JP2001265082A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2001265082A
JP2001265082A JP2000073827A JP2000073827A JP2001265082A JP 2001265082 A JP2001265082 A JP 2001265082A JP 2000073827 A JP2000073827 A JP 2000073827A JP 2000073827 A JP2000073827 A JP 2000073827A JP 2001265082 A JP2001265082 A JP 2001265082A
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JP
Japan
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color
image
image forming
detecting
color misregistration
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Application number
JP2000073827A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Hata
良一 秦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ等の出力機器として使用される
画像形成装置において、色ずれ量を検出するためのレジ
ストレーションパターンを読み取る際に、基準色の画像
形成むらが大きい場合、その影響によって正しく色ずれ
量を換算できず色ずれ量演算が正確に行えない。 【解決手段】 各色の画像形成むらを、あらかじめ計測
しておき、画像形成むらの一番少ない色を基準色として
いろずれ量を求めることにより、画像形成むらによる色
ずれ量の検出誤差を最小限に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンデムエンジン
方式のカラー画像形成装置のレジストレーション機構に
おける色ずれ検出機構を備えたカラー画像形成装置及び
カラー画像形成装置の色ずれ検出方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式を採用した画像形成
装置においては、感光体ドラムの表面に1ミリクーロン
毎平方センチメートル程度の一様な静電荷を与え、この
感光体に画像情報に応じた露光を行い照射部の電荷のみ
を感光体ドラム基板に逃し、その結果生じた静電荷の分
布による像(静電潜像)を形成し、この静電潜像を着色
帯電粒子(トナー粒子)で現像し粉体像を形成するトナ
ー現像により、トナー粒子の粉体像を形成し、該粉体像
をシート材等に転写した後、熱、その他のエネルギーを
与えることにより溶融定着させることにより画像を形成
することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化に伴い、上記トナー
現象によりシアン像、マゼンダ像、イエロー像、更に好
ましくはブラック像の各色粉体像を各々の感光体ドラム
上に形成する独立した複数の画像形成ステーションを備
え、各感光体ドラム上に形成された粉体像を各色粉体像
の転写位置にて中間転写材上に重ねて転写合成する、タ
ンデムエンジン方式のカラー画像形成装置も提案されて
いる。タンデムエンジン方式のカラー画像形成装置で
は、各色ごとに並列して画像形成を行うため、画像形成
の高速化が可能であるという利点を有する。
【0004】しかしながら、タンデムエンジン方式のカ
ラー画像形成装置の場合、異なる画像形成ステーション
で形成された各粉体像が、各画像形成ステーション間の
位置誤差やタイミングずれにより位置ずれし、結果的に
色ずれを生じる。高品質なカラー画像形成装置を作るた
めには、このような色ずれが非常に大きな問題となるた
め、色ずれ補正(レジストレーション)を行う技術が必
要とされる。
【0005】図2は従来のカラー画像形成装置の構成図
であり、図3は一般的なカラー画像形成装置における色
ずれの種類を示す図である。
【0006】図2において、従来のカラー画像形成装置
は、駆動ローラ14a、14bにより回転ずる中間転写
ベルト7の上部に当接して、4つの画像形成ステーショ
ンPa、Pb、Pc、Pdが並んで配設され、各画像形
成ステーションは、それぞれ、カラー画像形成装置本体
に取り付けられた中間転写ベルト7に当接する感光体ド
ラム1a、1b、1c、1dを有する。各感光体ドラム
1a、1b、1c、1dの周囲には、各感光体ドラムに
静電荷を与える帯電手段2a、2b、2c、2dが配設
されている。画像形成ステーションPa、Pb、Pc、
Pdの上部には画像情報に応じた光を帯電手段2a、2
b、2c、2dにより帯電した各感光体ドラム1a、1
b、1c、1dに露光し静電潜像を形成する為の走査光
学系である露光手段3が配設されている。また、各感光
体ドラム1a、1b、1c、1dの周囲には、露光によ
り形成された静電潜像を着色トナー粒子で現像し粉体像
を形成する現像手段4a、4b、4c、4d、現像手段
4a、4b、4c、4dにて形成された各粉体像を各色
粉体像の転写位置にて中間転写ベルト7上に重ねて転写
合成する転写手段5a、5b、5c、5d、転写手段5
a、5b、5c、5dにより前記各粉体像が中間転写ベ
ルト7上に転写した後に各感光体ドラム1a、1b、1
c、1d表面の残留トナー粒子をクリーニングし除去す
るためのクリーニング手段6a、6b、6c、6dがそ
れぞれ配設されている。
【0007】中間転写ベルト7は図2に示す矢印Aの方
向に移動し、各感光体ドラム1a、1b、1c、1d
は、中間転写ベルト7上を滑ることなく図2に示す矢印
Bの方向に回転する。
【0008】以上の構成の従来のカラー画像形成装置に
おいて、次にその画像形成動作を説明する。まず画像形
成ステーションPaにおいて、帯電手段2aにより感光
体ドラム1a表面が静電荷で一様に帯電され、次に露光
手段3Kにより感光体ドラム1a上にブラック成分の画
像情報に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像
は、現像手段4aによりブラックのトナー粒子による粉
体像として感光体ドラム1a上に現像され、該粉体像は
転写手段5aにより中間転写ベルト7上にブラックトナ
ー像として転写される。転写が終了した感光体ドラム1
a表面は、クリーニング手段6aにより残留トナー粒子
が除去され、引き続き行われる次の像形成に備えられ
る。
【0009】一方、ブラックトナー像の形成とタイミン
グを合わせて、これと平行して、画像形成ステーション
Pbにおいて、帯電手段2bにより感光体ドラム1b表
面が静電荷で一様に帯電され、次に露光手段3Cにより
感光体ドラム1b上にシアン成分の画像情報に対応した
静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像手段4b
によりシアンのトナー粒子による粉体像として感光体ド
ラム1b上に現像され、中間転写ベルト7上に形成され
た前記ブラックトナー像に重ね合わせて成案トナー像と
して形成される。同様に画像形成ステーションPcによ
りマゼンダトナー像、画像形成ステーションPdにより
イエロートナー像が準じ重ね合わせて中間転写ベルト7
上に形成され、合成トナー像が形成される。
【0010】以上の4色のトナー像の重ね合わせが終了
した後、給紙ローラ8により給紙カセット10から給紙
された紙等のシート材9上に、中間転写ベルト7に当接
し中間転写ベルト7との間にシート材9を挟入する位置
に配設された転写ローラ11によって前記合成トナー像
が転写され、定着手段12により加熱定着され、シート
材9上にカラー画像が形成される。
【0011】しかしながら、以上のようなタンデムエン
ジン方式の画像形成装置では、電源投入時の温度の不安
定な場合や、画像形成ステーションPa、Pb、Pc、
Pdの交換や、画像形成装置の設定状況や、装置内の温
度変化等による各画像形成ステーションPa、Pb、P
c、Pdや走査光学系の取り付けずれ等によって図3の
(a)〜(e)に示すような各種の色ずれが発生する。
【0012】図3において、(a)は中間転写ベルト7
の移動方向Aに平行移動してずれる副走査位置ずれ、
(b)は露光手段3の走査方向(中間転写ベルト7の移
動方向Aに対して垂直な方向)に平行移動してずれる主
走査位置ずれ、(c)は露光手段3の走査方向に対して
画像が斜めに傾いてずれるスキュー誤差、(d)は各画
像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pd間で露光手
段3の走査方向の倍率がずれる倍率誤差、(e)は露光
手段3の走査方向に対して画像が湾曲する湾曲誤差を表
す。
【0013】各種色ずれが発生する主要因は、副走査位
置ずれ(a)及び主走査位置ずれ(b)は各画像形成ス
テーションPa、Pb、Pc、Pd及び露光手段3の取
り付けずれ、又は露光手段3の走査光学系を構成するレ
ンズやミラー(図示せず)の取り付けずれによるもので
あり、スキュー誤差(c)は各画像形成ステーションP
a、Pb、Pc、Pdの各感光体ドラム1a、1b、1
c、1dの回転軸の取り付け角度のずれ及び露光手段3
の取り付け角度のずれによるものであり、倍率誤差
(d)は各露光手段3K、3C、3M、3Yの走査光学
系から各感光体ドラム1a、1b、1c、1dの表面ま
での光路長の誤差によるものであり、湾曲誤差(e)は
各露光手段3K、3C、3M、3Yの走査光学系を構成
するレンズやミラー(図示せず)の取り付けずれによる
ものである。
【0014】そこで、電源の投入時や各々の画像形成ス
テーションの交換時や装置内の温度変化時において、中
間転写ベルト7上に予め基準となるパターン(以下、
「レジストレーションパターン」と呼ぶ)のマーキング
を行い、複数のセンサーによる色ずれ検出手段13によ
ってこのレジストレーションパターンを検出し、その検
出結果から前記5種類の色ずれ量を算出し、そのずれ量
に応じて各色画像の位置を合わせる色ずれ補正を行う必
要がある。
【0015】以下、従来のカラー画像形成装置の色ずれ
検出及び色ずれ補正動作について図を参照しながら説明
する。
【0016】図4は従来の色ずれ検出部の構成図、図5
は従来の中間転写ベルト上のレジストレーションパター
ンと位置ずれ検出部の配置図、図6は従来の中間転写ベ
ルト上のレジストレーションパターンと位置ずれ検出部
の配置図と色ずれ検出部の配置図と色ずれ検出部の出力
信号を示す図である。
【0017】図4において、中間転写ベルト7の上部に
配設されレジストレーションパターンの位置ずれ検出を
行う色ずれ検出手段13は、ランプやレーザー等の光源
31と、レジストレーションパターンを検出するセンサ
ー33と、光源31に照射されたレジストレーションパ
ターンの像をセンサー33に結像するためのレンズ32
とから構成される。色ずれ検出手段13は、図5に示す
ように中間転写ベルト7の移動方向Aと直交する線上
に、露光手段3の走査開始位置付近と走査終了位置付近
に2つ(色ずれ検出手段13a及び色ずれ検出手段13
b)配設されている。色ずれ検出手段13a及び色ずれ
検出手段13bのセンサーは、中間転写ベルト7の移動
方向Aと直交する線上に配列している。
【0018】以上のような構成において、色ずれ検出動
作では、前記画像形成動作により、図5に示すような予
め決められた直線や図形等のレジストレーションパター
ン、例えば、中間転写ベルト7の移動方向Aと直交する
線上に配置された露光手段3の走査開始位置を含む直線
及び走査終了位置を含む直線、を予め決められた間隔で
各色毎にレジストレーションパターン34、35、3
6、37として中間転写ベルト7上に転写させ、色ずれ
検出手段13a及び色ずれ検出手段13bで各色の位置
ずれ(色ずれ)量を測定する。
【0019】図3(a)に示す副走査位置ずれに関して
は、図6(a)に示すように、中間転写ベルト7上の各
色レジストレーションパターンが色ずれ検出手段13a
内のセンサー33aを通過する時間T1と予め決められ
た設計値Tとの時間差ΔT(ΔTn=T−Tn:n=
1,2,3,4)、及び中間転写ベルト7の移動速度V
から、各色の位置ずれΔYn(ΔYn=ΔTn×V:n
=1,2,3,4)を算出する。
【0020】図3(b)に示す主走査位置ずれに関して
は、例えば、前記レジストレーションパターンを斜め線
として設定することにより、上記と同様にレジストレー
ションパターンが色ずれ検出手段13a内のセンサー3
3aを通過する時間と予め決められた設計値との時間及
び中間転写ベルト7の移動速度Vから、各色の位置ずれ
を算出する。
【0021】図3(c)に示すスキュー誤差に関して
は、図6(b)に示すように中間転写ベルト7上の同色
のレジストレーションパターンが色ずれ検出手段13a
及び色ずれ検出手段13b内のセンサー33a及びセン
サー33bを通過する時間差ΔTTn(n=1,2,
3,4)、及び中間転写ベルト7の移動速度Vから、各
色のスキュー誤差ΔYYn(ΔYYn=ΔTTn×V:
n=1,2,3,4)を算出する。
【0022】図3(d)に示す倍率誤差は、前記主走査
位置ずれの算出を前記のように色ずれ検出手段13a及
び色ずれ検出手段13bにおいて行い、その値と予め決
められた設計値との差から倍率誤差を算出する。
【0023】図3(e)に示す湾曲誤差に関しては、従
来の2つのセンサーによる色ずれ検出動作では正確には
測定することができない。従って、露光手段3内のレン
ズ等の組み立て精度を上げることにより誤差を減少させ
る。
【0024】以上のようにして検出した上記4種類の色
ずれ量に基づき、次に色ずれ補正動作を行う。
【0025】図7は従来の露光手段内の走査光学系の色
ずれ補正機構の構成図である。
【0026】図7において、感光体ドラム1上に配設さ
れた露光手段3の走査光学系は、ポリゴンモータ61と
ポリゴンモータ61の軸に取り付けられたポリゴンミラ
ー62と調整用アクチュエータ66と調整用アクチュエ
ータ67とにより前後上下に可動し鏡面が直角に保持さ
れ一対とした略ハの字型の折り返しミラー63,64
と、最終的に走査光線を感光体ドラム1に照射するため
の折り返しミラー65とから構成される。調整用アクチ
ュエータ66は折り返しミラー63,64を前後方向
(図7の矢印Cの方向)に水平に移動させ、調整用アク
チュエータ67は折り返しミラー63,64を上下方向
(図7の矢印Dの方向)に移動させる。これらの調整を
行うためのアクチュエータとしては、段階的に直線移動
する駆動源であるステプモータを備えたリニアステップ
アクチュエータ等が用いられる。画像データは半導体レ
ーザー(図示せず)により光変調され、ポリゴンミラー
62に入射される。ポリゴンミラー62で反射された走
査光線は折り返しミラー63,64,65で順次反射さ
れ感光体ドラム1表面に照射される。走査光線の照射位
置はそれぞれ独立に駆動するポリゴンモータ61、調整
用アクチュエータ66、調整用アクチュエータ67によ
って制御される。
【0027】以上のように構成された走査光学系によ
り、図3(a)に示す副走査位置ずれ及び図3(b)に
示す主走査位置ずれの補正は、各色の露光手段3の走査
開始のタイミング補正、走査開始のタイミング信号の位
相制御、又はポリゴンモータの位相制御等により行い、
図3(c)に示すスキュー誤差の補正及び図3(d)に
示す倍率誤差の補正は、調整用アクチュエータ66及び
調整用アクチュエータ67による照射位置調整及び光路
長調整により行う。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、色ずれ量を調べるためのレジストレーシ
ョンパターンの基準色を、一般的なK色などに設定し
て、その基準色のパターンと他の色のパターンとの差を
センサーで読み取り、色ずれ量の演算を行っている。し
かし、実際には、各色ごとに、周期的あるいは不定期に
おこる色ずれ成分を持っているため、基準色の周期的あ
るいは不定期におこる色ずれ成分が大きい場合は、基準
色のパターンと他の色のパターンとの差が、実際の基準
色と他の色の色ずれ量と大きく異なってしまう場合があ
り、結果として、この差が演算精度の低下をまねき、結
果として高精度で補正ができなかったり、逆に色ずれ量
を大きくしてしまい印字品質の劣化を生じる場合がある
という問題点を有していた。
【0029】本発明は、この問題点を解決するためにな
されたものであり、前記色ずれ検出手段において、基準
となる色を、最も画像形成むらの少ない色に設定するた
めの周期的あるいは不定期におこる色ずれ成分を検出す
る画像形成むら検出手段を備え、基準色の周期的あるい
は不定期におこる色ずれ成分による実際の基準色と他の
色の色ずれ量の検出誤差を最小にし、色ずれ補正を正確
に行い、印字品質の高い画像を得ることができるカラー
画像形成装置を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本カラー画像形成装置は、画像を該表面に担持し搬送
する画像搬送手段と、各色の画像情報に応じた画像を前
記画像搬送手段上に形成する各色毎に設置された複数の
画像形成手段と、色ずれ検出動作時に前記画像形成手段
により前記画像搬送手段上に各色毎のレジストレーショ
ンパターンを形成する制御を行うレジストレーションパ
ターン発生手段と、レジストレーションパターン発生手
段と同様の方法で、ラダーパターンなどのパターンを描
画し、そのパターンをセンサーで読み取ることにより、
各色の画像形成むらを検出する周期的あるいは不定期に
おこる色ずれ成分を検出する画像形成むら検出手段と、
前記レジストレーションパターンから画像の色ずれを検
出する色ずれ検出手段と、前記色ずれ検出手段によって
求められた色ずれを用いて、色ずれを補正する色ずれ補
正手段を備えた構成から成る。
【0031】この構成により、レジストレーションパタ
ーンの基準色を画像形成むら検出手段で求まった、最も
画像形成むらの少ない色に設定することにより、基準色
と他の色の色ずれ量の検出において、画像形成むらの影
響を最小限に抑えることにより、色ずれ補正の精度が向
上することにより、印字品質の高い画像を得ることがで
きるカラー画像形成装置を提供することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のカラー
画像形成装置は、画像を該表面に担持し搬送する画像搬
送手段と、各色の画像情報に応じた画像を画像搬送手段
上に形成する各色毎に設置された複数の画像形成手段
と、色ずれ検出動作時に画像形成手段により画像搬送手
段上に各色毎のレジストレーションパターンを形成する
制御を行うレジストレーションパターン発生手段と、レ
ジストレーションパターン発生手段と同様の方法で、ラ
ダーパターンなどのパターンを描画し、そのパターンを
センサーで読み取ることにより、各色の画像形成むらを
検出する周期的あるいは不定期におこる色ずれ成分を検
出する画像形成むら検出手段と、レジストレーションパ
ターンから画像の色ずれを検出する色ずれ検出手段を備
えたこととしたものであり、この構成により、レジスト
レーションパターンを色ずれ検出手段において検出する
際に、レジストレーションパターンの基準色を画像形成
むら検出手段で求まった、最も画像形成むらの少ない色
に設定することにより、基準色と他の色の色ずれ量の検
出において、画像形成むらの影響を最小限に抑えること
により、色ずれ量の測定が高精度になるという作用を有
する。
【0033】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるカラー画像形成装置の機能ブロック図で
ある。
【0034】本実施の形態1におけるカラー画像形成装
置の画像形成部の装置構成は図2に示したような従来の
構成と同じであり説明は省略する。
【0035】図1において、72は、各色像の画像デー
タに対応して光変調を行い各色の画像形成ステーション
Pa、Pb、Pc、Pd内の感光体ドラム1a、1b、
1c、1d上に静電潜像を形成する露光手段3に対して
レジストレーションパターンを形成させる制御を行うレ
ジストレーションパターン発生手段、71は、72と同
様の方法で、ラダーパターンなどのパターンを描画し、
そのパターンをセンサーで読み取ることにより、周期的
あるいは不定期におこる色ずれ成分すなわち各色の画像
形成むらを検出する画像形成むら検出手段、7は、感光
体ドラム1a、1b、1c、1d上に形成された静電潜
像をトナー粒子により現像した粉体像がトナー像として
転写され該トナー像を搬送する画像搬送手段である中間
転写ベルト、13は、各色の画像形成ステーションP
a、Pb、Pc、Pdにより中間転写ベルト7上に形成
された各色トナー像の位置ずれ(色ずれ)量を検出する
色ずれ検出手段、73は、色ずれ検出手段13により検
出された図3(a)〜(d)に示したような色ずれに対
応して色ずれ補正を行う色ずれ補正手段である。
【0036】色ずれ検出手段13については、図4に示
したような従来の構成と同じであり、その構成及び動作
についての説明は省略する。
【0037】色ずれ補正手段73については、図7に示
したような従来の構成と同じであり、その構成及び動作
についての説明は省略する。
【0038】図1において、71は、例えば任意のラダ
ーパターンのような、中間転写ベルト7上に形成された
パターンをセンサーで読み取り、各色ごとに、設計値と
してわかっているパターンの値と実際にセンサーで測定
された値との差によって、周期的あるいは不定期におこ
る色ずれ成分すなわち各色の画像形成むらを検出する画
像形成むら検出手段である。色ずれ検出手段13におい
て、センサーから得られたレジストレーションパターン
の値を比較する基準色を、前記画像形成むら検出手段に
おいて、最も画像形成むらの少ない色に設定して色ずれ
量を求めることにより、画像形成むらの影響を最小限に
抑えた、より精度の高い色ずれ量を求めることができ、
その結果、高精度の色ずれ量検出、色ずれ補正が可能と
なる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
カラー画像形成装置によれば、画像を該表面に担持し搬
送する画像搬送手段と、各色の画像情報に応じた画像を
前記画像搬送手段上に形成する各色毎に設置された複数
の画像形成手段と、色ずれ検出動作時に前記画像形成手
段により前記画像搬送手段上に各色毎のレジストレーシ
ョンパターンを形成する制御を行うレジストレーション
パターン発生手段と、前記レジストレーションパターン
から画像の色ずれを検出する色ずれ検出手段と、を備え
たカラー画像形成装置であって、前記色ずれ検出手段に
おいて、基準となる色を、最も画像形成むらの少ない色
に設定するための周期的あるいは不定期におこる色ずれ
成分を検出する画像形成むら検出手段を備えたことによ
り、色ずれ検出手段において、センサーから得られたレ
ジストレーションパターンの値を比較する基準色を、最
も画像形成むらの少ない色に設定して色ずれ量を求める
ことが可能となり、画像形成むらの影響を最小限に抑え
た、より精度の高い色ずれ量を求めることができ、その
結果、高精度の色ずれ量検出、色ずれ補正が可能とな
り、色ずれ補正の精度が向上することにより、印字品質
の高い画像を得ることができるカラー画像形成装置を提
供することが可能となるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるカラー画像形成
装置の機能ブロック図
【図2】従来のカラー画像形成装置の構成図
【図3】一般的なカラー画像形成装置における色ずれの
種類を示す図
【図4】従来の色ずれ検出部の構成図
【図5】従来の中間転写ベルト上のレジストレーション
パターンと位置ずれ検出部の配置図
【図6】従来の中間転写ベルト上のレジストレーション
パターンと位置ずれ検出部の配置図と色ずれ検出部の出
力信号を示す図
【図7】従来の露光手段内の走査光学系の色ずれ補正機
構の構成図
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d 感光体ドラム 2a、2b、2c、2d 帯電手段 3、3K、3C、3M、3Y 露光手段 4a、4b、4c、4d 現像手段 5a、5b、5c、5d 転写手段 6a、6b、6c、6d クリーニング手段 7 中間転写ベルト 8 給紙ローラ 9 シート材 10 給紙カセット 11 転写ローラ 12 定着手段 13 色ずれ検出手段 14a、14b 駆動ローラ 31 光源 32 レンズ 33 センサー 34〜37 レジストレーションパターン 61 ポリゴンモータ 62 ポリゴンミラー 63,64,65 折り返しミラー 66,67 調整用アクチュエータ 71 画像形成むら検出手段 72 レジストレーションパターン発生手段 73 色ずれ補正手段 Pa、Pb、Pc、Pd 画像形成ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 2H027 DA21 DE02 EB04 EC03 EC06 ED16 EE02 EE06 ZA07 2H030 AA01 AB02 AD17 BB02 BB21 BB42 BB56 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CC01 CE16 DA07 DB02 DB06 DB09 5C077 LL19 MM27 MP08 PP31 PP39 PP57 PQ12 TT03 TT06 5C079 HB03 LA01 LA24 NA02 NA03 NA29 PA02 PA03 9A001 HH31 HH35 KK16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を該表面に担持し搬送する画像搬送手
    段と、各色の画像情報に応じた画像を前記画像搬送手段
    上に形成する各色毎に設置された複数の画像形成手段
    と、色ずれ検出動作時に前記画像形成手段により前記画
    像搬送手段上に各色毎のレジストレーションパターンを
    形成する制御を行うレジストレーションパターン発生手
    段と、前記レジストレーションパターンから画像の色ず
    れを検出する色ずれ検出手段と、を備えたカラー画像形
    成装置であって、前記色ずれ検出手段において、基準と
    なる色を、最も画像形成むらの少ない色に設定するため
    の周期的あるいは不定期におこる色ずれ成分を検出する
    画像形成むら検出手段を備えたことを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記色ずれ検出手段において、基準となる
    色を、最も画像形成むらの少ない色に設定するための周
    期的あるいは不定期におこる色ずれ成分を検出する画像
    形成むら検出手段を有することを特徴とする制御プログ
    ラムを記憶した記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111971A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Fuji Xerox Co Ltd 回転体駆動装置および画像形成装置
JP2011007853A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成システムおよび処理プログラム

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JP2008111971A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Fuji Xerox Co Ltd 回転体駆動装置および画像形成装置
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