JP2003123387A - データ記録装置およびデータ記録装置の制御装置 - Google Patents

データ記録装置およびデータ記録装置の制御装置

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JP2003123387A
JP2003123387A JP2001316558A JP2001316558A JP2003123387A JP 2003123387 A JP2003123387 A JP 2003123387A JP 2001316558 A JP2001316558 A JP 2001316558A JP 2001316558 A JP2001316558 A JP 2001316558A JP 2003123387 A JP2003123387 A JP 2003123387A
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    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振動などによって適切な記録を続行することが
困難な場合に、記録の中断および再開を可能にして、正
常な記録を完了できるようにする。 【解決手段】 記録中断制御部201は、振動が検出さ
れると記録を中断させる。記録品質確認部202は、記
録中断後に記録信号を再生して、記録品質の低下が生じ
る記録位置を検出する。CD−ROMエンコーダ11
2、CDエンコーダ113は、バッファ111に保持さ
れたデータを再エンコードし、記録再開制御部203の
制御により上記記録品質低下位置から記録が再開され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−R(Compact
Disc Recordable)やCD−RW(Compact Disc ReWrita
ble)などの光ディスクに対してデータの記録および再生
を行うデータ記録装置に関する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】CD−RやCD−RWなどの光ディスク
は、通常、ディスクアットワンスやトラックアットワン
スなどと称されるように、トラックや光ディスク全体を
1回の記録動作で形成する必要がある。このため、デー
タの記録に失敗すると、光ディスクそのものの損失を招
いたり、以前に記録したデータの消失を招くことにな
る。上記のような記録失敗の要因としては、例えばバッ
ファアンダランエラーによるものがある。これは、ホス
トから転送される記録データの転送速度が光ディスク装
置の記録速度よりも遅い場合に、記録データを一旦保持
するバッファが空になり、記録動作を継続することがで
きなくなるために生じる。
【0003】そこで、上記のような記録の失敗が生じる
ような場合に、記録動作を一旦停止して、後に再開し得
るようにする装置が、特開平10−49990号公報や
特開2000−40302号公報に開示されている。こ
の装置は、記録動作中にバッファに保持されている記録
データが少量になると(バッファアンダランエラーを生
じるおそれがあると)、記録動作を中断するとともに、
その時点での内部情報、すなわち、次に記録すべきデー
タ(より詳しくは、実際に記録されるピットパターンを
示すパターンデータや、そのパターンデータを生成する
ために必要なデータ)、およびどのフレームの何クロッ
ク目から記録を再開すべきかを示す情報などを保持する
ようになっている。そして、バッファに所定量のデータ
が蓄積されると、サブコードシンクを検出した後、チャ
ネルビットのPLLクロックをカウントすることによっ
て、次のデータの記録位置を検出し、記録を再開するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ記録装置では、バッファアンダランエラーが
生じるような場合には、記録動作を一旦停止した後に記
録を再開することによって適切なデータの記録を完了す
ることができるが、例えば振動などの外的要因がある場
合には、バッファアンダランエラーが生じる場合のよう
に記録動作を一旦停止した後に記録を再開しようとして
も、外的要因の検出の遅れ等により記録を停止する直前
のデータが正常に書き込まれていない可能性が高いの
で、記録中断点以前とチャネルクロック単位の精度で連
続性を確保するのが困難であるという問題があった。
【0005】前記の問題に鑑み、本発明は、振動などの
外的要因によって適切な記録を続行することが困難な場
合でも、記録の中断および再開を可能にして、正常な記
録を完了できるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、記録媒体へ
の記録を一旦中断した後に、中断前に記録された記録済
データの記録中断地点に連続させて、未記録データの記
録を行うように構成されたデータ記録装置の制御装置に
おいて、振動や媒体の傷等の記録品質を低下させる要因
の発生を検出する検出手段と、上記検出手段の検出結果
に応じて、上記記録の中断を制御する記録中断制御手段
と、上記記録媒体における上記記録中断地点よりも手前
の位置から記録動作を再開させる記録再開制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】ここで、上記検出手段は、記録時における
機械的な動作のサーボ制御での外乱の大きさや、記録時
におけるデータ記録装置に作用する振動の大きさによっ
て、上記記録品質を低下させる要因の発生を検出するよ
うに構成することができる。
【0008】これによって、上記記録再開制御手段によ
り、記録の中断前に振動等の影響によって記録品質が低
下している場合でも、そのような部分より手前の記録品
質の低下していない地点から記録を再開することで、す
でに記録済のデータとチャネルクロック単位で精度よく
連続性を保って記録を再開することが可能となる。
【0009】また、請求項2〜6の発明は、請求項1の
データ記録装置の制御装置であって、さらに、記録の中
断後に、記録内容を再生して記録品質を検出する記録品
質検出手段を備え、上記記録再開制御手段は、上記記録
品質に応じて、上記記録動作の再開位置を決定するよう
に構成されたことを特徴とする。
【0010】ここで、上記記録品質検出手段は、再生さ
れた信号における同期パターンの検出の有無や、上記再
生された信号におけるエラーの有無、程度、またはエラ
ーの発生頻度などのエラーの発生状況、上記再生された
信号の振幅などに応じて、上記記録品質を検出するよう
に構成することができる。
【0011】これにより、中断前に記録された部分にお
ける記録品質が低い部分と、中断後に記録される部分と
の重なりを確実に制御して記録を再開することができ
る。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項1のデー
タ記録装置の制御装置であって、さらに、インタリーブ
処理が施される前の記録データを保持するデータバッフ
ァを備え、上記記録動作の再開に先立って、上記記録媒
体における上記記録動作を再開させる位置に対応する上
記記録データよりも少なくともインタリーブ長だけ遡っ
た上記記録データから再度インタリーブ処理を施すよう
に構成されたことを特徴とする。
【0013】これにより、記録の中断位置よりも遡った
位置から記録を再開する場合でも、記録の再開時におけ
る装置の内部状態を中断前に記録再開位置の記録が行わ
れたときと同じ状態にすることができるので、インター
リーブに関して、記録が中断されない場合と同じ記録結
果を得ることができる。
【0014】また、請求項8の発明は、請求項1のデー
タ記録装置の制御装置であって、さらに、中断前に記録
に用いられた記録データの少なくとも一部と、記録の中
断後に再生された再生データとの一致を検出するデータ
一致検出手段と、上記データ一致検出手段による上記デ
ータの一致の検出に応じて、上記記録を再開させる位置
を決定する記録再開位置決定手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0015】これにより、中断前に記録された部分の記
録品質が低かったり、記録媒体に傷があったりするため
に再生クロックの位相にずれが生じる場合でも、記録デ
ータと再生データとが一致する部分を基準にして記録を
再開することができるので、記録が中断されない場合と
同じ記録結果を容易に得ることができる。
【0016】また、請求項9の発明は、データ記録装置
であって、請求項1ないし請求項8の何れかのデータ記
録装置の制御装置と、記録データを生成する記録データ
生成手段と、上記生成されたデータを上記記録媒体に記
録する記録手段とを備え、上記記録再開制御手段は、上
記記録媒体における上記記録済データの記録中断地点よ
りも手前の位置から、上記記録データ生成手段および記
録手段を動作させて、データの記録を再開させるように
構成されたことを特徴とする。
【0017】これにより、前記のように、記録の中断前
に振動等の影響によって記録品質が低下している場合で
も、そのような部分より手前の記録品質の低下していな
い地点から記録を再開することで、すでに記録済のデー
タとチャネルクロック単位で精度よく連続性を保って記
録を再開することなどが可能となるデータ記録装置を得
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、CD−Rの記録装置を例に挙げて、図面を参照して
説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係るデータ記録装置の全体構成を示すブロック図
である。このデータ記録装置には、光ディスク101を
回転駆動するスピンドルモータ102と、レーザ光の照
射および反射光の受光により、光ディスク101に対す
るデータの記録、再生を行う光ピックアップ103と、
上記スピンドルモータ102、および光ピックアップ1
03を駆動するドライバ104と、スピンドルモータ1
02の回転速度制御や、光ピックアップ103のフォー
カシング制御、トラッキング制御を行うとともに、振動
などの外乱に応じたサーボ信号(制御偏差や操作量)を
後述する記録中断制御部201に出力するサーボ回路1
05と、光ピックアップ103から出力されるRF信号
を増幅した増幅RF信号、およびこれを2値化した、チ
ャネルビットに対応するディジタル信号を出力するRF
アンプ106と、上記ディジタル信号に基づいて、PL
Lクロックの生成や、デインタリーブとエラー訂正の処
理を行うCDデコーダ107およびCD−ROMデコー
ダ108と、音楽データが再生される場合に、CDデコ
ーダ107から出力されたディジタル信号をアナログの
オーディオ信号に変換するD/Aコンバータ109と、
ホストとなるパーソナルコンピュータ等との間で、記録
データおよび再生データの転送処理を行うホストインタ
フェイス110と、記録データおよび再生データを一旦
蓄積するバッファ111と、バッファ111に蓄積され
ている記録データの変調、すなわちエラー訂正コードの
付加やインタリーブを行って、実際に光ディスク101
に記録されるピットパターンを示すパターンデータを生
成するCD−ROMエンコーダ112およびCDエンコ
ーダ113と、前記RFアンプ106から出力されるウ
ォブル信号から、絶対時間情報を示すATIPを復調す
るATIPデコーダ114と、CDエンコーダ113か
ら出力されるパターンデータに基づいて、光ピックアッ
プ103のレーザ出力波形を生成する記録波形生成回路
115と、記録波形生成回路115により生成された記
録波形に基づいて光ピックアップ103のレーザ出力を
駆動制御するレーザドライバ回路116と、例えばコン
パレータを備え、記録時に上記サーボ回路105から出
力されるサーボ信号のレベルが所定のレベル以上になっ
たときに、振動などの外乱があると判定して、記録中断
信号をCD−ROMエンコーダ112等に出力する記録
中断制御部201と、記録の中断後、既に記録されたデ
ータを再生して、記録品質の低下を検出する記録品質確
認部202と、中断された記録の再開を制御する記録再
開制御部203と、データ記録装置全体の動作、具体的
には、例えば上記記録中断制御部201から記録中断信
号が出力されたときに各部の動作を停止させ、記録品質
を確認するための記録品質確認再生動作やCD−ROM
エンコーダ112、およびCDエンコーダ113に再エ
ンコードをさせるなどの制御を行うデータ記録装置制御
部205が設けられている。
【0020】上記記録品質確認部202は、より詳しく
は、例えば図2に示すように、ダウンカウンタ202a
を備えている。このダウンカウンタ202aは、記録中
断後の記録品質確認再生時に、各ブロックのサブコード
シンクが検出されてから、ほぼ1ブロック分のクロック
数がカウントされた時点までに次のサブコードシンクが
検出されなかった場合に、サブコードシンク不検出信号
を出力するようになっている。
【0021】また、記録再開制御部203は、上記サブ
コードシンク不検出信号が出力されたときに、その時点
でCDデコーダ107から出力されているブロックアド
レスを1だけ減じるデクリメンタ203aと、デクリメ
ンタ203aから出力されたブロックアドレスを保持す
るブロックアドレスレジスタ203bと、その後の記録
再開位置検出再生時に、上記ブロックアドレスレジスタ
203bに保持されたブロックアドレスとCDデコーダ
107から出力されたブロックアドレスとを比較するブ
ロックアドレス比較器203cと、上記ブロックアドレ
ス比較器203cから出力されるアドレス一致信号とC
Dデコーダ107から出力されるサブコードシンク検出
信号とのANDをとるAND回路203dと、AND回
路203dの出力を保持するフリップフロップ203e
とを備えて構成されている。
【0022】次に、上記のように構成されたデータ記録
装置の動作を図3に基づいて説明する。図3は、データ
記録装置の動作を模式的に示すフローチャートである。
【0023】(記録動作) (S1) 光ディスク101にデータを記録するための
動作自体は、従来の通常のデータ記録装置と同様に行わ
れる。すなわち、ホストからホストインタフェイス11
0を介して転送された記録データは、一旦、バッファ1
11に蓄積された後、CD−ROMエンコーダ112お
よびCDエンコーダ113によってエラー訂正コードの
付加やインタリーブ等の処理が施され、実際に記録され
るピットパターンを示すパターンデータが生成される。
そして、ATIPデコーダ114により復調されたAT
IPに基づいて、光ピックアップ103が光ディスク1
01における記録開始位置に達したことが検出される
と、上記生成されたパターンデータの記録が行われる。
【0024】また、記録中断制御部201は、サーボ回
路105から出力されるサーボ信号のレベルが所定のレ
ベル以上になったときに振動などの外乱があると判定し
て、記録中断信号をCD−ROMエンコーダ112、C
Dエンコーダ113、記録波形生成回路115およびデ
ータ記録装置制御部205に出力する(図4(a))。
【0025】(記録中断動作) (S2) 上記記録中断信号に応じて、光ディスク10
1への記録が中断される(図4(b))。具体的には、
CD−ROMエンコーダ112等に供給される書き込み
クロックが停止し、CD−ROMエンコーダ112、お
よびCDエンコーダ113は、インタリーブ等の処理を
中断する。また、記録波形生成回路115は、光ピック
アップ103の駆動波形を記録用から再生用に切り替え
る。
【0026】(記録品質確認再生動作(記録再開位置決
定)) (S3) 一定時間の経過など、振動の影響がなくなっ
たと判断されると、まず、記録品質確認再生動作が行わ
れる。この記録品質確認再生動作では、少なくとも記録
が中断された記録位置よりも手前の位置から、通常の再
生動作と同様の動作が行われる。
【0027】そして、その再生動作に伴い、例えば各ブ
ロックにおけるサブコードシンクが検出されたかどうか
によって、記録品質が確認される。具体的には、まず、
サブコードシンクが検出された時点で、記録品質確認部
202のダウンカウンタ202aにサブコードシンクの
クロック周期+αの値がプリセットされた後、その値が
PLLクロックに応じてデクリメントされる。そこで、
クロック周期+α以内に次のサブコードシンクが検出さ
れると、ダウンカウンタ202aに保持される値は0に
ならないので、サブコードシンク不検出信号がLレベル
に維持される。一方、クロック周期+α以内に次のサブ
コードシンクが検出されなければ、ダウンカウンタ20
2aに保持される値が0になって、サブコードシンク不
検出信号がHレベルになる。ここで、CD−Rの場合に
は、1EFMフレームは588ビット、1ブロックは9
8EFMフレームから成るので、上記クロック周期は、
588×98=57624クロックである。また、上記
αは、PLLクロックの位相がずれた場合には必ずしも
ちょうど57624クロック目に次のサブコードシンク
が検出されるとは限らないので、多少ずれて検出された
場合でも不検出とならないようにするための余裕であ
る。
【0028】(S4) ダウンカウンタ202aから上
記サブコードシンク不検出信号が出力されると(図4
(c))、その時点では、CDデコーダ107からは、
サブコードシンクが検出されなかったブロックの1つ前
のブロック(記録再開ブロック)のブロックアドレス
(n+3)が出力されている。そして、その値がデクリ
メンタ203aによって1だけ減じられた値n+2が、
ブロックアドレスレジスタ203bに保持される。(上
記記録再開ブロック(n+3)の先頭の位置が記録再開
位置となる。)ここで、CDデコーダ107では、各ブ
ロックのサブQコード、またはヘッダからブロックアド
レスを得ることができるが、適切なブロックアドレスが
得られない場合には、以前に得られたブロックアドレス
の値をインクリメントして求めるなどしてもよい。ま
た、上記サブコードシンク不検出信号のレベルはHレベ
ルに限られるものではなく、ダウンカウンタ202aに
保持される値が0になったときに、デクリメンタ203
aから出力される値がブロックアドレスレジスタ203
bにロードされるようになっていればよい。
【0029】(再エンコード動作) (S5) 上記サブコードシンク不検出信号、およびC
Dデコーダ107から出力される記録再開ブロックのブ
ロックアドレス(n+3)は、また、データ記録装置制
御部205にも入力される。そこで、データ記録装置制
御部205によって、上記記録再開ブロックの2つ前の
ブロック(再エンコード開始ブロック)のブロックアド
レス(n+1)が、CD−ROMエンコーダ112およ
びCDエンコーダ113のブロックアドレスレジスタ1
12a・113aにセットされる。このブロックアドレ
スは、ブロックのヘッダやサブQデータを生成するため
に用いられる。また、バッファ111における、上記再
エンコード開始ブロックのの先頭に対応するデータが格
納されている領域のアドレスが算出されて、CD−RO
Mエンコーダ112のポインタレジスタ112bにセッ
トされる。ここで、上記のように記録再開ブロック(n
+3)の2つ前のブロック(n+1)が再エンコード開
始ブロックとされるのは、光ディスク101に書き込む
ためのパターンデータを得るためには、少なくとも、イ
ンタリーブ長(24バイト×108EFMフレーム=2
592バイト)だけ手前のインタリーブ前データからイ
ンタリーブを行う必要があり、また、そのインタリーブ
前データを得るためには、通常、少なくともそのデータ
が含まれるブロック(24バイト×98EFMフレーム
=2352バイト)の先頭からP、Qパリティの生成な
どを行う必要があるためである。なお、P、Qパリティ
が生成されないモード2のフォーマットで記録される場
合には、バッファ111に保持されているデータがその
ままインタリーブ前データとなるので、インタリーブ長
だけ手前のデータから再エンコードするようにしてもよ
いが、ブロックの先頭から再エンコードをする方が、ブ
ロックの同期パターンやヘッダを付加する処理などが容
易である。また、インタリーブは上記よりも手前であれ
ば、例えば記録データの最初からなど、何れの地点から
行うようにしてもよい。
【0030】(S6) データ記録装置制御部205の
制御に応じて、CD−ROMエンコーダ112およびC
Dエンコーダ113により、バッファ111における上
記ポインタレジスタによって示される領域のデータか
ら、記録再開位置に対応するデータまでの再エンコード
が行われる。この再エンコード動作は、実際に記録が行
われない点を除いて、通常の記録時と同じ動作である。
ここで、再エンコード終了タイミングの制御は、バッフ
ァ111におけるデータが読み出される領域のアドレス
に基づいて行うようにしてもよいし、再エンコードされ
るブロックのブロックアドレスに基づいて行うようにし
てもよいし、また、再エンコードする際のクロック数を
カウントすることによって行うなどしてもよい。
【0031】上記のように、再エンコードが行われるこ
とにより、CD−ROMエンコーダ112、およびCD
エンコーダ113では、最初の記録動作の際における、
記録再開位置の手前まで記録が行われた時点と同じ内部
状態が再現される。
【0032】(記録再開位置検出動作) (S7) 再度、通常の再生動作と同様の動作が行わ
れ、記録を再開する位置の検出が行われる。具体的に
は、通常の再生動作と同様の動作が行われるとともに、
ブロックアドレス比較器203cによって、CDデコー
ダ107から出力されるブロックアドレスと、ブロック
アドレスレジスタ203bに保持されているブロックア
ドレスとの一致が検出され、かつ、CDデコーダ107
からサブコードシンク検出信号が出力されると、フリッ
プフロップ203eからHレベルの記録再開信号が出力
される(図4(d))。なお、この記録再開位置は、記
録品質確認再生で確認済のため品質は確保されている。
【0033】(記録再開動作) (S8) 上記記録再開信号により、CD−ROMエン
コーダ112、CDエンコーダ113、および記録波形
生成回路115等が動作を再開し、記録が再開される。
この場合も記録済データの品質が確保されているため、
チャネルクロック単位の精度での連続性も高めることが
容易である。また、記録再開位置から記録中断位置まで
の間は、重ね書きされることにより、CD−RWなどの
再書き込み可能媒体では振動等によって低下していた記
録品質が改善され、記録中断位置以降では、通常の記録
品質で記録が行われる(図4(e))。
【0034】なお、上記の例では、サブコードシンクが
検出された最後のブロックの先頭から記録が再開される
例を示したが、その前後にオフセットした位置や前後の
ブロックの先頭の位置から記録を再開するようにしても
よい。すなわち、例えば図5(a)に示すようにサブコ
ードシンクが検出された場合でも、その手前から記録品
質が低下している場合には、記録再開位置を繰り上げて
再記録することにより、CD−Rなどの再書き込み可能
媒体では、手前の部分の記録品質も改善することができ
る。一方、記録媒体の特性などにより、例えばある程度
の記録品質の部分に重ね書きをしても記録品質が改善さ
れにくい場合や、却って記録品質が低下するおそれがあ
る場合などには、図5(b)に示すようにサブコードシ
ンクが検出されなかったブロックから記録を再開するな
どしてもよい。
【0035】また、上記のように記録品質の低下をサブ
コードシンクの検出の有無によって検出するのに限ら
ず、例えばRFアンプ106から出力されるRF信号の
レベル(振幅)や2値化の際のスライスレベルに対する
マージン、CDデコーダ107等による誤り検出や誤り
訂正の有無、頻度、程度、PLLの同期ずれの程度な
ど、また、これらの組み合わせなどによって検出するよ
うにしてもよい。この場合、記録の再開はブロック単位
でなく、図5(c)に示すように記録品質の低下が検出
された位置を基準に、すなわち、記録品質の低下が検出
された位置や、その位置から前後にオフセットさせた位
置から行うこともできる。また、上記オフセット量を記
録品質などに応じて可変に設定し得るようにしてもよ
い。上記のような記録再開位置の制御は、例えば記録再
開位置よりも手前のサブコードシンクなどからのクロッ
ク数をカウントすることにより行うことができる。ま
た、その場合でもCD−ROMエンコーダ112および
CDエンコーダ113による再エンコードは前記のよう
にブロック単位で行うようにしてもよい。
【0036】なお、本実施例では請求項7を説明するた
めに再エンコード動作(S5)を行っているが、CDエ
ンコーダ113と記録波形生成回路115間の信号を別
のバッファに入力して保持しておき再開位置から中断位
置までの書き込みはバッファから出力する構成とするこ
とも可能である。この場合、再エンコードは不要とな
る。
【0037】(実施の形態2)光ディスクに傷がある場
合や、記録時の振動などによってピットパターンが不安
定である場合などでも、適切に記録を再開することので
きるデータ記録装置について説明する。
【0038】この実施の形態2の装置は、図6に示すよ
うに、前記実施の形態1(図1)の記録品質確認部20
2と、記録再開制御部203とに代えて、記録品質確認
部209と、記録再開制御部210とを備えている点が
異なる。上記記録品質確認部209は、例えばRFアン
プ106から出力されるRF信号のレベル(振幅)によ
って記録品質の低下を検出するようになっている。ま
た、記録再開制御部210は、例えば図7に示すよう
に、再エンコードされる際に、記録されたデータのピッ
トパターンを示すパターンデータ(比較パターンデー
タ)を順次シフトしながら保持する、例えば10ビット
幅のシフトレジスタ211と、記録再開位置の検出が行
われる際に、再生されたパターンデータ(再生パターン
データ)を順次シフトしながら保持する、例えば10ビ
ット幅のシフトレジスタ212と、上記シフトレジスタ
211・212に保持された比較・再生パターンデータ
の一致を検出するパターン一致検出部213と、上記パ
ターンデータの一致を検出する範囲(ウィンドウ)を制
御する一致検出ウィンドウ制御部214と、AND回路
215と、フリップフロップ216とが設けられて構成
されている。
【0039】上記パターン一致検出部213は、シフト
レジスタ211・212から出力される各ビットのXO
RをとるXOR回路列213aと、XOR回路列213
aの各ビットの出力のうち、Lレベルであるビットの数
を求めて出力する一致ビット数計数部213bと、上記
Lレベルのビットの数が所定の最小ビット数以上かどう
かを判定する比較器213cとが設けられている。上記
一致ビット数計数部213bは、具体的には、例えば入
力されるビットのパターンに応じてLレベルであるビッ
トの数を出力するデコーダや、多入力加算器などによっ
て構成されている。また、上記最小一致ビット数は、例
えばデータ記録装置制御部205(図6)によって比較
器213cに与えられるようになっている。なお、全て
のビットが一致したときにだけ記録を再開させる場合に
は、一致ビット数計数部213bおよび比較器213c
に代えて反転入力のAND回路を用いてもよい。
【0040】また、一致検出ウィンドウ制御部214
は、CDデコーダ107から出力された、記録品質の低
下が検出されたブロックの1つ前のブロックのブロック
アドレスを記録品質確認部202から出力される記録品
質低下検出信号に応じて保持するブロックアドレスレジ
スタ214aと、記録の再開に先立って記録位置検出の
ために記録データが再生される際に、CDデコーダ10
7によって検出されるブロックアドレスと上記ブロック
アドレスレジスタ214aに保持されたブロックアドレ
スとを比較するとともに、両者が一致した後に次の最後
のブロック(記録品質の低下が検出されたブロック)の
サブコードシンクが検出されたときにHレベルのクロッ
ク供給信号を出力する比較器214bと、上記Hレベル
のクロック供給信号が出力されてから、パターンデータ
の一致検出を開始または終了するまでのクロック数(チ
ャネルビット数)をカウントする検出開始カウンタ21
4cおよび検出終了カウンタ214dと、インバータ2
14eと、AND回路214f〜214iとを備えてい
る。
【0041】このデータ記録装置では、前記実施の形態
1の装置と比べて、主として、記録品質確認再生動作
(記録再開位置決定)、再エンコード動作、および記録
再開位置検出動作において以下の点が異なる。
【0042】すなわち、記録品質確認再生動作では、記
録品質確認部209によって記録品質の低下が検出され
たときに、最後に再生されたブロックの1つ前のブロッ
クのアドレスが一致検出ウィンドウ制御部214のブロ
ックアドレスレジスタ214aに保持されるとともに、
最後に再生されたブロックのサブコードシンクが検出さ
れた位置から、後述する記録の再開が行われる際にパタ
ーンデータの一致検出が開始、終了される位置までのク
ロック数(クロックオフセット)が、検出開始カウンタ
214c、および検出終了カウンタ214dにセットさ
れる。具体的には、図8に示すように、例えば比較パタ
ーンデータのビット数が10bit、比較ウィンドウ幅
が20bitとし、最後に再生されたブロックのサブコ
ードシンクから記録品質低下検出までのPLLクロック
数が500クロックだったとすると、検出開始カウンタ
214cには“490”、検出終了カウンタ214dに
は“510”(500±20/2)がセットされる(な
お、より正確には、ウィンドウが2つのブロックにまた
がるような場合には、さらに1つ前のブロックのアドレ
スがブロックアドレスレジスタ214aに保持され、そ
のブロックの次のブロック(すなわち最後に再生された
ブロックの1つ前のブロック)のサブコードシンクを基
準に求められたクロック数がカウンタ214c・214
dにセットされる。)。
【0043】また、再エンコード動作では、実施の形態
1と同様にして、少なくとも記録品質低下検出位置より
も108EFMフレームだけ手前のデータが含まれるブ
ロックの先頭から再エンコードがなされるが、その際
に、CDエンコーダ113から出力されるエンコードさ
れたパターンデータが記録再開制御部210のシフトレ
ジスタ211に入力され、書き込みクロックに同期して
順次シフトされながら保持される。そこで、再エンコー
ドが停止したときには、最後の10ビットの比較パター
ンデータがシフトレジスタ211に保持される。
【0044】その後の記録再開位置検出動作では、通常
の再生動作と同様の動作が行われるとともに、記録され
ているピットパターンに対応して再生された再生パター
ンデータが、CDデコーダ107から出力されるPLL
クロックに同期して1ビットずつシフトされながら記録
再開制御部210のシフトレジスタ212に保持され
る。
【0045】上記シフトレジスタ212に保持された再
生パターンデータは、XOR回路列213aによって、
シフトレジスタ211に保持された比較パターンデータ
と比較される。すなわち、直近に再生された10ビット
の再生パターンデータと、記録品質低下検出前に記録さ
れているはずの最後の10ビットの比較パターンデータ
との各ビットごとの比較が行われ、一致するビット数が
あらかじめ設定された最小一致ビット数以上である場合
には、比較器213cからHレベルの一致判定信号が出
力される。すなわち、多少のビット誤りなどがあって
も、記録を再開する位置である可能性が高い場合には、
確実に追記が行われる。(なお、上記のようなビット誤
り自体は、程度にもよるが、CDデコーダ107等の誤
り訂正などで訂正することができる。)また、パターン
データの一致程度が低い場合には、PLLクロックの位
相のずれが大きいために記録を再開すべき位置がウィン
ドウ内で見つからないか、または再開位置付近に大きな
損傷があることなどが考えられ、そのような場合には追
記したとしても適切な再生を望めない可能性が高くなる
ので、追記は中止される。
【0046】一方、記録再開制御部210の一致検出ウ
ィンドウ制御部214における比較器214bでは、図
9に示すように、再生されたパターンデータにおけるサ
ブコードのQチャネルデータに基づいてCDデコーダ1
07から出力されるブロックアドレスと、ブロックアド
レスレジスタ214aに保持されているブロックアドレ
スとが比較される。そして、両者が一致した後にCDデ
コーダ107からサブコードシンクの検出信号が出力さ
れると、すなわち、記録品質低下検出前に最後に再生さ
れたブロックのサブコードシンクが検出されると、比較
器214bからHレベルのクロック供給信号が出力さ
れ、カウンタ214c・214dにPLLクロックが入
力されるようになる。カウンタ214c・214dで
は、上記PLLクロックに応じて、保持されている値が
デクリメントされ、検出開始カウンタ214cに保持さ
れる値が0になってから、検出終了カウンタ214dに
保持される値が0になるまでの間、AND回路214f
からHレベルのウィンドウ信号が出力される。
【0047】そこで、上記一致検出ウィンドウ制御部2
14から出力されるウィンドウ信号がHレベルである間
に、パターン一致検出部213から出力される一致判定
信号がHレベルになると、フリップフロップ216から
出力される記録再開信号がHレベルに保持され、記録品
質低下検出位置までに記録されたピットパターンに継続
するピットパターンの記録が再開される。
【0048】ここで、例えば、図10に示すようにサブ
コードシンクから500クロック目の位置で記録が中断
された場合で、再生時に光ディスク101の傷等のため
にPLLクロックの位相がずれて、サブコードシンクか
ら上記中断位置までのクロック数が501になったとす
ると、この場合、再生時にサブコードシンクからのクロ
ック数が500になった時点では、シフトレジスタ21
2に保持される再生パターンデータAは、シフトレジス
タ211に保持される比較パターンデータとは一致しな
い。そこで、比較器213cから出力される一致判定信
号(したがってフリップフロップ216から出力される
記録再開信号)はHレベルにならず、記録の再開は行わ
れない。ところが、次の501番目のクロックでシフト
レジスタ212に保持される再生パターンデータBは、
比較パターンデータと一致する。そこで、一致判定信号
および記録再開信号がHレベルになって、CD−ROM
エンコーダ112、CDエンコーダ113、および記録
波形生成回路115等が動作状態になり、記録が再開さ
れる。
【0049】ただし、上記シフトレジスタ212に保持
される再生パターンデータがシフトレジスタ211に保
持される比較パターンデータと一致した場合であって
も、サブコードシンクからのクロック数が489以下、
または511以上の場合には、前記図9に示すように一
致検出ウィンドウ制御部214から出力されるウィンド
ウ信号がLレベルになるので、記録の再開は行われな
い。すなわち、パターンデータが一致するとしても、ク
ロック数の偏差が大きい場合には、記録中断位置とは全
く別の位置のピットパターンが偶然に一致したか、また
は既に記録された部分の損傷が大きいなどのためにPL
Lクロックの位相のずれが大きいことなどが考えられ、
そのような場合には追記したとしても適切な再生を望め
ない可能性が高くなる。そこで、上記のように所定のウ
ィンドウの範囲内でパターンデータが一致した場合にだ
け記録が再開されるようにすることにより、誤った位置
から残りのデータが追記されることなどが防止される。
【0050】なお、上記最小一致ビット数は一定の値に
固定したものに限らず、例えば、最初に最小一致ビット
数を大きく設定して(例えば完全一致)追記を試み、追
記できなかった場合に、最小一致ビット数を小さくして
さらに追記を試みるようにするなどしてもよい。また、
一旦、ある程度パターンデータが一致する部分を検出
し、そのうち、一致ビット数が大きい部分やクロック数
の偏差が小さい部分から記録を再開するようにしたりし
てもよい。
【0051】また、上記のようなウィンドウの幅は、装
置や光ディスクの記録特性、光ディスクの品質、装置に
要求される性能などに応じて適宜設定すればよく、例え
ばウィンドウ幅を1クロックにして、記録の中断時と同
じクロック数の位置でパターンデータが一致した場合に
だけ、すなわち適切な再生を行える可能性が最も高い場
合にだけ追記するようにしてもよいし、ウィンドウ幅を
広く設定して、記録データを再生できる可能性が少しで
もあれば追記するようにしてもよい。
【0052】また、最初に狭いウィンドウ幅で追記を試
み、追記できなかった場合に、ウィンドウ幅を広く設定
してさらに追記を試みるようにするなどしてもよいし、
一旦、少なくとも記録の中断位置付近でパターンデータ
が一致する部分を検出し、その一致する部分が所定のウ
ィンドウ幅内である場合に追記をするようにしたり、一
致する部分が複数検出された場合にクロック数の偏差の
小さい部分から記録を再開するようにしたりしてもよ
い。
【0053】また、上記実施の形態2においても、記録
品質をサブコードの検出の有無によって確認し、ブロッ
ク単位で記録を再開するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によると、振動など
の外的要因によって適切な記録を続行させることが困難
な場合でも、一旦記録が中断された後、記録品質が低下
している部分に遡って記録が再開されるので、正常な記
録を完了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のデータ記録装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図2】同、記録品質確認部202および記録再開制御
部203の詳細な構成を示す回路図である。
【図3】同、記録再開動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】同、再記録前後の記録信号等を示す説明図であ
る。
【図5】同、変形例の記録信号等を示す説明図である。
【図6】実施の形態2のデータ記録装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図7】同、データ記録装置の記録再開制御部210の
構成を示す回路図である。
【図8】同、光ディスク101の記録パターンと比較パ
ターンデータの例を示す説明図である。
【図9】同、記録再開制御部210の各部の動作等を示
すタイミングチャートである。
【図10】同、再生データにエラーがある場合の動作を
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
101 光ディスク 102 スピンドルモータ 103 光ピックアップ 104 ドライバ 105 サーボ回路 106 RFアンプ 107 CDデコーダ 108 CD−ROMデコーダ 109 D/Aコンバータ 110 ホストインタフェイス 111 バッファ 112 CD−ROMエンコーダ 112a ブロックアドレスレジスタ 112b ポインタレジスタ 113 CDエンコーダ 113a ブロックアドレスレジスタ 114 ATIPデコーダ 115 記録波形生成回路 116 レーザドライバ回路 201 記録中断制御部 202 記録品質確認部 202a ダウンカウンタ 203 記録再開制御部 203a デクリメンタ 203b ブロックアドレスレジスタ 203c ブロックアドレス比較器 203d AND回路 203e フリップフロップ 205 データ記録装置制御部 209 記録品質確認部 210 記録再開制御部 211・212 シフトレジスタ 213 パターン一致検出部 213a XOR回路列 213b 一致ビット数計数部 213c 比較器 214 一致検出ウィンドウ制御部 214a ブロックアドレスレジスタ 214b 比較器 214c 検出開始カウンタ 214d 検出終了カウンタ 214e インバータ 214f〜214i AND回路 215 AND回路 216 フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 G11B 20/18 572F 574 574G Fターム(参考) 5D044 AB05 BC04 CC04 DE12 DE45 DE70 DE83 EF05 GK12 5D090 AA01 BB03 BB04 CC02 CC03 DD03 EE02 FF33 FF43 HH02 JJ09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体への記録を一旦中断した後に、中
    断前に記録された記録済データとデータの連続性を保っ
    て、未記録データの記録を再開するように構成されたデ
    ータ記録装置の制御装置において、 記録品質を低下させる要因の発生を検出する検出手段
    と、 上記検出手段の検出結果に応じて、上記記録の中断を制
    御する記録中断制御手段とを備え、 さらに、上記記録媒体における上記記録済データの記録
    中断地点よりも手前の位置から記録動作を再開させる記
    録再開制御手段を備えたことを特徴とするデータ記録装
    置の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1のデータ記録装置の制御装置であ
    って、 さらに、記録の中断後に、記録内容を再生して記録品質
    を検出する記録品質検出手段を備え、 上記記録再開制御手段は、上記記録品質に応じて、上記
    記録動作の再開位置を決定するように構成されたことを
    特徴とするデータ記録装置の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2のデータ記録装置の制御装置であ
    って、 上記記録品質検出手段は、再生された信号における同期
    パターンの検出の有無によって、上記記録品質を検出す
    るように構成されたことを特徴とするデータ記録装置の
    制御装置。
  4. 【請求項4】請求項2のデータ記録装置の制御装置であ
    って、 上記記録品質検出手段は、上記再生された信号における
    エラーの発生状況に応じて、上記記録品質を検出するよ
    うに構成されたことを特徴とするデータ記録装置の制御
    装置。
  5. 【請求項5】請求項4のデータ記録装置の制御装置であ
    って、 上記エラーの発生状況は、少なくともエラーの有無、程
    度、またはエラーの発生頻度の何れかであることを特徴
    とするデータ記録装置の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項2のデータ記録装置の制御装置であ
    って、 上記記録品質検出手段は、上記再生された信号の振幅に
    応じて、上記記録品質を検出するように構成されたこと
    を特徴とするデータ記録装置の制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1のデータ記録装置の制御装置であ
    って、 さらに、インタリーブ処理が施される前の記録データを
    保持するデータバッファを備え、 上記記録動作の再開に先立って、上記記録媒体における
    上記記録動作を再開させる位置に対応する上記記録デー
    タよりも少なくともインタリーブ長だけ遡った上記記録
    データから再度インタリーブ処理を施すように構成され
    たことを特徴とするデータ記録装置の制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1のデータ記録装置の制御装置であ
    って、さらに、 中断前に記録に用いられた記録データの少なくとも一部
    と、記録の中断後に再生された再生データとの一致を検
    出するデータ一致検出手段と、 上記データ一致検出手段による上記データの一致の検出
    に応じて、上記記録を再開させる位置を決定する記録再
    開位置決定手段と、 を備えたことを特徴とするデータ記録装置の制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8の何れかのデータ
    記録装置の制御装置と、 記録データを生成する記録データ生成手段と、 上記生成されたデータを上記記録媒体に記録する記録手
    段とを備え、 上記記録再開制御手段は、上記記録媒体における上記記
    録済データの記録中断地点よりも手前の位置から、上記
    記録データ生成手段および記録手段を動作させて、デー
    タの記録を再開させるように構成されたことを特徴とす
    るデータ記録装置。
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