JP2008111971A - 回転体駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

回転体駆動装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の回転体相互の回転位相が常に同様となるように駆動する回転体駆動装置、及び該回転体駆動装置を用いた画像形成装置の提供。
【解決手段】複数の感光ドラム12と、モータ11の回転を制御するCPU50と、前記CPU50においてモータ停止信号を発生してから感光ドラム12が停止するまでに感光ドラム12がどれだけ回転するかを感光ドラム毎に測定するロータリーエンコーダ17とを備え、CPU50が、ロータリーエンコーダ17における測定結果に基づき、感光ドラム12の表面において潜像の書込みが開始される画像書込み開始位置が一定になるように感光ドラム12毎にモータ11の起動タイミングを設定する回転体駆動装置、及び画像形成装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転体駆動装置、及び該回転体駆動装置を用いた画像形成装置に関する。
回転体駆動装置の応用事例である電子写真方式のフルカラー画像形成装置には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色について感光ドラムが設けられ、各感光ドラムで形成されたトナー画像を重ね合わせてフルカラーのトナー画像を形成する形態のものがある。
この形態のフルカラー画像形成装置においては、Y、M、C、Kの各色のトナー画像がずれた状態で重ね合わされる所謂色ずれが生じることがある。このような色ずれには、感光ドラムや露光装置、および現像装置などの各部材を組み付けるときの位置ずれに起因する定常的な色ずれの他、各感光ドラムの回転ムラや軸の振れに起因する周期的な色ずれがある(特許文献1)。
周期的な色ずれを解消するには、感光体の軸振れを小さくすればよいが、そのような方法としては、たとえば特許文献1にあるように感光ドラムのフィードバック制御を行ったり(特許文献2)、感光ドラムとモータとの間にカップリングを挿入するとともに前記カップリング本体の外周部に振動減衰部を設けてモータからの振動を減衰させたり(特許文献3)する方法が提案されている。
また、各感光体の位相を検出する検出手段を設け、前記検出手段の検出結果に基づいて感光体駆動モータの回転数を順次上昇させて各感光体駆動モータが定常回転に達するまでに前記感光体駆動モータで駆動される感光体の位相合せを行う画像形成装置が提案された(特許文献4)。
特開2003−021943号公報 特許第3259440号公報 特開2005−080399号公報 特開2005−196007号公報
本発明の目的とするところは、複数の回転体相互の回転位相が常に同様となるように駆動する回転体駆動装置、及び該回転体駆動装置を用いた画像形成装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、複数の回転体と、各回転体毎に設けられ、該回転体を回転駆動する複数の回転駆動手段と、各回転体毎に設けられ、該回転体の回転を測定する複数の回転測定手段と、前記回転駆動手段を制御する回転駆動制御手段と、を備え、前記回転駆動制御手段は、回転駆動状態にある前記複数の回転駆動手段に対し前記回転駆動制御手段が停止を指令した時点から、前記複数の回転体が停止するまでの回転量を前記回転測定手段を用いて測定し、該測定の結果に基き、次回の前記回転駆動制御手段から前記複数の回転駆動手段に対する回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする、回転体駆動装置である。
請求項2に記載の発明は、前記回転駆動制御手段は、回転体の回転時に、該回転体相互の回転位相が前回の回転時と同様になるように回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする、請求項1に記載の回転体駆動装置である。
請求項3に記載の発明は、前記回転測定手段は、前記回転駆動制御手段において回転停止を指令してから回転体が停止するまでの時間である停止時間を各回転体毎に測定し、前記回転駆動制御手段は、前記回転測定手段によって測定された停止時間が最も短かった一の回転体の停止時間である最短停止時間Dmとそれ以外の回転体の停止時間Dとの差ΔDを各々求め、前記差ΔDに基づいて前記他の回転体を回転させる他の回転駆動手段の起動時刻を前記一の回転体を回転させる一の回転駆動手段の起動時刻よりも遅らせる起動ずらし時間を求め、前記他の回転駆動手段を前記一の回転駆動手段よりも前記起動ずらし時間だけ遅らせて起動させることを特徴とする、請求項1または2に記載の回転体駆動装置である。
請求項4に記載の発明は、回転体が1回転する毎に1個の基準信号を出力する基準信号発生手段が各回転体に設けられ、前記回転駆動制御手段は、基準となる一の回転体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されてから、他の回転体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されるまでに前記他の回転体が回転する角度である基準位置ズレ角度を測定し、前回の回転起動に伴う回転時と今回の回転起動に伴う回転時とにおいて基準位置ズレ角度に差が生じた場合、前記基準位置ズレ角度の差が解消されるように前記他の回転体の回転を制御することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転体駆動装置である。
請求項5に記載の発明は、前記回転駆動制御手段が、前記他の回転体のうち、今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が増加したものについては、前記基準位置ズレ角度の増加に対応する時間だけ起動ずらし時間を短縮し、今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が減少したものについては、前記基準位置ズレ角度の減少に対応する時間だけ起動ずらし時間を延長することを特徴とする、請求項4に記載の回転体駆動装置である。
請求項6に記載の発明は、複数の像保持体と、各像保持体毎に設けられ、該像保持体を回転駆動する複数の回転駆動手段と、各像保持体毎に設けられ、該像保持体の回転を測定する複数の回転測定手段と、前記回転駆動手段を制御する回転駆動制御手段と、を備え、前記回転駆動制御手段は、回転駆動状態にある前記複数の回転駆動手段に対し前記回転駆動制御手段が停止を指令した時点から、前記複数の像保持体が停止するまでの回転量を前記回転測定手段を用いて測定し、該測定の結果に基き、次回の前記回転駆動制御手段から前記複数の回転駆動手段に対する回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記回転駆動制御手段が、次回の像保持体への作像時に、該回転体相互の回転位相が前回の作像時と同様になるように回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記回転測定手段が前記回転駆動制御手段において回転停止を指令してから前記像保持体が停止するまでの時間である停止時間を各像保持体毎に測定し、前記回転駆動制御手段は、前記回転測定手段によって測定された停止時間が最も短かった一の像保持体の停止時間である最短停止時間Dmとそれ以外の像保持体の停止時間Dとの差ΔDを各々求め、前記差ΔDに基づいて前記他の像保持体を回転させる他の回転駆動手段の起動時刻を前記一の体を回転させる一の回転駆動手段の起動時刻よりも遅らせる起動ずらし時間を求め、前記他の回転駆動手段を前記一の回転駆動手段よりも前記起動ずらし時間だけ遅らせて起動させることを特徴とする、請求項6または7に記載の画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、像保持体が1回転する毎に1個の基準信号を出力する基準信号発生手段が各像保持体に設けられ、前記回転駆動制御手段は、基準となる一の像保持体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されてから、他の像保持体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されるまでに前記他の像保持体が回転する角度である基準位置ズレ角度を測定し、前回の回転起動に伴う回転時と今回の回転起動に伴う回転時とにおいて基準位置ズレ角度に差が生じた場合、前記基準位置ズレ角度の差が解消されるように前記他の像保持体の回転を制御することを特徴とする、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、前記回転駆動制御手段が、前記他の像保持体のうち、今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が増加したものについては、前記基準位置ズレ角度の増加に対応する時間だけ起動ずらし時間を短縮し、今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が減少したものについては、前記基準位置ズレ角度の減少に対応する時間だけ起動ずらし時間を延長することを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置である。
請求項11に記載の発明は、前記回転駆動手段がブラシレスモータを含むことを特徴とする、請求項6乃至10いずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、複数の回転体の停止と起動に伴う回転量の変動を調整可能な回転体駆動装置を提供することが出来る。
請求項2の発明によれば、本発明を実施しない場合に比べ、複数の回転体の停止と起動に伴う回転体相互の位相変化を抑制した回転体駆動装置を提供出来る。
請求項3の発明によれば、本発明を実施しない場合に比べ、簡易な構成で複数の回転体の停止と起動に伴う回転体相互の位相変化を抑制した回転体駆動装置を提供出来る。
請求項4の発明によれば、本発明を実施しない場合に比べ、回転体相互の絶対位相の変化を低減することが出来る。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明実施において好適な制御を実施することが出来る。
請求項6の発明によれば、本発明を実施しない場合に比べ、複数の像保持体によって保持された複数の画像間の位置精度を高めることが可能な画像形成装置を提供することが出来る。
請求項7の発明によれば、本発明を実施しない場合に比べ、画像形成動作の停止と再起動に伴う複数の像保持体の相互の位相変化を抑制した画像形成装置を提供することが出来る。
請求項8の発明によれば、本発明を実施しない場合に比べ、簡易な構成で画像形成動作の停止と再起動に伴う複数の像保持体相互の位相変化を抑制することが出来る。
請求項9の発明によれば、本発明を実施しない場合に比べ、像保持体相互の絶対位相の変化を低減することが出来る。
請求項10の発明によれば、請求項9に発明実施において好適な制御を実施することが出来る。
請求項11の発明によれば、ステップモータ等と比較して位置制御が難しいブラシレスモータを用いて、画像形成動作の停止と再起動に伴う複数の像保持体の相互の位相変化を抑制した画像形成装置を提供することが出来る。
本発明を電子写真方式のフルカラー画像形成装置に応用した実施例を示す。
1.実施形態1
(1)構成
図1に示すように、実施形態1に係る画像形成装置1は、Y、M、C、およびKの各色のトナー画像を形成する画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kと、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kで形成されたトナー画像が重ねあわされつつ転写される中間転写ベルト30と、中間転写ベルト30に転写されたトナー画像を、搬送経路Pを通って搬送される用紙に転写する二次転写ローラ36と、用紙に転写されたトナー画像を熱定着させる定着ユニット31とを備える。
中間転写ローラ30は、バックアップローラ34と複数の張架ローラ32によって張架された無端状ベルトであって図1において矢印aで示す方向に回転する。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kは、中間転写ベルト30に相対するように設けられ、中間転写ベルト30の進行方向aに沿って画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの順番で直列に配列されている。また、中間転写ベルト30の内側には、画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの備える感光ドラム12Y,12M,12C,12Kに相対向するように一次転写ローラ16Y、16M,16C,16Kが配設されている。ここで感光ドラム12Y,12M,12C,12Kは、本発明でいう回転体若しくは像保持体に相当する。なお、2次転写ローラ36は、中間転写ベルト30を挟んでバックアップローラ34に相対するように配設されている。また、中間転写ベルト30を挟んで図1において右側に位置する張架ローラ32に相対するように中間転写ベルト用クリーナー33が配設されている。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの構成について画像形成ユニット10Yを例にとって説明する。
画像形成ユニット10Yにおいては、感光ドラム12Yの周りに、時計回り方向に沿って帯電ローラ24Y、露光装置14Y、現像装置15Y、1次転写ローラ16Y、およびクリーニング装置20Yがこの順で配設されている。
図2に示すように、感光ドラム12Yには、遊星ローラ減速機13Yを介してモータ11Yが接続されている。モータ11Yは本発明における回転駆動手段に相当する。また、感光ドラム12Yと同軸にロータリーエンコーダ(回転計数装置)17Yが設けられている。モータ11Yとしては、ブラシレスモータが使用される。なお、図3に示すように、遊星ローラ減速機13Yに代えて歯車減速機19Yを設けてもよい。
以下、画像形成ユニット10M,10C,10Kも同様の構成を有する。
図2および図3に示すように、画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kのモータ11Y、11M、11C、11KはCPU50によって制御される。また、ロータリーエンコーダ17Y、17M、17C,および17Kで発生したパルスは、計数回路52に入力され、計数される。計数回路52における計数結果はCPU50に入力される。ロータリーエンコーダ17Y、17M、17C,および17Kと計数回路52とは本発明における回転測定手段に相当し、CPU50は回転駆動制御手段、若しくはその一部に相当する。
(2)作用
以下、画像形成装置1の作用について説明する。
図4に示すように、ステップS1で画像形成装置1の電源スイッチを投入すると、ステップS2において、CPU50は、各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kのモータ11Y、11M、11C、11Kの起動ずらし時間を0に設定し、ステップS4で微調整イニシャルフラグを1に設定する。微調整イニシャルフラグは、電源スイッチを投入してからのプリントシークエンスの回数に関連し、微調整イニシャルフラグ=1は、前記プリントシークエンスが1回目のプリントシークエンスであることを、微調整イニシャルフラグ=0は、前記プリントシークエンスが2回目以降のプリントシークエンスであることを示す。
そして、ステップS6でプリントシークエンスを開始する。先ず、ステップS8において、予め記憶した起動ずらし時間でモータ11Y、11M、11C、11Kを起動する。ここで、初回のプリントシークエンスにおいては、ステップS2で設定した起動ずらし時間、即ち起動ずらし時間0で起動する。
モータ11Y、11M、11C、11Kを起動したら、図4におけるステップS100に移行して一定時間(例えば400ms)待つ。そしてステップS102において基準となる感光ドラムである感光ドラム102Kに設けられたロータリーエンコーダ17Kが、感光ドラム12Kの基準点が通過したことを示す基準信号即ちインデックスパルスを検出したか否か判定する。そして、ロータリーエンコーダ17Kがインデックスパルスを検出したときは、ステップS104において、CPU50は、計数回路52に対して、カウント値をクリアして新たに画像形成ユニット10Y,10M,10Cのロータリーエンコーダ17Y、17M、17Cからのパルスを計数する旨の指令をし、これによって計数回路52においては、図6に示すように、これらのロータリーエンコーダからのパルスの計数が新たに開始される。
ロータリーエンコーダ17Y、17M、17Cの各々がインデックスパルスを検出したら、ステップS106において図5に示すように、計数回路52はロータリーエンコーダ17Y、17M、17Cからのパルスの計数を停止する。そして、ステップS108において、CPU50は、計数回路52からロータリーエンコーダ17Kにおいてインデックスパルスを検出してからロータリーエンコーダ17Y、17M、17Cの夫々においてインデックスパルスを検出するまでのパルスの計数値Cy、Cm、Ccを取得して記憶する。
パルスの計数値Cy、Cm、Ccを取得して記憶したら、ステップS110において微調整イニシャルフラグが1か0かを判定する。ここで、1回目のプリントシークエンスにおいては、微調整イニシャルフラグは1なので、図4に示すようにステップS112に移行する。ステップS112において、CPU50は、前記計数値Cy、Cm、Ccを初期値Czy、Czm、Czcとして記憶し、ステップS114で微調整イニシャルフラグを0に再設定してステップS10に移行し、画像形成プロセスを開始する。
以下、ステップS10で実施される画像形成プロセスについて画像形成ユニット10Yを例にとって説明する。
画像形成ユニット10Yにおいては、感光ドラム12Yの表面は帯電ローラ24Yにより一様に帯電される。つぎに、露光装置14Yにより感光ドラム12Yの表面が像様露光されてY画像に対応する静電潜像が形成される。
感光ドラム12Yの表面に形成された静電潜像は、現像装置15Yの備える現像ローラ18Yに担持されたトナーによって現像され、Yトナー画像が形成される。形成されたYトナー画像は、一次転写ローラ16Yの圧接力と、一次転写ローラ16Yに印加された転写バイアスによる静電吸引力とによって、中間転写ベルト30上に一次転写される。
一次転写で中間転写ベルト30に転写されなかったYトナーは、転写残留トナーとして感光ドラム12Yに残留する。また、感光ドラム12Yの表面には、トナーの外添剤なども付着している。一次転写後の感光ドラム12Yは、クリーニング装置20Yとの対向位置を通過し、感光ドラム12Yの表面の転写残留トナーなどが除去される。その後、感光ドラム12Yの表面は、つぎの画像形成サイクルの為、帯電ローラ24Yで再び帯電される。
図1に示すように、画像形成装置1では、各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの相対的な位置の違いを考慮したタイミングで、上記と同様の画像形成工程が各画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおいて行われ、中間転写ベルト30上に、順次、Y,M,C,Kの各色トナー像が重ねられ、多重トナー像が形成される。
そして、所定のタイミングで二次転写ローラ36と中間転写ベルト30とが対向する二次転写位置へと搬送されてきた記録用紙Pに、転写バイアスが印加された二次転写ローラ36の静電吸引力によって、中間転写ベルト30から多重トナー像が一括して記録用紙Pに転写される。
多重トナー像が転写された記録用紙Pは、中間転写ベルト30から分離された後、定着装置31へと搬送され、熱と圧力とにより記録用紙Pに定着されてフルカラー画像が形成される。
記録用紙Pに転写されなかった中間転写ベルト30上の転写残留トナーは、中間転写ベルト用クリーナー33で回収される。
画像形成プロセスが終了したら、ステップS12において、CPU50はモータ11Y、11M、11C、11Kを停止させるモータ停止信号を発生する。そしてステップS14において計数回路52をクリアしてロータリーエンコーダ17Y、17M、17C,および17Kからのパルスの計数を新たに開始する。
CPU50は、ステップS16でモータ11Y、11M、11C、11Kが停止したか否かを判定し、停止したと判定したときは、ステップS18において計数回路52におけるパルス計数を終了し、得られたパルス計数値Cy、Cm、Cc、Ckを記憶する。そして、ステップS20において、パルス計数値Cy、Cm、Cc、Ckのうちの最小のものの値min(Cy、Cm、Cc、Ck)を求め、ステップS22においてパルス計数値Cy、Cm、Cc、Ckと最小値Cminとの差分Dy、Dm、Dc、Dk、即ち
Dy=Cy−Cmin
Dm=Cm−Cmin
Dc=Cc−Cmin
Dk=Ck−Cmin
を求める。
差分Dy、Dm、Dc、Dkが求められたら、ステップS24において、差分Dy、Dm、Dc、Dkに基づいてモータ11Y、11M、11C、11Kの起動ずらし時間を求める。モータ11Y、11M、11C、11Kの起動ずらし時間は、図4のステップS24にあるように
モータ11Yの起動ずらし時間=Dy×Ta
モータ11Mの起動ずらし時間=Dm×Ta
モータ11Cの起動ずらし時間=Dc×Ta
モータ11Kの起動ずらし時間=Dk×Ta
(但し、Taは定常時のロータリーエンコーダ1カウント分の時間である。)
の式で設定してもよいし、また、図5のグラフにおいて三角形ABCの面積=四角形HFGIを設定し、四角形HFGIの短辺FGと長さが等しくなるように起動ずらし時間DEを設定してもよい。
起動ずらし時間が設定されたら、CPU50にこれらの起動ずらし時間を記憶してステップS26においてプリントシークエンスを終了する。
図4に示すように、2回目にプリントシークエンスを開始するときは、ステップS6から開始され、ステップS8において、1回目のプリントシークエンスで求められた起動ずらし時間だけ起動タイミングをずらしてモータ11Y、11M、11C、11Kを起動してステップS100〜S120を実施する。
ステップS100〜S108は1回目のプリントシークエンスと同様である。そして、ステップS110において微調整イニシャルフラグが1か0かを判定する。2回目以降のプリントシークエンスにおいて微調整イニシャライズフラグは0なので、ステップS110においてNoと判定され、ステップS116に移行する。ステップS116においては、CPU50は、パルス計数値の初期値Czy、Czm、Czcと新たな計数値Cy、Cm、Ccとの差分、即ち
Dzy=Czy−Cy、
Dzm=Czm−Cm、
Dzc=Czc−Cc
を求める。
前記差分が生じるのは、画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおけるモータ11Y、11M、11C、11Kの立上り速度の差によるものであると考えられるから、ステップS118で、CPUは、モータ11Y、11M、11Cにおいて前記差分をたとえば2秒間で取り戻せるような速度設定値
Vzy=f(Dzy)、
Vzm=f(Dzm)、
Vzc=f(Dzc)
を算出する。
そして、ステップS120において、モータ11Y、11M、11Cの速度設定値を2秒間だけVzy、Vzm、Vzcに変更して上記差分を解消させる。
2秒間経過したら、モータ11Y、11M、11Cの速度設定値を元の値に戻してステップS10に移行し、1回目のプリントシークエンスのときと同様にステップS10〜S26が実行される。
実施形態1に係る画像形成装置1においては、プリントシークエンス毎にステップS12〜S24を実施してモータ11Y〜11Kの起動ずらし時間を設定し直しているから、感光ドラム12Y〜12Kとクリーニング装置20Y〜20Kとの摩擦等の差による感光ドラム12Y〜12K間の位相差が蓄積してプリントごとに色彩バランスが大きくばらつくことがない。
また、プリントシークエンス毎にステップ100〜S120を実施し、モータ11Y、11M、11C、11Kの立上り速度の差による位相差を解消しているから、モータ11Y、11M、11C、11Kの特性が完全に一致しない場合においても、前記立上り速度の差による位相のずれが拡大することが防止される。
以上、本発明について、電子写真方式のフルカラー画像形成装置に応用した例をもとに説明したが、本発明の適用はこれに限られるものではなく、複数の回転体を独立に駆動制御するものであれば、例えば印刷機などにも適用可能である。また、回転測定手段として実施例のロータリーエンコーダに代えて、回転体表面の速度を検出するドップラ式速度計や、磁気式速度計など他の手段を用いても良い。
図1は、実施形態1に係る画像形成装置の全体的な構成を示す概略図である。 図2は、実施形態1に係る画像形成装置の備える各画像形成ユニットの感光ドラム、モータ、およびその近辺の構成を示す概略図である。 図3は、実施形態1に係る画像形成装置の備える各画像形成ユニットの感光ドラム、モータ、およびその近辺の構成についての別の例を示す概略図である。 図4は、実施形態1に係る画像形成装置における判定および動作手順を示す流れ図である。 図5は、実施形態1に係る画像形成装置において各モータの起動をずらす起動ずらし時間を求める手順を示す説明図である。 図6は、実施形態1に係る画像形成装置において、Kトナー画像を形成する画像形成ユニットの感光ドラムに対し、Yトナー画像、Mトナー画像、Mトナー画像を形成する画像形成ユニットの感光ドラムに立上りの遅れによる回転遅れが生じることを示す説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10Y,10M,10C,10K 画像形成ユニット
11Y,11M、11C、11K モータ
12Y、12M、12C,12K 感光ドラム
17Y、17M、17C,17K ロータリーエンコーダ
24 帯電ロール
30 中間転写体
50 CPU
52 計数回路

Claims (11)

  1. 複数の回転体と、
    各回転体毎に設けられ、該回転体を回転駆動する複数の回転駆動手段と、
    各回転体毎に設けられ、該回転体の回転を測定する複数の回転測定手段と、
    前記回転駆動手段を制御する回転駆動制御手段と、を備え、
    前記回転駆動制御手段は、回転駆動状態にある前記複数の回転駆動手段に対し前記回転駆動制御手段が停止を指令した時点から、前記複数の回転体が停止するまでの回転量を前記回転測定手段を用いて測定し、該測定の結果に基き、次回の前記回転駆動制御手段から前記複数の回転駆動手段に対する回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする、回転体駆動装置。
  2. 前記回転駆動制御手段は、回転体の回転時に、該回転体相互の回転位相が前回の回転時と同様になるように回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする、請求項1に記載の回転体駆動装置。
  3. 前記回転測定手段は、前記回転駆動制御手段において回転停止を指令してから回転体が停止するまでの時間である停止時間を各回転体毎に測定し、
    前記回転駆動制御手段は、前記回転測定手段によって測定された停止時間が最も短かった一の回転体の停止時間である最短停止時間Dmとそれ以外の回転体の停止時間Dとの差ΔDを各々求め、
    前記差ΔDに基づいて前記他の回転体を回転させる他の回転駆動手段の起動時刻を前記一の回転体を回転させる一の回転駆動手段の起動時刻よりも遅らせる起動ずらし時間を求め、
    前記他の回転駆動手段を前記一の回転駆動手段よりも前記起動ずらし時間だけ遅らせて起動させることを特徴とする、請求項1または2に記載の回転体駆動装置。
  4. 回転体が1回転する毎に1個の基準信号を出力する基準信号発生手段が各回転体に設けられ、
    前記回転駆動制御手段は、
    基準となる一の回転体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されてから、他の回転体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されるまでに前記他の回転体が回転する角度である基準位置ズレ角度を測定し、
    前回の回転起動に伴う回転時と今回の回転起動に伴う回転時とにおいて基準位置ズレ角度に差が生じた場合、前記基準位置ズレ角度の差が解消されるように前記他の回転体の回転を制御することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転体駆動装置。
  5. 前記回転駆動制御手段は、
    前記他の回転体のうち、今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が増加したものについては、前記基準位置ズレ角度の増加に対応する時間だけ起動ずらし時間を短縮し、
    今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が減少したものについては、前記基準位置ズレ角度の減少に対応する時間だけ起動ずらし時間を延長することを特徴とする、
    請求項4に記載の回転体駆動装置。
  6. 複数の像保持体と、
    各像保持体毎に設けられ、該像保持体を回転駆動する複数の回転駆動手段と、
    各像保持体毎に設けられ、該像保持体の回転を測定する複数の回転測定手段と、
    前記回転駆動手段を制御する回転駆動制御手段と、を備え、
    前記回転駆動制御手段は、回転駆動状態にある前記複数の回転駆動手段に対し前記回転駆動制御手段が停止を指令した時点から、前記複数の像保持体が停止するまでの回転量を前記回転測定手段を用いて測定し、該測定の結果に基き、次回の前記回転駆動制御手段から前記複数の回転駆動手段に対する回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記回転駆動制御手段は、次回の像保持体への作像時に、該回転体相互の回転位相が前回の作像時と同様になるように回転駆動開始指令時期を各々調整することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記回転測定手段は、前記回転駆動制御手段において回転停止を指令してから前記像保持体が停止するまでの時間である停止時間を各像保持体毎に測定し、
    前記回転駆動制御手段は、前記回転測定手段によって測定された停止時間が最も短かった一の像保持体の停止時間である最短停止時間Dmとそれ以外の像保持体の停止時間Dとの差ΔDを各々求め、
    前記差ΔDに基づいて前記他の像保持体を回転させる他の回転駆動手段の起動時刻を前記一の体を回転させる一の回転駆動手段の起動時刻よりも遅らせる起動ずらし時間を求め、
    前記他の回転駆動手段を前記一の回転駆動手段よりも前記起動ずらし時間だけ遅らせて起動させることを特徴とする、請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 像保持体が1回転する毎に1個の基準信号を出力する基準信号発生手段が各像保持体に設けられ、
    前記回転駆動制御手段は、基準となる一の像保持体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されてから、他の像保持体に設けられた基準信号発生手段において基準信号が出力されるまでに前記他の像保持体が回転する角度である基準位置ズレ角度を測定し、前回の回転起動に伴う回転時と今回の回転起動に伴う回転時とにおいて基準位置ズレ角度に差が生じた場合、前記基準位置ズレ角度の差が解消されるように前記他の像保持体の回転を制御することを特徴とする、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記回転駆動制御手段は、
    前記他の像保持体のうち、今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が増加したものについては、前記基準位置ズレ角度の増加に対応する時間だけ起動ずらし時間を短縮し、
    今回の回転起動に伴う回転時において前回の回転起動に伴う回転時よりも基準位置ズレ角度が減少したものについては、前記基準位置ズレ角度の減少に対応する時間だけ起動ずらし時間を延長することを特徴とする、
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記回転駆動手段は、ブラシレスモータを含むことを特徴とする、請求項6乃至10いずれか1項に記載の画像形成装置。
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