JPH07162315A - 復調回路 - Google Patents

復調回路

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JPH07162315A
JPH07162315A JP31043293A JP31043293A JPH07162315A JP H07162315 A JPH07162315 A JP H07162315A JP 31043293 A JP31043293 A JP 31043293A JP 31043293 A JP31043293 A JP 31043293A JP H07162315 A JPH07162315 A JP H07162315A
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JP
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data
bit
word
demodulation
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JP31043293A
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Inventor
Masatomo Hori
雅智 堀
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ復調時おけるビットスリップ(クロッ
クの過多,消失)によるバーストエラーの防止を図る。 【構成】 1ワードnビットの変調データを1ワードm
ビットの復調データに変換する変換手段3と、変調デー
タのビットの欠落あるいは過多を検出するビットスリッ
プ検出手段4とで構成され、変換手段3はビットスリッ
プ検出手段4の検出結果に基づきnビットの変調データ
の同期タイミングを変更する。1ビットの欠落が生じた
とき,ビットスリップ検出手段4はそれを検出し変換手
段3へ伝える。変換手段3は同期タイミングを1ビット
分早める。よって以降の復調データ列は正常なワード単
位で復調される。ビットスリップによる誤り伝搬がな
く、常に安定した正確な再生データを得る事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定ヘッド方式による
再生ないしは記録再生を行うデジタルオーディオテープ
レコーダ、特に近年発表されたデジタルコンパクトカセ
ットレコーダ(以下、DCCという)に適用する、復調
回路に係わる。
【0002】
【従来の技術】DCCについての公知技術は特開平2−
232802号公報、及び解説記事として日経エレクト
ロニクス誌No.535,1991.9.2号127頁
〜141頁に掲載されているので、ここでは本発明に関
係する再生系について説明する。DCCの再生系を示す
概要のブロック図を図9に示す。
【0003】図9において、ヘッド51は磁気テープに
記録された信号を再生する。増幅等化器52は再生信号
の符号間干渉を補正しクロック抽出回路53に出力す
る。クロック抽出回路53は増幅等化器52の出力より
クロックを抽出し、そのクロックで再生信号を打ち抜い
て復調回路54へ出力する。復調回路54では記録変調
の復調処理を行い誤り訂正回路55へ出力する。誤り訂
正回路55では誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行う。
誤り訂正回路55の出力56は、その後図示していない
圧縮伸長プロセッサ、D/Aコンバータを経由し再生オ
ーディオ信号として出力される。
【0004】従来の復調回路の例を示すブロック図を図
10に、その動作を示すタイミングチャートを図11に
示す。
【0005】図10において、1は1ワード10ビット
の変調データの入力端子、2は1ワード8ビットの復調
データの出力端子、31は変調データをシリアルパラレ
ル変換するシフトレジスタ、32はシフトレジスタ31
の出力をアドレスとして1ワード8ビットのデータを出
力するROM、33はROM32の出力が所定の同期信
号であるときに初期化される同期カウンタ、34は同期
カウンタ33の出力が所定値であることを検出するデコ
ーダ、35はデコーダ34が所定の値を検出したときR
OM32の出力を復調データとして出力するゲートであ
る。
【0006】以上のように構成された従来の復調回路の
動作を図11のタイミングチャートを用いて説明する。
図11の(a)に示す10ビット1ワードのシリアル変
調データを入力端子1に与える。シフトレジスタ31は
変調データをパラレルデータに変換しROM32へ与え
る。ROM32は入力された変調データに対応した図1
1の(b)に示す復調データを出力する。変調データに
はあらかじめユニークな同期信号を挿入されており、R
OM32の出力が同期信号に対応するとき(図11の
(b)に示すSを参照)、同期カウンタ33は初期化さ
れる。デコーダ34は同期カウンタ33の出力が0のと
き”H”となる(図11の(d)を参照)。ゲート35
はデコーダ34の出力が”H”のときデータを通すの
で、出力端子2に図11の(e)に示すような復調デー
タが出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】DCCはテープとヘッ
ドの相対速度が遅いため、ミクロンオーダのメカニズム
の振動が±数十%の非常に大きな伝送レートの変動とな
る。例えば車載用途を考えた場合、振動による伝送レー
トの変動は±30%を越える。
【0008】一方、クロック抽出回路は数%のキャプチ
ャレンジが限界であるため、メカニズムに振動を与えた
場合、クロック抽出が不可能となり、ビットの欠落,過
多(以降、総称してビットスリップと呼ぶ)が生じる。
【0009】ビットスリップが生じた場合の従来の復調
回路の動作を、図10に示すブロック図及び図12に示
すタイミングチャートを用いて説明する。
【0010】図12の(a)に示すように、変調データ
n+1 にビットの欠落が生じた場合、同期カウンタ33
の出力が0になるタイミングと、ROM32の出力の復
調データのタイミングが一致しない。よって、再び同期
信号が入力されるまで誤ったデータがゲート35を通過
し、誤った復調データが出力される。
【0011】このようにビットスリップが発生した場
合、ビットのまとまりの規則性が乱れるため、以降のデ
ータが全て誤りとなる。DCCの場合、シンボルと呼ぶ
10ビットのワードのまとまりの規則が乱れて、ブロッ
クシンクと呼ばれる同期用のシンボルが再生されるまで
最大480ビットの誤りが発生する。すなわち、ドロッ
プアウト等のノイズエッジによる誤りが以降のデータに
伝搬し大きな誤りとなり、再生音の音切れ等重大な欠陥
を招くという問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ビットスリップによる誤り伝搬がなく、常に良好な
再生音が得られる復調回路を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の復調回路は、1ワードnビットの変調データ
を1ワードmビットの復調データに変換する変換手段
と、変調データのビットの欠落あるいは過多を検出する
ビットスリップ検出手段とを備え、変換手段はビットス
リップ検出手段の検出結果に基づきnビットの変調デー
タの同期タイミングを変更する構成とする。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成により、1ビットの欠落
が生じたとき,ビットスリップ検出手段はそれを検出し
変換手段へ伝える。変換手段は同期タイミングを1ビッ
ト分早める。よって、以降の復調データ列は正常なワー
ド単位で復調される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施例における復調
回路のブロック図を示すものである。図1において、1
は1ワード10ビットの変調データの入力端子、2は1
ワード8ビットの復調信号の出力端子、3は変換手段、
4はビットスリップ検出手段である。
【0017】変換手段3を構成する、31は変調データ
をシリアルパラレル変換するシフトレジスタ、32はシ
フトレジスタ31の出力をアドレスとして1ワード8ビ
ットのデータを出力するROM、33はROM32の出
力が所定の同期信号であるときに初期化される同期カウ
ンタ、34は同期カウンタ33の出力が所定値であるこ
とを検出するデコーダ、35はデコーダ34が所定の値
を検出したときROM32の出力を復調データとして出
力するゲートである。
【0018】ビットスリップ検出手段4を構成する、4
1はROM32の出力が用いる変調規則に違反している
ことを検出する違反検出手段である。
【0019】以上のように構成された本実施例の復調回
路について、以下その動作について説明する。図2は本
実施例の復調回路の動作を示すタイミングチャートであ
り、(a)は入力端子1に与えられる変調データ、
(b)はROM32の出力、(c)はカウンタ33の出
力、(d)はデコーダ34の出力、(e)は出力端子2
に出力される復調データ、(f)は違反検出手段41の
出力である。
【0020】図2の(a)に示す10ビット1ワードの
シリアル変調データを入力端子1に与える。シフトレジ
スタ31は変調データをパラレルデータに変換しROM
32へ与える。ROM32は入力された変調データに対
応した図2の(b)に示す復調データを出力する。変調
データにはあらかじめユニークな同期信号を挿入されて
おり、ROM32の出力が同期信号に対応するとき(図
2の(b)に示すSを参照)、同期カウンタ33は初期
化される。デコーダ34は同期カウンタ33の出力が0
のとき”H”となる(図2の(d)を参照)。ゲート3
5はデコーダ34の出力が”H”のときデータを通すの
で,出力端子2に図2の(e)に示すような復調データ
が出力される。
【0021】ここで、図2の(a)に示すように変調デ
ータdn+1 にビットの欠落が生じた場合、同期カウンタ
33の出力が0になるタイミングと、ROM32の出力
の復調データのタイミングが一致せず、誤った復調デー
タがゲート35を通過し、誤った復調データが出力され
る。このとき違反検出手段41は、誤った復調データが
変調規則に違反していることを検出し、デコーダ34の
出力が”H”になる条件を変更する。図2では、同期カ
ウンタ33の出力が0のとき”H”だったものを、9の
とき”H”になるように変更している。これにより、復
調データのタイミングはビットの欠落に対応して1ビッ
ト進み、正常に戻る。
【0022】一方、変調データに1ビット過多が生じた
ときは、復調データのタイミングを1ビット遅らせるよ
うにすれば良い。具体的には、同期カウンタ33の出力
が0のとき”H”だったものを、1のとき”H”になる
ように変更すればよい。
【0023】ここで、違反検出手段41は、実際は図3
に示すようにROM32の内部に組み込むことが可能で
ある。出力ビットを拡張して変調規則外の入力が与えら
れたとき、そのビットを”H”とすれば良い。
【0024】ここで、ゲート35は、実際は図3に示す
ようにROM32の内部に組み込むことが可能である。
デコーダ34の出力をROM32のアウトプットイネー
ブルに与えてやれば良い。
【0025】以上のように本実施例によれば、復調デー
タが変調規則に違反したとき、同期タイミングを変更す
るので、以降のデータに誤りが伝搬することはない。
【0026】図4は本発明の第2の実施例を示す復調回
路のブロック図である。同図において、1は1ワード1
0ビットの変調データの入力端子、2は1ワード8ビッ
トの復調信号の出力端子、3は変換手段、4はビットス
リップ検出手段である。
【0027】変換手段3を構成する、31は変調データ
をシリアルパラレル変換するシフトレジスタ、32はシ
フトレジスタ31の出力をアドレスとして1ワード8ビ
ットのデータを出力するROM、33はROM32の出
力が所定の同期信号であるときに初期化される同期カウ
ンタ、34は同期カウンタ33の出力が所定値であるこ
とを検出するデコーダである。
【0028】ビットスリップ検出手段4を構成する、4
2はシフトレジスタ、46はアンドゲートである。
【0029】以上のように構成された本実施例の復調回
路について、以下その動作について説明する。第1の実
施例と同様にして復調データが変調規則に違反している
ことを検出した結果はシフトレジスタ42に与えられ
る。所定回数違反が検出されると、シフトレジスタ42
のパラレル出力がすべて”H”となり、アンドゲート4
6の出力が”H”となる。デコーダ34はこれをうけて
以降、第1の実施例と同様にして、復調データのタイミ
ングを正常に戻す。
【0030】以上のように本実施例によれば、復調デー
タが変調規則に違反したとき、即時に同期タイミングを
変更せず、所定回数変調規則違反が生じたとき同期タイ
ミングを変更するので、ビットスリップ以外の原因で変
調規則違反が生じたときに誤動作することはない。
【0031】図5は本発明の第3の実施例を示す復調回
路のブロック図である。同図において、1は1ワード1
0ビットの変調データの入力端子、2は1ワード8ビッ
トの復調信号の出力端子、3は変換手段、4はビットス
リップ検出手段である。
【0032】変換手段3を構成する、31は変調データ
をシリアルパラレル変換するシフトレジスタ、32はシ
フトレジスタ31の出力をアドレスとして1ワード8ビ
ットのデータを出力するROM、33はROM32の出
力が所定の同期信号であるときに初期化される同期カウ
ンタ、34は同期カウンタ33の出力が所定値であるこ
とを検出するデコーダである。
【0033】ビットスリップ検出手段4を構成する、4
3はカウンタ、44はインバータ、45はアンドゲート
である。
【0034】以上のように構成された本実施例の復調回
路について、以下その動作について説明する。第1の実
施例と同様にして復調データが変調規則に違反している
ことを検出した結果はカウンタ43のクロック入力、及
びアンドゲート45に与えられる。所定回数違反が検出
されると、カウンタ43の上位ビットが”H”となり、
インバータ44の出力が”L”となり、アンドゲート4
5の出力は変調規則違反の発生に係わらず常に”L”と
なる。よって以降、復調データのタイミングの変更はな
されない。
【0035】以上のように本実施例によれば、復調デー
タが変調規則に違反した回数が所定回数を越えたとき、
以降変調規則違反が生じても同期タイミングを変更しな
いので、エラーレートが悪い条件下等でビットスリップ
以外の原因で変調規則違反が頻発しても発散することな
く安定に動作する。
【0036】図6は本発明の第4の実施例における復調
回路のブロック図を示すものである。図1において、1
は1ワード10ビットの変調データの入力端子、2は1
ワード8ビットの復調信号の出力端子、31は変調デー
タをシリアルパラレル変換するシフトレジスタ、32は
シフトレジスタ31の出力をアドレスとして1ワード8
ビットのデータを出力するROM、33はROM32の
出力が所定の同期信号であるときに初期化される同期カ
ウンタ、34(1) 〜34(3) は同期カウンタ33の出力
が所定値であることを検出するデコーダ、35(1) 〜3
5(3) はデコーダ34が所定の値を検出したときROM
32の出力を復調データとして出力するゲート、61は
選択回路である。
【0037】選択回路61を構成する、62はスイッ
チ、41(1) 〜41(3) は違反検出手段、63は選択デ
コーダである。
【0038】以上のように構成された本実施例の復調回
路について、以下その動作について説明する。図7は本
実施例の復調回路の動作を示すタイミングチャートであ
り、(a)は入力端子1に与えられる変調データ、
(b)はROM32の出力、(c)はカウンタ33の出
力、(d)はデコーダ34(1) の出力、(e)はゲート
35(1)の出力、(f)はデコーダ34(2) の出力、
(g)はゲート35(2) の出力、(h)はデコーダ34
(3) の出力、(i)はゲート35(3) の出力、(j)は
スイッチ62の出力であり、かつ出力端子2に出力され
る復調データである。
【0039】図7の(a)に示す10ビット1ワードの
シリアル変調データを入力端子1に与える。シフトレジ
スタ31は変調データをパラレルデータに変換しROM
32へ与える。ROM32は入力された変調データに対
応した図7の(b)に示す復調データを出力する。変調
データにはあらかじめユニークな同期信号を挿入されて
おり、ROM32の出力が同期信号に対応するとき(図
7の(b)に示すSを参照)、同期カウンタ33は初期
化される。デコーダ34(1) は同期カウンタ33の出力
が0のとき”H”となる(図7の(d)を参照)。ゲー
ト35(1)はデコーダ34(1) の出力が”H”のときデ
ータを通すので、図7の(e)に示すようなデータが出
力される。
【0040】デコーダ34(2) は同期カウンタ33の出
力が9のとき”H”となる(図7の(f)を参照)。ゲ
ート35(2) はデコーダ34(2) の出力が”H”のとき
データを通すので、図7の(g)に示すようなデータが
出力される。
【0041】デコーダ34(3) は同期カウンタ33の出
力が1のとき”H”となる(図7の(h)を参照)。ゲ
ート35(3) はデコーダ34(3) の出力が”H”のとき
データを通すので、図7の(i)に示すようなデータが
出力される。
【0042】ここで、図7の(a)に示すように変調デ
ータdn+1 にビットの欠落が生じた場合、ゲート35
(1) の出力は図7の(e)に示すようにそれ以降誤りと
なる。
【0043】一方、同期カウンタ33の出力が9のと
き”H”となるデコーダ34(2) が接続されたゲート3
5(2) の出力に正しい復調データが現れる。
【0044】このとき、ゲート35(1) の出力に接続さ
れた違反検出手段41(1) はゲート35(1) の出力が変
調規則違反であることを検出し、同時にゲート35(2)
の出力に接続された違反検出手段41(2) は、ゲート3
5(2) の出力が変調規則に違反していないことを検出す
る。選択デコーダ63はこの結果をもとに、スイッチ6
2をゲート35(1) からゲート35(2) に切り換える。
その結果、出力端子2には図7の(j)に示すようにビ
ット欠落のあったdn+1 以降のデータが正常に復調され
て出力される。
【0045】以上のように本実施例によれば、本来の同
期タイミングの前後にあらかじめ別の同期タイミングを
用意しておき、復調データが変調規則に違反したとき、
用意した復調タイミングのうち変調規則に違反していな
い同期タイミングを採用するので、以降のデータへの誤
り伝搬防止の信頼性を向上できる。
【0046】図8は本発明の第5の実施例における復調
回路のブロック図を示すものである。図1において、1
は1ワード10ビットの変調データの入力端子、2は1
ワード8ビットの復調信号の出力端子、31は変調デー
タをシリアルパラレル変換するシフトレジスタ、32は
シフトレジスタ31の出力をアドレスとして1ワード8
ビットのデータを出力するROM、33はROM32の
出力が所定の同期信号であるときに初期化される同期カ
ウンタ、34(1) 〜34(3) は同期カウンタ33の出力
が所定値であることを検出するデコーダ、35(1) 〜3
5(3) はデコーダ34が所定の値を検出したときROM
32の出力を復調データとして出力するゲート、61は
選択回路である。
【0047】選択回路61を構成する、62はスイッ
チ、41(1) 〜41(3) は違反検出手段、81(1) 〜8
1(3) は記憶手段、82(1) 〜82(3) はカウンタ、8
3は最小値検出手段である。
【0048】以上のように構成された本実施例の復調回
路について、以下その動作について説明する。10ビッ
ト1ワードのシリアル変調データを入力端子1に与え
る。シフトレジスタ31は変調データをパラレルデータ
に変換しROM32へ与える。ROM32は入力された
変調データに対応した復調データを出力する。変調デー
タにはあらかじめユニークな同期信号を挿入されてお
り、ROM32の出力が同期信号に対応するとき、同期
カウンタ33は初期化される。デコーダ34(1) は同期
カウンタ33の出力が0のとき”H”となる。ゲート3
5(1) はデコーダ34(1) の出力が”H”のときデータ
を通す。デコーダ34(2) は同期カウンタ33の出力が
9のとき”H”となる。ゲート35(2) はデコーダ34
(2) の出力が”H”のときデータを通す。デコーダ34
(3) は同期カウンタ33の出力が1のとき”H”とな
る。ゲート35(3) はデコーダ34(3) の出力が”H”
のときデータを通す。
【0049】記憶手段81(1) 〜81(3) はそれぞれフ
ァーストインファーストアウトメモリで構成されゲート
35(1) 〜35(3) の出力を所定量記憶する。違反検出
手段41(1) 〜41(3) は、それぞれゲート35(1) 〜
35(3) の出力が変調規則に違反したとき,”H”を出
力する。カウンタ82(1) 〜82(3) はそれぞれ違反検
出手段41(1) 〜41(3) の”H”の数、すなわち変調
規則に違反した回数を累算し、最小値検出手段83に出
力する。最小値検出手段83は記憶手段81(1) 〜81
(3) のうち、変調規則に違反した回数の最も少なかった
ものを選ぶ。
【0050】ここで、記憶手段の容量は最低、同期信号
が挿入される間のワード数分用意すれば良い。
【0051】以上のように本実施例によれば、本来の同
期タイミングと、その前後の同期タイミングで復調され
たデータを記憶しておき、それらのうち復調データの変
調規則違反の回数が最も少なかった復調データを採用す
るので、ビットスリップによるデータエラーを最小限に
抑えることができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明は、ビットスリップ
に対し復調ワード単位を合わせ込む構成としたため、あ
るいはビットスリップに対し前後の復調タイミングで得
られるワードを採用する構成としたため、ビットスリッ
プによる誤り伝搬はない。DCCに適用することで、常
に安定した高品質の再生音を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における復調回路の構成
を示すブロック図
【図2】同第1の実施例における復調回路の動作を示す
タイミングチャート
【図3】同第1の実施例における復調回路の他の構成を
示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における復調回路の構成
を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例における復調回路の構成
を示すブロック図
【図6】本発明の第4の実施例における復調回路の構成
を示すブロック図
【図7】同第4の実施例における復調回路の動作を示す
タイミングチャート
【図8】本発明の第5の実施例における復調回路の構成
を示すブロック図
【図9】DCCの再生系を示す概要のブロック図
【図10】従来の復調回路の構成を示すブロック図
【図11】従来の復調回路の動作を示すタイミングチャ
ート
【図12】従来の復調回路の動作を示すタイミングチャ
ート
【符号の説明】
3 変換手段 4 ビットスリップ検出手段 31,42 シフトレジスタ 32 ROM 33 同期カウンタ 34 デコーダ 35 ゲート 41 違反検出手段 43,82 カウンタ 44 インバータ 45,46 アンドゲート 61 選択回路 62 スイッチ 63 選択デコーダ 81 記憶手段 83 最小値検出手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ワードnビットの変調データを1ワー
    ドmビットの復調データに変換する変換手段と、 変調データのビットの欠落あるいは過多を検出するビッ
    トスリップ検出手段とを備え、 上記変換手段は上記ビットスリップ検出手段の検出結果
    に基づきnビットの変調データの同期タイミングを変更
    することを特徴とした復調回路。
  2. 【請求項2】 変換手段は、 入力変調データをシリアルパラレル変換するシフトレジ
    スタと、 上記シフトレジスタの出力をアドレスとしてデータを出
    力するROMと、 上記ROMの出力が所定の同期信号であるときに初期化
    される同期カウンタと、 上記同期カウンタの出力が所定値であることを検出する
    デコーダと、 上記デコーダが所定の値を検出したとき上記ROMの出
    力を復調データとして出力するゲートとで構成された請
    求項1記載の復調回路。
  3. 【請求項3】 ビットスリップ検出手段は、用いる変調
    方式の変調規則に違反しているワードが存在したことを
    検出する請求項1記載の復調回路。
  4. 【請求項4】 ビットスリップ検出手段は、用いる変調
    方式の変調規則に違反しているワードが所定回数連続し
    て存在したことを検出する請求項1記載の復調回路。
  5. 【請求項5】 変換手段は、所定時間内に同期タイミン
    グを変更する回数を所定回数以下とした請求項1記載の
    復調回路。
  6. 【請求項6】 変換手段は、デコーダの所定値を変更す
    ることで同期タイミングの変更を実現する請求項2記載
    の復調回路。
  7. 【請求項7】 1ワードnビットの変調データをシリア
    ルパラレル変換するシフトレジスタと、 上記シフトレジスタの出力をアドレスとして1ワードn
    ビットのデータを出力するROMと、 上記ROMの出力が所定の同期信号であるときに初期化
    される同期カウンタと、 上記同期カウンタの出力が所定値であることを検出する
    x個のデコーダと、 上記デコーダが所定値を検出したとき上記ROMの出力
    を出力するx個のゲートと、 上記各ゲートの出力のいずれかを選択し復調データとし
    て出力する選択回路とで構成された復調回路。
  8. 【請求項8】 選択回路は、各ゲートの出力が用いる変
    調方式の変調規則に違反しているか否かに基づき復調デ
    ータを選択する請求項7記載の復調回路。
  9. 【請求項9】 選択回路は、各ゲートの出力を所定ワー
    ド記憶するx個の記憶手段を備え、上記各記憶手段に記
    憶されたワードのうち、用いる変調方式の変調規則に違
    反しているワード数の最も少ない復調データを選択する
    請求項7記載の復調回路。
  10. 【請求項10】 選択回路は、各ゲートの出力を所定ワ
    ード記憶するx個の記憶手段を備え、各デコーダのうち
    出力タイミングが同期カウンタの初期化タイミングと一
    致するデコーダが接続された記憶手段に記憶された復調
    データを選択する請求項7記載の復調回路。
  11. 【請求項11】 選択回路は、各ゲートの出力を所定ワ
    ード記憶するx個の記憶手段と、上記各記憶手段に記憶
    されたワードの誤り訂正処理を行うx個の誤り訂正回路
    とを備え、誤りワード数の最も少ない復調データを選択
    する請求項7記載の復調回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006073172A (ja) * 2004-08-04 2006-03-16 Victor Co Of Japan Ltd 再生装置、再生方法及び記録再生装置

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JP2006073172A (ja) * 2004-08-04 2006-03-16 Victor Co Of Japan Ltd 再生装置、再生方法及び記録再生装置

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