JPH05174164A - マイクロ・コンピュータ - Google Patents

マイクロ・コンピュータ

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JPH05174164A
JPH05174164A JP3354700A JP35470091A JPH05174164A JP H05174164 A JPH05174164 A JP H05174164A JP 3354700 A JP3354700 A JP 3354700A JP 35470091 A JP35470091 A JP 35470091A JP H05174164 A JPH05174164 A JP H05174164A
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JP
Japan
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data
microcomputer
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JP3354700A
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Inventor
Koichi Hiratsuka
浩一 平塚
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部メモリ空間が大きい場合でも汎用ポート
の数が多く、外部端子を有効に活用できるマイクロ・コ
ンピュータを提供する。 【構成】 外部メモリとアクセスする複数の外部端子2
1を備えたマイクロ・コンピュータにおいて、第一のタ
イミングでアドレスデータを、第二のタイミングでアド
レッシングとは無関係な出力データをそれぞれ外部端子
21から出力するように出力タイミングを制御する選択
回路25と、前記第一及び第二のタイミングに同期して
ストローブ信号を出力する端子9とを備えた。このスト
ローブ信号は、前記出力データをラッチする外部のラッ
チを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ・コンピュー
タに関し、特に外部メモリアクセス機能を備えたマイク
ロ・コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ・コンピュータは、データ処理
を行う手段として各種分野で利用されている。このデー
タ処理においては、マイクロ・コンピュータの中央処理
装置(以下「CPU」と言う。)とマイクロ・コンピュ
ータ外部に設けられた外部メモリ又はマイクロ・コンピ
ュータ内部に内蔵された内部メモリとの間でデータのや
りとりが行われる。
【0003】図5は、例えば外部メモリ及び内部メモリ
を択一的にアクセスするマイクロ・コンピュータの一例
を示すブロック図である。このマイクロ・コンピュータ
は、内部データバス1、内部アドレスバス2、CPU1
8、内部メモリ17、外部メモリ12、外部バスインタ
ーフェイス16、メモリコントロールユニット24、周
辺バスインターフェース19、及び周辺ユニット20を
備えている。
【0004】上記構成のマイクロ・コンピュータにおい
て、CPU18は、内部アドレスバス2を介してアドレ
スを指定し、内部データバス1を介して内部メモリ17
又は外部メモリ12から命令を取り込む。すなわち、現
在処理すべきプログラムが格納されているアドレス空間
が内部メモリ17にあるときは内部メモリ17から、外
部メモリ12にあるときは外部バスインターフェース1
6を介して外部メモリ12から命令を取り込む。
【0005】CPU18は、取り込んだ命令を実行し、
処理データを内部メモリ17又は外部メモリ12へ格納
し、さらに周辺バスインターフェース19を介して必要
な周辺ユニット20を起動させる。なお、メモリコント
ロールユニット24は、アクセスするメモリ空間の選択
や外部バスサイクルの各種制御信号を生成する。
【0006】次に、外部メモリ12をアクセスする場合
についてさらに詳しく説明する。図6は、図5における
外部バスインターフェース16と外部メモリ12との間
の信号の流れを示す。ここで外部バスインターフェース
16は、外部メモリ12の64Kバイトのメモリ空間ま
でをアクセスすることができるものとする。
【0007】64Kバイトのメモリ空間をアクセスする
ためには16本のアドレスバスが必要となる。従って、
これらに出力されるアドレスをA0〜A15とする。デ
ータはバイトアクセスとし、この8ビットデータをD0
〜D7とする。ここで、下位アドレスA0〜A7とデー
タD0〜D7は、7本の共通線を時分割利用(マルチプ
レクサ)することにより出力される。すなわち、これら
の共通線は時分割アドレス/データバス(AD0〜AD
7)として機能する。
【0008】図7は、外部メモリ12をアクセスする場
合の信号の出力タイミングを示す。本例では、2つのク
ロックφ1及びφ2のタイミングに従って動作し、外部
バスサイクルは3サイクルが基本サイクルとなる。外部
メモリ12をアクセスする場合、アドレスストローブ3
2を1サイクル目のクロックφ2の立ち上がりに同期し
て立ち上げてアクティブとし、2サイクル目のクロック
φ1の立ち上がりに同期して立ち下げる。データの読み
込み又は書き込み動作は、アドレスストローブ32の立
ち上がりに同期して開始される。
【0009】外部メモリ12からデータを読み出す場合
は、アドレスストローブ32の立ち上がりと同期してA
D0〜AD7及びA8〜A15にアドレスが出力され
る。この場合、AD0〜AD7に出力する下位アドレス
A0〜A7は、アドレスセットアップタイム及びアドレ
スホールドタイムが充分とれるように所定期間の間出力
され続ける。ラッチ13は、アドレスストローブ32の
立ち下がりに同期して下位アドレスA0〜A7をラッチ
する。なお、上位アドレスA8〜A15は、次のアドレ
スが出力されるまで同じアドレスが出力され続ける。一
方、リードストローブ30は、2サイクル目のクロック
2の立ち上がりに同期してが立ち下がってアクティブと
なり、3サイクル目のクロックφ2の立ち上がりに同期
して立ち上がる。この期間内にAD0〜AD7からデー
タD0〜D7が外部メモリ12より入力される。
【0010】次に、外部メモリ12にデータを書き込む
場合は、アドレスストローブ32の立ち上がりと同期し
てAD0〜AD7及びA8〜A15にアドレスを出力
し、アドレスストローブ32の立ち下がりに同期してラ
ッチ13に下位アドレスA0〜A7をラッチさせる。そ
して、ライトストローブ32を、3サイクル目のクロッ
クφ2の立ち上がりに同期して立ち下げてアクティブと
し、AD0〜AD7からデータD0〜D7を外部メモリ
12に出力する。
【0011】ところで、上記のようなマイクロ・コンピ
ュータを用いたシステムの応用は多種多様化し、外部装
置とやりとりを行う信号数も増加している。これに伴
い、各種信号の入出力を行う汎用ポートの不足が問題と
なっている。特に、上記のような外部メモリとのアクセ
ス機能を有するマイクロ・コンピュータでは、外部メモ
リのアドレス空間が広がれば広がるほど外部メモリをア
クセスする際に必要な端子数は多くなる。しかし、マイ
クロ・コンピュータの端子数は限られているので、外部
メモリのアドレス空間が広がれば広がるほど汎用ポート
として使用できる外部端子が少なくなる。このため、少
ない汎用ポートを有効に活用するため、汎用ポートを他
の機能との兼用端子としたり、シリアルインターフェイ
ス機能による外部I/O拡張等を行うことにより、汎用
ポートの不足を補う努力がなされている。
【0012】図8は、図5に示したマイクロ・コンピュ
ータにおいて、上位8bit分のアドレスA8〜A15
を出力する8本の外部端子21を汎用ポートとの兼用端
子とした場合の一の外部端子の付近の構成を示すブロッ
ク図である。すなわち、外部端子21は、上位アドレス
A8〜A15を出力するアドレスバスとアドレッシング
とは無関係なデータを出力する汎用ポートとの兼用端子
として機能し、外部メモリをアクセスする場合はアドレ
スバス専用となるが、その他の状態では汎用ポートとし
て機能する。従って、外部端子21からは、外部メモリ
をアクセスする場合は内部アドレスバス2の内容が出力
され、汎用ポートとして機能させる場合は内部データバ
ス1の内容が出力される。
【0013】図8において、外部アクセス制御レジスタ
22は、内部データバス1から制御信号を入力し、外部
アクセス制御信号34として出力する。ANDゲート3
は、内部アドレスバス2からのアドレス信号及び前記外
部アクセス制御信号34を入力し、その論理積を出力す
る。ANDゲート10は、内部データバス1からのデー
タ信号を出力ラッチ5を介して入力する一方、前記外部
アクセス制御信号34をインバータ11を介して入力
し、これらの論理積を出力する。ORゲート4は、前記
ANDゲート3及び10の論理和を外部端子21に出力
する。
【0014】次に、上記構成における外部端子21のモ
ード制御動作について説明する。まず、外部端子21を
外部メモリのアクセス用として機能させる場合は、外部
メモリアクセスモードに設定する。すなわち、命令によ
り外部アクセス制御レジスタ22に「H」レベルが出力
され、外部アクセス制御信号34がアクティブとなる。
このとき、ANDゲート3は内部アドレスバス2の内容
をORゲート4に出力する。一方、ANDゲート10
は、インバータ11の出力が「L」となることから常に
「L」レベルをORゲート4に出力する。従って、外部
端子21にはORゲート4から内部アドレスバス2の内
容が出力される。
【0015】次に、外部端子21を汎用ポートとして機
能させる場合は、外部メモリアクセスモードを解除す
る。すなわち、命令により外部アクセス制御レジスタ2
2に「L」レベルが出力され、外部アクセス制御信号3
4は「L」レベルとなる。そして、ANDゲート3の出
力は常に「L」レベルとなる一方、ANDゲート10は
内部データバス1の内容をORゲート4に出力する。従
って、外部端子21にはORゲート4から内部データバ
ス1の内容が出力される。
【0016】なお、外部端子21は、外部アクセス制御
レジスタ22に出力される信号が変わるまでは現在出力
している内容を出力し続ける。すなわち、外部端子21
は常に内部データバス1又は内部アドレスバス2のいず
れかの内容を出力し続ける。従って、図7に示すよう
に、8本の各外部端子21は、外部バスサイクル期間中
は上位アドレスA8〜A15を出力し続ける。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のマ
イクロ・コンピュータでは、外部端子をアドレス線と汎
用ポートとの兼用端子とした場合でも、外部メモリへの
アクセス状態においては外部端子がアドレスバス専用と
なり、汎用ポートとしては使用できなくなる。従って、
アクセスできる外部メモリ空間が広く、アドレスの出力
に必要な外部端子の本数が多くなればなるほど、逆に汎
用ポートとして使用できる外部端子は減少してしまうと
いう問題点があった。
【0018】
【発明の目的】そこで本発明は、外部メモリ空間が大き
い場合でも汎用ポートとして使用できる外部端子の数が
多く、外部端子を有効に活用することができるマイクロ
・コンピュータを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ・コン
ピュータは、外部メモリアクセスの状態において、外部
端子からアドレスとポートデータを時分割に出力する制
御信号を出力する選択回路と、さらに外部のラッチにポ
ートデータをラッチさせる信号を出力する外部端子を備
えたことにより、上記課題を解決した。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。本実施例におけるマイクロ・コンピュータ
の基本構成は図5に示したものと同じであるが、外部メ
モリ12とのアクセス機構が若干異なっている。すなわ
ち、本実施例では、従来のマイクロ・コンピュータと異
なり、上位アドレスA8〜A15のアドレスバスと汎用
ポートとの兼用端子が、外部アドレスのアクセス時にお
いても時分割により汎用ポートとして使用できるように
なっている。
【0021】図2は、本実施例のマイクロ・コンピュー
タの外部バスインターフェース16と外部メモリ12と
の間の信号の流れを示す。本実施例においては、16本
のアドレスバスを備え、外部メモリ空間が64Kバイト
の場合までアクセス可能な構成を一例として示す。
【0022】本実施例では、下位アドレスA0〜A7を
ラッチする外部ラッチ13だけでなく、上位アドレスA
8〜A15をラッチする外部ラッチ14、及びアドレッ
シングとは無関係なデータ(以下「ポートデータ」と言
う。)PD0〜PD7をラッチする外部ラッチ15を設
けている。さらに、ポートデータPD0〜PD7を外部
ラッチ15にラッチさせるための信号であるポートデー
タストローブ33(ラッチロック)を出力するポートデ
ータストローブ出力端子9を備えている。
【0023】AD0〜AD7は、外部メモリのアクセス
時には時分割のアドレス/データバスとして機能し、8
bitの下位アドレスA0〜A7の出力と、外部メモリ
からのリードデータ及び外部メモリへのライトデータD
0〜D7の入出力を行う。一方、従来においては外部メ
モリのアクセス時にアドレスバス専用となっていたA8
〜A15を、時分割のアドレス/ポートバスA8/PD
0〜A15/PD7として機能させ、8bitの上位ア
ドレスA8〜A15とポートデータPD0〜PD7の選
択的な出力が行えるようにした。
【0024】図3は、外部メモリ12をアクセスする場
合の信号の出力タイミングを示す。外部バスサイクルは
3サイクルが基本サイクルである。ここでは外部メモリ
12とのアクセスはデータの読み出し動作のみ考える。
外部メモリ12とアクセスする場合、まず、外部バスサ
イクルの1サイクル目のクロックφ1の立ち上がりに同
期してポートデータストローブ33が立ち下がってアク
ティブとなり、2サイクル目のクロックφ2の立ち上が
りに同期して立ち上がる。このポートデータスローブ3
3がアクティブな間は外部端子21はアドレスバスとし
て使用できる。
【0025】次に、1サイクル目のクロックφ2の立ち
上がりに同期してアドレスストローブ32が立ち上が
り、2サイクル目のφ1の立ち上がりに同期して立ち下
がる。アドレスストローブ32の立ち上がりに同期して
下位アドレスA0〜A7及び上位アドレスA8〜A15
がそれぞれAD0〜AD7及びA8/PD0〜A15/
PD7から出力される。これらのアドレスは、アドレス
セットアップタイムとアドレスホールドタイムとして所
定時間とれるような時間だけ出力される。
【0026】そして、ラッチ13及び14は、アドレス
ストローブ32の立ち下がりに同期してそれぞれ下位ア
ドレスA0〜A7及び上位アドレスA8〜A15をラッ
チし、その後、外部メモリ12にアドレスを出力し続け
る。
【0027】次に、2サイクル目のクロックφ2の立ち
上がりに同期してリードストローブ30が立ち下がって
アクティブとなり、3サイクル目のクロックφ2の立ち
上がりに同期して立ち上がる。この期間にAD0〜AD
7からリードデータD0〜D7を入力する。
【0028】一方、ポートデータストローブ33がアク
ティブでない場合は、外部端子21はポートデータバス
として使用できる。すなわち、ポートデータストローブ
33は常時は「H」レベルであり、外部端子21から上
位アドレスA8〜A15を出力する場合のみ「L」レベ
ルとなる。この場合、外部端子21からは、ポートデー
タストローブ33が「H」レベルの間は内部データバス
1からポートデータが出力され続け、ポートデータスト
ローブ33が立ち下がるときはその立ち下がりに同期し
てポートデータPD0〜PD7をラッチし、内容を保持
する。そして、ポートデータストローブ33が立ち上が
った場合は、それ以後再び内部データバス1からポート
データPD0〜PD7が出力され続ける。
【0029】図1は、本実施例のマイクロ・コンピュー
タにおける上位8bit分のアドレスA8〜A15を出
力する8本の外部端子21を汎用ポートとの兼用端子と
した場合の一の外部端子の付近の構成を示すブロック図
である。外部端子21は、上位アドレス線A8〜A15
と汎用ポートとの兼用端子として機能し、常時は汎用ポ
ートとして機能し、内部データバス1からポートデータ
PD0〜PD7を出力する。一方、外部メモリのアクセ
ス時においても、上位アドレスA8〜A15が内部アド
レスバス2から出力される所定期間以外は汎用ポートと
して機能する。
【0030】本実施例においては、図8の構成にさらに
選択回路25が付加されている。この選択回路25は、
メモリコントロールユニット24からの制御に基づいて
選択信号36を出力する。この選択信号36はポートデ
ータストローブ33に対応して出力され、常時は「L」
レベルであるが、外部端子21から上位アドレスA8〜
A15を出力する期間だけ「H」レベルとなる。
【0031】外部アクセス制御レジスタ22は、内部デ
ータバス1から制御信号を入力し、外部アクセス制御信
号34として出力する。ANDゲート3は、選択回路2
5からの選択信号36、内部アドレスバス2からのアド
レス信号、及び外部アクセス制御レジスタ22からの外
部アクセス制御信号34を入力し、これらの論理積を出
力する。ANDゲート10は、内部データバス1からの
データ信号を出力ラッチ5を介して入力するとともに前
記外部アクセス制御信号34をインバータ7を介して入
力し、これらの論理積を出力する。ORゲート4は、前
記ANDゲート3及び10の論理和を外部端子21に出
力する。
【0032】次に、上記構成における外部端子21のモ
ード制御動作について説明する。まず、外部端子21を
外部メモリのアクセス用のアドレスバスとして使用可能
にする場合は、外部メモリアクセスモードに設定する。
この場合、命令により外部アクセス制御レジスタ22に
「H」レベルが出力され、外部アクセス制御信号34が
アクティブとなる。しかし、アドレス信号を出力しない
期間においては、選択回路25は「L」レベルの選択信
号を出力し続け、ANDゲート3の出力はこの状態では
常に「L」レベルとなる。
【0033】一方、ANDゲート10にはインバータ7
を介して「H」レベルの信号が入力されるので、AND
ゲート10は内部データバス1の内容をORゲート4に
出力する。従って、外部端子21にはORゲート4から
内部アドレスバス2の内容すなわちポートデータPD0
〜PD7が出力される。
【0034】次に、内部アドレスバス2から上位アドレ
スA8〜A15のアドレス信号を外部端子21に出力す
る場合は、選択回路25から「H」レベルの選択信号3
6が出力される。従って、ANDゲート10にはインバ
ータ7を介して「L」レベルの信号が入力されるので、
ANDゲート10は常に「L」レベルをORゲート4に
出力する。
【0035】一方、ANDゲート3にはいずれも「H」
レベルの選択信号36及び外部アクセス制御信号34が
入力されるので、ANDゲート3は内部アドレスバス2
の内容をORゲート4に出力する。従って、外部端子2
1にはORゲート4から内部アドレスバス2の内容すな
わち上位アドレスA8〜A15が出力される。
【0036】外部端子21を上記のように外部メモリの
アクセス用に使用しない場合は、外部メモリアクセスモ
ードを解除する。すなわち、命令により外部アクセス制
御レジスタ22に「L」レベルが出力され、外部アクセ
ス制御信号34は「L」レベルとなる。一方、選択回路
25からは常に「L」レベルの選択信号36が出力され
る。従って、ANDゲート3の出力は常に「L」レベル
となる一方、ANDゲート10は内部データバス1の内
容をORゲート4に出力し、外部端子21にはORゲー
ト4から内部データバス1の内容すなわちポートデータ
PD0〜PD7が出力される。
【0037】このように、外部アクセス期間中であって
も、アドレス信号が出力される期間外は外部端子21よ
りリアルタイムにポートデータを出力することができ、
アドレス信号の出力されていない期間は常にポートデー
タが出力される。なお、図2ではリードタイミングのみ
示し、外部メモリからのデータの読み込み動作のみ説明
したが、ライトタイミングについても、ライトストロー
ブの立ち上がりが半サイクル延びるだけで、他のタイミ
ング及び動作はリードタイミングと同様である。
【0038】図4は、本発明の他の実施例のマイクロ・
コンピュータにおける上位8bit分のアドレスA8〜
A15を出力する8本の外部端子21を汎用ポートとの
兼用端子とした場合の一の外部端子の付近の構成を示す
ブロック図である。本実施例の構成は図3の第一の実施
例の構成と基本的には同じであるが、本実施例ではさら
にモード切換レジスタ23、ORゲート6及びインバー
タ8が付加されている。
【0039】モード切換レジスタ23は、外部メモリア
クセス時において、外部端子21をアドレス専用バスと
して機能させるモード又は外部端子21をアドレス/ポ
ートデータの時分割バスとして機能させるモードのいず
れかを選択して制御するモード切換え信号35を出力す
る。これにより、外部メモリのアクセス時には外部端子
21をアドレス専用バスとして機能させることもできる
し、また外部端子21を第一実施例のようにアドレス/
ポートデータの時分割バスとして機能させることもでき
る。
【0040】ORゲート6は、選択回路25からの選択
信号36及びモード切換えレジスタ23からのモード切
換え信号35を入力し、これらの論理和を出力する。A
NDゲート3は、ORゲート6の出力、内部アドレスバ
ス2からのアドレス信号、及び外部アクセス制御レジス
タ22からの外部アクセス制御信号34を入力し、これ
らの論理積を出力する。ANDゲート10は、内部デー
タバス1からの出力ラッチ5を介したデータ信号、モー
ド切換えレジスタ23からのインバータ8を介したモー
ド切換え信号35、及び選択回路25からのインバータ
7を介した選択信号36を入力し、これらの論理積を出
力する。ORゲート4は、前記ANDゲート3及び10
の出力の論理和を外部端子21に出力する。
【0041】上記構成において、外部端子21を外部メ
モリのアクセス時にアドレス専用バスとして機能させる
モードを選択する場合は、モード切換えレジスタ23か
ら「H」レベルのモード切換え信号35が出力される。
このとき、ANDゲート10にはインバータ8を介して
「L」レベルの信号が入力され、ANDゲート10の出
力は常に「L」レベルとなる。一方、ORゲート6は
「H」レベルのモード切換え信号35が直接入力される
ので、ORゲート6は選択信号36のレベルに関係なく
「H」レベルを出力する。従って、このとき外部メモリ
アクセスモードである場合は外部アクセス制御レジスタ
22から「H」レベルの外部アクセス制御信号34が出
力されており、ANDゲート3は内部アドレスバス2の
内容を出力する。従って、外部端子21からは内部アド
レスバス2の内容が常に出力される。
【0042】外部端子21をアドレス/ポートデータの
時分割バスとして機能させるモードを選択する場合は、
モード切換えレジスタ23から「L」レベルのモード切
換え信号35が出力される。このとき、ANDゲート1
0にはインバータ8を介して「H」レベルの信号が入力
される。また、ORゲート6は「L」レベルのモード切
換え信号35が直接入力される。この状態においては、
モード切換え信号35はANDゲート3及び10のいず
れにも影響をあたえず、結果的に図3に示した第一の実
施例と同じ構成となる。従って、内部データバス1又は
内部アドレスバス2から外部端子21への出力モードの
切換えは選択信号36によって行われる。
【0043】本実施例の構成は、ポートを特に必要とし
ない場合に有効である。すなわち、本実施例では、外部
にアドレス情報を記憶するためのラッチを設ける必要が
ないので、コスト的に有利となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
・コンピュータにおいて、外部メモリアクセス時に内部
データバスの内容と内部アドレスバスの内容とを時分割
で外部に出力するようにしたので、外部メモリ空間が大
きい場合でも汎用ポートとして使用できる外部端子の数
が多く、外部端子を有効に活用することができるとい宇
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマイクロ・コンピュータの
外部端子の周辺構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のマイクロ・コンピュータの
外部バスインターフェースと外部メモリとの接続関係を
示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例のマイクロ・コンピュータの
アドレスデータ及びポートデータの入出力時の動作を示
すタイミング・チャートである。
【図4】本発明の他の実施例のマイクロ・コンピュータ
の外部端子の周辺構成を示すブロック図である。
【図5】従来のマイクロ・コンピュータの構成の一例を
示すブロック図である。
【図6】従来のマイクロ・コンピュータの外部バスイン
ターフェースと外部メモリとの接続関係を示す説明図で
ある。
【図7】従来のマイクロ・コンピュータのアドレスデー
タの入出力時の動作を示すタイミング・チャートであ
る。
【図8】従来のマイクロ・コンピュータの外部端子の周
辺構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 内部データバス 2 内部アドレスバス 3,10 ANDゲート 4,6 ORゲート 5 出力ラッチ 7,8 インバータ 9 ポートデータストローブ出力端子 12 外部メモリ 13,14,15 ラッチ 16 外部バスインターフェース 17 内部メモリ 18 CPU 19 周辺バスインターフェース 20 周辺ユニット 21 外部端子 22 外部アクセス制御レジスタ 23 モード切換えレジスタ 24 メモリコントロールユニット 25 選択回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部メモリとアクセスする外部端子を備
    えたマイクロ・コンピュータにおいて、第一のタイミン
    グでアドレスデータを、第二のタイミングでアドレッシ
    ングとは無関係な出力データをそれぞれ前記外部端子か
    ら出力するように出力タイミングを制御する選択回路
    と、前記第一及び第二のタイミングに同期してストロー
    ブ信号を出力する端子とを備え、このストローブ信号に
    より前記アドレッシングとは無関係な出力データをラッ
    チするための外部のラッチを制御することを特徴とする
    マイクロ・コンピュータ。
  2. 【請求項2】 モード切換えレジスタを備え、このモー
    ド切換えレジスタの出力する信号により、前記外部端子
    をアドレスデータの出力専用端子とするモード、及びア
    ドレスデータ及びアドレッシングとは無関係な出力デー
    タを選択的に出力する端子とするモードのいずれかのモ
    ードを選択して制御するものである、請求項1に記載の
    マイクロ・コンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記外部端子は、常時は前記アドレッシ
    ングとは無関係な出力データを出力し、前記ストローブ
    信号に同期して所定期間アドレスデータを出力するもの
    である、請求項1又は請求項2に記載のマイクロ・コン
    ピュータ。
JP3354700A 1991-12-19 1991-12-19 マイクロ・コンピュータ Pending JPH05174164A (ja)

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JP3354700A JPH05174164A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 マイクロ・コンピュータ

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JP3354700A JPH05174164A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 マイクロ・コンピュータ

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JP3354700A Pending JPH05174164A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 マイクロ・コンピュータ

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JP (1) JPH05174164A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07191905A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Nec Corp 情報処理装置

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JPH07191905A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Nec Corp 情報処理装置

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