JP2000250283A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2000250283A
JP2000250283A JP11054102A JP5410299A JP2000250283A JP 2000250283 A JP2000250283 A JP 2000250283A JP 11054102 A JP11054102 A JP 11054102A JP 5410299 A JP5410299 A JP 5410299A JP 2000250283 A JP2000250283 A JP 2000250283A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光のスポット径を調整することなく正
しくレジストレーションパターンを読み取って色ずれ補
正を行う。 【解決手段】 感光体ドラム上に特定色の画像データに
対応したレーザ光を照射して静電潜像を形成する露光手
段3と、この静電潜像を顕像化する複数の現像手段と、
感光体ドラム上に形成された各色の単色画像を中間転写
ベルト7上に順次重ね転写する転写手段と、各色毎のレ
ジストレーションパターンを中間転写ベルト7上に形成
するレジストレーションパターン発生手段と、レーザ光
の反射光によるレジストレーションパターンの読み取り
結果を当該レジストレーションパターンの読み取り理論
値と比較することによりレジストレーションパターンを
検出して中間転写ベルト7に形成された画像の色ずれを
検出する色ずれ検出手段13とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンデムエンジン
方式のカラー画像形成装置に関し、特に、カラー画像形
成装置の色ずれ検出に適用して有効な技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用した従来の画像形成
装置においては、感光体ドラムの表面に1ミリクーロン
毎平方センチメートル程度の一様な静電荷を与え、この
感光体ドラムに対して画像情報に応じた露光を行って照
射部の電荷のみを喪失させて静電荷の分布による像(静
電潜像)を形成し、この静電潜像を着色帯電粒子(トナ
ー粒子)で現像してトナー粒子の粉体像を形成し、該粉
体像をシート材等に転写した後、熱などのエネルギーを
与えて溶融定着させることにより画像を形成することが
行われている。
【0003】一方、画像のカラー化に伴い、このような
トナー現象によりシアン像、マゼンタ像、イエロー像、
さらに好ましくはブラック像の各色粉体像を各々の感光
体ドラム上に形成する独立した複数の画像形成ステーシ
ョンを備え、各感光体ドラム上に形成された粉体像を各
色粉体像の転写位置にて中間転写材上に重ねて転写合成
するタンデムエンジン方式のカラー画像形成装置も提案
されている。
【0004】タンデムエンジン方式のカラー画像形成装
置では、各色ごとに並列して画像形成が行われるため、
画像形成の高速化が図れるという利点を有する。
【0005】しかしながら、タンデムエンジン方式のカ
ラー画像形成装置の場合、異なる画像形成ステーション
で形成された各粉体像が、各画像形成ステーション間の
位置誤差やタイミングずれにより位置ずれし、結果的に
色ずれを生じることになる。そして、高品質なカラー画
像形成装置を得るためには、このような色ずれが非常に
大きな問題となるため、色ずれ補正(レジストレーショ
ン)を行う技術が必要とされる。
【0006】すなわち、タンデムエンジン方式の画像形
成装置では、電源投入時の温度の不安定な場合、画像形
成ステーションを交換した場合、画像形成装置の設定状
況、装置内の温度変化等による各画像形成ステーション
や走査光学系の取り付けずれ等によって、様々な色ずれ
が発生する。
【0007】ここで、カラー画像形成装置における色ず
れの種類を図5に示す。図5(a)は中間転写ベルト7
の移動方向Aに平行移動してずれる副走査位置ずれ、図
5(b)は露光手段の走査方向(つまり、中間転写ベル
ト7の移動方向Aに対して垂直な方向)に平行移動して
ずれる主走査位置ずれ、図5(c)は露光手段の走査方
向に対して画像が斜めに傾いてずれるスキュー誤差、図
5(d)は各画像形成ステーション間で露光手段の走査
方向の倍率がずれる倍率誤差、図5(e)は露光手段の
走査方向に対して画像が湾曲する湾曲誤差を示してい
る。
【0008】このような各種色ずれが発生する主要因
は、副走査位置ずれ(図5(a))および主走査位置ず
れ(図5(b))は各画像形成ステーションおよび露光
手段の取り付けずれ、または露光手段の走査光学系を構
成するレンズやミラー(図示せず)の取り付けずれによ
るものであり、スキュー誤差(図5(c))は各画像形
成ステーションに設けられた各感光体ドラムの回転軸の
取り付け角度のずれ、および露光手段の取り付け角度の
ずれによるものであり、倍率誤差(図5(d))は各露
光光線の走査光学系から各感光体ドラムの表面までの光
路長の誤差によるものであり、湾曲誤差(図5(e))
は各露光光線の走査光学系を構成するレンズやミラー
(図示せず)の取り付けずれによるものである。
【0009】そこで、電源の投入時や各々の画像ステー
ションの交換時や装置内の温度変化時において、中間転
写ベルト7上に予め基準となるパターン(以下、「レジ
ストレーションパターン」という。)のマーキングを行
っておき、複数のセンサによる色ずれ検出手段によって
このレジストレーションパターンを検出し、その検出結
果から前述した5種類の色ずれ量を算出し、そのずれ量
に応じて各色画像の位置を合わせる色ずれ補正を行う必
要がある。
【0010】以下、従来のカラー画像形成装置の色ずれ
検出および色ずれ補正動作について図6〜図8を参照し
ながら説明する。
【0011】ここで、図6は従来のカラー画像形成装置
における色ずれ検出部の構成を示す説明図、図7は従来
のカラー画像形成装置における中間転写ベルト上のレジ
ストレーションパターンと位置ずれ検出部の配置を示す
説明図、図8は従来のカラー画像形成装置における中間
転写ベルト上のレジストレーションパターンと色ずれ検
出部の配置と色ずれ検出部の出力信号とを示す説明図で
ある。
【0012】図6において、駆動ローラ14aと他の駆
動ローラ(図示せず)とによって矢印A方向に回転され
る中間転写ベルト7の上部に配設され、レジストレーシ
ョンパターンの位置ずれ検出を行う色ずれ検出手段13
は、ランプやレーザ等の光源31と、レジストレーショ
ンパターンを検出するセンサ33と、光源31に照射さ
れたレジストレーションパターンの像をセンサ33に結
像するためのレンズ32とから構成されている。
【0013】色ずれ検出手段13は、図7に示すよう
に、中間転写ベルト7の移動方向Aと直交する線上に、
露光手段の走査開始位置付近と走査終了位置付近に2つ
(色ずれ検出手段13aおよび色ずれ検出手段13b)
配設されている。色ずれ検出手段13aおよび色ずれ検
出手段13bのセンサ33a,33bは、中間転写ベル
ト7の移動方向Aと直交する線上に配列されている。
【0014】以上のような構成において、色ずれ検出動
作では、所定の画像形成動作により、図7に示すような
予め決められた直線や図形等のレジストレーションパタ
ーン(例えば、中間転写ベルト7の進行方向Aと直交す
る線上に配置された露光手段の走査開始位置を含む直線
および走査終了位置を含む直線)を、予め決められた間
隔で各色毎にトナー像34、35、36、37として中
間転写ベルト7上に転写し、色ずれ検出手段13aおよ
び色ずれ検出手段13bで各色の位置ずれ(色ずれ)量
を測定する。
【0015】図5(a)に示す副走査位置ずれに関して
は、図8(a)に示すように、中間転写ベルト7上の各
色レジストレーションパターンが色ずれ検出手段13a
内のセンサ33aを通過する時間T1と予め決められた
設計値Tとの時間差ΔT(ΔTn=T−Tn:n=1,
2,3,4)、および中間転写ベルト7の移動速度Vか
ら、各色の位置ずれΔYn(ΔYn=ΔTn×V:n=
1,2,3,4)を算出する。
【0016】図5(b)に示す主走査位置ずれに関して
は、例えば、前述のレジストレーションパターンを斜め
線として設定することにより、上記と同様にレジストレ
ーションパターンが色ずれ検出手段13a内のセンサ3
3aを通過する時間と予め決められた設計値との時間お
よび中間転写ベルト7の移動速度Vから、各色の位置ず
れを算出する。
【0017】図5(c)に示すスキュー誤差に関して
は、図8(b)に示すように、中間転写ベルト7上の同
色のレジストレーションパターンが色ずれ検出手段13
aおよび色ずれ検出手段13b内のセンサ33aおよび
センサ33bを通過する時間差ΔTTn(n=1,2,
3,4)、および中間転写ベルト7の移動速度Vから、
各色のスキュー誤差ΔYYn(ΔYYn=ΔTTn×
V:n=1,2,3,4)を算出する。
【0018】図5(d)に示す倍率誤差は、主走査位置
ずれの算出を前述のように色ずれ検出手段13aおよび
色ずれ検出手段13bにおいて行い、その値と予め決め
られた設計値との差から倍率誤差を算出する。
【0019】図5(e)に示す湾曲誤差に関しては、従
来の2つのセンサによる色ずれ検出動作では正確には測
定することができない。したがって、露光手段内のレン
ズ等の組み立て精度を上げることにより誤差を減少させ
る。
【0020】以上のようにして検出した上記4種類の色
ずれ量に基づき、次に、色ずれ補正動作を行う。
【0021】ここで、図9は従来の露光手段内の走査光
学系における色ずれ補正機構の構成を示す斜視図であ
る。
【0022】図9において、感光体ドラム1上に配設さ
れた走査光学系は、ポリゴンモータ61と、ポリゴンモ
ータ61の軸に取り付けられたポリゴンミラー62と、
調整用アクチュエータ66および調整用アクチュエータ
67により前後上下に可動して鏡面が直角に保持された
一対の略ハの字型の折り返しミラー63,64と、最終
的に走査光線を感光体ドラム1に照射するための折り返
しミラー65とから構成されている。
【0023】調整用アクチュエータ66は折り返しミラ
ー63,64を前後方向(図9の矢印Cの方向)に水平
に移動させ、調整用アクチュエータ67は折り返しミラ
ー63,64を上下方向(図9の矢印Dの方向)に移動
させる。そして、これらの調整を行うためのアクチュエ
ータとしては、段階的に直線移動する駆動源であるステ
ップモータを備えたリニアステップアクチュエータ等が
用いられる。
【0024】このような走査光学系において、画像デー
タは半導体レーザ(図示せず)により光変調され、ポリ
ゴンミラー62に入射される。ポリゴンミラー62で反
射された走査光線は折り返しミラー63,64,65で
順次反射され、感光体ドラム1の表面に照射される。走
査光線の照射位置はそれぞれ独立に駆動するポリゴンモ
ータ61、調整用アクチュエータ66、調整用アクチュ
エータ67によって制御される。
【0025】以上のように構成された走査光学系によ
り、図5(a)に示す副走査位置ずれおよび図5(b)
に示す主走査位置ずれの補正は、各色の露光手段の走査
開始のタイミング補正、走査開始のタイミング信号の位
相制御、またはポリゴンモータの位相制御等により行わ
れ、図5(c)に示すスキュー誤差の補正および図5
(d)に示す倍率誤差の補正は、調整用アクチュエータ
66および調整用アクチュエータ67による照射位置調
整および光路長調整により行われる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、色ずれ量を調べるためのレジス
トレーションパターンをトナー像として中間転写ベルト
上に転写し、レーザ光の反射光を検出することによりレ
ジストレーションパターンを検出する際に、レーザ光の
スポット径がレジストレーションパターンの幅よりも大
きくなければ正しく測定することができない。したがっ
て、レジストレーションパターンの幅に応じてレーザ光
のスポット径を適当なものに調整する機構と処理とが必
要になる。
【0027】そこで、本発明は、レーザ光のスポット径
を調整することなく正しくレジストレーションパターン
を読み取って色ずれ補正を行うことのできるカラー画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のカラー画像形成装置は、現像される各色ト
ナー像に対応して設けられた複数の感光体と、それぞれ
の感光体について設けられ、感光体の表面を一様に帯電
させる複数の帯電手段と、帯電された感光体上に特定色
の画像データに対応したレーザ光を照射して静電潜像を
形成する露光手段と、それぞれの感光体について設けら
れ、感光体上に形成された静電潜像を顕像化する複数の
現像手段と、それぞれの感光体について設けられ、感光
体上に形成された各色の単色画像を中間転写体上に順次
重ね転写する複数の転写手段と、各色毎のレジストレー
ションパターンを中間転写体上に形成するレジストレー
ションパターン発生手段と、レーザ光の反射光によるレ
ジストレーションパターンの読み取り結果を当該レジス
トレーションパターンの読み取り理論値と比較すること
によりレジストレーションパターンを検出して中間転写
体に形成された画像の色ずれを検出する色ずれ検出手段
とを有する構成としたものである。
【0029】これにより、レーザ光のスポット径を調整
することなく正しくレジストレーションパターンを読み
取って色ずれ補正を行うことが可能になる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、現像される各色トナー像に対応して設けられた複数
の感光体と、それぞれの感光体について設けられ、感光
体の表面を一様に帯電させる複数の帯電手段と、帯電さ
れた感光体上に特定色の画像データに対応したレーザ光
を照射して静電潜像を形成する露光手段と、それぞれの
感光体について設けられ、感光体上に形成された静電潜
像を顕像化する複数の現像手段と、それぞれの感光体に
ついて設けられ、感光体上に形成された各色の単色画像
を中間転写体上に順次重ね転写する複数の転写手段と、
各色毎のレジストレーションパターンを中間転写体上に
形成するレジストレーションパターン発生手段と、レー
ザ光の反射光によるレジストレーションパターンの読み
取り結果を当該レジストレーションパターンの読み取り
理論値と比較することによりレジストレーションパター
ンを検出して中間転写体に形成された画像の色ずれを検
出する色ずれ検出手段とを有するカラー画像形成装置で
あり、レーザ光のスポット径を調整することなく正しく
レジストレーションパターンを読み取って色ずれ補正を
行うことが可能になるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、レジストレーションパターン
は、色ずれ検出手段が検出可能な最も細いレジストレー
ションパターンに設定されるカラー画像形成装置であ
り、トナーの消費量を節約することが可能になるという
作用を有する。
【0032】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0033】図1は本発明の一実施の形態であるカラー
画像形成装置を示す説明図、図2はレーザ光のスポット
径が読み取り対象よりも小さい場合における図1のカラ
ー画像形成装置に取り付けられた色ずれ検出手段による
出力を示す説明図、図3はレーザ光のスポット径が読み
取り対象よりも大きい場合における図1のカラー画像形
成装置に取り付けられた色ずれ検出手段による出力を示
す説明図、図4は図1のカラー画像形成装置によるレジ
ストレーションパターン幅の設定手順を示すフローチャ
ートである。
【0034】本実施の形態におけるカラー画像形成装置
は、図1に示すように、駆動ローラ14a,14bによ
り回転される中間転写ベルト(中間転写体)7の上部に
当接して、4つの画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdが並んで配設されている。それぞれの画像形成
ステーションPa,Pb,Pc,Pdは、カラー画像形
成装置本体に取り付けられた中間転写ベルト7に当接す
る感光体ドラム(感光体)1a,1b,1c,1dを有
している。感光体ドラム1a,1b,1c,1dの周囲
には、各感光体ドラム1a,1b,1c,1dに静電荷
を与える帯電手段2a,2b,2c,2dが配設されて
いる。
【0035】画像形成ステーションPa,Pb,Pc,
Pdの上部には、帯電手段2a,2b,2c,2dによ
り帯電した各感光体ドラム1a,1b,1c,1dに画
像情報に応じたレーザ光3K,3C,3M,3Yを照射
して静電潜像を形成するための走査光学系である露光手
段3が配設されている。
【0036】また、各感光体ドラム1a,1b,1c,
1dの周囲には、露光により形成された静電潜像を着色
トナー粒子で現像し粉体像を形成する現像手段4a,4
b,4c,4d、現像手段4a,4b,4c,4dにて
形成された各粉体像を各色粉体像の転写位置にて中間転
写ベルト7上に重ねて転写合成する転写手段5a,5
b,5c,5d、転写手段5a,5b,5c,5dによ
り前記各粉体像が中間転写ベルト7上に転写した後に各
感光体ドラム1a,1b,1c,1d表面の残留トナー
粒子をクリーニングし除去するためのクリーニング手段
6a,6b,6c,6dがそれぞれ配設されている。
【0037】中間転写ベルト7は図1に示す矢印Aの方
向に移動し、各感光体ドラム1a,1b,1c,1d
は、中間転写ベルト7上を滑ることなく図1に示す矢印
Bの方向に回転する。
【0038】そして、画像形成ステーションPa,P
b,Pc,Pdでは、それぞれブラック画像、シアン画
像、マゼンタ画像、イエロー画像が形成され、これらの
単色画像が中間転写ベルト7上に順次重ね転写されてフ
ルカラー画像が形成される。
【0039】中間転写ベルト7の上部には、各色により
形成されるトナー像間のずれを調べるため、複数のセン
サによる色ずれ検出手段13が配置されている。また、
カラー画像形成装置には、各色毎のレジストレーション
パターンを中間転写体ベルト7に形成するレジストレー
ションパターン発生手段(図示せず)が設けられてい
る。そして、色ずれ検出手段13は、レジストレーショ
ンパターン発生手段により形成されたレジストレーショ
ンパターンをレーザ光の反射光により検出することによ
って画像の色ずれを検出するようになっている。
【0040】装置の下部には、印字用紙などのシート材
9が収納された給紙カセット10が設けられている。そ
して、シート材9は、給紙ローラ8により給紙カセット
10から1枚ずつ用紙搬送路に送り出される。
【0041】用紙搬送路上には、中間転写ベルト7の外
周面と所定量にわたって接触し、この中間転写ベルト7
上に形成されたカラー画像をシート材9に転写するシー
ト材転写ローラ11、シート材9上に転写されたカラー
画像をローラの狭持回転に伴う圧力と熱とによってシー
ト材9に定着する定着器12が配置されている。
【0042】以上のような構成のカラー画像形成装置に
おいて、次にその画像形成動作を説明する。
【0043】まず画像形成ステーションPaにおいて、
帯電手段2aにより感光体ドラム1a表面が静電荷で一
様に帯電され、次にレーザ光3Kにより、感光体ドラム
1a上にブラック成分の画像情報に対応した静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像手段4aによりブラ
ックのトナー粒子による粉体像として感光体ドラム1a
上に現像され、該粉体像は転写手段5aにより中間転写
ベルト7上にブラックトナー像として転写される。
【0044】転写が終了した感光体ドラム1aの表面
は、クリーニング手段6aにより残留トナー粒子が除去
され、引き続き行われる次の像形成に備えられる。
【0045】一方、ブラックトナー像の形成とタイミン
グを合わせて、これと平行して、画像形成ステーション
Pbにおいて、帯電手段2bにより感光体ドラム1bの
表面が静電荷で一様に帯電され、次にレーザ光3Cによ
り感光体ドラム1b上にシアン成分の画像情報に対応し
た静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像手段4
bによりシアンのトナー粒子による粉体像として感光体
ドラム1b上に現像され、中間転写ベルト7上に形成さ
れた前記ブラックトナー像に重ね合わせて成案トナー像
として形成される。
【0046】同様にして、画像形成ステーションPcに
よりマゼンタトナー像、画像形成ステーションPdによ
りイエロートナー像が準じ重ね合わせて中間転写ベルト
7上に形成され、合成トナー像が形成される。
【0047】以上の4色のトナー像の重ね合わせが終了
した後、給紙ローラ8により給紙カセット10から給紙
された紙等のシート材9上に、中間転写ベルト7に当接
して中間転写ベルト7との間にシート材9を挟入する位
置に配設された転写ローラ11によって合成トナー像が
転写され、定着器12により加熱定着され、シート材9
上にカラー画像が形成される。
【0048】ここで、レーザ光のスポット径82が読み
取り対象(レジストレーションパターン)81の線幅よ
りも小さい場合における色ずれ検出手段13からの出力
について、図2を用いて説明する。なお、実際の大きさ
は、ドットが40〜50μm程度であり、スポット径は
100〜1000μm程度である。
【0049】図2においては、実際はレーザ光のスポッ
ト径82は移動せず、読み取り対象81が移動する場合
が多いが、説明の便宣上、レーザー光のスポット径82
が移動するように表されており、矢印Aはその移動方向
を表している。また、図2の下部には、このようなレー
ザー光のスポット径82に連動した色ずれ検出手段13
のセンサによる出力を表しており、一点鎖線Bはしきい
値を示す。
【0050】図2に示すように、レーザー光のスポット
径82が読み取り対象81よりも小さい場合には、レー
ザー光のスポット径82が読み取り対象81にかかった
時点Xにおいてセンサ出力が上昇を始め、ある程度の値
まで上昇した後、その状態を保つ。そしてレーザー光の
スポット径82が読み取り対象81から外れる時点Yに
おいてセンサ出力が下がり始める。そこで、しきい値B
を用いて、しきい値B以上の出力があった時間を計測す
ることにより、対象となる読み取り対象81の幅を識別
することが可能になる。
【0051】次に、レーザ光のスポット径82が読み取
り対象81の線幅よりも大きい場合について図3を用い
て説明する。
【0052】図3においては、実際はレーザ光のスポッ
ト径82は移動せず、読み取り対象81が移動する場合
が多いが、説明の便宣上、レーザー光のスポット径82
が移動するように表されており、矢印Aはその移動方向
を表している。また、図3の下部には、このようなレー
ザー光のスポット径82に連動した色ずれ検出手段13
のセンサによる出力を表しており、一点鎖線Bはしきい
値を示す。
【0053】図3に示すように、レーザー光のスポット
径82が読み取り対象81よりも大きい場合には、図2
と同様に、レーザー光のスポット径82が読み取り対象
81にかかった時点Xにおいてセンサ出力が上昇を始め
るが、充分にセンサ出力が上昇しないうちに、レーザー
光のスポット径82が読み取り対象81から外れる時点
Yに到達してセンサ出力が下がり始める。そのため、し
きい値Bを越える出力が十分に得られず、正しく読み取
り対象81の線幅をとらえることができない。
【0054】これを回避するために、しきい値を下げる
ことも考えられるが、ある程度以上の値をしきい値とし
て設定しているのは、ゴミなどのノイズに反応しないた
めであるため、当該しきい値を下げて対処するのは好ま
しくない。
【0055】そこで、本発明においては、あらかじめ様
々な太さの線の読み取り対象を描画しておき、その線幅
をセンサで読み取り、その読み取り結果が理論値と等し
いならば、センサが正しく読めている、すなわちレーザ
ー光のスポット径82がその幅の読み取り対象81に対
して適切なものとなっていると判断し、以降はその幅で
レジストレーションパターンを描画するようになってい
る。
【0056】以下、このような一連の処理について図4
を用いて説明する。
【0057】先ず、初期値として、レジストレーション
パターンの線幅の初期値を変数iに、レジストレーショ
ンパターンの線幅の最大値を変数Nに設定する(ステッ
プS1)。なお、これらの値は通常整数であり、装置構
成によって決められる。また、初期値として、1ライン
幅の線を読み取った際のセンサの理論値を変数Yに設定
する(ステップS1)。実際には、センサのスポット径
によっては1ライン幅のものは読み取れない場合が多い
が、ここでは読み取れた場合に得られるであろう理論値
を用いる。さらに、初期値として、線幅の増分を変数M
に設定する(ステップS1)。この増分は通常1とする
が、処理の高速化や装置構成等により2以上が適切な場
合は適当な値を用いる。
【0058】次に、線幅iのパターンをレジストレーシ
ョンパターン形成と同様の手順をもって描画する(ステ
ップS2)。
【0059】そして、このパターンをセンサで読み取
り、センサの出力結果とi×Yの値、すなわち線幅iの
線をセンサで読み取った場合の理論値と比較する(ステ
ップS3)。
【0060】比較の結果、両者がほぼ同じであれば、以
降は線幅iが適切な線幅であるとみなし、この線幅iで
レジストレーションパターンを描画する(ステップS
6)。また、両者の比較結果が異なったものであった場
合は、この線幅iで描画されたものは現在のレーザ光の
スポット径では正常に読み取れないものと判断し、線幅
iを増分Mだけ増加させる(ステップS4)。そして、
線幅が最大幅を超えているかどうかを判別し(ステップ
S5)、最大幅を超えていれば、規定の変動幅内におい
てセンサが正常に読み取れなかった、すなわちセンサ関
連に何らかのエラーが起きたものとしてエラー処理を行
う(ステップS7)。
【0061】そして、本処理を終了もしくは回復するよ
うであれば、最初から本処理をやり直す。また、線幅が
最大幅を超えていなければ、ステップS2に戻り処理を
継続する。
【0062】ここで、線幅の増分を最小のもの(通常は
1ライン)として設定すれば、結果として、センサのス
ポット径に適した最小幅のものでレジストレーションパ
ターンが描かれることとなり、トナーの使用量を最小に
抑えることが可能となる。
【0063】このように、本実施の形態のカラー画像形
成装置によれば、レーザ光の反射光によるレジストレー
ションパターンの読み取り結果をレジストレーションパ
ターンの読み取り理論値と比較することによりレジスト
レーションパターンを検出して画像の色ずれを検出して
いるので、レーザ光のスポット径を調整することなく正
しくレジストレーションパターンを読み取って色ずれ補
正を行うことができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レーザ
光の反射光によるレジストレーションパターンの読み取
り結果をレジストレーションパターンの読み取り理論値
と比較することによりレジストレーションパターンを検
出して画像の色ずれを検出しているので、レーザ光のス
ポット径を調整することなく正しくレジストレーション
パターンを読み取って色ずれ補正を行うことが可能にな
るという有効な効果が得られる。
【0065】これにより、印字品質の高い画像を得るこ
とが可能になるという有効な効果が得られる。
【0066】また、色ずれ検出手段が検出可能な最も細
いレジストレーションパターンに設定すれば、トナーの
消費量を節約することが可能になるという有効な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるカラー画像形成装
置を示す説明図
【図2】レーザ光のスポット径が読み取り対象よりも小
さい場合における図1のカラー画像形成装置に取り付け
られた色ずれ検出手段による出力を示す説明図
【図3】レーザ光のスポット径が読み取り対象よりも大
きい場合における図1のカラー画像形成装置に取り付け
られた色ずれ検出手段による出力を示す説明図
【図4】図1のカラー画像形成装置によるレジストレー
ションパターン幅の設定手順を示すフローチャート
【図5】カラー画像形成装置における色ずれの種類を示
す説明図
【図6】従来のカラー画像形成装置における色ずれ検出
部の構成を示す説明図
【図7】従来のカラー画像形成装置における中間転写ベ
ルト上のレジストレーションパターンと位置ずれ検出部
の配置を示す説明図
【図8】従来のカラー画像形成装置における中間転写ベ
ルト上のレジストレーションパターンと色ずれ検出部の
配置と色ずれ検出部の出力信号とを示す説明図
【図9】従来の露光手段内の走査光学系における色ずれ
補正機構の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 感光体ドラム(感光体) 2a,2b,2c,2d 帯電手段 3 露光手段 3K,3C,3M,3Y レーザ光 4a,4b,4c,4d 現像手段 5a,5b,5c,5d 転写手段 7 中間転写ベルト(中間転写体) 13 色ずれ検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DE02 DE10 EC03 EC10 ED02 ED24 EE02 EE03 EE04 EE08 FA28 2H030 AA01 AD16 AD17 BB36 BB42 BB56 BB63 2H032 AA05 BA01 BA09 CA01 CA12 9A001 HH31 HH34 JJ35 KK42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像される各色トナー像に対応して設けら
    れた複数の感光体と、 それぞれの前記感光体について設けられ、前記感光体の
    表面を一様に帯電させる複数の帯電手段と、 帯電された前記感光体上に特定色の画像データに対応し
    たレーザ光を照射して静電潜像を形成する露光手段と、 それぞれの前記感光体について設けられ、前記感光体上
    に形成された前記静電潜像を顕像化する複数の現像手段
    と、 それぞれの前記感光体について設けられ、前記感光体上
    に形成された各色の単色画像を中間転写体上に順次重ね
    転写する複数の転写手段と、 各色毎のレジストレーションパターンを前記中間転写体
    上に形成するレジストレーションパターン発生手段と、 前記レーザ光の反射光による前記レジストレーションパ
    ターンの読み取り結果を当該レジストレーションパター
    ンの読み取り理論値と比較することにより前記レジスト
    レーションパターンを検出して前記中間転写体に形成さ
    れた画像の色ずれを検出する色ずれ検出手段とを有する
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記レジストレーションパターンは、前記
    色ずれ検出手段が検出可能な最も細いレジストレーショ
    ンパターンに設定されることを特徴とする請求項1記載
    のカラー画像形成装置。
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