JPS63293774A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPS63293774A
JPS63293774A JP62133153A JP13315387A JPS63293774A JP S63293774 A JPS63293774 A JP S63293774A JP 62133153 A JP62133153 A JP 62133153A JP 13315387 A JP13315387 A JP 13315387A JP S63293774 A JPS63293774 A JP S63293774A
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JP
Japan
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data
signal
pulse
window
output
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JP62133153A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Negishi
隆一 根岸
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ信号処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、フロッピーディスクに記録、再生を行う磁気
ディスク装置等において、データ中にクロラスパルスを
含まない記録方式、たとえばMFM記録方式等によって
高密度記録されたデータにおいては、クロックビットが
な(てもデータビツート用のウィンドウと、クロックビ
ット用のウィンドウを正確に発生させなければならない
ため、可変周波数発振器(VFO=variable 
 frequencyoscillator)が用いら
れている。
第5図は、従来の磁気ディスク装置の一例を示す再生系
のブロック図である。同図に示すように、磁気ディスク
1上より磁気ヘッド2によって再生された出力信号は、
再生アンプ3によって増幅され、パルスディテクタ4に
よってリードデータパルスへと変換される。パルスディ
テクタ4の出力は、可変周波数発振器(以下VFOと称
す)5に供給され、回転むらに起因するリードデータの
ゆらぎに追従して周波数の変化するウィンドウ(信号)
と、リードデータからピークシフトやジッタを除去しウ
ィンドウに同期させたシンクロナイズドデータとを発生
する。すなわち、データ中にクロツクビットが存在しな
(てもVFOによって正確にデータビット用ウィンドウ
とクロックビット用ウィンドウを発生させることができ
るものである。そしてVFOの出力のシンクロナイズド
データ信号及びウィンドウ信号は、出力ドライバ11を
介して、本ディスク装置の接続されている、たとえばコ
ンピュータ機器等のホストシステム12へと供給される
。ホストシステムには、上述の信号を用いてデータとク
ロックとを分離し、そのデータを正確に読取ることがで
きるものである。
〔発明の解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の実施例によると、VFOが許容範
囲内のピークシフトやジッタを持つトラックやセクタ内
の信号については、一様に安定して再生されるため、そ
のトラックやセクタ内のデータのピークシフトやジッタ
が許容限度ぎりぎりであるのか、十分余裕があるのかが
不明であるため、現在は読み取り可能なデータであって
も、回転むらやジッタ等によってさらに条件が悪くなっ
た場合に、どの程度読取りマージンがあるのかを知るこ
とができず、高密度記録化がますます求められる現状に
おいては、信頼性の点できわめて重要な問題となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述した問題点を解決することを目的として
なされたもので、記録媒体より再生した信号にもとづい
て、データ読取り位置を示すデータ読取用パルスとデー
タ信号パルスとを発生する手段を備えた信号処理装置に
おいて、前記データ読取用パルスとデータ信号パルスと
の位相を変位する位相変位手段を設けるとともに、該位
相変位手段によって前記データ読取用パルスとデータ信
号パルスとの位相差を変位した状態において前記データ
信号パルスの読取りエラーを検出する手段とを備えるこ
とにより、記録媒体より読み取られるデータに対する読
取りマージンを検出し、現在読取り可能なデータであっ
ても、さらに厳しい条件における信頼性を判別し得るよ
うにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の信号読取装置を図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図で、第
4図に示す従来例と同一構成部分については、同一符号
を付しその説明を省略する。
磁気ディスクl上よりヘッド2を介して読み取られたデ
ータ信号は、再生アンプ3によって増幅された後、パル
スディテクタ4によってリードデータパルスに変換され
、VFO5へと供給されピークシフト、ジッタ等の除去
されたシンクロナイズドデータ及びウィンドウの2つの
信号が出力される。そして、シンクロナイズドデータは
データセレクタ9の入力端子DOに入力され、ウィンド
ウは出力ドライバ11を介して、ホストシステム12へ
と供給される。
一方、パルスディテクタ4より出力されたリードデータ
は、VFO5へと供給されるとともにディレーライン6
へと供給され、所定時間遅延される。ディレーライン6
の出力は、データセレクタ9の入力端子DIへと供給さ
れるとともに、ディレーライン7に供給されてさらに1
段遅延されてデータセレクタ9の入力端子D2へと供給
される。また、ディレーライン7の出力は同時にディレ
ーライン8を介してさらに1段遅延されデータセレクタ
9の入力端子D3へと供給される。したがって、データ
セレクタ9の入力端子DoにはVFOによってピークシ
フト、ジッタ等の除去されたシンクロナイズドデータが
、Diにはディレーライン6によって1段遅延されたり
一ドデータ(ピークシフト、ジッタ等を含む)が、D2
にはディレーライン6.7によって2段遅延されたリー
ドデータが、D3にはディレーライン6.7.8によっ
て3段遅延されたリードデータがそれぞれ供給される。
そして、データセレクタ9の出力りは、出力ドライバ1
1を介してホストシステム12へと送られる。また、デ
ータセレクタ9は、ホストシステム12より入力レシー
バlOを介して供給される2つの制御信号A、 Bによ
って、その入力端子DO〜D3に供給される入力信号を
選択し、出力端子りより出力するように構成されており
、本実施例では、制御信号A、Bとも論理Oのときは入
力端子Do、制御信号Aが論理1. Bが論理0のとき
入力端子DI。
制御信号Aが論理0. Bが論理lのとき入力端子D2
、制御信号A、Bとも論理1にすると入力端子D3がそ
れぞれ選択されるようになっているものとする。
ここで上述のディレーライン6.7.8の遅延量の設定
について述べる。VFO5によってピークシフト、ジッ
タ等の取り除かれたシンクロナイズドデータが出力され
るわけであるが、VFO自体によって遅延されるため、
同時に遅延量をも考慮しなければならない。一方、ピー
クシフト、ジッタ等は常に一方向にのみ生じるものでは
ないため、データ信号パルスがデータウィンドウの範囲
内において、いずれの側にシフトしているかは不明であ
り、したがってデータウィンドウの両側について調べる
必要がある。これらの点に鑑みて、ディレーラインを3
個設け、ディレーライン6.7を介して遅延され、入力
端子D2に供給される信号がVFO5から出力されるシ
ンクロナイズドデータに、ピークシフトを除いて−・致
する関係となる如く設定する。
すなわちピークシフトがなければ、ディレーライン7の
出力データパルスは、シンクロナイズドデータと同位相
で、且つデータウィンドウ中央に位置するように設定さ
れている。したがって、ディレーライン6と7の遅延量
の和がVFOの遅延量となり、ディレーライン6の出力
すなわち入力端子D1に供給されるデータ信号がデータ
ウィンドウの範囲内にあるか否かを調べれば、データ信
号パルスが、データウィンドウの前縁側に対する読取り
マージンの有無を検出することができる。
また、基準となるディレーライン7の出力よりさらに遅
延したディレーライン8の出力すなわち入力端子D3へ
と供給されるデータ信号がデータウィンドウの範囲内に
あるか否かを調べれば、データ信号パルスがデータウィ
ンドウの後縁側に対する読取りマージンの有無を検出す
ることができる。
これによって、ディレーライン7の出力に対して同じず
れ量づつ前後のウィンドウマージンを調べることができ
るわけである。
第2図は、上述のブロック図における各部の波形図で、
同図(a)はパルスディテクタ4より出力されるピーク
シフト、ジッタ等を含むリードデータ、同図(b)〜(
d)はそれぞれデータセレクタ9の入力端子DI−D3
に供給されるリードデータの遅延信号、同図(e)、(
f)はそれぞれVFOによってピークシフト、ジッタ等
の取り除かれたシンクロナイズドデータ、データウィン
ドウを示すものである。
通常は、ホストシステム12よりデータセレクタ9に供
給する制御信号A、Bをいずれも論理0にして入力端子
DOを選択し、シンクロナイズドデータをデータセレク
タ9の出力端子りより出力せしめ、これを出力ドライバ
11を介してホストシステム12へと送ることにより、
エラーのない正常な読取り動作を行うことができる。し
かし、VFOによってデータウィンドウ内に位相制御さ
れたシンクロナイズドデータのみを再生していたのでは
、その各データにどれほどの読取りマージンがあるかが
不明である。以下、第2図を参照しながら、読取りマー
ジンを検出する動作について説明する。
ディスクの使用開始時に許容限度ぎりぎりのトラック、
セクタを検出する場合、ホストシステム12は入力レシ
ーバ10を介してデータセレクタ9の制御信号Aを論理
l、制御信号Bを論理0とすることにより、入力端子D
1の信号すなわちディレーライン6によって1段遅延さ
れた信号が出力端子りより出力され、VFO5より出力
されたデータウィンドウ信号とともに出力ドライバ11
を介してホストシステム12へと供給される。これによ
ってデータウィンドウの前縁側におけるマージンを調べ
ることができる。第2図においては、Dlの入力パルス
信号はすべてデータウィンドウすなわちデータウィンド
ウパルスの論理1の範囲内におさまっているので、ホス
トシステム12においては、正常な弁別が可能である。
しかし、ピークシフトやジッタが多くなり条件が悪化す
ると、入力信号がデータウィンドウの範囲を外れ読み取
りエラーを発生することになる。次に制御信号A、Bと
も論理1にすると、基準となるディレーライン7の出力
よりさらに遅延された入力端子D3の信号すなわちデイ
レーライン6.7.8によって3段遅延された信号がデ
ータウィンドウとともにホストシステム12へと送られ
る。これによってデータウィンドウの後縁側におけるウ
ィンドウマージンを調べることができる。第2図の場合
では、このD3のデータ信号パルスもすべてデータウィ
ンドウの論理1の範囲内におさまっており、ホストシス
テム12において正常な弁別が可能である。この場合も
さらにピークシフトやジッタが増加して信号パルスがデ
ータウィンドウの範囲をはずれれば、読み取りエラーを
発生する。このように入力端子DI、D3の信号の双方
を用いて記録/再生テストを行うことにより、vFOの
追従範囲内において、ピークシフト、ジッタ等が少なく
読取りマージンの大きいトラックやセクタ、読取りマー
ジンがぎりぎりでエラーを生じやすくなっている信頼性
の低いセクタとを明確に区別することができる。尚、入
力端子D2に供給される信号すなわちディレーライン7
の出力信号は予めデータウィンドウの中央(ピークシフ
トがなければ)となるように設定されて基準パルスとな
っているため、D2に対するチェックは省略することも
できるが、ディレーラインの遅延量の調整、記録/再生
自体不可能な程のドロップアウト等の検出には有効であ
る。
このように、それぞれリードデータをディレーライン6
.7.8によって段階的に遅延させて形成した入力端子
D1〜D3の各信号によってデータのデータウィンドウ
両側における読取りマージンを検出することができる。
基準のD2の信号により遅延量の小さいDlの信号でエ
ラーを発生すれば、エラーを発生したデータは読取りマ
ージンがデータウィンドウの前縁側で許容限度ぎりぎり
であり、信頼性が低い。遅延量がD2よりもさらい大き
い入力端子D3に入力されるディレーライン8の出力信
号においてエラーを発生したトラック、セレクタはデー
タウィンドウの後縁側におけるウィンドウマージンが許
容限度に近く、信頼性が低いことがわかる。
また、ディレーライン7.8の遅延量が増すにつれて、
入力端子Di、D3の入力信号はデータウィンドウから
逸脱する方向に移動されるため、より厳しい記録/再生
試験となる。すなわち要求されるウィンドウマージンに
応じて各ディレーラインの遅延量を決定すれば良い。
第3図は上述の読取りマージンのテストモードのフロー
チャートである。
まずホストシステム12により、ステップ1でテストモ
ードが選択された場合、まず制御信号A、Bとも0にし
くステップ2)、ディスク上に記録された信号を再生し
て読み取る。データセレクタ9ではvFO5によってピ
ークシフト、ジッタ等の除去されたシンクロナイズドデ
ータが選択されてホストシステム12へと送られ、ステ
ップ3によってエラー発生の有無が検出される。ここで
エラーが発生した場合は、vFO5でも補償できないよ
うなエラーがあるということを意味するため、そのトラ
ック。
セクタは使用することはできず、ステップ4へ進んで、
そのトラック、セクタがすでに使用できないことを登録
し、以後使用しないようにしてステップ5へと進む。尚
、この場合はディスク自体に信頼性がないとしてディス
ク自体を使用不能としてチェック動作を終了してもよい
。尚、エラーの発生がなければそのままステップ5へと
進む。ステップ5では制御信号Aを0、制御信号Bを1
としてディレーライン7の出力信号すなわち入力端子D
2に供給される信号を選択してホストシステム12へと
送り、ステップ6でエラーの発生の有無を調べる。
エラーが発生すれば、このセクタ、トラックについては
使用不能であり、ステップ7に移行して使用不能なセク
タ、トラックとしてディスクあるいはホストシステム1
2に登録される。またこの場合も基準となる信号自体が
データウィンドウ内に入らない程ずれているため、大き
な信号の欠落等があったとしてディスクの使用を禁止し
てチェック動作を終了するようにしても良い。ステップ
6でエラーの発生がなかった場合にはステップ8へと進
み、制御信号Aを1に、制御信号Bを0にして入力端子
D1の信号を選択してディレーライン6の出力信号をホ
ストシステム12へと供給し、ステップ9でエラーの発
生の有無すなわちデータウィンドウ前縁側における読取
りマージンの有無が調べられる。
そしてエラーが発生すれば、ステップ10においてその
セクタ、トラックをその判定条件においてウィンドウマ
ージンが小さく信頼性が低いセクタ。
トラックとして登録した後、ステップ11へと移行する
。ステップ9でエラーの発生が無かった場合にはそのま
まステップ11へと移行する。
ステップ11では制御信号A、Bともに論理1として入
力端子D3に供給される信号を選択し、ステップ12に
おいてエラーの発生の有無が調べられる。
入力端子D3に供給される信号は基準となる入力端子D
2に供給される信号よりさらにディレーライン8によっ
て遅延された信号であり、データウィンドウの後縁側に
おけるウィンドウマージンの有無が判定される。ステッ
プ12でエラーが発生した場合はステップ13に進み、
ウィンドウマージンが小さく信頼性が低いセクタ、トラ
ックであることを登録した後、一連の読取りマージンの
有無のチェック動作を終了する。ステップ12でエラー
が発生しなかった場合には、そのままチェック動作を終
了する。
このように使用するディスクの各セクタ、トラックにお
けるデータの読出しマージンが十分あるか否かを判定し
、そのディスク及びディスクドライブ側における使用条
件及びデータに求められるデータウィンドウ、読取りマ
ージン等に対して信頼性のないセクタ、トラックを使用
しないようにする等の対策をとることが可能となる。
尚、ディレーライン6.7.8の遅延量を変更すること
によって読取りマージンの判定条件を変更することがで
きるので、使用条件に合せてきわめて広範囲にわたるチ
ェックが可能となる。
また上述のフローチャートにおいて、ステップ1〜3の
入力端子DOに供給される信号の判定と、ステップ4〜
6の入力端子D2に供給される信号の判定は、いずれか
一方を行えば実際の使用に際しては十分である。
第4図は本発明における信号処理装置の他の実施例を示
すブロック図で、リードデータの遅延量を変化させるの
ではな(、データウィンドウの遅延量を変化させる構成
としてものである。第1図のブロック図と同一構成部分
については同一符号をもってその説明は省略する。
図に示すように、データセレクタ9はパルスディテクタ
4から出力されたリードデータをディレーライン13に
よって所定量遅延した信号とVFOより出力されたシン
クロナイズドデータとの切り換えのみに用いる。したが
ってディレーライン13の出力はデータセレクタ9の入
力端子DI−D3へと供給され、入力端子Doにはシン
クロナイズドデータが供給されている。
一方VFO5より出力されたデータウィンドウ信号は、
そのままもう1つのデータセレクタ14の入力端子Co
、CIに供給されるとともに、ディレーライン7を介し
て入力端子C2へ、さらにディレーライン7.8を介し
て入力端子C3へとそれぞれ供給されている。そしてデ
ータセレクタ14の出力端子Cより出力された信号は出
力ドライバ11を介してホストシステム12へと送られ
るようになっている。
またデータセレクタ9,14はそれぞれホストシステム
側より供給される制御信号A、Bによってその人力デー
タを選択的に出力端子へと出力するようになっており、
データセレクタ9については前述の通りでありデータセ
レクタ14についても、制御信号A、Bとも論理Oのと
きC01A=論理1.B=論理0のときCI、A=論理
0.B=論理1のときC2、A。
Bとも論理1のときC3がそれぞれ選択されるようにな
っている。他の部分については第1図と同様である。
したがって、制御信号A、Bをいずれも論理0としてそ
°れぞれデータセレクタ9,14の入力端子DO9CO
を選択した場合はそのままVFO5より出力されたシン
クロナイズドデータととデータウィンドウが出力ドライ
バ11を介してホストシステム12へと供給されて読み
取られる。
制御信号Aを論理1. Bを論理Oとしたときはディレ
ーライン13を介して一段遅延されたリードデータとV
FO5より出力されたデータウィンドウ信号とがホスト
システム12へと供給される。
制御信号Aを論理0. Bを論理1としたときは、ディ
レーライン13を介して一段遅延されたリードデータ信
号と、ディレーライン7によって一段遅延されたデータ
ウィンドウ信号とがホストシステム12へと供給される
制御信号A、Bとも論理lとしたときは、ディレーライ
ン13によって一段遅延されたリードデータ信号と、デ
ィレーライン7.8によって2段遅延されたデータウィ
ンドウ信号とがホストシステム12へと送られる。
また各ディレーラインの遅延量の関係について説明する
と、ディレーライン13によって一段遅延されたパルス
ディテクタ4の出力リードデータ信号がディレーライン
7によって一段遅延されたデータウィンドウ(論理1の
部分)のピークシフトを除いて中央となるように設定す
るとともに、ディレーライン7.8の遅延量を同一にす
る。
そして各データセレクタ7.14の入力端子Do、CO
が選択されたとき通常の記録/再生動作とし、入力端子
D2.C2が選択されたときが基準(ピークシフトを除
いてデータウィンドウの中央)となり、入力端子Di、
CIが選択されたときにはデータウィンドウに対してリ
ードデータ側が相対的にディレーライン7の遅延量だけ
遅延されたのと同じになり、データウィンドウの後縁側
におけるウィンドウマージンの有無をチェックすること
ができる。また入力端子D3.C3が選択されたときに
は、ディレーライン13によって遅延された信号に対し
て、データウィンドウの方がさらにディレーライン8に
よって相対的に遅延されたことになるので、結局データ
ウィンドウの前縁側にけるウィンドウマージンの有無を
チェックすることができる。
このようにデータウィンドウ側を遅延させても、第1図
の実施例と同じ原理にもとづいて読取りマージンのチェ
ックを行うことができる。尚、データウィンドウの方を
遅延させている関係上、各部のタイミングチャート及び
フローチャートの順序等が上述の第1の実施例と若干具
なるが、基本原理は同一であるため、これ以上の説明は
省略する。
尚、本発明によれば通常ホストシステムに含まれるディ
スクコントローラ(ハードディスクコントローラ、フロ
ッピーディスクコントローラ等)も内蔵した磁気ディス
ク装置においても適用することができる。
また、ディレーラインのかわりにTTL等の論理回路素
子による遅延を利用してもよい。また、論理回路によっ
て基準クロックの整数倍の遅延を行う方法もある。また
ワンショットマルチバイブレークを用いることもできる
またホストシステムから入力する遅延選択信号は3本以
上であってもよい。この場合はディレーラインはより多
段化が可能で、さまざまな遅延量を選択してより精密に
読取りマージンをチェックすることができる。また遅延
選択信号を1本だけにすることもでき、この場合遅延の
方向は一方向だけに限定するか、または装置内部で自動
的に遅延方向の切り換えを行うようにすればよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明における信号処理装置によれ
ば、記録媒体より再生した信号にもとづいて、データ読
取り位置を示すデータ読取用パルスとデータ信号パルス
とを出力する手段を備えた信号処理装置において、デー
タ読取用パルスとデータ信号パルスとの位相を変位して
エラーの発生を検出することにより、データ信号の読取
り可能な範囲に対する読取りマージンを検出することが
できるようにしたので、通常は読み取りが可能であって
も読取りマージンがほとんどなく、条件の変化に対して
データとしての信頼性が低いトラック、セクタ等を予め
知ることができ、以後信頼性の低いトラック、セクタ等
を登録しておいて使用しないようにするなどの対策を施
すことができる。
これによって常に信頼性の高いデータの記録再生を行う
ことができる。
尚、上述の実施例においては、フロッピーディスク装置
を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、磁気テープを用いる装置や光デイスク装置に
対しても適用でき、その記録方式や媒体の種類の異なる
ものへの応用も可能である。
また、上述の実施例において、磁気ディスク装置とホス
トシステムとは別体であっても一体であっでも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における信号処理装置の第1の実施例を
示すブロック図、第2図は第1図における各部の波形を
示すタイミングチャート、第3図は第1の実施例におけ
る動作を説明するためのフローチャート、第4図は本発
明の第2の実施例を示すブロック図、第5図は従来の信
号処理装置の一例を示すブロック図である。 l・・・ディスク、2・・・ヘッド、3・・・再生アン
プ、4・・・パルスディテクタ、5・・・VFO(可変
周波数発振器)、6.7,8.13・・・ディレーライ
ン、9.14・・・データセレクタ、lO・・・入力レ
シーバ、11・・・出力レシーバ、12・・・ホストシ
ステム 特許出願人  キャノン電子株式会社 手続補正書(自発) 昭和63年 3月 4日 1、事件の表示 昭和62年特許願第133153号 2、発明の名称 データ記憶装置 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所 埼玉県秩父市大字下影森1248名称 キャノン
電子株式会社 5、補正の対象 明  細  書 6、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書の発明の名称をrデータ記憶装置」と補正
する。 (3)明細書の′s1頁第17行「信号処理」をr記憶
jと補正する。 (4)明細書の第4頁第9行、      −第16頁
第17行、第21頁第17行、第22頁第1行の「信号
処理」をrデータ記憶jと補正する。 (5)明細書の第4頁第9行「前記データ」の前にr外
部ホストシステムからの指令に応じてjを加入する。 (6)同頁第11行「とともに、」をrことにより、外
部ホストシステムが1と補正する。 (7)同頁第14行乃至第15行[する手段とを備える
ことにより」を「できるようにし1と補正する。 (8)明細書の第5頁第4行「ブロック図」の前にr再
生系の1を加入する。 (9)明細書の第12頁第13行「−一一一一さらい一
一一一」をr−’=−さらに−−−−−Jと補正する。 (10)同頁第15行「セレクタ」をrセクタ1と補正
する。 (11)明細書の第13頁第14行「エラー」を「欠陥
」と補正する。 (12)明細書の第16頁第18行「ブロック図」の前
にr再生系の1を加入する。 (13)明細書の第20頁第9行r前縁側にける」をr
R縁側における」と補正する。 (14)明#I書の卓sl 卓24テr4L号all、
t J A  ry” −タ紀憔−Jl、楠正1う。 特許請求の範囲 記録媒体より再生した信号にもとづいて、データ読取り
位置を示すデータ読取用パルスと、データ信号パルスと
を出力する手段を備えたデータ記憶装置において、 外部のホストシステムからの指令に応じて前記データ読
取用パルスとデータ信号パルスとの位相を変位する位相
変位手段を設けたことを特徴とするデータ記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録媒体より再生した信号にもとづいて、データ読取り
    位置を示すデータ読取用パルスと、データ信号パルスと
    を出力する手段を備えた信号処理装置において、前記デ
    ータ読取用パルスとデータ信号パルスとの位相を変位す
    る位相変位手段を設けるとともに、該位相変位手段によ
    って前記データ読取用パルスとデータ信号パルスとの位
    相差を変位した状態において、前記データ信号パルスの
    読取りエラーを検出するエラー検出手段とを備えてなる
    信号処理装置。
JP62133153A 1987-05-27 1987-05-27 信号処理装置 Pending JPS63293774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05224830A (ja) * 1992-02-13 1993-09-03 Nec Corp 磁気ディスク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05224830A (ja) * 1992-02-13 1993-09-03 Nec Corp 磁気ディスク装置

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