちリ
ード信号gがハイレベルとなり、バスAD0〜AD15
へ周辺回路のレジスタが保持しているデータ16ビット
が出力される。
【0006】ここで、CPU1が周辺回路7に対する読
み出し及び書き込み動作を始めてから、動作が終了する
までの期間を1バスサイクルとし、1バスサイクルを4
分割し、分割した各々のタイミングをタイミングB1,
B2,B3,B4とする。先ず、タイミングB1におい
て、CPU1はバスAD0〜AD9に周辺回路7のアド
レスを出力し、アドレスラッチ信号cをハイレベルと
し、読み書き選択信号eをハイレベルとする。この時、
デコーダ2の出力はハイレベルとなる。また、バスAD
10〜AD15は不定である。次いで、タイミングB2
において、CPU1がアドレスラッチ信号cをローレベ
ルにする際に、ラッチ3はデコーダ2のハイレベルをラ
ッチする。さらに、タイミングB3において、CPU1
はストローブ信号fをハイレベルにするため、ANDゲ
ート4の出力すなわちリード信号gがハイレベルにな
り、周辺回路7はバスAD0〜AD15へデータを出力
する。さらに、タイミングB4において、データが出力
され続けている。
【0007】また、図9のタイミング図を参照して、図
7のマイクロコンピュータの書き込み動作について説明
する。周辺回路7へ値を書き込む時には、読み書き選択
信号eをローレベルとし、CPU1がバスAD0〜AD
9に周辺回路7のアドレスを出力することによって、デ
コーダ2の出力はハイレベルになる。ここで、インバー
タ5の出力はハイレベルになる。この間にアドレスラッ
チ信号cを立ち下げることによって、ラッチ3はデコー
ダ2のハイレベル出力をラッチし、セレクト信号dとし
て出力を続ける。次に、CPU1が周辺回路7へ書き込
む値をバスAD0〜AD15へ出力した後、ストローブ
信号fをハイレベルにすることによって、ANDゲート
6の入力が全てハイレベルとなるため、ANDゲート6
の出力すなわちライト信号hがハイレベルとなり、バス
AD0〜AD15の値が周辺回路7のレジスタに書き込
まれる。
【0008】そして、タイミングB1において、CPU
1はバスAD0〜AD9に周辺回路7のアドレスを出力
し、アドレスラッチ信号cをハイレベルとし、読み書き
選択信号eをローレベルとする。この時、デコーダ2の
出力はハイレベルとなり、インバータ5の出力はハイレ
ベルとなる。また、バスAD10〜AD15は不定であ
る。次いで、タイミングB2において、CPU1がアド
レスラッチ信号cをローレベルにする際に、ラッチ3は
デコーダ2のハイレベルをラッチする。さらに、タイミ
ングB3において、CPU1は書き込みデータをバスA
D0〜AD15へ出力する。さらに、タイミングB4に
おいて、CPU1はストローブをハイレベルにするた
め、ANDゲート6の出力すなわちライト信号hがハイ
レベルになり、周辺回路7にバスAD0〜AD15のデ
ータが書き込まれる。以上のように、CPU1の周辺回
路7に対する読み書き動作は、内蔵されるバスAD0〜
AD15と専用の信号線による制御により行われてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、周辺回路
を内蔵するマイクロコンピュータにおいて、CPUが周
辺回路に対して読み書き動作を行う場合には、アドレス
バスとデータバスと制御信号線の3種類の信号線が必要
である。この場合、前記したようにアドレスバスとデー
タバスを共用して、アドレス/データバスと制御信号線
の2種類の信号線によって読み書き動作を行っているも
のもあるが、いずれにしてもバスの他に複数本の制御信
号線が必要である。このため、周辺回路を内蔵するマイ
クロコンピュータにおいて、チップの高集積化が進むに
つれて、チップ面積に対する制御信号線の面積が占める
割合が大きくなり、製品原価が上昇するという問題を有
している。特に、この制御信号線はチップに設けられて
いるCPUと周辺回路との間にくまなく配設されるもの
であるため、制御信号線が1本でも増えると、その制御
信号線が占有する面積が極めて大きなものとなり、チッ
プの高集積化、小型化を図る上での障害になっている。
【0010】本発明の目的は、周辺回路を内蔵したマイ
クロコンピュータにおける制御信号線の本数を削減して
高集積化を実現したマイクロコンピュータを提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、CPUと周辺
回路とが複数ビットのバスで接続され、CPUからバス
に出力されるアドレス信号に基づいて周辺回路へのデー
タの書き込み、読み出しを行うマイクロコンピュータに
おいて、CPUからバスに出力される制御信号を記憶す
る手段を備え、この記憶された制御信号に基づいて周辺
回路を制御するように構成したことを特徴とする。すな
わち、CPUは、アドレス信号を出力するのに用いるバ
ス以外のバスに制御信号を出力するように構成される。
また、記憶手段はラッチ回路で構成され、CPUから出
力されるラッチ信号により制御信号を記憶する構成とさ
れる。この場合、バスは、データバスのビット数がアド
レスバスのビット数より大きいアドレス/データがマル
チプレックスされているバスとして構成され、前記CP
Uは前記バスにアドレスが出力されている期間に、前記
アドレスとして使用されていないバスに前記制御信号を
出力し、前記記憶手段が前記制御信号を保持し、前記バ
スにデータが出力されている期間に、前記記憶手段の保
持された制御信号に従って所定の動作を行う構成とされ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明のマイクロコンピュ
ータの第1の実施形態のブロック図である。この実施形
態のマイクロコンピュータは、CPU(中央処理装置)
1と、アドレス/データがマルチプレックスされている
バスの下位側AD0〜AD9に接続されたデコーダ2
と、このデコーダ2の出力をラッチするラッチ3と、バ
スAD15のデータをラッチするラッチ8と、これらラ
ッチ3,8の出力およびCPU1からの出力信号を論理
演算して周辺回路7に入力するANDゲート4、インバ
ータ5、ANDゲート6とを備えている。
【0013】前記CPU1は、周辺回路7からの読み出
し動作が生じた場合に、バスAD0〜AD9を通して周
辺回路7のアドレス10ビットを出力し、バスAD0〜
AD15を通して周辺回路7にデータ16ビットを入力
する。また、周辺回路7への書き込み動作が生じた場合
に、バスAD0〜AD9を通して周辺回路7のアドレス
10ビットを出力し、バスAD0〜AD15を通してデ
ータ16ビットを出力する。さらに、周辺回路7への読
み書き動作のどちらの場合にもアドレスラッチ信号c、
ストローブ信号fの各制御信号を出力する。ここで、C
PU1はアドレス出力中に、バスAD15に、読み込み
動作時はハイレベル、書き込み動作時はローレベルとな
る信号を出力する。
【0014】デコーダ2は、CPU1から出力されるバ
スAD0〜AD9のアドレスを入力とし、入力されたア
ドレスが周辺回路7のアドレスであればハイレベル、そ
うでなければローレベルを出力する。ラッチ3はデコー
ダ2の出力をデータ入力とし、CPU1のアドレスラッ
チ信号cをラッチクロック入力とし、ラッチクロック入
力の立ち下がりによってデータ入力端子の値をラッチ
し、その値をセレクト信号dとして出力し続ける。AN
Dゲート4はセレクト信号dとストローブ信号fとラッ
チ8の出力である読み書き選択信号iを入力とし、その
出力をリード信号gとする。インバータ5はラッチ8の
出力である読み書き選択信号iを入力とし、反転して出
力する。ANDゲート6はセレクト信号dとストローブ
信号fとインバータ5の出力信号を入力とし、その出力
をライト信号hとする。
【0015】周辺回路7は、リード信号gとライト信号
hを入力とし、リード信号gがハイレベルの間、バスA
D0〜AD15へ周辺回路内部の図示しないレジスタが
保持しているデータ16ビットを出力し、ライト信号h
の立ち上がりで、バスAD0〜AD15の値を入力値と
して周辺回路内部の図示しないレジスタに保持し、その
レジスタの値によって所定の動作を行う。ラッチ8はバ
スAD15を入力とし、CPU1のアドレスラッチ信号
cをラッチクロック入力とし、ラッチクロック入力の立
ち下がりによってデータ入力端子の値をラッチし、その
値を読み書き選択信号iとして出力し続ける。
【0016】次に、前記構成の第1の実施形態のマイク
ロコンピュータの読み出し動作について図2のタイミン
グ図を参照して説明する。ここで、CPU1が周辺回路
7に対する読み出し及び書き込み動作を始めてから、動
作が終了するまでの期間を1バスサイクルとし、1バス
サイクルを4分割し、分割した各々のタイミングをタイ
ミングB1,B2,B3,B4とする。先ず、タイミン
グB1において、CPU1はバスAD0〜AD9に周辺
回路7のアドレスを出力し、アドレスラッチ信号cをハ
イレベルとし、かつ同時にバスAD15をハイレベルと
する。この時、デコーダ2の出力はハイレベルとなる。
また、バスAD10〜AD14は不定である。
【0017】次いで、タイミングB2において、CPU
1がアドレスラッチ信号cをローレベルにする際に、ラ
ッチ3はデコーダ2のハイレベルをラッチし、ラッチ8
はバスAD15に出力されているハイレベルをラッチす
る。さらに、タイミングB3において、CPU1はスト
ローブ信号fをハイレベルにするため、ANDゲート4
の出力すなわちリード信号gがハイレベルになり、周辺
回路7はバスAD0〜AD15へデータを出力する。さ
らに、タイミングB4において、データが出力され続け
ている。
【0018】一方、前記構成の第1の実施形態のマイク
ロコンピュータの書き込み動作を図3のタイミング図を
参照して説明する。先ず、タイミングB1において、C
PU1はバスAD0〜AD9に周辺回路7のアドレスを
出力し、アドレスラッチ信号cをハイレベルとし、かつ
同時にアドレスバスAD15をローレベルとする。この
時、デコーダ2の出力はハイレベルとなる。また、バス
AD10〜AD14は不定である。続いて、タイミング
B2において、CPU1がアドレスラッチ信号cをロー
レベルにする際に、ラッチ3はデコーダ2のハイレベル
をラッチし、ラッチ8はバスAD15に出力されている
ローレベルをラッチする。この時、インバータ5の出力
はハイレベルとなる。さらに、タイミングB3におい
て、CPU1は書き込みデータをバスAD0〜AD15
へ出力する。そして、タイミングB4において、CPU
1はストローブ信号fをハイレベルにするため、AND
ゲート6の出力、すなわちライト信号hがハイレベルに
なり、周辺回路7にバスAD0からAD15のデータが
書き込まれる。
【0019】以上のように、CPU1の周辺回路7に対
する読み書き動作は、内蔵されるバスAD0〜AD14
と、読み書き選択信号として共用したバスAD15と、
アドレスラッチ信号c、ストローブ信号fにより行われ
る。したがって、読み書き選択信号の配線は不要とな
り、マイクロコンピュータにおける配線面積が低減可能
となる。特に、この選択信号の配線はマイクロコンピュ
ータの略全域にわたって形成されるものであり、その配
線面積のチップに占める割合は大きいため、この読み書
き選択信号の配線をアドレス/データのマルチプレック
スバスと共用することによって削除可能な配線の面積は
極めて大きなものとなる。したがって、従来例に比較し
てラッチの数が増加されていても、このラッチに要求さ
れる面積よりも大きな面積の削減が可能となる。
【0020】図4は、本発明のマイクロコンピュータの
第2の実施形態のブロック図である。同図において、第
1の実施形態と等価な部分には同一符号を付してある。
この実施形態では、第1の実施形態に比較すると、バス
AD14のデータをラッチするラッチ9を新たに設けて
いる点が特徴とされている。そして、CPU1は、周辺
回路7からの読み出し動作が生じた場合に、バスAD0
〜AD9を通して周辺回路7のアドレス10ビットを出
力し、バスAD0〜AD15を通して周辺回路7のデー
タ16ビットを入力する。また、周辺回路7への書き込
み動作が生じた場合に、バスAD0〜AD9を通して周
辺回路7のアドレス10ビットを出力し、バスAD0〜
AD15を通してデータ16ビットを出力する。さら
に、周辺回路7への読み書き動作のどちらの場合にもア
ドレスラッチ信号c、ストローブ信号fの各制御信号を
出力する。ここで、CPU1はアドレス出力中に、バス
AD15に、読み込み動作時はハイレベル、書き込み動
作時はローレベルとなる信号を出力し、バスAD14
に、8ビットデータアクセス時はハイレベル、16ビッ
トデータアクセス時はローレベルとなる信号を出力す
る。
【0021】一方、周辺回路7は、リード信号gとライ
ト信号hとラッチ9の出力であるバス幅信号kを入力と
し、リード信号gがハイレベルの間、バスAD0からバ
スAD15へ周辺回路内部の図示しないレジスタが保持
しているデータを出力し、ライト信号hの立ち上がり
で、バスAD0からバスAD15の値を入力値として周
辺回路内部の図示しないレジスタに保持し、そのレジス
タの値によって所定の動作を行う。この時、周辺回路7
はバス幅信号kがハイレベルの時に8ビットデータアク
セス、ローレベルの時に16ビットデータアクセスを行
う。また、ラッチ9はバスAD14を入力とし、CPU
1のアドレスラッチ信号をラッチクロック入力とし、ラ
ッチクロック入力の立ち下がりによってデータ入力端子
の値をラッチし、その値をバス幅信号kとして出力し続
ける。
【0022】次に、前記第2の実施形態のマイクロコン
ピュータの16ビットデータの読み出し動作について図
5のタイミング図を参照して説明する。ここで、CPU
1が周辺回路7に対する読み出し及び書き込み動作を始
めてから、動作が終了するまでの期間を1バスサイクル
とし、1バスサイクルを4分割し、分割した各々のタイ
ミングをタイミングB1,B2,B3,B4とすること
は第1の実施形態と同じである。先ず、タイミングB1
において、CPU1はバスAD0〜AD9に周辺回路7
のアドレスを出力し、アドレスラッチ信号cをハイレベ
ルとし、バスAD15をハイレベルとし、同時にバスA
D14をローレベルとする。この時、デコーダ2の出力
はハイレベルとなる。また、バスAD10〜AD13は
不定である。
【0023】次いで、タイミングB2において、CPU
1がアドレスラッチ信号cをローレベルにする際に、ラ
ッチ3はデコーダ2のハイレベルをラッチし、ラッチ8
はバスAD15に出力さているハイレベルをラッチし、
ラッチ9はバスAD14に出力されているローレベルを
ラッチする。さらに、タイミングB3において、CPU
1はストローブ信号fをハイレベルにするため、AND
ゲート4の出力すなわちリード信号gがハイレベルにな
り、かつ、バス幅信号kがローレベルであるため、周辺
回路7はバスAD0〜AD15へデータ16ビットを出
力する。なお、タイミングB4において、データが出力
され続けている。
【0024】また、前記第2の実施形態のマイクロコン
ピュータの書き込み動作について図6のタイミングを参
照して説明する。先ず、タイミングB1において、CP
U1はバスAD0〜AD9に周辺回路7のアドレスを出
力し、アドレスラッチ信号cをハイレベルとし、バスA
D15をローレベルとし、バスAD14をローレベルと
する。この時、デコーダ2の出力はハイレベルとなる。
また、バスAD10〜AD13は不定である。次いで、
タイミングB2において、CPU1がアドレスラッチ信
号cをローレベルにする際に、ラッチ3はデコーダ2の
ハイレベルをラッチし、ラッチ8はバスAD15に出力
されているローレベルをラッチし、ラッチ9はバスAD
14に出力されているローレベルをラッチする。この
時、インバータ5の出力はハイレベルとなる。さらに、
タイミングB3において、CPU1は書き込みデータを
バスAD0〜AD15へ出力する。また、タイミングB
4において、CPU1はストローブ信号fをハイレベル
にするため、ANDゲート6の出力すなわちライト信号
hはハイレベルになり、かつ、バス幅信号kがローレベ
ルであるため、周辺回路7にバスAD0〜AD15の1
6ビットデータが書き込まれる。
【0025】以上のように、この第2の実施形態のマイ
クロコンピュータは、周辺回路7への読み書き動作を行
う際にバス幅を指定する必要がある場合において、CP
U1が出力する読み書き選択信号だけでなく、CPU1
がアドレス出力時に未使用であるバスAD14を使用し
て、CPU1が出力するバス幅信号をも同時に出力す
る。これにより、前記第1の実施形態に比べると、一度
に複数の制御信号線を共用し、制御信号線の配線面積を
減少することが可能である。すなわち、この第2の実施
形態では、読み書き選択信号の配線と、バス幅信号の配
線が共に不要となり、マイクロコンピュータにおける配
線面積が低減可能となる。なお、この実施形態において
も、従来例に比較してラッチの数が増加されているが、
このラッチに要求される面積よりも大きな面積の削減が
可能となる。特に、チップの高集積化に伴って複数の周
辺回路が搭載される場合には、本発明によるチップ面積
縮小の効果は顕著なものとなる。
【0026】本発明は、前記各実施形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能であ
ることは言うまでもない。例えば、前記実施形態では、
バスを2本共用しているが、未使用線が4本残っている
ので、これらの未使用線に対してその他の制御信号を共
用することも可能であり、また、周辺回路へのアドレス
線の本数が減ることによって、共用可能な未使用線の本
数を増加させることも可能である。また、前記実施形態
では、周辺回路のアドレス10ビット/データ16ビッ
トで共用可能な未使用線の本数は6本であるが、周辺回
路のアドレス16ビット/データ32ビット等に拡張す
ることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CPUか
ら所定のタイミングでバスに制御信号を出力し、この制
御信号を記憶手段で記憶し、この記憶された制御信号に
基づいて周辺回路に対するデータの書き込みや読み出し
を行う構成とされているので、記憶手段としてのラッチ
を設けることで、前記した制御信号の配線を不要とし、
制御信号の数を低減することができる。これにより、マ
イクロコンピュータのチップにおいて占有面積が大きな
制御信号の配線を削減し、チップの高集積化を実現し、
かつマイクロコンピュータの縮小化が実現でき、かつそ
のコストの削減が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のブロック図である。
【図2】第1の実施形態における読み出し動作のタイミ
ング図である。
【図3】第1の実施形態における書き込み動作のタイミ
ング図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のブロック図である。
【図5】第2の実施形態における読み出し動作のタイミ
ング図である。
【図6】第2の実施形態における書き込み動作のタイミ
ング図である。
【図7】従来のマイクロコンピュータの一例のブロック
図である。
【図8】図7のマイクロコンピュータにおける読み出し
動作のタイミング図である。
【図9】図7のマイクロコンピュータにおける書き込み
動作のタイミング図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 デコーダ 3,8,9 ラッチ 4,6 ANDゲート 5 インバータ 7 周辺回路 AD0〜AD15 アドレス/データ・マルチプレック
スバス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU(中央処理装置)と周辺回路とが
    複数ビットのバスで接続され、CPUから前記バスに出
    力されるアドレス信号に基づいて周辺回路へのデータの
    書き込み、読み出しを行うマイクロコンピュータにおい
    て、前記CPUから所定のタイミングで前記バスに出力
    される制御信号を記憶する手段を備え、この記憶された
    制御信号に基づいて前記周辺回路を制御するように構成
    したことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 CPUは、アドレス信号を出力するのに
    用いるバス以外のバスに、アドレス信号の出力のタイミ
    ングと同期して制御信号を出力する請求項1のマイクロ
    コンピュータ。
  3. 【請求項3】 記憶手段はラッチ回路で構成され、CP
    Uから出力されるラッチ信号により制御信号を記憶する
    請求項1または2のマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 バスは、データバスのビット数がアドレ
    スバスのビット数より大きいアドレス/データがマルチ
    プレックスされているバスとして構成され、前記CPU
    は前記バスにアドレスが出力されている期間に、前記ア
    ドレスとして使用されていないバスに前記制御信号を出
    力し、前記記憶手段が前記制御信号を保持し、前記バス
    にデータが出力されている期間に、前記記憶手段に保持
    されている制御信号に従って所定の動作を行う請求項2
    または3のマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 制御信号は、読み書き制御信号、バス幅
    信号の少なくとも1つである請求項1ないし4のいずれ
    かのマイクロコンピュータ。
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