JPH1016308A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1016308A
JPH1016308A JP8172596A JP17259696A JPH1016308A JP H1016308 A JPH1016308 A JP H1016308A JP 8172596 A JP8172596 A JP 8172596A JP 17259696 A JP17259696 A JP 17259696A JP H1016308 A JPH1016308 A JP H1016308A
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英明 菅田
Toshio Shimazaki
俊男 島崎
Kazuyuki Futami
和幸 二見
Hiroshi Ono
博司 小野
Takahito Isobe
卓人 磯部
Kenichiro Asada
賢一郎 朝田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、画像の線幅が同一とならず画像の
濃度むらや色むらが発生するという課題を解決しようと
するものである。 【解決手段】 この発明は、走査線の曲がり及び傾きを
含む位置ずれを測定する測定手段33と、この測定手段
33の測定結果に基づいて画像データをリサンプリング
することにより走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれ
を補正する第1の補正手段42、43とを有する画像形
成装置において、画像データをリサンプリングの後にリ
サンプリングの位相に応じて補正する第2の補正手段4
4を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の感光体を有す
るデジタルカラー複写機、デジタルカラープリンタ、デ
ジタルカラーファクシミリなどの画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、駆動機構により回転
駆動される複数の感光体に対して独立して複数の書き込
み手段により複数の異なった色の画像データをそれぞれ
走査線で書き込んで静電潜像を形成し、これらの静電潜
像を複数の現像手段により異なった色の顕像にそれぞれ
顕像化して転写材上に重ね合わせて転写してカラー画像
を得るデジタルカラー複写機などのデジタルカラー画像
形成装置がある。このデジタルカラー画像形成装置にお
いては、書き込み手段は半導体レーザ等からの書き込み
ビームからなる走査線で書き込みレンズ等からなる光学
部品を介して感光体を走査することにより感光体に画像
データを書き込んで静電潜像を形成する。
【0003】また、このデジタルカラー画像形成装置に
おいて、書き込み手段により各色の位置検出パターンを
感光体に書き込んで転写材上の異なる位置に各色の位置
検出パターンの顕像を転写し、これらの顕像の各位置を
スリット部材を介してフォトセンサで測定し、その測定
結果により各色のずれを補正するようにしたものが提案
されている。
【0004】また、上記デジタルカラー画像形成装置に
おいて、各書き込み手段の走査線の曲がり及び傾きを含
む位置ずれを測定する測定手段と、この測定手段の測定
結果に応じて画像データを副走査方向に若しくは2次元
的に補間して補正するリサンプリング手段とを備え、機
械的な変位、画素クロックのスイープ等を行うことなく
高精度、低コストで走査線の曲がり及び傾きを含む位置
ずれを補正するようにしたものが提案されている。この
装置では、リサンプリング手段は画像データの補間をs
inc関数による補間又は直線補間、スプライン関数に
よる補間等で行い、sinc関数による補間の場合には
ナイキスト周波数以上の周波数を含まない形にて補間前
後で画像データが持つエネルギーが同等になるように補
間を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したリサンプリン
グ手段を有するデジタルカラー画像形成装置では、画像
データの書き込み後に感光体の感光特性や現像手段の現
像γの特性を含む作像(デジタルカラー画像の形成)が
行われるので、画像データの位相を全くずらさないで画
像データをリサンプリングした(補間して補正した)場
合と、画像データの位相を180°ずらして画像データ
をリサンプリングした場合とでは、作像される画像の線
幅が同一とならず、画像の濃度むらや色むらが発生して
しまうという問題があった。これは、特に作像される画
像の線幅が1ドット〜2ドット等といった細い線幅であ
る場合に目立ち易い。
【0006】この問題の例として簡単のために現像手段
の現像バイアスが変化した時の例の露光状態を図17
(a)(b)に示す。この例は副走査方向に2ドットの
画像を作成する例であって、図17(a)が画像データ
をリサンプリングしない場合の露光状態を示し、図17
(b)が画像データを1/2ドット(位相で180°)
ずらしてリサンプリングした場合の露光状態を示す。
【0007】現像手段の現像バイアスが高い現像バイア
スの状態の時には画像データの実際の現像幅は図17
(a)の場合と図17(b)の場合とでl1、l2とな
り、ほぼl1=l2となる。しかしながら、現像バイアス
条件等が変化して現像手段の現像バイアスが低い現像バ
イアスの状態となった時には画像データの実際の現像
幅は図17(a)の場合と図17(b)の場合とで
1、L2となり、図17(b)の場合の方が図17
(a)の場合よりも画像データの実際の現像幅かなり太
くなってしまうという問題があった。これは、感光体上
の走査線により形成される光スポットがガウス状の有限
の幅を持っていることにも起因し、他にも感光体の光感
度特性等にも影響されると考えられる。
【0008】本発明は、画像データのリサンプリング後
の現像幅を一定にできて画像の濃度むらや色むらを防止
することができ、どのようなリサンプリング位相でも画
像データのリサンプリング後の現像幅を一定にでき、回
路を簡略化して低コスト化を図ることができ、経時的な
画像の濃度むらや色むらを防止することができ、高精度
に画像の線幅を安定化させることができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、複数の感光体と、この複数
の感光体にそれぞれ画像データを走査線で書き込んで静
電潜像を形成する複数の書き込み手段と、前記複数の感
光体上の各静電潜像を顕像化する複数の現像手段と、前
記走査線の位置ずれを測定する測定手段と、この測定手
段の測定結果に基づいて前記画像データをリサンプリン
グすることにより前記走査線の位置ずれを補正する第1
の補正手段とを有する画像形成装置において、前記画像
データを前記リサンプリングの後に前記リサンプリング
の位相に応じて補正する第2の補正手段を備えたもので
あり、画像データのリサンプリング後の現像幅を一定に
できて画像の濃度むらや色むらを防止することができ
る。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記第2の補正手段による前記画
像データ補正量を前記リサンプリングによらずに画像の
線幅が一定になるように設定したものであり、どのよう
なリサンプリング位相でも画像データのリサンプリング
後の現像幅を一定にできる。
【0011】請求項3に係る発明は、複数の感光体と、
この複数の感光体にそれぞれ画像データを走査線で書き
込んで静電潜像を形成する複数の書き込み手段と、前記
複数の感光体上の各静電潜像を顕像化する複数の現像手
段と、前記走査線の位置ずれを測定する測定手段と、こ
の測定手段の測定結果から式若しくはテーブルにより補
間パラメータを算出して該補間パラメータにより前記画
像データをリサンプリングすることで前記走査線の位置
ずれを補正する第1の補正手段とを有する画像形成装置
において、前記式若しくはテーブルを前記リサンプリン
グの位相に応じて可変する可変手段を備えたものであ
り、回路を簡略化して低コスト化を図ることができる。
【0012】請求項4に係る発明は、複数の感光体と、
この複数の感光体にそれぞれ画像データを走査線で書き
込んで静電潜像を形成する複数の書き込み手段と、前記
複数の感光体上の各静電潜像を顕像化する複数の現像手
段と、前記走査線の位置ずれを測定する測定手段と、こ
の測定手段の測定結果から式若しくはテーブルにより補
間パラメータを算出して該補間パラメータにより前記画
像データをリサンプリングすることで前記走査線の位置
ずれを補正する第1の補正手段とを有する画像形成装置
において、前記書き込み手段により前記感光体に書き込
まれた位置検出パターンの線幅を測定する線幅測定手段
と、順次に位相を変えて前記第1の補正手段でリサンプ
リングした位置検出パターンの画像データを前記書き込
み手段により前記感光体に書き込んで作成した位置検出
パターンに対する前記線幅測定手段の測定結果に基づい
て前記式若しくはテーブルを前記リサンプリングの位相
によらず画像の線幅が一定になるように決定する手段と
を備えたものであり、経時的な画像の濃度むらや色むら
を防止することができる。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記現像手段の現像γを測
定する現像γ測定手段と、この現像γ測定手段の測定結
果に基づいて前記第2の補正手段による前記画像データ
補正量を決定する手段とを備えたものであり、高精度に
画像の線幅を安定化させることができる。
【0014】請求項6に係る発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、前記現像手段の現像γを測定する
現像γ測定手段と、この現像γ測定手段の測定結果に基
づいて前記式若しくはテープルの可変量を決定する手段
とを備えたものであり、高精度に画像の線幅を安定化さ
せることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は請求項1に係る発明の一実
施形態を示す。この実施形態は、複数の感光体を有する
デジタルカラー複写機からなるデジタルカラー画像形成
装置の実施形態であり、原稿画像を読み取るためのスキ
ャナー部1と、このスキャナー部1から出力されるデジ
タルカラー画像信号を電気的に処理する画像処理部2
と、この画像処理部2からのデジタルカラー画像信号に
基づいて画像を転写紙からなる転写材上に形成するプリ
ンタ部3とを有する。
【0016】スキャナー部1においては、原稿載置台4
の上に載置された原稿が蛍光灯からなる光源5により照
明され、その反射光がミラー6〜8、結像レンズ9を経
てダイクロイックプリズム10により、例えば赤(以下
Rという)、緑(以下Gという)、青(以下Bという)
の3種類の波長の光に分光されて各波長毎に(各色毎
に)CCDからなる撮像素子11R、11G、11Bに
入射すると共に、蛍光灯5及びミラー6〜8の移動によ
り原稿の走査が行われる。CCD11R、11G、11
Bは、ダイクロイックプリズム10からの各色の入射光
を各色のアナログ画像信号に変換し、この各色のアナロ
グ画像信号は図示しないA/D変換器により各色のデジ
タル画像信号に変換されて画像処理部2に入力される。
【0017】画像処理部2は、スキャナー部1からの各
色のデジタル画像信号に対して所定の処理を施して複数
の記録色のデジタル画像信号、例えばブラック(以下B
Kという)、イエロー(以下Yという)、マゼンタ(以
下Mという)、シアン(以下Cという)の各記録色のデ
ジタル画像信号に変換し、プリンタ部3内のレーザ光出
射装置からなる書き込み手段12BK、12Y、12
M、12Cへ送る。
【0018】なお、この実施形態では、BK、Y、M、
Cの4色の顕像を重ね合わせてフルカラー画像を得る
が、3色の顕像を重ね合わせてフルカラー画像を得るよ
うにしてもよい。この場合、プリンタ部3はBK、Y、
M、Cの4色の顕像を形成する4組の記録装置13B
K、13Y、13M、13Cのうちの1組の記録装置を
省略することができる。
【0019】プリンタ部3においては、4組の記録装置
13BK、13Y、13M、13Cが並んで配置されて
いる。Cの顕像を形成する記録装置13Cでは、感光体
としての感光体ドラム14Cは、図示しない駆動機構に
より副走査方向へ回転駆動されて帯電チャージャからな
る帯電手段15Cにより均一に帯電され、レーザ光出射
装置12Cにより画像データが書き込まれて静電潜像が
形成される。
【0020】ここに、レーザ光出射装置12Cは、画像
処理部2からのCのデジタル画像信号により半導体レー
ザ駆動部で半導体レーザを駆動してCのデジタル画像信
号により強度変調されたレーザビームを出射させ、この
レーザビームを光偏向器で主走査方向へ繰り返して偏向
して感光体ドラム14Cに走査線として照射することに
より、感光体ドラム14CにCのデジタル画像信号を書
き込んで静電潜像を形成する。この感光体ドラム14C
上の静電潜像は現像手段としての現像装置16Cにより
Cトナーからなる1成分現像剤もしくはCトナーとキャ
リアからなる2成分現像剤により現像されてCの顕像と
なる。
【0021】同様に、他の記録装置13BK、13Y、
13Mでは、それぞれ、感光体としての感光体ドラム1
4BK、14Y、14Mは、図示しない駆動機構により
副走査方向へ回転駆動されて帯電チャージャからなる帯
電手段15BK、15Y、15Mにより均一に帯電さ
れ、レーザ光出射装置12BK、12Y、12Mにより
BK、Y、Mの各デジタル画像信号が書き込まれて静電
潜像が形成される。
【0022】レーザ光出射装置12BK、12Y、12
Mは、それぞれ、画像処理部2からのBK、Y、Mの各
デジタル画像信号によりそれぞれ半導体レーザ駆動部で
半導体レーザを駆動してBK、Y、Mの各デジタル画像
信号により強度変調されたレーザビームを出射させ、こ
れらのレーザビームをそれぞれ光偏向器で主走査方向へ
繰り返して偏向して感光体ドラム14BK、14Y、1
4Mに走査線として照射することにより、感光体ドラム
14BK、14Y、14MにそれぞれBK、Y、Mの各
画像データを書き込んで静電潜像を形成する。この感光
体ドラム14BK、14Y、14M上の各静電潜像は現
像手段としての現像装置16BK、16Y、16Mによ
りBKトナー、Yトナー、Mトナーの各1成分現像剤も
しくはBKトナーおよびキャリア、Yトナーおよびキャ
リア、Mトナーおよびキャリアの各2成分現像剤により
それぞれ現像されてBK、Y、Mの各顕像となる。
【0023】例えば2つの給紙カセットを用いた2つの
給紙部19の何れかから給紙コロ18により転写紙から
なる転写材がレジストローラ20へ給紙され、レジスト
ローラ20が転写紙をタイミングをとって転写ベルト2
1へ送出して転写紙が転写ベルト21により搬送され
る。転写ベルト21上の転写紙は、転写ベルト21と感
光体ドラム14BK、14C、14M、14Yとの各ニ
ップ部を通過する際に、転写手段としての転写チャージ
ャ17BK、17C、17M、17Yにより感光体ドラ
ム14BK、14C、14M、14Y上の各色の顕像が
重ね合わせて転写されることでフルカラー画像が形成さ
れ、定着装置22によりフルカラー画像が定着されて排
紙ローラ23により外部へカラーコピーとして排出され
る。
【0024】また、感光体ドラム14BK、14C、1
4M、14Yはそれぞれ顕像転写後にクリーニング装置
24BK、24C、24M、24Yによりクリーニング
されて残留トナーが除去される。図3に示すように転写
ベルト21は、駆動ローラ25及び従動ローラ26、2
7に張架されて駆動源により駆動ローラ25を介して回
転駆動され、レジストローラ20からの転写紙を搬送す
る。クリーニング装置28は転写ベルト21を転写紙搬
送後にクリーニングする。
【0025】また、複数組の発光素子からなる照明光源
29及び受光素子30からなる反射型フォトセンサ、ス
リット部材31及び複数の集光レンズ32はレーザ光出
射装置12BK、12C、12M、12Yの走査線の曲
がり及び傾きを含む位置ずれ等を随時測定する測定手段
としての位置ずれ検出部33(図1参照)を構成するも
のである。
【0026】スリット部材31のスリットは、複数組の
発光素子29及び受光素子30に対応して複数個設けら
れて転写ベルト21の幅方向(主走査方向)へ配列さ
れ、若しくは、転写ベルト21の幅方向(主走査方向)
及び搬送方向(副走査方向)へ2次元的にずらせて配置
され、所定の位置検出パターンのライン幅、例えば0.
1mm程度のラインと同程度のスリットとして設けられ
る。
【0027】図1は、この実施形態の回路構成を示す。
画像処理部2は、スキャナ部1からR、G、Bの各デジ
タル画像信号が入力され、かつ、外部装置34から外部
コントローラ35を介してR、G、Bの各デジタル画像
信号が入力される。画像処理部2においては、スキャナ
部1から入力されたR、G、Bの各デジタル画像信号又
は外部装置34から外部コントローラ35を介して入力
されたR、G、Bの各デジタル画像信号は空間フィルタ
36によってモアレ除去処理等が行われ、色変換回路
(色度座標変換回路)37によってY、M、C、BKの
各記録色のデジタル画像信号に変換される。なお、画像
処理部2には外部からY、M、C、BKの各デジタル画
像信号が直接送られて来る場合もある。
【0028】色変換回路37又は外部からのY、M、
C、BKの各デジタル画像信号は変倍部38により変倍
処理が行われてクリエイト部39でクリエイトが行わ
れ、階調補正部40で階調補正が施される。この階調補
正部40からのY、M、C、BKの各デジタル画像信号
は、感光体間メモリ41によって第1の感光体ドラム1
4BKから各感光体ドラム14BK、14C、14M、
14Yまでの距離に応じた時間だけそれぞれ保持されて
出力される。
【0029】一方、制御手段としてのシステム制御部4
2は、所定のタイミングでパターン作成部53からB
K、C、M、Y各色の位置検出パターンの画像データを
レーザ光出射装置12BK、12C、12M、12Yへ
出力させる。レーザ光出射装置12BK、12C、12
M、12Yは、パターン作成部53からのBK、C、
M、Y各色の位置検出パターンの画像データによりそれ
ぞれ半導体レーザ駆動部で半導体レーザを駆動してB
K、C、M、Y各色の位置検出パターンの画像データに
より強度変調されたレーザビームを出射させ、これらの
レーザビームをそれぞれ光偏向器で主走査方向へ繰り返
して偏向して感光体ドラム14BK、14C、14M、
14Yに走査線として照射することにより、感光体ドラ
ム14BK、14C、14M、14YにそれぞれBK、
C、M、Y各色の位置検出パターンを書き込んで各色の
位置検出パターンの静電潜像を形成する。
【0030】感光体ドラム14BK、14C、14M、
14Y上の各位置検出パターンの静電潜像は、現像装置
16BK、16C、16M、16Yによりそれぞれ現像
されてBK、C、M、Y各色の位置検出パターンの顕像
となり、転写チャージャ17BK、17C、17M、1
7Yにより転写ベルト21に直接的に重ならないように
転写されて転写紙には転写されない。転写ベルト21は
各照明光源29からスリット部材31のスリットを通し
て光束が照射されてそれらの反射光がスリット部材31
の各スリット及び各集光レンズ32を介して各受光素子
30で受光され、転写ベルト21上のBK、C、M、Y
各色の位置検出パターンの顕像が光学的に検出される。
【0031】位置ずれ検出部33は、随時、各受光素子
30の出力信号を演算してレーザ光出射装置12BK、
12C、12M、12Yの走査線の曲がり及び傾きを含
む位置ずれを求め、例えばスリット部材31の主走査方
向へ配列された複数のスリットを通して受光する複数の
受光素子30の出力信号から各色の位置検出パターンの
顕像の副走査方向への位置ずれを検出してレーザ光出射
装置12BK、12C、12M、12Yの走査線の副走
査方向への曲がり及び傾きを含む位置ずれを検出し、若
しくは、スリット部材31の主走査方向及び副走査方向
へ2次元的に配列された複数のスリットを通して受光す
る複数の受光素子30の出力信号から各色の位置検出パ
ターンの顕像の主走査方向及び副走査方向への2次元的
な位置ずれを検出してレーザ光出射装置12BK、12
C、12M、12Yの走査線の主走査方向及び副走査方
向への2次元的な曲がり及び傾きを含む位置ずれを検出
し、その結果を位置ずれデータとして出力する。
【0032】システム制御部42は、位置ずれ検出部3
3からの位置ずれデータより近似式によってレーザ光出
射装置12BK、12C、12M、12Yの走査線の曲
がり及び傾きを含む位置ずれを近似して主走査方向に配
列される各ドットに対応した走査線の副走査方向へのず
れ量を算出し(もしくは位置ずれ検出部33からの位置
ずれデータによりテーブルで主走査方向に配列される各
ドットに対応した走査線の副走査方向へのずれ量を求
め)、このずれ量に基づいて主走査方向に配列される各
ドット毎に、或いは主走査方向に配列される複数ドット
毎に補間パラメータを作成して位置ずれ補正装置43の
補間用メモリに格納する。
【0033】位置ずれ補正装置43は感光体間メモリ4
1を経たY、M、C、BKの各デジタル画像信号を補間
用メモリ内の補間パラメータにより副走査方向に若しく
は2次元的に補間して補正し(リサンプリングし)、線
幅補正回路44は位置ずれ補正装置43からのY、M、
C、BKの各デジタル画像信号を位置ずれ補正装置43
からのリサンプリングの位相情報に基づいてリサンプリ
ングの位相に応じて補正してプリンタ部3のレーザ光出
射装置12BK、12C、12M、12Yへ送る。ここ
に、システム制御部42、位置ずれ補正装置43及び像
域判定部45は位置ずれ検出部33の測定結果に応じて
画像データを副走査方向に若しくは2次元的に補間して
補正するリサンプリング手段を構成する。
【0034】図4は上記位置ずれ補正装置43の1色分
の構成を示す。位置ずれ補正装置43は、各色分の構成
が同様な構成となっている。システム制御部42は、位
置ずれ検出部33からの位置ずれデータに応じて近似式
(もしくはテーブル)によって画像データの位置ずれの
補間による補正(リサンプリング)を行う位置の近傍の
画素に重み付けを行い、その重み付けのデータを補間パ
ラメータとして画素単位で、あるいは複数の画素単位で
位置ずれ補正装置43の補間用メモリに設定する。
【0035】位置ずれ補正装置43は、補間パラメータ
を記憶する補間用メモリとして複数(m)ライン分のラ
インメモリ46と、感光体間メモリ41からの画像デー
タをnライン分にわたり保持するnライン分のラインメ
モリ47と、演算手段としての補間データ演算回路48
とを有する。ここに、nはn≧m+(走査線の副走査方
向の曲がり及び傾きを含む位置ずれの量)に設定され
る。補間データ演算回路48は、ラインメモリ47内の
画像データをラインメモリ46内の補間パラメータによ
り直線補間又は3次関数コンボリューション又はスプラ
イン補間等でリサンプリングし(補間して補正し)、プ
リンタ部3のレーザ光出射装置12BK、12C、12
M、12Yへ送る。
【0036】次に、画像データをリサンプリングする具
体的な例として、主走査方向の画素数を256ドット、
主走査方向の補間マトリックスサイズを1×4とした場
合の例を、説明の簡略化のために2色分の画像データに
ついて説明する。ここで、図5に示すように1色目のレ
ーザ光出射装置の走査線が曲がりにより主走査方向の中
央(128ドット目)で副走査方向に+1ドットずれ、
かつ、2色目のレーザ光出射装置の走査線が曲がりによ
り主走査方向の中央(128ドット目)で副走査方向に
−1ドットずれていると位置ずれ検出部33によって検
出された場合を想定する。なお、上記ドット数(256
ドット)及び補間マトリックスサイズは、計算の便宜上
のものであって、実際には適切な値が設定される。
【0037】位置ずれ検出部33からの位置ずれデータ
はシステム制御部42に送られ、システム制御部42は
位置ずれ検出部33からの位置ずれデータからリサンプ
リングを行うべきライン上の主走査方向に配列された各
ドットに対応した走査線の副走査方向へのずれ量を例え
ば直線近似式によって求める。この場合、システム制御
部42は、直線近似式を用いたが、2次式、3次式のよ
うな多項式やスプライン関数等を用いて位置ずれ検出部
33からの位置ずれデータからリサンプリングを行うべ
きライン上で主走査方向に配列された各ドットに対応し
た走査線の副走査方向へのずれ量を求めるようにしても
よい。
【0038】スプライン関数を用いてリサンプリングを
行うべきライン上で主走査方向に配列された各ドットに
対応した走査線の副走査方向へのずれ量を求める場合に
は、自由に曲線を設定できるので、局部的なレンズの誤
差に対しても対応可能となる。直線近似式を用いてリサ
ンプリングを行うべきライン上で主走査方向に配列され
た各ドットに対応した走査線の副走査方向へのずれ量を
求める場合には、1色目、2色目の各走査線の副走査方
向へのずれ量はリサンプリングを行うべきラインにおけ
る主走査方向のドット位置をX、副走査方向への走査線
ずれ量をYとすると、それぞれY=±X/128(0〜
127ドットの範囲)、Y=−{±(X−128)/1
28}±1(128〜255ドットの範囲)として求め
られる。
【0039】次に、システム制御部42は、リサンプリ
ングを行うべきライン上で主走査方向に配列された各ド
ットに対応した走査線の副走査方向へのずれ量から例え
ば図6に示すようなsinc関数を用いて補間マトリッ
クスを図11に示すように計算する。すなわち、システ
ム制御部42は、リサンプリングを行うべきライン上で
主走査方向に配列されている各ドットに対応した走査線
の副走査方向へのずれ量より、リサンプリング点から副
走査方向に隣接する±2ドット(補間マトリックスのサ
イズによる)までの距離を求めてその距離に相当するs
inc関数の値(sinc関数のπの位置が1ドットに
対応)を求めるという計算を行い、この計算を主走査方
向の各ドット毎に順次に行ってその計算結果を位置ずれ
補正装置43の補間用メモリに補間パラメータとして格
納する。
【0040】図7は上記位置ずれ補正装置43の具体例
を示す。感光体間メモリ41からの画像データは上記ラ
インメモリ47としての複数のラインメモリ470〜4
6に複数ライン分が保持される。この場合、ラインメ
モリ470〜476はライン番号カウンタ490〜496
セットされているライン番号の画像データを保持する。
今、画像データのリサンプリング点のアドレスは主走査
方向アドレスがXで、副走査方向アドレスが画像データ
のYラインとY+1ラインとの間である場合を考える。
ここに、ラインメモリ470にはY−2ライン目の画像
データが格納されており、ラインメモリ471にはY−
1ライン目の画像データが格納されており、ラインメモ
リ472〜475にはそれぞれY〜Y+3ライン目の各画
像データが格納されている。
【0041】また、補間用ラインメモリ460〜466
は各ラインの画像データに対する重み付けの補間パラメ
ータが書き込まれる。この補間パラメータの重み付け
は、上述のようにsinc関数に従うものであり、リサ
ンプリングを行うラインからこれに隣接する±2ライン
までの距離以上離れたラインに対応する重みが0となる
ように設定されている。
【0042】ラインメモリ470のX番目の値(主走査
方向アドレスXの画像データ)に対応する補間パラメー
タは補間用ラインメモリ460のX番目に格納されてお
り、この対応する両者がリードされて積算回路500
積算される。同様に、ラインメモリ471〜475のX番
目の値とこれに対応する補間用ラインメモリ461〜4
5のX番目の補間パラメータがリードされて積算回路
501〜505でそれぞれ積算される。この場合、補間用
ラインメモリ461〜465はカラムクロックに同期して
X番目の補間パラメータを出力し、ラインセレクタ51
はシステム制御部42により制御されてラインメモリ4
0〜475のX番目の値を選択して積算回路500〜5
5へ出力する。
【0043】この時、感光体間メモリ41からのY+4
ライン目の画像データがラインメモリ476のX番地に
書き込まれる。積算回路500〜506の積算値は、加算
回路52で加算され、リサンプリングされた画像データ
としてプリンタ部3のレーザ光出射装置へ送られる。同
様に、X+1番目以降の画像データがリサンプリングさ
れる。したがって、注目画素及びその近傍の複数の画素
の画像データとこれらに対応する補間パラメータとがそ
れぞれ積算されて加算されることにより、画像データの
位置ずれが補正されることになる。
【0044】1ライン分の画像データが主走査方向の最
終アドレスの画像データまでリサンプリングされると、
次の1ライン分の画像データのリサンプリングが開始さ
れる。この時、ラインメモリ471〜476はライン番号
カウンタ491〜496によってライン番号がずらされて
(Y−2)〜(Y+3)ラインの画像データが格納され
ており、ラインメモリ470は(Y+4)ラインの画像
データが格納されている。
【0045】このように常にリサンプリング点の近傍の
6ライン分の画像データがリードされて画像データのリ
サンプリングが行われる。この時、リサンプリングされ
た画像データの桁あふれが発生した場合には、その桁あ
ふれが無効とされて画像データが最大値又は最小値に設
定される。
【0046】図9は図5に示すように1色目のレーザ光
出射装置の走査線が曲がりにより主走査方向の中央(1
28ドット目)で副走査方向に+1ドットずれた場合に
おける位置ずれ補正装置43からの位置ずれ補正後の画
像データを示し、図10は2色目のレーザ光出射装置の
走査線が曲がりにより主走査方向の中央(128ドット
目)で副走査方向に−1ドットずれた場合における位置
ずれ補正装置43からの位置ずれ補正後の画像データを
示す。ここに、図8は位置ずれ補正装置43による位置
ずれ補正の前の画像データを示す。
【0047】これらの2色の画像データで形成された2
色の顕像を重ね合わせて合成した場合の合成画像とその
各ドットの状態は、レーザ光出射装置の走査線の曲がり
及び傾きを含む位置ずれが無い場合には図12と図15
(a)に示すようになり、レーザ光出射装置の走査線の
曲がり及び傾きを含む位置ずれが有ってその補正を行わ
ない場合には図13と図15(b)に示すようになり、
レーザ光出射装置の走査線の曲がり及び傾きを含む位置
ずれが有ってその補正を上述のように行った場合には図
14と図15(c)に示すようになる。
【0048】線幅補正回路44は位置ずれ補正装置43
からのY、M、C、BKの各デジタル画像信号を位置ず
れ補正装置43からのリサンプリングの位相情報に基づ
いてリサンプリングの位相に応じて補正するが、その補
正量は例えば図16に示すようにリサンプリング後の画
像データをリサンプリングの位相に応じて−π〜πの範
囲で直線的に低下させるような補正量とする。
【0049】前述したように図17の(a)と(b)は
副走査方向に2ドットの画像を作成する例において、画
像データをリサンプリングしない場合の露光状態と、画
像データを1/2ドット(位相で180°)ずらしてリ
サンプリングした場合の露光状態とをそれぞれ示してい
る。現像バイアスが高い現像バイアスの状態となった
時には画像データの実際の現像幅は図17(a)の場合
と図17(b)の場合とでL1、L2となり、図17
(b)の場合の方が図17(a)の場合よりも画像デー
タの実際の現像幅がかなり太くなってしまうという問題
があった。なお、画像データは、図17(a)の場合と
図17(b)の場合とにおいてそれぞれ(255、25
5)、(108、255、108)のレベルである。
【0050】そこで、この実施形態では、線幅補正回路
44にて位置ずれ補正装置43からのY、M、C、BK
の各デジタル画像信号を位置ずれ補正装置43からのリ
サンプリングの位相情報に基づいてリサンプリングの位
相(位置ずれ補正装置43の各ドットの位相ずらし量)
に応じて図16に示すように補正する。ドットの位相ず
らし量がπ(180°)の場合には画像データは線幅補
正回路44にて−23のレベルだけ低下させることで、
レーザ光出射装置による露光分布が図17(c)に示す
ようになり、画像データの実際の現像幅は図17(a)
の場合と図17(b)の場合とでL1、L2’になってL
1=L2’となり、画像の線幅は画像データを図17
(a)に示すようにリサンプリングしない場合と図17
(b)に示すようにリサンプリングした場合とでほぼ同
一となる。
【0051】なお、線幅補正回路44による画像データ
補正量は、図16に示すようにリサンプリングの位相に
応じて直線的に変化する量に設定されているが、特にリ
サンプリングの位相に対して直線的でなくてもよく、そ
れぞれの機械の作像条件に合わせてリサンプリングの位
相に応じて設定するようにしてそのテーブルを持たせて
もよい。
【0052】また、図1に示すように像域判定部45は
スキャナ部1又は外部装置34からのデジタル画像信号
より画像の種別を判定し、システム制御部42は像域判
定部45の判定結果から画像が例えば黒1色のみにて形
成されている画像種別の像域を有する場合にはその画像
種別の像域で位置ずれ補正装置43にスルーモードであ
ることを通告して画像データのリサンプリングを行わせ
ずに画像データをそのまま通過させる。このことで、位
置ずれ補正の不要な画像部に対して補正を行わないこと
でリサンプリングに伴うMTFの劣化を防止することが
できる。
【0053】また、操作部53はシステム制御部42に
対して補間パラメータの設定、補正、リセットが可能で
あり、システム制御部42は、操作部53から、補間パ
ラメータを設定し又は位置ずれ検出部33による測定結
果から求めた補間パラメータを補正し或いはリセットす
るための入力信号が入力された場合にはその入力信号に
応じた補間パラメータを位置ずれ補正装置43の補間用
メモリ46に格納し、又は補間用メモリ46内の補間パ
ラメータを操作部53からの入力信号に応じて補正した
りリセットしたりする。
【0054】例えばシステム制御部42は、操作部53
からの入力信号に応じて上記近似式の係数、位置ずれ検
出部33により測定されたレーザ光出射装置12BK、
12C、12M、12Yの走査線の曲がり及び傾きを含
む位置ずれの設定、補正、リセットを行う。従って、ユ
ーザはプリンタ部3により出力された最終画像を確認し
ながら操作部53で補間パラメータを微調整することに
より、位置ずれ検出部33の定常的な測定誤差をキャン
セルし、より正確な位置ずれ補正を行うことができる。
【0055】また、システム制御部42は、位置ずれ検
出部33による測定直後の走査線の曲がり及び傾きを含
む位置ずれの量と、位置ずれ検出部33による測定直前
の走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれの量とを比較
してその差が基準値を越えた場合には異常信号を発生
し、例えば上記近似式の係数を位置ずれ検出部33にて
走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれが測定される度
に更新して位置ずれ検出部33の前回の測定結果に対す
る今回の測定結果の変動量が基準値を越えた場合に異常
信号を発生し、位置ずれ検出部33の再測定等の処置を
行う。このことで、転写ベルト21上のキズ等による位
置ずれ検出部33の誤動作を防止することができる。
【0056】このように、この実施形態は、請求項1に
係る発明の一実施形態であって、複数の感光体としての
感光体ドラム14BK、14C、14M、14Yと、こ
の複数の感光体14BK、14C、14M、14Yにそ
れぞれ画像データを走査線で書き込んで静電潜像を形成
する複数の書き込み手段としてのレーザ光出射装置12
BK、12C、12M、12Yと、前記複数の感光体1
4BK、14C、14M、14Y上の各静電潜像を顕像
化する複数の現像手段としての現像装置16BK、16
C、16M、16Yと、前記走査線の曲がり及び傾きを
含む位置ずれを測定する測定手段としての位置ずれ検出
部33と、この測定手段33の測定結果に基づいて前記
画像データをリサンプリングすることにより前記走査線
の曲がり及び傾きを含む位置ずれを補正する第1の補正
手段としてのシステム制御部42及び位置ずれ補正装置
43とを有するデジタルカラー複写機からなるデジタル
カラー画像形成装置において、前記画像データを前記リ
サンプリングの後に前記リサンプリングの位相に応じて
補正する第2の補正手段としての線幅補正回路44を備
えたので、画像データのリサンプリング後の現像幅を一
定にできて画像の濃度むらや色むらを防止することがで
きる。
【0057】請求項2に係る発明の一実施形態では、上
記請求項1に係る発明の一実施形態において、線幅補正
回路44は、位置ずれ補正装置43からのY、M、C、
BKの各デジタル画像データを位置ずれ補正装置43か
らのリサンプリングの位相情報に基づいてリサンプリン
グの位相に応じて画像の線幅が一定になるように変化さ
せて補正し、画像データ補正量をリサンプリングの位相
によらずに画像の線幅が一定になるように設定したもの
である。したがって、画像データの実際の現像幅は図1
7(a)の場合と図17(b)の場合とで同じL1にな
り、画像の線幅は画像データを図17(a)に示すよう
にリサンプリングしない場合と図17(b)に示すよう
にリサンプリングした場合とで全く同一となる。
【0058】このように、請求項2に係る発明の一実施
形態は、請求項1記載の画像形成装置において、前記第
2の補正手段としての線幅補正回路44による画像デー
タ補正量をリサンプリングによらずに画像の線幅が一定
になるように設定したので、リサンプリングの位相が1
80°の時のみならずどのようなリサンプリング位相で
も画像データの線幅を一定にすることができる。
【0059】図18は請求項3に係る発明の一実施形態
を示す。この実施形態では、上記請求項1に係る発明の
一実施形態において、位置ずれ検出部33の代りに位置
ずれ・線幅検出部54が用いられ、位置ずれ補正装置4
3及び線幅補正回路44の代りにずれ補正回路55が用
いられる。位置ずれ・線幅検出部54は、レーザ光出射
装置12BK、12C、12M、12Yの走査線の曲が
り及び傾きを含む位置ずれを随時測定する測定手段とし
ての位置ずれ検出部を構成し、かつ、レーザ光出射装置
12BK、12C、12M、12Yにより感光体ドラム
14BK、14C、14M、14Yに書き込まれた位置
検出パターンの線幅を測定する線幅測定手段を構成す
る。
【0060】位置ずれ・線幅検出部54は、位置ずれ検
出部33と同様に複数組の発光素子からなる照明光源2
9及び受光素子30により構成される反射型フォトセン
サ、スリット部材31及び複数の集光レンズ32を含
み、スリット部材31のスリットは複数組の発光素子2
9及び受光素子30に対応して複数個設けられて転写ベ
ルト21の幅方向(主走査方向)へ配列され、若しく
は、転写ベルト21の幅方向(主走査方向)及び搬送方
向(副走査方向)へ2次元的にずらせて配置されて位置
検出パターンのライン幅、例えば0.1mm程度のライ
ンと同程度のスリットとして設けられる。
【0061】システム制御部42は、上記実施形態と同
様に所定のタイミングでパターン作成部53からBK、
C、M、Y各色の位置検出パターンの画像データをレー
ザ光出射装置12BK、12C、12M、12Yへ出力
させる。レーザ光出射装置12BK、12C、12M、
12Yは、パターン作成部53からのBK、C、M、Y
各色の位置検出パターンの画像データによりそれぞれ半
導体レーザ駆動部で半導体レーザを駆動してBK、C、
M、Y各色の位置検出パターンの画像データにより強度
変調されたレーザビームを出射させ、これらのレーザビ
ームをそれぞれ光偏向器で主走査方向へ繰り返して偏向
して感光体ドラム14BK、14C、14M、14Yに
走査線として照射することにより、感光体ドラム14B
K、14C、14M、14YにそれぞれBK、C、M、
Y各色の位置検出パターンを書き込んで各色の位置検出
パターンの静電潜像を形成する。
【0062】感光体ドラム14BK、14C、14M、
14Y上の各位置検出パターンの静電潜像は、現像装置
16BK、16C、16M、16Yによりそれぞれ現像
されてBK、C、M、Y各色の位置検出パターンの顕像
となり、転写チャージャ17BK、17C、17M、1
7Yにより転写ベルト21上に直接的に重ならないよう
に転写されて転写紙には転写されない。転写ベルト21
は各照明光源29からスリット部材31のスリットを通
して光束が照射されてそれらの反射光がスリット部材3
1の各スリット及び各集光レンズ32を介して各受光素
子30で受光され、転写ベルト21上のBK、C、M、
Y各色の位置検出パターンの顕像が光学的に検出され
る。
【0063】位置ずれ・線幅検出部54は、随時、各受
光素子30の出力信号を演算してレーザ光出射装置12
BK、12C、12M、12Yの走査線の曲がり及び傾
きを含む位置ずれを求め、例えばスリット部材31の主
走査方向へ配列された複数のスリットを通して受光する
複数の受光素子30の出力信号から各色の位置検出パタ
ーンの顕像の副走査方向への位置ずれを検出してレーザ
光出射装置12BK、12C、12M、12Yの走査線
の副走査方向への曲がり及び傾きを含む位置ずれを検出
し、若しくは、スリット部材31の主走査方向及び副走
査方向へ2次元的に配列された複数のスリットを通して
受光する複数の受光素子30の出力信号から各色の位置
検出パターンの顕像の主走査方向及び副走査方向への2
次元的な位置ずれを検出してレーザ光出射装置12B
K、12C、12M、12Yの走査線の主走査方向及び
副走査方向への2次元的な曲がり及び傾きを含む位置ず
れを検出し、その結果を位置ずれデータとして出力す
る。
【0064】さらに、位置ずれ・線幅検出部54は、ス
リット部材31の主走査方向へ配列された複数のスリッ
トを通して受光する複数の受光素子30の出力信号から
各色の位置検出パターンの顕像の線幅を測定する。例え
ば位置ずれ・線幅検出部54は、図19に示すようにレ
ーザ光出射装置の走査線の位置をスリット部材31のス
リット透過光量(受光素子30の出力信号)のピーク位
置として検出して走査線の曲がり及び傾きを含む位置ず
れを検出し、受光素子30の出力信号を所定のスレッシ
ュレベルと比較して位置検出パターンの顕像の線幅を検
出しその検出結果を線幅データとしてシステム制御部4
2へ出力する。
【0065】システム制御部42は、位置ずれ・線幅検
出部54からの位置ずれデータに基づいて上記実施形態
と同様に、レーザ光出射装置12BK、12C、12
M、12Yの走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれを
近似式により近似して主走査方向の各ドットに対応した
走査線の副走査方向へのずれ量を算出し(若しくは位置
ずれ・線幅検出部54からの位置ずれデータに基づいて
テーブルにより主走査方向の各ドットに対応した走査線
の副走査方向へのずれ量を求め)、このずれ量に基づい
てsinc関数を用いて主走査方向の各ドット毎に、或
いは主走査方向の複数ドット毎に補間パラメータを作成
する。この時の補間パラメータのずれが180°の場合
の例を図20(a)に示す。
【0066】システム制御部42は、その作成した補間
パラメータをさらに位置ずれ・線幅検出部54からの線
幅データに基づいて上記近似式(若しくはテーブル)を
リサンプリングの位相に応じて可変することで、画像デ
ータをリサンプリングの位相(各ドットの位相ずらし
量)に応じて画像の線幅が一定となるように補正し、例
えば図20(a)に示すような補間パラメータを図20
(b)に示すような補間パラメータに補正し、ずれ補正
回路55の補間用メモリ56(図21参照)に転送す
る。この補間パラメータの補正により、画像データの実
際の現像幅が図17(c)に示すようになり、画像の線
幅が一定となる。このため、線幅補正回路44を設ける
ことなく回路を簡略化することができる。
【0067】図21は上記ずれ補正回路55の1色分の
構成を示す。ずれ補正回路55は、各色分の構成が同様
な構成となっている。システム制御部42は、位置ずれ
・線幅検出部54からの位置ずれデータに応じて近似式
(若しくはテーブル)によって画像データの位置ずれの
補間による補正(リサンプリング)を行う位置の近傍の
画素に重み付けを行い、その重み付けのデータを補間パ
ラメータとして画素単位で、あるいは複数の画素単位で
ずれ補正回路55の補間用メモリ56に設定する。
【0068】ずれ補正回路55は、補間パラメータを記
憶する補間用メモリとしての複数(m)ライン分のライ
ンメモリ56と、感光体間メモリ41からnライン分の
画像データが入力されると共にラインメモリ56から補
間パラメータが入力される演算手段としての補間データ
演算回路57とを有する。ここに、nはn≧m+(走査
線の副走査方向の曲がり及び傾きを含む位置ずれの量)
に設定される。
【0069】図22は補間データ演算回路57の構成を
示す。補間データ演算回路57においては、感光体間メ
モリ41からの複数ライン分の画像データ、例えば5ラ
イン分の画像データがラインセレクタ58を介して積算
回路590〜594に入力される。今、画像データのリサ
ンプリング点のアドレスは主走査方向アドレスがXで、
副走査方向アドレスが画像データのYラインとY+1ラ
インとの間である場合を考える。ここに、感光体間メモ
リ41からの5ライン分の画像データはライン0〜4の
各画像データであるとする。
【0070】また、補間用ラインメモリ56は例えば4
ライン分の補間用ラインメモリ560〜563からなり、
この補間用ラインメモリ560〜563にはシステム制御
部42により各ラインの画像データに対する重み付けの
補間パラメータが書き込まれる。この補間パラメータの
重み付けは、上記実施形態と同様にsinc関数に従う
ものであり、リサンプリングを行うラインからこれに隣
接する±2ラインまでの距離以上離れたラインに対応す
る重みが0となるように設定されている。
【0071】クロックカウンタ61はカラムクロックを
カウントし、補間用ラインメモリ560〜563のアドレ
スがクロックカウンタ61のカウント値により指定され
る。ラインセレクタ58はシステム制御部42により制
御される。ラインセレクタ58からのライン0のX番目
の画像データに対応する補間パラメータは補間用ライン
メモリ560のX番目に格納されており、この対応する
両者が積算回路590で積算される。同様に、ラインセ
レクタ58からのライン1〜3のX番目の画像データと
これに対応する補間用ラインメモリ561〜563のX番
目の補間パラメータがそれぞれ積算回路591〜593
積算される。この場合、補間用ラインメモリ560〜5
3はカラムカウンタ61によりアドレスが指定されて
X番目の補間パラメータを出力し、ラインセレクタ58
はシステム制御部42により制御されてライン0〜3の
X番目の画像データを積算回路590〜593へ出力す
る。
【0072】積算回路590〜593の積算値は、加算回
路60で加算され、プリンタ部3のレーザ光出射装置へ
送られる。同様に、X+1番目以降の画像データがリサ
ンプリングされる。したがって、注目画素及びその近傍
の複数の画素の画像データと補間パラメータとがそれぞ
れ積算されて加算されることにより、画像データの位置
ずれが補正されることになる。
【0073】1ライン分の画像データが主走査方向の最
終アドレスの画像データまでリサンプリングされると、
次の1ライン分の画像データのリサンプリングが開始さ
れる。このように常にリサンプリング点の近傍の4ライ
ン分の画像データがリサンプリングされる。この時、リ
サンプリングされた画像データの桁あふれが発生した場
合には、その桁あふれが無効とされて画像データが最大
値又は最小値に設定される。
【0074】このように、請求項3に係る発明の一実施
形態は、複数の感光体としての感光体ドラム14BK、
14C、14M、14Yと、この複数の感光体14B
K、14C、14M、14Yにそれぞれ画像データを走
査線で書き込んで静電潜像を形成する複数の書き込み手
段としてのレーザ光出射装置12BK、12C、12
M、12Yと、前記複数の感光体14BK、14C、1
4M、14Y上の各静電潜像を顕像化する複数の現像手
段としての現像装置16BK、16C、16M、16Y
と、前記走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれを測定
する測定手段としての位置ずれ・線幅検出部54と、こ
の測定手段54の測定結果から式若しくはテーブルによ
り補間パラメータを算出して該補間パラメータにより前
記画像データをリサンプリングすることで前記走査線の
曲がり及び傾きを含む位置ずれを補正する第1の補正手
段としてのシステム制御部42及びずれ補正回路55と
を有するデジタルカラー複写機からなるデジタルカラー
画像形成装置において、前記式若しくはテーブルを前記
リサンプリングの位相に応じて可変する可変手段として
のシステム制御部42を備えたので、回路を簡略化して
低コスト化を図ることができる。
【0075】ところで、上記請求項1〜3に係る発明の
実施形態では、感光体14BK、14C、14M、14
Yの感度特性、現像装置16BK、16C、16M、1
6Yの現像γ等が経時的に変化していった場合、これと
連動して画像データのリサンプリング後の線幅が変化し
てしまい、経時的に画像の色むら、濃度むらが発生して
しまう。図23は現像γが経時的に変化する様子を示
す。そこで、請求項4に係る発明の実施形態は、上記実
施形態において、定期的に画像データのリサンプリング
後の線幅をその位相を変化させながら測定し、その結果
により画像データ補正量(又は補間パラメータ)を適正
化することにより、経時的な画像の色むら、濃度むらの
発生を防止するようにしたものである。
【0076】請求項4に係る発明の一実施形態では、図
24に示すように上記請求項1に係る発明の一実施形態
において、システム制御部42はリサンプリングの位相
が0°から180°まで順次にずれた位相となるような
複数の補間パラメータを順次に生成して(そのステップ
数は任意でよいが、位置検出パターンの検出時間を考慮
して5段階程度、例えば3段階として)位置ずれ補正装
置43の補間用メモリに設定し、パターン作成部53か
ら位置検出パターンの画像データを階調補正部40、感
光体間メモリ41、位置ずれ補正装置43及び線幅補正
回路44を介してプリンタ部3へ出力させることにより
図25に示すような位置検出パターンを順次に出力させ
る。
【0077】位置ずれ・線幅検出部54は、その位置検
出パターン(転写ベルト21上の位置検出パターン)に
対する受光素子30の出力信号からレーザ光出射装置1
2BK、12C、12M、12Yの走査線の曲がり及び
傾きを含む位置ずれと位置検出パターンの線幅を測定
し、位置検出パターンの線幅をl1、l2、l3として測
定する。図26はその線幅測定結果をグラフ化したもの
である。システム制御部42は、その位置ずれ・線幅検
出部54の測定結果に基づいて図16に示すように画像
データ補正量を決定し、つまり、位置ずれ・線幅検出部
54からの位置ずれデータに基づいてリサンプリングを
行う位置の近傍の画素に重み付けを行うと共にその重み
付けのデータを位置ずれ・線幅検出部54の線幅測定結
果により画像の線幅が一定になるように補正して補間パ
ラメータとして画素単位で、あるいは複数の画素単位で
位置ずれ補正装置43の補間用メモリに設定する。この
ため、画像の線幅が高精度で安定して出力される。
【0078】また、請求項4に係る発明の他の実施形態
では、図27に示すように上記請求項3に係る発明の一
実施形態において、システム制御部42はリサンプリン
グの位相が0°から180°まで順次にずれた位相とな
るような複数の補間パラメータを順次に生成して(その
ステップ数は任意でよいが、位置検出パターンの検出時
間を考慮して5段階程度、例えば3段階として)ずれ補
正装置55の補間用メモリに設定し、位置検出パターン
の画像データをパターン作成部53から階調補正部4
0、感光体間メモリ41及びずれ補正装置55を介して
プリンタ部3へ出力させることにより図25に示すよう
な位置検出パターンを順次に出力させる。
【0079】位置ずれ・線幅検出部54はその位置検出
パターン(転写ベルト21上の位置検出パターン)に対
する受光素子30の出力信号からレーザ光出射装置12
BK、12C、12M、12Yの走査線の曲がり及び傾
きを含む位置ずれと位置検出パターンの線幅を測定す
る。システム制御部42は、位置ずれ・線幅検出部54
からの位置ずれデータに基づいてレーザ光出射装置12
BK、12C、12M、12Yの走査線の曲がり及び傾
きを含む位置ずれを近似式により近似して主走査方向の
各ドットに対応した走査線の副走査方向へのずれ量を算
出し(若しくは位置ずれ・線幅検出部54からの位置ず
れデータに基づいてテーブルにより主走査方向の各ドッ
トに対応した走査線の副走査方向へのずれ量を求め)、
このずれ量に基づいてsinc関数を用いて主走査方向
の各ドット毎に、或いは主走査方向の複数ドット毎に補
間パラメータを作成する。
【0080】システム制御部42は、その作成した補間
パラメータをさらに位置ずれ・線幅検出部54からの線
幅データに基づいて上記近似式(若しくはテーブル)を
リサンプリングの位相に応じて画像の線幅が一定になる
ように可変することで、画像データをリサンプリングの
位相(各ドットの位相ずらし量)に応じて補正しずれ補
正回路55の補間用メモリ56に転送する。このため、
画像の線幅が高精度で安定して出力される。
【0081】このように、請求項4に係る発明の実施形
態は、複数の感光体としての感光体ドラム14BK、1
4C、14M、14Yと、この複数の感光体14BK、
14C、14M、14Yにそれぞれ画像データを走査線
で書き込んで静電潜像を形成する複数の書き込み手段と
してのレーザ光出射装置12BK、12C、12M、1
2Yと、前記複数の感光体14BK、14C、14M、
14Y上の各静電潜像を顕像化する複数の現像手段とし
ての現像装置16BK、16C、16M、16Yと、前
記走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれを測定する測
定手段としての位置ずれ・線幅検出部54と、この測定
手段54の測定結果から式若しくはテーブルにより補間
パラメータを算出して該補間パラメータにより前記画像
データをリサンプリングすることで前記走査線の曲がり
及び傾きを含む位置ずれを補正する第1の補正手段とし
てのシステム制御部42及び位置ずれ補正装置43又は
ずれ補正回路55とを有する画像形成装置において、前
記書き込み手段12BK、12C、12M、12Yによ
り前記感光体14BK、14C、14M、14Yに書き
込まれた位置検出パターンの線幅を測定する線幅測定手
段としての位置ずれ・線幅検出部54と、順次に位相を
変えて前記第1の補正手段42、43又は55でリサン
プリングした位置検出パターンの画像データを前記書き
込み手段12BK、12C、12M、12Yにより前記
感光体14BK、14C、14M、14Yに書き込んで
作成した位置検出パターンに対する前記線幅測定手段5
4の測定結果に基づいて前記式若しくはテーブルを前記
リサンプリングの位相によらず画像の線幅が一定になる
ように決定する手段としてのシステム制御部42とを備
えたので、経時的な画像の濃度むらや色むらを防止する
ことができる。
【0082】また、請求項5に係る発明の各実施形態で
は、上記請求項1に係る発明の一実施形態、上記請求項
2に係る発明の一実施形態において、それぞれ、現像装
置16BK、16C、16M、16Yの現像γが変動し
ても画像の線幅が変わってしまうことから、あらかじめ
現像装置16BK、16C、16M、16Yの現像γが
変動した時の線幅の変動を実験にて求めてシステム制御
部42の不揮発性メモリに格納しておき、現像装置16
BK、16C、16M、16Yの現像γを測定する現像
γ測定手段を設け、システム制御部42にて現像γ測定
手段の測定結果に基づいて上記不揮発性メモリの内容に
より上記画像データ補正量を画像の線幅が一定になる如
く変更するようにしたものであり、現像γが変動した場
合でも高精度に画像の線幅を安定化させることができ
る。
【0083】このように、請求項5に係る発明の実施形
態は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前
記現像手段としての現像装置16BK、16C、16
M、16Yの現像γを測定する現像γ測定手段と、この
現像γ測定手段の測定結果に基づいて前記第2の補正手
段としてのシステム制御部42及び線幅補正回路44に
よる前記画像データ補正量を決定する手段としてのシス
テム制御部42とを備えたので、高精度に画像の線幅を
安定化させることができる。
【0084】請求項6に係る発明の一実施形態は、同様
に、上記請求項3に係る発明の一実施形態において、現
像装置16BK、16C、16M、16Yの現像γが変
動しても画像の線幅が変わってしまうことから、あらか
じめ現像装置16BK、16C、16M、16Yの現像
γが変動した時の線幅の変動を実験にて求めてシステム
制御部42の不揮発性メモリに格納しておき、現像装置
16BK、16C、16M、16Yの現像γを測定する
現像γ測定手段を設け、システム制御部42にて現像γ
測定手段の測定結果に基づいて上記不揮発性メモリの内
容により上記近似式(若しくはテーブル)を画像の線幅
が一定になる如く変更することで画像データ補正量を変
更するようにしたものであり、現像γが変動した場合で
も高精度に画像の線幅を安定化させることができる。
【0085】このように、請求項6に係る発明の一実施
形態は、請求項3記載の画像形成装置において、前記現
像手段としての現像装置16BK、16C、16M、1
6Yの現像γを測定する現像γ測定手段と、この現像γ
測定手段の測定結果に基づいて前記式若しくはテープル
の可変量を決定する手段としてのシステム制御部42と
を備えたので、高精度に画像の線幅を安定化させること
ができる。なお、各請求項に係る発明は、上記実施形態
に限定されるものではなく、例えば上記デジタルカラー
複写機以外のデジタルカラープリンタ、デジタルカラー
ファクシミリなどの画像形成装置に適用することができ
る。
【0086】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、複数の感光体と、この複数の感光体にそれぞれ異な
った色の画像データにより異なった色の情報を走査線で
書き込んで静電潜像を形成する複数の書き込み手段と、
前記複数の感光体上の各静電潜像を異なった色の顕像に
顕像化する複数の現像手段と、前記走査線の位置ずれを
測定する測定手段と、この測定手段の測定結果に基づい
て前記画像データをリサンプリングすることにより前記
走査線の位置ずれを補正する第1の補正手段とを有する
画像形成装置において、前記画像データを前記リサンプ
リングの後に前記リサンプリングの位相に応じて補正す
る第2の補正手段を備えたので、画像データのリサンプ
リング後の現像幅を一定にできて画像の濃度むらや色む
らを防止することができる。
【0087】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記第2の補正手段による
前記画像データ補正量を前記リサンプリングによらずに
画像の線幅が一定になるように設定したので、どのよう
なリサンプリング位相でも画像データのリサンプリング
後の現像幅を一定にできる。
【0088】請求項3に係る発明によれば、複数の感光
体と、この複数の感光体にそれぞれ異なった色の画像デ
ータにより異なった色の情報を走査線で書き込んで静電
潜像を形成する複数の書き込み手段と、前記複数の感光
体上の各静電潜像を異なった色の顕像に顕像化する複数
の現像手段と、前記走査線の位置ずれを測定する測定手
段と、この測定手段の測定結果から式若しくはテーブル
により補間パラメータを算出して該補間パラメータによ
り前記画像データをリサンプリングすることで前記走査
線の位置ずれを補正する第1の補正手段とを有する画像
形成装置において、前記式若しくはテーブルを前記リサ
ンプリングの位相に応じて可変する可変手段を備えたの
で、回路を簡略化して低コスト化を図ることができる。
【0089】請求項4に係る発明によれば、複数の感光
体と、この複数の感光体にそれぞれ異なった色の画像デ
ータにより異なった色の情報を走査線で書き込んで静電
潜像を形成する複数の書き込み手段と、前記複数の感光
体上の各静電潜像を異なった色の顕像に顕像化する複数
の現像手段と、前記走査線の位置ずれを測定する測定手
段と、この測定手段の測定結果から式若しくはテーブル
により補間パラメータを算出して該補間パラメータによ
り前記画像データをリサンプリングすることで前記走査
線の位置ずれを補正する第1の補正手段とを有する画像
形成装置において、前記書き込み手段により前記感光体
に書き込まれた位置検出パターンの線幅を測定する線幅
測定手段と、順次に位相を変えて前記第1の補正手段で
リサンプリングした位置検出パターンの画像データを前
記書き込み手段により前記感光体に書き込んで作成した
位置検出パターンに対する前記線幅測定手段の測定結果
に基づいて前記式若しくはテーブルを前記リサンプリン
グの位相によらず画像の線幅が一定になるように決定す
る手段とを備えたので、経時的な画像の濃度むらや色む
らを防止することができる。
【0090】請求項5に係る発明によれば、請求項1又
は2記載の画像形成装置において、前記現像手段の現像
γを測定する現像γ測定手段と、この現像γ測定手段の
測定結果に基づいて前記第2の補正手段による前記画像
データ補正量を決定する手段とを備えたので、高精度に
画像の線幅を安定化させることができる。
【0091】請求項6に係る発明によれば、請求項3記
載の画像形成装置において、前記現像手段の現像γを測
定する現像γ測定手段と、この現像γ測定手段の測定結
果に基づいて前記前記式若しくはテープルの可変量を決
定する手段とを備えたので、高精度に画像の線幅を安定
化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の一実施形態の回路構成を
示すブロック図である。
【図2】同実施形態の概略を示す断面図である。
【図3】同実施形態の一部を示す断面図である。
【図4】同実施形態における位置ずれ補正装置の1色分
の構成を示すブロック図である。
【図5】同実施形態において1色目及び2色目のレーザ
光出射装置の走査線が曲がりにより主走査方向の中央で
副走査方向に+1ドットずれた場合の例を示す図であ
る。
【図6】sinc関数を示す特性曲線図である。
【図7】同実施形態の位置ずれ補正装置を示す図であ
る。
【図8】同実施形態の位置ずれ補正装置によるリサンプ
リングの前の画像データを示す図である。
【図9】同実施形態におけるレーザ光出射装置の走査線
が曲がりにより主走査方向の中央で副走査方向に+1ド
ットずれた場合のリサンプリング後の画像データを示す
図である。
【図10】同実施形態におけるレーザ光出射装置の走査
線が曲がりにより主走査方向の中央で副走査方向に−1
ドットずれた場合におけるのリサンプリング後の画像デ
ータを示す図である。
【図11】同実施形態の補間パラメータの例を示す図で
ある。
【図12】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像をレーザ光出射装
置の走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれが無い場合
について示す図である。
【図13】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像をレーザ光出射装
置の走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれが有ってそ
の補正を行わない場合について示す図である。
【図14】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像をレーザ光出射装
置の走査線の曲がり及び傾きを含む位置ずれが有ってそ
のリサンプリングを上記実施形態で行った場合について
示す図である。
【図15】2色の画像データで形成された2色の顕像を
重ね合わせて合成した場合の合成画像の各ドットの状態
を示す図である。
【図16】上記実施形態のリサンプリング位相と画像デ
ータ補正量との関係を示す図である。
【図17】副走査方向に2ドットの画像を作成する場合
の各露光状態を示す図である。
【図18】請求項3に係る発明の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図19】同実施形態の位置ずれ・線幅検出部を説明す
るための図である。
【図20】同実施形態において補間パラメータの例を示
す図である。
【図21】同実施形態におけるずれ補正回路の1色分の
構成を示すブロック図である。
【図22】同ずれ補正回路における補間データ演算回路
の構成を示すブロック図である。
【図23】現像γが経時的に変化する様子を示す図であ
る。
【図24】請求項4に係る発明の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図25】同実施形態の位置検出パターンの例を示す図
である。
【図26】同実施形態の位置・線幅ずれ検出部の測定結
果を示す図である。
【図27】請求項4に係る発明の他の実施形態を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
3 プリンタ部 12BK、12C、12M、12Y レーザ光出射
装置 14BK、14C、14M、14Y 感光体ドラム
1 16BK、16C、16M、16Y 現像装置 33 位置ずれ検出部 42 システム制御部 43 位置ずれ補正装置 44 線幅補正回路 53 パターン作成部 54 位置ずれ・線幅検出部 55 ずれ補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z (72)発明者 二見 和幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 小野 博司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 磯部 卓人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 朝田 賢一郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の感光体と、この複数の感光体にそれ
    ぞれ画像データを走査線で書き込んで静電潜像を形成す
    る複数の書き込み手段と、前記複数の感光体上の各静電
    潜像を顕像化する複数の現像手段と、前記走査線の位置
    ずれを測定する測定手段と、この測定手段の測定結果に
    基づいて前記画像データをリサンプリングすることによ
    り前記走査線の位置ずれを補正する第1の補正手段とを
    有する画像形成装置において、前記画像データを前記リ
    サンプリングの後に前記リサンプリングの位相に応じて
    補正する第2の補正手段を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記第2の補正手段による前記画像データ補正量を前記リ
    サンプリングによらずに画像の線幅が一定になるように
    設定したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】複数の感光体と、この複数の感光体にそれ
    ぞれ画像データを走査線で書き込んで静電潜像を形成す
    る複数の書き込み手段と、前記複数の感光体上の各静電
    潜像を顕像化する複数の現像手段と、前記走査線の位置
    ずれを測定する測定手段と、この測定手段の測定結果か
    ら式若しくはテーブルにより補間パラメータを算出して
    該補間パラメータにより前記画像データをリサンプリン
    グすることで前記走査線の位置ずれを補正する第1の補
    正手段とを有する画像形成装置において、前記式若しく
    はテーブルを前記リサンプリングの位相に応じて可変す
    る可変手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】複数の感光体と、この複数の感光体にそれ
    ぞれ画像データを走査線で書き込んで静電潜像を形成す
    る複数の書き込み手段と、前記複数の感光体上の各静電
    潜像を顕像化する複数の現像手段と、前記走査線の位置
    ずれを測定する測定手段と、この測定手段の測定結果か
    ら式若しくはテーブルにより補間パラメータを算出して
    該補間パラメータにより前記画像データをリサンプリン
    グすることで前記走査線の位置ずれを補正する第1の補
    正手段とを有する画像形成装置において、前記書き込み
    手段により前記感光体に書き込まれた位置検出パターン
    の線幅を測定する線幅測定手段と、順次に位相を変えて
    前記第1の補正手段でリサンプリングした位置検出パタ
    ーンの画像データを前記書き込み手段により前記感光体
    に書き込んで作成した位置検出パターンに対する前記線
    幅測定手段の測定結果に基づいて前記式若しくはテーブ
    ルを前記リサンプリングの位相によらず画像の線幅が一
    定になるように決定する手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記現像手段の現像γを測定する現像γ測定手段
    と、この現像γ測定手段の測定結果に基づいて前記第2
    の補正手段による前記画像データ補正量を決定する手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の画像形成装置において、前
    記現像手段の現像γを測定する現像γ測定手段と、この
    現像γ測定手段の測定結果に基づいて前記式若しくはテ
    ープルの可変量を決定する手段とを備えたことを特徴と
    する画像形成装置。
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