JPH10134515A - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPH10134515A
JPH10134515A JP29047096A JP29047096A JPH10134515A JP H10134515 A JPH10134515 A JP H10134515A JP 29047096 A JP29047096 A JP 29047096A JP 29047096 A JP29047096 A JP 29047096A JP H10134515 A JPH10134515 A JP H10134515A
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Mitsuo Yamazaki
充夫 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、再同期時にフレーム番号が誤カウ
ントされることを防止して、常に正確なフレーム番号を
得ることができるようにし、信頼性の高い再生動作を行
なうために寄与し得る同期回路を提供するものである。 【解決手段】それぞれが同期信号を含む所定数のフレー
ムで構成される複数のセクタ単位に区切られたデータ列
から同期信号を検出する検出手段18aと、この検出さ
れた同期信号に基づいて次の同期信号の発生位置を予測
し、その予測位置で同期信号が得られないとき疑似同期
信号を発生する発生手段18bと、検出された同期信号
または疑似同期信号に基づいてフレーム番号を生成する
フレーム番号生成手段19bと、疑似同期信号が発生さ
れた時点から予め設定された一定期間だけ、検出同期信
号をフレーム番号生成手段19bによるフレーム番号の
生成に供させないように制御する制御手段18c,18
dとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば動画像デ
ータや音声データが圧縮符号化されて記録されたディス
クから、光学的に記録データを読み取って再生する光デ
ィスク再生システム等に使用して好適する同期回路の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、例えば音声用
のCD(Compact Disk)と同じ直径12cmの光ディス
クに、音声データだけでなく動画像データも圧縮して記
録することができるようになっている。この種の光ディ
スクとしては、例えばCD−ROM(Read Only Memor
y)等が、教育用からカラオケ用に至るまで、幅広い分
野に渡って普及している。
【0003】また、現在では、CDと同径の光ディスク
に、約2時間分の映画に対応する動画像データと8種類
の異なる言語の音声データとを、圧縮符号化して高密度
で記録するだけでなく、32種類の異なる言語の字幕等
を表わす副映像データをも記録することができるように
した、通称DVD(Didital Video Disk)と称される光
ディスクも開発されてきている。
【0004】このようなCD−ROMやDVD等に代表
される各種の光ディスクにおいて、圧縮符号化された動
画像データ列や音声データ列は、それぞれ、セクタと称
される単位で区切られている。そして、光ディスク上に
は、動画像データのセクタと音声データのセクタとが、
それぞれ時分割的に配列されたデータストリームとして
記録されている。
【0005】ここで、1セクタは、図4に示すように、
フレームと称される26個の単位に区切られている。そ
して、1セクタは、図4において、上から下に向けて、
左側フレーム,右側フレーム,左側フレーム,右側フレ
ーム,……という順序で順次再生される。なお、1セク
タ内の各フレームは、この再生順序に沿って、第0,第
1,……,第25フレームというようにフレーム番号が
付されている。
【0006】また、各フレームは、それぞれが、同期コ
ードsyncと圧縮符号化された動画像データまたは音声デ
ータとから構成されている。このうち、同期コードsync
は、特定コードと共通コードとから構成され、特定コー
ドによってsync0〜sync7の8種類に分類されている。
そして、この8種類の同期コードsync0〜sync7は、全
てのセクタ内において、図4に示されるような配置で固
定されている。
【0007】このような8種類の同期コードsync0〜sy
nc7の配置により、再生時に、同期コードsync0〜sync
7の得られる順序によって、セクタの開始位置の検出
や、フレーム番号の検出を行なうことができる。なお、
図4に示した構造の全てのデータは、同じセクタ内だけ
でなく、セクタ相互間でもビット同期がとれた構造とな
っている。
【0008】そして、上記のように記録された動画像デ
ータや音声データは、再生時に同期コードsyncを検出し
て、セクタ単位でのエラー訂正処理やフレーム単位での
復号化処理が施されることにより、元のデータに復元さ
れる。このため、光ディスクに記録された動画像データ
や音声データを良好に再生するためには、同期コードsy
ncを検出してフレーム番号を正確に把握することが必要
になる。
【0009】図5は、再生データ列から同期コードsync
及びフレーム番号を検出する従来の同期手段を示してい
る。すなわち、入力端子11に入力されたシリアルの再
生データ列は、フレーム同期回路12に供給される。こ
のフレーム同期回路12は、入力された再生データ列中
から、そこに含まれる同期コードsyncのパターンを検出
し、検出同期信号を発生している。
【0010】また、入力端子13には、上記再生データ
列にビット同期したPLL(PhaseLocked Loop )クロ
ックが入力されている。そして、上記フレーム同期回路
12は、検出同期信号を発生した時点から、入力端子1
3に供給されたPLLクロックをカウントすることによ
り、次の同期コードsyncが検出される時間的位置を予測
し、その予測位置付近で再び同期コードsyncの有無を検
出する。
【0011】この場合、フレーム同期回路12は、予測
した位置で同期コードsyncが検出されると、その検出時
点から再度PLLクロックをカウントして、その次の同
期コードsyncが検出される時間的位置を予測するという
動作を繰り返し実行する。また、フレーム同期回路12
は、予測した位置で同期コードsyncが検出されなかった
場合、その予測位置に疑似同期信号を発生させている。
【0012】そして、このフレーム同期回路12から出
力される検出同期信号と疑似同期信号とは、それぞれオ
ア回路14に供給されて論理和演算処理が施されること
により、フレーム番号カウンタクロックが生成される。
このフレーム番号カウンタクロックは、セクタ同期回路
15に供給されてカウントされることによりフレーム番
号が生成され、出力端子16から取り出される。
【0013】図6は、フレーム同期回路12から出力さ
れる疑似同期信号及び検出同期信号と、オア回路14か
ら出力されるフレーム番号カウンタクロックと、セクタ
同期回路15から出力されるフレーム番号との関係を示
している。すなわち、フレーム同期回路12は、再生デ
ータ列中から同期コードsyncが安定に検出されている場
合、同期コードsyncに対応した一定の周期で検出同期信
号を発生している。
【0014】この場合、フレーム同期回路12は、同期
コードsyncが検出されると予測した位置で必ず同期コー
ドsyncが得られるので、疑似同期信号が発生されないよ
うに制御している。図6に点線で示す疑似同期信号は、
同期コードsyncの有無を検出するための予測位置を便宜
的に示したものであって、実際には出力されていないも
のである。
【0015】このため、オア回路14からは、検出同期
信号に一致するフレーム番号カウンタクロックが発生さ
れる。そして、このフレーム番号カウンタクロックは、
セクタ同期回路15によってカウントされる。この場
合、セクタ同期回路15は、セクタの先頭フレーム(第
0フレーム)でカウント値がリセットされるようになっ
ており、ここに、1セクタ内の各フレーム番号が生成さ
れることになる。
【0016】一方、上記フレーム同期回路12は、再生
データ列中から同期コードsyncが検出されなくなった場
合、最後に検出された同期コードsyncに基づいて、図7
に示すように、同期コードsyncが得られると予測される
位置に疑似同期信号を発生している。このとき、フレー
ム同期回路12は、予測位置だけでなく全域で同期コー
ドsyncの有無を検出し得るように設定されることにな
る。
【0017】このため、同期コードsyncが検出されなけ
れば、フレーム同期回路12からは疑似同期信号のみが
出力され、オア回路14からは、疑似同期信号に一致す
るフレーム番号カウンタクロックが発生される。そし
て、このフレーム番号カウンタクロックが、セクタ同期
回路15でカウントされることによって、フレーム番号
が生成されることになる。
【0018】ところで、図7において、時刻T1で疑似
同期信号が発生された後で、かつ、次の疑似同期信号が
発生される前の任意の時刻T2で、フレーム同期回路1
2が同期コードsyncを検出して検出同期信号を発生した
とする。すると、フレーム同期回路12は、この検出同
期信号を発生した時点から、次に同期コードsyncの有無
を検出する位置を予測するように動作し、ここに、再同
期が行なわれる。
【0019】しかしながら、上記のような従来の同期手
段では、時刻T1で発生された疑似同期信号に基づいて
フレーム番号がN+1からN+2にカウントされた後、
時刻T2で発生された検出同期信号に基づいてフレーム
番号がN+2からN+3に誤カウントされるため、再同
期後のフレーム番号が、実際に再生されているフレーム
の番号(実フレーム番号)と一致しなくなるという問題
が生じている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
同期手段では、再同期が行なわれるとフレーム番号が誤
カウントされ、実際に再生されているフレームの番号と
一致しなくなるので、セクタ単位でのエラー訂正処理や
フレーム単位での復号処理等を正確に遂行することがで
きなくなり、信頼性の高い再生動作が行なえなくなると
いう問題を有している。
【0021】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、再同期時にフレーム番号が誤カウントさ
れることを防止して、常に正確なフレーム番号を得るこ
とができるようにし、信頼性の高い再生動作を行なうた
めに寄与し得る極めて良好な同期回路を提供することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る同期回路
は、それぞれが同期信号を含む所定数のフレームで構成
される複数のセクタ単位に区切られたデジタルデータ列
から、同期信号を検出して検出同期信号を発生する同期
信号検出手段と、この同期信号検出手段から出力される
検出同期信号に基づいて、次に検出同期信号の発生され
る時間的位置を予測し、その予測位置で検出同期信号が
得られないとき、疑似同期信号を発生する疑似同期信号
発生手段と、同期信号検出手段から出力される検出同期
信号または疑似同期信号発生手段で発生される疑似同期
信号に基づいて、フレーム番号を生成するフレーム番号
生成手段と、疑似同期信号発生手段により疑似同期信号
が発生された時点から、予め設定された一定期間だけ、
同期信号検出手段から出力される検出同期信号を、フレ
ーム番号生成手段によるフレーム番号の生成に供させな
いように制御する制御手段とを備えるようにしたもので
ある。
【0023】上記のような構成によれば、疑似同期信号
が発生された時点から予め設定された一定期間だけ、同
期信号検出手段から出力される検出同期信号を、フレー
ム番号生成手段によるフレーム番号の生成に供させない
ようにしたので、疑似同期信号が発生され続けている状
態で、突然検出同期信号が出力されて再同期が行なわれ
ても、フレーム番号生成手段で生成されたフレーム番号
は、疑似同期信号に基づいて生成された値のままとなさ
れる。
【0024】このため、再同期時にフレーム番号の誤カ
ウントが防止され、常に正確なフレーム番号を得ること
ができるようになり、ひいては信頼性の高い再生動作を
行なうために寄与し得ることになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、入
力端子17に供給されたシリアルの再生データ列は、フ
レーム同期回路18を構成する同期コード検出回路18
aに供給される。この同期コード検出回路18aは、入
力された再生データ列中から同期コードsyncのパターン
を検出し、検出同期信号を発生している。
【0026】この同期コード検出回路18aから出力さ
れた検出同期信号は、同期信号予測回路18bに供給さ
れるとともに、フレーム同期回路18の後段に接続され
たセクタ同期回路19を構成するフレーム番号修正回路
19aに供給されている。このうち、同期信号予測回路
18bは、入力された検出同期信号をそのまま出力する
ように動作している。
【0027】また、上記フレーム同期回路18には、上
記再生データ列にビット同期したPLLクロックが、入
力端子20を介して供給されている。そして、上記同期
信号予測回路18bは、検出同期信号が入力された時点
からPLLクロックをカウントすることにより、次の検
出同期信号が入力される時間的位置を予測し、その予測
位置付近で再び検出同期信号が入力されるか否かを検出
している。
【0028】この場合、同期信号予測回路18bは、予
測した位置で検出同期信号が入力されると、その入力時
点から再度PLLクロックをカウントして、その次の検
出同期信号が入力される時間的位置を予測するという動
作を、繰り返し実行する。そして、同期信号予測回路1
8bは、予測した位置で検出同期信号が入力されなかっ
た場合、その予測位置に疑似同期信号を発生させてい
る。
【0029】また、この同期信号予測回路18bは、疑
似同期信号を発生させた場合、クロック制御信号生成回
路18cに対して、駆動信号を発生する。このクロック
制御信号生成回路18cは、通常H(ハイ)レベルのク
ロック制御信号を出力しているが、駆動信号が入力され
ると、その時点から一定期間だけL(ロー)レベルのク
ロック制御信号を出力するように動作する。
【0030】そして、上記同期信号予測回路18bから
出力される検出同期信号と、クロック制御信号生成回路
18cから出力されるクロック制御信号とは、それぞれ
アンド回路18dに供給されて論理積演算処理が施され
た後、同期信号予測回路18bから出力される疑似同期
信号とともに、オア回路18eに供給されて論理和演算
処理が施されることにより、フレーム番号カウンタクロ
ックが生成される。
【0031】この場合、同期コード検出回路18aによ
って再生データ列中から同期コードsyncが安定に検出さ
れ検出同期信号が出力されていれば、同期信号予測回路
18bは、検出同期信号が入力されると予測した位置で
必ず検出同期信号が入力されるので、疑似同期信号を発
生することはなく、これに伴なって駆動信号も発生され
ないようになされている。
【0032】このため、クロック制御信号生成回路18
cからは、Hレベルのクロック制御信号が発生されるの
で、アンド回路18dのゲートは開状態となる。すなわ
ち、アンド回路18dからは、同期信号予測回路18b
から出力された検出同期信号がそのまま出力される。そ
の後、このアンド回路18dから出力された検出同期信
号が、オア回路18eを介してフレーム番号カウンタク
ロックとなる。
【0033】そして、このフレーム番号カウンタクロッ
クは、フレーム同期回路18の出力として、上記セクタ
同期回路19を構成するフレーム番号作成回路19bに
供給される。このフレーム番号作成回路19bは、入力
されたフレーム番号カウンタクロックをカウントするこ
とによりフレーム番号を生成している。このフレーム番
号は、セクタ同期回路19の出力として出力端子21か
ら取り出される。
【0034】ここで、上記フレーム番号修正回路19a
は、入力された検出同期信号が同期コードsync0に対応
するものであった場合、フレーム番号作成回路19bの
カウント値を0にリセットするように動作する。このた
め、各セクタの先頭フレーム(第0フレーム)でカウン
ト値がリセットされるようになり、ここに、1セクタ内
の各フレーム番号が生成されることになる。
【0035】図2は、同期信号予測回路18bから出力
される疑似同期信号及び検出同期信号と、クロック制御
信号生成回路18cから出力されるクロック制御信号
と、オア回路18eから出力されるフレーム番号カウン
タクロックと、フレーム番号作成回路19bから出力さ
れるフレーム番号と、実際に再生されているフレームの
番号(実フレーム番号)との関係を示している。
【0036】すなわち、上記同期コード検出回路18a
によって再生データ列中から同期コードsyncが検出され
なくなった場合、同期信号予測回路18bは、最後に入
力された検出同期信号に基づいて、検出同期信号が入力
されると予測される位置に疑似同期信号を発生してい
る。このとき、同期信号予測回路18bは、予測位置だ
けでなく全域で検出同期信号を検出し得るように設定さ
れることになる。
【0037】このため、同期コード検出回路18aから
検出同期信号が入力されなければ、同期信号予測回路1
8bからは疑似同期信号のみが出力され、オア回路18
eからは疑似同期信号に一致するフレーム番号カウンタ
クロックが発生される。そして、このフレーム番号カウ
ンタクロックが、フレーム番号作成回路19bでカウン
トされることによって、フレーム番号が生成されること
になる。
【0038】そして、図2において、時刻T1で疑似同
期信号が発生された後で、かつ、次の疑似同期信号が発
生される前の任意の時刻T2で、同期コード検出回路1
8aが同期コードsyncを検出して検出同期信号を発生し
たとする。すると、同期信号予測回路18bは、この検
出同期信号を入力した時点から、次に同期検出信号の入
力を検出する位置を予測するように動作し、ここに、再
同期が行なわれる。
【0039】この場合、同期信号予測回路18bから
は、疑似同期信号が発生される毎に駆動信号が発生され
る。このため、上記クロック制御信号生成回路18cか
ら出力されるクロック制御信号は、駆動信号が入力され
る毎に一定期間Lレベルとなされる。そして、このクロ
ック制御信号のLレベル期間は、アンド回路18dのゲ
ートが閉状態となる。
【0040】このため、時刻T1の時点から、クロック
制御信号がLレベルとなっている期間内である時刻T2
で、同期信号予測回路18bから検出同期信号が出力さ
れた場合、その検出同期信号はアンド回路18dで遮断
されてオア回路18eに供給されなくなるので、時刻T
2で同期信号予測回路18bから出力された検出同期信
号は、フレーム番号カウンタクロックとして機能しない
ようになる。
【0041】これにより、図2に示すように、時刻T2
で再同期が行なわれても、フレーム番号作成回路19b
でカウントされたフレーム番号は、インクリメントされ
ることなく、時刻T1の疑似同期信号に基づいてカウン
トされた値N+2のままとなされる。このため、再同期
時にフレーム番号の誤カウントが防止され、常に正確な
フレーム番号を得ることができるようになる。
【0042】図3は、上記した実施の形態において、そ
の動作を一部変形した例を示している。すなわち、前述
したように、1セクタ内には8種類の同期コードsync0
〜sync7が存在している。このため、再同期時に検出さ
れた同期コードsyncの種類によって、現在再生している
フレームの位置つまりフレーム番号を推測することが可
能となる。
【0043】また、再同期時における、フレーム番号作
成回路19bでカウントされたフレーム番号と、実際に
再生されているフレームの番号(実フレーム番号)との
ずれは、実際上、1フレーム以内である場合がほとんど
である。これらのことより、再同期時におけるフレーム
の位置つまりフレーム番号は、ほぼ正確に確定すること
ができる。
【0044】このため、時刻T1で発生された疑似同期
信号に基づいて、フレーム番号作成回路19bでカウン
トされたフレーム番号が“1”であって、その後の時刻
T2で得られた検出同期信号が同期コードsync5に対応
するものであった場合、そのカウントされたフレーム番
号“1”は、正しい値である可能性が非常に高いと判断
することができる。
【0045】この判断は、前記フレーム番号修正回路1
9aが、フレーム番号作成回路19bから出力されるフ
レーム番号と、同期コード検出回路18aから出力され
る検出同期信号の同期コードsyncとに基づいて、行なっ
ている。そして、このフレーム番号修正回路19aは、
フレーム番号と同期コードsyncの種類とが正しく対応し
ている場合、クロック制御信号生成回路18cに制御信
号を発生する。
【0046】このとき、クロック制御信号生成回路18
cは、クロック制御信号をLレベルとし、アンド回路1
8dのゲートを閉状態とする。このため、時刻T2で再
同期が行なわれても、フレーム番号作成回路19bのカ
ウント値はインクリメントされることなく、時刻T1の
疑似同期信号に基づいてカウントされた値“1”のまま
となされ、フレーム番号の誤カウントを防止することが
できる。
【0047】また、さらに他の動作例として、図2で説
明した動作と図3で説明した動作とを組み合わせること
もできる。まず、図2で説明したように、同期信号予測
回路18bから疑似同期信号が発生された時点から予め
設定された一定期間だけは、アンド回路18dのゲート
を閉状態として、検出同期信号が得られてもそれをフレ
ーム番号の生成に供させないようにする。
【0048】そして、上記した一定期間が終了した後、
図3で説明したように、フレーム番号修正回路19a
が、フレーム番号作成回路19bで生成されたフレーム
番号と、同期コード検出回路18aから出力される検出
同期信号の同期コードsyncの種類との対応関係を判断し
て、得られた検出同期信号をフレーム番号の生成に使用
させるか否かを決定するように構成することもできる。
なお、この発明は上記した実施の形態に限定されるもの
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
再同期時にフレーム番号が誤カウントされることを防止
して、常に正確なフレーム番号を得ることができるよう
にし、信頼性の高い再生動作を行なうために寄与し得る
極めて良好な同期回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る同期回路の実施の形態を示すブ
ロック構成図。
【図2】同実施の形態の動作を説明するために示すタイ
ミング図。
【図3】同実施の形態の動作の変形例を説明するために
示すタイミング図。
【図4】1セクタの構造を説明するために示す図。
【図5】従来の同期手段を示すブロック構成図。
【図6】同従来手段の動作を説明するために示すタイミ
ング図。
【図7】同従来手段の問題点を説明するために示すタイ
ミング図。
【符号の説明】
11…入力端子、 12…フレーム同期回路、 13…入力端子、 14…オア回路、 15…セクタ同期回路、 16…出力端子、 17…入力端子、 18…フレーム同期回路、 19…セクタ同期回路、 20…入力端子、 21…出力端子。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが同期信号を含む所定数のフレ
    ームで構成される複数のセクタ単位に区切られたデジタ
    ルデータ列から、前記同期信号を検出して検出同期信号
    を発生する同期信号検出手段と、 この同期信号検出手段から出力される検出同期信号に基
    づいて、次に検出同期信号の発生される時間的位置を予
    測し、その予測位置で前記検出同期信号が得られないと
    き、疑似同期信号を発生する疑似同期信号発生手段と、 前記同期信号検出手段から出力される検出同期信号また
    は前記疑似同期信号発生手段で発生される疑似同期信号
    に基づいて、フレーム番号を生成するフレーム番号生成
    手段と、 前記疑似同期信号発生手段により疑似同期信号が発生さ
    れた時点から、予め設定された一定期間だけ、同期信号
    検出手段から出力される検出同期信号を、前記フレーム
    番号生成手段によるフレーム番号の生成に供させないよ
    うに制御する制御手段とを具備していることを特徴とす
    る同期回路。
  2. 【請求項2】 前記制御手段で設定された一定期間は、
    前記疑似同期信号発生手段から発生される疑似同期信号
    の周期よりも短く設定されることを特徴とする請求項1
    記載の同期回路。
  3. 【請求項3】 前記フレーム番号生成手段は、前記同期
    信号検出手段から出力される検出同期信号または前記疑
    似同期信号発生手段で発生される疑似同期信号をカウン
    トしてフレーム番号を生成することを特徴とする請求項
    1記載の同期回路。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記疑似同期信号発生
    手段により疑似同期信号が発生された時点から、予め設
    定された一定期間だけ、同期信号検出手段から出力され
    る検出同期信号が、前記フレーム番号生成手段に供給さ
    れることを遮断するゲート手段を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の同期回路。
  5. 【請求項5】 前記同期信号には複数種類が用意され、
    前記セクタ内の各フレームそれぞれには、予め設定され
    た種類の同期信号が含まれるようになっており、前記制
    御手段は、前記同期信号検出手段で検出された同期信号
    の種類に、前記フレーム番号生成手段で生成されたフレ
    ーム番号が対応した状態で、前記同期信号検出手段から
    出力される検出同期信号を、前記フレーム番号生成手段
    によるフレーム番号の生成に供させないように制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の同期回路。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記疑似同期信号発生
    手段により疑似同期信号が発生された時点から、予め設
    定された一定期間だけ、同期信号検出手段から出力され
    る検出同期信号を、前記フレーム番号生成手段によるフ
    レーム番号の生成に供させないように制御した後、前記
    同期信号検出手段で検出された同期信号の種類に、前記
    フレーム番号生成手段で生成されたフレーム番号が対応
    した状態で、前記同期信号検出手段から出力される検出
    同期信号を、前記フレーム番号生成手段によるフレーム
    番号の生成に供させないように制御することを特徴とす
    る請求項5記載の同期回路。
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