JP3097301B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents
半導体メモリ装置Info
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- JP3097301B2 JP3097301B2 JP04109413A JP10941392A JP3097301B2 JP 3097301 B2 JP3097301 B2 JP 3097301B2 JP 04109413 A JP04109413 A JP 04109413A JP 10941392 A JP10941392 A JP 10941392A JP 3097301 B2 JP3097301 B2 JP 3097301B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ装置に係わ
り、特にダイナミックRAMのページモードのデータ入
出力サイクルを高速化する回路に関する。
り、特にダイナミックRAMのページモードのデータ入
出力サイクルを高速化する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体メモリ装置におけるダイナ
ミックRAMでは、情報の記憶にダイナミック型のメモ
リセルを用い、アドレスバッファ、デコーダ、センスア
ンプ等の周辺回路を備えて消費電力を減らしている。こ
のため、ダイナミック動作に必要な複数の外部クロック
を必要とし、これらのクロックから内部クロックを生成
することにより前記周辺回路を制御している。このと
き、メモリセルの内部情報の破壊を防ぐために、一定の
タイミングと順序が必要であり、それは行(ロウ)選
択、メモリセルの内部情報の検出、列(カラム)選択の
順序で実行される。
ミックRAMでは、情報の記憶にダイナミック型のメモ
リセルを用い、アドレスバッファ、デコーダ、センスア
ンプ等の周辺回路を備えて消費電力を減らしている。こ
のため、ダイナミック動作に必要な複数の外部クロック
を必要とし、これらのクロックから内部クロックを生成
することにより前記周辺回路を制御している。このと
き、メモリセルの内部情報の破壊を防ぐために、一定の
タイミングと順序が必要であり、それは行(ロウ)選
択、メモリセルの内部情報の検出、列(カラム)選択の
順序で実行される。
【0003】外部クロックとしては、反転ロウアドレス
ストローブRAS(Row address Stro
be),反転カラムアドレスストローブCAS(Col
umn Address Strobe),反転ライト
イネーブルWE(Write Enable)があり、反
転ライトイネーブルWE(以下、反転WEと称す)は、
高レベルで読み出し、低レベルでは書き込みモードとな
る。
ストローブRAS(Row address Stro
be),反転カラムアドレスストローブCAS(Col
umn Address Strobe),反転ライト
イネーブルWE(Write Enable)があり、反
転ライトイネーブルWE(以下、反転WEと称す)は、
高レベルで読み出し、低レベルでは書き込みモードとな
る。
【0004】又、ダイナミックRAMではアドレス信号
端子数を低減する方法として、ロウアドレス及びカラム
アドレスの入力信号をタイミングをずらして1本の端子
から時分割で入力する方法が一般的である(アドレスマ
ルチプレクス)。このとき前記2つの信号の区別をして
それぞれのアドレスバッファを駆動するために、反転ロ
ウアドレスストローブRAS(以下、単に反転RASと
称す)と反転カラムアドレスストローブCAS(以下、
単に反転CASと称す)が用いられる。
端子数を低減する方法として、ロウアドレス及びカラム
アドレスの入力信号をタイミングをずらして1本の端子
から時分割で入力する方法が一般的である(アドレスマ
ルチプレクス)。このとき前記2つの信号の区別をして
それぞれのアドレスバッファを駆動するために、反転ロ
ウアドレスストローブRAS(以下、単に反転RASと
称す)と反転カラムアドレスストローブCAS(以下、
単に反転CASと称す)が用いられる。
【0005】これら3つの信号で各種の動作モードが制
御されている。その動作モードの1つに実効的なサイク
ル時間が高速となるページモードがある。これは、反転
RASの立ち下りタイミングで1本のワード線が選択さ
れると、その線に接続されたすべてのメモリセルが活性
化される。その活性化されたメモリセルの任意のセルの
内容は、カラムデコーダのみの活性化により反転RAS
をロウレベルにしたまま(所定の反転RASアクティブ
時間以内)反転CASを制御することで、続けて読み出
しと書き込みができるため、高速動作が可能となるもの
である。ページモードにおいては、1本のワード線上に
あるすべてのメモリセルの読み出しと書き込みを、反転
RASがハイレベルとなるプリチャージタイムが1サイ
クル内では1回でよいため、実効的なサイクルタイムも
高速となる。
御されている。その動作モードの1つに実効的なサイク
ル時間が高速となるページモードがある。これは、反転
RASの立ち下りタイミングで1本のワード線が選択さ
れると、その線に接続されたすべてのメモリセルが活性
化される。その活性化されたメモリセルの任意のセルの
内容は、カラムデコーダのみの活性化により反転RAS
をロウレベルにしたまま(所定の反転RASアクティブ
時間以内)反転CASを制御することで、続けて読み出
しと書き込みができるため、高速動作が可能となるもの
である。ページモードにおいては、1本のワード線上に
あるすべてのメモリセルの読み出しと書き込みを、反転
RASがハイレベルとなるプリチャージタイムが1サイ
クル内では1回でよいため、実効的なサイクルタイムも
高速となる。
【0006】本発明は、このページモード動作における
高速化に関するものであり、図4に示す従来のページモ
ードのデータ制御の回路を含む半導体メモリ装置のブロ
ック図と、図5に示すタイミングチャートを用いて説明
する。
高速化に関するものであり、図4に示す従来のページモ
ードのデータ制御の回路を含む半導体メモリ装置のブロ
ック図と、図5に示すタイミングチャートを用いて説明
する。
【0007】従来の半導体メモリ装置は、メモリセルア
レイ5のセルデータの読み出しと書き込み動作を基本的
な機能として行なうものである。まず外部に設けられた
アドレスマルチプレクサ(図示せず)からアドレス入力
端子ADDを介して行(ROW)アドレス及び列(CO
LUMN)アドレスを入力し、それぞれラッチ1でロウ
アドレスを、ラッチ2でカラムアドレスをラッチする。
ラッチ1の出力はロウデコーダ3に入力されてメモリセ
ル5の所定の行が指定され、ラッチ2の出力はカラムデ
コーダ4に入力されてセレクト回路7とセンスアンプ6
を介してメモリセル5の所定の列が指定される。前記ロ
ウデコーダ3とカラムデコーダ4とで選択されたメモリ
セルアレイ5のセルデータがセンスアンプ6で増幅さ
れ、そのデータはデータバス8に出力されてくる。
レイ5のセルデータの読み出しと書き込み動作を基本的
な機能として行なうものである。まず外部に設けられた
アドレスマルチプレクサ(図示せず)からアドレス入力
端子ADDを介して行(ROW)アドレス及び列(CO
LUMN)アドレスを入力し、それぞれラッチ1でロウ
アドレスを、ラッチ2でカラムアドレスをラッチする。
ラッチ1の出力はロウデコーダ3に入力されてメモリセ
ル5の所定の行が指定され、ラッチ2の出力はカラムデ
コーダ4に入力されてセレクト回路7とセンスアンプ6
を介してメモリセル5の所定の列が指定される。前記ロ
ウデコーダ3とカラムデコーダ4とで選択されたメモリ
セルアレイ5のセルデータがセンスアンプ6で増幅さ
れ、そのデータはデータバス8に出力されてくる。
【0008】更にデータバス8上に読み出されたデータ
は、アンプ12で増幅され、反転CASに同期したタイ
ミングジェネレータ3の出力信号で制御される出力バッ
ファ13を介してデータ出力端子DOUTから出力され
る。一方書き込みデータは、データ入力端子DINを介
して入力バッファ10に入力され、更にアンプ9で増幅
した後は、前記の読み出しの時と逆の過程によりロウデ
コーダ3とカラムデコーダ4とで選択されたメモリセル
アレイ5のセルに書き込まれる構成になっている。
は、アンプ12で増幅され、反転CASに同期したタイ
ミングジェネレータ3の出力信号で制御される出力バッ
ファ13を介してデータ出力端子DOUTから出力され
る。一方書き込みデータは、データ入力端子DINを介
して入力バッファ10に入力され、更にアンプ9で増幅
した後は、前記の読み出しの時と逆の過程によりロウデ
コーダ3とカラムデコーダ4とで選択されたメモリセル
アレイ5のセルに書き込まれる構成になっている。
【0009】次に図5に示すタイミングチャートを用い
て、ページモードのデータ制御の回路動作を説明する。
て、ページモードのデータ制御の回路動作を説明する。
【0010】反転RASの立ち下りのタイミング(図5
・501)において、入力端子ADDから入力したアド
レスデータをラッチ1がロウアドレスとしてラッチす
る。このロウアドレスによって、ロウデコーダ3が指定
のワード線を選びセンスアンプ6上に1ワード分のデー
タが増幅されてくる。センスアンプ6によって増幅され
レベルが安定するのに必要な時間の経過後、反転CAS
の立ち下りのタイミング(図5・502)によってラッ
チ2がカラムアドレスとしてラッチする。このラッチさ
れたカラムアドレスからカラムデコーダ4が指定のカラ
ムを選び、セレクト回路7によってデータバス上に反転
CASの立ち上がりのタイミング(図5・503)で読
み出されたデータが出力される。
・501)において、入力端子ADDから入力したアド
レスデータをラッチ1がロウアドレスとしてラッチす
る。このロウアドレスによって、ロウデコーダ3が指定
のワード線を選びセンスアンプ6上に1ワード分のデー
タが増幅されてくる。センスアンプ6によって増幅され
レベルが安定するのに必要な時間の経過後、反転CAS
の立ち下りのタイミング(図5・502)によってラッ
チ2がカラムアドレスとしてラッチする。このラッチさ
れたカラムアドレスからカラムデコーダ4が指定のカラ
ムを選び、セレクト回路7によってデータバス上に反転
CASの立ち上がりのタイミング(図5・503)で読
み出されたデータが出力される。
【0011】この動作は、反転RASがロウレベルの間
は反転CASによりくり返し任意のアドレスが指定で
き、そのデータを出力することができる。
は反転CASによりくり返し任意のアドレスが指定で
き、そのデータを出力することができる。
【0012】出力バッファ13は反転CASによって制
御されるため、反転CASはデータの出力中はロウレベ
ルに保つ必要がある。所定のデータを出力後、反転CA
Sは立ち上げることができ、次のサイクルに進むことが
可能となる。
御されるため、反転CASはデータの出力中はロウレベ
ルに保つ必要がある。所定のデータを出力後、反転CA
Sは立ち上げることができ、次のサイクルに進むことが
可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
メモリ装置におけるページモードでのデータ制御の回路
では、アドレスデータのみラッチをしていたため、図4
に示すラッチ回路1,2の出力はデータ出力期間中固定
しておかなければならなかった。そのため、図5に示す
タイミングチャート上のタイミング502において、反
転CASを立ち下げ、カラムアドレスをラッチしてから
タイミング503において反転CASを立ち上げるまで
の時間は、センスアンプ上のデータがデータバス上に安
定するまでの時間を確保しなければならないという欠点
を有していた。
メモリ装置におけるページモードでのデータ制御の回路
では、アドレスデータのみラッチをしていたため、図4
に示すラッチ回路1,2の出力はデータ出力期間中固定
しておかなければならなかった。そのため、図5に示す
タイミングチャート上のタイミング502において、反
転CASを立ち下げ、カラムアドレスをラッチしてから
タイミング503において反転CASを立ち上げるまで
の時間は、センスアンプ上のデータがデータバス上に安
定するまでの時間を確保しなければならないという欠点
を有していた。
【0014】本発明の目的は、上述の欠点を除去するこ
とにより、ダイナミックメモリのページモード時に、出
力データとアドレスを別々にラッチすることにより、読
み出しサイクルの高速化を実現することにある。
とにより、ダイナミックメモリのページモード時に、出
力データとアドレスを別々にラッチすることにより、読
み出しサイクルの高速化を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ装
置の特徴は、反転ライトイネーブル信号がハイレベル
で、且つ反転ロウアドレスイネーブル信号の立ち下りの
タイミングでロウアドレスを読み込み、反転カラムアド
レスイネーブル信号の立ち下りのタイミングで繰りかえ
しカラムアドレスを読み込むとともに、データ読み出し
は前記カラムアドレス指定のデータを所定のロウレベル
保持期間経過後の前記反転カラムアドレスイネーブル信
号のハイレベルへの立ち上がりタイミングで出力するこ
とにより、任意のアドレス指定およびデータ読み出しを
するページモード機能を備えた半導体メモリ装置におい
て、前記データ読み出しのタイミングは、前記反転カラ
ムアドレスイネーブル信号の立ち上がりタイミングに代
えて前記反転カラムアドレスイネーブル信号を所定時間
遅延させて生成したデータラッチ用タイミング信号の立
ち上がりタイミングに応答して行うとともに、読み出し
たデータは前記反転ライトイネーブル信号がハイレベル
の期間に出力バッファから出力することにより、前記反
転カラムアドレスイネーブル信号のロウレベル保持期間
を、前記所定の保持期間よりも短縮して活性化サイクル
を早めるサイクル短縮手段を有し、前記サイクル短縮手
段は、前記反転カラムアドレスイネーブル信号から生成
したタイミング信号を所定時間遅延させる遅延素子とこ
の遅延素子の出力および前記タイミング信号の論理をと
るAND回路とからなり前記データラッチ用タイミング
信号を生成するタイミング回路と、前記データラッチ用
タイミング信号に同期してセンスアンプの出力データを
保持するラッチと、このラッチ出力を増幅するアンプ
と、このアンプ出力を前記反転ロウアドレスイネーブル
信号および前記反転ライトイネーブル信号とから生成し
たデータ出力用タイミング信号がロウレベルの期間に出
力する出力バッファとで構成することにある。
置の特徴は、反転ライトイネーブル信号がハイレベル
で、且つ反転ロウアドレスイネーブル信号の立ち下りの
タイミングでロウアドレスを読み込み、反転カラムアド
レスイネーブル信号の立ち下りのタイミングで繰りかえ
しカラムアドレスを読み込むとともに、データ読み出し
は前記カラムアドレス指定のデータを所定のロウレベル
保持期間経過後の前記反転カラムアドレスイネーブル信
号のハイレベルへの立ち上がりタイミングで出力するこ
とにより、任意のアドレス指定およびデータ読み出しを
するページモード機能を備えた半導体メモリ装置におい
て、前記データ読み出しのタイミングは、前記反転カラ
ムアドレスイネーブル信号の立ち上がりタイミングに代
えて前記反転カラムアドレスイネーブル信号を所定時間
遅延させて生成したデータラッチ用タイミング信号の立
ち上がりタイミングに応答して行うとともに、読み出し
たデータは前記反転ライトイネーブル信号がハイレベル
の期間に出力バッファから出力することにより、前記反
転カラムアドレスイネーブル信号のロウレベル保持期間
を、前記所定の保持期間よりも短縮して活性化サイクル
を早めるサイクル短縮手段を有し、前記サイクル短縮手
段は、前記反転カラムアドレスイネーブル信号から生成
したタイミング信号を所定時間遅延させる遅延素子とこ
の遅延素子の出力および前記タイミング信号の論理をと
るAND回路とからなり前記データラッチ用タイミング
信号を生成するタイミング回路と、前記データラッチ用
タイミング信号に同期してセンスアンプの出力データを
保持するラッチと、このラッチ出力を増幅するアンプ
と、このアンプ出力を前記反転ロウアドレスイネーブル
信号および前記反転ライトイネーブル信号とから生成し
たデータ出力用タイミング信号がロウレベルの期間に出
力する出力バッファとで構成することにある。
【0016】
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0018】図1は本発明の半導体メモリ装置における
ページモードでのデータ制御の回路の一実施例を示すブ
ロック図であり、図2及び図3は動作を説明するための
タイミングチャートである。
ページモードでのデータ制御の回路の一実施例を示すブ
ロック図であり、図2及び図3は動作を説明するための
タイミングチャートである。
【0019】図1に示すブロック図によれば、ロウアド
レス及びカラムアドレスデータを入力するラッチ1,2
と、ラッチ1から出力されるロウアドレスデータを入力
するロウデコーダ3と、カラムアドレスデータを入力す
るカラムデコーダ4と、カラムデコーダ4の出力を増幅
するセンスアンプ6と、メモリセルアレイ5と、反転C
ASを遅延するタイミング回路14と、その出力をクロ
ック入力とし、センスアンプの出力データをラッチする
ラッチ11と、ラッチ11の出力を反転RASと反転W
Eとによって制御される出力バッファ13とを備え、前
記タイミング回路14は、タイミングジェネレータG3
の出力と、その出力を遅延する遅延回路141の出力と
を入力するANDゲート142からなる。
レス及びカラムアドレスデータを入力するラッチ1,2
と、ラッチ1から出力されるロウアドレスデータを入力
するロウデコーダ3と、カラムアドレスデータを入力す
るカラムデコーダ4と、カラムデコーダ4の出力を増幅
するセンスアンプ6と、メモリセルアレイ5と、反転C
ASを遅延するタイミング回路14と、その出力をクロ
ック入力とし、センスアンプの出力データをラッチする
ラッチ11と、ラッチ11の出力を反転RASと反転W
Eとによって制御される出力バッファ13とを備え、前
記タイミング回路14は、タイミングジェネレータG3
の出力と、その出力を遅延する遅延回路141の出力と
を入力するANDゲート142からなる。
【0020】次に、本実施例の動作について説明する。
【0021】図1に示すブロック図と図2及び図3に示
すタイミングチャートによれば、ページモードでの読み
出しサイクルのときは、反転RASの立ち下りのタイミ
ング(図2・201)において、アドレス入力端子AD
Dから入力したアドレスデータをラッチ1がロウアドレ
スとしてラッチする。このロウアドレスによってロウデ
コーダ3が指定のワード線を選び、センスアンプ6上に
1ワード分のデータが増幅される。センスアンプ6によ
ってデータが増幅され、反転CASの立ち下りのタイミ
ング(図2・202)によってラッチ2がアドレスデー
タをカラムアドレスとしてラッチする。
すタイミングチャートによれば、ページモードでの読み
出しサイクルのときは、反転RASの立ち下りのタイミ
ング(図2・201)において、アドレス入力端子AD
Dから入力したアドレスデータをラッチ1がロウアドレ
スとしてラッチする。このロウアドレスによってロウデ
コーダ3が指定のワード線を選び、センスアンプ6上に
1ワード分のデータが増幅される。センスアンプ6によ
ってデータが増幅され、反転CASの立ち下りのタイミ
ング(図2・202)によってラッチ2がアドレスデー
タをカラムアドレスとしてラッチする。
【0022】このラッチされたカラムアドレスによって
カラムデコーダ4が指定の列を選び、セレクト回路7に
よってデータバス上に出力される。ここで出力データの
ラッチ11を設け、反転CAS系の信号で出力データを
ラッチすれば、センスアンプ6及びセレクト回路7は直
ちに次のサイクルに遷移することが可能となることが分
る。そこで、反転CAS系に同期したタイミングジェネ
レータG3を入力とするタイミング回路14の出力タイ
ミング(図3AND出力)によって、メモリセルのデー
タがバス上に安定する時間を待たずに、反転CASの立
ち上りのタイミング(図2・203)からタイミング回
路14を通過した後のタイミング(図2・204)間
で、出力データをラッチ11でラッチする。
カラムデコーダ4が指定の列を選び、セレクト回路7に
よってデータバス上に出力される。ここで出力データの
ラッチ11を設け、反転CAS系の信号で出力データを
ラッチすれば、センスアンプ6及びセレクト回路7は直
ちに次のサイクルに遷移することが可能となることが分
る。そこで、反転CAS系に同期したタイミングジェネ
レータG3を入力とするタイミング回路14の出力タイ
ミング(図3AND出力)によって、メモリセルのデー
タがバス上に安定する時間を待たずに、反転CASの立
ち上りのタイミング(図2・203)からタイミング回
路14を通過した後のタイミング(図2・204)間
で、出力データをラッチ11でラッチする。
【0023】次に前のサイクルのデータを出力している
タイミング(図2・205)において、反転CASを立
ち下げるとともに、次のサイクルのカラムアドレスをラ
ッチ2でラッチし、カラムデコーダ4で次の列を選びセ
レクト回路7によって次のセルデータがデータバス上に
出力されることになり、これを前記同様にラッチ11で
ラッチする。従って、データは次のサイクルのデータと
入れ替わる。これを繰り返えす。
タイミング(図2・205)において、反転CASを立
ち下げるとともに、次のサイクルのカラムアドレスをラ
ッチ2でラッチし、カラムデコーダ4で次の列を選びセ
レクト回路7によって次のセルデータがデータバス上に
出力されることになり、これを前記同様にラッチ11で
ラッチする。従って、データは次のサイクルのデータと
入れ替わる。これを繰り返えす。
【0024】このため、タイミング(図2・205)で
次のカラムアドレスデータを取り込んでも、タイミング
回路14のAND回路142から出力する立ち上りのタ
イミングで、次のデータをラッチするまでは前にラッチ
した出力データは変化しない。従って、従来はセンスア
ンプ上のデータがデータバス上に安定するまで必要であ
った、反転CASをロウレベルに保持する時間を短縮す
ることが可能となる。
次のカラムアドレスデータを取り込んでも、タイミング
回路14のAND回路142から出力する立ち上りのタ
イミングで、次のデータをラッチするまでは前にラッチ
した出力データは変化しない。従って、従来はセンスア
ンプ上のデータがデータバス上に安定するまで必要であ
った、反転CASをロウレベルに保持する時間を短縮す
ることが可能となる。
【0025】また、出力バッファ13は、従来は反転C
ASによって制御されていたため、反転CASはデータ
の出力中はロウレベルに保つ必要があり、所定のデータ
を出力後、反転CASを立ち上げてから次のサイクルに
進んでいた。しかし、本発明では反転RASに同期した
タイミングジェネレータG3のタイミングによってデー
タの出力が制御されるため、同一ワードのデータ出力期
間はゲートが開き出力状態となる。従って、反転RAS
がロウレベルの間は反転CASによってくり返し任意の
アドレスが指定でき、そのデータを出力することができ
る。
ASによって制御されていたため、反転CASはデータ
の出力中はロウレベルに保つ必要があり、所定のデータ
を出力後、反転CASを立ち上げてから次のサイクルに
進んでいた。しかし、本発明では反転RASに同期した
タイミングジェネレータG3のタイミングによってデー
タの出力が制御されるため、同一ワードのデータ出力期
間はゲートが開き出力状態となる。従って、反転RAS
がロウレベルの間は反転CASによってくり返し任意の
アドレスが指定でき、そのデータを出力することができ
る。
【0026】更に、本実施例のページモード動作中にお
いて、出力バッファ13は、データ出力中の期間は反転
RAS及び反転WEに同期してゲートを開いているが、
反転WEを制御することにより、反転WEがロウレベ
ル、すなわちタイミングジェネレータG4の出力では
(図3タイミング301)出力バッファ13の出力はハ
イインピーダンスとなる(図3タイミング302)。こ
のためメモリ装置を並列接続して使用する場合に、従来
は反転アウトプットイネーブル信号OEによって入出力
端子を出力モードと入力モードに切り変えてメモリ装置
の選択をしていたが、本発明によれば各メモリ装置の反
転OEをロウレベル(非活性化)に固定し、反転WEの
みによって出力モードと入力モードの切り替えをするこ
とにより、同様の選択にも対応が可能となる。
いて、出力バッファ13は、データ出力中の期間は反転
RAS及び反転WEに同期してゲートを開いているが、
反転WEを制御することにより、反転WEがロウレベ
ル、すなわちタイミングジェネレータG4の出力では
(図3タイミング301)出力バッファ13の出力はハ
イインピーダンスとなる(図3タイミング302)。こ
のためメモリ装置を並列接続して使用する場合に、従来
は反転アウトプットイネーブル信号OEによって入出力
端子を出力モードと入力モードに切り変えてメモリ装置
の選択をしていたが、本発明によれば各メモリ装置の反
転OEをロウレベル(非活性化)に固定し、反転WEの
みによって出力モードと入力モードの切り替えをするこ
とにより、同様の選択にも対応が可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリ装置は、反転CASを入力するタイミングジェネレ
ータG3の出力信号から遅延回路141とAND回路1
42を用いて生成したタイミング信号の立ち下りのタイ
ミングにより、センスアンプの出力信号をラッチ回路1
1でラッチし、その出力を出力バッファの入力とするこ
とにより、従来は反転CASのロウレベルの時間(図5
タイミング502から503の間)が0.25ns必要
であったが、15nsに短縮することが可能となった。
従って、反転CASのサイクル時間を45nsから35
nsに短縮することができるという効果を有している。
また反転WEをロウレベルにすることで出力バッファの
データ出力をハイインピーダンスにしているため、従来
のダイナミックRAMとの互換性をも有する。
モリ装置は、反転CASを入力するタイミングジェネレ
ータG3の出力信号から遅延回路141とAND回路1
42を用いて生成したタイミング信号の立ち下りのタイ
ミングにより、センスアンプの出力信号をラッチ回路1
1でラッチし、その出力を出力バッファの入力とするこ
とにより、従来は反転CASのロウレベルの時間(図5
タイミング502から503の間)が0.25ns必要
であったが、15nsに短縮することが可能となった。
従って、反転CASのサイクル時間を45nsから35
nsに短縮することができるという効果を有している。
また反転WEをロウレベルにすることで出力バッファの
データ出力をハイインピーダンスにしているため、従来
のダイナミックRAMとの互換性をも有する。
【図1】本発明の半導体メモリ装置におけるページモー
ドのデータ制御の回路の一実施例を示すブロック図であ
る。
ドのデータ制御の回路の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における動作を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図3】本発明の一実施例におけるラッチ11と出力バ
ッファ13の制御の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
ッファ13の制御の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図4】従来の半導体メモリ装置におけるページモード
のデータ制御の回路の一例を示すブロック図である。
のデータ制御の回路の一例を示すブロック図である。
【図5】従来のページモードのデータ制御の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
するためのタイミングチャートである。
11 ラッチ 12 センスアンプ 13 出力バッファ 14 タイミング回路 141 遅延回路 142 AND回路 G3,G4 タイミングジェネレータ RAS ロウ(行)アドレスストローブ信号 CAS カラム(列)アドレスストローブ信号 WE ライトイネーブル信号
Claims (1)
- 【請求項1】 反転ライトイネーブル信号がハイレベル
で、且つ反転ロウアドレスイネーブル信号の立ち下りの
タイミングでロウアドレスを読み込み、反転カラムアド
レスイネーブル信号の立ち下りのタイミングで繰りかえ
しカラムアドレスを読み込むとともに、データ読み出し
は前記カラムアドレス指定のデータを所定のロウレベル
保持期間経過後の前記反転カラムアドレスイネーブル信
号のハイレベルへの立ち上がりタイミングで出力するこ
とにより、任意のアドレス指定およびデータ読み出しを
するページモード機能を備えた半導体メモリ装置におい
て、 前記データ読み出しのタイミングは、前記反転カラムア
ドレスイネーブル信号の立ち上がりタイミングに代えて
前記反転カラムアドレスイネーブル信号を所定時間遅延
させて生成したデータラッチ用タイミング信号の立ち上
がりタイミングに応答して行うとともに、読み出したデ
ータは前記反転ライトイネーブル信号がハイレベルの期
間に出力バッファから出力することにより、前記反転カ
ラムアドレスイネーブル信号のロウレベル保持期間を、
前記所定の保持期間よりも短縮して活性化サイクルを早
めるサイクル短縮手段を有し、 前記サイクル短縮手段は、前記反転カラムアドレスイネ
ーブル信号から生成したタイミング信号を所定時間遅延
させる遅延素子とこの遅延素子の出力および前記タイミ
ング信号の論理をとるAND回路とからなり前記データ
ラッチ用タイミング信号を生成するタイミング回路と、
前記データラッチ用タイミング信号に同期してセンスア
ンプの出力データを保持するラッチと、このラッチ出力
を増幅するアンプと、このアンプ出力を前記反転ロウア
ドレスイネーブル信号および前記反転ライトイネーブル
信号とから生成したデータ出力用タイミング信号がロウ
レベルの期間に出力する出力バッファとで構成すること
を特徴とする半導体メモリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04109413A JP3097301B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 半導体メモリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04109413A JP3097301B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 半導体メモリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168587A JPH06168587A (ja) | 1994-06-14 |
JP3097301B2 true JP3097301B2 (ja) | 2000-10-10 |
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ID=14509622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04109413A Expired - Fee Related JP3097301B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 半導体メモリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3097301B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05219603A (ja) * | 1992-02-05 | 1993-08-27 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 集電用すり板 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1992-04-28 JP JP04109413A patent/JP3097301B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH05219603A (ja) * | 1992-02-05 | 1993-08-27 | Toyo Electric Mfg Co Ltd | 集電用すり板 |
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Publication number | Publication date |
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JPH06168587A (ja) | 1994-06-14 |
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