JPH086896A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH086896A
JPH086896A JP6156394A JP15639494A JPH086896A JP H086896 A JPH086896 A JP H086896A JP 6156394 A JP6156394 A JP 6156394A JP 15639494 A JP15639494 A JP 15639494A JP H086896 A JPH086896 A JP H086896A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中央演算処理装置のアドレス/データバスと、
周辺装置のデータ入出力部を制御回路を用いずに直接接
続しても、データとアドレスの衝突を防止することがで
きるデータ処理装置を提供する。 【構成】アドレスとデータとの共用バスと、バスサイク
ルにアイドルステートを挿入できるアイドルステート制
御部、アイドルステートを挿入するか否かの情報を記憶
するレジスタ、アクセスするアドレス領域に応じてアイ
ドルステートを挿入するか否かの情報を出力するマルチ
プレクサを備えたバスステート制御部から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置に関し、
特にアドレスバスとデータバスを共用するデータ処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のデータ処理装置の構成の
一例を図7に示す。同図に示すように、データ処理装置
は、中央演算処理装置(以下、「CPU」と略記する)
12、バスステート制御部41、リード・オンリー・メ
モリ(以下、「ROM」と略記する)14、ランダム・
アクセス・メモリ(以下、「RAM」と略記する)1
5、入出力ポート16、ラッチ13、制御回路42によ
って構成されている。データ処理装置は、アドレスバス
をデータバスと共用しており、アドレスとデータはアド
レス/データバス17上を多重化(マルチプレクス)し
て伝送される。
【0003】バスステート制御部41は、CPU12内
のクロックCLOCK(不図示)に同期したラッチ回路
411、412、413から構成されている。図7に示
すように、各ラッチ回路の出力は次段のラッチ回路に入
力され、最終段のラッチ回路413の出力は初段のラッ
チ回路411に帰還入力されてる。各ラッチ回路は、そ
れぞれバスサイクルのステートT1〜T3に対応してい
る。すなわち、3個のラッチ回路(411、412、4
13)のうちいずれか一の出力が“1”となっており、
ラッチ回路411の出力が“1”のとき、T1ステー
ト、ラッチ回路412の出力が“1”のとき、T2ステ
ート、ラッチ回路413の出力が“1”のとき、T3ス
テートとされる。
【0004】図7に示すように、アドレス信号を取り込
むためのストローブ信号であるアドレスストローブ信号
ASTBはラッチ回路411の出力から供給され、また
データのアクセスを示すデータストローブ信号DSTB
はラッチ回路412の出力から供給される。
【0005】制御回路42は、ANDゲート421、4
22と、3ステートバッファ423、424から構成さ
れ、リード/ライト信号R/W ̄とデータストローブ信
号DSTBを入力とするANDゲート421、422の
出力は、3ステートバッファ423、424のオン/オ
フを制御する制御端子にそれぞれ入力される。なお、信
号名に付加される記号 ̄は反転を表わし、例えばリード
/ライト信号R/W ̄はローレベルでライト信号がアク
ティブであることを示す。
【0006】データのアクセスを示すデータストローブ
信号DSTBが“1”のとき、リード/ライト信号R/
W ̄の論理値に応じて、3ステートバッファ423また
は3ステートバッファ424がオンとなり、データの入
出力を制御する。
【0007】より詳細には、データストローブ信号DS
TBが“1”で、リード/ライト信号R/W ̄が“1”
(すなわちリード信号がアクティブ)のとき、ANDゲ
ート421の出力が“1”、ANDゲート422の出力
が“0”となり、ANDゲート421の出力に制御端子
を接続した入力側の3ステートバッファ423がオンと
なり、ANDゲート422の出力に制御端子を接続した
出力側の3ステートバッファ424がオフになり、アク
セスされたROM14等の外部デバイスから出力される
データが、データバス19、3ステートバッファ42
3、アドレス/データバス17を介してCPU12に入
力される。
【0008】リード/ライト信号R/W ̄が“0”のと
き(すなわちライト信号がアクティブのとき)は、AN
Dゲート421の出力が“0”、ANDゲート422の
出力が“1”になり、出力側の3ステートバッファ42
4がオン、入力側の3ステートバッファ423がオフに
なり、CPU12から出力されたデータは、アドレス/
データバス17、3ステートバッファ424を介してデ
ータバス19に出力され、アクセスされた例えばRAM
15等の外部デバイスにライトされる。
【0009】図8は、図7のデータ処理装置のリード動
作を説明するためのタイミングチャートである。図8を
参照して、図1のROM14、RAM15、入出力ポー
ト16からデータをリードする動作を説明する。
【0010】データのリード時には、ROM14、RA
M15、入出力ポート16が選択されていることを示す
チップセレクト信号CSと、リード/ライト信号R/W
 ̄が“1”になる。
【0011】T1ステートでは、CPU12からアドレ
ス/データバス17に出力されたアドレス信号は、アド
レスの出力を示すアドレスストローブ信号ASTBによ
りラッチ回路13にラッチされ、ROM14、RAM1
5、及び入出力ポート16に出力される。
【0012】T2ステートでは、データストローブ信号
DSTBが“1”となり、前述したように、入力側の3
ステートバッファ423がオンになり、アドレス信号で
参照されたROM14、RAM15、入出力ポート16
のいずれかから出力されたデータがCPU12に入力さ
れる。
【0013】T3ステートでは、データストローブ信号
DSTBが“0”となって、入力側の3ステートバッフ
ァ423がオフとなるため、アドレス/データバス17
はハイインピーダンスになる。
【0014】次のバスサイクルのT1ステートで、RO
M14、RAM15、入出力ポート16のいずれかから
データが出力され続けても、入力側の3ステートバッフ
ァ423がオフ状態であるため、該データが、CPU1
2から出力されるアドレスと、アドレス/データバス1
7上で衝突することはない。
【0015】図9は、図7のデータ処理装置のライト動
作を説明するためのタイミングチャートである。図9を
参照して、RAM15及び入出力ポート16へ、データ
をライトする動作を説明する。
【0016】データのライト時には、チップセレクト信
号CSが“1”、リード/ライト信号R/W ̄が“0”
になる。
【0017】T1ステートでは、CPU12からアドレ
ス/データバス17に出力されたアドレス信号はアドレ
スストローブ信号ASTBによりラッチ回路13にラッ
チされ、RAM15及び入出力ポート16へ出力され
る。
【0018】T2ステートでは、データストローブ信号
DSTBが“1”となり、出力側の3ステートバッファ
424がオンになり、CPU12から出力されたデータ
は、アドレス/データバス17、3ステートバッファ4
24を介してデータバス19に出力される。
【0019】T3ステートでは、データストローブ信号
DSTBが“0”となって、出力側の3ステートバッフ
ァ424がオフになる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、アド
レスバスとデータバスを共用する従来のデータ処理装置
では、制御回路42を用いることにより、CPU12か
ら出力されるアドレスと入出力データをバスステートに
応じて切り分けていた。このため、CPU12がデータ
をリードするとき、RAM等の周辺装置から出力される
データがT3ステートより遅れても、次のT1ステート
で、CPU12から出力されるアドレスと衝突すること
を回避することができる。
【0021】しかし、前記従来のデータ処理装置の場
合、CPU12と周辺装置との間に制御回路42が必要
とされるため、アクセスタイムが低下し、ボード上の実
装面積も大きくなってしまうという問題点がある。
【0022】従って本発明は、上述した従来の問題点を
解決し、CPUのアドレス/データバスと、周辺装置の
データ入出力部を、制御回路に用いずに直接接続して
も、データとアドレスの衝突を防止することが可能なデ
ータ処理装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、第1の視点において、アドレスとデータ
とを共用するバスを備えたデータ処理装置において、バ
スサイクルへのアイドルステートの挿入を制御する制御
手段と、アイドルステートを挿入するか否かの情報を記
憶する記憶手段と、を含み、前記制御手段が、前記記憶
手段の情報に基づきバスサイクルにアイドルステートを
挿入することを特徴とするデータ処理装置を提供する。
【0024】また、本発明は、第2の視点において、ア
ドレスとデータとを共用するバスを備えたデータ処理装
置において、バスサイクルへのアイドルステートの挿入
を制御する制御手段と、アイドルステートを挿入するか
否かの情報を複数記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶されたアイドルステートを挿入するか否かの情報の
うちアクセスするアドレス領域に対応する情報を選択出
力する手段と、を有し、前記制御手段が、該選択出力さ
れた情報に基づきアイドルステートを挿入することを特
徴とするデータ処理装置を提供する。
【0025】そして、本発明のデータ処理装置は、第1
の視点の好ましい態様として、アドレスとデータとを共
用するバスを備え、バスサイクルが複数のステートから
成るデータ処理装置において、バスサイクルにおける各
ステートを制御するためのバスステート制御手段を備
え、前記バスステート制御手段が、バスサイクルにおけ
るステートの推移を管理するため信号を記憶保持するラ
ッチ回路と、バスサイクルへのアイドルステートの挿入
を制御するアイドルステート制御部と、アイドルステー
トを挿入するか否かの情報を記憶する記憶手段と、を備
え、前記アイドルステート制御部が、前記記憶手段に記
憶された情報に基づきバスサイクルにアイドルステート
を挿入するように構成される。さらに、本発明のデータ
処理装置は、第2の視点の好ましい態様として、前記記
憶手段が、アイドルステートを挿入するか否かの情報を
記憶するセルを複数備え、更に、アドレス情報を入力
し、前記複数のセルに記憶された情報のうちアクセスす
るアドレス領域に対応するセルの情報を選択して前記ア
イドルステート制御部に出力する選択手段を、備えてい
る。
【0026】また、本発明のデータ処理装置において
は、アイドルステート制御部は、記憶手段の出力がアク
ティブのときに、バスのステートの推移を管理するため
の信号を所定ステート期間分遅延させて出力し、これに
よりバスサイクルにアイドルステートを挿入することを
特徴とする。
【0027】
【作用】本発明は、アイドルステートを挿入するか否か
の情報を記憶する記憶手段を有し、該記憶手段に記憶さ
れた情報によりアイドルステートを挿入できるように構
成されるため、CPUのアドレス/データバスと、周辺
装置のデータ入出力部を制御回路を用いずに直接接続し
ても、データとアドレスの衝突を防止することができる
と共に、アクセスタイムを高速化し、更に実装ボード上
の部品点数を削減する。
【0028】また、本発明の別の視点においては、バス
サイクルにアイドルステートを挿入するか否かの情報を
複数記憶する記憶手段と、アクセスするアドレス領域に
応じて該記憶手段に記憶されたアイドルステートを挿入
するか否かの情報を出力する手段とを有することによ
り、アクセスするアドレス領域に応じて選択的にアイド
ルステートを挿入することが可能である。
【0029】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0030】
【実施例1】図1は、本発明の第1実施例であるデータ
処理装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、先に説明した図7と同一のものについては、同一の
参照符号を付している。
【0031】図1に示す本実施例のデータ処理装置が、
図7に示す従来例の構成と異なるの点は、従来例のデー
タ処理装置におけるバスステート制御部41を、バスス
テート制御部11で置き換え、更に、従来例の制御回路
42を削除したことである。
【0032】図1に示すように、バスステート制御部1
1は、CPU内のクロックCLOCKに同期したラッチ
回路111、112、113、アイドルステート制御部
114、及びレジスタ115によって構成されている。
【0033】アイドルステート制御部114には、ラッ
チ回路113の出力が入力され、その出力は、ラッチ回
路111に帰還入力される。また、アイドルステート制
御部114には、レジスタ115の出力信号と、リード
/ライト信号R/W ̄が、制御信号として入力される。
【0034】バスステート制御部11において、ラッチ
回路111、112、113のいずれか1つのラッチ回
路の出力が“1”となっているか、またはアイドルステ
ート制御部114の出力が“1”となる。ラッチ回路1
11の出力が“1”のとき、T1ステート、ラッチ回路
112の出力が“1”のとき、T2ステート、ラッチ回
路113の出力が“1”のとき、T3ステートとされ
る。そして、ラッチ回路111、112、113の出力
がすべて“0”のとき、TIステート(アイドルステー
ト)に対応している。
【0035】図2は、アイドルステート制御部114の
構成の一例を示すブロック図である。
【0036】アイドルステート制御部114は、AND
ゲート31、32、33と、ラッチ回路34と、ORゲ
ート35によって構成される。
【0037】レジスタ115の出力またはリード/ライ
ト信号R/W ̄が“0”のとき、ANDゲート31、3
3の出力は“0”となり、ラッチ回路113の出力は、
ANDゲート32、ORゲート35を経て、ラッチ回路
111に出力される。
【0038】レジスタ115の出力とリード/ライト信
号R/W ̄がともに“1”のとき、ANDゲート31の
出力が、“1”、ANDゲート32の出力が“0”とな
り、ラッチ回路113の出力は、ANDゲート33を経
て、ラッチ回路34に入力され、次のクロックCLOC
Kで、ORゲート35を介して、ラッチ回路111に出
力される。
【0039】図3を参照して、ROM14、RAM1
5、入出力ポート16から、データをリードする動作を
説明する。図3は、図1に示す本実施例に係るデータ処
理装置のリード動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【0040】データのリード時には、チップセレクト信
号CS、リード/ライト信号R/W ̄が“1”になる。
【0041】T1ステートでは、CPU12からアドレ
ス/データバス17に出力されたアドレス信号はアドレ
スストローブ信号ASTBによりラッチ回路13にラッ
チされ、RAM15及び入出力ポート16へ出力され
る。
【0042】T2ステートでは、アドレス信号の出力部
はハイインピーダンスとなり、アドレス信号で参照され
たROM14、RAM15、または入出力ポート16の
いずれかから出力されたデータがCPU2に入力され
る。
【0043】レジスタ115の値が“0”のときは、T
3ステートの後、T1ステートになる。
【0044】レジスタ115の値が“1”のときは、T
3ステートとT1ステートの間にTIステート(アイド
ルステート)が挿入される。
【0045】図3に示すように、レジスタ115の出力
は、図中の最初のバスサイクルのT1〜T3ステートで
“0”とされ、次のバスサイクルのT1ステートで
“1”に変化しているが、これは、次のバスサイクルで
実行される命令の前に該レジスタ115を“1”に設定
する所定のマクロ命令が実行されたことによる。
【0046】次に、図4のタイミングチャートを参照し
て、RAM15及び入出力ポート16へ、データをライ
トする動作を説明する。図4は、図1に示す本実施例に
係るデータ処理装置のライト動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【0047】データのライト時には、チップセレクト信
号CSが“1”、リード/ライト信号R/W ̄が“0”
になる。
【0048】T1ステートでは、CPU12からアドレ
ス/データバス17に出力されたアドレス信号はアドレ
スストローブ信号ASTBによりラッチ回路13にラッ
チされ、RAM15及び入出力ポート16へ出力され
る。
【0049】T2ステート、T3ステートでは、RAM
15及び入出力ポート16へデータが出力される。
【0050】ライト時には、図2において、リード/ラ
イト信号R/W ̄が“0”なので、レジスタ115の値
にかかわらず、ANDゲート31の出力が“0”にな
り、TIステートは挿入されない。
【0051】
【実施例2】図5は、本発明の第2実施例であるデータ
処理装置の構成を示すブロック図である。図5におい
て、図1と同一のものについては、同一の参照符号を付
している。
【0052】本実施例のデータ処理装置の構成が、図1
の前記第1の実施例と異なる点は、バスステート制御部
11において、レジスタ115を8ビットレジスタ21
5に拡張し、マルチプレクサ216を追加したバスステ
ート制御部21にとって代わったことである。
【0053】バスステート制御部21は、ラッチ回路1
11、112、113、アイドルステート制御部11
4、8ビットのレジスタ215、及びマルチプレクサ2
16によって構成される。
【0054】本実施例では、図6に示すように、物理ア
ドレス空間を8つのブロックに分けて、ブロック単位
で、ROM14、RAM15、入出力ポート16にアド
レスを割り当てている。より詳細には、図6において、
物理アドレス空間を指示するアドレスの上位3ビットが
ブロック番号を指定し、残りの5ビットはブロック内の
オフセットアドレスを示している。ROM14は物理ア
ドレス空間のブロック番号0、1に、RAM15はブロ
ック番号2から6に、入出力ポート16はブロック番号
7に割り当てられている。
【0055】レジスタ215は、アイドルステートを挿
入するブロックの設定を行う。8ビットのうち最下位ビ
ットである第0ビットから順に第7ビットまで、各ビッ
トが、それぞれブロック0〜7に対応しており、あるビ
ットの論理値が“1”のとき、対応するブロックのアク
セスにおいて、アイドルステートが挿入され、“0”の
とき、アイドルステートは挿入されない。
【0056】マルチプレクサ216は、8入力1出力マ
ルチプレクサで、レジスタ215の8ビットのうち、C
PU12が出力するアドレス信号の上位3ビット(=ブ
ロック番号)で指定されたビット位置の1ビットを出力
する。
【0057】例えば、レジスタ215の値が‘0100
0011’(ブロック0、1、6にアイドルステートを
挿入)のときは、アドレスの上位3ビットが、0、1、
6のとき、すなわち、ROM14(00000000〜
00111111)、またはRAM15のブロック6
(11000000〜11011111)からリードす
ると、アイドルステート制御部114に“1”が出力さ
れ、アイドルステートがT3ステートの後に挿入され
る。
【0058】このように、本発明の第2の実施例では、
バスサイクルにアイドルステートを挿入するか否かの情
報を、アドレス領域に対応させて記憶させ、アドレス情
報(=ブロック番号)に基づき、マルチプレクサを介し
てアイドルステートを挿入するか否かの情報を出力する
ことにより、アクセスするアドレス領域に応じて選択的
にアイドルステートの挿入を制御することを可能とす
る。本実施例によれば、例えば低速メモリのアクセスに
おいてはアドレス領域に対応してアイドルステートが選
択的に挿入されるため、従来例で必要とされた制御回路
を不要とし、低速メモリと高速メモリから構成されるメ
モリシステムとデータ処理装置とのインターフェイスを
特段に容易化している。
【0059】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は、上記態様にのみ限定されるものではな
く、本発明の原理に準ずる各種態様を含むことは勿論で
ある。例えば、上記実施例では、アイドルステートを挿
入するか否かの情報を記憶する記憶手段として、データ
処理装置の所定の命令の実行によりセットされるレジス
タの構成に基づき説明したが、本発明はかかる態様に限
定されず、“1”又は“0”を記憶保持可能なスイッチ
等による構成も含む。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置は、アイドルステートを挿入するか否かの情報を
記憶する記憶手段を有し、該記憶手段に記憶された情報
によりアイドルステートを挿入できるように構成される
ため、CPUのアドレス/データバスと、周辺装置のデ
ータ入出力部を、制御回路を用いることなく、直接接続
しても、データとアドレスの衝突を防止することがで
き、アクセスタイムの高速化、実装ボード上の部品点数
の削減という効果を有する。
【0061】また、本発明のデータ処理装置によれば、
バスサイクルにアイドルステートを挿入するか否かの情
報を複数記憶する記憶手段と、アクセスするアドレス領
域に応じて該記憶手段に記憶されたアイドルステートを
挿入するか否かの情報を出力する手段とを有することに
より、アクセスするアドレス領域に応じて選択的にアイ
ドルステートを挿入することを可能とする。このため、
本発明のデータ処理装置は、データとアドレスの衝突を
防止するために従来必要とされた制御回路を用いること
なく、低速メモリの使用が可能となり、且つ、例えば低
速メモリと高速メモリから構成されるメモリシステムと
データ処理装置とのインターフェイスを特段に容易化し
ている。さらに、請求項3以下に記載された、本発明の
好ましい態様によれば、バスステート制御部、アイドル
ステート制御部はいずれも簡易な回路構成からなり、回
路規模、チップサイズの増大を抑止して、上記した本発
明の効果を達成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置の第1実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】アイドルステート制御部のブロック図である。
【図3】図1のデータ処理装置のリード動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図4】図1のデータ処理装置のライト動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図5】本発明のデータ処理装置の第2実施例の構成を
示すブロック図である。
【図6】図5のデータ処理装置の物理アドレスマップで
ある。
【図7】従来のデータ処理装置の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図7のデータ処理装置のリード動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図9】図7のデータ処理装置のライト動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
11 バスステート制御部 12 CPU 13 ラッチ回路 14 ROM 15 RAM 16 入出力ポート 17 アドレス/データバス 18 アドレスバス 19 データバス 21 バスステート制御部 41 バスステート制御部 42 制御回路 111,112,113 ラッチ回路 114 アイドルステート制御部 115 レジスタ 215 レジスタ 216 マルチプレクサ ASTB アドレスストローブ信号 DSTB データストローブ信号 R/W ̄ リード/ライト信号 CS チップセレクト信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスとデータとを共用するバスを備え
    たデータ処理装置において、 バスサイクルへのアイドルステートの挿入を制御する制
    御手段と、 アイドルステートを挿入するか否かの情報を記憶する記
    憶手段と、を含み、 前記制御手段が、前記記憶手段の情報に基づきバスサイ
    クルにアイドルステートを挿入することを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  2. 【請求項2】アドレスとデータとを共用するバスを備え
    たデータ処理装置において、 バスサイクルへのアイドルステートの挿入を制御する制
    御手段と、 アイドルステートを挿入するか否かの情報を複数記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたアイドルステートを挿入する
    か否かの情報のうちアクセスするアドレス領域に対応す
    る情報を選択出力する手段と、を有し、 前記制御手段が、該選択出力された情報に基づきアイド
    ルステートを挿入することを特徴とするデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】アドレスとデータとを共用するバスを備
    え、バスサイクルが複数のステートから成るデータ処理
    装置において、 バスサイクルにおける各ステートを制御するためのバス
    ステート制御手段を備え、 前記バスステート制御手段が、バスサイクルにおけるス
    テートの推移を管理するため信号を記憶保持するラッチ
    回路と、 バスサイクルへのアイドルステートの挿入を制御するア
    イドルステート制御部と、 アイドルステートを挿入するか否かの情報を記憶する記
    憶手段と、を備え、 前記アイドルステート制御部が、前記記憶手段に記憶さ
    れた情報に基づきバスサイクルにアイドルステートを挿
    入することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段が、アイドルステートを挿入
    するか否かの情報を記憶するセルを複数備え、更に、ア
    ドレス情報を入力し、前記複数のセルに記憶された情報
    のうちアクセスするアドレス領域に対応するセルの情報
    を選択して前記アイドルステート制御部に出力する選択
    手段を、備えた請求項3記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】前記アイドルステート制御部が、前記記憶
    手段の出力がアクティブのときに、バスのステートの推
    移を管理するための信号を所定ステート期間分遅延させ
    て出力し、これによりバスサイクルにアイドルステート
    を挿入することを特徴とする請求項3又は4記載のデー
    タ処理装置。
  6. 【請求項6】前記バスステート制御手段が、バスサイク
    ルの予め定められた複数のステートを制御するための信
    号を記憶保持する複数のラッチ回路群を含み、該ラッチ
    回路群は互いに縦続形態に接続され、 前記アイドルステート制御部は、入力端が前記ラッチ回
    路群の一のラッチ回路の出力に接続され、出力端が前記
    ラッチ回路群の他のラッチ回路の入力に接続され、前記
    記憶手段の出力がアクティブのときに、前記ラッチ回路
    群の一のラッチ回路の出力信号を所定ステート期間分遅
    延させて前記他のラッチ回路に出力し、前記記憶手段の
    出力がインアクティブのときには、前記ラッチ回路群の
    一のラッチ回路の出力信号をそのまま前記他のラッチ回
    路に出力することを特徴とする請求項5記載のデータ処
    理装置。
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