JPH0792761A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0792761A
JPH0792761A JP5236063A JP23606393A JPH0792761A JP H0792761 A JPH0792761 A JP H0792761A JP 5236063 A JP5236063 A JP 5236063A JP 23606393 A JP23606393 A JP 23606393A JP H0792761 A JPH0792761 A JP H0792761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pulley
driven
driving
pulleys
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5236063A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hiruta
耕一 蛭田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5236063A priority Critical patent/JPH0792761A/ja
Publication of JPH0792761A publication Critical patent/JPH0792761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感光体ドラムの速度変動を低減し、高精彩な出
力画像を得る為の画像形成装置を提供する 【構成】平行状態に配設された複数の感光体ドラム2
Y,2M,2Cの軸間距離LxをLx={nπD+
((360°−θ)/360°)πD}×(Dd/D
p)Lxとなるように位置を決める。ただし、Lxは像
担持体間距離、Ddは像担持体の直径、Dpは従動プー
リの直径、nは駆動プーリ回転数、Dは駆動プーリの直
径、θ゜はベルト巻き付き開始点間角度

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の像担持体上にそ
れぞれ異なる色の画像を形成する複数の画像形成機構を
備え多色のカラー画像を得る、例えばカラー複写機など
の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスのカラー指向に応えて、
カラープリンタ、カラー複写機が登場してきた。これら
画像形成装置の方式の1つに、感光体ドラム4連タンデ
ム方式があげられる。この方式は、4本の感光体ドラム
を平行に並べ、それぞれの感光体ドラム上にイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを用いてトナー像
を形成し、1枚の転写材に順次このトナー像を転写し、
カラー画像を得る方式である。
【0003】一方、像担持体である複数の感光体ドラム
を駆動する手段として、特公昭62−270975号公
報で開示されるように1本のウォーム軸に複数のウォー
ムを取り付け、それに噛み合うウォームホイールを介し
て感光体ドラムを駆動させるウォームギヤ方式の駆動を
はじめ、タイミングベルト駆動、様々なギヤ駆動があ
る。しかしこれら従来の駆動方法では、噛み合い周波数
の発生が避けられないため、転写画像の色重ねズレ等が
発生し、高精彩な画像を得るのが難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、4連タ
ンデム方式のみならずフルカラーの画像形成装置におい
ては、感光体ドラムの速度変動がそのまま出力画像の色
重ねズレとなって現れてくるため、高精度駆動が必要と
されていた。
【0005】そこで、本発明では、感光体ドラムの速度
変動を低減し、高精彩な出力画像を得る為の画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の発明に係る画像形
成装置は、列設された複数の像担持体を回転させるため
の第1駆動プーリと、上記複数の像担持体と同軸で回転
するように設けられ、上記第1駆動プーリに従動する複
数の第1従動プーリと、第1駆動プーリと第1従動プー
リの各々との間に懸架されて、第1駆動プーリからの駆
動力を各々の第1従動プーリに伝達する複数の第1ベル
ト部材とを具備し、複数の像担持体間距離が下式を満た
している。
【0007】Lx={nπD+((360°−θ)/3
60°)πD}×(Dd/Dp) 但し、Lx:像担持体間距離、D:駆動プーリの直径、
Dd:像担持体の直径、Dp:従動プーリの直径、n:
駆動プーリの回転数、θ゜:互いに隣接するベルト部材
の駆動プーリへの巻き付き開始点間角度である。
【0008】第二の発明に係る画像形成装置は、列設さ
れた複数の像担持体を回転させるための第1駆動プーリ
と、上記複数の像担持体と同軸で回転するように設けら
れ、上記第1駆動プーリに従動する複数の第1従動プー
リと、第1駆動プーリと第1従動プーリの各々との間に
懸架されて、第1駆動プーリからの駆動力を各々の第1
従動プーリに伝達する複数の第1ベルト部材と、上記複
数の像担持体から独立した像担持体を駆動するための第
2駆動プーリと、この独立した像担持体と同軸で回転す
るように設けられ、上記第2駆動プーリに従動する第2
従動プーリと、第2駆動プーリと第2従動プーリとの間
に懸架されて、第2駆動プーリからの駆動力を第2従動
プーリに伝達する第2ベルト部材と、上記複数の第1プ
ーリの少なくとも1つに設けられた、上記複数の像担持
体の位相を検知する第1検知手段と、上記第2プーリに
設けられた、上記独立した像担持体の位相を検知する第
2検知手段と、第1及び第2検知手段の検知結果に基い
て複数の像担持体及び独立した像担持体の位相が等しく
なるように上記第1駆動プーリ及び上記第2駆動プーリ
の回転を調整する調整手段を有している。
【0009】第三の発明に係る画像形成装置は、列設さ
れた複数の像担持体を回転させるための第1駆動プーリ
と、上記複数の像担持体と同軸で回転するように設けら
れ、上記第1駆動プーリに従動する複数の第1従動プー
リと、第1駆動プーリと第1従動プーリの各々との間に
懸架されて、第1駆動プーリからの駆動力を各々の第1
従動プーリに伝達する複数の第1ベルト部材と、上記複
数の像担持体から独立した像担持体を駆動するための第
2駆動プーリと、この独立した像担持体と同軸で回転す
るように設けられ、上記第2駆動プーリに従動する第2
従動プーリと、第2駆動プーリと第2従動プーリとの間
に懸架されて、第2駆動プーリからの駆動力を第2従動
プーリに伝達する第2ベルト部材と、転写搬送ベルト
と、この転写搬送ベルトを駆動するための駆動ローラと
を具備し、独立した像担持体とこの像担持体に隣接する
複数の像担持体との距離が上記駆動ローラの周長の正数
倍の長さである。さらに、これら発明において、駆動プ
ーリと従動プーリの径の比を整数倍としている。
【0010】
【作用】複数の像担持体間距離を上式に基づいて設定す
ることにより、複数の像担持体の速度変動の位相を合わ
せる。また、複数の像担持体用従動プーリと独立した像
担持体用従動プーリとに位相検知手段を設け、これらの
検知結果に基いてて、複数の像担持体と独立した像担持
体の位相が等しくなるように調整する。さらに、独立し
た像担持体とこの像担持体に隣接する複数の像担持体の
距離を、駆動ローラの周長の整数倍の長さとして、転写
搬送ベルトの速度変動の位相を合わせる。さらにまた、
駆動プーリと従動プーリの径の比を整数倍として、露光
のタイミング制御が容易に行える。以上の結果、色重ね
ズレの少ない高精彩な画像が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】まず、図1および図2を参照して画像形成
装置としてのカラー複写機の構成を概略的に説明する。
【0013】図1は装置の全体構成を示し、装置本体1
内には、像担持体としての感光体ドラム2Y,2M,2
C,2BKと平行状態になるようにイエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の4色
の像を記録する記録装置3Y,3M,3C,3BKが配
置されている。各記録装置3Y,3M,3C,3BK
は、それぞれ同じ構成となっているため、前段に配置さ
れるイエローの記録装置3Yについてのみ説明し、他の
記録装置3M,3C,3BKについては、同じ部分に同
じ符号と色を示す添え字を付して説明を省略する。
【0014】記録装置3Yは、図2に示すように、感光
体ドラム2Yと、これに対応して設けられて感光体ドラ
ム2Y上にイエロー画像を繰り返し形成するための画像
形成手段4Yを有する。画像形成手段4Yは、帯電装置
5Y、露光装置6Y、現像装置7Y、クリーニング装置
8Y、除電装置9Y等からなる。
【0015】また、これら各記録装置3Y,3M,3
C,3BKの配設位置の下方には、転写搬送手段として
の搬送ベルト20が張設されており前記感光体ドラム2
Y,2M,2C,2BKに対して用紙等の転写材10を
搬送するようになっている。
【0016】更に、前記感光体ドラム2Y,2M,2
C,2BKに対抗する位置には、搬送ベルト20を挟ん
で転写手段としての転送装置21Y,21M,21C,
21BKが配設されており、感光体ドラム2Y,2M,
2C,2BKに形成された各色のトナー像が、搬送ベル
ト20によって搬送される転写材10上に転写されるよ
うになっている。転写材10は、給紙系22により、タ
イミングを取って搬送ベルト20上に供給される。給紙
系22は、図1に示すように、給紙カセット19から転
写材10を取り出すピックアップローラ23、ピックア
ップローラ23により取り出された転写材10を搬送す
る送りローラ対24及びこの送りローラ対24により搬
送される転写材10の先端整位を行うとともにタイミン
グを取って送り込むレジストローラ対25からなる。前
記レジストローラ対25および前記搬送ベルト20によ
る転写材10の移送速度は、感光体ドラム2Y,2M,
2C,2BKの周速と等速になるように設定されてい
る。また、搬送ベルト20による転写材搬送方向(図中
左方向)には、定着装置26、排紙ローラ対27、およ
び排紙トレイ28が順次設けられ、装置本体1内底部に
は、各記録装置3Y,3M,3C,3BK、給紙系2
2、およびその他の装置の動作制御を行う制御部30が
設けられている。
【0017】しかして、図示しない操作入力部からカラ
ー画像形成が指定された場合、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)の各記録装
置3Y,3M,3C,3BKが所定のタイミングで動作
して各感光体ドラム2Y,2M,2C,2BK上に各色
のトナー像が形成される。
【0018】すなわち、記録装置3Yを例にとると、感
光体ドラム2Yが図中時計回り方向(矢印A方向)に回
転するとともに帯電装置5Yにより一様に帯電される。
ついで一様に帯電された感光体ドラム2Y上に、露光装
置6Yによる露光動作が行われイエロー画像に対応する
潜像が形成される。この潜像は現像装置7Yに対抗する
ことにより現像されて感光体ドラム2Y上にイエロート
ナー像が形成されることになる。なお、他色の記録装置
3M,3C,3BKにおいても、同様にしてトナー像が
形成されることになる。
【0019】一方、このトナー像の形成動作に同期し
て、給紙カセット19から転写材10が取り出され、レ
ジストローラ対25により先端を整位した後、転写材1
0が搬送ベルト20上に送り込まれる。搬送ベルト20
上に送り込まれた転写材10は、搬送ベルト20に静電
的に吸着された状態で搬送ベルト20の走行に伴って搬
送され、まずイエロートナー像転写位置、すなわち、感
光体ドラム2Yと転写装置21Yとが搬送ベルト20を
挟んで対向する位置に送り込まれる。このイエロートナ
ー像転写位置において転写材10は、感光体ドラム2Y
上のイエロートナー像と接した状態になるとともに、転
写装置21Yの働きによって、感光体ドラム21Y上の
イエロートナー像が転写材10上に転写される。
【0020】転写装置21Yは、半導電性を有する転写
ローラによって構成され、搬送ベルト20の裏側から感
光体ドラム2Yに静電的に付着しているイエロートナー
像の電位と逆極性を有する電界を供給する。この電界
は、搬送ベルト20および転写材10を通して感光体ド
ラム2Y上のイエロートナー像に作用し、その結果、感
光体ドラム2Yから転写材10にイエロートナー像が転
写されるものである。
【0021】このようにしてイエロートナー像が転写さ
れた転写材10は、次いでマゼンタ記録装置3M、シア
ン記憶装置3C、ブラック記録装置3BKのそれぞれの
記録装置のトナー像転写位置に順次搬送されマゼンタト
ナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が順次転写
されカラー画像が形成される。
【0022】カラートナー像が形成された転写材10は
次いで搬送ベルト20から剥離されて定着装置26へと
送り込まれ、色重ねしたカラートナー像の永久定着が行
われた後、排紙ローラ対27を介して排紙トレイ28に
排出される。
【0023】一方、トナー像が転写された後の感光体ド
ラム2Y,2M,2C,2BKは、そのまま回転駆動さ
れ、クリーニング装置8Y,8M,8C,8BKによっ
て残留トナーや紙粉がクリーニングされ、次いで、除電
装置9Y,9M,9C,9BKの除電ランプで表面の電
位が一定にされる。そして、必要に応じて再び帯電装置
5Y,5M,5C,5BKからの一連のプロセスに入る
ことになる。
【0024】次に、図3ないし図4を参照して各色感光
体ドラム2Y,2M,2C,2BKの駆動について説明
する。
【0025】図3は、感光体駆動部40の構成を示す斜
視図である。すなわち、併設された前記感光体ドラム2
Y,2M,2C,2BKと一体となって回転する軸41
Y,41M,41C,41BKには、それぞれ一体に取
り付けられたプーリ42Y,42M,42C,42BK
が位相差を持って取り付けられている。またこの時の位
相は順不同である。更に、感光体軸41Y,41M,4
1C,41BKと平行状態に、感光体駆動用のプーリ軸
48,49が設けられ、これらプーリ軸48,49にそ
れぞれ黒画像形成用駆動モータ100及びカラー画像形
成用駆動モータ101が備えられている。プーリ軸4
8,49からプーリ42Y,42M,42C,42BK
との間に、金属またはそれに相当するような高剛性な平
ベルト、例えばスチールベルト45Y,45M,45
C,45BKが張設されて駆動伝達を行うようになって
いる。
【0026】前記黒画像形成用駆動モータ100の駆動
力で、プーリ軸48のプーリ43BKと黒画像形成用感
光体軸41BKに取り付けられたプーリ42BKに懸架
されたスチールベルト45BKを介して黒画像形成用感
光体2BKを駆動し、また、カラー画像形成用駆動モー
タ101の駆動力で、プーリ軸49のプーリ43Y,4
3M,43Cとカラー画像形成用感光体軸41Y,41
M,41Cに取り付けられたプーリ42Y,42M,4
2Cにそれぞれ懸架されたスチールベルト45Y,45
M,45Cを介してカラー画像形成用感光体2Y,2
M,2Cを駆動する。
【0027】スチールベルト45Y,45M,45C,
45BKの張力の調整にはテンションプーリ44Y,4
4M,44C,44BKを使用する。
【0028】前記テンションプーリ44Y,44M,4
4C,44BKによるスチールベルト45Y,45M,
45C,45BKの取り付けおよび調整は、それぞれ同
じ構成となっているため、図3の駆動装置における黒画
像形成用感光体の駆動について図4を参照して説明し、
他の部分については、説明を省略する。
【0029】スチールベルト45BKのゆるみ側(ここ
では従動、および駆動プーリは時計方向(矢印B方向)
に回転するものと考える。)の内側から外側にバネ60
BKのバネ力を用いて張設される構成である。この時の
テンションプーリ44BKの径は駆動プーリ43BKの
直径と同等かそれ以上の直径のものを使用し、形状は平
プーリとする。
【0030】図6から図8はカラー画像の色重ねズレを
防ぐ配置を説明するためのカラー画像形成用感光体の配
置図で、図6はカラー感光体ベルト駆動部の正面図を示
す。図7は、それぞれの感光体の速度変動、つまりカラ
ー画像転写位置12Y,12M,12Cの速度変動が決
定される、駆動プーリとそれに懸架されたスチールベル
ト巻き付きの開始カ所13Y,13M,13Cを記す。
ここで、図6と図7をあわせて説明すれば、転写材10
が搬送されてきて転写ポイント12Yでイエロー画像が
転写されたその瞬間、感光体の速度変動は駆動プーリ上
の13Yの位置で決まる。そしてその瞬間、第2色目で
あるマゼンタ、第3色目であるシアンの感光体は、それ
ぞれ駆動プーリ上の13M,13Cの位置で速度変動が
決定される。つまり駆動軸及び駆動プーリに偏心がなけ
れば、駆動プーリ上のどの位置で感光体の速度変動が決
まっても問題はない。しかし、偏心があった場合に、色
重ねズレを防ぐためには、それぞれのカラー画像転写の
時に常に駆動プーリの同じ位置(例えばA点)が、それ
ぞれ13Y,13M,13Cの位置の時に12Y,12
M,12Cの位置で転写が行われなければならないこと
になる。例えばA点が13Yの位置でイエロー画像の転
写が行われたならば、図6の駆動プーリ49が反時計回
りして、そのA点が13Mの位置に来たときに12M位
置でマゼンタ画像が転写され、またそのA点が13Cの
位置に来たときに12Cの位置で転写されれば色重ねズ
レは発生しない。つまり、カラー画像転写位置12Y,
12M,12Cでの感光体速度変動が常に一定になるよ
うにすれば良いことになる。そうでない場合には、図8
のようにそれぞれの転写ポイントを紙が通過するときに
位相のずれた速度変動が発生し、図9のように色重ねズ
レが発生した画像となってしまう。
【0031】そこで本発明では、同一駆動プーリからス
チールベルト駆動される3個の感光体軸間距離を駆動プ
ーリ、従動プーリの偏芯量を考慮して設定し、このこと
により色ズレを防ぐものである。再び図6、図7を用い
て説明するば、第1色目のイエロー画像が転写される時
の感光体速度変動が、駆動プーリ上の仮想点であるA点
が13Yの位置に来たとき決定されたとすれば、第2色
目であるマゼンタ画像転写時の速度変動は駆動プーリ上
のA点が13Yの位置から反時計回りに回転し、13M
の位置に来たときに転写されれば第1色目と同じ速度変
動になるはずであり、色重ねズレは発生しない。つまり
この時の駆動プーリの移動量を感光体軸間距離として設
定する。駆動プーリ直径をD、駆動プーリに巻き付いた
隣あった感光体駆動用ベルトの駆動プーリに巻き付いた
角度をθとし、その時の感光体移動量をL12とすれば、
12=nπD−(θ1 /360°)πDで表される。ま
たマゼンタとシアンの色重ねの時も同様に駆動プーリ上
のA点が13Mの位置から13Cの位置に回転してきた
ときに転写されれば色重ねズレは発生しないことにな
り、この時の駆動プーリの移動量をL23とすれば、L23
=nπD−(θ2 /360°)πDで表される。そして
この駆動プーリ移動量がそれぞれ感光体軸間距離と等し
くなっていれば、高精彩な3色のカラー画像が得られる
ことになる。したがって、それぞれの1色目と2色目、
2色目と3色目の軸間距離Lx1 ,Lx2 は、 Lx1 =nπD−(θ1 /360°)πD Lx2 =nπD−(θ2 /360°)πD とすれば良いことになる。つまり、θ1 =θ2 であれは
感光体軸間距離はLx1=Lx2 となる。但しこれは従
動プーリ径と感光体径が等しい場合であり、そうでない
場合には上式を(Dd/Dp)倍すれば良い。ここでD
dは感光体ドラム直径、Dpは従動プーリ直径であり、
それぞれの感光体軸間距離は、 Lx1 ={nπD+((360°−θ1 )/360°)
πD}×(Dd/Dp) Lx2 ={nπD−((360°−θ2 )/360°)
πD}×(Dd/Dp) のように表すことができる。但し、これらの式は、Lx
1 、Lx2 >Dpという関係で成り立つ。
【0032】またここで実際に次のような数値を挙げて
感光体軸間距離を具体的に求めてみると、 駆動プーリ直径D:25(mm) 感光体ドラム直径Dd:50(mm) 従動プーリ直径Dp:40(mm) 駆動プーリ回転数n:0回転(つまり(360°−θ)
/360度回転) ベルト巻付き開始点間角度θ1 :32° ベルト巻付き開始点間角度θ2 :33° とした時の感光体軸間距離Lx1 、Lx2 は、 Lx1 =57.25mm Lx2 =57.07mm この様な位置関係にすることにより、画像色重ねズレは
発生しない。またレイアウトにより感光体軸間距離が先
に決定されてしまう場合では、駆動プーリの位置をか
え、上式が成り立つようにすればよい。
【0033】このように、この実施例では、高剛性な平
ベルトであるスチールベルトで各色感光体を駆動し、感
光体の軸間距離を、 Lx={nπD+((360°−θ)/360°)π
D}×(Dd/Dp) とすることによって印字画像に発生する色重ねズレを低
減することができる。
【0034】なお上記実施例では駆動伝達に高剛性ベル
トを使用したが、これに代えてタイミングベルトを用い
ても同等の性能が得られる。つまり感光体軸間距離を、 Lx={nπD+((360°−θ)/360°)π
D}×(Dd/Dp) とすることによって印字画像に発生する色重ねズレを低
減することができる。但、ここでは、D:駆動プーリピ
ッチ円直径、Dp:従動プーリピッチ円直径となる。
【0035】次に、黒画像とカラー画像の色重ねズレを
低減する配置(もしズレが発生していたとしてもいつも
一定に保つ)を、図10、図11を用いて説明する。
【0036】図10は黒画像形成用感光体と複数のカラ
ー画像形成用感光体の配置を示す。図10に示すよう
に、黒画像形成用感光体2Bkとカラー画像形成用感光
体2Y,2M,2Cは別々の駆動源100,101によ
り駆動されている。そのためカラー画像に関しては、そ
れぞれの感光体軸間距離を設定することにより色重ねズ
レを無くすことができるが、黒画像とカラー画像では従
動プーリのスタート位置が変わってしまい(駆動源の違
いと黒画像だけの出力では、カラー感光体を停止、カラ
ー画像だけの出力では、黒感光体を停止をするため、そ
れぞれカラーと黒の従動プーリの位相がバラバラにな
る)、同位相の画像が得られる時と得られないときがあ
る。そのため、あるときは色ズレのない高精彩な画像が
得られ、またあるときは色ズレ量の大きな画像が得られ
るという可能性がある。つまりこの発明では、そのよう
な非定常的な像を得るのではなく、いつも同じ定常的な
画像を得ることを目的としている。そのため4色フルカ
ラー画像出力時には、黒画像形成用感光体2Bkと一体
に回転する従動プーリ42Bkと、カラー画像形成用感
光体2Y,2M,2Cと一体に回転する従動プーリ42
Y,42M,42Cが常に同位相で回転されなければな
らない。
【0037】この実施例では、4つの従動プーリ、つま
り感光体をいつでも同位相で駆動するために、黒画像用
従動プーリと、少なくとも1つのカラー画像用従動プー
リにマーク(検出点)を付け、センサーで各マークの位
置を検出し、これら検出値にもとづいて制御装置により
両駆動源を駆動して、黒画像形成用とカラー画像形成用
の従動プーリが同じ位相を持って駆動されるようにす
る。つまりカラー画像(イエロー、マゼンタ、シアン)
は、駆動源が同じなので、上述のように同位相に駆動す
ることができるが駆動源の異なる黒画像形成用感光体の
駆動については、常に同位相で駆動するためには、何ら
かの制御が必要となる。こうすることによって、4色フ
ルカラー画像印字時の黒画像とカラー画像は、いつでも
画像の位相が同じになり色重ねズレが発生しない。例え
ば、まず黒画像形成用従動プーリとカラー画像形成用従
動プーリ例えばマゼンタ用従動プーリにセンサが識別可
能な印(マーク)を付けておく。そしてカラー画像と黒
画像の色重ねズレ調整時に、まず4色フルカラー画像を
印字する。この時のモータスタート信号は図11の状
態、センサがマークを識別したときとする。そして印字
された4色のフルカラー画像から黒画像とカラー画像の
色ズレ量を求める。(この時、上述のように、カラー画
像形成用従動プーリ間の距離が適切に調整されているの
で、カラー画像の色ずれはない。)そして、このズレ量
を黒従動プーリ側センサ65aによりタイミング制御、
例えばマークaが通過してからある時間経過したら黒用
モータをスタートさせる等することにより、4色フルカ
ラー印字時に従動プーリはいつでも同位相で駆動させる
ことができる。つまり、本発明によりセンサ等を用いて
従動プーリの位相の制御を行うことにより、黒画像とカ
ラー画像とに関して定常的な画像を得ることができる。
【0038】次に、黒画像とカラー画像の色重ねズレを
低減する別の配置を図12を用いて説明する。図12
は、黒感光体2Bkとシアン感光体2Cとそれらと一体
になって回転する従動プーリと転写搬送ベルトの部分拡
大図である。転写搬送ベルトに速度反動があれば、いく
ら感光体を高精度で駆動しても、転写紙がその速度変動
によって搬送される。つまりその状態で画像の転写を行
えば色重ねズレが発生する。
【0039】この実施例では、転写搬送ベルトに速度変
動があっても黒画像とカラー画像に色重ねズレが発生し
ないようにするものである。つまり転写搬送ベルトの速
度変動は、転写搬送ベルト駆動ローラによるものである
ため、例えば図12の場合の黒画像感光体とシアン画像
感光体の軸間距離Lx3 (転写ポイント間距離)を、転
写搬送ベルトの駆動ローラ1回転の整数倍にすることに
より、それぞれ黒感光体、シアン感光体の転写ポイント
部では、同一の速度変動をもって転写材である紙が搬送
されてくることになり、色重ねズレのない画像が得られ
ることになる。例えば転写搬送ベルト駆動ローラ直径を
20(mm)とすると黒とシアンの感光体軸間距離Lx
3 は、20π×nで表せる(n:駆動ローラ回転数)こ
うすることにより転写搬送ベルトの速度移動が黒転写ポ
イントとシアン転写ポイントで同位相となり、画像色重
ねズレが発生しなくなる。また更に、黒感光体とシアン
感光体の軸間距離Lx3 を転写搬送ベルトの速度変動を
受けないように設定した場合、図12に示すように、そ
れぞれの感光体軸間距離Lx1 とLx2 とLx3 を、次
のような関係式が成り立つようにすることで色重ねズレ
を低減することができる。
【0040】Lx3 =(Lx1 +Lx2 )/2 (但しLx1 ≧Lx3 ≧Lx2 又はLx1 ≦Lx3 ≦L
2 ) このような位置関係、つまり大小関係は別として、軸間
距離Lx3 をLx1 とLx2 の間の長さに設定すること
によって、転写搬送ベルトの速度変動によって生じる色
重ねズレの最大値は、Lx1 とLx2 のズレ量、つまり
カラー画像のズレ量と考えられる。上式より黒画像の色
重ねは、カラー画像のズレ量の中間に転写されることに
なる。
【0041】なお、すでに述べたように、図6〜図8に
示した実施例の配置は、カラー画像の色重ねズレ発生を
防ぐものであるため、イエロー、マゼンタ、シアン、3
色の色重ねズレがない。従って、図6〜図8の実施例の
配置に、この図12の配置を組み合わせれば、4色フル
カラーの色重ねを行った場合でも色重ねズレが起こらな
いことになる。
【0042】次に、高精彩な画像を得るための配置につ
いて説明する。
【0043】上述した実施例の配置では、高精度な駆動
が可能になる。しかし、高精度な駆動が可能になって
も、画像作成のための露光手段の精度が良くなければ、
決して高精彩な画像を得ることはできない。
【0044】そこでこの実施例では、駆動側プーリと従
動側プーリの径の比を整数倍にすることで、露光のタイ
ミングの制御(調整)を容易に行えるようにしたもので
ある。そして、その露光タイミングの制御(調整)は、
ユーザーに手渡す前に一度行うことになる。本発明では
駆動プーリの径と従動プーリの径の比を整数倍にするこ
とにより、画像形成のための露光のタイミングの制御を
容易にする。つまり、まずはじめに4色フルカラー画像
を印字する。そしてその時の出力画像から個々の画像色
重ねズレ量を求め、次からの画像出力時の露光タイミン
グにフィードバックするものである。
【0045】以下、図14乃至図16を用いて詳細を説
明する。図14は4色フルカラー印字時の線の画像の一
部を示す。図15は、図13の色重ねズレ量をdot
(ドット)単位で表したグラフである。図16は、本発
明による色重ねズレ補正をするための、露光タイミング
制御(調整)のフローチャートである。まず、色重ねズ
レ調整前に図14の様な画像が印字されたとする。例え
ばイエロー画像を基準の画像とした場合、このイエロー
画像を理論値(例えば300DPIの場合は、1ドット
が84.7μm)とのズレをドット単位で調べる。そし
てこの時のイエロー画像の先頭を理論値の先頭とする。
またこの時の他のカラー(マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)の色重値ズレ量も同様に調べ、画像先頭位置は、イ
エロー画像先頭位置とのズレ量分だけシフトさせるもの
とする。以下説明を簡単にするために、まず基準となる
イエロー画像とマゼンタ画像の色重ね合わせの為の露光
タイミング調整に付いて説明する。図15(a)に基準
となるイエロー画像と、マゼンタ画像のドット単位のズ
レ量を表す。この時イエロー画像を#1、マゼンタ画像
を#2、シアン画像を#3、ブラック画像を#4とする
と、そのズレ量(#2−#1)の最大値、最小値を求
め、(最大値+最小値)/2の分だけマゼンタ画像#2
をシフトする。シフト後の状態を図15(b)に記し、
シフト後のマゼンタ画像を#2′とする。このシフト量
から露光タイミングを算出し補正する。例えばズレの最
大値が12μm、最小値が4μmだったとするとマゼン
ダ画像を8μmシフトすることになり、ズレ量は、最大
で4μmになる。次のシアン画像#3に付いては、(#
3−#1)と(#3−#2′)の中で最大値、最小値を
求め、(最大値+最小値)/2の分だけシアン画像#3
をシフトし、#3′とする。このシフト量から露光のタ
イミング算出し補正する。またブラック画像#4に付い
ても同様に(#4−#1)と(#4−#3′)と(#4
−#2′)の中で最大値、最小値を求め、(最大値+最
小値)/2の分だけブラック画像#4をシフトする。こ
のシフト量から露光タイミングを算出し補正を行う。図
15(c)に補正前の4色フルカラー画像の色重ねズレ
量の状態を示し、図15(d)に補正後の状態を示す。
ここで問題となるのが露光タイミングの補正をするため
の画像範囲量である。当然補正のための画像範囲が広け
れば広いほど、画像データが増えるため、計算時間が増
し、コストも高くなることになる。そのためこの実施例
によるように従動プーリと駆動プーリの径の比を整数倍
にすることによってより狭い画像範囲での補正が可能と
なる。例えば駆動プーリと従動プーリの径の比を1:2
にした場合、駆動プーリが2回転したら従動プーリが1
回転し、また、駆動プーリが4回転したら従動プーリが
2回転する。そのためここでは、駆動プーリと従動プー
リの径の比の最小公倍数、つまり駆動プーリ2回転、あ
るいは従動プーリ1回転分の画像範囲が露光タイミング
補正の対象範囲となり、その後の画像は、従動プーリ1
回転目と同じ画像が繰り返されることになる。そのた
め、駆動プーリと従動プーリの径の比を整数倍にするこ
とにより露光タイミング補正は容易に行えることにな
る。なお、露光タイミング補正の対象範囲は、駆動プー
リと従動プーリの径の最小公倍数となるので、露光タイ
ミング補正の対象範囲を短くするために、駆動プーリと
従動プーリの径の比を1:1〜1:4程度とするのが好
ましい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多色カラー画像形成装置において、色重ねズレのない高
精彩な印字画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である画像形成装置の全体
構成を示す断面図。
【図2】図1の部分拡大図。
【図3】感光体駆動部の斜視図。
【図4】感光体駆動部の斜視図の部分拡大図。
【図5】感光体駆動部の正面図。
【図6】本発明(1)(2)を説明するカラー感光体駆
動部を示す図。
【図7】図6の駆動プーリ拡大図。
【図8】カラー感光体の速度変動の位相ズレを示す図。
【図9】図8の時のカラー画像の色重ねを示す図。
【図10】本発明(3)を説明する感光体駆動部の正面
図。
【図11】本発明(3)を説明する感光体駆動部の斜視
図。
【図12】本発明(4)を説明する部分拡大図。
【図13】感光体駆動部の正面図。
【図14】露光タイミング補正前後の各色画像の一部を
示す図。
【図15】露光タイミングによる色重ねズレ量の補正前
後のグラフ。
【図16】露光タイミング補正のためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2Y,2M,2C,2BK…感光体
ドラム、3Y,3M,2C,3BK…記録装置、4Y,
4M,4C,4BK…画像形成手段、5Y,5M,5
C,5BK…帯電装置、6Y,6M,6C,6BK…露
光装置、7Y,7M,7C,7BK…現像装置、8Y,
8M,8C,8BK…クリーニング装置、9Y,9M,
9C,9BK…除電装置、10…転写材、11…転写搬
送ベルト駆動ローラ、19…給紙カセット、20…搬送
ベルト(搬送手段)、21Y,21M,21C,21B
K…転写装置(転写手段)、22…給紙系、23…ピッ
クアップローラ、24…送りローラ対、25…レジスト
ローラ対、26…転写装置、27…排紙ローラ対、28
…排紙トレイ、30…制御装置部、40…駆動機構、4
1Y,41M,41C,41BK…感光体ドラム軸、4
2Y,42M,42C,42BK…感光体駆動用従動側
プーリ、43Y,43M,43C,43BK…感光体駆
動用駆動側プーリ、44Y,44M,44C,44BK
…ベルト伸張用テンションローラ、45Y,45M,4
5C,45BK…スチールベルト、48…駆動側プーリ
軸(黒用)、49…駆動側プーリ軸(カラー用)、50
…駆動プーリ軸支持用軸受け、60Y,60M,60
C,60BK…ベルト伸張用バネ、65…位置読取り用
センサ、100,101…駆動モータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列設された複数の像担持体を回転させる
    ための第1駆動プーリと、 上記複数の像担持体と同軸で回転するように設けられ、
    上記第1駆動プーリに従動する複数の第1従動プーリ
    と、 第1駆動プーリと第1従動プーリの各々との間に懸架さ
    れて、第1駆動プーリからの駆動力を各々の第1従動プ
    ーリに伝達する複数の第1ベルト部材とを具備し、 複数の像担持体間距離が下式を満たしていることを特徴
    とする画像形成装置。 Lx={nπD+((360°−θ)/360°)π
    D}×(Dd/Dp) 但し、 Lx:像担持体間距離、 D :駆動プーリの直径、 Dd:像担持体の直径、 Dp:従動プーリの直径、 n :駆動プーリの回転数、 θ゜:互いに隣接するベルト部材の駆動プーリへの巻き
    付き開始点間角度
  2. 【請求項2】 列設された複数の像担持体を回転させる
    ための第1駆動プーリと、 上記複数の像担持体と同軸で回転するように設けられ、
    上記第1駆動プーリに従動する複数の第1従動プーリ
    と、 第1駆動プーリと第1従動プーリの各々との間に懸架さ
    れて、第1駆動プーリからの駆動力を各々の第1従動プ
    ーリに伝達する複数の第1ベルト部材と、 上記複数の像担持体から独立した像担持体を駆動するた
    めの第2駆動プーリと、 この独立した像担持体と同軸で回転するように設けら
    れ、上記第2駆動プーリに従動する第2従動プーリと、 第2駆動プーリと第2従動プーリとの間に懸架されて、
    第2駆動プーリからの駆動力を第2従動プーリに伝達す
    る第2ベルト部材と、 上記複数の第1プーリの少なくとも1つに設けられた、
    上記複数の像担持体の位相を検知する第1検知手段と、 上記第2プーリに設けられた、上記独立した像担持体の
    位相を検知する第2検知手段と、 第1及び第2検知手段の検知結果に基いて複数の像担持
    体及び独立した像担持体の位相が等しくなるように上記
    第1駆動プーリ及び上記第2駆動プーリの回転を調整す
    る調整手段を有したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 列設された複数の像担持体を回転させる
    ための第1駆動プーリと、 上記複数の像担持体と同軸で回転するように設けられ、
    上記第1駆動プーリに従動する複数の第1従動プーリ
    と、 第1駆動プーリと第1従動プーリの各々との間に懸架さ
    れて、第1駆動プーリからの駆動力を各々の第1従動プ
    ーリに伝達する複数の第1ベルト部材と、 上記複数の像担持体から独立した像担持体を駆動するた
    めの第2駆動プーリと、 この独立した像担持体と同軸で回転するように設けら
    れ、上記第2駆動プーリに従動する第2従動プーリと、 第2駆動プーリと第2従動プーリとの間に懸架されて、
    第2駆動プーリからの駆動力を第2従動プーリに伝達す
    る第2ベルト部材と、 転写搬送ベルトと、 この転写搬送ベルトを駆動するための駆動ローラとを具
    備し、 独立した像担持体とこの像担持体に隣接する複数の像担
    持体との距離が上記駆動ローラの周長の正数倍の長さで
    あることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 駆動プーリと従動プーリの径の比を整数
    倍としてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1に記載の画像形成装置。
JP5236063A 1993-09-22 1993-09-22 画像形成装置 Pending JPH0792761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5236063A JPH0792761A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5236063A JPH0792761A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0792761A true JPH0792761A (ja) 1995-04-07

Family

ID=16995182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5236063A Pending JPH0792761A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0792761A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1124356A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Sharp Corp カラー画像形成装置
JP2000250283A (ja) * 1999-03-02 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
US7684734B2 (en) 2006-04-28 2010-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for assembling drum drive unit capable of reducing drum rotational speed fluctuations and image formation apparatus containing a drum drive unit
US8335458B2 (en) 2009-05-01 2012-12-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9448524B2 (en) 2012-12-14 2016-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1124356A (ja) * 1997-07-01 1999-01-29 Sharp Corp カラー画像形成装置
JP2000250283A (ja) * 1999-03-02 2000-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
US7684734B2 (en) 2006-04-28 2010-03-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for assembling drum drive unit capable of reducing drum rotational speed fluctuations and image formation apparatus containing a drum drive unit
US8005400B2 (en) 2006-04-28 2011-08-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for assembling drum drive unit capable of reducing drum rotational speed fluctuations and image formation apparatus containing a drum drive unit
US8335458B2 (en) 2009-05-01 2012-12-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9448524B2 (en) 2012-12-14 2016-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4928744B2 (ja) 画像形成装置及び画像転写方法
JP5445328B2 (ja) 画像形成装置
US20070242996A1 (en) Printing apparatus
JP3473148B2 (ja) ベルト駆動制御装置
JP2004117386A (ja) カラー画像形成装置
JPH0792761A (ja) 画像形成装置
JPS6311967A (ja) 画像形成装置
JPH06102776A (ja) 画像形成装置
JPH11231754A (ja) 画像形成装置
JP2000352898A (ja) 画像形成装置
JP2002311672A (ja) 画像形成装置
JP4683455B2 (ja) 画像形成装置における感光体ギアの周方向位置調整方法
JP2000075772A (ja) 画像形成装置
JP2009009083A (ja) 感光体駆動機構
JP3994376B2 (ja) 画像形成装置
JPH09208075A (ja) 画像形成装置
JP2001272834A (ja) 画像形成装置
JP3259369B2 (ja) 回転体駆動装置
JP5483185B2 (ja) 画像形成装置
JP4724549B2 (ja) 画像形成装置
JPH05341613A (ja) カラー画像形成装置
JP2000162845A (ja) タンデム型カラー画像形成装置
JPH10186777A (ja) カラー画像形成装置
JP2003066676A (ja) 位相合わせ方法および画像形成装置
JP2003066678A (ja) 画像形成装置