JP4445206B2 - ディスク記録再生装置 - Google Patents

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    • G11B2020/1287Synchronisation pattern, e.g. VCO fields

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク記録再生装置に関し、特に、ディスクへの記録データの記録を一時中断した後、中断する直前に書きこんだ記録データに連続する記録データを追記することのできるディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録可能なCDディスクやDVDディスク等には、記録前は基板上にレーザー光ガイド用の案内溝だけが形成されており、これに高パワーレーザー光を当てることにより、記録膜の反射変化が生じるようになっている。これによりCDディスクやDVDディスク等に、音声データや画像データ等の記録データを記録することができ、その記録した記録データを再生装置で再生することができるようになる。
【0003】
このような記録可能なディスクにデータを記録する際には、例えば、パーソナルコンピュータ等に備えられたディスク記録再生装置が用いられる。このようなディスク記録再生装置では、記録する記録データがバッファに一旦蓄積され、このバッファに蓄積された記録データを、順次、所定のレートでディスクに記録していく。
【0004】
しかし、パーソナルコンピュータ等はディスク記録再生装置のバッファへの記録データの蓄積以外にも、様々な処理を実行しており、何らかの理由でバッファが空になり、ディスクへの記録データの記録が中断してしまうことが起こりえる。この現象を一般に、「バッファ・アンダー・ラン」と呼んでいる。このバッファ・アンダー・ランが起こり、このまま記録を中止してしまうと、1回だけ記録可能なCD−R(CD−Recordable)等は記録が途中で終わってしまい、その後の記録ができなくなってしまい、このCD−Rは無駄になってしまう。
【0005】
このため、ディスク記録再生装置の中には、ディスクへの記録データの記録を一時中断した後、ディスク上の既記録データの終端を検出し、中断する直前に書きこんだ既記録データに連続する記録データの書き込みを、既記録データの終端直後の未記録領域から再開することのできるタイプが存在する。ここでは、このようなタイプのディスク記録再生装置を、記録中断再開可能型のディスク記録再生装置と呼ぶこととする。
【0006】
このような記録中断再開可能型のディスク記録再生装置においては、既記録データ領域での再生同期信号の位相と、追記データ領域での再生同期信号の位相との間に、ずれが生じることがある。このため、下記の特許文献1では、両者の位相のずれを予め測定し、実際に中断された記録データの記録を再開する際には、そのずれを補償する技術を開示している。
【0007】
具体的には、図1乃至図3に示すように、ディスク記録再生装置に、再生した同期信号である再生同期信号の位相を計測する同期信号位相計測部32を設け、既記録データと追記データの接続状態を、再生同期信号の位相を計測した結果で判断し、正しい接続状態に対する補正値(誤差分)を求める。そして、この求めた誤差分を補償するよう、記録データの生成タイミングと記録再開タイミングを制御している。このような補正値(誤差分)の測定は、例えば、ディスクのテスト書き込み用領域を用いて行う。
【0008】
【特許文献1】
特願2001−368102号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の手法では、様々な外乱(ディスクの回転制御がずれやディスクのキズなど)により、再生同期信号が乱れた(ずれたり未検出だったりした)場合、その乱れた再生同期信号を使用して位相の誤差を計測してしまうため、実際の記録動作に起因してずれた位相差を安定的に計測することができないとうい問題があった。
【0010】
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、既記録データ領域の再生同期信号の位相と、追記データ領域の再生同期信号の位相との間の誤差を、安定的に計測することのできるディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0011】
上記課題を解決するため、本発明に係るディスク記録再生装置は、ディスクへの記録データの書き込みを中断した後、中断する直前に書き込んだ記録データに連続する記録データの書き込みを、既にディスクに記録された記録データの領域である既記録データ領域の終端直後の追記データ領域から再開することの可能なディスク記録再生装置であって、既記録データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第1再生同期信号を出力する、第1再生同期信号出力部と、前記第1再生同期信号の中から、フレームの間隔が所定の規格と一致しているフレームを検出した場合にのみパルスが生成される信頼性同期信号を出力する、同期信号信頼性判定部と、前記信頼性同期信号に含まれているパルスに基づいて、既記録データ領域の再生期間における前記第1再生同期信号のフレームの位相を特定し、追記データ領域の再生期間に入ってもその位相を保持する保持位相信号を出力する、同期信号位相保持部と、追記データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第2再生同期信号を出力する、第2再生同期信号出力部と、追記データ領域の再生期間に、前記第2再生同期信号の中から、フレームの間隔が所定の規格と一致しているフレームを所定回数検出した場合に、前記第2再生同期信号と前記保持位相信号とのフレームのずれを位相差として計測する位相差計測部と、を備えることを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係るディスク記録再生装置は、ディスクへの記録データの書き込みを中断した後、中断する直前に書き込んだ記録データに連続する記録データの書き込みを、既にディスクに記録された記録データの領域である既記録データ領域の終端直後の追記データ領域から再開することの可能なディスク記録再生装置であって、既記録データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第1再生同期信号を出力する、第1再生同期信号出力部と、前記再生した記録データから得られたデータが、データとして信頼性のあるものであるかどうかを判定する、データ信頼性判定部と、前記第1再生同期信号に含まれているフレームのうち、前記データ信頼性判定部が信頼性のある記録データであると判定した記録データを含むフレームに基づいて、既記録データ領域の再生期間における前記第1再生同期信号のフレームの位相を特定し、追記データ領域の再生期間に入ってもその位相を保持する保持位相信号を出力する、同期信号位相保持部と、追記データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第2再生同期信号を出力する、第2再生同期信号出力部と、追記データ領域の再生期間に、前記第2再生同期信号の中から、信頼性のある記録データを含むフレームを所定回数検出した場合に、前記第2再生同期信号と前記保持位相信号とのフレームのずれを位相差として計測する位相差計測部と、を備えることを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係るディスク記録再生装置は、ディスクへの記録データの書き込みを中断した後、中断する直前に書き込んだ記録データに連続する記録データの書き込みを、既にディスクに記録された記録データの領域である既記録データ領域の終端直後の追記データ領域から再開することの可能なディスク記録再生装置であって、既記録データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第1再生同期信号を出力する、第1再生同期信号出力部と、前記第1再生同期信号の中から、フレームの間隔が所定の規格と一致しているフレームを検出した場合にのみパルスが生成される信頼性同期信号を出力する、同期信号信頼性判定部と、前記再生した記録データから得られたデータが、データとして信頼性のあるものであるかどうかを判定する、データ信頼性判定部と、前記信頼性同期信号に含まれているパルスに基づき、且つ、前記第1再生同期信号に含まれているフレームのうち、前記データ信頼性判定部が信頼性のあるデータであると判定した記録データを含むフレームに基づいて、既記録データ領域の再生期間における前記第1再生同期信号のフレームの位相を特定し、追記データ領域の再生期間に入ってもその位相を保持する保持位相信号を出力する、同期信号位相保持部と、追記データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第2再生同期信号を出力する、第2再生同期信号出力部と、追記データ領域に記録されている記録データの再生開始後、所定期間経過した後に、フレームの間隔が所定の規格と一致している再生同期信号のフレームを所定回数検出した場合に、前記第2再生同期信号と前記保持位相信号とのフレームのずれを位相差として計測する位相差計測部と、を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
本実施形態に係るディスク記録再生装置は、従来のディスク記録再生装置に、再生同期信号の信頼性を判定する同期信号信頼性判定部と、信頼性のある再生同期信号に基づいて生成された保持位相信号の位相と、追記データ領域を再生することにより得られた再生同期信号の位相との差を計測する同期信号位相計測部とを追加的に設け、既記録データと追記データの接続状態を、再生同期信号の位相を計測した結果で判断し、正しい接続状態に対する誤差分を補償するよう、記録データの生成タイミングと記録再開タイミングを制御するようにしたものである。より詳しくを、以下に説明する。
【0015】
図4は、本実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を説明するブロック図である。この図4から分かるように、本実施形態に係るディスク記録再生装置は、図1に示したディスク記録再生装置に、同期信号信頼性判定部33を追加することにより構成されている。
【0016】
全体的な動作としては、ディスクに記録されている記録データを、レーザーピックアップ19によって再生し、この再生信号をRFアンプ20で増幅する。この増幅された再生信号を、2値化及びPLL回路21によりAD変換した上で、同期検出部22により再生された記録データの再生同期信号を生成する。この再生同期信号は、記録タイミングデータとして記録制御部23に入力される。
【0017】
記録制御部23では、入力された記録タイミングにより追記データを再記録するためのタイミング制御を行う。このタイミング情報を有する位相初期化データをデータ変調部27に入力し、バッファ26から入力された記録データに対してタイミングを合わせて追記データを生成する。そして、この追記データが、記録ストラテジ部24と、レーザー駆動装置18と、レーザーピックアップ19とを介して、ディスクに追記される。
【0018】
記録クロック25は、その際の基本動作クロックを生成する。インターフェース部29からは、パーソナルコンピュータ等から記録データが入力され、この入力された記録データがバッファ26に格納される。パリティ付加部28は、記録される記録データにパリティビットを付加する。記録アドレス部31は、ディスクに記録するアドレスを管理する。バッファ残量管理部30は、バッファ26に残っている記録データを管理し、書き込み途中でデータが無くならないように制御する。
【0019】
図5は、同期信号位相計測部32の構成と、この同期信号位相計測部32及び同期信号信頼性判定部33に入力される信号をより詳細に示したブロック図である。
【0020】
この図5に示すように、同期信号信頼性判定部33には、既記録データ領域及び追記データ領域を生成することにより得られた再生同期信号が入力される。また、この同期信号信頼性判定部33には、既記録データを再生している期間であるか、それとも追記データ領域を再生している期間であるかを示す信号である既記録データ再生期間信号が入力される。
【0021】
同期信号信頼性判定部33は、入力された再生同期信号の中から、フレームの長さが、規格と一致している再生同期信号を所定の回数検出した場合にのみ、その再生同期信号を同期信号位相保持部35と位相差計測部36とに出力する。所定の回数とは、例えば、1回、2回等である。また、本実施形態では、同期信号のフレームの長さは、ビット数で規格が定まっており、例えばCDの場合、588ビットの情報が得られる場合には、規格通りのフレームの長さであると判断する。また、このフレームの長さの規格が複数ある場合には、複数の規格のうちいずれかの規格に該当した場合には、規格通りの長さのフレームを有する同期信号であると判断する。
【0022】
同期信号位相計測部32内に設けられている同期信号位相保持部35は、既記録データ領域の再生期間に入力された再生同期信号の位相を、追記データ領域の再生に入っても保持し、保持位相信号として位相差計測部36に出力する。この際、同期信号位相保持部35は、既記録データ領域の再生同期信号の位相を、規格通りの長さのフレームであると同期信号信頼性判定部33が判断したフレームに基づいて、定める。
【0023】
同期信号位相計測部32内に設けられている位相差計測部36は、追記データ領域の再生期間に入力された再生同期信号の位相と、同期信号位相保持部35から入力された保持位相信号の位相とを比較し、位相差情報を補正値として出力する。追記データ領域の再生期間であるかどうかは、位相差測定期間信号に基づいて判断する。
【0024】
図6は、これら同期信号信頼性判定部33と同期信号位相計測部32との動作内容を説明するための信号タイミングチャートの一例を示す図である。この図6に示すように、既記録データ領域を再生することにより得られた再生同期信号であっても、その位相に乱れが生じる場合がある。すなわち、定められている規格より長い長さのフレームがあったり、定められている規格より短い長さのフレームがあったりする。このため、本実施形態では、既記録データ領域を再生することにより得られた再生同期信号であっても、規格通りでない長さのフレームは、同期信号信頼性判定部33が排除することとしている。
【0025】
図6の例では、フレームF10、F13は規格通りの長さを有しているが、フレームF11、F12は規格通りの長さを有していない。このため、同期信号信頼性判定部33は、フレームF09の終了時と、フレームF10の終了時には、パルスP10、P11をそれぞれ同期信号位相計測部32に出力する。これを受けて、同期信号位相保持部35も保持位相信号におけるパルスP10、P11を出力する。一方、同期信号信頼性判定部33は、フレームF11の終了時とフレームF12の終了時には、パルスを出力しない。このため、同期信号位相保持部35からも保持位相信号におけるパルスは出力されない。
【0026】
このフレームF12に続くフレームF13は、規格通りの長さを有していることから、同期信号信頼性判定部33は、フレームF13の終了時にパルスP12を出力する。このため、同期信号位相保持部35も、保持位相信号におけるパルスP12を出力する。
【0027】
追記データ領域の再生に入った場合、位相差測定期間信号がローレベルからハイレベルに切り替わる。このため、同期信号位相保持部35は、これまでと同じフレームの長さで強制的に保持位相信号を出力する。すなわち、フレームF10により定められた長さのフレームで、パルスP13、P14、P15…を出力する。
【0028】
位相差計測部36は、規格と一致する長さのフレームを所定回数検出したがどうかを判断する。そして、規格と一致する長さのフレームを所定回数検出した場合(図6の例では1回)には、追記データ領域を再生することにより得られた再生同期信号と、同期信号位相保持部35からの保持位相信号とのずれを、計測する。そして、位相差計測部36は、この計測されたずれを補正値として、記録制御部23に出力する。
【0029】
記録制御部23は、これ以後、記録データの追記を行う場合には、この補正値に基づいて、追記記録データをディスクに書き込むタイミングを調整し、既記録データ領域における再生同期信号と、追記データ領域の再生同期信号との間にずれが生じないように制御する。
【0030】
以上のように、本実施形態に係るディスク記録再生装置によれば、既記録データ領域と追記データ領域の再生同期信号の位相差測定に使用する同期信号の間隔が、規定通りの間隔でない場合には、これを排除することとしたので、既記録データと追記データの接続タイミングの誤差検出の信頼性を高めることができる。またこれにより、測定結果を元に記録データの生成タイミングと記録再開タイミングを安定して補正することができるようになる。
【0031】
例えば、図5に示した位相差計測装置を再生チャンネルビットクロックで動作させれば、接続誤差の検出精度は±1チャンネルビット以内である。チャンネルビットクロック周波数は記録速度に比例するので、本実施形態による既記録データと追記データの接続状態は、記録速度によらず常に一定の品位を保つことができる。
【0032】
本実施形態は、例えば、ディスク記録再生装置を設計する段階で、ディスク上の既記録データ終端と追記データ先頭の接続状態を、精度良く評価する手段として用いることができる。また、記録レーザーパワー調整用の試し書き領域を利用して、記録一時停止と追記を行った後で、本実施形態による既記録データ領域と追記データ領域の保護同期信号の位相差計測を行えば、デバイスの特性バラツキや動作温度の変動による遅延要素の変化を補償することができる。
【0033】
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、ディスクから再生した記録データを2値化して、データ復調した後のデータの信頼性を判定し、信頼できるデータが得られた再生同期信号のフレームに基づいて保持位相信号の位相を定めるようにしたものである。より詳しくを以下に説明する。
【0034】
図7は、本実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を説明するブロック図である。この図7から分かるように、本実施形態に係るディスク記録再生装置は、図1に示したディスク記録再生装置に、データ復調部52とデータ信頼性判定部53とを追加することにより構成されている。
【0035】
図8は、同期信号位相計測部32の構成と、この同期信号位相計測部32と同期信号信頼性判定部33に入力される信号とをより詳細に示したブロック図である。
【0036】
この図8に示すように、データ信頼性判定部53には、既記録データ領域及び追記データ領域を生成することにより得られた復調データが、データ復調部52から入力される。データ信頼性判定部53は、入力された復調データが、データとして信頼できるものであるかどうかを判断する。例えば、パリティビットによる符号誤り検出手法を用いてデータに誤りがあるかどうかを判断する。そして、データ信頼性判定部53は、復調されたデータが信頼性を有するものであるかどうかを示すデータ信頼性信号を、同期信号位相保持部35に出力する。
【0037】
また、同期信号位相保持部35には、再生同期信号と、既記録データ再生期間信号も入力されている。同期信号信頼性判定部33は、入力された再生同期信号の中から、信頼性のあるデータを含んでいたフレームのみを抽出し、信頼性のないデータを含んでいたフレームを排除する。
【0038】
また、上述した第1実施形態と同様に、同期信号位相保持部35は、既記録データ領域の再生期間に入力された再生同期信号の位相を、追記データ領域の再生に入ったとしても保持し、保持位相信号として位相差計測部36に出力する。
【0039】
位相差計測部36は、追記データ領域の再生期間に入力された再生同期信号の位相と、同期信号位相保持部35から入力された保持位相信号の位相とを比較し、位相差情報を補正値として出力する。追記データ領域の再生期間であるかどうかは、位相差測定期間信号に基づいて判断する。
【0040】
図9は、これらデータ信頼性判定部53と同期信号位相計測部32との動作内容を説明するための信号タイミングチャートの一例を示す図である。この図9に示すように、既記録データ領域を再生することにより得られた再生同期信号であっても、信頼性のないデータを含んでいるフレームがある。このため、本実施形態では、既記録データ領域を再生することにより得られた再生同期信号であっても、信頼できないデータを含んでいたフレームは、データ信頼性判定部53の判断に基づき、同期信号位相保持部35が排除することとしている。
【0041】
図9の例では、フレームF20、F21は、信頼性のあるデータを含んでいる。このため、同期信号位相保持部35は、フレームF20の終了時と、フレームF21の終了時には、保持位相信号におけるパルスP20、P21をそれぞれ位相差計測部36に出力する。
【0042】
一方、フレームF22は、信頼性のないデータを含んでいる。このため、同期信号位相保持部35は、フレームF22の終了時には、保持位相信号におけるパルスを出力しない。
【0043】
このフレームF22に続くフレームF23、F24は、信頼性のあるデータを含んでいる。このため、同期信号位相保持部35も、保持位相信号におけるパルスP22、P23を出力する。
【0044】
追記データ領域の再生に入った場合、位相差測定期間信号がローレベルからハイレベルに切り替わる。このため、同期信号位相保持部35は、これまでと同じフレームの長さで強制的に保持位相信号を出力する。すなわち、フレームF24により定められた長さのフレームで、パルスP24、P25、P26…を出力する。
【0045】
位相差計測部36は、追記データ領域を再生することにより得られた再生同期信号と、同期信号位相保持部35からの保持位相信号とのずれを、計測するが、その際にも、信頼性のあるデータを含むフレームが所定回数だけ出現するまで待つ。図9の例では、フレームF28に信頼性のあるデータが含まれていたので、フレームF28における再生同期信号のパルスと、保持位相信号のパルスP27とのずれを計測する。そして、位相差計測部36は、この計測されたずれを補正値として、記録制御部23に出力する。それ以外の部分は、上述した第1実施形態と同様である。
【0046】
以上のように、本実施形態に係るディスク記録再生装置によれば、既記録データ領域と追記データ領域の同期信号の位相差測定に使用する再生同期信号の中でも、信頼性のあるデータを含んでいたフレームの同期信号のみを採用し、信頼性のないデータを含んでいたフレームの同期信号は排除することとした。このため、既記録データと追記データの接続タイミングの誤差検出の信頼性を高めることができる。またこれにより、測定結果を元に記録データの生成タイミングと記録再開タイミングを安定して補正することができるようになる。
【0047】
なお、本実施形態においては、既記録データ領域を再生している場合、信頼性のある記録データを含むフレームを1回検出した時点で、保持位相信号を出力することとしたが、2回、3回等の所定回数検出した時点で、保持位相信号を出力するようにしてもよい。また、追記データ領域を再生している場合、信頼性のある記録データを含むフレームを1回検出した時点で、再生同期信号と保持位相信号との位相のずれを計測することとしたが、2回、3回等の所定回数検出した時点でずれを計測するようにしてもよい。
【0048】
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、図1のディスク記録再生装置において、位相差計測部36が位相差を計測する動作を開始するための信号である位相差測定期間信号が、この位相差計測部36に入力されるタイミングを、追記データ領域の再生が開始された時点より所定期間だけ遅らせることにより、誤差検出の信頼性を高めたものである。より詳しくを、以下に説明する。
【0049】
図10は、本実施形態に係る同期信号位相計測部32の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態に係るディスク記録再生装置の構成は、上述した図1と同様である。
【0050】
図10に示すように、同期信号位相計測部32は、図2に示した同期信号位相計測部32に、位相差測定期間調整部57を追加して構成されている。位相差測定期間調整部57には、追記データ領域からデータを再生していることを示す追記データ領域信号が入力されている。そして、この位相差測定期間調整部57は、追記データ領域信号が入力されたとしても、所定期間(位相差未計測期間)だけ遅延して、位相差測定期間信号を位相差計測部36に出力する。
【0051】
図11は、同期信号位相計測部32の動作内容を説明するための信号タイミングチャートの一例を示す図である。この図11に示すように、追記データ領域を再生することにより得られた再生同期信号であっても、追記開始直後の領域は、記録や再生が不安定なことがある。このため、この追記開始直後の所定期間を、本実施形態では位相差未計測期間と定義し、再生同期信号が検出されたとしても、これを無視することとしている。そして、この位相差未計測期間を経過した後に、再生同期信号のフレームを所定回数(本実施形態では1回)検出した時に、この再生同期信号と保持位相信号とのずれを計測することとしている。
【0052】
図11の例では、追記データ領域に入ってからの再生同期信号として、フレームF35、F36、F37…が順次検出されているが、フレームF35、F36の終了時点では、まだ位相差未計測期間が経過していない。このため、これらフレームF35、F36の終了時点では、保持位相信号とのずれを計測しない。
【0053】
フレームF37の終了時点では、位相差未計測期間が既に経過しているため、位相差計測部36は、フレームF38の終了時と、保持位相信号のパルスP37とのずれを計測する。そして、位相差計測部36は、この計測されたずれを補正値として、記録制御部23に出力する。
【0054】
以上のように、本実施形態に係るディスク記録再生装置によれば、再生する記録データが既記録データ領域から追記データ領域に切り替わった直後の位相差未計測期間では、再生同期信号と保持位相信号との位相のずれを計測しないこととした。そして、この位相差未計測期間を経過した後の安定した再生同期信号を用いて、この再生同期信号と保持位相信号との位相のずれを計測することとした。このため、既記録データと追記データの接続タイミングの誤差検出の信頼性を高めることができる。またこれにより、測定結果を元に記録データの生成タイミングと記録再開タイミングを安定して補正することができるようになる。
【0055】
〔第4実施形態〕
第4実施形態は、上述した第1実施形態乃至第3実施形態を、1つのディスク記録再生装置に組み込んだものである。図12は、本実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。この図12に示すように、本実施形態に係るディスク記録再生装置は、図1に示したディスク記録再生装置に、同期信号信頼性判定部33と、データ復調部52と、データ信頼性判定部53とを追加することにより構成されている。
【0056】
図13は、同期信号位相計測部32の構成をより詳細に示したブロック図である。この図13に示すように、同期信号位相計測部32は、上述した第3実施形態と同様に、位相差測定期間調整部57を追加的に備えている。
【0057】
図14は、同期信号信頼性判定部33とデータ信頼性判定部53と同期信号位相計測部32の動作内容を説明するための信号タイミングチャートの一例を示す図である。この図14に示すように、本実施形態においては、記録データを再生することにより得られた再生同期信号であっても、そのフレームの長さが規格通りでない場合には、そのフレームに対応する再生同期信号を排除することとしている(フレームF41)。また、既記録データ領域を再生することにより得られた再生同期信号であっても、信頼できないデータを含んでいたフレームは、データ信頼性判定部53の判断に基づき、同期信号位相保持部35が排除することとしている(フレームF42)。さらに、追記データ領域の開始直後は、位相差未計測期間を経過するまで再生同期信号を無視する(フレームF45、F46)。そして、位相差未計測期間経過後、フレームの間隔が所定の規格と一致している再生同期信号のフレームを所定回数(図の例では1回)検出した後に、そのフレーム(フレームF47)の終了時と、保持位相信号のパルスP45とのずれを計測する。
【0058】
このように、上述した3つの実施形態(第1乃至第3実施形態)を組み合わせることによっても、既記録データと追記データの接続タイミングの誤差検出の信頼性を高めることができる。
【0059】
〔第5実施形態〕
第5実施形態は、上述した第1実施形態において、追記データ領域の再生を開始から位相差計測が終了するまでの期間を計測するための位相差計測期間計測部37を設け、この計測した期間を補正値の信頼性を示す情報として、記録制御部23に出力するようにしたものである。より詳しくを、以下に説明する。
【0060】
図15は、本実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を説明する概略的なブロック図であり、第1実施形態における図4に対応する図である。この図15に示すように、本実施形態に係るディスク記録再生装置においては、同期信号位相計測部32から記録制御部23へ、補正値とともに、補正値の信頼性を示す情報が出力される。この補正値の信頼を示す情報は、追記データ領域の再生を開始から位相差計測が終了するまでの期間(時間)を計測した結果を示している。それ以外の構成は上述した第1実施形態と同様である。
【0061】
図16は、本実施形態に係る同期信号位相計測部32の構成を説明するブロック図であり、第1実施形態における図5に対応する図である。この図16に示すように、位相差計測部36は、上述した第1実施形態と同様に、追記データ領域の再生に入ると、規格通りの長さを有するフレームと、保持位相信号との位相差を計測し、そのずれを補正値として位相差計測期間計測部37に出力する。この位相差計測期間計測部37に入力された補正値は、この位相差計測期間計測部37から記録制御部23に出力される。
【0062】
また、位相差計測期間計測部37は、追記データ領域の再生が開始されてから、この補正値の計測が終了するまでの計測期間を計測し、この計測期間を補正値の信頼性情報として、記録制御部23に出力する。記録制御部23では、この計測期間に基づいて、計測された補正値による補正を行うかどうかを決定する。例えば、記録制御部23は、計測期間が所定時間より長い場合には、フレームの長さの乱れが大きいと判断して、その補正値による補正を行わないとすることができる。
【0063】
さらに、本実施形態においては、追記データ領域の再生が開始されてから、所定時間経過しても、補正値が計測できない場合には、この計測を中断し、追記データの書き込みタイミングを調整しないようにしてもよい。
【0064】
このようにすることにより、信頼性のない補正値に基づいて、既記録データと追記データとの接続タイミングが補正されてしまうのを、回避することができる。また、正しく追記データが書き込まれていないにもかからわず、補正値を計測するための待ち時間が無意味に経過してしまうのを回避することができる。
【0065】
〔第6実施形態〕
第6実施形態は、上述した第1実施形態において、計測期間中の同期信号に基づいて、計測期間中の再生異常を検出する再生異常検出部38を設け、計測期間中に再生異常があると判断した場合には、補正値の信頼性がないという情報を、記録制御部23に出力するようにしたものである。より詳しくを、以下に説明する。
【0066】
なお、本実施形態に係るディスク記録再生装置の構成は、上述した第5実施形態と同様である。
【0067】
図17は、本実施形態に係る同期信号位相計測部32の構成を説明するブロック図であり、第1実施形態における図5に対応する図である。この図17に示すように、位相差計測部36は、上述した第1実施形態と同様に、追記データ領域の再生に入ると、規格通りの長さを有するフレームと、保持位相信号との位相差を計測し、そのずれを補正値として再生異常検出部38に出力する。この再生異常検出部38に入力された補正値は、この再生異常検出部38から記録制御部23に出力される。
【0068】
また、再生異常検出部38は、同期信号信頼性判定部33から信頼性のある同期信号が入力されており、この信頼性のある同期信号に基づいて、補正値を計測している間に再生異常があったかどうかを判断する。そして、再生異常があったかどうかの情報を、補正値の信頼性として記録制御部23に出力する。
【0069】
再生異常があったかどうかは、例えば、信頼性のある同期信号が所定フレーム以上、受信できなかった期間があるかどうかで判断する。例えば、5フレームの期間以上、信頼性のある受信できなかった場合に、再生異常検出部38が再生異常があったと判断する。
【0070】
さらに、本実施形態においては、同期信号に再生異常があった場合には、補正値の計測を中断し、追記データの書き込みタイミングを調整しないようにしてもよい。
【0071】
このようにすることにより、信頼性のない補正値に基づいて、既記録データと追記データとの接続タイミングが補正されてしまうのを、回避することができる。また、正しく追記データが書き込まれていないにもかからわず、補正値を計測するための待ち時間が無意味に経過してしまうのを回避することができる。
【0072】
なお、本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、上述した第1乃至第3実施形態の組み合わせは任意であり、2つの実施形態を任意に組み合わせてもよい。この場合、例えば、第1実施形態と第2実施形態の組み合わせ、第1実施形態と第3実施形態の組み合わせ、第2実施形態と第3実施形態との組み合わせが考えられる。また、第5実施形態及び第6実施形態は、上述した第1実施形態以外の他の実施形態に適用するようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るディスク記録再生装置によれば、既記録データ領域の再生同期信号の位相と、追記データ領域の再生同期信号の位相との間の誤差を、安定的に計測することのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディスク記録再生装置の構成を説明する概略的なブロック図である。
【図2】図1における同期信号位相計測部の構成を説明するブロック図である。
【図3】図2の同期信号位相計測部において入出力される信号の動作波形の一例を示す図である。
【図4】第1実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を説明する概略的なブロック図である。
【図5】図4における同期信号位相計測部の構成を説明するブロック図である。
【図6】図5の同期信号信頼性判定部及び同期信号位相計測部において入出力される信号の動作波形の一例を示す図である。
【図7】第2実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を説明する概略的なブロック図である。
【図8】図7における同期信号位相計測部の構成を説明するブロック図である。
【図9】図8のデータ信頼性判定部及び同期信号位相計測部において入出力される信号の動作波形の一例を示す図である。
【図10】第3実施形態に係るディスク記録再生装置における同期信号位相計測部の構成を説明するブロック図である。
【図11】図10の同期信号位相計測部において入出力される信号の動作波形の一例を示す図である。
【図12】第4実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を説明する概略的なブロック図である。
【図13】図12における同期信号位相計測部の構成を説明するブロック図である。
【図14】図13の同期信号信頼性判定部、データ信頼性判定部及び同期信号位相計測部において入出力される信号の動作波形の一例を示す図である。
【図15】第5実施形態に係るディスク記録再生装置の構成を説明する概略的なブロック図である。
【図16】第5実施形態における同期信号位相計測部の構成を説明するブロック図である。
【図17】第6実施形態における同期信号位相計測部の構成を説明するブロック図である。
【符号の説明】
18 レーザー駆動装置
19 レーザーピックアップ
20 RFアンプ
21 2値化及びPLL回路
22 同期検出部
23 記録制御部
24 記録ストラテジ部
25 記録クロック
26 バッファ
27 データ変調
28 パリティ付加
29 インターフェース
30 バッファ残量管理部
31 記録アドレス部
32 同期信号位相計測部
33 同期信号信頼性判定部

Claims (5)

  1. ディスクへの記録データの書き込みを中断した後、中断する直前に書き込んだ記録データに連続する記録データの書き込みを、既にディスクに記録された記録データの領域である既記録データ領域の終端直後の追記データ領域から再開することの可能なディスク記録再生装置であって、
    既記録データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第1再生同期信号を出力する、第1再生同期信号出力部と、
    前記第1再生同期信号の中から、フレームの間隔が所定の規格と一致しているフレームを検出した場合にのみパルスが生成される信頼性同期信号を出力する、同期信号信頼性判定部と、
    前記信頼性同期信号に含まれているパルスに基づいて、既記録データ領域の再生期間における前記第1再生同期信号のフレームの位相を特定し、追記データ領域の再生期間に入ってもその位相を保持する保持位相信号を出力する、同期信号位相保持部と、
    追記データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第2再生同期信号を出力する、第2再生同期信号出力部と、
    追記データ領域の再生期間に、前記第2再生同期信号の中から、フレームの間隔が所定の規格と一致しているフレームを所定回数検出した場合に、前記第2再生同期信号と前記保持位相信号とのフレームのずれを位相差として計測する位相差計測部と、
    を備えることを特徴とするディスク記録再生装置。
  2. ディスクへの記録データの書き込みを中断した後、中断する直前に書き込んだ記録データに連続する記録データの書き込みを、既にディスクに記録された記録データの領域である既記録データ領域の終端直後の追記データ領域から再開することの可能なディスク記録再生装置であって、
    既記録データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第1再生同期信号を出力する、第1再生同期信号出力部と、
    前記再生した記録データから得られたデータが、データとして信頼性のあるものであるかどうかを判定する、データ信頼性判定部と、
    前記第1再生同期信号に含まれているフレームのうち、前記データ信頼性判定部が信頼性のある記録データであると判定した記録データを含むフレームに基づいて既記録データ領域の再生期間における前記第1再生同期信号のフレームの位相を特定し、追記データ領域の再生期間に入ってもその位相を保持する保持位相信号を出力する、同期信号位相保持部と、
    追記データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第2再生同期信号を出力する、第2再生同期信号出力部と、
    追記データ領域の再生期間に、前記第2再生同期信号の中から、信頼性のある記録データを含むフレームを所定回数検出した場合に、前記第2再生同期信号と前記保持位相信号とのフレームのずれを位相差として計測する位相差計測部と、
    を備えることを特徴とするディスク記録再生装置。
  3. ディスクへの記録データの書き込みを中断した後、中断する直前に書き込んだ記録データに連続する記録データの書き込みを、既にディスクに記録された記録データの領域である既記録データ領域の終端直後の追記データ領域から再開することの可能なディスク記録再生装置であって、
    既記録データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第1再生同期信号を出力する、第1再生同期信号出力部と、
    前記第1再生同期信号の中から、フレームの間隔が所定の規格と一致しているフレームを検出した場合にのみパルスが生成される信頼性同期信号を出力する、同期信号信頼性判定部と、
    前記再生した記録データから得られたデータが、データとして信頼性のあるものであるかどうかを判定する、データ信頼性判定部と、
    前記信頼性同期信号に含まれているパルスに基づき、且つ、前記第1再生同期信号に含まれているフレームのうち、前記データ信頼性判定部が信頼性のあるデータであると判定した記録データを含むフレームに基づいて、既記録データ領域の再生期間における前記第1再生同期信号のフレームの位相を特定し、追記データ領域の再生期間に入ってもその位相を保持する保持位相信号を出力する、同期信号位相保持部と、
    追記データ領域に記録されている記録データを再生し、この再生した記録データから同期信号を順次抽出し、この順次抽出した同期信号により所定の長さのフレームが順次構成される第2再生同期信号を出力する、第2再生同期信号出力部と、
    追記データ領域に記録されている記録データの再生開始後、所定期間経過した後に、フレームの間隔が所定の規格と一致している再生同期信号のフレームを所定回数検出した場合に、前記第2再生同期信号と前記保持位相信号とのフレームのずれを位相差として計測する位相差計測部と、
    を備えることを特徴とするディスク記録再生装置。
  4. 前記位相差計測部は、計測した前記第2再生同期信号と前記保持位相信号との位相差を、補正値として出力し、
    記録制御部は、この補正値に基づいて、追記データ領域に記録データを書き込むタイミングを調整する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のディスク記録再生装置。
  5. 追記データ領域の再生を開始してから前記位相差を計測するまでの期間を、計測期間として計測する位相差計測期間計測部をさらに備えており、
    前記記録制御部は、前記計測期間に基づいて、追記データ領域に記録データを書き込むタイミングを調整するかどうかを判断する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスク記録再生装置。
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