JPH07248659A - 画像形成装置のハイライト再現調整方法 - Google Patents

画像形成装置のハイライト再現調整方法

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JPH07248659A
JPH07248659A JP6041056A JP4105694A JPH07248659A JP H07248659 A JPH07248659 A JP H07248659A JP 6041056 A JP6041056 A JP 6041056A JP 4105694 A JP4105694 A JP 4105694A JP H07248659 A JPH07248659 A JP H07248659A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像再現開始点の変動や下地部分のかぶりの問
題を生じることなく、ハイライト再現性を確実にかつ簡
単に調整できるようにする。 【構成】ハイライト再現調整方法は、ステップS1ない
しS5までの感光体電位制御による第1調整と、ステッ
プS6ないしS10までの濃度制御による第2調整とか
らなる。第1の調整は、感光体上のハイライトパッチの
電位と感光体上の非露光部分の電位との差により三角波
のバイアス電位レベルおよび/またはゲインを調整す
る。また、第2の調整は、感光体上に現像されたハイラ
イトパッチの濃度に基づいて感光体の帯電電位を制御す
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多階調のデジタル画像
データをアナログ信号に変換し、所定周期の基準パター
ンと前記アナログ信号を比較してパルス幅変調された2
値化信号により光源を駆動した光ビームを一様に帯電さ
れた感光体に走査し形成した潜像を現像して画像を形成
する画像形成装置のハイライト再現調整方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル式の画像形成装置、す
なわち多階調のデジタル画像データに基づいて変調され
た光ビームを感光体に照射し潜像を形成する画像形成装
置が盛んに発表されている。この種の画像形成装置にお
いては、なめらかな中間濃度部分の再現性が可能である
ため、単に、原稿の背景部を飛ばし、高濃度部をはっき
り再現するだけでなく、写真のような階調を持った原稿
を再現するために、中間濃度部以下の濃度安定化が必要
になっている。
【0003】一般に、人間の目の感度は高濃度に比べて
中間濃度部分以下(濃度約1.2以下)に対し敏感であ
るため、低濃度になるほど目立ちやすくなる。このた
め、前述のような中間濃度部以下の安定性は、従来の高
濃度部分の安定性以上のものが要求されており、特にカ
ラー画像形成装置ではこの中間濃度部以下の安定性は重
要となっている。この中間濃度部以下の安定性のなかで
も、ハイライト部分(画像面積率で約15%以下)の安
定再現性は、従来のアナログ式画像形成装置ではほとん
ど考慮に入れなくてもよかったが、ディジタル式画像形
成装置では画質が良くなる程重要なものとなっている。
【0004】多階調のディジタル画像データで画像を形
成する方法として、入力した多階調のディジタル画像デ
ータをアナログ信号に変換し、このアナログ信号を三角
波のような所定周期の基準パターンと比較してパルス幅
変調された2値化信号に変換し、変換した2値化信号に
基づいて画像を形成する方法が知られている。
【0005】図11はこのようなパルス幅変調による画
像データの2値化方法の一例を説明する図である。図1
1に示すように、入力されたアナログ画像データ(破線
で示されている)を三角波(実線で示されている)と比
較し、アナログ画像データが三角波より大きい部分を
「0」、すなわちレーザーOFF、アナログ画像データ
が小さい部分を「1」、すなわちレーザーONとなる2
値画像データ(実線で示されている)として比較器から
出力する。
【0006】このような方法では、アナログ信号と基準
パターンの大小関係で出力パルス幅が決定されるため、
アナログ信号と基準パターンの相対的大小関係が再現さ
れる画像の階調性に影響する。特に、アナログ信号の黒
レベル/白レベルと基準パターンの上下ピークレベルと
の関係は、ハイライト部分および高濃度部分の階調性に
あるいは全体再現階調性の分解能に影響するので重要で
ある。
【0007】そこで、従来より、特開昭62−1815
75号公報に開示されているようにパルス幅を検出して
手動でアナログ信号のフルスケールと基準パターンのバ
イアスとにより黒レベルと白レベルのパルス幅を調整す
るもの、特開昭62−091077号公報や特開昭62
−284578号公報に開示されているように所定のパ
ルスの光量や感光体の露光電位で画像条件を調整するも
のなどが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のパル
ス幅の調整において、白レベル側の設定は、濃度の再現
開始レベルが変動するばかりでなく、前述のように人間
の目の感度は高濃度に比べハイライトに対し敏感である
ため、特に重要となる。
【0009】しかし、従来のように白レベルのパルス幅
の光量や電位を測定して、パルス幅や他の画像条件を調
整すると、パルスの光量が一定でも装置間の光路中の汚
れ等による光伝達率の差で実際に感光体上に到達する光
量が変化するばかりでなく、感光体上に到達する光量が
一定でも、一般的に知られているように感光体の光感度
が使用時間や固体間によって変動するため、感光体上の
電位が変わってしまう。
【0010】また、感光体上の電位を検知して濃度が一
定になるように調整しても、電子写真方式による現像に
おいては、現像装置の機械的寸法誤差や環境、使用時間
による現像剤の変化等により、特にハイライト再現性は
変動してしまう問題があり、安定したハイライト再現性
が得られない。
【0011】図12はこのような問題の一例を説明する
図である。図12から明らかなように、ハイライト部分
の電位が一定であるとき、画像のハイライト濃度が大き
く変動していることがわかる。具体的には、感光体と現
像装置の現像ロールとの間の距離DRS(Drum to Roll
Space)が大きい程、また低温低湿である程、極ハイラ
イト濃度は高くなる。したがって、ハイライト部分の光
量や電位を調整しただけではハイライト濃度の変動を防
ぐことはできない。そこで、直接ハイライト再現濃度を
測定してパルス幅を調整することが考えられるが、その
場合には次のような問題が発生することが分かった。
【0012】以下、図面を用いてこの問題を説明する。
図13に示すように、一般的な画像面積率対パルス幅/
LD出力の関係では、画像面積率が0から増えていく
と、あるところ(図示例で4%のところ)でパルスが出
力し始めるが、このとき立ち上がり部分の傾きは、安定
して立ち上がった部分の傾きに比べて急激である。この
現象は、主に図11の三角波の頂点のなまりによるもの
である。更に、LD出力はLDの応答性によるなまりも
加わり、立ち上がり部分の傾きがさらに急激となる。更
に、図14に示すように画像面積率対感光体電位の関係
では、感光体電位がLD出力と感光体感度で決まるた
め、やはりLD出力同様に立ち上がり部分の傾きが急激
になっている。
【0013】更に図15は、図12に示す現像装置の条
件による現像性の差を感光体の電位に対して示す図であ
り、横軸は現像バイアスとの電位差を示している。図1
5に示すように、標準時では約−80Vでハイライトが
再現開始し、最も再現しやすい時で約−120V、最も
再現しにくい時で約−50Vでハイライトが再現開始さ
れている。
【0014】図16は、画像面積率8%から画像が再現
開始するように基準パターンのバイアスレベルを調整し
た時の画像面積率体電位の関係を示す図である。図16
において、(1)は標準時の画像面積率対感光体電位の
関係を示し、(2)は最も再現しやすい時の現像開始電
位画像面積率対感光体電位の関係を示し、(3)は最も
再現しにくい時の現像開始電位画像面積率対感光体電位
の関係を示している。画像面積率8%の電位がちょうど
現像開始電位となるように、画像面積率に対する感光体
電位の関係を図16において横方向にシフトすることに
なる。
【0015】このとき、(1),(2),(3)において
は、いずれも画像は画像面積率8%から再現するように
なるが、(2)では図示のように画像面積率8%の電
位、すなわち感光体電位の立ち上がり部分の傾きが急激
な部分にかかっている。したがって、わずかな感光体電
位の変動でも画像再現開始点が大きく変動してしまうと
いう問題がある。
【0016】また(3)では下地である画像面積率0%
の電位がすでに非露光部分電位である−650Vより低
くなっているため、下地部分のかぶりが発生するおそれ
があるという問題がある。つまり、現像装置の条件によ
る画像再現開始電位の変動が大きいため、直接ハイライ
ト再現濃度を測定してパルス幅を調整すると画像再現開
始点の変動や下地部分のかぶりの問題が発生してしま
う。
【0017】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、画像再現開始点の変動や下
地部分のかぶりの問題を生じることなく、特にディジタ
ル画像形成装置で重要であるハイライト再現性を確実に
かつ簡単に調整できるハイライト再現調整方法を提供す
ることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、多階調のディジタル画像デー
タをアナログ信号に変換し、所定周期の基準パターンと
前記アナログ信号とを比較してパルス幅変調された2値
化信号による光ビームを、一様に帯電された感光体に走
査し形成した潜像を現像後、転写紙に転写、定着して画
像を形成する画像形成装置のハイライト再現制御方法に
おいて、帯電された感光体上にパッチ発生手段によりハ
イライトパッチを作成するとともに、電位測定手段によ
り前記ハイライトパッチの電位と前記感光体上の非露光
部分の電位を測定し、測定した前記ハイライトパッチの
電位と前記感光体上の非露光部分の電位との差に基づい
て基準パターン調整手段により前記基準パターンのバイ
アス電位レベルおよび/またはゲインを調整する第1の
調整と、この第1の調整を実施した後、前記パッチ発生
手段で作成した感光体上のハイライトパッチを現像し、
前記感光体上の現像されたハイライトパッチの濃度を測
定するか、または転写紙に転写かつ定着した前記ハイラ
イトパッチの濃度を測定し、測定されたハイアライトパ
ッチの濃度に基づいてプロセス条件設定手段により、前
記感光体の帯電電位、前記現像バイアス電位および感光
体の露光光量のうち少なくとも1つを設定する第2の調
整とからなることを特徴としている。
【0019】
【作用】このような構成をした本発明においては、第1
の調整により、感光体電位制御が行われ、また第2の調
整により濃度制御が行われる。これらの感光体電位制御
と濃度制御とにより、わずかな感光体電位の変動による
画像再現開始点の大きな変動や下地部分のかぶり発生が
防止される。したがって、画質上重要でかつ画像形成装
置として変動しやすいハイライト再現性が、装置間の光
路中の汚れ等による光伝達率の差、感光体の光感度変
動、および現像装置のハイライト再現性の変動に影響さ
れることなく、安定してかつ容易に調整されるようにな
る。
【0020】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明にかかる画像形成装置のハイライト再
現調整方法の第1実施例が適用されるカラー複写機の全
体構成図であり、図2はこのカラー複写機のブロック図
である。
【0021】図1に示すように、カラー複写機1は大き
く分けて、原稿台2の原稿3(図2に図示)を読み取る
スキャナー部4、このスキャナー部4で読み取った画像
データを処理する画像処理部5、この画像処理部5で処
理された画像データに従ってレーザーを駆動して光ビー
ムを照射するROS光学部6、およびこのROS光学部
6からの光ビームに基づいて画像を形成する画像形成部
7から構成されている。
【0022】図2に示すように、スキャナー部4は、原
稿3を照射する照射光を発する露光ランプ8、原稿3を
照射した照射光の反射光を読み取るCCDセンサ9、増
幅器10、A/D変換器11、シェーディング補正手段
12、ギャップ補正手段13、濃度変換器14から構成
されている。
【0023】画像処理部5は、色信号変換および墨再生
(UCR)およびMTF処理等のカラー複写機における
基本的な画像処理装置15、ガンマ補正手段16、比較
器18、本発明の基準パターンである所定周期の三角波
を発生する三角波発生器19、本発明の基準パターン調
整手段を構成する三角波調整手段20、パッチ信号発生
手段58、およびセレクター59から構成されている。
パッチ信号発生手段58は、後述する感光体上にハイラ
イトパッチを形成するためのパッチ画像データを作成し
て出力する。セレクター59は、通常コピー時にはアナ
ログ画像データを選択し、また画像形成部7の演算装置
52によりパッチ作成の指示が出されたときには、パッ
チ信号発生手段58からのパッチ画像データを選択し
て、それぞれ選択した画像データを比較器18へ送る。
そして、アナログ画像データおよびパッチ画像データ
は、比較器18で2値化される。
【0024】またROS光学部6は、レーザー駆動回路
21、レーザー22、後述する画像形成部7の演算装置
により制御されレーザー光量を可変制御するレーザー光
量可変装置23、ポリゴンミラー24、fθレンズ2
5、および反射ミラー26から構成されている。レーザ
ー駆動回路21は、比較器18より送られてくる2値化
画像データとレーザー光量可変装置23より送られてく
るレーザー光量とに基づいてレーザー22をオン・オフ
制御する。このレーザー駆動回路21からのオン信号に
より、レーザー22はレーザー光を発する。
【0025】更に画像形成部7は、図1および図2に示
すように、感光体27、帯電装置28、ロータリー現像
装置29、転写装置30、クリーナー装置31、除電ラ
ンプ32、感光体27上の電位を測定する電位計33、
ロータリー現像装置29を構成するイエロー現像器3
5、同じくマゼンタ現像器36、同じくシアン現像器3
7、同じくブラック現像器38、後述する演算装置52
からの制御信号に基づいてロータリー現像装置29への
トナー供給を制御するトナーディスペンス装置43、転
写装置30を構成する転写ドラム45、同じく転写コロ
トロン46、同じく剥離コロトロン47、同じく除電コ
ロトロン48、定着装置49、用紙搬送装置50、用紙
トレイ51、画像形成を制御する演算装置52、この演
算装置52により制御され帯電装置28の帯電量を変化
させる帯電量可変装置53、現像バイアスを変化させる
現像バイアス可変装置54、および感光体27上に現像
されたハイライトパッチの濃度を測定する光センサー6
3から構成されている。レーザー光量可変装置23、帯
電量可変装置53および現像バイアス可変装置54は、
本発明のプロセス条件発生手段を構成している。
【0026】このように構成されたカラー複写機1にお
いては、スキャナー部4で露光ランプ8から発する照射
光により原稿3が照射され、その反射光がCCDセンサ
9で読み取られるとともに、その読取信号が増幅器10
で適当なレベルまで増幅された後、A/D変換器11で
8ビットのディジタル画像データに変換される。更に、
このディジタル画像データは、シェーディング補正12
およびギャップ補正13を施された後、濃度変換器14
で反射率データから濃度データに変換されて画像処理部
5へ送られる。
【0027】画像処理部5に送られた濃度データは、更
にこの画像処理部5の画像処理装置15で色信号変換、
墨再生(UCR)、およびMTF処理等のカラー複写機
における基本的な画像処理が施されて、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックの4色の画像データに変換され
る。次に、この画像データはガンマ補正手段16により
画像形成部5の階調性に合わせて各色階調のガンマ補正
が施された後、D/A変換器17でディジタル画像デー
タからアナログ画像データに変換されてセレクター59
に送られる。セレクター59は、通常コピー時にはアナ
ログ画像データを選択するから、このアナログ画像デー
タは比較器18に送られる。
【0028】比較器18に送られたアナログ画像データ
は、前述の図11に示すように比較器18で三角波発生
器19から三角波調整手段20を介して送られる所定周
期の三角波信号と比較されてパルス幅変調され、2値化
の画像データに変換される。なお、三角波調整手段20
は、画像形成部7の後述する演算装置52からの制御信
号に基づいて三角波発生器19からの三角波に対するバ
イアスを調整するようになっている。しかし、これに限
定されることはなく、三角波の振幅を可変にしても同様
な効果を得ることができる。更に、文字用、写真用など
の原稿の種類によって解像度の異なる画像を再現する画
像形成装置においては、解像度毎にバイアス量を調整す
るようにすることもできる。
【0029】変換された2値画像データは、比較器18
からROS光学部6のレーザー駆動回路21へ送られ
る。レーザー駆動回路21は、比較器18より送られた
2値画像データに基づいてレーザー22をON/OFF
制御する。その場合、このレーザー駆動回路21の出力
は、画像形成部7の演算装置からの制御信号により制御
されるレーザー光量可変装置23からのレーザー光量を
可変制御信号に基づいて、制御される。
【0030】レーザー駆動回路21からのON/OFF
制御信号に基づいて、レーザー22はレーザー光を発
し、このレーザー光は、ポリゴンミラー24により偏向
され、更にfθレンズ25および反射ミラー26を介し
て画像形成部7の感光体27へ導かれる。そして、周知
のゼログラフィープロセスに従って画像形成が行われ
る。すなわち、回転する感光体27が帯電装置28によ
り一様にマイナス帯電された後、ROS光学部6からの
レーザー光により、この感光体27上にまず第1色目の
ブラックの潜像が形成される。形成された潜像は、ロー
タリー現像装置29の第1色目のためのブラック現像器
38で、マイナス帯電されたブラックトナーでレーザー
光で書き込まれた部分が現像される。
【0031】次いで、この現像像が、用紙トレイ51か
ら用紙搬送装置50によって搬送されて転写ドラム45
に巻き付けられた図示しない用紙に転写コロトロン46
により感光体27から転写される。そして、用紙に転写
されないで感光体27上に残ったトナー像はクリーナー
装置31により感光体27から除去されるとともに、感
光体27の表面が除電ランプで除電された後、第2色目
のイエローの像形成が続いて行われる。その場合、第2
色目のイエローの像形成は、第1色目のブラックの像形
成と同じようにして行われる。第2色目のイエローの像
形成が終了すると、第3色目のマゼンタの像形成および
第4色目のシアンの像形成が同様にして順次行われる。
なお、各色の転写後または用紙剥離後に、用紙上及び転
写ドラム45のフイルム上の余分な電荷が、除電コロト
ロン48により除電される。
【0032】4色の各現像像が転写ドラム45上の用紙
に順次転写されると、用紙は剥離コロトロン47により
転写ドラム45から剥離されて定着装置49に搬送され
るとともに、この定着装置49で用紙上の転写像が定着
されてカラーコピーが形成される。
【0033】次に、本実施例によるハイライト再現調整
方法をこのカラー複写機1に適用して説明する。本実施
例のハイライト再現調整方法は、感光体電位制御による
第1調整と、濃度制御による第2調整とからなる。第1
の調整は、帯電された感光体27上にパッチ信号発生手
段58によりハイライトパッチを作成するとともに、電
位計33により前記ハイライトパッチの電位と感光体2
7上の非露光部分の電位を測定し、これら両者の差に基
づいて演算装置52が三角波調整手段20を制御するこ
とにより、三角波のバイアス電位レベルおよび/または
ゲインを調整する。
【0034】また、第2の調整は、この第1の調整を実
施した後、パッチ信号発生手段58で作成した感光体2
7上のハイライトパッチを各色の現像器35,36,3
7,38で各色毎に現像するとともにこの現像されたハ
イライトパッチを各色毎に用紙に転写かつ定着し、その
後用紙上に形成されたハイライトパッチの濃度を各色毎
に測定しかつ測定されたパッチ濃度に基づいて、演算装
置52が帯電量可変装置53、現像バイアス可変装置5
4、およびレーザー光量可変装置23を制御することに
より、感光体27の帯電電位を制御するようにしてい
る。
【0035】図3は、このハイライト再現調整方法の制
御フローを示す図である。図3に示すように、まずステ
ップS1において感光体27を所定の電位に帯電して非
露光部分の感光体電位VHを電位計33で測定する。次
に、ステップS2において演算装置52が三角波調整手
段20を制御することにより、三角波に対するバイアス
量を負の初期値に設定する。そして、ステップS3にお
いて演算装置52からの指示でパッチ信号発生手段58
が8%面積率のハイライトパッチ信号を発生し、セレク
ター59はこのハイライトパッチ信号を選択して比較器
18へ送る。これ以降、前述したカラー複写機のプロセ
スにより感光体27上に8%面積率のハイライトパッチ
を形成するとともに、この8%面積率のパッチ電位V
patchを電位計33により測定する。次いで、ステップ
S4において、演算装置52は測定した感光体電位VH
と測定したパッチ電位Vpatchとの差を求めるととも
に、求めた差を目標電位差Vdeltaと比較する。感光体
電位VHとパッチ電位Vpatchとの差|VH−Vpatch
が目標電位差Vdeltaより小さいときには、ステップS
5において演算装置52は三角波調整手段20を制御す
ることにより、三角波に対するバイアス量を所定の1ス
テップ増加する。そして、再びステップS3においてパ
ッチ電位Vpatchを測定するとともに、ステップS4に
おいて感光体電位VHとパッチ電位Vpatchとの差を目
標電位差Vdeltaと比較する。感光体電位VHとパッチ
電位Vpatchとの差が目標電位差Vdeltaより大きくなる
まで、これらのステップS3からステップS5までの処
理が繰り返され、三角波に対するバイアス量が所定の1
ステップずつ負から正に増加される。
【0036】図4は三角波調整手段20による三角波に
対するバイアス量の動作を説明する図である。図4に示
すように、三角波に対し負のバイアスを加えると比較器
18から出力されるパルスの幅は狭くなり、同じ面積率
の画像信号に対するレーザー光量が小さくなり、感光体
27の電位の露光部分と非露光部分との差は小さくな
る。逆に、三角波に対し正のバイアスを加えると比較器
18から出力されるパルスの幅は広くなり、感光体27
の電位の露光部分と非露光部分との差は大きくなってく
る。
【0037】したがって、三角波に対するバイアス量を
負から正に変えていくと、感光体電位は、図16に示す
ように(2)から(1)、更に(3)の方向へ変化す
る。ここで、感光体電位の立ち上がりで傾きが急激な部
分の非露光部分との電位差は常にほぼ一定で本実施例の
場合は約50Vである。感光体電位VHとパッチ電位V
patchとの目標電位差Vdeltaを70Vにすれば、ステッ
プS4までの第1調整で感光体電位は、(2)のように
画像面積率8%の電位が感光体電位の立ち上がり部分の
傾きが急激な部分にかかったり、(3)のように画像面
積率0%の電位がすでに非露光部分の電位である650
Vより低くなったりしなくなる。しかしこの状態では前
述のように、現像性の変動で画像濃度は一定にはならな
い。なお、本実施例ではバイアス量を負から正へ変更す
るようにしているが、もちろん正から負へ変更するよう
にして感光体電位VHとパッチ電位Vpatchとの差があ
るVdeltaより小さくなるように設定してもよい。感光
体電位VHとパッチ電位Vpatchとの差がVdeltaより大
きくなった時、第1調整が終了する。
【0038】ステップS4において第1調整が終了す
る、すなわち感光体電位VHとパッチ電位Vpatchとの
差がVdeltaより大きくなると、ステップ6において演
算装置52からの指示でパッチ信号発生手段58は8%
の画像面積率のハイライトパッチ信号を発生する。そし
て、セレクター59はこのハイライトパッチ信号を選択
して比較器18へ送り、前述の第1調整で設定された三
角波に対するバイアス量を使用して、これ以降前述した
カラー複写機のプロセスにより用紙上に図5に示すよう
な各色の8%画像面積率のハイライトパッチ像を現像す
ることにより、ハイライトパッチコピーを作成する。
【0039】次に、ステップS7において、作成したハ
イライトパッチコピーをスキャナー部4の原稿台2にの
せ、各色のCCD9によりハイライトパッチを読み取
る。
【0040】図6は図2に示すカラー複写機1の縮小光
学系スキャナー部4のCCDセンサ9からシェーディン
グ補正12までの詳細図である。
【0041】図6に示すように、縮小光学系スキャナー
部4のCCDセンサ9からシェーディング補正12まで
の部分は、赤(R)、緑(G)、青(B)毎のCCDイ
メージセンサチップ9R,9G,9B、各色R,G,BのO
dd側およびEven側にそれぞれ設けられたCCDセ
ンサビデオ信号アンプ10RO,10RE,10GO,1
0GE,10BO,10BE、各色R,G,BのOdd側お
よびEven側にそれぞれ設けられたA/Dコンバータ
11RO,11RE,11GO,11GE,11BO,11
BE、Odd/Even信号合成部55R,55G,55
B、二つの色R,Gに設けられた読取位置ずれ補正用メ
モリー56R,56G、各色R,G,B毎に設けられたシ
ェーディング補正用LSI12R,12G,12B、各色
R,G,B毎に設けられた補正用データ格納用メモリー5
7R,57G,57Bから構成されている。その場合、縮
小光学系3ラインのCCDセンサーチップ9R,9G,9
Bが使用されることから、読取位置ずれ補正が必要とな
るため、読取位置ずれ補正用メモリー56R,56Gが
色R,Gに設けられている。
【0042】ステップS6で作成したハイライトパッチ
コピーをスキャナー部4の原稿台2にのせ、図6に示す
R,G,B毎のCCDイメージセンサチップ9R,9G,9
Bにより、それぞれR,G,Bの補色にあたるC,M,Yの
ハイライトパッチ像を読む。なお、黒(Bk)のパッチ
像は緑GのCCDイメージセンサチップ9Gで読んだ信
号が用いられる。また、ハイライト部分の反射率はCC
Dセンサ9や露光ランプ8のばらつきやシェーディング
補正12の誤差により変動するため、実際は図5に示す
コピーのなかのトナーが現像されていない白地部分を各
CCDイメージセンサチップ9R,9G,9Bにより検出
し、これらの各CCDイメージセンサチップ9R,9G,
9Bで検出した白地部分の反射率との差で、各パッチの
反射率をそれぞれ出力するようにして、読み取りの変動
を補うようにしている。
【0043】次に、ステップS8において、読み取った
各色のハイライトパッチの反射率をあらかじめ設定され
ている目標値と比較し、その比較結果により、ステップ
S9において目標値からの差が大きい色に関して、その
差に比例した補正量αを計算する。次いで、ステップS
10において、計算により得られた補正量αが目標暗電
位VHSおよびカブリ防止電位差VCに加えられる。と
ころで、本実施例においては、カラー複写機1の電源投
入直後のコピー開始前と、その後毎30分経過後のコピ
ー開始前に画像形成部7の演算装置52からの指示信号
によりカラー複写機1の感光体27の電位制御を行うよ
うにしている。なお、もちろんこれに限定されるわけで
はなく、感光体27の電位制御は、使用する感光体27
の感度変動特性に合わせてコピー中等に実施するように
してもよい。
【0044】図7はカラー複写機1のこの感光体電位制
御のフローチャートである。感光体27の電位制御は、
図7に示すフローにしたがって行われるが、各処理が実
施される前に、あらかじめ目標暗電位VHS、目標露光
部分電位VLS、また目標暗電位VHSから現像バイア
ス電位VBまでのカブリ防止電位差VCが、画像形成部
7の演算装置52に記憶されている。
【0045】まず、ステップS1で帯電装置28のグリ
ッド電圧を帯電量可変装置53によりVG1、VG2に
した時の暗電位VH1、VH2を電位計33で検出す
る。次にステップS2で、検出された暗電位VH1、V
H2およびグリッド電圧VG1、VG2を用いて、目標
暗電位VHSを得るグリッド電圧VGSを次式により計
算する。 VGS = (VG2 - VG1)×(VHS - VH1)/(VH2 - VH1) + VG1 次に、求められたグリッド電圧VGSを用いて、ステッ
プS3において感光体27を帯電する。
【0046】そして、演算装置52からの指示信号で、
画像処理部5のセレクター59はパッチ信号発生手段5
8からの100%画像データを選択し、比較器18に送
る。比較器18は、この100%画像データと三角波発
生器19からの三角波と比較して2値化したデータをR
OS光学部6のレーザー駆動回路21に送る。一方、レ
ーザー光量可変装置23は、2通りのレーザー光量LD
1およびLD2でレーザー駆動回路21を駆動して、感
光体27上に2通りのレーザー光量LD1,LD2にお
ける100%画像データのパッチを作成し、各々の露光
部分の明電位VL1,VL2を電位計33で検出する。
【0047】次に、ステップS4で目標明電位VLSを
得るレーザー光量LDSを次式で計算する。 LDS = LD2 - (LD2 - LD1)×(VLS - VL2)/(VL1 - VL2) 次いで、ステップS5で目標暗電位VHSからカブリ防
止電位差VCを差し引くことにより、現像バイアス電位
VBを求めた後、ステップS6で演算装置52は帯電量
可変装置53を制御することによりグリッド電圧VGS
を、またレーザー光量可変装置23を制御することによ
りレーザー光量LDSを、更に現像バイアス可変装置5
4を制御することにより現像バイアス電位VBをそれぞ
れ設定し、これにより感光体27の電位制御が終了す
る。
【0048】図3に示すハイライト再現調整方法の制御
フローにもどり、補正量αが加えられた目標暗電位VH
Sとカブリ防止電位差VCを用いて、ステップS11に
おいて図7に示す制御フローにしたがって感光体電位制
御を行う。こうして、第2の調整が終了する。
【0049】このようなハイライト再現調整方法ににお
いては、目標露光部分電位VLSは一定であるのに対
し、目標暗電位VHSが補正量αだけ高くなるが、目標
暗電位VHSが高くなった分カブリ防止電位差VCも高
くなるため、現像バイアス電位VBは変化しなく、補正
された色は補正の前後で変化しない。したがって、最大
濃度に相当する露光部分電位と現像バイアスの差が変わ
ることなく、白地濃度に相当する暗電位と現像バイアス
との差のみが変わるように、グリッド電圧VGS、レー
ザー光量LDS、現像バイアス電位VBが調整されたこ
とになる。
【0050】ここで、一般的に画像濃度は、ハイライト
から高濃度全体に渡って、画像部分の電位と現像バイア
ス電位VBとの差で決定されるが、特にハイライト部分
は白地濃度に相当する暗電位と現像バイアスとの差すな
わちカブリ防止電位差によっても変化することが知られ
ている。
【0051】図8は各画像形成部分の電位と現像バイア
ス電位との差が一定のときの、カブリ防止電位差による
画像濃度の変化を示す図である。図8に示すようにハイ
ライト部分のみが変化していることがわかる。このよう
に、各色の8%面積率ハイライトパッチ像の濃度を検知
して最大濃度に相当する露光部分電位と現像バイアスと
の差を変えることなく、白地濃度に相当する暗電位と現
像バイアスの差のみが変わるように、グリッド電圧のV
GS、レーザー光量VLS、現像バイアス電位VBが調
整することにより、中/高濃度部分に影響せずにハイラ
イトパッチ像濃度を所望の濃度に調整できるようにな
る。
【0052】以上のように、感光体電位制御による第1
調整方法と濃度制御による第2調整方法とにより、前述
したわずかな感光体電位の変動で画像再現開始点が大き
く変動したり、下地部分のかぶりが発生しやすいという
問題が発生することが防止され、画質上重要なかつ画像
形成装置として変動しやすいハイライト再現性を装置間
の光路中の汚れ等による光伝達率の差や感光体の光感度
変動、あるいは現像装置のハイライト再現性の変動によ
ることなく、ハイライト再現を安定してかつ容易に調整
できる。
【0053】図9は本発明の第2実施例を示すフローチ
ャートである。本実施例においては、前述の図3に示す
実施例のステップS6からS7の各処理が異なり、他の
部分は図3に示す実施例と同じである。したがって、こ
れらの異なる部分のみ説明し、同じ部分の説明は省略す
る。
【0054】図9に示すように、この第2実施例におい
ては、ステップS6においてパッチ信号発生手段58か
らのパッチ画像データ信号に基づいて前述の第1実施例
と同様の方法で感光体27上に各色の極ハイライトパッ
チPA(図示例では8%画像面積率のハイライトパッ
チ)を現像し、ステップS7において感光体27の周囲
で現像位置の下流に設けられた光センサー63を用い
て、図10に示すように光センサー63のLEDから感
光体27上の極ハイライトパッチPAに光を照射すると
ともに、その反射光をフォトダイオードで受光して、感
光体上パッチ濃度を測定するようにしている。その場
合、本実施例では、この光センサー63は従来一般的に
行われている、感光体27上の中/高濃度現像パッチの
濃度を検出してトナーディスペンスを制御するのに用い
られているのものを併用している。もちろん、これに限
定されるものではなく、別途設けた光センサーでもよい
ことは言うまでもない。
【0055】そして、前述と同様にステップS8で光セ
ンサー63で読み取った感光体27上の各色のハイライ
トパッチPAの反射率を目標値と比較し、ステップS9
においてその比較結果より目標値からの差が大きい色に
関してはその差に比例した補正量αを計算する。以下、
前述の第1実施例と同様に感光体電位制御を行う。
【0056】この第2実施例においては、第1実施例の
ように作成したコピーをスキャナー部4の原稿台2にの
せる必要がないため、定期的に感光体27上に極ハイラ
イトパッチPAを作成するだけで、コピー中でも自動的
にハイライト調整ができるという効果が得られる。
【0057】なお、中間転写体や転写フィルムを有する
画像形成装置においては、感光体上に現像された極ハイ
ライトパッチを感光体から中間転写体や転写フィルム上
に転写した後、転写された極ハイライトパッチ濃度を光
センサーで測定するようにしてもよいことは言うまでも
ない。
【0058】また、前述の第1および第2実施例では、
図3におけるステップS3での電位測定用のハイライト
パッチとステップS5での濃度測定用のハイライトパッ
チをともに画像面積率8%に共通させているが、より電
位設定の精度を上げるために、ステップS3での電位測
定用のハイライトパッチを電位が落ち始める画像面積
率、すなわち図8に示す例のように画像面積率4%のハ
イライトパッチを使用することもできる。その場合、図
3に示すフローのステップS4でVdelta=0にして、
画像面積率を非露光部分電位からまさに下がり始める画
像面積率に設定にすれば、設定のばらつきがより一層小
さくできる。このとき、ステップS5での濃度測定用の
ハイライトパッチは前述の各実施例と同じように画像が
再現開始して欲しい画像面積率である8%を使用するよ
うにする。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる画像形成装置のハイライト再現調整方法によれ
ば、感光体電位制御による第1調整と濃度制御による第
2調整とにより、わずかな感光体電位の変動による画像
再現開始点の大きな変動や下地部分のかぶり発生を防止
できる。これにより、画質上重要でかつ画像形成装置と
して変動しやすいハイライト再現性を、装置間の光路中
の汚れ等による光伝達率の差、感光体の光感度変動、お
よび現像装置のハイライト再現性の変動に影響されるこ
となく、安定してかつ容易に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる画像形成装置のハイライト再
現調整方法の第1実施例が適用されるカラー複写機の全
体構成図である。
【図2】 このカラー複写機のブロック図である。
【図3】 本発明のハイライト再現調整方法の第1実施
例の制御フローを示す図である。
【図4】 三角波バイアスの動作を説明する図である。
【図5】 パッチ信号発生手段からの信号により作成さ
れたコピーを示す図である。
【図6】 図2に示すカラー複写機の縮小光学系スキャ
ナー部の一部を示す詳細図である。
【図7】 感光体の電位制御の処理のフローを示す図で
ある。
【図8】 カブリ防止電位差と画像濃度との関係を示す
図である。
【図9】 本発明のハイライト再現調整方法の第2実施
例のフローを示す図である。
【図10】光センサーによる感光体上のトナーパッチの
濃度の測定を説明する図である。
【図11】パルス幅変調による画像データの2値化を説
明する図である。
【図12】現像装置の条件によるハイライト再現性変動
を説明する図である。
【図13】画像面積率とパルス幅/LD出力との関係を
示す図である。
【図14】画像面積率と感光体電位との関係を示す図で
ある。
【図15】現像装置の条件による現像開始電位変化を説
明する図である。
【図16】画像面積率8%から再現開始するように調整
したときの画像面積率と感光体電位との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…カラー複写機、2…原稿台、3…原稿、4…スキャ
ナー部、5…画像処理部、6…ROS光学部、7…画像
形成部、8…露光ランプ、9…CCDセンサ、10…増
幅器、11…A/D変換器、12…シューディング補正
手段、13…ギャップ補正手段、14…濃度変換器、1
5…色変換等のカラー複写機における基本的な画像処理
装置、16…ガンマ補正手段、17…D/A変換器、1
8…比較器、19…三角波発生器、20…三角波調整発
生器、21…レーザー駆動回路、22…レーザー、23
…レーザー光量可変装置、24…ポリゴンミラー、25
…fθレンズ、26…反射ミラー、27…感光体、28
…帯電装置、29…ロータリー現像装置、30…転写装
置、31…クリーナー装置、32…除電ランプ、33…
電位計、35…イエロー現像器、36…マゼンタ現像
器、37…シアン現像器、38…ブラック現像器、43
…トナーディスペンス装置、45…転写ドラム、46…
転写コロトロン、47…剥離コロトロン、48…除電コ
ロトロン、49…定着装置、50…用紙搬送装置、51
…用紙トレイ、52…演算装置、53…帯電量可変装
置、54…現像バイアス可変装置、55R,55G,55
B…Odd/Even信号合成部、56R,56G…読
取位置ずれ補正用メモリー、57R,57G,57B…補
正用データ格納用メモリー、58…パッチ信号発生手
段、59…セレクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/06 101 H04N 1/407

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多階調のディジタル画像データをアナロ
    グ信号に変換し、所定周期の基準パターンと前記アナロ
    グ信号とを比較してパルス幅変調された2値化信号によ
    る光ビームを、一様に帯電された感光体に走査し形成し
    た潜像を現像後、転写紙に転写、定着して画像を形成す
    る画像形成装置のハイライト再現制御方法において、 帯電された感光体上にパッチ発生手段によりハイライト
    パッチを作成するとともに、電位測定手段により前記ハ
    イライトパッチの電位と前記感光体上の非露光部分の電
    位を測定し、測定した前記ハイライトパッチの電位と前
    記感光体上の非露光部分の電位との差に基づいて基準パ
    ターン調整手段により前記基準パターンのバイアス電位
    レベルおよび/またはゲインを調整する第1の調整と、
    この第1の調整を実施した後、前記パッチ発生手段で作
    成した感光体上のハイライトパッチを現像し、前記感光
    体上の現像されたハイライトパッチの濃度を測定する
    か、または転写紙に転写かつ定着した前記ハイライトパ
    ッチの濃度を測定し、測定されたハイアライトパッチの
    濃度に基づいてプロセス条件設定手段により、前記感光
    体の帯電電位、前記現像バイアス電位および感光体の露
    光光量のうち少なくとも1つを設定する第2の調整とか
    らなることを特徴とする画像形成装置のハイライト再現
    調整方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1460481A2 (en) * 2003-02-26 2004-09-22 Oki Data Corporation Image forming apparatus
JP2019139024A (ja) * 2018-02-08 2019-08-22 株式会社リコー 出力装置、画像形成装置、プログラム、および方法

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