JP2001285072A - デコード装置及び記憶装置 - Google Patents

デコード装置及び記憶装置

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JP2001285072A
JP2001285072A JP2000097771A JP2000097771A JP2001285072A JP 2001285072 A JP2001285072 A JP 2001285072A JP 2000097771 A JP2000097771 A JP 2000097771A JP 2000097771 A JP2000097771 A JP 2000097771A JP 2001285072 A JP2001285072 A JP 2001285072A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成を単純化して回路規模を小さくする
ことができ、消費電力を小さくできるようなデコード装
置を得る。 【解決手段】 パルス幅変調で記録された信号を、その
立ち上がり部分又は立ち下がり部分に基づいて2つのデ
ータ信号に分け、再度合成するデコード装置において、
RDDTLEとRDDTTEとを、RclkTEに基づ
くように変換するクロック系変換手段1と、 クロック
系変換手段1が変換したRDDTLEとRDDTTEと
をさらに同位相に補正する位相補正手段5と、それらの
信号を合成する合成手段7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体から読み
取られたデータを再生するためのデコード装置に関する
ものである。特に、パルス幅変調(PWM:Pulse Widt
h Modulation)されて記録されているデータをデュアル
PLL方式により処理するためのものである。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disk)に代表される光デ
ィスク、MO(Magneto-Optical )ディスクに代表され
る光磁気ディスク等(ここでは、これらを記録媒体とい
うことにする)では、PWM方式によりデータが記録さ
れている。これは、PPM(Pulse Position Modulatio
n )方式に比べて、高密度で記録することができるから
である。このようなPWM方式で記録されたデータを処
理する方法、それを利用した読み取り装置(以下、デコ
ード装置という)として、例えば特開平8−27925
2号や特開平8−255437に記載されているものが
ある。
【0003】一般的にこのようなデコード装置では、ま
ず、記録媒体に記録された2値のデータ(“0”と
“1”)を電圧レベル(HレベルとLレベル)に変換す
る。PWM方式では、“1”を検出する度に電圧レベル
が反転するように記録されている。したがって、“1”
が検出される度に電圧レベルが立ち上がったり、立ち下
がったりする。この立ち上がりをリーディングエッジ
(Leading Edge)、立ち下がりをトレーリングエッジ
(Trailing Edge ) という。
【0004】図8はPWM方式のデータを説明するため
の図である。デュアルPLL(Phase Lock Loop )方式
によれば、リーディングエッジとトレーリングエッジと
を、それぞれ別の基準クロック周波数(これらをRcl
kLEとRclkTEとする)に基づいてサンプリング
しながら、それぞれ別の基準電圧に基づいて検出してい
る。そして、それぞれリーディングエッジのデータ信号
(以下、RDDTLEという)とトレーリングエッジの
データ信号(以下、RDDTTEという)として送信す
る。これらを合成し、媒体に記録されたデータ(以下、
RD(Read Data )という)として後段部に送信する。
後段部では、PWM方式のデータをPPM方式のデータ
に変換し、デコード回路において、最終的にデータ再生
される。ここで、RclkLEとRclkTEとは、基
本的に同周波数のクロックである(ただし、位相は異な
っている場合がある)。信号中の直流成分によりレベル
変動した信号波形では、1つの基準電圧に基づいてリー
ディングエッジとトレーリングエッジとを検出しようと
すると、その間隔がずれてしまう。そのため、後段部に
おいて、PWM方式のデータをPPM方式のデータに変
換する際にその間隔のずれがデータに大きく影響を及ぼ
してしまう。そこで、デュアルPLLのように、それぞ
れ別の基準電圧で検出することで間隔ずれを回避し、信
頼性の高いデータを得られるようにする。
【0005】図9は記録されたデータのセクタにおける
フォーマットを表す図である。各セクタ90は、ID部
91とデータ部92から構成される。ID部91は、さ
らに、SM(Sector Mark )部91a、0101…の繰
り返しのデータで構成される第1VFO(Variable Fre
quency Oscillator )91b、第1AM(Address Mar
k)部91c、第1ID部91d、第2VFO部91
e、第2AM部91f、第2ID部91g、PA(Post
Amble)91h及びODF(Offset Derection Flag )
部91iで構成される。
【0006】データ部92は、さらに、第3VFO92
a、同期をとるためのSync部92b、実際にコンピ
ュータ等が用いて処理するための実データ部分である実
データ部92c、再同期をとるためのResync部9
2d、誤り検査符号であるCRC(Cyclic Redundancy
Check )部92e、誤り訂正符号であるECC(Error
Correction Code )部92f、ポストアンブル部(P
A)92g及びBUFF(Buffer)部92hで構成され
ている。
【0007】次に、特開平8−255437に記載され
ているデコード装置について説明する。このデコード装
置は、RDDTLEとRDDTTEとを合成させる前
に、RDDTLEの送信タイミングを調整することで、
RDDTLEとRDDTTEとを同期させて合成させる
ものである。ここで、この装置におけるRDDTLEの
送信タイミングは、基準とするクロックの違いを含めた
RDDTLEとRDDTTEとの間の全ての位相ずれを
一度に調整するものである。そして、それらを合成した
RDを送信する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のデコード装置
は、同期をさせるための回路が複雑で規模が大きく、し
かもそのために消費する電力も大きいという問題点があ
った。その上、装置の構成上、信号入力から出力までの
遅延が大きくなるという問題点があった。
【0009】そこで、本発明では回路構成を単純化し、
回路規模を小さくすることができ、そして、消費電力を
小さくできるようなデコード装置を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデコード装
置は、パルス幅変調で記録された信号をその立ち上がり
部分又は立ち下がり部分に基づいて2つのデータ信号に
分け、再度合成して信号を処理するデュアルPLL方式
のデコード装置であって、2つのデータ信号をあるクロ
ック信号に同期させるクロック系変換部と、クロック系
変換部によりあるクロック信号に同期した2つのデータ
信号をさらに同位相に補正して合成する位相調整部とを
備えたものである。本発明においては、パルス幅変調で
記録された信号をその立ち上がり部分又は立ち下がり部
分に基づいて2つのデータ信号に分け、再度合成して信
号を処理するデュアルPLLタイプのデコード装置であ
って、2つのデータ信号をあるクロック信号に同期させ
るクロック系変換部とクロック系変換部によりあるクロ
ック信号に同期した2つのデータ信号をさらに同位相に
補正して合成する位相調整部とを独立して備え、回路の
単純化、小規模化及びそれによる省電力化を図る。
【0011】また、本発明に係るデコード装置のクロッ
ク系変換部は、あるクロック信号を含む2つのクロック
信号のそれぞれに基づいて入力される2つのデータ信号
のうち、あるクロック信号とは別のクロック信号に基づ
いて入力されるデータ信号を、あるクロック信号に同期
するように変換するクロック系変換手段と、あるクロッ
ク信号で入力されるデータ信号を、クロック系変換手段
の変換タイミングに基づいて遅延させる遅延手段とから
構成される。本発明のクロック系変換部では、クロック
系変換手段は、あるクロック信号に基づいて入力されな
かったデータ信号をあるクロック信号に基づくように変
換する。一方、遅延手段は、あるクロック信号に基づい
て入力されたデータ信号を、クロック系変換手段により
変換されたデータ信号が、クロック系変換手段を通過す
ることにより遅れた分だけ遅延させ、双方のデータ信号
の遅延タイミングを合わせる。
【0012】また、本発明に係るデコード装置の位相調
整部は、クロック系変換部が変換した2つのデータ信号
の位相差を検出する位相差検出手段と、位相差検出手段
が検出した位相差に基づいて、2つのデータ信号を同位
相に補正する位相補正手段と、位相補正手段により同位
相に補正された2つのデータ信号を合成する合成手段と
から構成される。本発明の位相調整部では、位相差検出
手段がクロック系変換部が変換した2つのデータ信号の
間の位相差を検出する。また、位相補正手段は、位相差
検出手段が検出した位相差に基づいて2つのデータ信号
を同位相に補正する。そして、補正した2つのデータ信
号を合成手段が合成する。
【0013】また、本発明に係るデコード装置では、ク
ロック系変換部が変換した2つのデータ信号をさらに2
系統に分け、また、位相補正手段を位相補正回路2つで
構成し、さらに2つのデータ信号を遅延させるための遅
延手段を備え、一方の2つのデータ信号は、一方の位相
補正回路に入力されて補正された上で位相差検出手段に
入力され位相差検出され、他方の2つのデータ信号は、
遅延手段で遅延された後に、他方の位相補正回路により
補正され、合成手段で合成される。本発明においては、
クロック系変換部が変換した2つのデータ信号をさらに
2系統に分ける。そして、一方の2つのデータ信号は、
一方の位相補正回路に入力されて補正された上で位相差
検出手段に入力され位相差検出される。算出された位相
差はこの一方の位相補正回路において後のデータ信号に
反映される。他方の2つのデータ信号は、遅延手段で遅
延された後に、他方の位相補正回路により補正され、合
成手段で合成されて後段の装置で用いられる。
【0014】また、本発明に係るデコード装置の位相差
検出手段は、あらかじめ定められた比較データパターン
及びカウンタを少なくとも有し、2つのデータ信号の一
方のデータ信号と比較データパターンとが一致してか
ら、他方のデータ信号と比較データパターンとが一致す
るまでのカウント数及び2つのデータ信号の一致の順序
に基づいて位相差を検出するものである。本発明におい
ては、位相差検出手段は、あらかじめ定められた比較デ
ータパターン及びカウンタを有している。そして、2つ
のデータ信号と比較データパターンとを比較する。一方
のデータ信号と比較データパターンとが一致してから、
他方のデータ信号と比較データパターンとが一致するま
でのカウント数及びその順序に基づいて位相差を検出す
る。
【0015】また、本発明に係るデコード装置の位相差
検出手段は、2つのデータ信号の一方のデータ信号と比
較データパターンとが一致してから、あらかじめ定めら
れた時間以内に他方のデータ信号と比較データパターン
とが一致しなければ、あらためて2つのデータ信号と比
較データパターンとの比較を行うものである。本発明に
おいては、あらかじめ時間を定めておき、一方のデータ
信号と比較データパターンとが一致してから、その時間
内に他方のデータ信号と比較データパターンとが一致し
なければ、何らかの原因で波形が乱れ、データが一致し
なかったものとして、あらためて比較をやり直す。
【0016】また、本発明に係るデコード装置の位相差
検出手段は、検出動作期間が設定され、その期間内で位
相差検出を行うものである。本発明においては、例えば
設定したウィンドウにより、検出動作期間を定め、効率
的な位相差検出を図る。
【0017】また、本発明に係るデコード装置の位相差
検出手段は、ある検出動作期間内に位相差を検出する
と、その検出動作期間での位相差検出を終了するもので
ある。本発明において、位相差検出手段は、補正の安定
を図るため、ある検出動作期間内に位相差を検出する
と、その検出動作期間での位相差検出を終了する。
【0018】また、本発明に係るデコード装置における
検出動作期間は、Resyncのデータ又はVFOのデ
ータ部分を含むデータ信号の入力に基づいて設定される
ものである。データ全体に対して位相差の検出ができる
ように、データの前半に存在するVFOのデータ部分と
データの後半部分に存在するResyncのデータ部分
とにおいて位相差を検出する。
【0019】また、本発明に係るデコード装置における
検出動作期間は、Syncのデータ、AMのデータ及び
Resyncのデータ部分を含むデータ信号の入力に基
づいて設定されるものである。データ全体に対して位相
差の検出ができるように、データの前半に存在するSy
ncのデータ部分及びAMのデータ部分とデータの後半
部分に存在するResyncのデータ部分とにおいて位
相差を検出する。
【0020】また、本発明に係るデコード装置は、パル
ス幅変調で記録された信号を、その立ち上がり部分又は
立ち下がり部分に基づいて2つのデータ信号に分け、再
度合成して信号を処理するデュアルPLL方式のデコー
ド装置であって、2つのクロック信号のそれぞれに基づ
いて入力される2つのデータ信号のうち、どちらか一方
のクロック信号に基づくように、他方のクロック信号に
基づくデータ信号を変換するクロック系変換手段と、ク
ロック系変換手段が変換したデータ信号とは別のデータ
信号を、クロック系変換手段の変換タイミングに基づい
て遅延させる第1の遅延手段と、位相差信号が入力され
ると、クロック系変換手段及び第1の遅延手段から送信
された2つのデータ信号をそれぞれ2系統に分けた、一
方の2つのデータ信号を補正する第1の位相補正手段
と、第1の位相補正手段が補正した2つのデータ信号の
位相差を検出し、位相差信号を送信する位相差検出手段
と、他方の2つのデータ信号を遅延させる第2の遅延手
段と、第2の遅延手段により遅延された2つのデータ信
号の位相差を位相差信号に基づいて補正する第2の位相
補正手段と、第2の位相補正手段により補正された2つ
のデータ信号を合成する合成手段とを備えている。本発
明においては、クロック系変換手段は、あるクロック信
号に基づいて入力されなかったデータ信号をあるクロッ
ク信号に基づくように変換する。一方、第1の遅延手段
は、あるクロック信号に基づいて入力されたデータ信号
を、クロック系変換手段により変換されたデータ信号
が、クロック系変換手段を通過することにより遅れた分
だけ遅延させ、双方のデータ信号の遅延タイミングを合
わせる。2つのデータ信号をさらに2系統に分ける。そ
して、一方の2つのデータ信号は、第1の位相補正手段
に入力されて補正された上で位相差検出手段に入力され
位相差検出される。算出された位相差は第1の位相補正
手段において後のデータ信号に反映される。他方の2つ
のデータ信号は、第2の遅延手段で遅延された後に、第
2の補正手段により補正され、合成手段で合成されて後
段の装置で用いられる。
【0021】また、本発明に係るでは、処理した信号に
基づいて、信号中に含まれる同期パターンのデータを検
出するものである。本発明においては、デュアルPLL
方式で処理した信号で同期パターンのデータを検出する
が、その際に、シングルPLLと同じ検出タイミングで
行う。
【0022】また、本発明に係る記憶装置は、パルス幅
変調で記録された信号を、その立ち上がり部分又は立ち
下がり部分に基づいて2つのデータ信号に分け、2つの
データ信号を、あるクロック信号に基づくように変換す
るクロック系変換部と、クロック系変換部が変換した2
つのデータ信号をさらに同位相に補正して合成する位相
調整部とを備えたデコード手段を有している。本発明に
おいては、パルス幅変調で記録された信号をその立ち上
がり部分又は立ち下がり部分に基づいて2つのデータ信
号に分け、再度合成して信号を処理するデュアルPLL
タイプのデコード装置であって、2つのデータ信号をあ
るクロック信号に同期させるクロック系変換部とクロッ
ク系変換部によりあるクロック信号に同期した2つのデ
ータ信号をさらに同位相に補正して合成する位相調整部
とを独立して備えたデコード手段を有する記憶装置を構
成する。
【0023】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の第1
の実施の形態に係るデコード装置のブロック図である。
図1において、1はクロック系変換手段である。クロッ
ク系変換手段は、RclkLEで同期しているRDDT
LEを、RclkTEに同期させる。2は例えばシフト
レジスタで構成される第1遅延手段である。RDDTL
Eがクロック系変換手段1を通過することにより生じる
遅延に対応させてRDDTTEを遅延させる。クロック
系変換手段1及び第1遅延手段2でクロック系変換部を
構成する。
【0024】3は第2遅延手段である。RDDTLEを
一時的に保存するバッファA0(BufferA0)及
びRDDTTEを一時的に保存するバッファA1(Bu
fferA1)を有している。位相補正時に起こる信号
の乱れを、後段の装置が用いるResync等のデータ
部分に及ぼさないようにするためのものである。4及び
5は位相補正手段である。後述する位相差検出手段6が
算出したRDDTLEとRDDTTEとの位相差に基づ
いて、これらが同位相になるように補正する。ここで、
位相補正手段5は、位相差検出の結果をフィードバック
し、その後に入力されるRDDTLE及びRDDTTE
に対して、その位相補正を反映させるために設けられて
いる。また、位相補正手段4は、後述する合成手段7が
RDを作成するための補正を行うために設けられてい
る。このように、位相補正手段を位相補正手段4及び5
の2つで構成したのは、前述したように、位相補正手段
5から出力される信号をそのまま合成したのでは、本装
置の後段の装置で用いられるResync等のデータ部
分を乱してしまうからである。そのため、RDを作成す
るために第2遅延手段3を通過した信号を用いる必要が
あり、その位相補正をするための手段として位相補正手
段4が設けられているのである。
【0025】6は位相差検出手段である。位相差検出手
段6は、バッファ部6Aとパターン比較部6B及び位相
差検出部6Cで構成される。バッファ部6Aは、RDD
TLEを一時的に保存するバッファ0(Buffer
0)及びRDDTTEを一時的に保存するバッファ1
(Buffer1)を有している。パターン比較部6B
は、VFO及びResyncのデータ部分について、あ
らかじめ定められたパターンと比較し、その比較に基づ
いてstrtn信号又はstrtp信号を送信する。位
相差検出部6Cは、少なくともカウンタを有しており、
strtn信号又はstrtp信号に基づいて、RDD
TLEとRDDTTEとの間の位相差を算出する。ま
た、7は合成手段である。同位相に補正されたRDDT
LEとRDDTTEとを合成し、RDを作成する。この
第2遅延手段3、位相補正手段4及び5、位相差検出手
段6並びに合成手段7で位相調整部を構成する。
【0026】本実施の形態のデコード装置は、クロック
系変換手段1によりRDDTLEをRclkTEに同期
させた後に、位相差検出手段6で位相差を検出する。そ
して、検出した位相差に基づいて位相補正手段4及び5
が送信されるRDDTLEとRDDTTEとの間の位相
差を補正する。クロック系を変換する部分と位相補正を
する部分とをそれぞれ別手段で構成することで、従来よ
り単純な構成となる。また、位相差検出手段6では、第
1第2及び第3VFOの各データ部分で各セクタの前半
部分の位相差検出を行い、Resyncによるデータ部
分で各セクタの後半部分の位相差検出を行う。これによ
り、セクタ全体(記録媒体に記録されたデータ全体)の
位相差検出をカバーする。ここでは、特にAMのデータ
部分及びSyncのデータ部分を用いていない。これ
は、これらのデータは、図9をみればわかるように、第
1第2及び第3VFOの各データ部分のすぐ後に続くデ
ータだからである。そのため、本実施の形態ではこれら
のデータ部分で位相差を検出しない。
【0027】図2はクロック系変換手段1の構成を表す
図である。クロック系変換手段1は、カウンタ1及びカ
ウンタ0、ゲート1及びゲート0、8ビット分のレジス
タ(Dフリップフロップ)、8つのアンド回路、OR回
路並びに出力用のレジスタ(O−reg)で構成されて
いる。このクロック系変換手段1において、RclkL
Eで同期しているRDDTLEは、をRclkTEで同
期するように変換される。そして、カウンタ0とカウン
タ1との初期値をずらすことにより、あるレジスタに対
するデータ書き込みタイミングとデータ読み出しタイミ
ングとを約4クロック分ずらせる。このように、約4ク
ロック分ずらせることにより、RDDTLEが入力され
るレジスタとRDDTLEが出力するレジスタとが異な
り、出力(読み出されたデータ)が安定する。また、例
えば、ディスクの欠陥等により、読み出されるデータが
“0”又は“1”が一定期間続くと、PLLは位相比較
ができず、RclkLEとRclkTEとの周波数に差
が生じることがある。一方のカウントのタイミングが速
くなったり遅くなったりして2つのカウンタ値が同じに
なると、同じレジスタに対してゲート0とゲート1とが
ほぼ同時に開いてしまい、書き込みと読み出しのタイミ
ングがほぼ同時になってしまうためクロック系変換手段
1のメカニズムが破綻する。そこで、このため、ゲート
0とゲート1の立ち上がり時間の差がほぼ最大となる約
4クロック分ずらすことでマージンを最大にすることが
できる。ただ、常に4クロックずらすというわけではな
く、レジスタ数等により変化させてよい。
【0028】図3は、クロック系変換手段1に入出力さ
れる各信号等の関係を表すタイムチャートである。図2
及び図3に基づいて、クロック系変換手段1の動作につ
いて説明する。カウンタ0及びカウンタ1は、0〜7の
循環カウンタである。0からカウントアップし、7の次
はまた0に戻ってカウントを行う。ここで、カウンタ1
はRclkLEの立ち下がりでカウントする。そして、
カウンタ1がカウントする時に、そのカウント値に対応
したゲート1のゲートが立ち上がる(開く)。このと
き、ゲートに対応したレジスタ(reg0〜reg7)
だけにRDDTLEのデータが入力される。カウンタ1
が1をカウントすると、ゲート1[0]が立ち上がり、
レジスタ0だけにその時のRDDTLEのデータである
data00が入力される。また、カウンタ1が2をカ
ウントするときにはゲート1[1]が立ち上がり、レジ
スタ1だけにその時のRDDTLEのデータであるda
ta10が入力される。同様に、data20、dat
a30、data40、data50、data60及
びdata70が、それぞれレジスタ2、レジスタ3、
レジスタ4、レジスタ5、レジスタ6及びレジスタ7に
入力される。また、data07がレジスタ7に入力さ
れると、その次のRDDTLEのデータであるdata
10がレジスタ1に入力される。
【0029】一方、カウンタ0はRclkTEの立ち下
がりでカウントする。そして、カウンタ0がカウントす
る時に、そのカウント値に対応したゲート0のゲートが
立ち上がる(開く)。そのゲートにより信号が入力され
るアンド回路だけがレジスタに記憶されたRDDTLE
のデータを通過させる。カウンタ0が1をカウントする
と、ゲート0[0]が立ち上がり、レジスタ0と接続さ
れたアンド回路が、レジスタ0に記憶されたRDDTL
Eのデータであるdata00を通過させる。また、カ
ウンタ0が2をカウントすると、ゲート0[1]が立ち
上がり、レジスタ1と接続されたアンド回路が、レジス
タ1に記憶されたRDDTLEのデータであるdata
10を通過させる。このようにして、レジスタ2、レジ
スタ3、レジスタ4、レジスタ5、レジスタ6及びレジ
スタ7にそれぞれ記憶されたdata20、data3
0、data40、data50、data60及びd
ata70が、対応するゲートの立ち上がりによりアン
ド回路を通過する。また、レジスタ7に記憶されたda
ta07が通過すると、カウンタ0が1をカウントし、
ゲート0[0]が立ち上がるので、レジスタ1に記憶さ
れたdata10が通過する。通過したRDDTLEの
データはOR回路を通過し、O−regでRclkTE
の立ち上がりにあわせて出力される。このようにして、
RclkLEに同期したRDDTLEが出力される。こ
こで、前述したように、カウンタ1のカウント値とカウ
ンタ0のカウント値とを4ずらせておく。これにより、
4クロック分遅れたRDDTLEがクロック系変換手段
1から、RclkTEに同期して出力することになる。
【0030】前述したように、RDDTLEはクロック
系変換手段1を通過することにより、RclkLEに同
期するものの約4クロック分遅延する(位相が遅れ
る)。そのため、何もしなければRDDTTEの方がそ
の分進んでしまう。後段の位相差補正は、位相の進み又
は遅れを判断できるほどのずれを補正するものなので、
これだけ大きな位相のずれに対して補正を行うことがで
きない。これを補正するために設けたのがシフトレジス
タで構成される第1遅延手段2である。第1遅延手段2
は、RDDTLEがクロック系変換手段1を通過した位
相のずれの時間分だけRDDTTEを遅延させる。
【0031】クロック系変換手段1によりRclkTE
に同期したRDDTLE及び第1遅延手段2により遅延
されたRDDTTEは、第2遅延手段3及び位相補正手
段5に入力される。図1では第2遅延手段3は、24ビ
ットの2つのバッファ(BufferA0及びBuff
erA1)で構成されている。ここで、先ほど若干説明
したが、この第2遅延手段3が設けられている理由を再
度詳述する。位相補正手段5は後述するような位相補正
動作を行うが、位相補正動作を行う際に、位相補正手段
5を通過する信号が乱れてしまう。ここで、後述するよ
うに、RDDTLE及びRDDTTEとの位相差の検出
は、位相差検出手段6がVFOとResyncのデータ
部分を検出して行うことになっている。そのため、位相
差が検出され、それがすぐに位相補正動作に反映される
と、VFOとResyncのデータ部分の信号が位相補
正手段4を通過している際に位相補正を行ってしまう場
合がある。VFOのデータ部分は本装置の前段の装置が
必要とするデータなので特に問題はないが、Resyn
cは本装置の後段にある装置が必要とするデータなの
で、データが乱れると問題がある。そこで、位相補正を
行う時にResyncのデータ部分の信号が位相補正手
段4を通過しないように、第2遅延手段3を設け、信号
を遅延させるのである。
【0032】次に位相補正手段5の動作であるが、ここ
では、この装置において最初にRDDTLE及びRDD
TTEが入力された段階であるとする。そのため、位相
差検出手段6による位相差の検出はなされていないもの
とし、この時点では位相補正手段5は位相補正を行わな
いものとする(位相補正手段5は、後述する位相補正手
段4と同様の動作を行うので、位相補正手段4の動作説
明と共に説明する)。
【0033】位相補正手段5を通過したRDDTLE及
びRDDTTEはバッファ部6Aに入力される。バッフ
ァ部6Aにおいて、RDDTLE及びRDDTTEはそ
れぞれバッファ0及びバッファ1に16ビット分蓄えら
れる。本来、16ビットという記憶量では、Resyn
cのデータ部分を全てカバーできない。ただ、Resy
ncのデータ部分は他のデータ部分とは異なり特徴とな
るデータパターンを有している。その部分を検出できれ
ば位相差の検出が問題なく行えるので、本実施の形態で
は、それぞれの記憶量を16ビットとしている。
【0034】図4は、パターン比較部6BにおけるRe
syncのデータ部分によるパターン比較の動作状態の
遷移を表す図である。動作状態は5状態からなる。パタ
ーン比較による状態遷移はステートマシンにより行われ
る。図4は、Resyncデータ部分におけるRDDT
LEとRDDTTEとをあらかじめ定めたパターンと比
較し、その結果に基づいて状態を遷移するものである。
ここでResyncデータ部分におけるパターンを2パ
ターン定めておき、これをRSa及びRSbとする。こ
こで、バッファ0の内容(RDDTLE)がRSaと一
致するならば、バッファ1の内容(RDDTTE)はR
Sbと一致する。逆に、バッファ1の内容がRSaと一
致するならば、バッファ0の内容はRSbと一致する。
なお、ここではResyncのデータ部分との比較を、
VFOのデータ部分との比較よりも先に説明するが、実
際には、データフォーマットの関係上、VFOのデータ
部分との比較の方が必ず先に行われる。
【0035】次に図4に基づいてパターン比較部6Bの
パターン検出について説明する。まず、初期状態S0が
ある。パターン比較部6Bは、Resyncウィンドウ
信号が立ちあがる(Resyncウィンドウが開く)と
比較動作を開始する。パターン比較部6Bは、バッファ
0の内容及びバッファ1の内容、RSa及びRSbとを
相互に比較する。先にバッファ0の内容がRSaと一致
したと判断すると、strtn信号(パルス信号)を出
力し、S1に状態遷移する。そして、バッファ1の内容
がRSbと一致するか一定の時間が経過すると、S0に
状態遷移する。ここでバッファ1の内容がRSbと一致
したと判断すると、strtp信号(パルス信号)を出
力してからS0に遷移する(位相差がなく、時間的に同
時に一致した場合も同様とする)。また、先にバッファ
0の内容がRSbと一致したと判断すると、strtn
信号を出力し、S2に状態遷移する。そして、バッファ
1の内容がRSaと一致するか一定の時間が経過(タイ
ムアウト)すると、S0に状態遷移する。バッファ1の
内容がRSaと一致した場合には、strtp信号を出
力して状態S0に遷移する。次に、先にバッファ1の内
容がRSaと一致したと判断すると、strtp信号を
出力し、S3に状態遷移する。そして、バッファ0の内
容がRSbと一致するか一定の時間が経過すると、S0
に状態遷移する。ここで、バッファ0の内容がRSbと
一致した場合には、strtn信号(パルス信号)を出
力して状態S0に遷移する。また、先にバッファ1の内
容がRSbと一致したと判断すると、strtp信号を
出力し、S4に状態遷移する。そして、バッファ0の内
容がRSaと一致するか一定の時間が経過すると、S0
に状態遷移する。ここで、バッファ0の内容がRSbと
一致した場合には、strtn信号(パルス信号)を出
力して状態S0に遷移する。
【0036】次にVFOによる位相合わせについて説明
する。パターン比較部6Bは、VFOウィンドウが立ち
あがると比較動作を開始する。VFOのデータ部分は、
位相は異なる場合があるものの、RDDTLE、RDD
TTEとも同パターンとなる。そのため、5状態のステ
ートマシンは必要ない。バッファ0のデータ内容(RD
DTLE)が先にあるパターン(これをVFOaとす
る)と一致したと判断するか、バッファ1のデータ内容
(RDDTTE)が先にあるパターン(これをVFOb
とする)と一致したと判断するかによって、出力する信
号を区別する。バッファ0のデータ内容(RDDTL
E)が先にVFOaと一致したと判断するとstrtn
信号を出力する。また、バッファ1のデータ内容(RD
DTTE)が先にVFObと一致したと判断するとst
rtp信号を出力する。
【0037】図5は、位相差検出部6Cによる位相差検
出の動作状態の遷移を表す図である。動作状態は4状態
からなる。位相差検出の状態遷移もステートマシンによ
り行われる。まず、初期状態SA0がある。パターン比
較部6Bは、前述したようにバッファ0とパターンとが
一致したと判断するとstrtn信号を出力し、バッフ
ァ1とパターンとが一致したと判断するとstrtp信
号を出力する。位相差検出部6Cは、先にstrtp信
号が入力されたと判断するとSA1に状態遷移し、ま
た、先にstrtn信号が入力されたと判断するとSA
2に状態遷移する。そして、カウントを開始する。
【0038】状態SA1において、位相差検出部6C
は、strtn信号が入力されたか、また、カウントが
上限値(limit)になったかどうかを判断する。s
trtn信号が入力されたと判断するとlag信号とそ
の時のカウント値とを出力してSA3に状態遷移する。
また、カウントが上限値になったと判断するとSA0に
状態遷移する。
【0039】また、状態SA2においても同様に、位相
差検出部6Cは、strtp信号が入力されたか、ま
た、カウントが上限値(limit)になったかどうか
を判断する。strtp信号が入力されたと判断すると
lead信号とその時のカウント値とを出力してSA3
に状態遷移する。また、カウントが上限値になったと判
断するとSA0に状態遷移する。
【0040】状態SA3において、位相差検出部6C
は、Resyncの位相差を検出している場合は、Re
syncウィンドウ信号が立ち下がった(Resync
ウィンドウが閉じた)と判断すると、SA0に状態遷移
する。またVFOの位相差を検出している場合は、VF
Oウィンドウ信号が立ち下がった(VFOウィンドウが
閉じた)と判断すると、SA0に状態遷移する。
【0041】図6は位相差検出部6Cにおける各信号を
表す図である。ここでは、strtn信号が先に入力さ
れ、その後にstrtp信号が入力されたので、lea
d信号が送信されることになる。しかもカウント値は2
であるので、RDDTLEの方が位相が2進んでいるこ
とを示している。
【0042】図7は、位相補正手段4及び合成手段7の
構成を表す図である。図では、位相補正手段4は、5段
のレジスタ(Dフリップフロップ)、5つのアンド回
路、OR回路、5ビット分のシフトレジスタ及び位相制
御回路で構成されている。位相補正手段5も同様の構成
である。また、合成手段7はOR回路で構成されてい
る。ここで各レジスタを構成するDフリップフロップは
RclkTEに同期して動作するものとする。
【0043】まず、RclkTEに同期し、第2遅延手
段3で遅延されたRDDTLEは、5段のレジスタに入
力される。各レジスタはRclkTEに同期して動作す
るので、1段目のレジスタが送信したRDDTLEのデ
ータを5段目のレジスタが送信するのは5クロック後と
なる。つまり、各レジスタによって送信タイミングが5
段階に分かれる。それぞれのレジスタにより送信された
データ信号は5つのアンド回路にそれぞれ入力され、ア
ンド回路の一方の入力信号となる。
【0044】一方、5ビット分のシフトレジスタは、あ
るレジスタだけにデータ“1”が記憶されている(残り
のレジスタには“0”が記憶されている)。シフトレジ
スタのそれぞれのレジスタに記憶されたデータは、アン
ド回路の他方の入力信号となる。位相制御回路は、位相
差検出部6Cが送信したlead信号又はlag信号並
びにカウント値に基づいて制御信号を送信して、5ビッ
ト分のレジスタの中で、唯一“1”が記憶されるレジス
タをシフト制御により選択する。
【0045】前述したように、5つのアンド回路のそれ
ぞれには、一方にRDDTLEのデータが入力され、他
方に5ビット分のシフトレジスタのレジスタのそれぞれ
のデータが入力される。したがって、5ビット分のシフ
トレジスタのうち、データ“1”が記憶されているレジ
スタと接続されたアンド回路だけがRDDTLEのデー
タを通過させることができる。つまり、通過するデータ
は5段階のうちから選択され、そのため5段階の位相調
整ができる。初期段階(補正なし)の状態では中心のレ
ジスタだけにデータ“1”が記憶されている。そのた
め、5段のうち3段目のレジスタが送信するデータ信号
が位相差0のデータ信号を表す。この場合、位相差0及
び前後2段階の位相調整が可能である。また、RDDT
TEについては、RDDTLEについて、5段のうち3
段目のレジスタが送信するRDDTLEが位相差0とし
ていることから、3段のレジスタで遅延させて調整して
いる。
【0046】図7では、lead信号が送信されると、
データ“1”が記憶されるレジスタを上にシフトさせ
る。つまり、RDDTLEの位相を1クロック分又は2
クロック分遅くするのである。逆にlag信号が送信さ
れると、データ“1”が記憶されるレジスタを下にシフ
トさせる。つまり、RDDTLEの位相を1クロック分
又は2クロック分はやくするのである。何クロック分位
相を調整するかは、カウント値に基づいて行われる。ア
ンド回路を通過したRDDTLEのデータはOR回路を
通過し、合成手段7でRDDTTEと合成され、RDと
して後段の回路に送信される。
【0047】次に、位相差検出手段6と位相補正手段5
との動作を具体例に基づいて説明する。この具体例では
VFOに基づいてパターン比較し、位相を補正すること
にする。ここで、バッファ0に対する比較の基準パター
ンを“1000100010001000”とする。ま
た、バッファ1に対する比較の基準パターンを“001
0001000100010”とする。そして、ある時
刻、バッファ0の内容が“1000100010001
000”の時、バッファ1の内容は“00010001
00010001”であるとする。また、ここでは、許
容位相差を設定し、これを1とする。VFOのデータ部
分において位相が2クロックずれていると、バッファ0
の内容とバッファ1の内容とが同一になってしまう。し
かも、これでは位相が進んでいるのか遅れているのかが
判断できない。その判断を行えるようにするために、V
FOのデータ部分の比較において、許容位相差は1でな
ければならないのである(Resyncのデータ部分は
位相差が2クロックあっても判断できるので、許容位相
差は2でもよい)。この位相差の最大許容は、位相補正
手段4又は5を構成するシフトレジスタを構成するレジ
スタの数に依存する。
【0048】パターン比較部6Bは、VFOウィンドウ
が開いている間、比較を行う。その中のある時刻におい
て、基準パターンとバッファ0の内容とを比較する。こ
こで基準パターンとバッファ0の内容とは一致し、基準
パターンとバッファ1の内容とは一致しないので、st
rtn信号を出力する。位相検出部6Cはそれによりカ
ウントを始める。次の信号入力によってシフトしたバッ
ファ1の内容と基準パターンとは一致するので、パター
ン比較部6Bはstrtp信号を出力する。このとき、
カウントは1である。ここで、strtp信号の方がs
trtn信号より後で送信されたので、RDDTLEの
方が位相が1クロック分進んでいることになる。そこ
で、位相差検出部6Cはカウント値1と共にlead信
号を位相補正手段4及び位相補正手段5に送信する。
【0049】位相補正手段4は、カウント値1とlea
d信号を受信したので、3ビット分のシフトレジスタの
3つのレジスタのうち、RDDTLEの位相を遅らせる
方向(図7に対応させると上の方)のレジスタにデータ
“1”を記憶させる。そして、位相補正手段4から出力
されるRDDTLEを1クロック分遅くする。RDDT
LEに対して位相が1クロック分遅れたRDDTTE
は、そのまま合成手段7に入力される。これで位相補正
されたことになり、RDDTLEとRDDTTEとは同
位相で合成手段7に入力されることになる。
【0050】合成手段7は、入力された信号をOR演算
して出力する。これが、最終的に媒体に記録されたPW
Mのデータを処理した信号であるRDとなる。出力され
たRDにより、Sync及びResyncのパターンが
検出される。このデコード装置は、従来に比べて回路が
単純であり、また全ての手段を合計しても、用いられて
いるレジスタ等の数が少ない。そのため、RDDTLE
とRDDTTEとが入力され、合成されてRDとして出
力されるまでの信号の遅延を抑えることができる。した
がって、後段の装置がシングルPLL及びデュアルPL
Lのどちらに対応しているものでも適用することができ
る。
【0051】一方、位相補正手段5も同様に、lead
信号とカウント値とが送信され、RDDTLEが入力さ
れてくるレジスタとは反対のレジスタ方向に1つタップ
を切り換える。これにより、検出した結果がフィードバ
ックされ、次の位相差検出に反映される(その後位相差
が生じなければ位相差は0のままである)。
【0052】以上のように第1の実施の形態によれば、
クロック系変換手段1がRclkLEのクロックに基づ
いているRDDTLEをRclkTEのクロックに基づ
くように変換し、第1遅延手段2がその変換分だけRD
DTTEを遅延させ、位相差検出手段6において検出し
た位相差を位相補正手段4で補正し、合成手段7で合成
させてRDとして出力するようにしたので、デュアルP
LL方式で信頼性の高いRDを得ることができる。しか
も、クロック系変換部と位相調整部とが独立しているの
で回路構成及び動作が単純であり、省スペース化及び省
電力化を図ることができる。また、障害の際の原因究明
を簡単に行える。それに、第2遅延手段3、バッファ部
6A等に代表されるようなレジスタ部分の格納ビット数
をできるだけ抑え、RDDTLE及びRDDTTEが入
力されてからRDが出力されるまでの装置全体の遅延を
少なくしたので、後段の装置において、同期パターン
(Sync及びResync)の検出をシングルPLL
と同一タイミングで行うことができ、ウィンドウの設定
を容易に行えるので、他の装置の開発工数も削減でき
る。また、第2遅延手段3が、位相補正手段4へのRD
DTLE及びRDDTTEを遅延させ、位相差検出手段
6がResyncのデータ部分に基づいて検出した位相
差の補正を位相補正手段4が反映させた際に生じる信号
の乱れがResyncのデータ部分に及ぶのを防ぐの
で、後段の装置において乱れのないResyncのデー
タ部分による同期パターン検出を行うことができる。
【0053】さらに位相差検出手段6のパターン比較部
6BにおいてRDDTLE及びRDDTTEのどちらも
パターンと比較し、先にパターン検出した方に基づいて
strtp信号又はstrtn信号のどちらかを送信す
るようにし、ある時間内に他方の信号が送信されなけれ
ば、あらためて比較を行うようにしたので、比較の機会
を多くすることができ、信頼性を高めることができる。
また、位相差検出部6Cにおいて、strtp信号又は
strtn信号のどちらの信号でもカウンタはスタート
し、またストップするので、RDDTLE及びRDDT
TEのそれぞれに対してカウンタを設けることもなく、
回路構成を単純にすることができる。また、同ウィンド
ウ(検出動作期間)内で一度位相差を検出すると、その
ウィンドウ内では検出は行わないので、ノイズ等によ
り、本来検出対象とはならない部分で誤って検出してし
まうこともなく、安定した補正を行うことができる。
【0054】実施の形態2.上述の実施の形態では、位
相差検出手段6における位相差検出対象をVFOのデー
タ部分とResyncのデータ部分としたが、これをA
Mのデータ部分やSyncのデータ部分も含めたり、V
FOのデータ部分の代わりにこれらを用いてもよい。
【0055】実施の形態3.上述の実施の形態では、C
DやMOを用いたディスクドライブ装置に適用すること
を前提として説明している。しかし、本発明のようなデ
コード装置は、データを記憶又は再生する記憶装置の一
部を構成するものであってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パルス幅
変調で記録された信号をその立ち上がり部分又は立ち下
がり部分に基づいて2つのデータ信号に分け、再度合成
して信号を処理するデュアルPLLタイプのデコード装
置で、2つのデータ信号をあるクロック信号に同期させ
るクロック系変換部とクロック系変換部によりあるクロ
ック信号に同期した2つのデータ信号をさらに同位相に
補正して合成する位相調整部とを独立して備えるように
したので、高信頼性、回路の単純化、小規模化及びそれ
による省電力化を図ることができる。また、また、障害
の際の原因究明を簡単に行える。
【0057】また、本発明のクロック系変換部によれ
ば、クロック系変換手段及び遅延手段による単純な構成
で、2つのデータ信号が基づくクロック信号を同一にで
きる。
【0058】また、本発明の位相調整部によれば、位相
差検出手段がクロック系変換部が変換した2つのデータ
信号の間の位相差を検出する。また、位相補正手段は、
位相差検出手段が検出した位相差に基づいて2つのデー
タ信号を同位相に補正する。そして、補正した2つのデ
ータ信号を合成手段が合成する。また本発明の位相調整
部によれば、位相差検出手段、位相補正手段及び合成手
段による単純な構成で、2つのデータ信号の位相差を正
しく補正できる。
【0059】また、本発明によれば、クロック系変換部
が変換した2つのデータ信号をさらに2系統に分け、一
方の2つのデータ信号を位相差検出に用い、他方の2つ
のデータ信号は、遅延手段で遅延された後に、他方の位
相補正回路により補正され、合成手段で合成されて後段
の装置で用いるようにしたので、遅延手段が遅延させる
ことにより、後段の装置が用いるデータ部分に位相補正
の際に生ずるデータ信号の乱れを及ぼさず、後段の装置
に正確なデータを送信することができる。
【0060】また、本発明の位相差検出手段によれば、
一方のデータ信号と比較データパターンとが一致してか
ら、他方のデータ信号と比較データパターンとが一致す
るまでのカウント数及びその順序に基づいて位相差を検
出するようにしたので、2つのデータ信号のそれぞれに
対してカウンタを設けることもなく、回路構成を単純に
することができる。
【0061】本発明の位相差検出手段では、あらかじめ
時間を定めておき、一方のデータ信号と比較データパタ
ーンとが一致してから、その時間内に他方のデータ信号
と比較データパターンとが一致しなければ、あらためて
比較をやり直すようにしたので、比較の機会を多くする
ことができ、信頼性を高めることができる。
【0062】本発明の位相差検出手段では、ウィンドウ
等により検出動作期間を定めるようにしたので、効率的
な位相差検出を図ることができる。
【0063】本発明の位相差検出手段では、ある検出動
作期間内に位相差を検出すると、その検出動作期間での
位相差検出を終了するようにしたので、例えばノイズ等
による誤った検出を避けることができ、補正の安定を図
ることができる。
【0064】本発明の位相差検出手段では、データの前
半に存在するVFOのデータ部分とデータの後半部分に
存在するResyncのデータ部分とにおいて位相差を
検出するようにしたので、データ全体に対して位相差の
検出ができる。
【0065】本発明の位相差検出手段では、データの前
半に存在するSyncのデータ部分及びAMのデータ部
分とデータの後半部分に存在するResyncのデータ
部分とにおいて位相差を検出するようにしたので、デー
タ全体に対して位相差の検出ができる。
【0066】また、本発明によれば、クロック系変換手
段及び第1の遅延手段により、2つのデータ信号のタイ
ミングを合わせ、それらの2つのデータ信号をさらに2
系統に分けて、一方は、第1の位相補正手段で補正した
上で位相差検出手段に入力され位相差検出し、他方は、
第2の遅延手段で遅延させた後に、第2の位相補正手段
で補正して合成手段で合成させて出力するようにしたの
で、高信頼性、回路の単純化、小規模化及びそれによる
省電力化を図ることができる。また、また、障害の際の
原因究明を簡単に行える。後のデータに補正を反映させ
るための第1の位相補正手段と外部に出力するデータの
補正をする第2の位相補正手段とを分けることで、出力
するデータを正確なものにすることができる。
【0067】また、本発明によれば、回路構成が単純な
ので、処理した信号で同期パターンのデータを検出する
際に、シングルPLLと同じ検出タイミングで行うこと
ができる。
【0068】また、本発明によれば、パルス幅変調で記
録された信号をその立ち上がり部分又は立ち下がり部分
に基づいて2つのデータ信号に分け、再度合成して信号
を処理するデュアルPLLタイプのデコード装置であっ
て、2つのデータ信号をあるクロック信号に同期させる
クロック系変換部とクロック系変換部によりあるクロッ
ク信号に同期した2つのデータ信号をさらに同位相に補
正して合成する位相調整部とを独立して備え、高信頼
性、回路の単純化、小規模化及びそれによる省電力化を
図ることができるデコード手段を有した記憶装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデコード装置
のブロック図である。
【図2】クロック系変換手段1の構成を表す図である。
【図3】クロック系変換手段1に入出力される各信号等
の関係を表すタイムチャートである。
【図4】パターン比較部6BにおけるResyncのデ
ータ部分によるパターン比較の動作状態の遷移を表す図
である。
【図5】位相差検出部6Cによる位相差検出の動作状態
の遷移を表す図である。
【図6】位相差検出部6Cにおける各信号を表す図であ
る。
【図7】位相補正手段4及び合成手段7の構成を表す図
である。
【図8】PWM方式のデータを説明するための図であ
る。
【図9】記録されたデータのセクタにおけるフォーマッ
トを表す図である。
【符号の説明】
1 クロック系変換手段 2 第1遅延手段 3 第2遅延手段 4、5 位相補正手段 6 位相差検出手段 6A バッファ部 6B パターン比較部 6C 位相差検出部 7 合成手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅変調で記録された信号をその立
    ち上がり部分又は立ち下がり部分に基づいて2つのデー
    タ信号に分け、再度合成して信号を処理するデュアルP
    LL方式のデコード装置において、 前記2つのデータ信号をあるクロック信号に同期させる
    クロック系変換部と、 該クロック系変換部により前記あるクロック信号に同期
    した前記2つのデータ信号をさらに同位相に補正して合
    成する位相調整部とを備えたことを特徴とするデコード
    装置。
  2. 【請求項2】 前記クロック系変換部は、 前記あるクロック信号を含む2つのクロック信号のそれ
    ぞれに基づいて入力される前記2つのデータ信号のう
    ち、前記あるクロック信号とは別のクロック信号に基づ
    いて入力されるデータ信号を、前記あるクロック信号に
    同期するように変換するクロック系変換手段と、 前記あるクロック信号で入力されるデータ信号を、前記
    クロック系変換手段の変換タイミングに基づいて遅延さ
    せる遅延手段とから構成されることを特徴とする請求項
    1記載のデコード装置。
  3. 【請求項3】 前記位相調整部は、 前記クロック系変換部が変換した前記2つのデータ信号
    の位相差を検出する位相差検出手段と、 該位相差検出手段が検出した位相差に基づいて、前記2
    つのデータ信号を同位相に補正する位相補正手段と、 該位相補正手段により同位相に補正された2つのデータ
    信号を合成する合成手段とから構成されることを特徴と
    する請求項1記載のデコード装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック系変換部が変換した前記2
    つのデータ信号をさらに2系統に分け、また、前記位相
    補正手段を位相補正回路2つで構成し、さらに前記2つ
    のデータ信号を遅延させるための遅延手段を備え、 一方の前記2つのデータ信号は、一方の位相補正回路に
    入力されて補正された上で前記位相差検出手段に入力さ
    れ位相差検出され、 他方の前記2つのデータ信号は、前記遅延手段で遅延さ
    れた後に、他方の位相補正回路により補正され、前記合
    成手段で合成されることを特徴とする請求項3記載のデ
    コード装置。
  5. 【請求項5】 前記位相差検出手段は、あらかじめ定め
    られた比較データパターン及びカウンタを少なくとも有
    し、 前記2つのデータ信号の一方のデータ信号と前記比較デ
    ータパターンとが一致してから、他方のデータ信号と前
    記比較データパターンとが一致するまでのカウント数及
    び前記2つのデータ信号の一致の順序に基づいて前記位
    相差を検出することを特徴とする請求項3記載のデコー
    ド装置。
  6. 【請求項6】 前記位相差検出手段は、前記2つのデー
    タ信号の一方のデータ信号と前記比較データパターンと
    が一致してから、あらかじめ定められた時間以内に他方
    のデータ信号と前記比較データパターンとが一致しなけ
    れば、あらためて前記2つのデータ信号と前記比較デー
    タパターンとの比較を行うことを特徴とする請求項5記
    載のデコード装置。
  7. 【請求項7】 前記位相差検出手段は、検出動作期間が
    設定され、その期間内で位相差検出を行うことを特徴と
    する請求項5記載のデコード装置。
  8. 【請求項8】 前記位相差検出手段は、ある検出動作期
    間内に位相差を検出すると、その検出動作期間での位相
    差検出を終了することを特徴とする請求項7記載のデコ
    ード装置。
  9. 【請求項9】 前記検出動作期間は、Resyncのデ
    ータ又はVFOのデータ部分を含むデータ信号の入力に
    基づいて設定されることを特徴とする請求項7記載のデ
    コード装置。
  10. 【請求項10】 前記検出動作期間は、Syncのデー
    タ、AMのデータ及びResyncのデータ部分を含む
    データ信号の入力に基づいて設定されることを特徴とす
    る請求項7記載のデコード装置。
  11. 【請求項11】 パルス幅変調で記録された信号を、そ
    の立ち上がり部分又は立ち下がり部分に基づいて2つの
    データ信号に分け、再度合成して信号を処理するデュア
    ルPLL方式のデコード装置において、 2つのクロック信号のそれぞれに基づいて入力される前
    記2つのデータ信号のうち、どちらか一方のクロック信
    号に基づくように、他方のクロック信号に基づくデータ
    信号を変換するクロック系変換手段と、 該クロック系変換手段が変換したデータ信号とは別のデ
    ータ信号を、前記クロック系変換手段の変換タイミング
    に基づいて遅延させる第1の遅延手段と、 位相差信号が入力されると、前記クロック系変換手段及
    び該第1の遅延手段から送信された前記2つのデータ信
    号をそれぞれ2系統に分けた、一方の前記2つのデータ
    信号を補正する第1の位相補正手段と、 該第1の位相補正手段が補正した前記2つのデータ信号
    の位相差を検出し、位相差信号を送信する位相差検出手
    段と、 他方の前記2つのデータ信号を遅延させる第2の遅延手
    段と、 該第2の遅延手段により遅延された前記2つのデータ信
    号の位相差を位相差信号に基づいて補正する第2の位相
    補正手段と、 該第2の位相補正手段により補正された2つのデータ信
    号を合成する合成手段とを備えたことを特徴とするデコ
    ード装置。
  12. 【請求項12】 前記処理した信号に基づいて、前記信
    号中に含まれるSyncのデータ及びResyncデー
    タのパターンを検出することを特徴とする請求項1又は
    11記載のデコード装置。
  13. 【請求項13】 パルス幅変調で記録された信号を、そ
    の立ち上がり部分又は立ち下がり部分に基づいて2つの
    データ信号に分け、前記2つのデータ信号を、あるクロ
    ック信号に基づくように変換するクロック系変換部と、 該クロック系変換部が変換した前記2つのデータ信号を
    さらに同位相に補正して合成する位相調整部とを備えた
    デュアルPLL方式のデコード手段を有する記憶装置。
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