JPH0998193A - Ppm復調装置 - Google Patents

Ppm復調装置

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JPH0998193A
JPH0998193A JP7253061A JP25306195A JPH0998193A JP H0998193 A JPH0998193 A JP H0998193A JP 7253061 A JP7253061 A JP 7253061A JP 25306195 A JP25306195 A JP 25306195A JP H0998193 A JPH0998193 A JP H0998193A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K9/00Demodulating pulses which have been modulated with a continuously-variable signal
    • H03K9/04Demodulating pulses which have been modulated with a continuously-variable signal of position-modulated pulses
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems
    • H04L25/4902Pulse width modulation; Pulse position modulation

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PPM信号の受信パルス幅が本来のパルス幅
の2倍程度まで延びた信号が入力された場合でも常に正
しい復調を行なうことを目的とする。 【解決手段】 クロック再生部(11)によって、受信
したPPM信号(21)から再生クロック信号が取出さ
れ、サンプル結果保持部(12)によって、PPM信号
を再生クロックでサンプルした結果が保持され、シンボ
ル同期信号発生部(14)によって受信したPPM信号
(21)からシンボル同期が獲得され、サンプル結果と
再生クロック信号とシンボル同期とに基づいて、受信デ
ータ再生部(15)によって過去複数回のサンプルの結
果を解析して特有の手続により受信データの復調が行な
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はPPM復調装置に
関し、特に、光通信分野に用いられ、パルス信号を所定
のシンボル位置に挿入してパルス位置変調(PPM)し
た受信データを復調するようなPPM復調装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】PPM変調方式は、パルス位置によって
情報を伝送する方式であり、通常は便宜上4−PPM,
16−PPMなどが好んで用いられる。
【0003】図18は4−PPMおよび16−PPMの
変調波形の例を示す図である。図18において、4−P
PM変調方式では、1ビットごとに情報を伝送するので
はなく、2ビットごとに情報が伝送される。2ビット情
報として考え得る組合せとしては00,01,10,1
1の4種類があるが、これを4種類のパルス位置(0,
1,2,3)に変換して伝送される。パルスが存在し得
る4種類の位置のそれぞれは「パルススロット」と呼ば
れ、4つのパルススロットで構成された2ビットの情報
を示す単位のことが「シンボル」と呼ばれる。
【0004】16−PPM変調方式の場合では、4ビッ
トで16種類の情報(0000〜1111)が0〜15
の16種類のパルス位置に変換して伝送が行なわれる。
この場合には16個のパルススロットで構成されたそれ
ぞれの単位が「シンボル」となる。
【0005】PPM変調方式の復調方法としては、従来
より各種の方法が考えられているが、最も簡単な復調方
法の1つは、PPMパルスに同期した再生クロックでサ
ンプルした結果、「H」レベルを検出したパルススロッ
ト位置にパルスが存在したとみなす方法である。以下
に、従来のこの復調方法について詳細に説明する。
【0006】図19は上記復調手順をとる従来のPPM
復調装置のシンボル同期獲得までの代表的なタイミング
チャートである。図19から明らかなように、PPM信
号には、同期をとるために特別なヘッダ部分がデータに
付加されて送信される。ここではパルス同期獲得のため
にプリアンブル部と、シンボル同期獲得のためにスター
トフラグ部とがヘッダとしてPPMデータ部の前に付加
されている。図19においては、よくわかるようにスタ
ートフラグ部分には色がつけられている。受信機で受信
され増幅された後のPPM信号21は、送信された直後
のPPM波形と比較すると波形が多少歪んでいる。これ
は、一般に空間伝送などにPPM信号を用いた場合に
は、受信機側においてPPM波形が歪むからであり、波
形の歪具合は通信距離やデータレートなどにより影響を
受ける。一般に受信機を構成する部品の時定数などのた
めに、通信距離が長い場合には、受信パルスは遅くなる
方向に歪み、通信距離が短い場合には受信パルスは太く
なる方向に歪む。また、デバイスの高周波数応答速度な
どと比較してデータレートが高速である場合には歪の率
が相対的に大きくなると考えられる。
【0007】図19では近距離での通信の場合を想定し
ており、全体的に波形は延びる方向に歪んでいる。図1
9における受信PPM信号21は、送信PPM波形と比
較して歪んだ部分に斜めの影を付してある。
【0008】PPM復調装置は、外部で受信されたPP
M信号21から再生クロック信号22を生成する。通
常、再生クロック信号22は受信PPMパルスの中心付
近で立上がる信号であり、受信PPMパルスをサンプル
するためのタイミングを与える。再生クロック信号22
は一般にPLLと呼ばれるフィードバック回路にて構成
することができる。図19では、再生クロック信号22
が位相調整区間(色をつけてある区間)でPPMパルス
の中間付近で立上がるように位相修正されている様子が
示されている。
【0009】サンプル結果23は再生クロック信号22
でPPM信号21をサンプルした結果である。PPM復
調装置は再生クロック信号およびサンプル結果23の情
報をもとにPPMデータの復調を行なう。図19でもわ
かるとおり、受信PPM信号21の歪が大きくない場合
には、再生クロック信号22が定常状態に落ちついた後
のサンプル結果23の波形は送信PPM波形と同一波形
となるため、PPM復調器は正しい復調を行なうことが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、空間伝
送などにPPM波形を用いる通信を考えると、受信機側
で受信した微弱PPM信号を増幅する段階で通常PPM
波形が多少歪む。また、送受信機の距離が近い場合と遠
い場合とでは増幅器への入力に大きな差があるため、波
形の歪具合は通信距離によっても異なってくる。一般
に、遠距離通信の場合にはPPMパルスが細くなり、短
距離通信の場合にはPPMパルスが太くなる。PPMパ
ルスが通常の1.5倍程度以上に延びてしまった場合に
は、PPM信号をサンプルする際に、本来のパルススロ
ットとその隣のパルススロットの2箇所においてサンプ
ル結果23が「H」レベルになってしまうことになる。
特に、赤外線を用いた通信の場合などでは、低周波数帯
域付近に蛍光灯などのノイズが多く存在するため、受信
増幅装置(アンプ)はこれら低域ノイズ領域を避けて増
幅を行なうように設計されることが多く、このこともパ
ルスが歪む1つの要因となる。
【0011】図20および図21はパルスの延びが大き
い場合の具体的な状況を示す図である。図20(B)の
シンボルでは、「1」のパルススロット位置にパルスを
送信しているが、受信側では「1」と「2」に対応する
パルススロット位置の両方においてサンプル結果23が
「H」レベルになっており、「1」が送信されたのか、
あるいは「2」が送信されたのかを判定できない。
【0012】図20(D)では、直前の(C)のシンボ
ルのパルスが延びた結果、(D)の第0サンプル結果に
「H」レベルが立ってしまい、受信側では(D)のシン
ボルが「0」であったのか「2」であったのかを判定す
ることができない。また、図21(B),(D)のシン
ボルの場合には、送信波形が異なっているにもかかわら
ず、各々パルス幅が延びてしまったためにサンプル結果
は全く同じ結果になっており、やはり「0」が送信され
たのか「1」が送信されたのかを受信側では判定するこ
とができない。
【0013】従来のPPM復調装置では、このような状
態に陥った場合に正しくデータを復調する術を持ってな
いかったため、データエラーが発生するか、もしくはデ
ータエラーが発生したとみなしてそのパケットを廃棄す
る手順をとっていた。すなわち、従来のPPM復調装置
においては、受信パルス幅が送信パルス幅と比べて1.
5倍程度以上に延びてしまっているような信号が入力さ
れた場合には正しく復調を行なうことができないという
問題点があった。逆に、従来のPPM復調装置と接続す
るPPM信号受信増幅装置(アンプ)は、PPM復調装
置が正しく復調を行なうことのできる仕様内にパルス幅
が収まるようにAGCなどの回路を付加してなるべくP
PM信号波形を歪ませないように工夫しなければならな
いという問題点があった。
【0014】それゆえに、この発明の主たる目的は、P
PM信号の受信パルス幅が本来のパルス幅の2倍程度ま
で延びてしまっているような信号が入力された場合でも
常に正しい復調を行なうことが可能なPPM復調装置を
提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
第1のレベルと第2のレベルの間で変化するパルスを所
定のシンボル位置に挿入してパルス位置変調した受信デ
ータを復調するためのPPM復調装置であって、パルス
位置変調された受信データからクロック再生手段によっ
て再生クロック信号が取出され、その再生クロック信号
によってパルス位置変調された受信データがサンプルさ
れてその結果がサンプル結果保持手段に保持され、受信
データに基づいてシンボル位置の同期を獲得するための
シンボル同期信号がシンボル同期信号発生手段から発生
され、サンプル結果保持手段によって保持されているサ
ンプリングデータのうち、シンボル同期信号で示される
同一のシンボル内での複数のパルススロット位置におい
て第2のレベルとなる受信データが存在したとき、シン
ボル内で最初に第2のレベルを検出したほうのパルスス
ロット位置であるパルスが復調手段によって有効にされ
る。
【0016】請求項2に係る発明では、請求項1の復調
手段は、同一シンボル内の連続したパルススロット位置
において、第2のレベルとなる受信データが存在したと
き、そのシンボル内で最初に第2のレベルを検出したほ
うのパルススロット位置であるパルスが有効化される。
【0017】請求項3に係る発明では、請求項1の復調
手段は、同一のシンボル内の複数のパルススロット位置
において第2のレベルのパルスを検出したとき、そのパ
ルスのパルススロット位置のうちの1つが先頭のパルス
スロット位置であり、かつ直前のパルス位置においても
第2のレベルのパルスを検出していた場合に限り、シン
ボル内の先頭パルス位置を除く他のパルス位置が決定さ
れる。
【0018】請求項4に係る発明では、さらに再生クロ
ック信号間で受信データの前縁を検出するためのエッジ
検出手段が設けられ、請求項1の復調手段は、同一シン
ボル内の複数のパルススロット位置にて第2のレベルを
検出したとき、そのうちの2つが先頭および2番目のパ
ルススロット位置にあり、かつ直前のシンボルの最終パ
ルス位置においても第2のレベルを検出しており、さら
に先頭および2番目のパルススロットをサンプルした時
刻の間に、エッジ検出手段によって前縁が検出されなか
った場合は、シンボル内の先頭のパルススロットにパル
スが存在していると判別される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態1の
全体の構成を示すブロック図である。図1において、外
部から入力された微弱な赤外線PPM信号41はPin
−PD31で受信され、増幅器32で増幅されることに
より、デジタル信号レベルのPPM信号21となる。こ
のPPM信号21はクロック再生部11とサンプル結果
保持部12とに与えられる。クロック再生部11には外
部の水晶発振器33から高周波のマスタクロック42が
与えられる。クロック再生部11はマスタクロック信号
42に基づいて、受信したPPM信号21から再生クロ
ック信号22を取出してサンプル結果保持部12とシン
ボル同期信号発生部14と受信データ再生部15と受信
データ処理部34とに与える。
【0020】サンプル結果保持部12は再生クロック信
号22に基づいてPPM信号21をサンプルし、サンプ
ル結果23を保持する。このサンプル結果23はシンボ
ル同期信号発生部14と受信データ再生部15とに与え
られる。シンボル同期信号発生部14は再生クロック信
号22に基づいて、サンプル結果23からシンボル同期
を獲得する。獲得されたシンボル同期信号25は受信デ
ータ再生部15と受信データ処理部34とに与えられ
る。受信データ再生部15はサンプル結果23とシンボ
ル同期信号25と再生クロック信号22とに基づいて受
信データの復調を行なう。すなわち、受信データ再生部
15はサンプル結果23から過去複数回のサンプルの結
果を解析して特有の手続により受信データの復調を行な
う。シンボル同期信号25と復調された受信データ26
と再生クロック信号22は受信データ処理部34に与え
られて処理される。
【0021】図2は図1に示したクロック再生部11の
具体的な構成を示す図である。図2において、クロック
再生部11は位相比較部51とクロック発生部52とを
含む。クロック発生部52は自己発振することによって
再生クロック信号22を生成する。この再生クロック信
号22は位相比較部51に与えられ、位相比較部51は
マスタクロック信号42に基づいて、PPM信号21と
再生クロック信号22との位相を比較し、位相制御信号
61をクロック発生部52にフィードバックする。クロ
ック発生部52は位相制御信号61によって再生クロッ
ク信号22の位相の調整を行なう。マスタクロック信号
42の周波数は所望の再生クロック信号22の周波数の
整数倍に選ばれる。この倍率が大きいほど、よりきめ細
やかな位相制御が可能なとる。倍率を8倍もしくは16
倍程度に選べば、PPM信号21のパルスのほぼ中央で
立上がる再生クロック信号22を得ることができる。
【0022】図3は図1に示したサンプル結果保持部1
2の具体的な構成を示す図である。図3において、サン
プル結果保持部12はDタイプフリップフロップ12
1,122,123…12nを直列接続して構成され、
先頭のDタイプフリップフロップ121のD入力にPP
M信号21が入力され、各Dタイプフリップフロップ1
21,122,123…12nのクロック入力端に再生
クロック信号22が入力される。そして、各Dタイプフ
リップフロップ121,122,123…12nからサ
ンプル結果23が出力される。このサンプル結果23は
図1に示したシンボル同期信号発生部14がスタートフ
ラグパターンを認識するためと、受信データ再生部15
が受信データを判定するために用いられる。シンボル同
期信号発生部14はスタートフラグパターンの長さに相
当するだけのサンプル結果23を必要とする。たとえ
ば、前述の図19のタイミングチャートで示したスター
トフラグパターン(送信PPM波形で色をつけた部分の
パターン)を用いる場合には、パターンをパルススロッ
ト単位で記述すると、“1000 0000 1001
1000”と表わされるので、サンプル結果保持部12
は16回分のサンプル結果23をシンボル同期信号発生
部14に入力する必要がある。一方、受信データ再生部
15では、過去3回分のサンプル結果SAMPLE
[2..0]を参照して復調を行なうことができる。
【0023】図4は図1に示したシンボル同期信号発生
部14の具体的な構成を示す図である。図4において、
シンボル同期信号発生部14はパターン比較部53と2
ビットバイナリカウンタ54とDタイプフリップフロッ
プ141,142とを含む。パターン比較部53にはサ
ンプル結果23が入力される。そして、パターン比較部
53はサンプル結果23のパターンがスタートフラグパ
ターンに一致するか否かを検出する。このパターン比較
部53はAND−ORの論理回路で簡単に実現できる。
サンプル結果23がスタートフラグパターンに一致した
場合、その一致信号はDタイプフリップフロップ141
のD入力に与えられ、次の再生クロック信号22の立上
がりにてDタイプフリップフロップ141のQ出力の値
が1サイクル分だけ「1」となり、そのQ出力がDタイ
プフリップフロップ142のプリセット入力として与え
られる。Dタイプフリップフロップ142のQ出力は2
ビットバイナリカウンタ54のenable入力に与え
られる。2ビットバイナリカウンタ54はenable
状態になると、再生クロック信号22が入力されるごと
にカウントアップする。そして、2ビットバイナリカウ
ンタ54の出力COUNT[1..0]がシンボル同期
信号25になる。
【0024】図5は図1に示した受信データ再生部15
の具体的な構成を示す図である。受信データ再生部15
はデコーダ55と第1パルス決定部56と受信PPMデ
ータ判定部58と受信データサンプル部59とを含む。
デコーダ55はシンボル同期信号25をデコードし、シ
ンボル同期信号25のCOUNT[1..0]の値が
0,1,2,3のときにそれぞれ「H」レベルになる信
号COUNTis0,COUNTis1,COUNTi
s2,COUNTis3を出力する。第1パルス決定部
56にはデコーダ55からCOUNTis0とCOUN
Tis3とサンプル結果23のSAMPLE[0],S
AMPLE[1]と再生クロック信号22が入力され、
再生クロック信号22に基づいてシンボル内で有効とみ
なされる第1パルスが検出されたか否かが決定される。
第1パルス決定部56の出力である1stPULSE6
2は受信PPMデータ判定部58に与えられる。この受
信PPMデータ判定部58はCOUNT[1..0]と
SAMPLE[0]と第1パルス決定部56の出力を参
照しながら実際にPPM復調を行なう。受信データサン
プル部59は受信PPMデータ判定部58の復調結果を
適当なタイミングでサンプルして受信データを整然とし
て出力する。
【0025】図6は図5に示した第1パルス決定部56
の具体的な構成を示す図である。図6において、第1パ
ルス決定部56はインバータ561とANDゲート56
2,563とORゲート564とDタイプフリップフロ
ップ565とを含み、シンボル内で有効とみなされるパ
ルスが一度もサンプルされていない状況のときに「H」
レベルになり、有効とみなされるパルスがサンプルされ
た後は「L」に落ちる信号1stPULSE62が第1
パルス決定部56から出力される。
【0026】図7は図5に示した受信PPMデータ判定
部58の具体的な構成を示す図である。受信PPMデー
タ判定部58はANDゲート581とインバータ582
とMUX583とDタイプフリップフロップ584,5
85を含む。MUX583は2つの入力S1,S2を含
み、入力S1には受信PPMデータ判定部58の出力で
あるPPMVALUE[1..0]64が入力され、入
力S2にはCOUNT[1..0]25が入力される。
そして、MUX583は選択スイッチ入力s1,s2の
入力に応じて入力S1,S2のいずれか一方を出力す
る。選択スイッチ入力s1にはSAMPLE[0]と1
stPULSE62の入力を受けるANDゲート581
の出力をインバータ582で反転して与えられ、切換ス
イッチ入力s2にはANDゲート581の出力が与えら
れる。
【0027】図8は図5に示した受信データサンプル部
の具体的な構成を示す図である。図8において、受信デ
ータサンプル部59は2個のDタイプフリップフロップ
591,592とインバータ593とを含む。シンボル
同期信号25のカウント値が0であるときにその前のシ
ンボルに対するPPMVALUE[1..0]64の値
が確定しているので、その間の再生クロック信号22の
立下がりでデータをラッチしてサンプルすることによ
り、Dタイプフリップフロップ591,592は復調後
の受信データRxDATA[1..0]26を確定す
る。
【0028】図9および図10はこの発明の実施形態1
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0029】次に、図1〜図10を参照して、この発明
の実施形態1の動作についてより詳細に説明する。図1
に示すように、赤外線信号41がPin−PD31によ
って受信され、増幅器32で増幅されることにより、図
9(a)に示すようなPPM信号21となる。クロック
再生部11は水晶発振器33からのマスタクロック信号
42に基づいて、PPM信号21に同期した図9(b)
に示すような再生クロック信号22を生成する。
【0030】サンプル結果保持部12は、図3で説明し
たように、Dタイプフリップフロップ121,122,
123…12nが再生クロック信号22に基づいてPP
M信号21をサンプルし、そのサンプル結果23として
図9(c)〜(e)に示すようなSAMPLE0,1,
2…をシンボル同期信号発生部14と受信データ再生部
15とに出力する。
【0031】シンボル同期信号発生部14は、図4で説
明したように、パターン比較部53がサンプル結果23
のパターンとスタートフラグパターンとを比較し、一致
すれば2ビットバイナリカウンタ54が再生クロック信
号22の計数を開始する。この2ビットバイナリカウン
タ54の計数値は、図9(f)に示すようになる。ここ
で、2ビットバイナリカウンタ54の初期値を0に設定
することにより、COUNT[1..0]の値とSAM
PLE[0]の表わすパルス位置とを一致させることが
できる。すなわち、図9で説明すると、PPM信号21
の最初のパルス位置は「1」であるが、そのパルスに対
応してSAMPLE[0]が「H」になる時点でのCO
UNT[1..0]の値も「1」となる。また、最後の
パルス位置は「2」であるが、そのパルスに対応してS
AMPLE[0]が「H」レベルになる時点でのCOU
NT[1..0]の値も「2」となっている。
【0032】次に、受信データ再生部15はサンプル結
果23とシンボル同期信号25の情報に基づいて復調を
行なう。この復調動作は基本的には図9に示すシンボル
(A),(B),(C)に対する復調動作を見れば明ら
かなように、シンボル内で最初にSAMPLE[0]が
「H」レベルになった時点での図9(f)に示すCOU
NT[1..0]の値のパルスが送信されたものとして
判定される。
【0033】しかしながら、図9でシンボル(D)に対
する復調動作に示すように、シンボルの「0」のパルス
位置でSAMPLE[0]が「H」レベルになった場
合、もし直前のシンボルの「3」のパルス位置において
もSAMPLE[0]が「H」レベルになっていた場合
には、そのパルスが今回のシンボルの「0」の位置にま
で延びてきている可能性があると考えられるため、今回
のシンボルのパルス位置が「0」であったと即断するの
は止め、保留にされる。そして、その後シンボル内の別
の位置でもSAMPLE[0]が「H」レベルになった
場合には、そちらのほうのパルスが送信されたものと判
定される。しかし、その後シンボル内でSAMPLE
[0]が「H」レベルにならなかった場合には、送信パ
ルス位置は「0」であったと判定する。この判定動作が
受信データ再生部15によって行なわれる。その詳細に
ついて以下に説明する。
【0034】受信データ再生部15内のデコーダ55は
COUNT[1..0]をデコードし、COUNT値が
0,1,2,3のいずれであるかを示すCOUNTis
0,1,2,3を生成する。そして、第1パルス決定部
56は図9(g)に示すようなシンボル内で有効とみな
される第1パルスが検出されたか否かを示す1stPU
LSE62を生成し、受信PPMデータ決定部58に与
える。
【0035】ここで、図6に示す第1パルス決定部56
の動作についてより詳細に説明する。シンボル同期信号
25カウント値が「3」のときは次から新しいシンボル
が始まるので、COUNTis3がORゲート564を
介してDタイプフリップフロップ565のD入力に与え
られ、再生クロック信号22の立上がりと同時にDタイ
プフリップフロップ565の出力が「1」にセットされ
る。この1stPULSE=1であり、SAMPLE
[0]=0である間、すなわちパルスが検出されない間
はインバータ561の出力が「H」レベルとなり、AN
Dゲート562は開かれ、「H」レベル信号がDタイプ
フリップフロップ565のD入力に与えられるので、1
stPULSE=1のままとなる。そして、1stPU
LSE=1のときにパルスが検出されてSAMPLE
[0]=1になると、ANDゲート562が閉じられ、
Dタイプフリップフロップ565のD入力が「L」レベ
ルになるため、1stPULSE=0になる。
【0036】ただし、パルスが検出された際に、シンボ
ル同期信号25のカウント値が0、すなわちCOUNT
is0=1であり、また過去2回のサンプル結果23の
SAMPLE[0],[1]がいずれも「H」レベルで
あった場合には、今回検出されたパルスは、前のシンボ
ルのパルス位置が3であったものが延びてきてサンプル
されただけである可能性があるため、ANDゲート56
3が開かれ、1stPULSE=1のままにされる。こ
れは、図9(D)のシンボルに対応する。この場合で
も、図9(h)に示すように、PPMVALUE
[1..0]は取敢えずその時点でのカウント値が
「0」に更新されるので、同じシンボル内に新たなパル
スが検出されなければ、受信PPMデータ判定部58に
おいてカウント値「0」の位置に正しいパルスが存在し
たものと判定される。しかし、1stPULSEが
「H」レベルのままであるので、同じシンボル内の後ろ
のほうで新たなパルスが検出された場合には、受信PP
Mデータが判定部58においてそのときのカウント値に
さらに更新されることになる。
【0037】次に、受信PPMデータ判定部58は、図
7に示すように、サンプル結果が1(SAMPLE
[0]=1)でありかつそれがシンボル内で最初のパル
スであるとみなされる場合(1stPULSE=1)で
は、ANDゲート581の出力が「H」レベルとなっ
て、MUX583は入力S2を選択する。そして、Dタ
イプフリップフロップ584,585が再生クロック信
号22の立上がりと同時に、それまでのPPMVALU
E[1..0]の値からシンボル同期信号のカウント値
(COUNT[1..0])に更新される。そうでない
場合には、入力S1が選択されて、PPMVALUE
[1..0]の値は以前の値が保持される。
【0038】そして、受信データサンプル部59は図8
に示すように、COUNTis0が「H」レベルになっ
たとき、その前のシンボルに対するPPMVALUE
[1..0]64の値が確定しているので、その間の再
生クロック信号22の立下がりでデータがサンプルさ
れ、図9(j)に示すように、受信データRxDATA
[1..0]が再生される。図9(j)の結果から明ら
かなように、すべての場合においてデータが正しく復調
されていることがわかる。すなわち、図9(j)に示す
受信データRxDATA[1..0]が図9(a)に示
すPPM信号21のパルス値と同じ値になっている。
【0039】ところで、上述の図1〜図8に示した実施
形態1では、図10(a)に示すPPM信号21のシン
ボル(A),(B)あるいは(C),(D)の場合のよ
うに、0および1のパルス位置と直前のシンボルのパル
ス位置の合計3つのパルス位置のサンプル結果が「H」
レベルになったとき、後ろのシンボルは正しく復調され
ない場合がある。すなわち、シンボル(A),(B)の
場合には正しく復調されているが、シンボル(C),
(D)の場合には復調に失敗している。そのため、通信
パルスの位置が3,1,3,0であるにもかかわらず、
データRxDATA[1..0]の値は3,1,3,1
となってしまっている。実施形態1で復調を失敗するの
は、このシンボル(C),(D)のような波形入力があ
った場合のみであり、この波形入力を以降「重複パルス
伸長波形」と呼ぶ。このような不具合を解消した実施形
態2について以下に説明する。
【0040】図11は実施の形態2の全体の構成を示す
ブロック図である。この図11に示した例は、図1に示
したPPM復調装置にエッジ検出結果保持部13が新た
に付加され、さらに受信データ再生部15に改良が加え
られており、それ以外の構成は図1と同じである。
【0041】エッジ検出結果保持部13は、前述の図1
0で説明した不具合を解消するために設けられている。
すなわち、波形の歪が大きい場合には、図10(a)の
左側に示すように、3,1のPPM信号21を送信した
場合と、右側のように3,0のPPM信号を送信した場
合とで、復調のデータRxDATA[1..0]の値が
全く同じになってしまっている。このように大幅に波形
が歪んだ場合にでも、常に正確な判定を行なうために、
受信データ再生部15にサンプル結果23を与えるだけ
では不十分であり、さらにエッジ検出結果24の情報を
用いる必要がある。
【0042】図12は図11に示したエッジ検出結果保
持部13の具体例を示す図である。図12において、エ
ッジ検出結果保持部13はDタイプフリップフロップ1
31,132を含み、Dタイプフリップフロップ131
のD入力には電源電圧VCCが与えられ、クロック入力
端にはPPM信号21が与えられ、そのQ出力からED
GE[0]信号が出力され、Dタイプフリップフロップ
132のD入力に与えられる。Dタイプフリップフロッ
プ132のクロック入力端には再生クロック信号22が
与えられ、そのQ出力からEDGE[1]信号が出力さ
れ、その反転出力はDタイプフリップフロップ131に
クリア信号として与えられる。したがって、Dタイプフ
リップフロップ131はPPM信号21の立上がりでそ
のQ出力が「H」レベルとなり、次の再生クロック信号
22の立上がりでDタイプフリップフロップ132のQ
出力が「H」レベルになる。
【0043】図13は図11に示した受信データ再生部
15の構成を示す図である。この受信データ再生部15
は例外判定部57が新たに設けられ、この例外判定部5
7の出力のPPMVALUEis0信号63が受信PP
Mデータ判定部58に与えられている点においてのみ図
5に示した受信データ再生部15と異なっている。
【0044】図14は図13に示した例外判定部の構成
を示す図である。図14において、例外判定部57はイ
ンバータ571とANDゲート572とを含む。インバ
ータ571はEDGE[1]信号を反転してANDゲー
ト572の1つの入力端に与え、ANDゲート572の
他の入力端にはCOUNTis1とSAMPLE
[2],[1],[0]が与えられる。そして、AND
ゲート572からPPMVALUEis0信号63が出
力される。この信号は、パルスが検出された際に、シン
ボル同期信号25のカウント値が1(COUNTis
1)であり、過去3回のサンプル結果23がいずれも
「H」レベルであり、さらに最も最近のサンプル時刻と
その前のサンプル時刻との間にPPM信号の立上がりエ
ッジが存在しなかった場合に限り「H」レベルとなる。
【0045】図15は図13に示した受信PPMデータ
判定部58の構成を示す図である。この図15に示した
受信PPMデータ判定部58は前述の図7に示したもの
に比べて、MUX586が入力S3と選択スイッチs3
とを有しており、さらにインバータ587とANDゲー
ト588,589が設けられている点において異なって
いる。例外判定部57からのPPMVALUEis0信
号63はインバータ587で反転されてANDゲート5
88,589のそれぞれの一方入力端に与えられるとと
もに、選択スイッチ入力s3に与えられる。ANDゲー
ト588の他方入力端にはインバータ582の出力が与
えられ、ANDゲート589の他方入力端にはANDゲ
ート581の出力が与えられる。
【0046】図16および図17はこの発明の実施形態
2の具体的な動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【0047】次に、図11〜図17を参照して、実施形
態2の動作について説明する。図11において、クロッ
ク再生部11とサンプル結果保持部12とシンボル同期
信号発生部14の動作は前述の実施の形態1と同じであ
るため、その動作説明を省略し、この実施形態2の特徴
であるエッジ検出結果保持部13の動作について説明す
る。図16(a)に示すPPM信号21が「H」レベル
に立上がると、その立上がりエッジをクロックとしてエ
ッジ検出結果保持部13のDタイプフリップフロップ1
31がセットされ、図16(f)に示すように、そのQ
出力であるEDGE0が「H」レベルに立上がる。そし
て、図16(b)に示す再生クロック信号22が立上が
ると、Dタイプフリップフロップ132がセットされ、
図16(g)に示すように、そのQ出力であるEDGE
1が「H」レベルに立上がる。なお、Dタイプフリップ
フロップ132のQ出力が「H」に立上がると、Dタイ
プフリップフロップ131はクリアされるため、この間
は新しい立上がりを検出することはできないが、PPM
信号21の波形から考えると、2回連続して立上がるこ
とはないため、特に問題はない。
【0048】図13に示す受信データ再生部15は、こ
のエッジ検出結果EDGE[1..0]の情報を参照し
て復調を行なう。まず、例外判定部57はCOUNTi
s1,SAMPLE[0],[1],[2]およびED
GE[1]の各情報に基づいて重複パルス伸長波形が発
生したかどうかを判定する。すなわち、図17のシンボ
ル(C),(D)のように入力があった場合には、図1
7(h)に示すシンボル同期信号25のカウント値が
「1」であるときに、図17(c),(d),(e)に
示す過去3回のサンプル結果23がいずれも「H」レベ
ルとなり、さらに最も最近のサンプル時刻とその前のサ
ンプル時刻との間にPPM信号21の立上がりが存在せ
ず、図17(g)に示すEDGE[1]が「L」レベル
になるが、これらの条件が揃ったときに例外判定部57
は、図17(j)に示すように「H」レベルのPPMV
ALUEis0信号63を出力する。
【0049】PPMVALUEis0信号63が「H」
レベルになると、図15に示す受信PPMデータ判定部
58のインバータ587の出力が「L」レベルとなって
ANDゲート588,589が閉じられ、MUX586
は「H」レベルのPPMVALUEis0信号63に基
づいて、入力S3を選択する。入力S3には2ビットが
0となるB′00′が設定されており、MUX586は
2ビットの0をDタイプフリップフロップ584,58
5にセットする。その結果、図17(k)に示すよう
に、PPMVALUE[1..0]が0に設定される。
したがって、実施形態1ではシンボル(D)に対してP
PMVALUE[1..0]=1と誤って復調されてい
たが、この実施形態2では、例外処理としてPPMVA
LUE[1..0]=0と正しく復調されている様子が
わかる。
【0050】なお、受信PPMデータ判定部58は、重
複パルス伸長波形が発生していないとき(PPMVAL
UEis0=0のとき)でサンプル結果が「1」(SA
MPLE[0]=1)で、かつそれがシンボル内で最初
のパルスであるとみなされる場合(1stPULSE=
1)では、入力S2を選択し、再生クロック信号22の
立上がりと同時にPPMVALUE[1..0]の値を
シンボル同期信号のカウント値(COUNT[1..
0])に更新する。それらのいずれでもない場合には、
受信PPMデータ判定部58は入力S1を選択し、PP
MVALUE[1..0]の値を以前の値に保持する。
【0051】
【発明の効果】以上のように、従来のPPM復調装置で
はPPM信号の受信パルス幅が本来のパルス幅の1.5
倍程度以上に延びてしまっているような信号が入力され
た場合にはエラーが発生するか、もしくは受信失敗に陥
る可能性が非常に大きくなっていたのに対して、この発
明によれば、PPM信号の受信パルス幅が本来のパルス
幅の2倍程度まで延びてしまっているような信号が入力
された場合でも常に正しい復調を行なうことが可能とな
る。また、この発明のPPM復調装置に接続する増幅器
などはパルスを増幅する際の出力パルス幅の制限が緩や
かですむため、AGCなどの複雑な構成をとることなく
単純な回路で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示したクロック再生部の具体的な構成を
示す図である。
【図3】図1に示したサンプル結果保持部の具体的な構
成を示す図である。
【図4】図1に示したシンボル同期信号発生部の具体的
な構成を示す図である。
【図5】図1に示した受信データ再生部の具体的な構成
を示す図である。
【図6】図5に示した第1パルス決定部の具体的な構成
を示す図である。
【図7】図5に示した受信PPMデータ判定部の具体的
な構成を示す図である。
【図8】図5に示した受信データサンプル部の具体的な
構成を示す図である。
【図9】この発明の実施形態1の具体的な動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図10】この発明の実施形態1の具体的な動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図11】この発明の実施形態2の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】図11に示したエッジ検出結果保持部の具体
的な構成を示す図である。
【図13】図11に示した受信データ再生部の具体的な
構成を示す図である。
【図14】図13に示した例外判定部の具体的な構成を
示す図である。
【図15】図13に示した受信PPMデータ判定部の具
体的な構成を示す図である。
【図16】この発明の実施形態2の具体的な動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図17】この発明の実施形態2の具体的な動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図18】PPM変調方式の波形を示す図である。
【図19】従来のPPM復調装置のタイミングチャート
を示す図である。
【図20】従来のPPM復調装置において復調を失敗す
る場合のタイミングチャートを示す図である。
【図21】従来のPPM復調装置にて復調を失敗する場
合のタイミングチャートを示す図である。
【符号の説明】
11 クロック再生部 12 サンプル結果保持部 13 エッジ検出結果保持部 14 シンボル同期信号発生部 15 受信データ再生部 21 PPM信号 22 再生クロック信号 23 サンプル結果 24 エッジ検出結果 25 シンボル同期信号 26 受信データ 31 Pin−PD 32 増幅器 33 水晶発振器 34 受信データ処理部 41 赤外線PPM信号 42 マスタクロック信号 51 位相比較部 52 クロック発生部 53 パターン比較部 54 2ビットバイナリカウンタ 55 デコーダ 56 第1パルス決定部 57 例外判定部 58 受信PPMデータ判定部 59 受信データサンプル部 61 位相制御信号 62 1stPULSE信号 63 PPMVALUEis0信号 64 PPMVALUE[1..0]信号 112,122…12n,131,132,141,1
42,565,584,585,591,592 Dタ
イプフリップフロップ 561,571,582,587,593 インバータ 562,563,572,581,588,589 A
NDゲート 564 NORゲート 583 MUX

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のレベルと第2のレベルとの間で変
    化するパルスを所定のシンボル位置に挿入してパルス位
    置変調した受信データを復調するためのPPM復調装置
    であって、 前記パルス位置変調された受信データから再生クロック
    信号を取出すためのクロック再生手段、 前記クロック再生手段によって前記パルス位置変調され
    た受信データをサンプルし、その結果を保持するための
    サンプル結果保持手段、 前記受信データに基づいて、前記シンボル位置の同期を
    獲得するためのシンボル同期信号を発生するシンボル同
    期信号発生手段、および前記サンプル結果保持手段によ
    って保持されているサンプリングデータのうち、前記シ
    ンボル同期信号で示される同一のシンボル内での複数の
    パルススロット位置において、前記第2のレベルとなる
    受信データが存在したとき、前記シンボル内で最初に第
    2のレベルを検出したほうのパルススロット位置である
    パルスを有効にする復調手段を備えた、PPM復調装
    置。
  2. 【請求項2】 前記復調手段は、前記同一シンボル内の
    連続したパルススロット位置において、前記第2のレベ
    ルとなる受信データが存在したとき、前記シンボル内で
    最初に第2のレベルを検出したほうのパルススロット位
    置であるパルスを有効化することを特徴とする、請求項
    1に記載のPPM復調装置。
  3. 【請求項3】 前記復調手段は、同一のシンボル内の複
    数のパルススロット位置において、前記第2のレベルの
    パルスを検出したとき、そのパルスのパルススロット位
    置のうちの1つが先頭のパルススロット位置であり、か
    つ直前のパルス位置においても前記第2のレベルのパル
    スを検出していた場合に限り、前記シンボル内の先頭パ
    ルス位置を除く他のパルス位置を決定することを特徴と
    する、請求項1に記載のPPM復調装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記再生クロック信号間で前記
    受信データの前縁を検出するためのエッジ検出手段を含
    み、 前記復調手段は、同一シンボル内の複数のパルススロッ
    ト位置にて前記第2のレベルを検出したとき、そのうち
    の2つが先頭および2番目のパルススロット位置にあり
    かつ直前のシンボルの最終パルス位置においても前記第
    2のレベルを検出しており、さらに先頭および2番目の
    パルススロットをサンプルした時刻の間に前記エッジ検
    出手段によって前縁が検出されなかった場合は、前記シ
    ンボル内の先頭のパルススロットにパルスが存在してい
    ると判別することを特徴とする、請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のPPM復調装置。
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