JP2001243727A - 情報再生装置と再生情報の同期検出回路と再生情報の同期検出方法と通信情報の同期検出回路と通信情報の同期検出方法 - Google Patents

情報再生装置と再生情報の同期検出回路と再生情報の同期検出方法と通信情報の同期検出回路と通信情報の同期検出方法

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JP2001243727A
JP2001243727A JP2000051972A JP2000051972A JP2001243727A JP 2001243727 A JP2001243727 A JP 2001243727A JP 2000051972 A JP2000051972 A JP 2000051972A JP 2000051972 A JP2000051972 A JP 2000051972A JP 2001243727 A JP2001243727 A JP 2001243727A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報のフレーム中の同期信号部分の読み出し
誤りが生じても、誤った同期状態にならないようにす
る。 【解決手段】 情報記録領域が所定クロック数の複数個
のフレームに分割されており、その各フレームに同期信
号が記録された光ディスクから各フレームの同期信号を
読み出し、同期検出回路2によって各フレーム間の所定
クロック数に基づいて次のフレームにおける同期信号の
検出予測位置までの時刻をカウントし、そのカウント値
に基づいて同期信号検出予測位置の近傍で1クロック単
位の複数の同期信号検出ウインドウ信号を発生し、その
各ウインドウ内での同期信号の連続検出回数をそれぞれ
カウントし、各連続検出回数をそれぞれ所定値と比較し
て連続検出回数が所定値に達したとき、上記カウント値
を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクから
の情報を再生する光ディスクドライブ,磁気ディスクか
らの情報を再生するハードディスクドライブ等の情報再
生装置と、光ディスク等の情報記録媒体からの再生情報
の同期検出回路と、光ディスク等の情報記録媒体からの
再生情報の同期検出方法と、通信システムにおける通信
情報の同期検出回路と通信情報の同期検出方法とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクドライブなどの情報記録再生
装置で使用される光ディスク等の情報記録媒体には、記
録情報中に所定クロック数(所定間隔,所定長)で同期
信号が挿入されて記録されている(例えば、特開平8−
111075号公報参照)。
【0003】また、コンパクトディスク−レコーダブル
(CD−R)ディスク,コンパクトディスク−リライタ
ブル(CD−RW)ディスクでは、ATIP(Abso
lute Time In Pregroove)の記
録フォーマットにより、プリグルーブ中に時間情報とし
て同期信号が記録されている(例えば、特開平10−2
83658号公報参照)。
【0004】上記のように同期信号が挿入して記録され
た情報を再生する場合、同期信号を検出し、再生タイミ
ングを制御するための同期検出回路(例えば、特開平5
−28642号公報,特開平5−242611号公報,
特開平6−131667号公報参照)が用いられる。
【0005】この同期検出回路は、一般に同期保護機能
や同期挿入機能を持つ。同期保護機能は、一旦同期が確
立した後は、同期信号の出現予測位置近傍のみのウイン
ドウ内のみで同期信号を検出し、同期信号以外のデータ
中のパターンを同期信号と判断してしまうことによる誤
った同期状態となることを防ぐ機能である。
【0006】また、同期挿入機能は、同期信号が光ディ
スク上の欠陥などによって同期信号の出現予測位置(同
期信号検出予測位置)近傍で検出できない場合でも、一
旦同期が確立した後は所定回数内であれば、同期信号が
出現予測位置で検出されたものとして擬似的な同期検出
信号のパルスを出す機能である。
【0007】上記挿入機能についてさらに説明する。図
15は、光ディスクの記録フォーマット例を示す説明図
である。光ディスク上には、図15の(a)に示すよう
に、情報(データ)“DATA”が所定クロック数(所
定長)の複数個のフレームに分割されて記録されてお
り、各フレームの先頭に同期信号“SYNC”が挿入さ
れる。この同期信号のパターンは各種あるが、図15の
(b)に示すように、以下の説明では、一例として「0
01100」という6ビットのパターンを用いる。
【0008】図16は、図15に示した同期信号部分の
読み出し誤りが生じた場合に検出されるパターンの一例
を示す説明図である。光ディスクの場合、情報(記録デ
ータ)の読み出し時には、光ディスク上の欠陥などによ
ってある程度のデータの誤りが生じる。一般に光ディス
クの場合、この誤り率は10−6乃至10−4ビットで
あるとされている。
【0009】図16の(a)に示すように、6ビットの
同期信号「001100」のうちの先頭から4ビット目
の「1」に読み出しの誤りが生じて「0」になった場
合、図16の(b)に示すように、同期信号が存在する
位置で検出されるパターンは「001000」になる。
【0010】このような場合、同期信号の出現予測位置
の近傍では、同期信号に相当するパターンが検出されな
いので、上述の同期挿入機能により、同期信号が出現予
測位置で検出されたものとして擬似的な同期検出信号が
出力される。
【0011】図17は、図15に示した同期信号部分の
読み出し誤りが生じた場合に検出されるパターンの他の
例を示す説明図である。この場合、図17の(a)に示
すように、6ビットの同期信号「001100」のうち
の先頭から2ビット目の「0」に読み出しの誤りが生じ
て「1」に、さらに先頭から4ビット目の「1」に読み
出しの誤りが生じて「0」にそれぞれなっており、図1
7の(b)に示すように、同期信号が存在する位置で検
出されるパターンは「011000」になる。
【0012】このような場合、同期信号の出現予測位置
そのものでは、同期信号に相当するパターンが検出され
ないが、同期信号の直前のデータが「0」であった場
合、同期信号の出現予測位置からマイナス1ビットの位
置で、ちょうど同期信号と同じ「001100」という
パターンが検出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
同期検出回路の挿入機能では、実際には同期ずれは生じ
ていないにも関わらず、同期信号の存在する位置からマ
イナス1ビットの位置で同期検出信号を出力してしまう
ので、同期信号部分に上記のような誤りが生じたフレー
ムでは、情報の読み出しタイミングが1ビットずれてし
まって全ての情報を読み誤ってしまうという問題があっ
た。
【0014】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、情報のフレーム中の同期信号部分の
読み出し誤りが生じても、誤った同期状態にならないよ
うにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、情報記録領域が所定クロック数の複数個
のフレームに分割されており、その各フレームに同期信
号が記録された情報記録再生対象の情報記録媒体から上
記所定クロック数に同期させて上記各フレームの同期信
号を読み出し、その同期信号及び上記所定クロック数に
同期させた同期検出信号を発生して上記情報記録媒体か
ら情報を再生する情報再生装置において、上記各フレー
ム間の所定クロック数に基づいて次のフレームにおける
同期信号検出予測位置までの時刻をカウントするビット
位置カウント手段と、その手段によってカウントされた
カウント値に基づいて上記同期信号検出予測位置の近傍
で1クロック単位の複数の同期信号検出ウインドウ信号
を発生するウインドウ信号発生手段と、その手段によっ
て発生された各ウインドウ内での同期信号の連続検出回
数をそれぞれカウントする複数個の連続検出回数カウン
ト手段と、上記各連続検出回数カウント手段によってカ
ウントされた連続検出回数をそれぞれ所定値と比較する
複数個の比較手段を設け、上記各比較手段による比較結
果に基づいて連続検出回数が所定値に達したとき、上記
ビット位置カウント手段のカウント値を修正するように
したものである。
【0016】さらに、上記のような情報再生装置におい
て、上記各比較手段に上記同期信号検出予測位置からの
隔たりに応じて異なる所定値を設定する手段を設けると
よい。
【0017】また、情報記録領域が所定クロック数の複
数個のフレームに分割されており、その各フレームに同
期信号が記録された情報記録再生対象の情報記録媒体か
ら上記所定クロック数に同期させて上記各フレームの同
期信号を読み出し、その同期信号及び上記所定クロック
数に同期させた同期検出信号を発生する再生情報の同期
検出回路において、上記各フレーム間の所定クロック数
に基づいて次のフレームにおける同期信号検出予測位置
までの時刻をカウントするビット位置カウント手段と、
その手段によってカウントされたカウント値に基づいて
上記同期信号検出予測位置の近傍で1クロック単位の複
数の同期信号検出ウインドウ信号を発生するウインドウ
信号発生手段と、その手段によって発生された各ウイン
ドウ内での同期信号の連続検出回数をそれぞれカウント
する複数個の連続検出回数カウント手段と、上記各連続
検出回数カウント手段によってカウントされた連続検出
回数をそれぞれ所定値と比較する複数個の比較手段と、
上記各比較手段による比較結果に基づいて連続検出回数
が所定値に達したとき、上記ビット位置カウント手段の
カウント値を修正するようにしたものも提供する。
【0018】さらに、上記のような再生情報の同期検出
回路において、上記各比較手段に上記同期信号検出予測
位置からの隔たりに応じて異なる所定値を設定する手段
を設けるとよい。
【0019】また、情報記録領域が所定クロック数の複
数個のフレームに分割されており、その各フレームに同
期信号が記録された情報記録再生対象の情報記録媒体か
ら上記所定クロック数に同期させて上記各フレームの同
期信号を読み出し、その同期信号及び上記所定クロック
数に同期させた同期検出信号を発生する再生情報の同期
検出方法において、上記各フレーム間の所定クロック数
に基づいて次のフレームにおける同期信号検出予測位置
までの時刻をカウントし、そのカウントされたカウント
値に基づいて上記同期信号検出予測位置の近傍で1クロ
ック単位の複数の同期信号検出ウインドウ信号を発生
し、その発生された各ウインドウ内での同期信号の連続
検出回数をそれぞれカウントし、そのカウントされた各
連続検出回数をそれぞれ所定値と比較し、その各比較結
果に基づいて連続検出回数が所定値に達したとき、上記
カウント値を修正する方法も提供する。
【0020】さらに、上記のような再生情報の同期検出
方法において、上記同期信号検出予測位置からの隔たり
に応じて上記各所定値をそれぞれ異なる値にするとよ
い。
【0021】また、情報が所定クロック数の複数個のフ
レームに分割され、その各フレームに同期信号が含まれ
ており、上記所定クロック数に同期させて上記各フレー
ムの同期信号を読み出し、その同期信号及び上記所定ク
ロック数に同期させた同期検出信号を発生する通信情報
の同期検出回路において、上記各フレーム間の所定クロ
ック数に基づいて次のフレームにおける同期信号検出予
測位置までの時刻をカウントするビット位置カウント手
段と、その手段によってカウントされたカウント値に基
づいて上記同期信号検出予測位置の近傍で1クロック単
位の複数の同期信号検出ウインドウ信号を発生するウイ
ンドウ信号発生手段と、その手段によって発生された各
ウインドウ内での同期信号の連続検出回数をそれぞれカ
ウントする複数個の連続検出回数カウント手段と、上記
各連続検出回数カウント手段によってカウントされた連
続検出回数をそれぞれ所定値と比較する複数個の比較手
段と、上記各比較手段による比較結果に基づいて連続検
出回数が所定値に達したとき、上記ビット位置カウント
手段のカウント値を修正するようにしたものも提供す
る。
【0022】さらに、上記のような通信情報の同期検出
回路において、上記各比較手段に上記同期信号検出予測
位置からの隔たりに応じて異なる所定値を設定する手段
を設けるとよい。
【0023】また、情報が所定クロック数の複数個のフ
レームに分割され、その各フレームに同期信号が含まれ
ており、上記所定クロック数に同期させて上記各フレー
ムの同期信号を読み出し、その同期信号及び上記所定ク
ロック数に同期させた同期検出信号を発生する通信情報
の同期検出方法において、上記各フレーム間の所定クロ
ック数に基づいて次のフレームにおける同期信号検出予
測位置までの時刻をカウントし、そのカウントされたカ
ウント値に基づいて上記同期信号検出予測位置の近傍で
1クロック単位の複数の同期信号検出ウインドウ信号を
発生し、その発生された各ウインドウ内での同期信号の
連続検出回数をそれぞれカウントし、そのカウントされ
た各連続検出回数をそれぞれ所定値と比較し、その各比
較結果に基づいて連続検出回数が所定値に達したとき、
上記カウント値を修正する方法も提供する。
【0024】さらに、上記のような通信情報の同期検出
方法において、上記同期信号検出予測位置からの隔たり
に応じて上記各所定値をそれぞれ異なる値にするとよ
い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一実
施形態である再生信号処理回路の構成を示すブロック図
である。
【0026】この再生信号処理回路は、光ディスクドラ
イブなどの情報再生装置や通信回線を用いた情報通信を
行う通信装置等に適用されるものであり、周波数帰還形
回路(PLL回路)1,同期検出回路2,及びデータ処
理回路3からなる。
【0027】PLL回路1は、位相比較器,ローパスフ
ィルタ,誤差増幅器及び電圧制御発振器等からなり、情
報記録媒体である光ディスク(図示を省略する)からの
再生信号(再生情報)を入力し、その再生信号にビット
単位で同期したクロック信号を同期検出回路2及びデー
タ処理回路3へ出力する。また、そのクロック信号で再
生信号(再生データ)をサンプリングし、その再生信号
を第2再生信号(第2再生データ)として同期検出回路
2へ出力する。
【0028】同期検出回路2は、この発明に係わる手段
及び回路の機能を果たし、PLL回路1から出力された
クロック信号と第2再生データとを入力し、その入力さ
れた第2再生データから同期信号を検出し、それに基づ
いて再生タイミングを制御するための同期検出信号を出
力する。また、第2再生データを遅延させた信号を第3
再生信号(第3再生データ)としてデータ処理回路3へ
出力する。
【0029】データ処理回路3は、同期検出回路2から
出力された同期検出信号を起点として、各フレームに記
録されたデータである第3再生信号の復調,エラー訂正
などの処理を行い、その処理後のデータを出力データと
して出力する。なお、通信情報の同期検出回路の場合、
上記第1〜3再生信号はそれぞれ第1〜3通信信号(通
信情報)になる。
【0030】すなわち、この再生信号処理回路が、情報
記録領域が所定クロック数の複数個のフレームに分割さ
れており、その各フレームに同期信号が記録された情報
記録再生対象の情報記録媒体から所定クロック数に同期
させて各フレームの同期信号を読み出し、その同期信号
及び上記所定クロック数に同期させた同期検出信号を発
生する再生情報の同期検出回路,その同期検出信号を発
生して情報記録媒体から情報を再生する情報再生装置,
情報が所定クロック数の複数個のフレームに分割され、
その各フレームに同期信号が含まれており、上記所定ク
ロック数に同期させて各フレームの同期信号を読み出
し、その同期信号及び上記所定クロック数に同期させた
同期検出信号を発生する通信情報の同期検出回路に相当
する。
【0031】この再生信号処理回路が再生処理を行う光
ディスクの記録フォーマットと同期パターンは、図15
に示した記録フォーマットと同期パターンを用いて説明
する。
【0032】つまり、光ディスク上のデータは所定クロ
ック数(所定長)の複数個のフレームに分割されて記録
されており、各フレームの先頭に同期信号(SYNC)
が挿入されて記録されている。そして、同期信号のパタ
ーンは「001100」という6ビットのパターンを用
いる。
【0033】次に、図1は、図2に示した同期検出回路
の内部構成例を示すブロック図である。この同期検出回
路2のフライホイールカウンタ205が、各フレーム間
の所定クロック数に基づいて次のフレームにおける同期
信号検出予測位置までの時刻をカウントするビット位置
カウント手段の機能を果たす。
【0034】デコーダ206が、上記ビット位置カウン
ト手段によってカウントされたカウント値に基づいて上
記同期信号検出予測位置の近傍で1クロック単位の複数
の同期信号検出ウインドウ信号を発生するウインドウ信
号発生手段の機能を果たす。
【0035】連続数検出カウンタ211,212,21
3,214が、上記ウインドウ信号発生手段によって発
生された各ウインドウ内での同期信号の連続検出回数を
それぞれカウントする複数個の連続検出回数カウント手
段の機能を果たす。
【0036】コンパレータ221,222,223,2
24が、上記各連続検出回数カウント手段によってカウ
ントされた連続検出回数をそれぞれ所定値と比較する複
数個の比較手段の機能を果たす。
【0037】そして、フライホイールカウンタ205
が、上記各比較手段による比較結果に基づいて連続検出
回数が所定値に達したとき、上記ビット位置カウント手
段のカウント値を修正する機能を果たす。
【0038】次に、この同期検出回路2の各部について
説明する。シフトレジスタ203は、6ビットのレジス
タであり、第2再生信号(第2再生データ)を入力し、
それをパラレル変換して再生データパターンを出力す
る。
【0039】同期パターン検出回路204は、シフトレ
ジスタ203から出力されたパラレル変換された再生デ
ータパタンを入力し、同期信号と同じパターン「001
100」が検出された場合に、第1同期検出信号を出力
する。
【0040】同期状態表示回路201は、この同期検出
回路2の同期状態を表示して示す回路である。この同期
状態表示回路201がマルチプレクサ(MUX)202
へ出力する同期状態信号は、同期非確立の状態では“ロ
ー(L)”レベルである。
【0041】マルチプレクサ202は、同期状態表示回
路201から入力した同期状態信号がLレベルである場
合には、同期パターン検出回路204から入力された第
1同期検出信号をフライホイールカウンタ205のロー
ド(LOAD:LD)入力端子に与える。
【0042】フライホイールカウンタ205は、フレー
ム長をクロック数で表した値に相当するカウント長を有
するカウンタであり、同期確立状態においては、そのカ
ウント値は各フレーム内のビット位置にあたる値を示
す。
【0043】例えば、フライホイールカウンタ205
に、カウント値“7”がプリセット入力されているとき
に、ロード入力端子が“ハイ(H)”レベルになると、
カウント値を“7”に設定する。
【0044】デコーダ206は、フライホイールカウン
タ205のカウント値をデコードし、各フレーム内の所
定ビット位置を示す複数の信号を出力する。
【0045】図3乃至図5は、同期検出回路2における
同期非確立状態から同期確立状態に移る場合の動作タイ
ミングを示す図である。同期非確立状態では、フライホ
イールカウンタ205のカウント値は、まだ各フレーム
内のビット位置に対応していない。同期非確立状態で、
最初に同期信号が検出されると(図3を参照)、同期パ
ターン検出回路204から第1同期検出信号を出力す
る。
【0046】同期非確立状態では、マルチプレクサ20
2は、第1同期検出信号をフライホイールカウンタ20
5のロード入力端子に与えるので、フライホイールカウ
ンタ205は、第1同期検出信号が出力された次のクロ
ックでカウント値“7”をセットする。そのセット後の
フライホイールカウンタ205のカウント値は、同じタ
イミング図に示すフレーム内ビット位置と一致してい
る。
【0047】また、同期非確立状態で、最初に同期信号
が検出されたとき、同期状態表示回路201の出力する
同期状態信号は、同期確立状態を示す“H”レベルに変
化する。このようにして、同期が確立すると、フライホ
イールカウンタ205のカウント値は各フレーム内のビ
ット位置に対応する。
【0048】図4は、図3に示した動作タイミングから
1フレーム経過した位置の動作タイミングを示す図であ
る。この例では、図4に示した動作タイミングで検出さ
れる同期信号に誤りはないものとする。
【0049】同期検出回路2では、デコーダ206から
同期検出信号が出力され、フライホイールカウンタ20
5のカウント値が“9”になるタイミングで出力する。
また、データ処理回路3に対して出力する第3再生デー
タは、シフトレジスタ203のQD端子の出力から得ら
れる。
【0050】図4に示すように、シフトレジスタ203
のQD端子から出力される第3再生データに同期信号の
最終ビットが送出されるタイミングと同期検出信号とが
一致しているので、データ処理回路3は、同期検出信号
が入力された次のクロックタイミングをデータの先頭ビ
ットとしてデータの処理を行う。
【0051】図5は、図4に示した動作タイミングから
さらに1フレーム経過した位置の動作タイミングを示す
図である。この例では、図5に示した動作タイミングで
検出される同期信号には、図16に示したパターンと同
様に1ビットの誤りがあるものとする。
【0052】したがって、図5に示した動作タイミング
では、同期パターン検出回路204からは第1同期検出
信号1は出力されない。しかし、フライホイールカウン
タ205は、図3に示した動作タイミングでセットされ
た後は各フレーム内のビット位置に対応してカウントア
ップを続けるので、図4に示した動作タイミングと同様
にして、カウント値が“9”になるタイミングで同期検
出信号を出力する。
【0053】また、図4に示した動作タイミングと同様
にして、シフトレジスタ203のQD端子から出力され
る第3再生データに同期信号の最終ビットが送出される
タイミングと一致させて同期検出信号を出力する。この
ようにして、この同期検出回路2は、通常の同期検出回
路と同様の同期挿入機能を実現している。
【0054】次に、図1に示した他の回路部分について
説明する。ビットスリップ検出回路231,232,2
33,234は、それぞれ連続数検出カウンタ211,
212,213,214と、コンパレータ221,22
2,223,224と、ゲート回路とからなっている。
【0055】すべてのビットスリップ検出回路231,
232,233,234には、第1同期検出信号が入力
される。また、各ビットスリップ検出回路231,23
2,233,234には、デコーダ206からそれぞれ
別々のデコード信号が入力される。
【0056】ビットスリップ検出回路231は、フライ
ホイールカウンタ205からのカウント値が“4”のビ
ット位置で、デコーダ206からのデコード信号を入力
する。
【0057】連続数検出カウンタ211は、ゲート回路
により、フライホイールカウンタ205のカウント値
“4”の位置で第1同期検出信号が出力されていれば、
カウント値をカウントアップし、第1同期検出信号が出
力されていなければクリアする。
【0058】フライホイールカウンタ205は、カウン
ト値“4”以外の位置ではカウント値を変化させない。
一方、フライホイールカウンタ205は、カウント値
“4”のビット位置が同期信号パターンの同期信号検出
予測位置(出現予測位置)の2ビット手前である。
【0059】すなわち、連続数検出カウンタ211は、
同期パターンの出現予測位置の2ビット手前で、連続し
たフレームにわたって同期パターンが検出された場合に
のみカウント値をカウントアップする。
【0060】ビットスリップ検出回路232は、フライ
ホイールカウンタ205のカウント値が“5”のビット
位置で、デコーダ206からのデコード信号を入力す
る。
【0061】そして、上述と同様にして、連続数検出カ
ウンタ212は、同期パターンの出現予測位置の1ビッ
ト手前で、連続したフレームにわたって同期パターンが
検出された場合にのみカウント値をカウントアップす
る。
【0062】ビットスリップ検出回路233は、フライ
ホイールカウンタ205のカウント値が“7”のビット
位置で、デコーダ206からのデコード信号を入力す
る。上述と同様にして、連続数検出カウンタ213は、
同期パターンの出現予測位置の1ビット後ろで、連続し
たフレームにわたって同期パターンが検出された場合に
のみカウント値をカウントアップする。
【0063】ビットスリップ検出回路234は、フライ
ホイールカウンタ205のカウント値が“8”のビット
位置で、デコーダ206からのデコード信号を入力す
る。上述と同様にして、連続数検出カウンタ214は、
同期パターンの出現予測位置の2ビット後ろで、連続し
たフレームにわたって同期パターンが検出された場合に
のみカウント値をカウントアップする。
【0064】各ビットスリップ検出回路231,23
2,233,234内の各連続数検出カウンタ211,
212,213,214には、カウント値を所定値と比
較するコンパレータ221,222,223,224が
接続されている。
【0065】各コンパレータ221,222,223,
224からの出力は、各ANDゲート241,242,
243,244によって各連続数検出カウンタ211,
212,213,214のUP信号とそれぞれANDが
とられ、ORゲート280を通過して同期修正信号とし
て同期状態表示回路201及びマルチプレクサ202へ
出力される。
【0066】マルチプレクサ202は、同期状態信号が
“ハイ(H)”レベルである場合には、同期修正信号を
フライホイールカウンタ205のロード入力端子に与え
る。したがって、同期修正信号が発生した場合、フライ
ホイールカウンタ205のカウント値は“7”にセット
される。
【0067】図6乃至図8は、同期検出回路2における
同期確立状態の動作タイミングを示す図である。ここで
は、コンパレータ211,213,214に与える設定
値(所定値)を“3”にして説明する。
【0068】図6に示した第2再生信号(同期信号)に
誤りはないものとする。この場合の同期検出回路2の動
作は、図4に示した動作タイミングと同様である。図7
に示した動作タイミング図において、検出される第2再
生信号(同期信号)には、図17に示した同期信号のパ
ターンと同様に2ビットの誤りがあるものとする。この
場合、従来の同期検出回路では、誤った同期状態が生じ
る。
【0069】しかし、この実施形態の同期検出回路2の
動作は以下のようになる。このフレームの第2再生信号
(同期信号)には、図17に示した同期信号のパターン
と同様に2ビットの誤りがあるため、同期信号の同期信
号検出予測位置(出現予測位置)からマイナス1ビット
の位置で、ちょうど同期信号と同じ「001100」と
いうパターンが検出される。したがって、同期パターン
検出回路204は、ビット位置“5”で第1同期検出信
号を出力する。
【0070】そのビット位置“5”では、フライホイー
ルカウンタ205のカウント値も“5”になっているか
ら、ビットスリップ検出回路232内の連続数検出カウ
ンタ212がカウントアップし、カウント値が“0”か
ら“1”に変化する。
【0071】しかし、このカウント値は、コンパレータ
222の設定値“3”に比べて小さいから、ORゲート
280を介した同期修正信号は出力さず、フライホイー
ルカウンタ205のカウント値も特に修正されることな
く、通常のカウントを続ける。その結果、フレーム内の
ビット位置と、フライホイールカウンタ205のカウン
ト値とにずれは発生せず、正常な同期状態が維持され
る。
【0072】図8に示した動作タイミングでは同期信号
に誤りはないものとする。この場合、ビットスリップ検
出回路232内の連続数検出カウンタ212はクリアさ
れる。また、フライホイールカウンタ205のカウント
値も特に修正されることなく、通常のカウントを続けて
正常な同期状態が維持される。
【0073】また、図7に示した動作タイミングのよう
に、同期信号に誤りが生じて、見かけ上、同期信号検出
予測位置(出現予測位置)近傍の別の位置に同期信号と
同じパタンが生じるケースは、単独ではある程度の確率
で発生するが、連続したフレームで同じ誤りが生じる確
率はきわめて小さくなる。
【0074】そこで、この実施形態の同期検出回路2で
は、そのことを利用して、単独フレームで出現予測位置
近傍で同期信号と同じパターンが生じた場合には、同期
修正動作を行わないようにする。したがって、従来の同
期検出回路のような問題が生じない。
【0075】図9乃至図13は、同期検出回路2におけ
る同期ずれが発生した後の同期修正時の動作タイミング
を示す図である。この同期ずれは、例えば光ディスク上
の欠陥などの影響により、PLL回路1の動作にビット
スリップが生じた場合などに発生する。
【0076】図9と図10に示した動作タイミングの同
期信号間では、1ビット分のビットスリップが生じてい
る。図10に示した動作タイミングでは、1ビット分の
ビットスリップにより、同期信号の同期信号検出予測位
置(出現予測位置)からマイナス1ビットの位置で同期
信号が検出される。
【0077】この状況は、図7に示した動作タイミング
の状況と同様であるが、ここでは実際にビットスリップ
が生じているから、これ以降のフレーム(図11乃至図
13参照)でも同期信号の同期信号検出予測位置(出現
予測位置)からマイナス1ビットの位置で同期信号が検
出される。
【0078】図10に示した動作タイミングでは、同期
パターン検出回路204は、ビット位置“5”で第1同
期検出信号を出力するから、ビットスリップ検出回路2
32内の連続数検出カウンタ212がカウントアップ
し、そのカウント値が“0”から“1”に変化する。
【0079】また、図11に示した次の動作タイミング
ではカウント値は“1”から“2”に、図12に示した
さらに次の動作タイミングではカウント値は“2”から
“3”にそれぞれ変化する。
【0080】そして、コンパレータ222では、入力さ
れたカウント値“3”と設定値(所定値)“3”とが一
致しているから、図13に示した次の動作タイミングで
は、カウントアップ信号が発生した時点でカウントアッ
プ信号はANDゲート242,ORゲート280を通過
し、同期修正信号として出力される。
【0081】また、ビット位置“5”で出力される第1
同期検出信号に対応して同期修正信号が出力するから、
フライホイールカウンタ205のカウント値は、次のク
ロック周期で“7”にセットされる。このようにして、
同期修正信号によって再びフライホイールカウンタ20
5のカウント値と各フレーム内のビット位置とが対応す
るように修正される。
【0082】なお、同期信号に誤りが生じて、見かけ
上、出現予測位置近傍の別の位置に同期信号と同じパタ
ーンが生じるケースは、単独ではある程度の確率で発生
するが、連続したフレームで同じ誤りが生じる確率はき
わめて小さくなる。
【0083】この実施形態の同期検出回路は、同期信号
の出現予測位置近傍の予測位置以外の同じ位置に連続し
て同期信号が検出された場合に、同期修正動作を行う。
したがって、同期信号中に誤りがあり、出現予測位置近
傍の予測位置以外の位置でちょうど同期信号と同じパタ
ーンが検出されるような場合でも、誤った同期状態とな
ることがなく、正常な同期状態を維持することができ
る。
【0084】次に、この発明の他の実施形態について説
明する。この実施形態の同期検出回路の構成は、図1に
示した回路構成とほぼ同じであるが、各コンパレータ2
21,222,223,224に入力する設定値(所定
値)を異なる値に設定する手段を設けている。
【0085】すなわち、コンパレータ221,222,
223,224は、上記同期信号検出予測位置からの隔
たりに応じて異なる所定値を設定する手段の機能も果た
す。
【0086】例えば、コンパレータ222,223に与
える設定値(所定値)を上述の説明と同様に“3”とす
ると、同期信号の出現予測位置からプラス・マイナス1
ビットの位置で同期信号を連続4回検出すると同期修正
動作を行う。
【0087】一方、コンパレータ221,224に与え
る設定値を、上記設定値とは異なる値“1”を設定する
と、同期信号の出現予測位置プラス・マイナス2ビット
の位置で同期信号を連続2回検出すると同期修正動作を
行う。
【0088】図14は、同期信号部分に図16と図17
に示した同期信号とは異なる誤りが生じた場合に検出さ
れるパターンの例を示す図である。図14に示すよう
に、6ビットの同期信号のうち、先頭から1,2ビット
目の“0”に誤りが生じて“1”になり、また先頭から
3,4ビット目の“1”に誤りが生じて“0”となる場
合を示している。
【0089】この場合、同期信号が存在する位置で検出
されるパターンは「1100000」になる。このよう
な場合、同期信号の同期信号検出予測位置(出現予測位
置)そのものでは同期信号に相当するパターンが検出さ
れない。しかし、同期信号の直前のデータが「00」で
あった場合、同期信号の出現予測位置からマイナス2ビ
ットの位置で、ちょうど同期信号と同じ「00110
0」というパターンが検出される。
【0090】図17に示したように、出現予測位置から
マイナス1ビットの位置で同期信号と同じパターンが検
出される場合、このようなパターンは同期信号中に2ビ
ットの誤りが生じたときに起こる。一方、図14に示し
たように、出現予測位置からマイナス2ビットの位置で
同期信号と同じパターンが検出される場合、このような
パターンは同期信号中に4ビットの誤りが生じたときに
起こる。
【0091】図17と図14に示した同期信号のパター
ンの発生確率を考えると、図14に示したパターンの方
がより多くのビット誤りを生じないと起こらないパター
ンであるから、その発生確率は図17のパターンに比べ
て低くなる。
【0092】このことは、もし、出現予測位置からマイ
ナス2ビットの位置で同期信号と同じパターンが検出さ
れた場合には、それが同期信号中の誤りによって生じて
いるよりも、実際にビットスリップが生じているという
可能性が高くなる。
【0093】そこで、この同期検出回路では、上記の判
断に基づいて同期信号検出位置の出現予測位置からのず
れに応じて、同期ずれが生じたものとして同期修正動作
を行うまでの連続検出回数に差を持たせるようにしてい
る。
【0094】この実施形態の同期検出回路では、同期信
号検出位置の出現予測位置からのずれに応じて、同期ず
れが生じたものとして同期修正動作を行うまでの連続検
出回数に差を持たせるようにしているので、確率的には
同期信号中の誤りによっては生じにくいパターンに対し
ては、より短い時間でビットスリップを検出できるから
同期修正動作を高速に行うことができる。
【0095】なお、上述の第1〜第3再生データをそれ
ぞれ第1〜第3通信データにすれば、上述の同期検出回
路を通信情報を扱う通信装置にも同様に適用することが
できる。また、この発明は上述のような光ディスクドラ
イブの同期検出回路の他に、ハードディスクドライブ,
同期信号を含む通信システムの同期検出保護回路にも適
用することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報再生装置と再生情報の同期検出回路と再生情報の同期
検出方法と通信情報の同期検出回路と通信情報の同期検
出方法によれば、情報のフレーム中の同期信号部分の読
み出し誤りが生じても、誤った同期状態にならないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した同期検出回路の内部構成例を示す
ブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態である再生信号処理回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】この実施形態の再生信号処理回路の同期検出回
路2における同期非確立状態から同期確立状態に移る場
合の動作タイミングを示す図である。
【図4】同じく同期検出回路2における同期非確立状態
から同期確立状態に移る場合の動作タイミングを示す図
である。
【図5】同じく同期検出回路2における同期非確立状態
から同期確立状態に移る場合の動作タイミングを示す図
である。
【図6】この実施形態の再生信号処理回路の同期検出回
路2における同期確立状態の動作タイミングを示す図で
ある。
【図7】同じく同期検出回路2における同期確立状態の
動作タイミングを示す図である。
【図8】同じく同期検出回路2における同期確立状態の
動作タイミングを示す図である。
【図9】この実施形態の再生信号処理回路の同期検出回
路2における同期ずれが発生した後の同期修正時の動作
タイミングを示す図である。
【図10】同じく同期検出回路2における同期ずれが発
生した後の同期修正時の動作タイミングを示す図であ
る。
【図11】同じく同期検出回路2における同期ずれが発
生した後の同期修正時の動作タイミングを示す図であ
る。
【図12】同じく同期検出回路2における同期ずれが発
生した後の同期修正時の動作タイミングを示す図であ
る。
【図13】同じく同期検出回路2における同期ずれが発
生した後の同期修正時の動作タイミングを示す図であ
る。
【図14】図16と図17に示した同期信号とは異なる
誤りが生じた場合に検出されるパターンの例を示す図で
ある。
【図15】光ディスクの記録フォーマット例を示す説明
図である。
【図16】図15に示した記録フォーマットで記録され
た同期信号部分の読み出し誤りが生じた場合に検出され
るパターンの一例を示す説明図である。
【図17】図15に示した記録フォーマットで記録され
た同期信号部分の読み出し誤りが生じた場合に検出され
るパターンの他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1:PLL回路 2:同期検出回路 3:データ処理回路 201:同期状態表示回路 202:マルチプレクサ(MUX) 203:シフトレジスタ 204:同期パターン検出回路 205:フライホイールカウンタ 206:デコーダ 211,212,213,214:連続数検出カウンタ 221,222,223,224:コンパレータ 231,232,233,234:ビットスリップ検出
回路 241,242,243,244:ANDゲート 280:ORゲート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録領域が所定クロック数の複数個
    のフレームに分割されており、該各フレームに同期信号
    が記録された情報記録再生対象の情報記録媒体から前記
    所定クロック数に同期させて前記各フレームの同期信号
    を読み出し、該同期信号及び前記所定クロック数に同期
    させた同期検出信号を発生して前記情報記録媒体から情
    報を再生する情報再生装置において、 前記各フレーム間の所定クロック数に基づいて次のフレ
    ームにおける同期信号検出予測位置までの時刻をカウン
    トするビット位置カウント手段と、 該手段によってカウントされたカウント値に基づいて前
    記同期信号検出予測位置の近傍で1クロック単位の複数
    の同期信号検出ウインドウ信号を発生するウインドウ信
    号発生手段と、 該手段によって発生された各ウインドウ内での同期信号
    の連続検出回数をそれぞれカウントする複数個の連続検
    出回数カウント手段と、 前記各連続検出回数カウント手段によってカウントされ
    た連続検出回数をそれぞれ所定値と比較する複数個の比
    較手段とを設け、 前記各比較手段による比較結果に基づいて連続検出回数
    が所定値に達したとき、前記ビット位置カウント手段の
    カウント値を修正するようにしたことを特徴とする情報
    再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報再生装置において、 前記各比較手段に前記同期信号検出予測位置からの隔た
    りに応じて異なる所定値を設定する手段を設けたことを
    特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】 情報記録領域が所定クロック数の複数個
    のフレームに分割されており、該各フレームに同期信号
    が記録された情報記録再生対象の情報記録媒体から前記
    所定クロック数に同期させて前記各フレームの同期信号
    を読み出し、該同期信号及び前記所定クロック数に同期
    させた同期検出信号を発生する再生情報の同期検出回路
    において、 前記各フレーム間の所定クロック数に基づいて次のフレ
    ームにおける同期信号検出予測位置までの時刻をカウン
    トするビット位置カウント手段と、 該手段によってカウントされたカウント値に基づいて前
    記同期信号検出予測位置の近傍で1クロック単位の複数
    の同期信号検出ウインドウ信号を発生するウインドウ信
    号発生手段と、 該手段によって発生された各ウインドウ内での同期信号
    の連続検出回数をそれぞれカウントする複数個の連続検
    出回数カウント手段と、 前記各連続検出回数カウント手段によってカウントされ
    た連続検出回数をそれぞれ所定値と比較する複数個の比
    較手段と、 前記各比較手段による比較結果に基づいて連続検出回数
    が所定値に達したとき、前記ビット位置カウント手段の
    カウント値を修正するようにしたことを特徴とする再生
    情報の同期検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の再生情報の同期検出回路
    において、 前記各比較手段に前記同期信号検出予測位置からの隔た
    りに応じて異なる所定値を設定する手段を設けたことを
    特徴とする再生情報の同期検出回路。
  5. 【請求項5】 情報記録領域が所定クロック数の複数個
    のフレームに分割されており、該各フレームに同期信号
    が記録された情報記録再生対象の情報記録媒体から前記
    所定クロック数に同期させて前記各フレームの同期信号
    を読み出し、該同期信号及び前記所定クロック数に同期
    させた同期検出信号を発生する再生情報の同期検出方法
    において、 前記各フレーム間の所定クロック数に基づいて次のフレ
    ームにおける同期信号検出予測位置までの時刻をカウン
    トし、該カウントされたカウント値に基づいて前記同期
    信号検出予測位置の近傍で1クロック単位の複数の同期
    信号検出ウインドウ信号を発生し、該発生された各ウイ
    ンドウ内での同期信号の連続検出回数をそれぞれカウン
    トし、該カウントされた各連続検出回数をそれぞれ所定
    値と比較し、該各比較結果に基づいて連続検出回数が所
    定値に達したとき、前記カウント値を修正することを特
    徴とする再生情報の同期検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の再生情報の同期検出方法
    において、 前記同期信号検出予測位置からの隔たりに応じて前記各
    所定値をそれぞれ異なる値にすることを特徴とする再生
    情報の同期検出方法。
  7. 【請求項7】 情報が所定クロック数の複数個のフレー
    ムに分割され、該各フレームに同期信号が含まれてお
    り、前記所定クロック数に同期させて前記各フレームの
    同期信号を読み出し、該同期信号及び前記所定クロック
    数に同期させた同期検出信号を発生する通信情報の同期
    検出回路において、 前記各フレーム間の所定クロック数に基づいて次のフレ
    ームにおける同期信号検出予測位置までの時刻をカウン
    トするビット位置カウント手段と、 該手段によってカウントされたカウント値に基づいて前
    記同期信号検出予測位置の近傍で1クロック単位の複数
    の同期信号検出ウインドウ信号を発生するウインドウ信
    号発生手段と、 該手段によって発生された各ウインドウ内での同期信号
    の連続検出回数をそれぞれカウントする複数個の連続検
    出回数カウント手段と、 前記各連続検出回数カウント手段によってカウントされ
    た連続検出回数をそれぞれ所定値と比較する複数個の比
    較手段と、 前記各比較手段による比較結果に基づいて連続検出回数
    が所定値に達したとき、前記ビット位置カウント手段の
    カウント値を修正するようにしたことを特徴とする通信
    情報の同期検出回路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の通信情報の同期検出回路
    において、 前記各比較手段に前記同期信号検出予測位置からの隔た
    りに応じて異なる所定値を設定する手段を設けたことを
    特徴とする通信情報の同期検出回路。
  9. 【請求項9】 情報が所定クロック数の複数個のフレー
    ムに分割され、該各フレームに同期信号が含まれてお
    り、前記所定クロック数に同期させて前記各フレームの
    同期信号を読み出し、該同期信号及び前記所定クロック
    数に同期させた同期検出信号を発生する通信情報の同期
    検出方法において、 前記各フレーム間の所定クロック数に基づいて次のフレ
    ームにおける同期信号検出予測位置までの時刻をカウン
    トし、該カウントされたカウント値に基づいて前記同期
    信号検出予測位置の近傍で1クロック単位の複数の同期
    信号検出ウインドウ信号を発生し、該発生された各ウイ
    ンドウ内での同期信号の連続検出回数をそれぞれカウン
    トし、該カウントされた各連続検出回数をそれぞれ所定
    値と比較し、該各比較結果に基づいて連続検出回数が所
    定値に達したとき、前記カウント値を修正することを特
    徴とする通信情報の同期検出方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の通信情報の同期検出方
    法において、 前記同期信号検出予測位置からの隔たりに応じて前記各
    所定値をそれぞれ異なる値にすることを特徴とする通信
    情報の同期検出方法。
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