JPH10107201A - リッド・エアブリッジ - Google Patents

リッド・エアブリッジ

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JPH10107201A
JPH10107201A JP9129679A JP12967997A JPH10107201A JP H10107201 A JPH10107201 A JP H10107201A JP 9129679 A JP9129679 A JP 9129679A JP 12967997 A JP12967997 A JP 12967997A JP H10107201 A JPH10107201 A JP H10107201A
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metal
integrated circuit
wafer
cavity
lid
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JP9129679A
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Jose A Delgado
エー.デルガド ジョセ
Stephen J Gaul
ジェイ.ゴール スティーブン
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Harris Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】能動集積回路素子とは別個に製造することがで
き、実質的に体積を増すことなくウェーハのレベルで製
造することができるコンポーネントを有する集積回路エ
アブリッジ構造物、およびかかる構造物の製造法を提供
することである。 【解決手段】エアブリッジ構造物(102)はガラス・
リッド基板の空洞に形成される。そのエアブリッジ構造
物はデバイスウェーハの集積回路にボンディングされ
て、集積回路に結合されたエアブリッジ構造物を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の利用分野】本発明は集積回路のエアブリッジ
(air bridge) 構造物、及びウェーハのレベルで集積回
路およびその構成要素の形成を容易にする集積回路エア
ブリッジ構造物の製造方法に関する。本発明は、集積回
路及び構成要素、例えば相互連結用導体(「エアブリッ
ジ」として知られている)、インダクタ、キャパシタを
デバイスの外側からの損傷や汚染から保護すべく気密封
止された集積回路の提供に用いるのに適する。
【0002】
【従来の技術】高性能および高周波処理における相互連
結の静電容量を下げるために、エアブリッジがしばしば
使用される。典型的なエアブリッジは犠牲材料の上に蒸
着、パターン化された第二層の相互連結金属を使用して
形成される。その犠牲材料は後で除去されて、酸化物の
ような誘電体よりむしろ空気によって囲まれた金属線を
残す。空気は二酸化ケイ素や窒化ケイ素のような固体絶
縁体よりも低い比誘電率を有するから、基板およびその
金属線のキャパシタンスは下がる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エアブリッジ構造物およびその製造法は2、3の欠点が
ある。エアブリッジの長さがしばしば2つの溝の間の金
属の撓みによって限定される。従って、比較的長いエア
ブリッジは短いエアブリッジの長さを多数一緒に縫合す
ることによってのみ製造できる。別の問題は、エアブリ
ッジを備えた回路が不活性化できないことである。通常
の方法において、不活性化層は集積回路の最上部に蒸着
される。典型的な不活性化層は酸化ケイ素または窒化ケ
イ素である。しかしながら、エアブリッジ構造物には、
不活性化層が空気をブリッジの下側に充てんしないと、
不活性化層は排除しなければならず、それによってエア
ブリッジのキャパシタンスを増大したり、ブリッジ自体
を損傷させる。従って、従来技術のエアブリッジに利用
されるより長い長さの金属で作ることができるエアブリ
ッジ、また不活性化層を有する集積回路に組み込むこと
ができるエアブリッジの要求がある。
【0004】本発明の目的は、能動集積回路素子とは別
個に形成され、そして構造物の一部分において該回路素
子とは別であるが最終的には結合されてパッケージを提
供し、集積回路および全てのコンポーネントの占める体
質を実質的に増すことなくウェーハのレベルで製造する
ことができるコンポーネントを有する集積回路エアブリ
ッジ構造物、およびかかる構造物の製造法を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラスウェー
ハをエッチングして空洞を設ける工程、その空洞に金属
導体を形成する工程、およびガラスウェーハを集積回路
にボンディングしてガラスウェーハの空洞内に集積回路
を囲う工程から成ることを特徴とする集積回路の上にエ
アブリッジを形成する方法を含む。
【0006】また、本発明は、集積回路を備えた基板、
その集積回路の少なくとも一部分を囲む空洞を有するガ
ラスウェーハ、空洞内で集積回路の囲われた部分の上の
インダクタである金属導体、および空洞内の金属導体を
集積回路に結合させる金属接点から成ることを特徴とす
るエアブリッジ・エンクロージャを備えた集積回路を含
む。
【0007】
【作用】集積回路は、一つ以上の集積回路を有するデバ
イス・ウェーハに結合される石英またはガラスのリッド
(ふた)基板上に作ったエアブリッジを提供することが
有利である。そのデバイス・ウェーハは半導体材料の基
板から成り、その中に能動集積回路が設けられる。リッ
ド・ウェーハは、デバイス・ウェーハに結合される表面
に形成された複数の空洞を有する。それらの空洞は、イ
ンダクタまたはキャパシタ、およびリッド・ウェーハの
キャパシタまたはインダクタをデバイス・ウェーハの集
積回路に接続するリード線またはバンプを含む。エアブ
リッジの導体は、リッド・ウェーハに別個にそして能動
集積回路形成に使用される温度より低い温度で形成され
る。結合アセンブリの提供に高温ボンディングは必要な
いから、低温材料、例えば、金属パッドまたはバンプ、
酸化物層およびプラスチック高分子材料を使用してリッ
ド・ウェーハおよびデバイス・ウェーハの接触表面部分
を結合させる。
【0008】
【実施例】図1は、中で能動回路区域がボンドパッド8
6、88、90および92を有する界面83まで延在す
るデバイス・ウェーハ82に形成された集積回路構造物
80を示す。リッド・ウェーハ84は、ガラスまたは絶
縁(酸化)表面を有する半導体材料(例えば、シリコ
ン)製である。このリッド・ウェーハ84はパッド86
と92へのボンドワイヤ用開口101と103を有す
る。空洞96にハブ98を形成するポストの回りの環状
空洞96は基板82の表面83に面する界面まで延在す
る。その空洞は集積回路80の寄生キヤパシタンスを下
げるために表面83から十分に離れている。空洞のライ
ニングは金属箔102の形の導電性誘電素子(インダク
タ)である。その金属は、箔102の外端および中央端
からそれぞれの端部をもつために空洞の表面に蒸着およ
びパターン化される。これらの端部104、106はパ
ッド88、90に接続され、それらのパッドによって基
板の集積回路に接続される。その接続はガラスウェーハ
84の半導体ウェーハ82ヘのフリップチップボンディ
ングによってできる。さらに、ボンドは、導電性素子
(インダクタ102)および基板82の集積回路を囲む
空洞96の回りに図6および図7に示すようなエッジシ
ールを提供する。
【0009】図2−図5は、集積回路構造物の製造工程
を示す。そのプロセスは、ガラス材料が望ましく基板ウ
ェーハ82の材料(シリコン)に類似の熱膨張係数を有
するリッド・ウェーハ84でスタートする。ホトレジス
ト層108でマスキングし、リッド・ウェーハ84の露
出面100をエッチングした後に空洞96および部分的
溝101と103が形成される。ウエットエッチングや
ドライエッチング法を用いてこれらの空洞96、101
および103を形成することができる。
【0010】図3は、空洞96の表面に金属層を均一に
蒸着し、パターン化し、エッチングしてインダクタを形
成するコイルの形で導線102を設けることを示す。
【0011】図4は、さらにマスキング作業をしてコイ
ル102の端部104と106にボンド点を形成するこ
とを示す。これらのボンド点を実現するのに可能な一つ
の方法は適当な材料の無電解メッキに続くマスキング作
業である。
【0012】図5は、リッド・ウェーハ84の基板ウェ
ーハ82への結合(オーバレイおよびアラインメント)
を示す。バンプ・ボンド108および110は、基板8
2上に能動集積回路領域を形成する際に用いられる熱
(≧700℃)と比較して約200℃と比較的低い熱で
接着する。図5に示していない最終作業は、図1の前に
形成した空洞101と103と組み合わせた時にダイの
分離およびボンディングをさせるべく82のパッドおよ
びスクライブ領域の上にくるように面99の溝部の限定
およびエッチングを含む。
【0013】図6および図7は、ガラスのような絶縁材
料のリッド層112、および半導体材料の基板層114
も有する構造物を示す。それらの層112と114は共
にウェーハをであり、能動集積回路は基板層114にリ
ッド・ウェーハ112の製造とは別個に形成される。基
板ウェーハの表面120との界面を画定するリッド・ウ
ェーハ112の表面でもある表面118をもつ単一空洞
116は、エアブリッジまたは相互接続導電性素子12
2が基板114における集積回路への低結合(寄生キャ
パシタンスによる)を有するように集積回路から十分に
離れている。エアブリッジ導体122の端部はボンドパ
ッドまたはバンプ126を介してボンドパッドに接続さ
れ、後者はエアブリッジ導体122によって相互結合さ
れた集積回路に接続される。別の金属ボンドまたはバン
プ部分128は空洞116の縁にあって、エアブリッジ
およびその下の能動回路素子にエッジシールを提供す
る。このシールは汚染および/または損傷に対してエア
ブリッジを保護する気密シールである。ウェーハ112
と、114も空洞およびエアブリッジ導体122を保護
する。
【0014】溝130はボンドパッド132と134を
露出させる。これらの溝130はリッド・ウェーハ11
2の無い部分を提供するために延在することができる。
複数のかかるボンドパッド132と134は基板ウェー
ハ114上の能動集積回路へのリード線に十分な結合を
させるために提供される。空洞116およびその中の導
体はエッジシール128によって保護される。
【0015】図13および図14は、半導体材料製で能
動集積回路およびボンドパッドを有する基板ウェーハ1
40と、金属のコイル144によって提供されるインダ
クタを有するリッド・ウェーハ142を示す。ボンドパ
ッド146と148はコイルの端部に伸びて、バンプ点
を介して半導体材料の基板ウェーハ140の界面156
のボンドパッド152と154に接着される。別のボン
ドパッド160と158はエッジシール128(図6お
よび図7)に類似するエッジシールを提供する。このエ
ッジシールは150で示す。基板140に能動集積回路
に接続するために表面156に別のボンドパッドが設け
られている。
【0016】図8−図12は、リッド・ウェーハ142
のコイル144にエアブリッジ・インダクタ素子を設け
るプロセスを示す。ウェーハ142でスタートし、エッ
チングの前にホトレジスト・マスキングによって少なく
とも数ミクロンの深さの溝が腐食される。そのエッチン
グはドライエッチング法による。腐食されるパターンは
らせんインダクタ・コイル144の形状である。図9の
金属は溝にリフロースパッタリングおよびCMP(化学
的機械的研磨)によって蒸着されて、溝を充てんする。
ケイ化ポリシリコンや他の溝再充てん(パッキング)材
料も使用できる。
【0017】図10において、第二の高さの金属が、写
真平板を用いて蒸着、パターン化して接続部146と1
48を設ける。その蒸着金属からエッジシール用パッド
もパターン化される。そのパターンはホトレジストまた
は他のマスキングおよびウェツトまたはドライ・エッチ
ングによって画定される。
【0018】図11は、接続金属パッド146、148
およびパッド164を形成するために使用した方法と類
似する別の蒸着およびマスキング法によって接続点(バ
ンプ金属)が付加されることを示す。
【0019】図12はバンプ金属点を形成するために蒸
着されたバンプ金属の高さを示す。バンプ金属の縁がエ
ッジシール150を画定する。それらのバンプを形成し
た後、ホトレジスト・パターン化および酸化物腐食工程
を用いてインダクタの回りに空洞147を作る。腐食剤
が選択的に基板材料142を除去して金属144を除去
しない。その腐食は制御されてコイル144の端部の短
くなるのを止める。残りの材料は空洞147を形成し
て、コイル144を支えるウェーハの領域を後に残す。
空洞147はコイルの巻線の間並びにコイルと基板層1
40における集積回路間のキャパシタンスを下げる。こ
のガラス除去はインダクタの巻線の間のキャパシタンス
を下げるのに役立つ。前記スクライブ線およびボンドパ
ッドの開口用の任意空洞149もこの時点で作ることが
できる。ガラスウェーハ142は図6に関して記載した
デバイス・ウェーハ82に取付けられる。図13はデバ
イス・ウェーハにガラスエアブリッジを装着した完成構
造物を示す。
【0020】図8−図12のダマスカス法はインダクタ
と同じガラス基板にキャパシタを形成するのに使用でき
る。キャパシタの形成プロセスは、図15に示すように
完成した金属の充てんおよび平坦化溝を備えたガラスウ
ェーハで始まる。金属176はキャパシタのプレートを
形成し、金属180はインダクタの巻線を形成する。キ
ャパシタは互いに絡み合った導電性溝または2つの長い
コイル状溝として形成することができる。ガラス以外の
誘電体が必要な場合には、ホトレジストおよびエッチ工
程を用いてキャパシタ金属176の回りの空洞を画定す
る。インダクタ金属180は適当なレジスト182でマ
スクし、キャパシタ・プレート176間のガラスは除去
してプレートの側部を露出させる(図16)。エッチン
グは、プレート176の端部が露出される前に停止する
ので、プレート176の端部はガラス基板170に埋め
込まれたままである。プレート176間のスペースに適
当な誘電体を蒸着してキャパシタを形成する。その誘電
体は低圧化学蒸着、化学蒸着、回転蒸着または他の蒸着
法を用いて蒸着して、キャパシタの空洞を平坦化する。
典型的な誘電体は窒化ケイ素、および二酸化ケイ素を含
む。用途によって、プレート間のエアスペースも誘電体
として使用できる。従って、その構造物はキャパシタま
たはインダクタとして使用できる。電源の場合のように
減結合キャパシタが必要な場合には、PZT(ジルコン
酸チタン酸鉛)やPLT(Pb−La−Ti−O)膜を
PZTやPLTに多重回転/ベーク工程を用いて付加す
る。その場合には高温溝金属が必要である。チップ・レ
ベルの電源減結合には単位面積当り高キャパシタンスが
非常に有効である。溝およびキャパシタ・プレートのパ
ターンは図18に示したような相互に絡み合う、または
図19に示したようならせん巻きにすることができる。
かかるデバイスの特性は、次の論文に記載されている:
an article by Sandwip K.Dey and Jon-Jan Lee, entit
led "Cubic Paraelectric (Nonferroelectric) Perovsk
ite PLT Thin Films with High Permitivity for Ulsi
Dram's and Decoupling Capacitors,"IEEE Trans.ED.,V
olume 39,Number 7, July 1992, pages 1607-1613, and
in an article by Reza Moazzami,Chemming Hu and Wi
lliam H.Shepard, entitled "Electrical Characterist
icsof Ferroelectric PZT Thin Films for Dram Applic
ations,"IEEE Trans.ED.,Volume 39, Number 9, Septem
ber 1992, pages 2044-2049.
【0021】誘電体の平坦化の後に、相互接続金属の蒸
着および平坦化、バンプ金属およびインダクタ空洞のマ
スキングおよびエッチングで処理を続けて図17に示す
構造物を製造する。別の受動コンポーネント、特にキャ
パシタ178およびインダクタコイル180を含む別々
の空洞172と174を有するリッド・ウェーハ170
が示されている。空洞174のインダクタコイル180
は図8−図12に関して記載した方法と同じ方法で形成
される。さらに、空洞172と174の回りにそれぞれ
エッジシールが設けられる。図17の構造物は図1−図
13に示したのと同じ方法で集積回路に結合される。イ
ンダクタの回りのガラスの除去は任意である。エアブリ
ッジ構造物102はガラスリッド基板の空洞に形成され
る。そのエアブリッジ構造物はデバイス基板82の集積
回路に境を接して集積回路に結合したエアブリッジ構造
物を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集積回路デバイスにおけるオープ
ンスペース上に配置されたインダクタを形成する導電性
部材を有し、オープンスペースのエンクロージャの損傷
および汚染を防ぐ囲まれた接着多層デバイスを提供する
集積回路デバイスの断面図である。
【図2】図1のデバイスの製造の連続的段階におけるデ
バイスを示す断面図である。
【図3】図1のデバイスの製造の連続的段階におけるデ
バイスを示す断面図である。
【図4】図1のデバイスの製造の連続的段階におけるデ
バイスを示す断面図である。
【図5】図1のデバイスの製造の連続的段階におけるデ
バイスを示す断面図である。
【図6】集積回路デバイスにおけるオープンスペース上
にエアブリッジを提供する導電性素子を備えた別の接着
多層デバイスの図1に類似の断面図であり、図7の線6
−6に付いての図面である。
【図7】図6に示したデバイスの平面図である。
【図8】図13および図14に示したデバイスの製造の
連続的段階における断面図である。
【図9】図13および図14に示したデバイスの製造の
連続的段階における断面図である。
【図10】図13および図14に示したデバイスの製造
の連続的段階における断面図である。
【図11】図13および図14に示したデバイスの製造
の連続的段階における断面図である。
【図12】図13および図14に示したデバイスの製造
の連続的段階における断面図である。
【図13】図1および図6に類似の断面図であってデバ
イス内のインダクタを形成する導電性部材を示し、その
デバイスは取扱いを容易にし汚染を最小にする密封多層
構造物であって、図面は図14に示した線13−13に
ついてのものである。
【図14】図13に示したデバイスの平面図であって、
コイルを形成する導電性部材の構造を示す。
【図15】キャパシタとインダクタを与える導電性部材
を有するデバイスを形成する工程を示す断面図である。
【図16】キャパシタとインダクタを与える導電性部材
を有するデバイスを形成する工程を示す断面図である。
【図17】キャパシタとインダクタを与える導電性部材
を有するデバイスを形成する工程を示す断面図である。
【図18】図17に示したデバイスのキャパシタ部分を
提供するために用いる異なる導体構造を示す部分図であ
る。
【図19】図17に示したデバイスのキャパシタ部分を
提供するために用いる異なる導体構造を示す部分図であ
る。
【符号の説明】
80 集積回路構造物 82 デバイス・ウェーハまたは基板 84 リッド・ウェーハ 86、88、90、92 ボンドパッド 96、116 空洞 98 ハブ 99 表面 100 界面 102 エアブリッジ構造物 101、103 開口または空洞 102、144 コイルまたは導電性素子 104、106 端部 108、110 バンプボンド 112 リッド層 114 基板層 118、120 表面 122 エアブリッジ導体 126、 ボンドパッドまたはバンプ 128、150 エッジシール 130 溝 132、134、146、148、152、154 ボ
ンドパッド 140 基板ウェーハ 142 リッド・ウェーハ 149、149 空洞 158、160、162 ボンドパッド 164 パッド 170 リッド・ウェーハまたはガラス基板 172、174 空洞 176 プレートまたはキャパシタ 178 キャパシタ 180 インダクタ・コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン ジェイ.ゴール アメリカ合衆国 フロリダ州 32901,メ ルバーン,イースト アルカディア アヴ ェニュー 312

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスウェーハをエッチングして空洞を設
    ける工程;前記空洞に金属導体を形成する工程;および
    前記ガラスウェーハを集積回路にボンディングしてガラ
    スウェーハ内に集積回路を囲う工程から成ることを特徴
    とする集積回路上にエアブリッジを形成する方法。
  2. 【請求項2】前記ガラスウェーハの表面に金属接点を形
    成し、該金属接点が空洞内の金属導体に結合され、該空
    洞内の金属導体が集積回路に電気的に結合されたさらに
    別の接点と整列されることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】空洞がらせん溝から成ることを特徴とする
    請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】集積回路を備えた基板;前記集積回路の少
    なくとも一部分を囲む空洞を有するガラスウェーハ;前
    記空洞内で前記集積回路の囲われた部分の上の金属導
    体;および該空洞内のインダクタである金属導体を集積
    回路に結合させる金属接点から成ることを特徴とするエ
    アブリッジ・エンクロージャを備えた集積回路。
  5. 【請求項5】空洞がらせん溝から成ることを特徴とする
    請求項4記載の集積回路。
  6. 【請求項6】絶縁リッド・ウェーハの部分を除去して該
    リッド・ウェーハの表面に一つ以上の空洞を形成する工
    程、該空洞の少なくとも一つの表面に一つ以上の金属リ
    ード線を形成する工程、およびリッド・ウェーハを一つ
    以上の集積回路から成るデバイス・ウェーハにボンディ
    ングさせる工程から成り、前記リッド・ウェーハが二酸
    化ケイ素から成り、前記デバイス・ウェーハがケイ素か
    ら成ることを特徴とするエアブリッジを有する集積回路
    の製造方法。
  7. 【請求項7】前記リッド・ウェーハの表面に一つ以上の
    金属バンプを形成する工程を含み、該金属バンプが前記
    少なくとも一つの金属リード線に結合され、インダクタ
    を提供するために空洞内に連続金属リード線が形成され
    ていることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】少なくとも一つの空洞の形成されてキャパ
    シタのプレートを提供する金属層があり、リッド・ウェ
    ーハをデバイス・ウェーハにボンディングさせる前記少
    なくとも一つの空洞を囲む金属エッジシールを含む請求
    項1、2、3、6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】絶縁リッド・ウェーハの一部分を除去して
    該リッド・ウェーハの表面に少なくとも一つの溝を形成
    する工程、該少なくとも一つの溝に金属を充てんする工
    程、前記リッド・ウェーハを一つ以上の集積回路から成
    るデバイス・ウェーハにボンディングさせる工程、およ
    び該リッド・ウェーハの表面に一つ以上の金属バンプを
    形成する工程から成り、該金属バンプが前記溝を充てん
    する金属に結合され、該溝が連続らせんパターンを有し
    てインダクタを形成することを特徴とするエアブリッジ
    を有する集積回路の製造方法。
  10. 【請求項10】少なくとも2つの溝から成り、各溝が他
    の溝から所定の間隔を有し、該溝に金属を充てんしてキ
    ャパシタを形成し、該溝が相互に絡み合う、または同心
    スパイラルであることを特徴とする請求項8または9記
    載の方法。
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