JP2002214865A - 画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装置

Info

Publication number
JP2002214865A
JP2002214865A JP2001012130A JP2001012130A JP2002214865A JP 2002214865 A JP2002214865 A JP 2002214865A JP 2001012130 A JP2001012130 A JP 2001012130A JP 2001012130 A JP2001012130 A JP 2001012130A JP 2002214865 A JP2002214865 A JP 2002214865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image output
output state
output device
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001012130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4131313B2 (ja
Inventor
Kazuhito Konno
和仁 今野
Kozo Tagawa
浩三 田川
Kazuhiro Hama
和弘 浜
Michio Furuta
道夫 古田
Tsuneo Toda
常雄 戸田
Hirotaka Mori
浩隆 森
Yoshiki Matsuzaki
好樹 松崎
Yasuhiro Nakatani
泰寛 中谷
Toru Iwanami
徹 岩波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2001012130A priority Critical patent/JP4131313B2/ja
Publication of JP2002214865A publication Critical patent/JP2002214865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4131313B2 publication Critical patent/JP4131313B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 ラインバッファが不用となり、コストダ
ウンが可能であるとともに、画像処理装置と画像出力装
置との間で信号の送受信を行う回路やケーブルを大幅に
減少させることができ、この面からもコストダウンが可
能となり、更に不用な電波を発生し難くすることがで
き、しかも、画像出力装置の画像位置ずれ等の画像出力
状態を補正して、高画質の画像を出力することが可能な
画像出力装置の制御装置、及びこれを用いた画像形成装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 画像処理装置から出力される画像信号に
基づいて画像を出力する画像出力装置を制御するために
用いられる画像出力装置の制御装置において、前記画像
出力装置と画像処理装置とを接続する通信手段を備え、
当該通信手段を介して、少なくとも前記画像出力装置の
画像出力状態を画像処理装置に送信し、前記画像処理装
置で受信された画像出力状態に基づいて、当該画像処理
装置によって画像出力装置の画像出力状態を制御するよ
うに構成して課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタや複写
機、あるいはファクシミリ等の画像形成装置に使用され
る画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装
置に関し、更に詳しくはプリンタや複写機等の画像形成
装置において、画像の出力を行う画像出力装置と画像処
理装置とを通信手段で接続し、当該通信手段を介して、
少なくとも前記画像出力装置の画像出力状態を画像処理
装置に送信し、前記画像処理装置で受信された画像出力
状態に基づいて、当該画像処理装置によって画像出力装
置の画像出力状態を制御するように構成した画像出力装
置の制御装置、及びこれを用いた画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記プリンタや複写機等の画像形
成装置としては、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像を形
成する4つの画像形成ユニットを備えた、所謂”タンデ
ム”型のフルカラープリンタが、種々提案されており、
実際に製品化されてきている。かかるタンデム型のフル
カラープリンタにおいては、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニ
ットに対して、画像処理装置から画像信号を出力し、各
画像形成ユニットでイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像を形成して、
フルカラーの画像を形成するように構成されている。
【0003】ところで、上記タンデム型のフルカラープ
リンタの場合には、運搬・設置時の振動や、給紙トレイ
の開け閉め、あるいは温度変化や経年変化等、種々の要
因によって、各画像形成ユニットの感光体ドラム等に位
置的な変動が生じ、メカニカルな要因によって画像の位
置ずれが生じ易い。
【0004】そこで、上記タンデム型のフルカラープリ
ンタでは、内部のメカニカルな要因による画像の位置ず
れを補正するため、プリンタの内部で画像の位置ずれを
補正する処理を行う必要があった。
【0005】この画像位置ずれの補正処理に関連する技
術として、本出願人は、特開平9−220827号公報
に開示されたものを既に提案している。この特開平9−
220827号公報に係る画像形成装置は、図30に示
すように、データ伝送装置(画像処理装置)200から
所定の伝送路201を介して送られる画像データを受
け、該画像データに基づき複数の感光体から用紙へ画像
を形成する画像形成装置であって、前記データ伝送装置
200から所定のタイミングで伝送される画像データの
少なくとも1ライン分蓄積するため前記複数の感光体に
対応して設けられる複数のバッファ202と、前記複数
のバッファ202に各々蓄積された画像データを各々読
み出して前記複数の感光体への書き込みを行うにあた
り、該読み出しまたは書き込みのタイミングを該複数の
感光体毎に制御する制御手段203とを備えるように構
成したものである。
【0006】また、上記特開平9−220827号公報
に係る画像形成装置は、前記制御手段が、複数のクロッ
ク分から成るライン同期信号により前記バッファから1
ライン分の画像データを読み出して前記感光体への書き
込みを行うにあたり、該ライン同期信号に対して1クロ
ック単位で該1ライン分の画像データの読み出しまたは
該書き込みのタイミングを制御するようにした構成など
も含むものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開平9−220827号公報に係る画像
形成装置の場合には、図30に示すように、タンデム型
プリンタ側に各画像形成ユニットに対応して、画像デー
タを蓄積するためのラインバッファ202をそれぞれ設
ける必要があるため、コストアップを招くという問題点
を有していた。
【0008】また、上記特開平9−220827号公報
に係る画像形成装置の場合には、図30に示すように、
コントローラ200とプリンタ204間のインタフェー
スに、20MHz程度の高い周波数のクロックを送る必
要があるため、コントローラ200とプリンタ204と
を接続するケーブルなどがアンテナの役割を果たして、
電波を放出しやすく、この電波が他の機器にノイズとな
って悪影響を及ぼす虞れがあるという問題点を有してい
た。
【0009】さらに、上記特開平9−220827号公
報に係る画像形成装置の場合には、図30に示すよう
に、コントローラ200とプリンタ204とを接続する
インタフェースの信号上に、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)のフルカラーの画像デ
ータと、その制御信号が送受信されるため、コントロー
ラ200とプリンタ204との間で、信号の送受信をす
るための回路構成が複雑となったり、信号線の数が多く
なり、コストアップを招くばかりか、やはり電波を放出
しやすく、この電波が他の機器にノイズとなって悪影響
を及ぼす虞れがあるという問題点を有していた。
【0010】そこで、上記特開平9−220827号公
報に係る画像形成装置が有する問題点を解決し得る技術
として、本出願人は、図31に示すように、1つの感光
体ドラムを備え、当該感光体ドラムを例えば4回転させ
ることにより、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、黒(K)の各色のトナー像を順次形成する、
所謂”4サイクル”のフルカラープリンタにおいて、画
像処理装置300でプリンタ301のROS(画像露光
装置)302に直接出力できる画像信号に変換して、プ
リンタ301に画像データを出力するように構成した技
術についても、既に考案している。
【0011】しかしながら、上記本出願人の考案に係る
フルカラープリンタの場合には、感光体ドラムを例えば
4回転させることによって、フルカラーの画像を形成す
る4サイクルプリンタであり、かかる技術をタンデム型
のプリンタに適用した場合には、上述したように、タン
デム型プリンタの内部で発生するメカニカルな要因によ
る画像の位置ずれを補正することができないという新た
な問題点を有している。
【0012】そこで、上記タンデム型プリンタにおい
て、メカニカルな要因による画像の位置ずれを、あえて
調整しようとするならば、サービスエンジニア等が、外
部からテスト用のパターンをプリンタによってプリント
させ、当該プリンタのプリントデータを解析して、随
時、画像処理装置に補正値を設定しなければならない。
【0013】しかしながら、上記タンデム型のフルカラ
ープリンタの場合には、運搬・設置時の振動や、給紙ト
レイの開け閉め、あるいは温度変化や経年変化等、種々
の要因によって、各画像形成ユニットの感光体ドラム等
に位置的な変動が生じ、メカニカルな要因によって画像
の位置ずれが生じ易いため、メカニカルな要因による画
像の位置ずれを補正する作業を、ある程度頻繁に行う必
要があるばかりか、補正作業は、テスト用パターンのプ
リント、当該プリントデータの解析、更には画像処理装
置に対する補正値の設定などの各作業を必要とするた
め、非常に手間がかかるという問題点を有している。
【0014】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、ラインバッファが不用となり、コストダウ
ンが可能であるとともに、画像処理装置と画像出力装置
との間で信号の送受信を行う回路やケーブルを大幅に減
少させることができ、この面からもコストダウンが可能
となり、更に不用な電波を発生し難くすることができ、
しかも、画像出力装置の画像位置ずれ等の画像出力状態
を補正して、高画質の画像を出力することが可能な画像
出力装置の制御装置、及びこれを用いた画像形成装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の発明は、画像処理装置から出力される画像信号に基
づいて画像を出力する画像出力装置を制御するために用
いられる画像出力装置の制御装置において、前記画像出
力装置と画像処理装置とを接続する通信手段を備え、当
該通信手段を介して、少なくとも前記画像出力装置の画
像出力状態を画像処理装置に送信し、前記画像処理装置
で受信された画像出力状態に基づいて、当該画像処理装
置によって画像出力装置の画像出力状態を制御すること
を特徴とする画像出力装置の制御装置である。
【0016】請求項2に記載の発明は、画像出力装置の
画像出力状態を検知する画像出力状態検知手段と、前記
画像出力状態検知手段から出力される画像出力状態検知
信号を、画像処理装置の通信コマンドに変換する通信コ
マンド変換手段と、前記画像出力装置と画像処理装置と
の間の通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して送
られてきた通信コマンドを画像出力状態検知信号に逆変
換する通信コマンド逆変換手段と、前記通信コマンド逆
変換手段からの画像出力状態検知信号に基づいて、画像
処理装置側から画像出力装置の画像出力状態を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする画像出力装置の制
御装置である。
【0017】請求項3に記載の発明では、前記画像出力
状態検知手段は、画像出力装置の画像出力状態を監視
し、期待される画像出力状態からのずれ量を検知する
か、または前記ずれ量からの補正値を算出することを特
徴とする請求項2記載の画像出力装置の制御装置であ
る。なお、上記画像出力状態検知手段は、画像出力装置
の画像出力状態を監視し、期待される画像出力状態から
のずれ量を検知するか、または前記ずれ量からの補正値
を算出するように構成されるが、当該画像出力状態検知
手段を、ずれ量からの補正値をも算出するように構成す
る場合には、画像出力装置の画像出力状態を監視し、期
待される画像出力状態からのずれ量を検知する検知手段
以外に、当該ずれ量からの補正値を算出する手段(例え
ば、プリンタ出力調整手段)を別に設けてもよく、この
場合には、これら検知手段と補正値を算出する手段(例
えば、プリンタ出力調整手段)とで、画像出力状態検知
手段が構成される。
【0018】請求項4に記載の発明では、前記画像処理
装置は、画像出力装置を制御するコントロール装置から
なることを特徴とする請求項2又は3記載の画像出力装
置の制御装置である。
【0019】請求項5に記載の発明では、前記画像処理
装置は、画像読取装置に設けられる画像処理装置からな
ることを特徴とする請求項2又は3記載の画像出力装置
の制御装置である。
【0020】請求項6に記載の発明では、前記画像出力
状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成ユ
ニットの主走査方向の画像位置ずれ量を検知するか、ま
たは前記ずれ量からの補正値を算出することを特徴とす
る請求項3記載の画像出力装置の制御装置である。
【0021】請求項7に記載の発明では、前記画像出力
状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成ユ
ニットにおける副走査方向の画像位置ずれ量を検知する
か、または前記ずれ量からの補正値を算出することを特
徴とする請求項3記載の画像出力装置の制御装置であ
る。
【0022】請求項8に記載の発明では、前記画像出力
状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成ユ
ニットにおける主走査方向の画像出力タイミングを補正
する補正値を算出して、補正信号を出力することを特徴
とする請求項2乃至6のいずれかに記載の画像出力装置
の制御装置である。
【0023】請求項9に記載の発明では、前記画像出力
状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成ユ
ニットにおける主走査方向の画像出力用クロックの周波
数を変更する補正信号を出力することを特徴とする請求
項2乃至6のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置
である。
【0024】請求項10に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける主走査方向の画像出力用クロックの周
波数の変調を行う補正信号を出力することを特徴とする
請求項2乃至6のいずれかに記載の画像出力装置の制御
装置である。
【0025】請求項11に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける主走査方向の画像データの画素位置を
変更する補正信号を出力することを特徴とする請求項2
乃至6のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置であ
る。
【0026】請求項12に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける主走査方向の画像データの画素出力タ
イミングを変更する補正信号を出力することを特徴とす
る請求項2乃至6のいずれかに記載の画像出力装置の制
御装置である。
【0027】請求項13に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける副走査方向の画像出力タイミングを補
正する補正値を算出して、補正信号を出力することを特
徴とする請求項2乃至5、又は7のいずれかに記載の画
像出力装置の制御装置である。
【0028】請求項14に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける画像スキューずれを補正する補正信号
を出力することを特徴とする請求項2乃至5、又は7の
いずれかに記載の画像出力装置の制御装置である。
【0029】請求項15に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける副走査方向の画像データの画素位置を
変更する補正信号を出力することを特徴とする請求項2
乃至5、又は7のいずれかに記載の画像出力装置の制御
装置である。
【0030】請求項16に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける副走査方向の画像データの画素出力タ
イミングを変更する補正信号を出力することを特徴とす
る請求項2乃至5、又は7のいずれかに記載の画像出力
装置の制御装置である。
【0031】請求項17に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける濃度ずれ量を検知するか、または前記
ずれ量からの補正値を算出することを特徴とする請求項
3記載の画像出力装置の制御装置である。
【0032】請求項18に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、互いに色の異なる複数の各画像形成
ユニットにおける階調を補正する補正信号を出力するこ
とを特徴とする請求項17に記載の画像出力装置の制御
装置である。
【0033】請求項19に記載の発明では、前記通信コ
マンド変換手段及び通信コマンド逆変換手段は、通信コ
マンドを暗号化した通信コマンドに変換及び逆変換する
ことを特徴とする請求項2乃至18のいずれかに記載の
画像出力装置の制御装置である。
【0034】請求項20に記載の発明では、前記画像出
力装置の画像出力状態を検知するための画像パターン信
号は、前記画像処理装置に格納し、当該画像処理装置か
ら画像出力装置に出力することを特徴とする請求項1乃
至19のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置であ
る。
【0035】請求項21に記載の発明では、前記画像処
理装置は、前記画像出力装置の使用状態に関する情報を
把握していることを特徴とする請求項1乃至20のいず
れかに記載の画像出力装置の制御装置である。
【0036】請求項22に記載の発明では、前記画像処
理装置は、前記画像出力装置の画像出力状態を制御する
動作を実行することを特徴とする請求項1乃至21のい
ずれかに記載の画像出力装置の制御装置である。
【0037】請求項23に記載の発明では、前記画像処
理装置は、前記画像出力装置で出力される画像の画素数
と濃度をカウントし、当該画素数と濃度の情報に基づい
てトナーの消費量を関することを特徴とする請求項1乃
至22のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置であ
る。
【0038】請求項24に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力する画像
信号の画素数を係数し、係数した画素数、または画素数
に基づくトナー消費量予測結果を画像処理装置へ通知す
る手段からなることを特徴とする請求項1乃至22のい
ずれかに記載の画像出力装置の制御装置である。
【0039】請求項25に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力する画像
信号の画素数を係数し、画像要素毎に補正を加えて係数
した画素数、または補正後の画素数に基づくトナー消費
量予測結果を画像処理装置へ通知する手段からなること
を特徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載の画像
出力装置の制御装置である。
【0040】請求項26に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力するテス
ト線画像の線幅または線濃度を測定する手段と、測定さ
れた画像濃度を記憶されている目標値と比較する手段
と、比較結果に基づき画素数補正指示情報を生成する手
段とを備えることを特徴とする請求項1乃至22のいず
れかに記載の画像出力装置の制御装置である。
【0041】請求項27に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力する画像
の階調補正を行う手段を備えることを特徴とする請求項
1乃至22のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置
である。
【0042】請求項28に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力する画像
の特定部分の濃度ムラを検知する手段を備えることを特
徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載の画像出力
装置の制御装置である。
【0043】請求項29に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力する画像
の特定部分の画像信号を加工する手段を備えることを特
徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載の画像出力
装置の制御装置である。
【0044】請求項30に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力する画像
のレーザ走査方向の濃度ムラを検知する手段を備えるこ
とを特徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載の画
像出力装置の制御装置である。
【0045】請求項31に記載の発明では、前記画像出
力状態検知手段は、前記画像出力装置より出力する画像
のレーザ走査方向で、入力信号に対する出力信号の関係
を変更する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至
22のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置であ
る。
【0046】請求項32に記載の発明では、画像処理装
置から出力される画像信号に基づいて画像を出力する画
像出力装置を制御して画像を形成する画像形成装置であ
って、前記画像出力装置は、互いに色の異なる画像を形
成する複数の画像形成ユニットを備え、前記複数の画像
形成ユニットで形成された互いに色の異なる画像を、直
接又は中間転写体を介して記録媒体上に転写することに
より、画像を形成する画像形成装置において、前記画像
出力装置と画像処理装置とを接続する通信手段を備え、
当該通信手段を介して、少なくとも前記画像出力装置の
画像出力状態を画像処理装置に送信し、前記画像処理装
置で受信された画像出力状態に基づいて、当該画像処理
装置によって画像出力装置の画像出力状態を制御するこ
とを特徴とする画像形成装置である。
【0047】請求項33に記載の発明では、前記画像出
力装置の画像出力状態を検知する画像出力状態検知手段
と、前記画像出力状態検知手段から出力される画像出力
状態検知信号を、画像処理装置の通信コマンドに変換す
る通信コマンド変換手段と、前記画像出力装置と画像処
理装置との間の通信を行う通信手段と、前記通信手段を
介して送られてきた通信コマンドを画像出力状態検知信
号に逆変換する通信コマンド逆変換手段と、前記通信コ
マンド逆変換手段からの画像出力状態検知信号に基づい
て、画像処理装置側から画像出力装置の画像出力状態を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項3
2記載の画像形成装置である。
【0048】
【作用】上記請求項1に記載の発明においては、画像処
理装置から出力される画像信号に基づいて画像を出力す
る画像出力装置を制御するために用いられる画像出力装
置の制御装置において、前記画像出力装置と画像処理装
置とを接続する通信手段を備え、当該通信手段を介し
て、少なくとも前記画像出力装置の画像出力状態を画像
処理装置に送信し、前記画像処理装置で受信された画像
出力状態に基づいて、当該画像処理装置によって画像出
力装置の画像出力状態を制御するように構成したので、
画像出力装置の画像出力状態を、当該画像出力装置側で
制御する必要がなく、前記画像出力装置に画像出力状態
を制御するために画像データを一時記憶するラインバッ
ファが不用となり、コストダウンが可能となる。また、
上記請求項1に記載の発明においては、画像出力装置の
画像出力状態を、画像処理装置によって制御するため、
画像処理装置から画像出力装置に直接画像露光装置を駆
動するための画像信号を出力すればよく、画像処理装置
と画像出力装置との間で信号の送受信を行う回路やケー
ブルを大幅に減少させることができ、この面からもコス
トダウンが可能となり、更に不用な電波を発生し難くす
ることができ、しかも、画像出力装置の画像位置ずれ等
の画像出力状態を補正して、高画質の画像を出力するこ
とが可能な画像出力装置の制御装置、及びこれを用いた
画像形成装置を提供することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0050】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像出力装置の制
御装置を適用した画像形成装置としてのタンデム型のデ
ジタルカラープリンタを示す概略構成図である。また、
このタンデム型のデジタルカラープリンタは、画像読取
装置を備えており、フルカラー複写機としても機能する
ようになっている。なお、上記デジタルカラープリンタ
は、画像読取装置を備えずに、図示しないパーソナルコ
ンピュータ等から出力される画像データに基づいて画像
を形成するものであっても勿論よい。
【0051】図2において、1はタンデム型のデジタル
カラープリンタの本体を示すものであり、このデジタル
カラープリンタ本体1は、その一端側の上部に、原稿2
の画像を読み取る画像読取装置(IIT:Image
Input Terminal)4を備えているととも
に、当該デジタルカラープリンタ本体1の内部には、画
像読取装置4や図示しないパーソナルコンピュータ等か
ら出力される画像データ、あるいは電話回線やLAN等
を介して送られてくる画像データに、所定の画像処理を
施す画像処理装置(IPS:Image Proces
sing System)12と、当該画像処理装置1
2で所定の画像処理が施された画像データに基づいて画
像を出力する画像出力装置(IOT:Image Ou
tputTerminal)100とが配設されてい
る。
【0052】上記デジタルカラープリンタ本体1の内部
には、画像出力装置100を構成する画像形成ユニット
として、黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の各色の画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cが、水平方向に沿って一定の間隔を
おいて配列されている。さらに、上記4つの画像形成ユ
ニット13K、13Y、13M、13Cの下方には、こ
れらの画像形成ユニットで順次形成される各色のトナー
像を、互いに重ね合わせた状態で転写する中間転写ベル
ト25が、矢印方向に沿って回動可能に配設されてい
る。そして、上記中間転写ベルト25上に多重に転写さ
れた各色のトナー像は、給紙トレイ39等から給紙され
る記録材としての記録用紙34上に一括して転写された
後、定着器37によって記録用紙34上に定着され、外
部に排出されるようになっている。
【0053】なお、図2に示す実施の形態では、画像出
力装置100が、各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cで形成された黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー
像を、中間転写ベルト25上に互いに重ね合わせた状態
で一次転写した後、当該中間転写ベルト25から記録用
紙34上に一括して二次転写することにより、カラー画
像を形成するように構成した場合について説明したが、
これに限定される訳ではなく、図32に示すように、各
画像形成ユニット13K、13Y、13M、13Cで形
成された黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の各色のトナー像を、用紙搬送ベルト2
5’によって搬送される記録用紙34上に互いに重ね合
わせた状態で転写することにより、カラー画像を形成す
るように構成したものにも適用可能なことは勿論であ
る。また、各画像形成ユニット13K、13Y、13
M、13Cの色の順序は、黒(K)、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)の順に限定されるもので
はなく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の順序などであっても良いことは勿論
である。
【0054】図3はこの発明の実施の形態1に係る画像
出力装置の制御装置を適用した画像形成装置としてのタ
ンデム型のデジタルカラープリンタの構成を、更に詳細
に示したものである。
【0055】なお、ここではタンデム型のデジタルカラ
ープリンタを用いて、本発明の構成を説明するが、本発
明は、カラー複写機/ファクシミリ等においても有効で
ある。以下の実施の形態においても同様である。
【0056】図3において、1はタンデム型のデジタル
カラープリンタの本体を示すものであり、このデジタル
カラープリンタ本体1の一端側の上部には、原稿2をプ
ラテンガラス5上に押圧するプラテンカバー3と、プラ
テンガラス5上に載置された原稿2の画像を読み取る画
像読取装置4が配設されている。この画像読取装置4
は、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6に
よって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミ
ラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ1
0からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読
取素子11上に走査露光して、この画像読取素子11に
よって原稿2の色材反射光像を所定のドット密度(例え
ば、16ドット/mm)で読み取るように構成されてい
る。
【0057】上記画像読取装置4によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとして画像処理装置12(Image Proce
ssing System)に送られ、この画像処理装
置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデ
イング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ
補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施さ
れる。
【0058】そして、上記の如く画像処理装置12で所
定の画像処理が施された画像データは、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各
8bit)の4色の原稿色材階調データ(ラスタデー
タ)に変換され、次に述べるように、黒(K)、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の画像
形成ユニット13K、13Y、13M、13CのROS
14K、14Y、14M、14C(Raster Ou
tput Scanner)に送られ、これらのROS
14K、14Y、14M、14Cでは、所定の色の原稿
色材階調データに応じてレーザー光による画像露光が行
われる。
【0059】ところで、上記タンデム型のデジタルカラ
ープリンタ本体1の内部には、上述したように、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4つの画像形成ユニット13K、13Y、13
M、13Cが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に
配置されている。
【0060】これらの4つの画像形成ユニット13K、
13Y、13M、13Cは、すべて同様に構成されてお
り、大別して、矢印方向に沿って所定の回転速度で回転
する感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面
を一様に帯電する一次帯電用のスコロトロン16と、当
該感光体ドラム15の表面に各色に対応した画像を露光
して静電潜像を形成する画像露光装置としてのROS1
4と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を現像
する現像器17、クリーニング装置18とから構成され
ている。
【0061】上記ROS14は、図3に示すように、半
導体レーザー19を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー19からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー19から
出射されたレーザー光LBは、反射ミラー20、21を
介して回転多面鏡22によって偏向走査され、再び反射
ミラー20、21及び複数枚の反射ミラー23、24を
介して像担持体としての感光体ドラム15上に走査露光
される。
【0062】上記画像処理装置12からは、黒(K)、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色
の画像形成ユニット13K、13Y、13M、13Cの
ROS14K、14Y、14M、14Cに各色の画像デ
ータ(ラスタデータ)が順次出力され、これらのROS
14K、14Y、14M、14Cから画像データに応じ
て出射されるレーザービームLBが、それぞれの感光体
ドラム15K、15Y、15M、15Cの表面に走査露
光されて静電潜像が形成される。上記各感光体ドラム1
5K、15Y、15M、15Cに形成された静電潜像
は、現像器17K、17Y、17M、17Cによって、
それぞれ黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の各色のトナー像として現像される。
【0063】上記各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cの感光体ドラム15K、15Y、15
M、15C上に、順次形成された黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー
像は、各画像形成ユニット13K、13Y、13M、1
3Cの下方に配置された中間転写体としての中間転写ベ
ルト25上に、一次転写ロール26K、26Y、26
M、26Cによって多重に転写される。この中間転写ベ
ルト25は、ドライブロール27と、ストリッピングロ
ール28と、ステアリングロール29と、アイドルロー
ル30と、バックアップロール31と、アイドルロール
32との間に一定のテンションで掛け回されており、図
示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回
転駆動されるドライブロール27により、矢印方向に所
定の速度で循環駆動されるようになっている。上記転写
ベルト25としては、例えば、可撓性を有するポリイミ
ド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形
成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によっ
て接続することにより、無端ベルト状に形成したものが
用いられる。
【0064】上記転写ベルト25上に多重に転写された
黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の各色のトナー像は、バックアップロール31に
圧接する2次転写ロール33によって、圧接力及び静電
気力で記録用紙34上に2次転写され、この各色のトナ
ー像が転写された記録用紙34は、2連の搬送ベルト3
5、36によって定着器37へと搬送される。そして、
上記各色のトナー像が転写された記録用紙34は、定着
器37によって熱及び圧力で定着処理を受け、複写機本
体1の外部に設けられた排出トレイ38上に排出され
る。
【0065】上記記録用紙34は、図3に示すように、
複数の給紙トレイ39、40、41のうちの何れかから
所定のサイズのものが、給紙ローラ42及び用紙搬送用
のローラ対43、44、45からなる用紙搬送経路46
を介して、レジストロール47まで一旦搬送される。上
記給紙トレイ39、40、41のうちの何れかから供給
された記録用紙34は、所定のタイミングで回転駆動さ
れるレジストロール47によって中間転写ベルト25上
へ送出される。
【0066】そして、上記黒色、イエロー色、マゼンタ
色及びシアン色の4つの画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cでは、上述したように、それぞれ黒
色、イエロー色、マゼンタ色、シアン色のトナー像が所
定のタイミングで順次形成されるようになっている。
【0067】なお、上記感光体ドラム15K、15Y、
15M、15Cは、トナー像の転写工程が終了した後、
クリーニング装置18K、18Y、18M、18Cによ
って残留トナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プ
ロセスに備える。また、中間転写ベルト25は、ベルト
用クリーナー48によって残留トナーが除去される。
【0068】ところで、上記の如く構成されるタンデム
型のデジタルカラープリンタでは、次に示すように、運
搬・設置時の振動や、給紙トレイの開け閉め、あるいは
温度変化や経年変化等、種々の要因によって、各画像形
成ユニットの感光体ドラム等に位置的な変動が生じ、画
像の位置ずれが発生する。
【0069】まず、各画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cにおいて、感光体ドラム15K、1
5Y、15M、15Cに位置ずれがあると、図4に示す
ように、ROS14K、14Y、14M、14Cと感光
体ドラム15K、15Y、15M、15C間の距離(光
路長)が変動し、主走査方向(レーザビームの走査方
向)の倍率のずれが発生する。また、各画像形成ユニッ
ト13K、13Y、13M、13Cにおいて、ROS1
4K、14Y、14M、14Cと感光体ドラム15K、
15Y、15M、15Cに主走査方向に沿った位置ずれ
があると、図5に示すように、主走査方向のマージンず
れが生じる。
【0070】さらに、各画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cにおいて、図6に示すように、感光
体ドラム15K、15Y、15M、15Cの回転軸に傾
きがあると、スキューずれが発生する。また、各感光体
ドラム15K、15Y、15M、15Cに、図7に示す
ように、副走査方向に沿った位置ずれがあると、副走査
方向のマージンのずれが発生する。
【0071】また、各画像形成ユニット13K、13
Y、13M、13Cにおいて、図8に示すように、感光
体ドラム15K、15Y、15M、15Cや中間転写ベ
ルト25に速度変動があると、副走査方向の周期的な変
動(AC変動)が生じ、これが原因で互いに異なる色の
間でカラーレジストレーションずれ(以下、「カラーレ
ジずれ」という。)が発生する。さらに、中間転写ベル
ト25に主走査方向の蛇行があると、図9に示すよう
に、主走査方向の周期的な変動(AC変動)が生じ、こ
れが原因で互いに異なる色の間でカラーレジずれが発生
する。
【0072】このように、種々の要因によって、主走査
方向の倍率のずれ、スキューずれ、副走査マージンず
れ、主走査マージンずれ、副走査周期的ずれ、主走査周
期的ずれが生じるが、これらの画像の位置ずれが重ね合
わされて、図10に示すように、DC的なずれ(均一な
ずれ)やAC的なずれ(周期的なずれ)が生じ、カラー
レジずれとなって現れる。
【0073】そこで、この実施の形態では、図11に示
すように、中間転写ベルト25上に所定のタイミング
で、カラーレジずれ検出用のパターン50を形成し、こ
のカラーレジずれ検出用パターン50を検知手段60に
よって検知して、各画像形成ユニット13K、13Y、
13M、13Cのカラーレジずれを補正した後、カラー
画像を形成するように構成されている。なお、上記検知
手段60は、中間転写ベルト25の幅方向に沿ってその
両端部に配置されるが、必要に応じて、中間転写ベルト
25の幅方向に沿ってその両端部及び中央部、あるいは
中間転写ベルト25の幅方向に沿って等間隔に複数個
(3個以上)設けてもよく、検知するカラーレジずれの
種類に応じて適宜配置される。
【0074】カラーレジずれ検出用パターン50として
は、図12及び図13に示すように、第1の基準色から
なる第1番目の山形マーク51KKと、第2の被測定色
からなる第2番目の山形マーク51YYと、第1の色と
第2の色からなる第3番目の山形マーク51KYマーク
を、1つの単位として被測定色のすべてを組み合わせた
パターンが用いられる。図12に示すパターン50の組
み合わせが基準色と対象色における1ブロックとする。
このパターンを実際に用いる場合には、図13に示すよ
うに、数ブロック分繰り返して形成してサンプルする。
ここでは、中間転写ベルト25の1周分のサンプルを仮
定して、本発明の実施の形態1を説明する。なお、上記
カラーレジずれ検出用パターン50を出力する信号は、
例えば、後述する画像処理装置12のプリンタ出力制御
手段85のROM等に予め記憶されている。
【0075】図14は上記カラーレジずれ検出用のパタ
ーン検出器60を示す斜視構成図である。
【0076】図14において、61はパターン検出器6
0の筐体であり、62a、62bは中間転写ベルト25
上に形成されたカラーレジずれ検出用のパターン50を
それぞれ照明する2つの発光素子であり、63a、63
b及び64a、64bは中間転写ベルト25上に形成さ
れたカラーレジずれ検出用パターン50の異なった山型
マーク51からからの反射光をそれぞれ受光する2組の
各受光素子を示すものである。上記2つの発光素子62
a、62bとしては、例えば、特定波長の光、あるいは
所定の波長分布を持った光を出射するLEDなどが用い
られ、これらの発光素子62a、62bは、中間転写ベ
ルト25上の1つの検出位置を、互いに所定の角度だけ
傾斜した反対側の斜め方向から照明するように配置され
ている。また、上記2組み受光素子63a、63b及び
64a、64bは、中央部が互いに接触し、両端部が水
平方向に対して所定の角度だけ下方に傾斜した状態で配
置された、2つの受光素子63a、63bと64a、6
4bとを備えており、各受光素子63a、63bと64
a、64bは、図12に示すように、反射光の検知タイ
ミング及び検知角度が互いに異なるように設定されてい
る。
【0077】上記パターン検出器60は、図15に示す
ように、中間転写ベルト25上に形成されたカラーレジ
ずれ検出用パターン50を検出すると、当該カラーレジ
ずれ検出用パターン50の直線状のマーク51によっ
て、一方の受光素子63bからは、図15(a)に示す
ように、先に滑らかな山型の波形が出力され、幾らか遅
れて、他方の受光素子63aからも、図15(b)に示
すように、滑らかな山型の波形が出力される。そして、
これら2つの受光素子63b、63aから出力される波
形を増幅してから差分をとるか、差分をとってから増幅
することにより、図16(c)に示すように、一旦大き
く山型に立ち下がってから、今度は大きく山型に立ち上
がる出力波形が得られる。そこで、上記2つの受光素子
63a、63bから出力される波形の差分をとることに
より、CCD等の高精度のセンサーを使用しなくとも、
図8(d)に示すように、カラーレジずれ検出用パター
ン50の直線状のマーク51を、高解像度で精度良く検
出することが可能となる。
【0078】上記の如くカラーレジずれ検出用パターン
50を用いて、黒色、イエロー色、マゼンタ色及びシア
ン色の各画像形成ユニット13K、13Y、13M、1
3Cで形成される各色のトナー像の位置ずれが検出され
る。
【0079】すると、この実施の形態に係るタンデム型
のデジタルカラープリンタでは、カラーレジずれ検出用
パターン50を用いて検出された各色のトナー像の位置
ずれ量に応じて、各画像形成ユニットで形成される画像
の位置を補正する動作が行われる。なお、上記カラーレ
ジずれ検出用パターン50を用いて検出された各色のト
ナー像の位置ずれ量に応じて、各画像形成ユニットで形
成される画像の位置を補正する補正量の計算は、例え
ば、後述するプリンタ出力調整手段74によって行なわ
れる。
【0080】まず、主走査方向の粗マージンを補正する
には、図16(a)に示すように、各画像形成ユニット
13K、13Y、13M、13CのROS14K、14
Y、14M、14Cで、感光体ドラム15K、15Y、
15M、15C上に画像を露光する際、主走査方向にお
ける画像の記録開始位置は、SOS(Start Of
Scan)信号の立ち上がりで決められるが、当該S
OS信号の立ち上がりから、実際に画像露光するイネー
ブル信号であるLS(Line Sync)信号をアク
ティブにするまでのクロック信号であるVCLKのカウ
ント数を変更することにより、1VCLK(画素)単位
で主走査方向における画像の記録開始位置を補正するこ
とができる。
【0081】また、副走査方向の粗マージンを補正する
には、図16(a)に示すように、各画像形成ユニット
13K、13Y、13M、13CのROS14K、14
Y、14M、14Cで、感光体ドラム15K、15Y、
15M、15C上に画像を露光する際、副走査方向にお
ける画像の記録開始位置は、TR0信号の立ち上がりで
決められるが、当該TR0信号の立ち上がりから、実際
に画像露光するイネーブル信号であるPS(Page
Sync)信号をアクティブにするまでのクロック信号
であるSOSのカウント数を変更することにより、1L
S(画素)単位で副走査方向における画像の記録開始位
置を補正することができる。
【0082】次に、スキューを補正するには、図16
(b)に示すように、ROS14K、14Y、14M、
14C内の最終段ミラー24をチルトすることにより、
感光体ドラム15K、15Y、15M、15C上に露光
されるレーザービームの傾きを補正するようになってい
る。
【0083】さらに、主走査方向に沿った倍率を補正す
るには、図16(c)に示すように、ROS14K、1
4Y、14M、14Cで主走査方向に沿って画像を露光
する際に、画素の間隔を決定するVCLK(ビデオクロ
ック:主走査画素出力クロック)信号の周波数を変更す
ることにより、画素幅を変更することができ、主走査方
向に沿った倍率を補正することができる
【0084】また、主走査方向に沿った微小なマージン
を補正するには、図17(a)に示すように、VCLK
信号の位相を変更することにより、1画素以下の主走査
方向に沿った微小なマージンを補正することができる。
【0085】一方、副走査方向に沿った微小なマージン
を補正するには、図17(b)に示すように、ポリゴン
ミラー22の回転を制御することにより、SOS信号の
位相を変更し、1画素以下の副走査方向に沿った微小な
マージンを補正することができる。
【0086】さらに、図18(a)に示すように、RO
S14K、14Y、14M、14Cと感光体ドラム15
K、15Y、15M、15C間の距離が、装置のIN側
とOUT側とで異なる場合には、図18(b)に示すよ
うに、VCLK信号の周波数を倍率バランスのずれに応
じて、バランス補正値を変更するとともに、傾きを変更
することにより、倍率バランスを補正するようになって
いる。
【0087】また、任意な倍率(倍率/バランス/部分
的倍率差)ずれを補正するには、図19に示すように、
VCLK(ビデオクロック:主走査画素出力クロック)
信号と、同周期でパルスの位相をずらした複数のパルス
VCLK1〜8を設定しておき、倍率・バランス(左右
倍率差)・あるいは部分的な倍率のずれに応じて、これ
ら複数のパルスVCLK1〜8を適宜選択して、VCL
Kを作成することにより、任意な倍率(倍率/バランス
/部分的倍率差)ずれを補正することが可能となる。
【0088】さらに、主走査方向と副走査方向の画像デ
ータの画素位置を変更するには、図20に示すように、
ずれ量から算出した画素位置の補正量が、例えば、主走
査方向−5画素、副走査方向+4画素に相当するとき、
(N,M)データアドレスのデータを、(N−5,M+
4)データアドレスに変更することにより、画像書き込
みクロックを変更することなく、画像データの処理だけ
で、主走査方向及び副走査方向のずれを補正することが
可能となる。
【0089】なお、画像露光装置として、ROSではな
く、LED素子を直線状に配列したLEDバーを使用し
た場合には、発光タイミングを変更することにより、副
走査方向の画素出力タイミングを制御することが可能で
ある。
【0090】ところで、この実施の形態では、画像処理
装置から出力される画像信号に基づいて画像を出力する
画像出力装置を制御するために用いられる画像出力装置
の制御装置において、前記画像出力装置と画像処理装置
とを接続する通信手段を備え、当該通信手段を介して、
少なくとも前記画像出力装置の画像出力状態を画像処理
装置に送信し、前記画像処理装置で受信された画像出力
状態に基づいて、当該画像処理装置によって画像出力装
置の画像出力状態を制御するように構成されている。
【0091】また、この実施の形態では、画像出力装置
の画像出力状態を検知する画像出力状態検知手段と、前
記画像出力状態検知手段から出力される画像出力状態検
知信号を、画像処理装置の通信コマンドに変換する通信
コマンド変換手段と、前記画像出力装置と画像処理装置
との間の通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して
送られてきた通信コマンドを画像出力状態検知信号に逆
変換する通信コマンド逆変換手段と、前記通信コマンド
逆変換手段からの画像出力状態検知信号に基づいて、画
像処理装置側から画像出力装置の画像出力状態を制御す
る制御手段とを備えるように構成されている。
【0092】さらに、この実施の形態では、前記画像出
力状態検知手段は、画像出力装置の画像出力状態を監視
し、期待される画像出力状態からのずれ量を検知する
か、または前記ずれ量からの補正値を算出するように構
成されている。
【0093】図1はこの発明の実施の形態1に係る画像
出力装置の制御装置を適用したタンデム型のデジタルカ
ラープリンタの制御回路を示すブロック図である。
【0094】図1において、1はタンデム型のデジタル
カラープリンタの本体を示すものであり、このデジタル
カラープリンタ本体1には、画像出力装置100が配設
されている。上記画像出力装置100は、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色のトナー像を形成する画像形成ユニット13Y、13
M、13C、13Kを備えており、これらの各画像形成
ユニット13Y、13M、13C、13Kには、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の
各色の画像露光を行うROS14Y、14M、14C、
14Kが設けられている。また、上記イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のRO
S14Y、14M、14C、14Kには、画像処理装置
12から直接各ROS14Y、14M、14C、14K
の半導体レーザー19を変調するラスターデータ71
Y、71M、71C、71Kが出力するように構成され
ている。
【0095】さらに、上記タンデム型のデジタルカラー
プリンタ本体1には、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の出力タイミン
グ発生手段72Y、72M、72C、72Kが設けられ
ており、各色の出力タイミング発生手段72Y、72
M、72C、72Kによって水平方向及び垂直方向の画
像の出力タイミングが調整されるようになっている。
【0096】また、上記タンデム型のデジタルカラープ
リンタ本体1には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kで形成された各色のトナー
像のレジずれや画像濃度を検知する検知手段60が設け
られている。この検知手段60で検知された各色のトナ
ー像のレジずれや画像濃度の検知信号73は、プリンタ
出力調整手段74に入力され、当該プリンタ出力調整手
段74では、各色のトナー像のレジずれに応じて、各画
像形成ユニットで形成される画像の位置を補正する補正
量の計算が行なわれ、これに基づいて、画像の出力タイ
ミングを調整する信号75や、階調を補正する信号75
が生成される。そして、上記プリンタ出力調整手段74
から出力される画像の出力タイミングを調整する信号や
階調を補正する信号75は、通信コマンド変換手段76
に送られ、当該通信コマンド変換手段76によって所定
の通信コマンド信号77に変換される。その際、上記通
信コマンド変換手段76では、画像の出力タイミングを
調整する信号や階調を補正する信号75を、暗号化処理
された通信コマンド信号に変換するように構成してもよ
い。
【0097】また、上記通信コマンド変換手段76で所
定の通信コマンド信号77に変換された画像の出力タイ
ミングを調整する信号や階調を補正する信号は、コント
ローラ通信手段78及び通信ケーブル79を介して、画
像処理装置12のプリンタ通信手段80に送信される。
【0098】上記画像処理装置12のプリンタ手段80
で受信された画像の出力タイミングを調整する信号や階
調を補正する信号81は、通信コマンド逆変換手段82
によって、本来の画像の出力タイミングを調整する信号
83や階調を補正する信号84に逆変換された後、プリ
ンタ出力制御手段85に入力される。このプリンタ出力
制御手段85では、画像の出力タイミングを調整する信
号や階調を補正する信号に基づいて、出力タイミング発
生手段86や階調補正手段87によって、画像の出力タ
イミングや階調を補正する制御信号88、89に基づい
て制御動作が行われる。なお、通信コマンド変換手段7
6の内部に逆変換手段を備えるとともに、通信コマンド
逆変換手段82の内部に変換手段を備えることにより、
相互に通信可能としても良いことは勿論である。
【0099】また、画像処理装置12は、ラスタデータ
生成手段90を備えており、当該ラスタデータ生成手段
90では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の各色のラスタデータ91が生成され
る。さらに、上記ラスタデータ生成手段90は、プリン
タ出力制御手段85の階調制御手段87から入力される
階調補正信号89に基づいて、階調補正を行う階調補正
手段92を備えているとともに、スクリーン信号を生成
するスクリーン発生手段93を備えている。
【0100】さらに、上記画像処理装置12は、ラスタ
データ生成手段90からの信号91に基づいて、画像デ
ータを出力する出力手段94を備えている。この出力手
段94は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の各色に対応して、画像データを出力
するデータ出力手段95と、パルス発生手段96と、出
力制御手段97とを備えている。
【0101】なお、上記実施の形態では、図29(a)
に示すように、コントローラの画像処理装置12によっ
て画像出力装置100を制御するように構成したもので
あるが、画像処理装置12は、図29(b)に示すよう
に、コントローラと画像読取装置の双方に設けられ、画
像読取装置の画像処理装置12によって、画像出力装置
100を制御するように構成しても、図29(c)に示
すように、画像処理装置12をコントローラと画像読取
装置の双方に設け、これらの画像読取装置12を切り替
えて、いずれかの画像処理装置12によっても、画像出
力装置100を制御するように構成しても、図29
(d)に示すように、画像処理装置12を画像読取装置
ではなく、コントローラに設け、この画像読取装置12
によっても、画像出力装置100を制御するように構成
しても良い。
【0102】以上の構成において、この実施の形態に係
るタンデム型のデジタルカラープリンタでは、次のよう
にして、ラインバッファが不用となり、コストダウンが
可能であるとともに、画像処理装置と画像出力装置との
間で信号の送受信を行う回路やケーブルを大幅に減少さ
せることができ、この面からもコストダウンが可能とな
り、更に不用な電波を発生し難くすることができ、しか
も、画像出力装置の画像位置ずれ等の画像出力状態を補
正して、高画質の画像を出力することが可能となってい
る。
【0103】すなわち、この実施の形態に係るタンデム
型のデジタルカラープリンタでは、図1に示すように、
画像読取装置4や図示しないパーソナルコンピュータ等
から、画像処理装置12に画像データが入力され、当該
画像処理装置12では、入力された画像データに対し
て、シェーデイング補正、位置ズレ補正、明度/色空間
変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画
像処理が施される。
【0104】そして、上記画像処理装置12では、所定
の画像処理が施された画像データに対して、ラスタデー
タ生成手段90によってラスタデータ91が生成され、
このラスタデタ生成手段90で生成されたラスタデータ
91に基づいて、出力手段94によって画像出力装置1
00のROS14Y、14M、14C、14Kを駆動す
るパルス信号71Y、71M、71C、71Kが出力さ
れる。
【0105】上記タンデム型のデジタルカラープリンタ
の画像出力装置100では、図3に示すように、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の
各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
で、各色のトナー像が形成され、これら各画像形成ユニ
ット13Y、13M、13C、13Kで形成された各色
のトナー像は、中間転写ベルト25上に互いに重ね合わ
された状態で一次転写された後、記録用紙34上に一括
して二次転写され、当該記録用紙34上に定着されて、
フルカラーの画像が形成される。
【0106】ところで、かかるタンデム型のデジタルカ
ラープリンタにおいては、当該プリンタの製造時に、画
像出力装置100の各画像形成ユニット13Y、13
M、13C、13Kや中間転写ベルト25の取付位置な
どメカニカルな調整を行っても、運搬・設置時の振動
や、給紙トレイの開け閉め、あるいは温度変化や経年変
化等、種々の要因によって、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15Y、1
5M、15C、15Kや中間転写ベルト25等に位置的
な変動が生じ、画像の位置ずれが発生する。
【0107】そこで、この実施の形態では、デジタルカ
ラープリンタの電源投入時や、所定のプリント枚数毎、
あるいは所定の時間が経過する度や、機内の温度が所定
の温度以上変化した場合など所定のタイミングで、カラ
ーレジずれ検出用のパターン50や、画像濃度検知用の
パターンを、中間転写ベルト25上に形成し、当該カラ
ーレジずれ検出用のパターン50や、画像濃度検知用の
パターンを、検知手段60によって検知する、レジスト
コントロール動作やプロセスコントロール動作が実行さ
れる。
【0108】上記検知手段60で検知されたカラーレジ
ずれ検出用のパターン50の位置データや、画像濃度検
知用パターンの濃度データは、図1に示すように、プリ
ンタ出力調整手段74に送られ、当該プリンタ調整手段
74では、検知手段60で検知されたカラーレジずれ検
出用のパターン50の位置データや、画像濃度検知用パ
ターンの濃度データに基づいて、各画像形成ユニット1
3Y、13M、13C、13Kで形成されるイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色のトナー像の形成位置を補正する補正量が求められ
る。
【0109】上記プリンタ出力調整手段74では、カラ
ーレジずれ検出用パターン50の位置データに基づい
て、図4〜図9に示すように、主走査方向の倍率のず
れ、スキューずれ、副走査マージンずれ、主走査マージ
ンずれ、副走査周期的ずれ、主走査周期的ずれのずれ量
が求められ、これらのずれ量を補正するための補正量が
計算されるとともに、画像濃度検知用パターンの濃度デ
ータに基づいて、各画像形成ユニットで形成されるトナ
ー像の階調補正や、トナーの補給データなどが求められ
る。
【0110】すると、デジタルカラープリンタの画像出
力装置100では、プリンタ出力調整手段74で求めら
れた主走査方向の倍率のずれ、スキューずれ、副走査マ
ージンずれ、主走査マージンずれ、副走査周期的ずれ、
主走査周期的ずれの補正値、及びトナー像の階調補正や
トナーの補給データなどが、通信コマンド変換手段76
に送られ、当該通信コマンド変換手段76によって、所
定の通信コマンドに変換される。この通信コマンド変換
手段76によって所定の通信コマンドに変換された画像
の位置ずれの補正値や階調補正値、あるいはトナーの補
給データなどは、コントローラ通信手段78、通信ケー
ブル79及びプリンタ通信手段80を介して、画像処理
装置12に送られる。
【0111】上記画像処理装置12で受信された画像の
位置ずれの補正値や階調補正値、あるいはトナーの補給
データなどは、通信コマンド逆変換手段82によって、
通信コマンドから本来の画像の位置ずれの補正値や階調
補正値、あるいはトナーの補給データなどに逆変換され
る。そして、この逆変換された画像の位置ずれの補正値
や階調補正値、あるいはトナーの補給データなどは、プ
リンタ出力制御手段85に送られ、当該プリンタ出力制
御手段85によって、画像の位置ずれの補正値や階調補
正値、あるいはトナーの補給データなどに基づいて、画
像の位置ずれや階調を補正する制御動作が行われる。
【0112】上記プリンタ出力制御手段85では、階調
制御手段87によって、階調補正値に基づいて階調を補
正する信号が生成され、ラスタデータ生成手段90に出
力され、当該ラスタデータ生成手段90では、階調補正
手段92によって、階調を補正する動作が実行される。
【0113】一方、上記プリンタ出力制御手段85で
は、出力タイミング発生手段86によって、画像の位置
ずれの補正値に基づいて、補正された画像データを出力
する出力タイミング信号88が出力される。
【0114】ここで、上記プリンタ出力制御手段85で
は、図16に示すように、各画像形成ユニット13K、
13Y、13M、13CのROS14K、14Y、14
M、14Cで、SOS信号やTR0信号の立ち上がりか
ら、実際に画像露光を開始するまでのクロック信号であ
るVCLKのカウント数を変更することにより、1VC
LK(画素)単位で主走査方向や副走査方向における画
像の記録開始位置を補正したり、図17に示すように、
ROS14K、14Y、14M、14C内の最終段ミラ
ー24をチルトすることにより、感光体ドラム15K、
15Y、15M、15C上に露光されるレーザービーム
の傾きを補正したり、ROS14K、14Y、14M、
14Cで主走査方向に沿って画像を露光する際に、画素
の間隔を決定するVCLK(ビデオクロック:主走査画
素出力クロック)信号の周波数を変更することにより、
画素幅を変更することができ、主走査方向に沿った倍率
を補正したり、VCLK信号の位相を変更することによ
り、1画素以下の主走査方向に沿った微小なマージンを
補正したり、図17(b)に示すように、ポリゴンミラ
ー22の回転を制御することにより、SOS信号の位相
を変更し、1画素以下の副走査方向に沿った微小なマー
ジンを補正したり、図18(b)に示すように、VCL
K信号の周波数を倍率バランスのずれに応じて、バラン
ス補正値を変更するとともに、傾きを変更することによ
り、倍率バランスを補正したり、図19に示すように、
VCLK(ビデオクロック:主走査画素出力クロック)
信号と、同周期でパルスの位相をずらした複数のパルス
VCLK1〜8を設定しておき、倍率・バランス(左右
倍率差)・あるいは部分的な倍率のずれに応じて、これ
ら複数のパルスVCLK1〜8を適宜選択して、VCL
Kを作成することにより、任意な倍率(倍率/バランス
/部分的倍率差)ずれを補正したり、図20に示すよう
に、ずれ量から算出した画素位置の補正量が、例えば、
主走査方向−5画素、副走査方向+4画素に相当すると
き、(N,M)データアドレスのデータを、(N−5,
M+4)データアドレスに変更することにより、画像書
き込みクロックを変更することなく、画像データの処理
だけで、主走査方向及び副走査方向のずれを補正するこ
とが可能となる。
【0115】このように、上記実施の形態では、画像処
理装置12から出力される画像信号に基づいて画像を出
力する画像出力装置100を制御するために用いられる
画像出力装置の制御装置において、前記画像出力装置1
00と画像処理装置12とを接続する通信手段78〜7
9を備え、当該通信手段78〜79を介して、少なくと
も前記画像出力装置100の画像出力状態を画像処理装
置12に送信し、前記画像処理装置12で受信された画
像出力状態に基づいて、当該画像処理装置12によって
画像出力装置100の画像出力状態を制御するように構
成したので、画像出力装置100の画像出力状態を、当
該画像出力装置100側で制御する必要がなく、前記画
像出力装置100に画像出力状態を制御するために画像
データを一時記憶するラインバッファが不用となり、コ
ストダウンが可能となる。また、上記実施の形態では、
画像出力装置100の画像出力状態を、画像処理装置1
2によって制御するため、画像処理装置12から画像出
力装置100に直接画像露光装置14を駆動するための
画像信号を出力すればよく、画像処理装置12と画像出
力装置100との間で信号の送受信を行う回路78、8
0やケーブル79を大幅に減少させることができ、この
面からもコストダウンが可能となり、更に不用な電波を
発生し難くすることができ、しかも、画像出力装置10
0の画像位置ずれ等の画像出力状態を補正して、高画質
の画像を出力することが可能となる。
【0116】実施の形態2 図21はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態2では、画像処理装置にパルス
発生手段を設けるのではなく、当該パルス発生手段を画
像出力装置側に設けるように構成したものである。
【0117】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0118】実施の形態3 図22はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態3では、画像処理装置が、画像
出力装置で出力される画像の画素数と濃度をカウント
し、当該画素数と濃度の情報に基づいてトナーの消費量
を監視するように構成したものである。
【0119】また、この実施の形態3では、画像出力状
態検知手段が、前記画像出力装置より出力する画像信号
の画素数を係数し、係数した画素数、または画素数に基
づくトナー消費量予測結果を画像処理装置へ通知する手
段からなるように構成されている。
【0120】すなわち、この実施の形態3では、図22
に示すように、プリンタ出力調整手段によって、以下の
条件により、トナーのデイスペンス時間が求められる。
【0121】文字モードにおいては、換算された画素の
カウント数が、図23に示すように、文字画像であるテ
キストの予め定められた変曲点未満の場合には、トナー
のデイスペンス時間が、次のように求められる。 ICDC Dispense 時間=Text_L/10×換算Pixel count Text_L : ICDC Text Lo_A/C 係数( 適宜変更可能)
【0122】また、文字モードにおいては、換算された
画素のカウント数が、文字画像であるテキストの予め定
められた変曲点を越える場合には、トナーのデイスペン
ス時間が、次のように求められる。 ICDC Dispense 時間=(Text_L ×Text変曲点+Text_
H ×( 換算Pixel count −Text変曲点))/10 Text_H : ICDC Text Hi _A/C 係数( 適宜変更可能)
【0123】次に、写真モード、あるいは文字/写真モ
ードにおいては、換算された画素のカウント数が、文字
画像であるテキストの予め定められた変曲点未満の場合
には、トナーのデイスペンス時間が、次のように求めら
れる。 ICDC Dispense 時間=Photo _L/10×換算Pixel count Photo _L : ICDC Photo Lo _A/C 係数( 適宜変更可
能)
【0124】また、写真モード、あるいは文字/写真モ
ードにおいては、換算された画素のカウント数が、文字
画像であるテキストの予め定められた変曲点を越える場
合には、トナーのデイスペンス時間が、次のように求め
られる。 ICDC Dispense 時間=(Photo _L ×Text変曲点+Phot
o _H ×( 換算Pixel count −Photo 変曲点))/10 Photo _H : ICDC Photo Hi_A/C 係数( 適宜変更可
能)
【0125】そして、トナーのデイスペンス時間は、次
のように、記憶手段としてのバッファーに加算記憶され
る。 Dispense時間Buffer ←Dispense時間Buffer+ICDC Dispense 時間
【0126】また、カラーレジずれ検出用のパターン
(パッチ)等を作成した場合には、次のように、パッチ
相当分の定数がトナーのデイスペンス時間に加算され
る。 Dispense時間Buffer ←Dispense時間Buffer+Pacht Dispense換算時間( 適宜
変更可能)
【0127】上記トナーのデイスペンス時間の制御を行
うタイミングは、画素カウントの読み込みが、画像出力
装置のページシンクの立ち下がり時に、記憶手段として
のバッファーへの加算記憶は、図24に示すように、画
像出力装置のページシンクの立ち下がり時より所定の時
間以降に行われる。
【0128】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0129】実施の形態4 図25はこの発明の実施の形態4を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態4では、画像出力状態検知手段
が、前記画像出力装置より出力するテスト線画像の線幅
または線濃度を測定する手段と、測定された画像濃度を
記憶されている目標値と比較する手段と、比較結果に基
づき画素数補正指示情報を生成する手段とを備えるよう
に構成されている。
【0130】すなわち、この実施の形態4では、図25
に示すように、第1の潜像担持体101と第2の潜像担
持体102とを備えており、これら第1及び第2の潜像
担持体101、102から画像担持体103上に、互い
に異なる色のトナー像が多重に転写されるようになって
いる。また、上記第1及び第2の潜像担持体101、1
02を備えた画像形成ユニットには、現像機104にト
ナーを補給するトナー補給手段105が設けられてい
る。
【0131】そして、上記画像担持体103上に転写さ
れた互いに異なる色のテスト線画像の線幅を測定する線
幅測定手段106が設けられており、当該線幅測定手段
106で測定されたテスト線画像の線幅を、線幅目標値
記憶手段107に記憶されている目標値と比較する線幅
判定手段108と、比較結果に基づき画素数補正指示情
報を生成する細線画素数補正演算手段109とを備える
ように構成されている。また、この実施の形態では、画
像処理装置12において、細線部を抽出して、細線部の
画素数を細線部画素数補正手段によって補正するように
構成されている。その際、上記画像処理装置12からも
細線部の画素数を補正するため、画像出力装置側に対し
て、通信コマンド変換手段及び通信コマンド逆変換手段
等を介して、通信可能となっており、画像出力装置側で
トナーの補給量等を制御して細線の線幅を補正するよう
になっている。
【0132】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0133】実施の形態5 図26はこの発明の実施の形態5を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態5では、画像出力状態検知手段
が、互いに色の異なる複数の各画像形成ユニットにおけ
る濃度ずれ量を検知するか、または前記ずれ量からの補
正値を算出するように構成されている。
【0134】また、この実施の形態5では、画像出力状
態検知手段が、互いに色の異なる複数の各画像形成ユニ
ットにおける階調を補正する補正信号を出力するように
構成されている。
【0135】すなわち、この実施の形態5では、図26
に示すように、画像担持体103上に転写された互いに
異なる色のテスト画像の濃度を測定する濃度測定手段1
16が設けられており、当該濃度測定手段116で測定
されたテスト画像の濃度を、濃度目標値記憶手段117
に記憶されている目標値と比較する濃度判定手段118
と、比較結果に基づき階調補正指示情報を生成する階調
補正演算手段119とを備えるように構成されている。
そして、この実施の形態5では、画像処理装置12にお
いて、ラスタデータ生成手段90で所定の画像濃度が得
られるように制御される。
【0136】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0137】実施の形態6 図27はこの発明の実施の形態5を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態6では、画像出力状態検知手段
が、前記画像出力装置より出力する画像の特定部分の濃
度ムラを検知する手段を備えるように構成されている。
【0138】また、この実施の形態6では、画像出力状
態検知手段が、前記画像出力装置より出力する画像の特
定部分の画像信号を加工する手段を備えるように構成さ
れている。
【0139】すなわち、この実施の形態6では、図27
に示すように、画像担持体103上に転写された互いに
異なる色のテスト画像の濃度ムラを測定する濃度ムラ測
定手段126が設けられており、当該濃度ムラ測定手段
126で測定されたテスト画像の濃度ムラを、濃度ムラ
目標値記憶手段127に記憶されている目標値と比較す
る濃度判定手段128と、比較結果に基づき階調補正指
示情報を生成する階調補正演算手段129とを備えるよ
うに構成されている。
【0140】そして、この実施の形態6では、図27に
示すように、例えば、ラスタデータ生成手段90によっ
て、ソリッド部を抽出し、ソリッド部の後端を強調する
ような画像信号に加工されるようになっている。
【0141】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0142】実施の形態7 図28はこの発明の実施の形態7を示すものであり、前
記実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して説明
すると、この実施の形態7では、画像出力状態検知手段
が、前記画像出力装置より出力する画像のレーザ走査方
向の濃度ムラを検知する手段を備えるように構成されて
いる。
【0143】また、この実施の形態7では、画像出力状
態検知手段が、前記画像出力装置より出力する画像のレ
ーザ走査方向で、入力信号に対する出力信号の関係を変
更する手段を備えるように構成されている。
【0144】すなわち、この実施の形態7では、図28
に示すように、画像担持体103上のフロント側と中央
部とリア側に転写された互いに異なる色のテスト画像の
濃度を測定する濃度測定手段136a、136b、13
6cが、フロント側と中央部とリア側に合計3箇所設け
られており、当該濃度測定手段136a、136b、1
36cで測定されたテスト画像の濃度を、フロント側と
中央部とリア側の3箇所において濃度目標値記憶手段1
37に記憶されている目標値と比較する濃度判定手段1
38と、比較結果に基づき階調補正指示情報を生成する
階調補正演算手段139とを備えるように構成されてい
る。
【0145】そして、この実施の形態7では、図28に
示すように、例えば、ラスタデータ生成手段によって、
スクリーン生成手段及び階調補正手段で、フロント側と
中央部とリア側の3箇所において濃度の所定の値に等し
くなるように補正される。
【0146】その他の構成及び作用は、前記実施の形態
1と同様であるので、その説明を省略する。
【0147】なお、上記画像出力装置側で検知した画像
出力枚数や画像出力装置内の温度や湿度などの情報を、
画像出力装置側から画像処理装置側に出力して、所定の
制御を画像処理装置側で行なうように構成しても良い。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ラインバッファが不用となり、コストダウンが可能
であるとともに、画像処理装置と画像出力装置との間で
信号の送受信を行う回路やケーブルを大幅に減少させる
ことができ、この面からもコストダウンが可能となり、
更に不用な電波を発生し難くすることができ、しかも、
画像出力装置の画像位置ずれ等の画像出力状態を補正し
て、高画質の画像を出力することが可能な画像出力装置
の制御装置、及びこれを用いた画像形成装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る画像出
力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの制御
回路を示すブロック図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像出
力装置の制御装置を適用した画像形成装置としてのタン
デム型のデジタルカラープリンタを示す概略構成図であ
る。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像出
力装置の制御装置を適用した画像形成装置としてのタン
デム型のデジタルカラープリンタを示す構成図である。
【図4】 図4(a)(b)は主走査方向の倍率ずれを
それぞれ示す説明図である。
【図5】 図5(a)(b)は主走査方向のマージンず
れをそれぞれ示す説明図である。
【図6】 図6(a)(b)はスキューずれをそれぞれ
示す説明図である。
【図7】 図7(a)(b)は副走査方向のマージンず
れをそれぞれ示す説明図である。
【図8】 図8は副走査方向の周期的な変動を示す説明
図である。
【図9】 図9は主走査方向の周期的な変動を示す説明
図である。
【図10】 図10は種々の要因によるカラーレジずれ
を示す説明図である。
【図11】 図11はカラーレジずれ検出用パターン及
び検知手段の配置を示す構成図である。
【図12】 図12はカラーレジずれ検出用パターンを
示す説明図である。
【図13】 図13はカラーレジずれ検出用パターンを
示す説明図である。
【図14】 図14はカラーレジずれ検出用パターンの
検知手段を示す斜視構成図である。
【図15】 図15はカラーレジずれ検出用パターンの
検知方法を示す説明図である。
【図16】 図16(a)〜(c)は主走査粗マージン
補正、副走査粗マージン補正及びスキュー補正の方法を
それぞれ示す説明図である。
【図17】 図17(a)(b)は主走査微マージン補
正、副走査微マージン補正及びスキュー補正の方法をそ
れぞれ示す説明図である。
【図18】 図18(a)〜(c)は倍率バランスずれ
及び倍率バランス補正の方法をそれぞれ示す説明図であ
る。
【図19】 図19は倍率バランス補正に用いられる各
クロック信号を示す波形図である。
【図20】 図20は主走査方向及び副走査方向の画素
位置の補正方法を示す説明図である。
【図21】 図21はこの発明の実施の形態2に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御回路を示すブロック図である。
【図22】 図22はこの発明の実施の形態3に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御動作を示す説明図である。
【図23】 図23はこの発明の実施の形態3に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御動作を示すグラフである。
【図24】 図24はこの発明の実施の形態3に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御動作を示すタイミングチャートである。
【図25】 図25はこの発明の実施の形態4に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御回路を示すブロック図である。
【図26】 図26はこの発明の実施の形態5に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御回路を示すブロック図である。
【図27】 図27はこの発明の実施の形態6に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御回路を示すブロック図である。
【図28】 図28はこの発明の実施の形態7に係る画
像出力装置の制御装置を適用したタンデム型プリンタの
制御回路を示すブロック図である。
【図29】 図29(a)〜(d)はこの発明の実施の
形態に係る画像出力装置の制御装置における制御手段の
それぞれ異なった配置を示すブロック図である。
【図30】 図30は従来のタンデム型プリンタの制御
回路を示すブロック図である。
【図31】 図31は従来の4サイクル型プリンタの制
御回路を示すブロック図である。
【図32】 図32はこの発明の実施の形態に係る画像
出力装置の制御装置を適用した画像形成装置としてのタ
ンデム型のデジタルカラープリンタの変形例を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
12:画像処理装置、14:ROS、60:検知手段、
74:プリンタ出力調整手段、76:通信コマンド変換
手段、78:コントローラ通信手段、80:プリンタ通
信手段、82:通信コマンド逆変換手段、85:プリン
タ出力制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 B41J 3/00 M 5C077 1/40 H04N 1/40 101Z (72)発明者 浜 和弘 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 古田 道夫 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 戸田 常雄 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 森 浩隆 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 松崎 好樹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 中谷 泰寛 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 岩波 徹 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AA15 AB05 AC08 BA08 BA12 BB10 BD31 2C187 AC07 AD03 2C362 BA68 BA70 BA71 BB37 BB40 BB47 CA14 CA22 CA24 CB56 CB73 CB74 CB80 2H030 AA01 AB02 AD17 BB02 BB16 BB42 BB56 5C074 AA10 BB02 DD03 DD15 DD24 EE04 EE06 EE08 FF05 FF15 GG01 HH02 5C077 LL19 MP01 MP08 NN01 PP33 PP39 PP43 PP74 SS02 TT03 TT06

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理装置から出力される画像信号に
    基づいて画像を出力する画像出力装置を制御するために
    用いられる画像出力装置の制御装置において、 前記画像出力装置と画像処理装置とを接続する通信手段
    を備え、当該通信手段を介して、少なくとも前記画像出
    力装置の画像出力状態を画像処理装置に送信し、前記画
    像処理装置で受信された画像出力状態に基づいて、当該
    画像処理装置によって画像出力装置の画像出力状態を制
    御することを特徴とする画像出力装置の制御装置。
  2. 【請求項2】 画像出力装置の画像出力状態を検知する
    画像出力状態検知手段と、 前記画像出力状態検知手段から出力される画像出力状態
    検知信号を、画像処理装置の通信コマンドに変換する通
    信コマンド変換手段と、 前記画像出力装置と画像処理装置との間の通信を行う通
    信手段と、 前記通信手段を介して送られてきた通信コマンドを画像
    出力状態検知信号に逆変換する通信コマンド逆変換手段
    と、 前記通信コマンド逆変換手段からの画像出力状態検知信
    号に基づいて、画像処理装置側から画像出力装置の画像
    出力状態を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る画像出力装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記画像出力状態検知手段は、画像出力
    装置の画像出力状態を監視し、期待される画像出力状態
    からのずれ量を検知するか、または前記ずれ量からの補
    正値を算出することを特徴とする請求項2記載の画像出
    力装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理装置は、画像出力装置を制
    御するコントロール装置からなることを特徴とする請求
    項2又は3記載の画像出力装置の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理装置は、画像読取装置に設
    けられる画像処理装置からなることを特徴とする請求項
    2又は3記載の画像出力装置の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記画像出力状態検知手段は、互いに色
    の異なる複数の各画像形成ユニットの主走査方向の画像
    位置ずれ量を検知するか、または前記ずれ量からの補正
    値を算出することを特徴とする請求項3記載の画像出力
    装置の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記画像出力状態検知手段は、互いに色
    の異なる複数の各画像形成ユニットにおける副走査方向
    の画像位置ずれ量を検知するか、または前記ずれ量から
    の補正値を算出することを特徴とする請求項3記載の画
    像出力装置の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記画像出力状態検知手段は、互いに色
    の異なる複数の各画像形成ユニットにおける主走査方向
    の画像出力タイミングを補正する補正値を算出して、補
    正信号を出力することを特徴とする請求項2乃至6のい
    ずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記画像出力状態検知手段は、互いに色
    の異なる複数の各画像形成ユニットにおける主走査方向
    の画像出力用クロックの周波数を変更する補正信号を出
    力することを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記
    載の画像出力装置の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける主走査方
    向の画像出力用クロックの周波数の変調を行う補正信号
    を出力することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか
    に記載の画像出力装置の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける主走査方
    向の画像データの画素位置を変更する補正信号を出力す
    ることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の
    画像出力装置の制御装置。
  12. 【請求項12】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける主走査方
    向の画像データの画素出力タイミングを変更する補正信
    号を出力することを特徴とする請求項2乃至6のいずれ
    かに記載の画像出力装置の制御装置。
  13. 【請求項13】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける副走査方
    向の画像出力タイミングを補正する補正値を算出して、
    補正信号を出力することを特徴とする請求項2乃至5、
    又は7のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  14. 【請求項14】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける画像スキ
    ューずれを補正する補正信号を出力することを特徴とす
    る請求項2乃至5、又は7のいずれかに記載の画像出力
    装置の制御装置。
  15. 【請求項15】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける副走査方
    向の画像データの画素位置を変更する補正信号を出力す
    ることを特徴とする請求項2乃至5、又は7のいずれか
    に記載の画像出力装置の制御装置。
  16. 【請求項16】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける副走査方
    向の画像データの画素出力タイミングを変更する補正信
    号を出力することを特徴とする請求項2乃至5、又は7
    のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  17. 【請求項17】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける濃度ずれ
    量を検知するか、または前記ずれ量からの補正値を算出
    することを特徴とする請求項3記載の画像出力装置の制
    御装置。
  18. 【請求項18】 前記画像出力状態検知手段は、互いに
    色の異なる複数の各画像形成ユニットにおける階調を補
    正する補正信号を出力することを特徴とする請求項17
    に記載の画像出力装置の制御装置。
  19. 【請求項19】 前記通信コマンド変換手段及び通信コ
    マンド逆変換手段は、通信コマンドを暗号化した通信コ
    マンドに変換及び逆変換することを特徴とする請求項2
    乃至18のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  20. 【請求項20】 前記画像出力装置の画像出力状態を検
    知するための画像パターン信号は、前記画像処理装置に
    格納し、当該画像処理装置から画像出力装置に出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに記載の
    画像出力装置の制御装置。
  21. 【請求項21】 前記画像処理装置は、前記画像出力装
    置の使用状態に関する情報を把握していることを特徴と
    する請求項1乃至20のいずれかに記載の画像出力装置
    の制御装置。
  22. 【請求項22】 前記画像処理装置は、前記画像出力装
    置の画像出力状態を制御する動作を実行することを特徴
    とする請求項1乃至21のいずれかに記載の画像出力装
    置の制御装置。
  23. 【請求項23】 前記画像処理装置は、前記画像出力装
    置で出力される画像の画素数と濃度をカウントし、当該
    画素数と濃度の情報に基づいてトナーの消費量を監視す
    ることを特徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載
    の画像出力装置の制御装置。
  24. 【請求項24】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力する画像信号の画素数を係数し、係
    数した画素数、または画素数に基づくトナー消費量予測
    結果を画像処理装置へ通知する手段からなることを特徴
    とする請求項1乃至22のいずれかに記載の画像出力装
    置の制御装置。
  25. 【請求項25】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力する画像信号の画素数を係数し、画
    像要素毎に補正を加えて係数した画素数、または補正後
    の画素数に基づくトナー消費量予測結果を画像処理装置
    へ通知する手段からなることを特徴とする請求項1乃至
    22のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  26. 【請求項26】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力するテスト線画像の線幅または線濃
    度を測定する手段と、測定された画像濃度を記憶されて
    いる目標値と比較する手段と、比較結果に基づき画素数
    補正指示情報を生成する手段とを備えることを特徴とす
    る請求項1乃至22のいずれかに記載の画像出力装置の
    制御装置。
  27. 【請求項27】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力する画像の階調補正を行う手段を備
    えることを特徴とする請求項1乃至22のいずれかに記
    載の画像出力装置の制御装置。
  28. 【請求項28】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力する画像の特定部分の濃度ムラを検
    知する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至22
    のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  29. 【請求項29】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力する画像の特定部分の画像信号を加
    工する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至22
    のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  30. 【請求項30】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力する画像のレーザ走査方向の濃度ム
    ラを検知する手段を備えることを特徴とする請求項1乃
    至22のいずれかに記載の画像出力装置の制御装置。
  31. 【請求項31】 前記画像出力状態検知手段は、前記画
    像出力装置より出力する画像のレーザ走査方向で、入力
    信号に対する出力信号の関係を変更する手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載の画
    像出力装置の制御装置。
  32. 【請求項32】 画像処理装置から出力される画像信号
    に基づいて画像を出力する画像出力装置を制御して画像
    を形成する画像形成装置であって、 前記画像出力装置は、互いに色の異なる画像を形成する
    複数の画像形成ユニットを備え、前記複数の画像形成ユ
    ニットで形成された互いに色の異なる画像を、直接又は
    中間転写体を介して記録媒体上に転写することにより、
    画像を形成する画像形成装置において、 前記画像出力装置と画像処理装置とを接続する通信手段
    を備え、当該通信手段を介して、少なくとも前記画像出
    力装置の画像出力状態を画像処理装置に送信し、前記画
    像処理装置で受信された画像出力状態に基づいて、当該
    画像処理装置によって画像出力装置の画像出力状態を制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  33. 【請求項33】 前記画像出力装置の画像出力状態を検
    知する画像出力状態検知手段と、 前記画像出力状態検知手段から出力される画像出力状態
    検知信号を、画像処理装置の通信コマンドに変換する通
    信コマンド変換手段と、 前記画像出力装置と画像処理装置との間の通信を行う通
    信手段と、 前記通信手段を介して送られてきた通信コマンドを画像
    出力状態検知信号に逆変換する通信コマンド逆変換手段
    と、 前記通信コマンド逆変換手段からの画像出力状態検知信
    号に基づいて、画像処理装置側から画像出力装置の画像
    出力状態を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項32記載の画像形成装置。
JP2001012130A 2001-01-19 2001-01-19 画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装置 Expired - Fee Related JP4131313B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001012130A JP4131313B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001012130A JP4131313B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002214865A true JP2002214865A (ja) 2002-07-31
JP4131313B2 JP4131313B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=18879181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001012130A Expired - Fee Related JP4131313B2 (ja) 2001-01-19 2001-01-19 画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4131313B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047941A (ja) * 2004-06-30 2006-02-16 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置およびその制御方法
JP2006189739A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置及び複写機
JP2006227595A (ja) * 2005-01-24 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及びコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2006256014A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、光ビーム位置補正方法及びプログラム
JP2006309106A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Fuji Xerox Co Ltd カラー画像形成装置
US7245842B2 (en) 2003-11-27 2007-07-17 Ricoh Company Limited Image forming apparatus, image forming system, image forming condition adjusting method, computer program carrying out the image forming condition adjusting method, and recording medium storing the program
JP2010139858A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置およびトナー付着量制御方法
JP2015107572A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 株式会社Screenホールディングス 画像記録装置および画像記録方法
JP2016074128A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 コニカミノルタ株式会社 画像変形装置

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02100064A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Ricoh Co Ltd カラー複写機
JPH06253148A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JPH0973215A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH0990695A (ja) * 1995-09-25 1997-04-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH09114176A (ja) * 1995-10-16 1997-05-02 Canon Inc 画像処理装置及びその方法
JPH09186899A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Ricoh Co Ltd カラーバランス調整前処理方法
JPH09319163A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Canon Inc 画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体
JPH1016308A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH10142858A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の画像濃度低下補正方法
JPH10243248A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Canon Inc 電子機器及び画像処理装置及びその制御方法
JPH11174909A (ja) * 1997-12-15 1999-07-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11265106A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2000155453A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Canon Inc 画像形成装置及びその方法
JP2000253249A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000289303A (ja) * 1999-02-02 2000-10-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02100064A (ja) * 1988-10-07 1990-04-12 Ricoh Co Ltd カラー複写機
JPH06253148A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
JPH0973215A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH0990695A (ja) * 1995-09-25 1997-04-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH09114176A (ja) * 1995-10-16 1997-05-02 Canon Inc 画像処理装置及びその方法
JPH09186899A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Ricoh Co Ltd カラーバランス調整前処理方法
JPH09319163A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Canon Inc 画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体
JPH1016308A (ja) * 1996-07-02 1998-01-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH10142858A (ja) * 1996-11-08 1998-05-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の画像濃度低下補正方法
JPH10243248A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Canon Inc 電子機器及び画像処理装置及びその制御方法
JPH11174909A (ja) * 1997-12-15 1999-07-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11265106A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2000155453A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Canon Inc 画像形成装置及びその方法
JP2000289303A (ja) * 1999-02-02 2000-10-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2000253249A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245842B2 (en) 2003-11-27 2007-07-17 Ricoh Company Limited Image forming apparatus, image forming system, image forming condition adjusting method, computer program carrying out the image forming condition adjusting method, and recording medium storing the program
JP2006047941A (ja) * 2004-06-30 2006-02-16 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置およびその制御方法
JP4641399B2 (ja) * 2004-06-30 2011-03-02 株式会社リコー カラー画像形成装置およびその制御方法
JP2006189739A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置及び複写機
JP4728649B2 (ja) * 2005-01-07 2011-07-20 株式会社リコー 画像形成装置、プリンタ装置、ファクシミリ装置及び複写機
JP2006227595A (ja) * 2005-01-24 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及びコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2006256014A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、光ビーム位置補正方法及びプログラム
JP4541940B2 (ja) * 2005-03-16 2010-09-08 株式会社リコー 画像形成装置、光ビーム位置補正方法及びプログラム
JP2006309106A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Fuji Xerox Co Ltd カラー画像形成装置
JP2010139858A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置およびトナー付着量制御方法
JP2015107572A (ja) * 2013-12-04 2015-06-11 株式会社Screenホールディングス 画像記録装置および画像記録方法
JP2016074128A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 コニカミノルタ株式会社 画像変形装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4131313B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4817727B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4569337B2 (ja) 画像処理装置及びこれを用いた画像形成装置
US8843037B2 (en) Image forming apparatus correcting uneven density caused by uneven rotation
US8878885B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP4449524B2 (ja) 画像形成装置
JP4673192B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法
JP3698509B2 (ja) カラー画像形成装置
JP4131313B2 (ja) 画像出力装置の制御装置及びこれを用いた画像形成装置
US8879113B2 (en) Image forming apparatus forming images in accordance with image forming conditions
JP4612859B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法及びコンピュータプログラム
US8335026B2 (en) Image forming apparatus and color shift correction method thereof
JP4667201B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2006297634A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP5120402B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4770624B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2006276428A (ja) 画像形成方法及びこれを用いた装置
US8320013B2 (en) Synchronization of variation within components to reduce perceptible image quality defects
JP2005346094A (ja) カラー画像形成装置
JP4099912B2 (ja) 画像形成装置
JP2001331010A (ja) 画像形成装置
JP2007059972A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2003295560A (ja) 画像形成装置
JP2003149904A (ja) カラー画像形成装置
JP2006270771A (ja) 画像処理装置
JP2016173488A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040917

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20050509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080501

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140606

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees