JP3377669B2 - シンク検出方法及びシンク検出回路 - Google Patents

シンク検出方法及びシンク検出回路

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JP3377669B2
JP3377669B2 JP00259696A JP259696A JP3377669B2 JP 3377669 B2 JP3377669 B2 JP 3377669B2 JP 00259696 A JP00259696 A JP 00259696A JP 259696 A JP259696 A JP 259696A JP 3377669 B2 JP3377669 B2 JP 3377669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム同期変調
されたディジタルデータから同期用シンクパターンを検
出するシンク検出方法及びシンク検出回路に関するもの
であり、特に、過去のシンクパターン検出情報から以降
のシンクパターン検出の条件を制御することにより、疑
似シンクパターン等によるシンク検出の誤動作を防止す
るシンク検出方法及びシンク検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータの伝送において、デー
タをある一定数のビット毎にきり分けてそれぞれを1つ
のフレームとし、変調時に各フレームデータのヘッダ部
分にフレームの区切りを表わすためのシンクパターンを
付加し、データの受信部ではそのシンクパターンを検出
することにより同期処理を行う、いわゆるフレーム同期
変調方式が、従来から利用されている。
【0003】フレーム同期変調方式が利用されている例
として、ミニディスク(MD)装置について説明する。
図12は、ミニディスク装置の構成の概略を示すブロッ
ク図である。
【0004】音声再生時には、ディスクから読み込まれ
たEFM信号は、EFM復調によりディジタルデータに
変換された後、メモリに一時格納される。ECC回路に
よりエラー訂正された後、圧縮を解かれて音楽用ディジ
タルデータに変換される。音楽用ディジタルデータはD
/A変換されてスピーカから出力されるか、あるいはP
CM信号として別の装置に送られる。
【0005】音声録音時には、外部から入力されたPC
M信号、またはマイク等で入力された音声信号がA/D
変換されてできた音楽用ディジタルデータが圧縮され、
ECC回路によりエラー訂正用コード等が付加された
後、EFM変調されてディスクに書き込まれる。
【0006】また、ディスクアドレスを示すADIP信
号は、ADIP回路によりディジタルデータに変換され
た後、アドレス信号として外部制御回路等に送られる。
【0007】EFM信号、ADIP信号、及びミニディ
スク装置内のディジタルデータにはすべてシンクパター
ンが含まれており、ミニディスク装置の各部は、そのシ
ンクパターンを検出することにより同期をとり処理を行
っている。
【0008】図13は、EFM復調回路の構成の概略を
示すブロック図である。EFM復調回路に入力されたE
FM信号は、シンク検出回路60及び14−8変換回路
62に入力される。シンク検出回路60は、EFM信号
に対してシンクパターンを検出したときシンク信号を出
力する。14−8変換回路62は、シンク検出回路60
から出力されたシンク信号によって同期をとり、EFM
信号をEFM復調データに復調する。
【0009】図14は、実際のシンクパターンの例であ
る。(a)はEFM信号におけるシンクパターン、
(b)はADIP信号におけるシンクパターンである。
シンクパターンデコード値において、“1”は信号の反
転を意味し、“0”は信号の非反転を意味している。シ
ンクパターンには、各信号のデータ部には決して表れる
ことのない信号パターンが選択されている。
【0010】したがって、図12に示したミニディスク
装置のような装置においては、シンクパターンを正確に
検出することが極めて重要となる。すなわち、誤動作の
少ない優れたシンク検出方法を採用することが、装置に
正常な動作をさせる大きなポイントとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シンク検出方法には、以下のような問題点がある。
【0012】シンクパターンは、各信号のデータ部の変
調結果とはパターンマッチングしないように定められて
いる。したがって、ディジタル信号の伝送路の信頼性が
極めて高い場合には、フレームの復調は正確に行われ
る。しかし、実際の伝送路では伝送エラーがある確率で
発生するため、以下のように、フレームの復調が正確に
行われない場合がある。
【0013】まず、シンクパターン自体が伝送エラーに
より変化した場合である。このとき、データ受信側では
シンクパターンが検出できないためフレームの復調がで
きなくなる。
【0014】また、信号のデータ部が伝送エラーにより
変化し、シンクパターンと同じ信号パターン、いわゆる
疑似シンクパターンが発生する場合である。このとき、
データ受信側では擬似シンクパターンを正常シンクパタ
ーンと認識してしまい、フレームの復調を誤って行って
しまう。
【0015】このような誤動作を防ぐため、従来では、
例えば特開昭61−101139に示されているよう
に、正しいシンク位置近傍にウインドウ時間領域を設定
し、ウィンドウ時間領域以外ではシンクパターン検出を
行わない方法、あるいは予想されるシンク位置にシンク
パターンが検出されない場合には、仮のシンクパターン
検出信号を内挿する等の方法が採用されている。
【0016】しかし、特開昭61−101139に示さ
れている構成には、以下のような問題点があった。
【0017】まず、ウィンドウ時間領域の領域幅が固定
であり、シンクパターンが検出されないときはウィンド
ウ時間領域の領域幅を無限大にしてシンクパターンを探
すという動作を行うので、このとき、疑似シンクパター
ンを検出することによる誤動作の発生確率が著しく増加
する。
【0018】また、シンクパターンの検出の精度を向上
させるためにデータのエラー判定の結果を利用している
が、エラー判定は、本来、正しいシンクパターンの検出
を前提に行われるものであり、前提が必ずしも保証され
ていないエラー判定に基づくシンクパターンの検出は、
構成自体に矛盾があり、効果が得られない。
【0019】さらに、ミニディスク装置における曲跳ば
し再生等の、通常とは異なる動作時の対応が考慮されて
いない。
【0020】前記のような問題に鑑み、本発明は、フレ
ーム同期変調されたディジタルデータからシンクパター
ンを検出する際に疑似シンクパターン等によるシンク検
出の誤動作を防止できる、従来よりも格段に検出精度の
優れたシンク検出方法及びシンク検出回路を提供するこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明が講じた
解決手段は、フレーム同期変調によりシンクパターン信
号が一定数のビット毎に挿入されているディジタル信号
を入力とし、該ディジタル信号から前記シンクパターン
信号を検出してシンク信号を出力するシンク検出回路を
対象とし、前記ディジタル信号を入力とし、該ディジタ
ル信号から前記シンクパターン信号が持つ信号パターン
と同じ信号パターンを検出したとき、シンクパターン検
出信号を出力するシンクパターン検出回路と、前記ディ
ジタル信号に同期しているクロック信号をカウントし、
前記一定数のビット及びシンクパターン信号からなる1
つのフレームのビット数にカウント数が達したとき、フ
レームカウント信号を出力するフレームカウンタと、前
記シンクパターン信号の挿入と同じ時間周期を持つ可変
長の第1のウィンドウ時間領域及び第2のウィンドウ時
間領域を前記シンクパターン検出信号が入力されるタイ
ミング及び前記フレームカウント信号が入力されるタイ
ミングを基にして内部に設定し、前記第1のウィンドウ
時間領域内に前記シンクパターン検出信号が入力された
ときに第1のシンク信号を出力する一方、前記第2のウ
ィンドウ時間領域内に前記シンクパターン検出信号が入
力されたときに第2のシンク信号を出力すると共に前記
第2のウィンドウ時間領域を閉じるシンクマネージ回路
とを備え、前記シンクマネージ回路は、前記第1のウィ
ンドウ時間領域内に前記シンクパターン検出信号又は前
記フレームカウント信号が入力されたとき前記フレーム
カウンタにリセット信号を出力し、前記フレームカウン
タは、前記リセット信号が入力されたとき前記クロック
信号のカウント数をリセットする構成とするものであ
る。
【0022】請求項1の発明の構成により、フレーム同
期変調されたディジタル信号にシンクパターン信号と同
じ信号パターンがあると、シンクパターン検出回路によ
ってシンクパターン検出信号が出力される。シンクマネ
ージ回路内部には正しいシンクパターン信号と同じ時間
周期を持つ第1及び第2のウィンドウ時間領域が設定さ
れており、第1のウィンドウ時間領域内に前記シンクパ
ターン検出信号が入力されたときに第1のシンク信号が
出力される一方、第2のウィンドウ時間領域内に前記シ
ンクパターン検出信号が入力されたときに第2のシンク
信号が出力される。このため、正しいシンクパターン信
号が挿入されているタイミングの近傍においてのみシン
クパターンマッチングが行われることになり、擬似シン
クパターンを検出したシンクパターン検出信号は取り除
かれる。また、前記ウィンドウ時間領域の領域幅は可変
長であるので、ディジタル信号の伝走路の信頼性等に応
じて任意に設定することができ、シンクパターン信号の
検出状況に応じて適宜制御することができる。さらに、
前記第2のシンク信号が出力されると前記第2のウィン
ドウ時間領域が閉じられるので、1つのフレームにつき
2つ以上の第2のシンク信号が出力されることを確実に
防止することができる。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
に、前記シンクマネージ回路は、前記シンクパターン検
出信号が入力されるタイミング及び前記フレームカウン
ト信号が入力されるタイミングを基にして前記第1のウ
ィンドウ時間領域の領域幅を設定し、前記第1のウィン
ドウ時間領域内と前記第1のウィンドウ時間領域外とに
おいて論理レベルが異なる信号を出力する第1のウィン
ドウ幅制御回路と、前記第1のウィンドウ幅制御回路か
ら出力される信号を入力とし、該信号の論理レベルが前
記第1のウィンドウ時間領域内における論理レベルであ
る間に前記シンクパターン検出信号が入力されるとき、
前記第1のシンク信号を出力する第1の論理回路と、前
記シンクパターン検出信号が入力されるタイミング及び
前記フレームカウント信号が入力されるタイミングを基
にして前記第2のウィンドウ時間領域の領域幅を設定
し、前記第2のウィンドウ時間領域内と前記第2のウィ
ンドウ時間領域外とにおいて論理レベルが異なる信号を
出力する第2のウィンドウ幅制御回路と、前記第2のウ
ィンドウ幅制御回路から出力される信号を入力とし、該
信号の論理レベルが前記第2のウィンドウ時間領域内に
おける論理レベルである間に前記シンクパターン検出信
号が入力されるとき、前記第2のシンク信号を出力する
第2の論理回路とを有し、前記第2のウィンドウ幅制御
回路は、前記第2の論理回路から前記第2のシンク信号
が出力されると、出力信号の論理レベルを前記第2のウ
ィンドウ時間領域外における論理レベルに変更する構成
を付加するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るシ
ンク検出方法及びシンク検出回路について、図面を参照
しながら説明する。
【0025】(第1の実施形態) 図1は、本発明の第1の実施形態に係るシンク検出回路
の構成図である。図1において、10はシンクパターン
検出回路、20はフレームカウンタ、30はシンクマネ
ージ回路である。
【0026】シンクパターン検出回路10は、入力され
るディジタルデータに対してシンクパターンマッチング
を行い、シンクパターンと同じビットパターンを検出し
たとき、シンクパターン検出信号を出力する。
【0027】フレームカウンタ20は、入力されるクロ
ック信号を、入力されるディジタルデータ1フレームの
ビット数分カウントしたとき、フレームカウント信号を
出力する。また、シンクマネージ回路30からリセット
信号が入力されたとき、クロック信号のカウントはリセ
ットされる。
【0028】シンクマネージ回路30は、入力されたシ
ンクパターン検出信号及びフレームカウント信号に応じ
て、シンク信号と同じ周期を持つ可変長のウィンドウ時
間領域を回路内部で設定する。シンクパターン検出信号
がウィンドウ時間領域内に入力されたときは、シンク信
号を出力し、シンクパターン検出信号がウィンドウ時間
領域外に入力されたときは、シンク信号を出力しない。
また、ウィンドウ時間領域内にシンク検出信号が入力さ
れたとき及びフレームカウント信号が入力されたとき、
リセット信号をフレームカウンタ20に出力する。
【0029】図1に示すシンク検出回路において実施さ
れるシンク検出方法について説明する。
【0030】図2は、本実施形態におけるウィンドウ時
間領域の設定方法を示すフローチャートである。また、
図3、図4及び図5は、本実施形態に係るシンク検出方
法における動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。ウィンドウ時間領域はパルス信号の形で記してあ
り、パルス信号が“H”レベルのとき、ウィンドウ時間
領域が設定されていることを表している。
【0031】まず、ステップS1において、ウィンドウ
時間領域の領域幅は無限大に設定される。図3におい
て、初めはウィンドウ時間領域を表すパルス信号は
“H”レベルのままである。このとき、シンクマネージ
回路30は、シンクパターン検出信号が入力されるとそ
のままシンク信号を出力する。また同時に、リセット信
号も出力する。リセット信号が入力されたフレームカウ
ンタ20は、クロック信号のカウントを一旦リセット
し、再びカウントを始める。正常時には、シンクパター
ン検出信号とフレームカウント信号とのタイミングは一
致している。
【0032】次に、ステップS2及びS3において、シ
ンクパターン検出信号とフレームカウント信号とが特定
回数連続して同時に入力されたか否かを判断する。図3
においては、この特定回数を2回としている。シンクパ
ターン検出信号とフレームカウント信号とが2回連続し
て同時に入力されたので、ステップS4において、ウィ
ンドウ時間領域の領域幅を有限長に設定し、ステップS
5において、フレームカウント信号の近傍にウィンドウ
時間領域を設定する。フレームカウント信号近傍にウィ
ンドウ時間領域を設定することにより、疑似シンクパタ
ーンを検出するという誤動作を防止することができる。
【0033】次に、ステップS6において、シンクパタ
ーン検出信号とフレームカウント信号とが同時に入力さ
れたか否かを判断する。同時に入力された場合、ステッ
プS7において、同時に入力されることが特定回数連続
しているか否かを判断し、特定回数連続している場合に
は、ステップS9において、ウィンドウ時間領域の領域
幅を狭くする。
【0034】図4は、ウィンドウ時間領域の領域幅を狭
くするときのタイミングチャートを示している。ただ
し、図4において、特定回数は2回としている。シンク
パターン検出信号とフレームカウント信号とが2回連続
して同時に入力されたので、次のウィンドウ時間領域を
狭くし、さらに、シンクパターン検出信号とフレームカ
ウント信号とが2回連続して同時に入力されたので、次
のウィンドウ時間領域を狭くする。
【0035】なお、図4においては、ウィンドウ時間領
域の領域幅をシンクパターン検出信号と同じ幅まで狭く
しているが、実際の回路に利用する場合は、伝走路の信
頼性などに応じて、若干の余裕をもたせてもかまわな
い。また、図4は、図3に続くものではない。
【0036】また、ステップS6において、シンクパタ
ーン検出信号とフレームカウント信号とが同時に入力さ
れていないと判断された場合、ステップS8において、
同時に入力されていないことが特定回数連続しているか
否かを判断し、特定回数連続しる場合には、ステップS
10において、ウィンドウ時間領域の領域幅を広くす
る。
【0037】図5は、ウィンドウ時間領域の領域幅を広
くするときのタイミングチャートを示している。2つめ
のシンクパターン検出信号から、タイミングが前にずれ
たためにウィンドウ時間領域から外れて、シンク信号が
出力されなくなっている。このとき、リセット信号も出
力されないのでフレームカウント信号のタイミングは変
化しない。したがって、シンクパターン検出信号とフレ
ームカウント信号とは同時には入力されない。
【0038】シンクパターン検出信号とフレームカウン
ト信号とが同時に入力されないことが特定回数連続した
場合、次のウィンドウ時間領域を広くする。図5におい
て、特定回数は2回としている。ウィンドウ時間領域が
広げられたため、次のシンクパターン検出信号はウィン
ドウ時間領域内に入るので、シンク信号が出力される。
このとき、リセット信号も出力されるので、フレームカ
ウンタ20はリセットされ、フレームカウント信号のタ
イミングが変化し、以後、シンクパターン検出信号とフ
レームカウント信号とが同時に入力される。また、ウィ
ンドウ時間領域のタイミングもフレームカウント信号の
タイミングと共に変化する。
【0039】このように、ウィンドウ時間領域の領域幅
を可変にし、シンクパターン検出信号とフレームカウン
ト信号とのタイミングにより領域幅を変化させることに
よって、擬似シンクパターンを検出することによる誤動
作を防止でき、しかも、シンクパターンのタイミングが
ずれた場合でも、即座に同期をとることができる。
【0040】また、ステップS6における判断条件を、
シンクパターン検出信号がウィンドウ時間領域において
入力されているか否か、に変更してもかまわない。すな
わち、シンクパターン検出信号が特定回数連続してウィ
ンドウ時間領域において入力された場合は、次のウィン
ドウ時間領域の領域幅を狭くし、シンクパターン検出信
号が特定回数連続してウィンドウ時間領域において入力
されなかった場合は、次のウィンドウ時間領域の領域幅
を広くするといった制御を行っても、本実施形態と同等
の効果が得られる。
【0041】(第2の実施形態) 図1には図示されていないエラー検出回路は、入力され
るデータにエラーがあるか否かを判定し、エラー判定の
結果を出力する。このとき、シンクマネージ回路30か
ら出力されるシンク信号を基準にしてデータを切り分け
て、エラー判定を行う。また、外部の回路が入力データ
を読み出す際にも、シンクマネージ回路30から出力さ
れるシンク信号を基準にする。
【0042】ここで、シンク信号の欠落が問題となる。
図5に示すタイミングチャートのようにシンク信号が欠
落した場合、エラー検出回路はシンク信号が欠落してい
る間を1つのフレームとして認識してしまい、誤動作す
る。また、外部の回路が入力データを読み出す際にも、
複数のフレームデータを1つのフレームデータと認識し
てしまう。このような誤動作を防ぐためには、1つのフ
レームに対して少なくとも1つのシンク信号を発生させ
ることが必要となる。
【0043】本実施形態は、シンク信号が出力されない
フレームにおいて、内挿シンク信号を出力することを特
徴とする。内挿シンク信号は、フレームカウント信号が
入力されたときに出力する。内挿シンク信号以外のシン
ク信号の出力方法、リセット信号の出力方法、及びウィ
ンドウ時間領域の設定方法については、第1の実施形態
と同様である。
【0044】図6は、本発明の第2の実施形態に係るシ
ンク検出方法における動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【0045】まず、データ伝送のエラーにより正しいシ
ンクパターンが検出できなかったとき、すなわちシンク
パターン信号が入力されなかったとき、フレームカウン
ト信号が入力されたときに内挿シンク信号が出力され
る。
【0046】また、シンクパターン検出信号のタイミン
グが後ろにずれてウィンドウ時間領域から外れた場合、
シンク信号は出力されない。しかし、フレームカウント
信号が入力されたときに、内挿シンク信号が出力され
る。
【0047】シンクパターン検出信号とフレームカウン
ト信号とが2回連続して同時には入力されなかったの
で、次のウィンドウ時間領域は広くなる。すると、次の
シンクパターン検出信号はウィンドウ時間領域内に入力
されるので、シンク信号が出力される。また、フレーム
カウント信号が入力されたとき、内挿シンク信号が出力
される。
【0048】エラー判定回路は、内挿シンク信号を含め
たこのシンク信号を基にエラー判定を行う。
【0049】第1の実施形態によると、データ伝送のエ
ラーにより正しいシンクパターンが検出できなかったと
き、シンク信号が出力されない。しかしながら、本実施
形態によると、フレームカウント信号のタイミングで内
挿シンク信号が出力されるため、シンク信号の欠落がな
くなる。したがって、例えば、エラー判定回路によるエ
ラー判定も正しく実行されるので、データの採用の可否
が正確に判断できる。
【0050】(第3の実施形態) 図12に示したようなミニディスク装置において、曲と
ばし再生やトラッキングオフのような通常とは異なる動
作をさせる場合には、ADIP信号におけるシンクパタ
ーン検出を即座に行わなければならない。
【0051】こういった動作に対応するため、本発明の
第3の実施形態に係るシンク検出方法においては、ウィ
ンドウ割り込み信号による処理を設けており、ウィンド
ウ割り込み信号が入力されたときにはウィンドウ時間領
域の領域幅を無限大にするようにしている。シンク信号
及び内挿シンク信号の出力方法、リセット信号の出力方
法、及びウィンドウ割り込み信号が入力されたとき以外
のウィンドウ時間領域の設定方法については、第2の実
施形態と同様である。
【0052】図7は、本発明の第3の実施形態に係るシ
ンク検出方法における動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【0053】1つめのシンクパターン検出信号はフレー
ムカウント信号と同時に入力されるので、同時にリセッ
ト信号及びシンク信号が出力される。2つめのシンクパ
ターン検出信号は、タイミングが後ろにずれたためにウ
ィンドウ時間領域から外れ、したがって、シンク信号も
リセット信号も出力されない。フレームカウント信号が
入力されると、内挿シンク信号とリセット信号とが出力
される。
【0054】ここで、ウィンドウ割り込み信号が入力さ
れたとする。すると、ウィンドウ時間領域の領域幅が無
限大に設定される。
【0055】このウィンドウ時間領域において、まず、
シンクパターン検出信号またはフレームカウント信号の
いずれか早い方が入力されたとき、シンク信号が出力さ
れる。以後、このシンク信号が出力されてからウィンド
ウ時間領域が閉じられるまで(図7において、右下がり
の斜線部分)は、シンクパターン検出信号またはフレー
ムカウント信号のうちいずれか1つが入力されたときは
シンク信号は出力されない。シンクパターン検出信号及
びフレームカウント信号が同時に入力されたときのみシ
ンク信号が出力される。また、リセット信号は、シンク
パターン検出信号またはフレームカウント信号が入力さ
れたときに出力される。
【0056】シンクパターン検出信号及びフレームカウ
ント信号が同時に入力されると、シンク信号が出力され
た後、無限大に設定されたウィンドウ時間領域が閉じら
れる。
【0057】このようにすると、シンクパターンのタイ
ミングがずれても、ウィンドウ割り込み信号を入力する
ことにより、正しいシンクパターンを即座に検出するこ
とができる。
【0058】なお、ここでは、ウィンドウ時間領域を閉
じる条件を、シンクパターン検出信号とフレームカウン
ト信号とが同時に入力されることとしたが、シンクパタ
ーン検出信号とフレームカウント信号とが特定回数連続
して同時に入力されることとしてもよい。
【0059】図8は、第3の実施形態に係るシンク検出
回路におけるシンクマネージ回路の構成を示すブロック
図であり、図1に示すシンクマネージ回路30に対応し
ている。外部からクロック信号、シンクパターン検出信
号、フレームカウント信号及びウィンドウ割り込み信号
が入力され、シンク信号及びリセット信号を出力する。
また、内挿シンク信号を出力するか否かを制御するシン
ク内挿許可信号が外部から与えられる。
【0060】一致検出回路31は、シンクパターン検出
信号とフレームカウント信号とが一致したとき、信号を
出力する。不一致検出回路32は、シンクパターン検出
信号とフレームカウント信号とが一致しないとき、信号
を出力する。一致回数カウンタ33は、一致検出回路3
1から出力された信号を計数するが、リセット端子Rか
ら不一致検出回路32の出力信号が入力されると計数値
をリセットする。すなわち、一致回数カウンタ33の計
数値は、シンクパターン検出信号とフレームカウント信
号とが連続して一致した回数となる。また、不一致回数
カウンタ34は、不一致検出回路32から出力された信
号を計数するが、リセット端子Rから一致検出回路31
の出力信号が入力されると計数値をリセットする。すな
わち、不一致回数カウンタ34の計数値は、シンクパタ
ーン検出信号とフレームカウント信号とが連続して一致
しなかった回数となる。
【0061】ウィンドウ幅制御回路35は、一致回数カ
ウンタ33の計数値及び不一致回数カウンタ34の計数
値を基にしてウィンドウ時間領域の幅を設定し、設定し
た幅の間出力信号を“H”レベルにする。論理回路36
は、ウィンドウ幅制御回路35の出力信号が“H”レベ
ルのときにシンクパターン検出信号が入力されると、シ
ンク信号を出力する。また、シンク内挿許可信号が
“H”レベルのとき、フレームカウント信号のみが入力
されると内挿シンク信号を出力する。論理回路37は、
ウィンドウ幅制御回路35の出力信号が“H”レベルの
間にシンクパターン検出信号又はフレームカウント信号
が入力されたとき、リセット信号を出力する。
【0062】また、ウィンドウ幅制御回路35は、ウィ
ンドウ割り込み信号が入力されるとウィンドウ時間領域
の幅を無限大に設定し、出力信号を“H”レベルにす
る。
【0063】図8に示すようなシンクマネージ回路を用
いることによって、第3の実施形態に係るシンク検出回
路を実現することができる。
【0064】(第4の実施形態) 第2の実施形態において示した、フレームカウンタ信号
のみが入力されたときに内挿シンク信号を出力する方法
は、シンク信号を利用する回路の動作の信頼性を高める
のに極めて有効である。しかしながら、図6のタイミン
グチャートからもわかるように、シンクパターン検出信
号がフレームカウント信号よりも遅れ、しかもウィンド
ウ時間領域内に入力された場合は、内挿シンク信号とシ
ンクパターン検出信号によるシンク信号との2つのシン
ク信号が1フレーム中に出力される。このため、シンク
信号を利用する回路の動作の信頼性が低下する可能性が
ある。
【0065】第4の実施形態は、1フレームにつき2つ
以上のシンク信号が出力されることを防ぐものである。
【0066】図9は、本発明の第4の実施形態に係るシ
ンク検出回路の構成図である。図9において、10はシ
ンクパターン検出回路、20はフレームカウンタ、40
はシンクマネージ回路、50はエラー検出回路である。
【0067】シンクパターン検出回路10は、入力され
るディジタルデータに対してシンクパターンマッチング
を行い、シンクパターンと同じビットパターンを検出し
たとき、シンクパターン検出信号を出力する。
【0068】フレームカウンタ20は、入力されるクロ
ック信号を入力されるディジタルデータの1フレームの
ビット数分カウントしたとき、フレームカウント信号を
出力する。シンクマネージ回路40からリセット信号が
入力されたとき、クロック信号のカウントはリセットさ
れる。
【0069】シンクマネージ回路40は、入力されたシ
ンクパターン検出信号及びフレームカウント信号に応じ
て、シンク信号と同じ周期を持つ可変長の第1のウィン
ドウ時間領域及び第2のウィンドウ時間領域を回路内部
に設定する。シンクパターン検出信号が第1のウィンド
ウ時間領域内に入力されたときは、第1のシンク信号を
出力し、シンクパターン検出信号が第1のウィンドウ時
間領域外に入力されたときは第1のシンク信号を出力し
ない。シンクパターン検出信号が第2のウィンドウ時間
領域内に入力されたときは、第2のシンク信号を出力
し、シンクパターン検出信号が第2のウィンドウ時間領
域外に入力されたときは、第2のシンク信号を出力しな
い。また、第1のウィンドウ時間領域内にシンクパター
ン検出信号が入力されたとき及びフレームカウント信号
が入力されたとき、リセット信号をフレームカウンタ2
0に出力する。
【0070】エラー検出回路50は、シンクマネージ回
路40から出力された第1のシンク信号を基にして、入
力されるディジタルデータのエラー判定を行う。
【0071】図10は、本発明の第4の実施形態に係る
シンク検出方法における動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【0072】ここで、第1のウィンドウ時間領域の設定
方法、第1のシンク信号及びリセット信号の出力方法に
ついては、第3の実施形態と同様である。また、第2の
ウィンドウ時間領域の設定方法、第2のシンク信号の出
力方法についても第3の実施形態と同様であるが、第2
のシンク信号が出力されたときに第2のウィンドウ時間
領域が閉じられる点が異なっている。
【0073】まず、1つめのシンクパターン検出信号は
正しいタイミングで入力されているので、リセット信
号、第1のシンク信号及び第2のシンク信号が出力され
る。
【0074】2つめのシンクパターン検出信号からタイ
ミングが後ろにずれたとする。第1のウィンドウ時間領
域及び第2のウィンドウ時間領域から外れたために、第
1のシンク信号及び第2のシンク信号は出力されない。
フレームカウント信号が入力されたとき、内挿シンク信
号が第1のシンク信号及び第2のシンク信号として出力
される。
【0075】シンクパターン検出信号とフレームカウン
ト信号とが同時に入力されないことが2回連続して起こ
ったので、次の第1のウィンドウ時間領域及び第2のウ
ィンドウ時間領域の領域幅は広くなる。すると、次のシ
ンクパターン検出信号は、第1のウィンドウ時間領域に
入るので第1のシンク信号が出力される。また、フレー
ムカウント信号が入力されたときに内挿シンク信号が出
力されているので、第1のシンク信号はこのフレームに
おいて2つ出力される。
【0076】しかし、第2のウィンドウ時間領域は1つ
めの第2のシンク信号が出力されると共に閉じられるた
め、2つめの第2のシンク信号は出力されない。したが
って、第2のシンク信号はこのフレームにおいて、内挿
シンク信号だけが出力される。
【0077】また、シンクパターン検出信号が入力され
たときリセット信号が出力されるので、次のシンクパタ
ーン信号からはフレームカウント信号とタイミングが一
致することになる。
【0078】このように、第4の実施形態に係るシンク
検出方法によると、第2のシンク信号は1フレームにつ
き必ず1つだけ出力され、2つ以上出力されることはな
い。したがって、この第2のシンク信号を利用すること
により、シンク信号を利用する回路の動作の信頼性を高
めることができる。
【0079】図11は、第4の実施形態に係るシンク検
出回路におけるシンクマネージ回路の構成を示すブロッ
ク図であり、図9に示すシンクマネージ回路40に対応
している。外部からクロック信号、シンクパターン検出
信号、フレームカウント信号及びウィンドウ割り込み信
号が入力され、シンク信号及びリセット信号を出力す
る。また、内挿シンク信号を出力するか否かを制御する
シンク内挿許可信号が外部から与えられる。なお、図8
に示したシンクマネージ回路の構成要素と共通の要素に
は同一の符号を使用し、ここでは説明を省略する。
【0080】第1のウィンドウ幅制御回路41は、一致
回数カウンタ33の計数値及び不一致回数カウンタ34
の計数値を基にしてウィンドウ時間領域の幅を設定し、
設定した幅の間出力信号を“H”レベルにする。第1の
論理回路としての論理回路42は、第1のウィンドウ幅
制御回路41の出力信号が“H”レベルのときにシンク
パターン検出信号が入力されると、第1のシンク信号を
出力する。また、シンク内挿許可信号が“H”レベルの
とき、フレームカウント信号のみが入力されると内挿シ
ンク信号を出力する。論理回路43は、第1のウィンド
ウ幅制御回路41の出力信号が“H”レベルのときにシ
ンクパターン検出信号又はフレームカウント信号が入力
されたとき、リセット信号を出力する。
【0081】第2のウィンドウ幅制御回路44は、一致
回数カウンタ33の計数値及び不一致回数カウンタ34
の計数値を基にしてウィンドウ時間領域の幅を設定し、
設定した幅の間出力信号を“H”レベルにする。第2の
論理回路としての論理回路45は、第2のウィンドウ幅
制御回路44の出力信号が“H”レベルのときにシンク
パターン検出信号が入力されると、第2のシンク信号を
出力する。第2のシンク信号は第2のウィンドウ幅制御
回路44にフィードバックされ、第2のウィンドウ幅制
御回路44は第2のシンク信号が入力されると出力信号
を“L”レベルにする。また、シンク内挿許可信号が
“H”レベルのとき、フレームカウント信号のみが入力
されると内挿シンク信号を出力する。
【0082】また、第1のウィンドウ幅制御回路41及
び第2のウィンドウ幅制御回路44は、ウィンドウ割り
込み信号が入力されるとウィンドウ時間領域の幅を無限
大に設定し、出力信号を“H”レベルにする。
【0083】図11に示すようなシンクマネージ回路を
用いることによって、第4の実施形態に係るシンク検出
回路を実現することができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
正しいシンクパターン信号が挿入されているタイミング
の近傍においてのみシンクパターンマッチングが行われ
るので、擬似シンクパターンの検出による誤動作を防止
することができる。また、ウィンドウ時間領域の領域幅
は可変長であるので、シンクパターン信号のタイミング
のずれに対して、より柔軟に対応することができる。さ
らに、1つのフレームにつき2つ以上のシンク信号が出
力されないので、該シンク信号を利用する回路の動作の
信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施形態に係るシンク検
出回路の構成図である。
【図2】本発明に係るシンク検出方法におけるウィンド
ウ時間領域の設定方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るシンク検出方法
における動作タイミングチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るシンク検出方法
における動作タイミングチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るシンク検出方法
における動作タイミングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るシンク検出方法
における動作タイミングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るシンク検出方法
における動作タイミングチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るシンク検出回路
におけるシンクマネージ回路の構成図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係るシンク検出回路
の構成図である。
【図10】本発明の第4の実施形態に係るシンク検出方
法における動作タイミングチャートである。
【図11】本発明の第4の実施形態に係るシンク検出回
路におけるシンクマネージ回路の構成図である。
【図12】ミニディスク装置の構成の概略を示すブロッ
ク図である。
【図13】EFM復調回路の構成の概略を示すブロック
図である。
【図14】シンクパターンの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 シンクパターン検出回路 20 フレームカウンタ 30 シンクマネージ回路 31 一致検出回路 32 不一致検出回路 33 一致回数カウンタ 34 不一致回数カウンタ 35 ウィンドウ幅制御回路 36 論理回路 37 論理回路 40 シンクマネージ回路 41 第1のウィンドウ幅制御回路 42 論理回路(第1の論理回路) 43 論理回路 44 第1のウィンドウ幅制御回路 45 論理回路(第2の論理回路) 50 エラー検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/14 H04L 7/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム同期変調によりシンクパターン
    信号が一定数のビット毎に挿入されているディジタル信
    号を入力とし、該ディジタル信号から前記シンクパター
    ン信号を検出してシンク信号を出力するシンク検出回路
    であって、 前記ディジタル信号を入力とし、該ディジタル信号から
    前記シンクパターン信号が持つ信号パターンと同じ信号
    パターンを検出したとき、シンクパターン検出信号を出
    力するシンクパターン検出回路と、 前記ディジタル信号に同期しているクロック信号をカウ
    ントし、前記一定数のビット及びシンクパターン信号か
    らなる1つのフレームのビット数にカウント数が達した
    とき、フレームカウント信号を出力するフレームカウン
    タと、 前記シンクパターン信号の挿入と同じ時間周期を持つ可
    変長の第1のウィンドウ時間領域及び第2のウィンドウ
    時間領域を前記シンクパターン検出信号が入力されるタ
    イミング及び前記フレームカウント信号が入力されるタ
    イミングを基にして内部に設定し、前記第1のウィンド
    ウ時間領域内に前記シンクパターン検出信号が入力され
    たときに第1のシンク信号を出力する一方、前記第2の
    ウィンドウ時間領域内に前記シンクパターン検出信号が
    入力されたときに第2のシンク信号を出力すると共に前
    記第2のウィンドウ時間領域を閉じるシンクマネージ回
    路とを備え、 前記シンクマネージ回路は、前記第1のウィンドウ時間
    領域内に前記シンクパターン検出信号又は前記フレーム
    カウント信号が入力されたとき前記フレームカウンタに
    リセット信号を出力し、 前記フレームカウンタは、前記リセット信号が入力され
    たとき前記クロック信号のカウント数をリセットするこ
    とを特徴とするシンク検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシンク検出回路におい
    て、 前記シンクマネージ回路は、 前記シンクパターン検出信号が入力されるタイミング及
    び前記フレームカウント信号が入力されるタイミングを
    基にして前記第1のウィンドウ時間領域の領域幅を設定
    し、前記第1のウィンドウ時間領域内と前記第1のウィ
    ンドウ時間領域外とにおいて論理レベルが異なる信号を
    出力する第1のウィンドウ幅制御回路と、 前記第1のウィンドウ幅制御回路から出力される信号を
    入力とし、該信号の論理レベルが前記第1のウィンドウ
    時間領域内における論理レベルである間に前記シンクパ
    ターン検出信号が入力されるとき、前記第1のシンク信
    号を出力する第1の論理回路と、 前記シンクパターン検出信号が入力されるタイミング及
    び前記フレームカウント信号が入力されるタイミングを
    基にして前記第2のウィンドウ時間領域の領域幅を設定
    し、前記第2のウィンドウ時間領域内と前記第2のウィ
    ンドウ時間領域外とにおいて論理レベルが異なる信号を
    出力する第2のウィンドウ幅制御回路と、 前記第2のウィンドウ幅制御回路から出力される信号を
    入力とし、該信号の論理レベルが前記第2のウィンドウ
    時間領域内における論理レベルである間に前記シンクパ
    ターン検出信号が入力されるとき、前記第2のシンク信
    号を出力する第2の論理回路とを有し、 前記第2のウィンドウ幅制御回路は、 前記第2の論理回路から前記第2のシンク信号が出力さ
    れると、出力信号の論理レベルを前記第2のウィンドウ
    時間領域外における論理レベルに変更することを特徴と
    するシンク検出回路。
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