JPH0990695A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0990695A
JPH0990695A JP7246445A JP24644595A JPH0990695A JP H0990695 A JPH0990695 A JP H0990695A JP 7246445 A JP7246445 A JP 7246445A JP 24644595 A JP24644595 A JP 24644595A JP H0990695 A JPH0990695 A JP H0990695A
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信行 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、機械的な変位による補正を行うこ
とから、安定した補正を行えず、コストがかかるという
課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、複数の感光体に複数の書き
込み手段によりそれぞれ異なった色の画像データにより
異なった色の情報を走査線で書き込んで静電潜像を形成
し、これらの静電潜像を顕像化して転写材上に重ね合わ
せて転写してカラー画像を得る画像形成装置において、
書き込み手段の走査線の曲がり、傾きを測定する手段3
3と、この手段33の測定結果に応じて画像データを副
走査方向に若しくは2次元的に補間して補正する手段4
2、43とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の感光体を有す
るデジタルカラー複写機、デジタルカラーファクシミ
リ、カラープリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、駆動機構により回転
駆動される複数の感光体に対して独立して複数の書き込
み手段により複数の異なった色の情報をそれぞれ走査線
で書き込んで静電潜像を形成し、これらの静電潜像を複
数の顕像化手段により異なった色の顕像にそれぞれ顕像
化して転写材上に重ね合わせて転写してカラー画像を得
るデジタルカラー複写機などのデジタルカラー画像形成
装置がある。このデジタルカラー画像形成装置におい
て、書き込み手段は半導体レーザ等からの書き込みビー
ムからなる走査線で書き込みレンズ等からなる光学部品
を介して感光体を走査することにより感光体に情報を書
き込んで静電潜像を形成する。
【0003】また、特開平2ー282763号公報に
は、画素クロックの周波数を偏向レーザビームの主走査
方向位置に応じて変化させて各色間のfθ特性のバラツ
キを補正するカラー画像形成装置が記載されている。特
開平2ー291573号公報には、転写紙搬送方向と直
交する方向の少なくとも3箇所にテストトナー像を形成
してその位置を像位置検出手段により検出し、画像の書
き出し位置、倍率及びfθ特性を補正することにより、
転写ずれのないカラー画像を形成するカラー画像形成装
置が記載されている。
【0004】特開平2ー297574号公報には、パタ
ーン画像の主走査方向の複数箇所での副走査方向の位置
を位置検出手段により検出してレーザビーム走査装置の
光学部品の機械的な変位によるビーム走査線の湾曲を補
正することにより、ビーム走査線の軌跡が湾曲して生ず
る色ずれを補正するカラー画像形成装置が記載されてい
る。
【0005】特開平6ー35287号公報には、スキュ
ー(カラーレジずれ)に対する補正を反射鏡に取り付け
られたステッピングモータを駆動制御することにより補
正する多重画像出力装置におけるカラーレジずれの補正
方法が記載されている。特開平6ー118325公報に
は、非球面結像反射鏡を変位調整することで走査線の曲
がりを補正する光走査装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記デジタルカラー画
像形成装置では、駆動機構により回転駆動される複数の
感光体に対して独立して複数の書き込み手段により複数
の異なった色の情報をそれぞれ走査線で書き込んで静電
潜像を形成し、これらの静電潜像を複数の顕像化手段に
より異なった色の顕像にそれぞれ顕像化して転写材上に
重ね合わせて転写してカラー画像を得るので、各感光体
の機械的な位置精度、各書き込み手段の走査線の各感光
体に対する位置精度、書き込みレンズのばらつきに起因
する、走査線の曲がり、傾き、倍率誤差、各感光体の速
度誤差、機械全体の温度上昇による書き込み位置及び倍
率の変動等により、各色の顕像のずれが発生し易く、こ
れが最終的なカラー画像に色ムラ、色ズレとなって現わ
れ、画像品質を劣化させる要因となっている。
【0007】上記特開平2ー297574号公報記載の
カラー画像形成装置や特開平6ー35287号公報記載
の多重画像出力装置におけるカラーレジずれの補正方法
では、走査線の曲がり、傾き(スキュー)を光学部品の
機械的変位により補正しているが、感光体上で必要とさ
れる各色の走査線の曲がり、傾きの精度は、1/2do
t以下であって、例えば記録密度が400dpiの場合
には±30μm程度であり、走査線の曲がり、傾きを書
き込み手段の光学部品で補正する場合には数μm程度の
精度で走査線の曲がり、傾きを補正しなければならず、
非常に高価なものとなる。
【0008】また、感光体を回転駆動する駆動機構の中
にギア、ベルト等の減速機構が含まれている場合、その
バックラッシュや歯形の精度不良等により走査線の曲が
り、傾きを正確に補正できないという不具合があった。
更に、外部からの振動に対しても光学部品を回転部品を
介してしか固定できないので、光学部品の固定は通常の
固定よりも機械的に弱くなり、光学部品の固有振動数が
低下することによりバンディングなどが発生しやすくな
る等の不具合がある。また、光学部品を変位させて走査
線の曲がり、傾きを補正しようとすると、走査線の曲が
り、傾きは補正できてもピントが最良のピント位置から
はずれてしまって書き込みビーム径が不良となり、照度
むら等により画像に悪影響を与えてしまう。
【0009】特開平2ー282763号公報記載のカラ
ー画像形成装置では、画素クロックの周波数を偏向レー
ザビームの主走査方向位置に応じて変化させて各色間の
fθ特性のバラツキを補正しているが、画素クロックの
周波数を1dot以下の単位で安定して変化させスイー
プすることは画素クロック自体が高速である場合には非
常に難しくてコストがかかる。
【0010】本発明は、機械的な変位による補正を行う
ことなく画像データの補間による補正を行うことによ
り、常に安定した補正を行うことができ、低コスト化を
図ることができる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の感光体と、この複数
の感光体にそれぞれ異なった色の画像データにより異な
った色の情報を走査線で書き込んで静電潜像を形成する
複数の書き込み手段と、前記複数の感光体上の各静電潜
像を異なった色の顕像に顕像化する複数の顕像化手段と
を有し、前記複数の感光体上の各顕像を転写材上に重ね
合わせて転写してカラー画像を得る画像形成装置におい
て、前記書き込み手段の走査線の曲がり、傾きを測定す
る測定手段と、この測定手段の測定結果に応じて前記画
像データを副走査方向に若しくは2次元的に補間して補
正するリサンプリング手段とを備えたものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記画像データを前記リサンプリ
ング手段による補正の前にフィルタリング処理するフィ
ルタリング手段を備えたものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記画像データを前記リサンプリ
ング手段による補正の後にフィルタリング処理するフィ
ルタリング手段を備えたものである。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記リサンプリング手段は、前記
測定手段の測定結果により前記書き込み手段の走査線の
曲がり、傾きを近似式によって近似し、この近似値に基
づいて主走査方向の各ドットに対して前記画像データの
副走査方向への補正位置を決定するものである。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、前記リサンプリング手段は前記近
似式の係数を前記測定手段にて前記書き込み手段の走査
線の曲がり、傾きが測定される度に更新し、前記測定手
段の前回の測定結果に対する今回の測定結果の変動量が
基準値を越えた場合に異常信号を発生する手段を備えた
ものである。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、前記近似式の係数、もしくは、前
記書き込み手段の走査線の曲がり、傾きを外部から可変
する手段を備えたものである。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記書き込み手段の書き込み有効
範囲内にて主走査方向の倍率を測定する複数の倍率測定
手段と、この複数の倍率測定手段における最両端の倍率
測定手段の測定結果に基づいて前記書き込み手段の書き
込みクロックを補正する手段とを備え、前記リサンプリ
ング手段は前記複数の倍率測定手段における中間の倍率
測定手段の測定結果に基づいて前記画像データを主走査
方向に補間して補正するものである。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、出力カラーモードが前記複数の感
光体のうちのいずれか1つを用いて1色の画像を得るモ
ードである場合には前記リサンプリング手段が画像デー
タ補間補正動作を行わないものである。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記画像データから画像種別を判
定する像域判定手段を備え、前記リサンプリング手段は
前記像域判定手段により判定された画像種別に応じて画
像データ補間補正動作を行うものである。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
画像形成装置において、前記リサンプリング手段は、前
記画像データを複数ライン分保持する第1の複数のライ
ンメモリと、前記測定手段の測定結果に応じた補間パラ
メータを保持する第2の複数のラインメモリと、この第
2の複数のラインメモリに保持されている補間パラメー
タと前記第1の複数のラインメモリに保持されている画
像データにより各画素毎にその近傍の画像データと補間
パラメータとを積算して加算することで画像データを副
走査方向に若しくは2次元的に補間して補正する演算手
段とを有するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図2は請求項1、4、5、6、
9、10記載の発明の一実施形態例を示す。この実施形
態例は、複数の感光体を有するデジタルカラー複写機か
らなるデジタルカラー画像形成装置の実施形態例であ
り、原稿画像を読み取るためのスキャナー部1と、この
スキャナー部1から出力されるデジタルカラー画像信号
を電気的に処理する画像処理部2と、この画像処理部2
からのデジタルカラー画像信号に基づいて画像を転写紙
からなる転写材上に形成するプリンタ部3とを有する。
【0022】スキャナー部1においては、原稿載置台4
の上に載置された原稿が蛍光灯からなる光源5により照
明され、その反射光がミラー6〜8、結像レンズ9を経
てダイクロイックプリズム10により、例えば赤(以下
Rという)、緑(以下Gという)、青(以下Bという)
の3種類の波長の光に分光されて各波長毎に(各色毎
に)CCDからなる撮像素子11R、11G、11Bに
入射すると共に、蛍光灯5及びミラー6〜8の移動によ
り原稿の走査が行われる。CCD11R、11G、11
Bは、ダイクロイックプリズム10からの入射光を各色
のアナログ画像信号に変換し、この各色のアナログ画像
信号は図示しないA/D変換器により各色のデジタル画
像信号に変換されて画像処理部2に入力される。
【0023】画像処理部2は、スキャナー部1からの各
色のデジタル画像信号に対して所定の処理を施して複数
の記録色のデジタル画像信号、例えばブラック(以下B
Kという)、イエロー(以下Yという)、マゼンタ(以
下Mという)、シアン(以下Cという)のデジタル画像
信号に変換し、プリンタ部3内のレーザ光出射装置から
なる書き込み手段12BK、12Y、12M、12Cへ
送る。
【0024】なお、この実施形態例では、BK、Y、
M、Cの4色の顕像を重ね合わせてフルカラー画像を得
るが、3色の顕像を重ね合わせてフルカラー画像を得る
ようにしてもよい。この場合、プリンタ部3はBK、
Y、M、Cの4色の顕像を形成する4組の記録装置13
BK、13Y、13M、13Cのうちの1組の記録装置
を省略することができる。
【0025】プリンタ部3においては、4組の記録装置
13BK、13Y、13M、13Cが並んで配置されて
いる。Cの顕像を形成する記録装置13Cでは、感光体
としての感光体ドラム14Cは、図示しない駆動機構に
より副走査方向へ回転駆動されて帯電チャージャからな
る帯電手段15Cにより均一に帯電され、レーザ光出射
装置12Cによる画像露光で静電潜像が形成される。
【0026】ここに、レーザ光出射装置12Cは、画像
処理部2からのCのデジタル画像信号により半導体レー
ザ駆動制御部で半導体レーザを駆動制御してCのデジタ
ル画像信号により強度変調されたレーザビームを出射さ
せ、このレーザビームを光偏向器で主走査方向へ繰り返
して偏向して感光体ドラム14Cに走査線として照射す
ることにより、感光体ドラム14CにCの情報を書き込
んで静電潜像を形成する。この感光体ドラム14C上の
静電潜像は顕像化手段としての現像装置16CによりC
トナーからなる1成分現像剤もしくはCトナーとキャリ
アからなる2成分現像剤により現像されてCの顕像とな
る。
【0027】同様に、他の記録装置13BK、13Y、
13Mでは、それぞれ、感光体としての感光体ドラム1
4BK、14Y、14Mは、図示しない駆動機構により
副走査方向へ回転駆動されて帯電チャージャからなる帯
電手段15BK、15Y、15Mにより均一に帯電さ
れ、レーザ光出射装置12BK、12Y、12Mによる
画像露光で静電潜像が形成される。
【0028】レーザ光出射装置12BK、12Y、12
Mは、それぞれ、画像処理部2からのBK、Y、Mの各
デジタル画像信号によりそれぞれ半導体レーザ駆動制御
部で半導体レーザを駆動制御してBK、Y、Mの各デジ
タル画像信号により強度変調されたレーザビームを出射
させ、これらのレーザビームをそれぞれ光偏向器で主走
査方向へ繰り返して偏向して感光体ドラム14BK、1
4Y、14Mに走査線として照射することにより、感光
体ドラム14BK、14Y、14MにそれぞれBK、
Y、Mの各情報を書き込んで静電潜像を形成する。この
感光体ドラム14BK、14Y、14M上の各静電潜像
は顕像化手段としての現像装置16BK、16Y、16
MによりBKトナー、Yトナー、Mトナーの各1成分現
像剤もしくはBKトナーおよびキャリア、Yトナーおよ
びキャリア、Mトナーおよびキャリアの各2成分現像剤
によりそれぞれ現像されてBK、Y、Mの各顕像とな
る。
【0029】例えば2つの給紙カセットを用いた2つの
給紙部19の何れかから給紙コロ18により転写紙から
なる転写材がレジストローラ20へ給紙され、レジスト
ローラ20は転写紙をタイミングをとって転写ベルト2
1へ送出されて転写ベルト21により搬送される。転写
ベルト21上の転写紙は、転写ベルト21と感光体ドラ
ム14BK、14C、14M、14Yとのニップ部を通
過する際に、転写手段としての転写チャージャ17B
K、17C、17M、17Yにより感光体ドラム14B
K、14C、14M、14Y上の各色の顕像が重ね合わ
せて転写されることでフルカラー画像が形成され、定着
装置22によりフルカラー画像が定着されて排紙ローラ
23により外部へカラーコピーとして排出される。
【0030】また、感光体ドラム14BK、14C、1
4M、14Yはそれぞれ顕像転写後にクリーニング装置
24BK、24C、24M、24Yによりクリーニング
されて残留トナーが除去される。転写ベルト21は、駆
動ローラ25及び従動ローラ26、27に張架されて駆
動源により駆動ローラ25を介して回転駆動され、レジ
ストローラ20からの転写紙を搬送する。クリーニング
装置28は転写ベルト21を転写紙搬送後にクリーニン
グする。
【0031】また、複数組の発光素子からなる照明光源
29及び受光素子30からなる反射型フォトセンサ、ス
リット部材31及び複数の集光レンズ32は書き込み手
段としてのレーザ光出射装置12BK、12C、12
M、12Yの走査線の曲がり、傾きを随時測定する測定
手段としての位置ズレ検出部33(図1参照)を構成す
るものである。スリット部材31のスリットは、複数組
の発光素子29及び受光素子30に対応して複数個設け
られて転写ベルト21の幅方向(主走査方向)へ配列さ
れ、若しくは、転写ベルト21の幅方向(主走査方向)
及び搬送方向(副走査方向)へ2次元的にずらせて配置
され、所定の測定パターンのライン幅、例えば0.1m
m程度のラインと同程度のスリットとして設けられる。
【0032】レーザ光出射装置12BK、12C、12
M、12Yは、互いに異なる所定のタイミングで測定パ
ターン発生回路からのBK、C、M、Yの各測定パター
ン画像信号によりそれぞれ半導体レーザ駆動制御部で半
導体レーザを駆動制御してBK、C、M、Yの各測定パ
ターン画像信号により強度変調されたレーザビームを出
射させ、これらのレーザビームをそれぞれ光偏向器で主
走査方向へ繰り返して偏向して感光体ドラム14BK、
14C、14M、14Yに走査線として照射することに
より、感光体ドラム14BK、14C、14M、14Y
にそれぞれBK、C、M、Yの各測定パターンを書き込
んで各測定パターンの静電潜像を形成する。
【0033】感光体ドラム14BK、14C、14M、
14Y上の各測定パターンの静電潜像は、現像装置16
BK、16C、16M、16Yによりそれぞれ現像され
てBK、C、M、Yの各測定パターンの顕像となり、転
写チャージャ17BK、17C、17M、17Yにより
転写ベルト21に直接的に重ならないように転写されて
転写紙には転写されない。転写ベルト21は各照明光源
29からスリット部材31のスリットを通して光束が照
射されてそれらの反射光がスリット部材31の各スリッ
ト及び各集光レンズ32を介して受光素子30で受光さ
れ、転写ベルト21上のBK、C、M、Yの各測定パタ
ーンの顕像の濃度が光学的に測定される。
【0034】位置ズレ検出部33は、随時、受光素子3
0の出力信号を演算してレーザ光出射装置12BK、1
2C、12M、12Yの走査線の曲がり、傾きを求め、
例えばスリット部材31の主走査方向へ配列された複数
のスリットを通して受光する複数の受光素子の出力信号
から各測定パターンの顕像の副走査方向への位置ずれを
検出してレーザ光出射装置12BK、12C、12M、
12Yの走査線の副走査方向への曲がり、傾きを検出
し、若しくは、スリット部材31の主走査方向及び副走
査方向へ2次元的に配列された複数のスリットを通して
受光する複数の受光素子の出力信号から各測定パターン
の顕像の主走査方向及び副走査方向への2次元的な位置
ずれを検出してレーザ光出射装置12BK、12C、1
2M、12Yの走査線の主走査方向及び副走査方向への
2次元的な曲がり、傾きを検出し、その結果を位置ズレ
データとして出力する。
【0035】図1は、この実施形態例の回路構成を示
す。画像処理部2は、スキャナ部1からR、G、Bの各
デジタル画像信号が入力され、かつ、外部装置34から
外部コントローラ35を介してR、G、Bの各デジタル
画像信号が入力される。画像処理部2では、スキャナ部
1から入力されたR、G、Bの各デジタル画像信号又は
外部装置34から外部コントローラ35を介して入力さ
れたR、G、Bの各デジタル画像信号は空間フィルタ3
6によってモアレ除去処理等が行われ、色度座標変換回
路37によってY、M、C、BKの記録色の各デジタル
画像信号に変換される。なお、画像処理部2には外部か
らY、M、C、BKの各デジタル画像信号が直接送られ
て来る場合もある。
【0036】Y、M、C、BKの各デジタル画像信号は
変倍部38により変倍処理が行われてクリエイト部39
でクリエイトが行われ、階調補正部40で階調補正が施
される。この階調補正部40からのY、M、C、BKの
各デジタル画像信号は、感光体間メモリ41によって第
1の感光体ドラム14BKから各感光体ドラム14B
K、14C、14M、14Yまでの距離に応じた時間だ
けそれぞれ保持される。
【0037】一方、制御手段としてのシステム制御部4
2は、上記位置ズレ検出部33からの位置ズレデータよ
り近似式によってレーザ光出射装置12BK、12C、
12M、12Yの走査線の曲がり、傾きを近似して主走
査方向の各ドットに対応した走査線の副走査方向へのズ
レ量を算出し、このズレ量に基づいて主走査方向の各ド
ット毎に、或いは主走査方向の複数ドット毎に補間パラ
メータを作成してズレ補正装置43の補間用メモリに格
納する。
【0038】ズレ補正装置43は感光体間メモリ41を
経たY、M、C、BKの各デジタル画像信号を補間用メ
モリ内の補間パラメータにより副走査方向に若しくは2
次元的に補間して補正し、プリンタ部3のレーザ光出射
装置12BK、12C、12M、12Yへ送る。ここ
に、システム制御部42、ズレ補正装置43及び像域判
定部44は位置ズレ検出部33の検出結果に応じて画像
データを副走査方向に若しくは2次元的に補間して補正
するリサンプリング手段を構成する。
【0039】図4は上記ズレ補正装置43の1色分の構
成を示す。ズレ補正装置43は、各色分の構成が同様な
構成となっている。システム制御部42は、位置ズレ検
出部33からの位置ズレデータに応じて近似式によって
画像データの位置ズレの補間による補正(以下リサンプ
リングという)を行う位置の近傍の画素に重み付けを行
い、その重み付けのデータを補間パラメータとして画素
単位で、あるいは複数の画素単位でズレ補正装置43の
補間用メモリに設定する。
【0040】ズレ補正装置43は、補間パラメータを記
憶する補間用メモリとして複数(m)ライン分のライン
メモリ45と、感光体間メモリ41からの画像データを
mライン分にわたり保持するnライン分のラインメモリ
46と、演算手段としての補間データ演算回路47とを
有する。ここに、nはn≧m+(走査線の副走査方向の
曲がり、傾き量)に設定される。補間データ演算回路4
7は、ラインメモリ46内の画像データをラインメモリ
45内の補間パラメータにより直線補間又は3次関数コ
ンボリューション又はスプライン補間等でリサンプリン
グし(補間して補正し)、プリンタ部3のレーザ光出射
装置12BK、12C、12M、12Yへ送る。
【0041】次に、画像データをリサンプリングする具
体的な例として、主走査方向の画素数を256ドット、
主走査方向の補間マトリックスサイズを1×4とした場
合の例を、説明の簡略化のために2色分の画像データに
ついて説明する。ここで、図5に示すように1色目のレ
ーザ光出射装置の走査線が曲がりにより主走査方向の中
央(128ドット目)で副走査方向に+1ドットずれ、
かつ、2色目のレーザ光出射装置の走査線が曲がりによ
り主走査方向の中央(128ドット目)で副走査方向に
−1ドットずれていると位置ズレ検出部33によって検
出された場合を想定する。なお、上記ドット数(256
ドット)及び補間マトリックスサイズは、計算の便宜上
のものであって、実際には適切な値が設定される。
【0042】位置ズレ検出部33からの位置ズレデータ
はシステム制御部42に送られ、システム制御部42は
位置ズレ検出部33からの位置ズレデータからリサンプ
リングを行うべきライン上の主走査方向に配列された各
ドットに対応した走査線の副走査方向へのずれ量を例え
ば直線近似式によって求める。この場合、システム制御
部42は、直線近似式を用いたが、2次式、3次式のよ
うな多項式やスプライン関数等を用いて位置ズレ検出部
33からの位置ズレデータからリサンプリングを行うべ
きライン上で主走査方向に配列された各ドットに対応し
た走査線の副走査方向へのずれ量を求めるようにしても
よい。
【0043】スプライン関数を用いた場合には、自由に
曲線を設定できるので、局部的なレンズの誤差に対して
も対応可能となる。直線近似式を用いた場合には、1色
目、2色目の各走査線の副走査方向へのずれ量はリサン
プリングを行うべきラインにおける主走査方向のドット
位置をX、副走査方向への走査線ずれ量をYとすると、
それぞれY=±X/128(0〜127ドットの範
囲)、Y=−{±(X−128)/128}±1(12
8〜255ドットの範囲)として求められる。
【0044】次に、システム制御部42は、リサンプリ
ングを行うべきライン上で主走査方向に配列された各ド
ットに対応した走査線の副走査方向へのずれ量から例え
ば図6に示すようなsinc関数を用いて補間マトリッ
クスを計算する。すなわち、システム制御部42は、リ
サンプリングを行うべきライン上で主走査方向に配列さ
れている各ドットに対応した走査線の副走査方向へのず
れ量より、リサンプリング点から副走査方向に隣接する
±2ドット(補間マトリックスのサイズによる)までの
距離を求めてその距離に相当するsinc関数の値(s
inc関数のπの位置が1ドットに対応)を求めるとい
う計算を行い、この計算を主走査方向の各ドット毎に順
次に行ってその計算結果をズレ補正装置43の補間用メ
モリに補間パラメータとして格納する。図14はその計
算結果の例を示す。
【0045】図7は上記ズレ補正装置43の具体例を示
す。感光体間メモリ41からの画像データは上記ライン
メモリ46としての複数のラインメモリ460〜466
複数ライン分が保持される。この場合、ラインメモリ4
0〜466はライン番号カウンタ480〜486にセット
されているライン番号の画像データを保持する。今、画
像データのリサンプリング点のアドレスは主走査方向ア
ドレスがXで、副走査方向アドレスが画像データのYラ
インとY+1ラインとの間である場合を考える。ここ
に、ラインメモリ460にはY−2ライン目の画像デー
タが格納されており、ラインメモリ461にはY−1ラ
イン目の画像データが格納されており、ラインメモリ4
2〜465にはそれぞれY〜Y+3ライン目の各画像デ
ータが格納されている。
【0046】また、補間用ラインメモリ450〜456
は各ラインの画像データに対する重み付けの補間パラメ
ータが書き込まれている。この補間パラメータの重み付
けは、上述のようにsinc関数に従うものであり、リ
サンプリングを行うラインからこれに隣接する±2ライ
ンまでの距離以上離れたラインに対応する重みが0とな
るように設定されている。
【0047】ラインメモリ460のX番目の値(主走査
方向アドレスXの画像データ)に対応する補間パラメー
タは補間用ラインメモリ450のX番目に格納されてお
り、この両者がリードされて積算回路490で積算され
る。同様に、ラインメモリ461〜465のX番目の値と
これに対応する補間用ラインメモリ451〜455のX番
目の補間パラメータが順次にリードされて積算回路49
1〜495で積算される。この場合、補間用ラインメモリ
451〜455はカラムクロックに同期して順次にX番目
の補間パラメータを出力し、ラインセレクタ50はライ
ンメモリ460〜465のX番目の値を順次に選択して積
算回路490〜495へ出力する。
【0048】この時、感光体間メモリ41からのY+4
ライン目の画像データがラインメモリ466のX番地に
書き込まれる。積算回路490〜496の積算値は、加算
回路51で加算され、リサンプリングされた画像データ
としてプリンタ部3のレーザ光出射装置12Cへ送られ
る。同様に、X+1番目以降の画像データがリサンプリ
ングされる。したがって、注目画素及びその近傍の複数
の画素の画像データと補間パラメータとがそれぞれ積算
されて加算されることにより、画像データの位置ズレが
補正されることになる。
【0049】1ライン分の画像データが主走査方向の最
終アドレスの画像データまでリサンプリングされると、
次の1ライン分の画像データのリサンプリングが開始さ
れる。この時、ラインメモリ461〜466はライン番号
カウンタ481〜486によってライン番号がずらされて
(Y−2)〜(Y+3)ラインの画像データが格納され
ていることになり、ラインメモリ460は(Y+4)ラ
インの画像データが格納されていることになる。
【0050】このように常にリサンプリング点の近傍の
6ライン分の画像データがリードされて画像データのリ
サンプリングが行われる。この時、リサンプリングされ
た画像データの桁あふれが発生した場合には、その桁あ
ふれが無効とされて画像データが最大値又は最小値に設
定される。
【0051】図9は図5に示すように1色目のレーザ光
出射装置の走査線が曲がりにより主走査方向の中央(1
28ドット目)で副走査方向に+1ドットずれた場合に
おけるズレ補正装置43からの位置ズレ補正後の画像デ
ータを示し、図10は2色目のレーザ光出射装置の走査
線が曲がりにより主走査方向の中央(128ドット目)
で副走査方向に−1ドットずれた場合におけるズレ補正
装置43からの位置ズレ補正後の画像データを示す。こ
こに、図8はズレ補正装置43による位置ズレ補正の前
の画像データを示す。
【0052】これらの2色の画像データで形成された2
色の顕像を重ね合わせて合成した場合の合成画像とその
各ドットの状態は、レーザ光出射装置の走査線の曲が
り、傾きが無い場合には図12と図15(a)に示すよ
うになり、レーザ光出射装置の走査線の曲がり、傾きが
有ってその補正を行わない場合には図13と図15
(b)に示すようになり、レーザ光出射装置の走査線の
曲がり、傾きが有ってその補正を上述のように行った場
合には図14と図15(c)に示すようになる。
【0053】また、図1に示すように像域判定部44は
スキャナ部1、外部装置34からのデジタル画像信号よ
り画像の種別を判定し、システム制御部42は像域判定
部44の判定結果から画像が例えば黒1色のみにて形成
されている画像種別の像域を有する場合にはその画像種
別の像域でズレ補正装置43にスルーモードであること
を通告して画像データのリサンプリングを行わせずに画
像データをそのまま通過させる。このことで、ラインズ
レ補正の不要な画像部に対して補正を行わないことでリ
サンプリングに伴うMTFの劣化を防止することができ
る。
【0054】また、操作部52はシステム制御部42に
対して補間パラメータの設定、補正、リセットが可能で
あり、システム制御部42は操作部52により補間パラ
メータを設定し、又は位置ズレ検出部33による測定結
果から求めた補間パラメータを補正し或いはリセットす
るための入力信号が入力された場合にはその入力信号に
応じた補間パラメータをズレ補正装置43の補間用メモ
リ45に格納し、又は補間用メモリ45内の補間パラメ
ータを操作部52からの入力信号に応じて補正したりリ
セットしたりする。
【0055】例えばシステム制御部42は、操作部52
からの入力信号に応じて上記近似式の係数、位置ズレ検
出部33により測定されたレーザ光出射装置12BK、
12C、12M、12Yの走査線の曲がり、傾きの設
定、補正、リセットを行う。従って、ユーザはプリンタ
部3により出力された最終画像を確認しながら操作部5
2で補間パラメータを微調整することにより、位置ズレ
検出部33の定常的な測定誤差をキャンセルし、より正
確なラインズレ補正を行うことができる。
【0056】また、システム制御部42は、位置ズレ検
出部33による測定直後の走査線の曲がり、傾き量と、
位置ズレ検出部33による測定直前の走査線の曲がり、
傾き量とを比較してその差が基準値を越えた場合には異
常信号を発生し、例えば上記近似式の係数を位置ズレ検
出部33にて走査線の曲がり、傾きが測定される度に更
新して位置ズレ検出部33の前回の測定結果に対する今
回の測定結果の変動量が基準値を越えた場合に異常信号
を発生し、位置ズレ検出部33の再測定等の処置を行
う。このことで、転写ベルト21上のキズ等による位置
ズレ検出部33の誤動作を防止することができる。
【0057】この実施形態例は、請求項1記載の発明の
実施形態例であって、複数の感光体としての感光体ドラ
ム14BK、14C、14M、14Yと、この複数の感
光体14BK、14C、14M、14Yにそれぞれ異な
った色の画像データにより異なった色の情報を走査線で
書き込んで静電潜像を形成する複数の書き込み手段とし
てのレーザ光出射装置12BK、12C、12M、12
Yと、複数の感光体14BK、14C、14M、14Y
上の各静電潜像を異なった色の顕像に顕像化する複数の
顕像化手段としての現像装置16BK、16C、16
M、16Yとを有し、複数の感光体14BK、14C、
14M、14Y上の各顕像を転写紙からなる転写材上に
重ね合わせて転写してカラー画像を得るカラー画像形成
装置において、書き込み手段12BK、12C、12
M、12Yの走査線の曲がり、傾きを測定する測定手段
としての位置ズレ検出部33と、この測定手段33の測
定結果に応じて前記画像データを副走査方向に若しくは
2次元的に補間して補正するリサンプリング手段として
のシステム制御部42及びズレ補正装置43とを備えた
ので、機械的な変位による補正を行うことなく画像デー
タの補間による補正を行うことで、常に安定した補正を
行うことができ、低コスト化を図ることができる。
【0058】また、この実施形態例は、請求項4記載の
発明の実施形態例であって、請求項1記載の画像形成装
置において、リサンプリング手段としてのシステム制御
部42及びズレ補正装置43は、測定手段としての位置
ズレ検出部33の測定結果により書き込み手段としての
レーザ光出射装置12BK、12C、12M、12Yの
走査線の曲がり、傾きを近似式によって近似し、この近
似値に基づいて主走査方向の各ドットに対して画像デー
タの副走査方向への補正位置を決定するので、測定手段
33の個数を最小限にして低コスト化を図ることができ
る。
【0059】また、この実施形態例は、請求項5記載の
発明の実施形態例であって、請求項4記載のカラー画像
形成装置において、リサンプリング手段としてのシステ
ム制御部42及びズレ補正装置43は前記近似式の係数
を測定手段33にて書き込み手段12BK、12C、1
2M、12Yの走査線の曲がり、傾きが測定される度に
更新し、測定手段33の前回の測定結果に対する今回の
測定結果の変動量が基準値を越えた場合に異常信号を発
生する手段としてのシステム制御部42を備えたので、
機械の温度上昇による走査線のずれを精度良く補正する
ことができ、かつ、測定手段33のキズ等による誤測定
を防止することができる。
【0060】また、この実施形態例は、請求項6記載の
発明の実施形態例であって、請求項4記載の画像形成装
置において、前記近似式の係数、もしくは、書き込み手
段12BK、12C、12M、12Yの走査線の曲が
り、傾きを外部から可変する手段としての操作部52を
備えたので、測定手段33に異常が発生した場合でも正
常な動作を行わせることができる。また、テストパター
ン等の実際の出力画像を基に近似式の係数を補正するよ
うにすれば測定手段33自体に含まれる測定誤差を解消
することができる。
【0061】また、この実施形態例は、請求項9記載の
発明の実施形態例であって、請求項1記載の画像形成装
置において、画像データから画像種別を判定する像域判
定手段としての像域判定部44を備え、リサンプリング
手段としてのシステム制御部42及びズレ補正装置43
は像域判定手段44により判定された画像種別に応じて
画像データ補間補正動作を行うので、リサンプリングを
行わないことで、リサンプリングに伴うMTFの劣化を
防止することができる。
【0062】また、この実施形態例は、請求項10記載
の発明の実施形態例であって、請求項1記載の画像形成
装置において、リサンプリング手段としてのシステム制
御部42及びズレ補正装置43は、画像データを複数ラ
イン分保持する第1の複数のラインメモリ460〜466
と、測定手段33の測定結果に応じた補間パラメータを
保持する第2の複数のラインメモリ451〜456と、こ
の第2の複数のラインメモリ451〜456に保持されて
いる補間パラメータと第1の複数のラインメモリ460
〜466に保持されている画像データにより各画素毎に
その近傍の画像データと補間パラメータとを積算して加
算することで画像データを副走査方向に若しくは2次元
的に補間して補正する演算手段としての補間データ演算
回路47とを有するので、リサンプリングのアルゴリズ
ムによらない演算手段を提供でき、3次関数コンボリュ
ーション法によるリサンプリングが可能となり、補間パ
ラメータを保持するラインメモリを節約することができ
る。
【0063】本発明の他の実施形態例は、上記実施形態
例において、ズレ補正装置43の前にフィルタリング回
路が設けられてこのフィルタリング回路が感光体間メモ
リ41からの画像データの高調波成分を取り除き、ま
た、ズレ補正装置43の後にエッジ強調フィルタからな
るフィルタリング回路が設けられてこのフィルタリング
回路がズレ補正装置43からの画像データをフィルタリ
ング処理する。この実施形態例は請求項2、3記載の発
明の実施形態例である。このように、この実施形態例
は、請求項2記載の発明の実施形態例であって、画像デ
ータをリサンプリング手段としてのシステム制御部42
及びズレ補正装置43による補正の前にフィルタリング
処理するフィルタリング手段としてのフィルタリング回
路を備えたので、画像データのエッジ部等の高調波成分
を取り除いてリサンプリング処理時のモアレやエッジ部
での色のにじみを防止することができる。
【0064】また、この実施形態例は請求項3記載の発
明の実施形態例であって、請求項1記載の画像形成装置
において、画像データをリサンプリング手段による補正
の後にフィルタリング処理するフィルタリング手段とし
てのエッジ強調フィルタを備えたので、リサンプリング
手段の補正によるシャープ性及びMTFの劣化を回復す
ることができる。
【0065】請求項7記載の発明の一実施形態例は、上
記実施形態例において、位置ズレ検出部33が転写ベル
ト21上のレーザ光出射装置12BK、12C、12
M、12Yの書き込み有効範囲内にて各色の顕像の主走
査方向の倍率を測定する複数の倍率測定手段を兼ね、シ
ステム制御部42がその複数の倍率測定手段における主
走査方向最両端の倍率測定手段の測定結果に基づいてレ
ーザ光出射装置12BK、12C、12M、12Yの書
き込みクロック(画素クロック)を補正する。ここに、
レーザ光出射装置12BK、12C、12M、12Y
は、それぞれ書き込みクロックに同期して画像処理部2
からの各色のデジタル画像信号により半導体レーザ駆動
制御部で半導体レーザを駆動制御する。
【0066】また、位置ズレ検出部33は、複数の照明
光源29から転写ベルト21へ光束を照射してそれらの
反射光をスリット部材31の複数のスリット及び複数の
集光レンズ32を介して受光素子30で受光するので、
各色の顕像の主走査方向の倍率を測定する複数の倍率測
定手段を構成している。また、システム制御部42は上
記複数の倍率測定手段における主走査方向中間の倍率測
定手段の測定結果に基づいて補間パラメータを可変する
ことで、ズレ補正装置43に画像データを主走査方向に
リサンプリングさせる。ここに、マトリックスサイズは
例えば4×4に設定され、画像データが主走査方向及び
服走査方向へ2次元的にリサンプリングされることにな
って色ズレの低減を図ることができる。
【0067】このように、請求項7記載の発明の実施形
態例では、請求項1記載の画像形成装置において、書き
込み手段としてのレーザ光出射装置12BK、12C、
12M、12Yの書き込み有効範囲内にて主走査方向の
倍率を測定する複数の倍率測定手段としての位置ズレ検
出部33と、この複数の倍率測定手段における最両端の
倍率測定手段の測定結果に基づいて書き込み手段12B
K、12C、12M、12Yの書き込みクロックを補正
する手段としてのシステム制御部42とを備え、リサン
プリング手段としてのシステム制御部42及びズレ補正
装置43は複数の倍率測定手段における中間の倍率測定
手段の測定結果に基づいて画像データを主走査方向に補
間して補正するので、画素クロックを一定に保ったまま
で精度良くレンズのfθ特性を補正することができる。
【0068】請求項8記載の発明の一実施形態例は、上
記実施形態例において、出力カラーモードが複数の感光
体14BK、14C、14M、14Yのうちのいずれか
1つを用いて1色の画像を得る単色モードである場合に
はシステム制御部42がズレ補正装置43にリサンプリ
ングを行わせないようにしたものである。
【0069】この請求項8記載の発明の実施形態例で
は、請求項1記載の画像形成装置において、出力カラー
モードが複数の感光体14BK、14C、14M、14
Yのうちのいずれか1つを用いて1色の画像を得る単色
モードである場合にはリサンプリング手段としてのシス
テム制御部42及びズレ補正装置43がリサンプリング
を行わないので、単色モード時に画質劣化の少ない画像
を得ることができる。なお、本発明は、上記実施形態例
に限定されるものではなく、例えばデジタルカラー複写
機以外のデジタルカラーファクシミリ、カラープリンタ
等の画像形成装置に同様に適用することができ、また、
感光体上の各色の顕像を中間転写体に重ねて転写した後
に転写紙に転写する場合などにも適用できる。
【0070】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、複数の感光体と、この複数の感光体にそれぞれ異な
った色の画像データにより異なった色の情報を走査線で
書き込んで静電潜像を形成する複数の書き込み手段と、
前記複数の感光体上の各静電潜像を異なった色の顕像に
顕像化する複数の顕像化手段とを有し、前記複数の感光
体上の各顕像を転写材上に重ね合わせて転写してカラー
画像を得る画像形成装置において、前記書き込み手段の
走査線の曲がり、傾きを測定する測定手段と、この測定
手段の測定結果に応じて前記画像データを副走査方向に
若しくは2次元的に補間して補正するリサンプリング手
段とを備えたので、機械的な変位による補正を行うこと
なく画像データの補間による補正を行うことで、常に安
定した補正を行うことができ、低コスト化を図ることが
できる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記画像データを前記リサ
ンプリング手段による補正の前にフィルタリング処理す
るフィルタリング手段を備えたので、画像データのエッ
ジ部等の高調波成分を取り除いてリサンプリング処理時
のモアレやエッジ部での色のにじみを防止することがで
きる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記画像データを前記リサ
ンプリング手段による補正の後にフィルタリング処理す
るフィルタリング手段を備えたので、リサンプリング手
段の補正によるシャープ性及びMTFの劣化を回復する
ことができる。
【0073】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記リサンプリング手段
は、前記測定手段の測定結果により前記書き込み手段の
走査線の曲がり、傾きを近似式によって近似し、この近
似値に基づいて主走査方向の各ドットに対して前記画像
データの副走査方向への補正位置を決定するので、測定
手段の個数を最小限にして低コスト化を図ることができ
る。
【0074】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の画像形成装置において、前記リサンプリング手段は
前記近似式の係数を前記測定手段にて前記書き込み手段
の走査線の曲がり、傾きが測定される度に更新し、前記
測定手段の前回の測定結果に対する今回の測定結果の変
動量が基準値を越えた場合に異常信号を発生する手段を
備えたので、機械の温度上昇による走査線のずれを精度
良く補正することができ、かつ、測定手段のキズ等によ
る誤測定を防止することができる。
【0075】請求項6記載の発明によれば、請求項4記
載の画像形成装置において、前記近似式の係数、もしく
は、前記書き込み手段の走査線の曲がり、傾きを外部か
ら可変する手段を備えたので、測定手段に異常が発生し
た場合でも正常な動作を行わせることができる。また、
テストパターン等の実際の出力画像を基に近似式の係数
を補正すれば測定手段自体に含まれる測定誤差を解消す
ることができる。
【0076】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記書き込み手段の書き込
み有効範囲内にて主走査方向の倍率を測定する複数の倍
率測定手段と、この複数の倍率測定手段における最両端
の倍率測定手段の測定結果に基づいて前記書き込み手段
の書き込みクロックを補正する手段とを備え、前記リサ
ンプリング手段は前記複数の倍率測定手段における中間
の倍率測定手段の測定結果に基づいて前記画像データを
主走査方向に補間して補正するので、画素クロックを一
定に保ったままで精度良くレンズのfθ特性を補正する
ことができる。
【0077】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、出力カラーモードが前記複
数の感光体のうちのいずれか1つを用いて1色の画像を
得るモードである場合には前記リサンプリング手段が画
像データ補間補正動作を行わないので、単色モード時に
画質劣化の少ない画像を得ることができる。
【0078】請求項9記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記画像データから画像種
別を判定する像域判定手段を備え、前記リサンプリング
手段は前記像域判定手段により判定された画像種別に応
じて画像データ補間補正動作を行うので、リサンプリン
グ手段による補正を行わないことで、リサンプリング手
段による補正に伴うMTFの劣化を防止することができ
る。
【0079】請求項10記載の発明によれば、請求項1
記載の画像形成装置において、前記リサンプリング手段
は、前記画像データを複数ライン分保持する第1の複数
のラインメモリと、前記測定手段の測定結果に応じた補
間パラメータを保持する第2の複数のラインメモリと、
この第2の複数のラインメモリに保持されている補間パ
ラメータと前記第1の複数のラインメモリに保持されて
いる画像データにより各画素毎にその近傍の画像データ
と補間パラメータとを積算して加算することで画像デー
タを副走査方向に若しくは2次元的に補間して補正する
演算手段とを有するので、リサンプリングのアルゴリズ
ムによらない演算手段を提供でき、3次関数コンボリュ
ーション法によるリサンプリング手段の補正が可能とな
り、補間パラメータを保持するラインメモリを節約する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、4、5、6、9、10記載の発明の
一実施形態例の回路構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態例の概略を示す断面を示す図であ
る。
【図3】同実施形態例の一部を示す裏面図である。
【図4】同実施形態例におけるズレ補正装置の1色分の
構成を示すブロック図である。
【図5】1色目及び2色目のレーザ光出射装置の走査線
が曲がった状態の例を示す図である。
【図6】sinc関数を示す特性曲線図である。
【図7】同実施形態例におけるズレ補正装置の具体例を
示すブロック図である。
【図8】同実施形態例のズレ補正装置による位置ズレ補
正の前の画像データを示す図である。
【図9】同実施形態例におけるレーザ光出射装置の走査
線が曲がりにより主走査方向の中央で副走査方向に+1
ドットずれた場合の位置ズレ補正後の画像データを示す
図である。
【図10】同実施形態例におけるレーザ光出射装置の走
査線が曲がりにより主走査方向の中央で副走査方向に−
1ドットずれた場合の位置ズレ補正後の画像データを示
す図である。
【図11】同実施形態例の補間マトリックスの例を示す
図である。
【図12】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像をレーザ光出射装
置の走査線の曲がり、傾きが無い場合について示す図で
ある。
【図13】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像をレーザ光出射装
置の走査線の曲がり、傾きが有ってその補正を行わない
場合について示す図である。
【図14】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像をレーザ光出射装
置の走査線の曲がり、傾きが有ってその補正を上記実施
形態例で行った場合について示す図である。
【図15】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像の各ドットの状態
を示す図である。
【符号の説明】
12BK、12C、12M、12Y レーザ光出射
装置 14BK、14C、14M、14Y 感光体ドラム 33 位置ズレ検出部 42 システム制御部 43 ズレ補正装置 44 像域判定部 45 補間用ラインメモリ 46 ラインメモリ 47 補間データ演算回路 490〜495 積算回路 51 加算回路 52 操作部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の感光体と、この複数の感光体にそれ
    ぞれ異なった色の画像データにより異なった色の情報を
    走査線で書き込んで静電潜像を形成する複数の書き込み
    手段と、前記複数の感光体上の各静電潜像を異なった色
    の顕像に顕像化する複数の顕像化手段とを有し、前記複
    数の感光体上の各顕像を転写材上に重ね合わせて転写し
    てカラー画像を得る画像形成装置において、前記書き込
    み手段の走査線の曲がり、傾きを測定する測定手段と、
    この測定手段の測定結果に応じて前記画像データを副走
    査方向に若しくは2次元的に補間して補正するリサンプ
    リング手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記画像データを前記リサンプリング手段による補正の前
    にフィルタリング処理するフィルタリング手段を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記画像データを前記リサンプリング手段による補正の後
    にフィルタリング処理するフィルタリング手段を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記リサンプリング手段は、前記測定手段の測定結果によ
    り前記書き込み手段の走査線の曲がり、傾きを近似式に
    よって近似し、この近似値に基づいて主走査方向の各ド
    ットに対して前記画像データの副走査方向への補正位置
    を決定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の画像形成装置において、前
    記リサンプリング手段は前記近似式の係数を前記測定手
    段にて前記書き込み手段の走査線の曲がり、傾きが測定
    される度に更新し、前記測定手段の前回の測定結果に対
    する今回の測定結果の変動量が基準値を越えた場合に異
    常信号を発生する手段を備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の画像形成装置において、前
    記近似式の係数、もしくは、前記書き込み手段の走査線
    の曲がり、傾きを外部から可変する手段を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記書き込み手段の書き込み有効範囲内にて主走査方向の
    倍率を測定する複数の倍率測定手段と、この複数の倍率
    測定手段における最両端の倍率測定手段の測定結果に基
    づいて前記書き込み手段の書き込みクロックを補正する
    手段とを備え、前記リサンプリング手段は前記複数の倍
    率測定手段における中間の倍率測定手段の測定結果に基
    づいて前記画像データを主走査方向に補間して補正する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の画像形成装置において、出
    力カラーモードが前記複数の感光体のうちのいずれか1
    つを用いて1色の画像を得るモードである場合には前記
    リサンプリング手段が画像データ補間補正動作を行わな
    いことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記画像データから画像種別を判定する像域判定手段を備
    え、前記リサンプリング手段は前記像域判定手段により
    判定された画像種別に応じて画像データ補間補正動作を
    行うことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の画像形成装置において、
    前記リサンプリング手段は、前記画像データを複数ライ
    ン分保持する第1の複数のラインメモリと、前記測定手
    段の測定結果に応じた補間パラメータを保持する第2の
    複数のラインメモリと、この第2の複数のラインメモリ
    に保持されている補間パラメータと前記第1の複数のラ
    インメモリに保持されている画像データにより各画素毎
    にその近傍の画像データと補間パラメータとを積算して
    加算することで画像データを副走査方向に若しくは2次
    元的に補間して補正する演算手段とを有することを特徴
    とする画像形成装置。
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