JPH0989186A - 配管カバーの継手部材および継手 - Google Patents
配管カバーの継手部材および継手Info
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- JPH0989186A JPH0989186A JP7269117A JP26911795A JPH0989186A JP H0989186 A JPH0989186 A JP H0989186A JP 7269117 A JP7269117 A JP 7269117A JP 26911795 A JP26911795 A JP 26911795A JP H0989186 A JPH0989186 A JP H0989186A
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- bellows
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- pipe cover
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
- F16L27/127—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position
- F16L27/1273—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement with means for locking the longitudinal adjustment or movement in the final mounted position by quick-acting means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L57/00—Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管カバーと蛇腹状カバーとの接続が容易
で、しかもその接続部の見栄えが良好となり、さらには
蛇腹状カバーのねじれを防ぐことのできる配管カバーの
継手部材を目的とする。 【解決手段】 二つの半体２１，３１が分離可能に合体
されて、一端側が可撓性蛇腹状カバーとの接続部１１を
成し、他端側が配管カバーとの接続部１３を成す配管カ
バーの継手部材１０であって、前記蛇腹状カバーとの接
続部は、その内面に継手部材の両端間を結ぶ方向に沿っ
て凹凸の交互する断面波形状からなる蛇腹嵌合面１５を
有し、他方、前記配管カバーとの接続部は、その内面に
前記波形状凹凸の無い配管カバー保持面１７を有する。
で、しかもその接続部の見栄えが良好となり、さらには
蛇腹状カバーのねじれを防ぐことのできる配管カバーの
継手部材を目的とする。 【解決手段】 二つの半体２１，３１が分離可能に合体
されて、一端側が可撓性蛇腹状カバーとの接続部１１を
成し、他端側が配管カバーとの接続部１３を成す配管カ
バーの継手部材１０であって、前記蛇腹状カバーとの接
続部は、その内面に継手部材の両端間を結ぶ方向に沿っ
て凹凸の交互する断面波形状からなる蛇腹嵌合面１５を
有し、他方、前記配管カバーとの接続部は、その内面に
前記波形状凹凸の無い配管カバー保持面１７を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管カバーの継
手部材および継手に関する。
手部材および継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】家屋などの建物の壁面に配設されるエア
ーコンディショナーの冷媒用配管類は、建物の外観を美
麗に保ち、しかも前記配管を衝撃や風雨などから保護す
るために、配管カバーで外側が覆われることがある。こ
のような配管カバーには、筒状体をその径と直交する方
向に沿って分割した形状の二つの半体を、分離可能に合
体させた直管状のものが用いられている。また、その配
管カバーの取り付けは、一方の半体をねじ等で壁面等に
固定し、その半体に他方の半体を合体させることにより
なされる。
ーコンディショナーの冷媒用配管類は、建物の外観を美
麗に保ち、しかも前記配管を衝撃や風雨などから保護す
るために、配管カバーで外側が覆われることがある。こ
のような配管カバーには、筒状体をその径と直交する方
向に沿って分割した形状の二つの半体を、分離可能に合
体させた直管状のものが用いられている。また、その配
管カバーの取り付けは、一方の半体をねじ等で壁面等に
固定し、その半体に他方の半体を合体させることにより
なされる。
【０００３】ところで、前記配管カバーは壁面等への取
り付け性および美感等のためから横断面形状が略四角形
とされ、一つの面が壁面等への取り付け面とされて、そ
の取り付け面に取り付けねじのための孔が開けられたも
のが多い。したがって、図６に示す二階建ての家のよう
に、二階部分の窓の下の正面を向く垂直壁面６１と、一
階部分の横を向く側壁面６２のように、壁面の向きが互
いに異なるような場所に配管カバーを取り付ける場合に
は、配管カバー６３，６４の取り付け面の向きが二つの
壁面６１，６２で異なるので、一方の壁面６１に取り付
けられた配管カバー６３と他方の壁面に取り付けられた
配管カバー６４とは、ねじれた状態となる。
り付け性および美感等のためから横断面形状が略四角形
とされ、一つの面が壁面等への取り付け面とされて、そ
の取り付け面に取り付けねじのための孔が開けられたも
のが多い。したがって、図６に示す二階建ての家のよう
に、二階部分の窓の下の正面を向く垂直壁面６１と、一
階部分の横を向く側壁面６２のように、壁面の向きが互
いに異なるような場所に配管カバーを取り付ける場合に
は、配管カバー６３，６４の取り付け面の向きが二つの
壁面６１，６２で異なるので、一方の壁面６１に取り付
けられた配管カバー６３と他方の壁面に取り付けられた
配管カバー６４とは、ねじれた状態となる。
【０００４】従来、二つの配管カバー６３，６４がねじ
れの関係で取り付けられる場合には、その配管カバー６
３，６４間に９０°に屈曲した継手と４５°に屈曲した
継手（図示せず）を組み合わせて接続したり、ゴムある
いはプラスチック等からなる可撓性の蛇腹状カバー６５
を接続したりして配管カバー６３，６４間の配管を覆っ
ている。
れの関係で取り付けられる場合には、その配管カバー６
３，６４間に９０°に屈曲した継手と４５°に屈曲した
継手（図示せず）を組み合わせて接続したり、ゴムある
いはプラスチック等からなる可撓性の蛇腹状カバー６５
を接続したりして配管カバー６３，６４間の配管を覆っ
ている。
【０００５】しかし、屈曲角度が異なる複数の継手を組
み合わせて使用する場合は、その施工作業が面倒になる
問題がある。また、通常市販されている継手は、その屈
曲角度が限られているため、前記配管カバー間のねじれ
具合によっては複数の屈曲した継手を組み合わせても対
応できない場合があった。
み合わせて使用する場合は、その施工作業が面倒になる
問題がある。また、通常市販されている継手は、その屈
曲角度が限られているため、前記配管カバー間のねじれ
具合によっては複数の屈曲した継手を組み合わせても対
応できない場合があった。
【０００６】一方、蛇腹状カバー６５を用いる場合に
は、蛇腹状カバーを自由にねじったり屈曲させたりでき
るため、前記のような向きの異なる壁面間だけでなく、
配管カバーの取り付け予定位置に障害物が存在する場合
にも、柔軟に対応することができる利点がある。
は、蛇腹状カバーを自由にねじったり屈曲させたりでき
るため、前記のような向きの異なる壁面間だけでなく、
配管カバーの取り付け予定位置に障害物が存在する場合
にも、柔軟に対応することができる利点がある。
【０００７】しかし、従来の蛇腹状カバー６５にあって
は、その端部６６を無理矢理配管カバー６３，６４の端
部に押し込み、粘着テープで配管カバーに固定している
ため、接続作業が面倒で、しかも接続部の見栄えが良く
なかった。さらに、前記蛇腹状カバー６５は配管カバー
６３，６４に合わせて横断面形状が略四角形のものが用
いられるため、前記配管カバー６３，６４に合わせてね
じられることになる。その結果、蛇腹状カバー６５には
無理な力が加わり、その力により蛇腹状カバーの劣化が
速まる問題もある。
は、その端部６６を無理矢理配管カバー６３，６４の端
部に押し込み、粘着テープで配管カバーに固定している
ため、接続作業が面倒で、しかも接続部の見栄えが良く
なかった。さらに、前記蛇腹状カバー６５は配管カバー
６３，６４に合わせて横断面形状が略四角形のものが用
いられるため、前記配管カバー６３，６４に合わせてね
じられることになる。その結果、蛇腹状カバー６５には
無理な力が加わり、その力により蛇腹状カバーの劣化が
速まる問題もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、配管カバーと可撓性蛇腹状カバ
ーとの接続が容易で、しかもその接続部の見栄えが良好
となる配管カバーの継手部材を提供しようとするもので
ある。また、この発明は、配管の屈曲部両側で配管カバ
ーの取り付け面がねじれの関係となる場合や、従来の継
手では対応できないような配管の屈曲部においても、配
管カバー間を接続する蛇腹状カバーにねじれを生じ難
く、そのねじれによる蛇腹状カバーの劣化を防止できる
配管カバーの継手部材を提供しようとするものである。
に鑑みなされたもので、配管カバーと可撓性蛇腹状カバ
ーとの接続が容易で、しかもその接続部の見栄えが良好
となる配管カバーの継手部材を提供しようとするもので
ある。また、この発明は、配管の屈曲部両側で配管カバ
ーの取り付け面がねじれの関係となる場合や、従来の継
手では対応できないような配管の屈曲部においても、配
管カバー間を接続する蛇腹状カバーにねじれを生じ難
く、そのねじれによる蛇腹状カバーの劣化を防止できる
配管カバーの継手部材を提供しようとするものである。
【０００９】さらに、この発明は、継手部材と蛇腹状カ
バーとよりなって、配管の屈曲部に応じて自由に屈曲で
き、前記ねじれの関係にある配管カバー間にも、簡単、
かつ接続部の見栄えよく接続でき、しかも耐久性にも優
れる配管カバーの継手を提供しようとするものである。
バーとよりなって、配管の屈曲部に応じて自由に屈曲で
き、前記ねじれの関係にある配管カバー間にも、簡単、
かつ接続部の見栄えよく接続でき、しかも耐久性にも優
れる配管カバーの継手を提供しようとするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】特許請求の範囲の請求項
１に記載された発明は、筒状体をその径と直交する方向
に沿って分割した形状の二つの半体からなり、該二つの
半体が分離可能に合体されて、一端側が可撓性蛇腹状カ
バーとの接続部を成し、他端側が配管カバーとの接続部
を成す配管カバーの継手部材であって、前記蛇腹状カバ
ーとの接続部は、その内面に当該継手部材の両端間を結
ぶ方向に沿って凹凸の交互する蛇腹嵌合面を有し、他
方、前記配管カバーとの接続部は、その内面に配管カバ
ー保持面を有することを特徴とする。
１に記載された発明は、筒状体をその径と直交する方向
に沿って分割した形状の二つの半体からなり、該二つの
半体が分離可能に合体されて、一端側が可撓性蛇腹状カ
バーとの接続部を成し、他端側が配管カバーとの接続部
を成す配管カバーの継手部材であって、前記蛇腹状カバ
ーとの接続部は、その内面に当該継手部材の両端間を結
ぶ方向に沿って凹凸の交互する蛇腹嵌合面を有し、他
方、前記配管カバーとの接続部は、その内面に配管カバ
ー保持面を有することを特徴とする。
【００１１】前記請求項１に記載された配管カバーの継
手部材は、蛇腹状カバーと配管カバーとの接続に用いら
れる。その際、前記蛇腹状カバーとの接続部では、その
内面に形成された蛇腹嵌合面に蛇腹状カバーの端部が嵌
合して保持される。また、前記配管カバーとの接続部で
は、その内面の配管カバー保持面に配管カバーの端部が
挟まれて保持される。そのため、前記蛇腹状カバーと配
管カバーとの接続は、その端部をこの継手部材の二つの
半体で挟むだけで接続でき、簡単な作業で済む。さら
に、前記配管カバーの端部も蛇腹状カバーの端部も、い
ずれもこの継手部材によって隠蔽されるため、配管カバ
ーと蛇腹状カバーとの接続部の見栄えが良好となる。
手部材は、蛇腹状カバーと配管カバーとの接続に用いら
れる。その際、前記蛇腹状カバーとの接続部では、その
内面に形成された蛇腹嵌合面に蛇腹状カバーの端部が嵌
合して保持される。また、前記配管カバーとの接続部で
は、その内面の配管カバー保持面に配管カバーの端部が
挟まれて保持される。そのため、前記蛇腹状カバーと配
管カバーとの接続は、その端部をこの継手部材の二つの
半体で挟むだけで接続でき、簡単な作業で済む。さら
に、前記配管カバーの端部も蛇腹状カバーの端部も、い
ずれもこの継手部材によって隠蔽されるため、配管カバ
ーと蛇腹状カバーとの接続部の見栄えが良好となる。
【００１２】特許請求の範囲の請求項２に記載された発
明は、請求項１に記載された二つの半体の合体により、
蛇腹嵌合面の横断面形状が円形となり、他方、配管カバ
ー保持面の横断面形状が略四角形となることを特徴とす
る。
明は、請求項１に記載された二つの半体の合体により、
蛇腹嵌合面の横断面形状が円形となり、他方、配管カバ
ー保持面の横断面形状が略四角形となることを特徴とす
る。
【００１３】この請求項２に記載された配管カバーの継
手部材にあっては、請求項１に記載された作用に加え、
次の作用を有する。すなわち、蛇腹嵌合面の横断面形状
が円形からなるため、蛇腹状カバーとして、横断面形状
が円形のものを用いることができる。したがって、その
蛇腹状カバーは周方向に回転可能となり、この継手部材
を介して蛇腹状カバーの両端に接続される横断面形状が
略四角形の配管カバー同士間にねじれがあっても、蛇腹
状カバーは前記回転によってねじれが防止され、そのね
じれによる蛇腹状カバーの劣化を防ぐことができる。
手部材にあっては、請求項１に記載された作用に加え、
次の作用を有する。すなわち、蛇腹嵌合面の横断面形状
が円形からなるため、蛇腹状カバーとして、横断面形状
が円形のものを用いることができる。したがって、その
蛇腹状カバーは周方向に回転可能となり、この継手部材
を介して蛇腹状カバーの両端に接続される横断面形状が
略四角形の配管カバー同士間にねじれがあっても、蛇腹
状カバーは前記回転によってねじれが防止され、そのね
じれによる蛇腹状カバーの劣化を防ぐことができる。
【００１４】また、特許請求の範囲の請求項３に記載さ
れた発明は、横断面形状が円形の可撓性蛇腹状カバー
と、該蛇腹状カバーの両端部に接続される請求項２に記
載された継手部材とよりなり、該継手部材における蛇腹
状カバーとの接続部の蛇腹嵌合面に、前記蛇腹状カバー
の端部外面の凹凸が嵌合することを特徴とする配管カバ
ーの継手に係る。
れた発明は、横断面形状が円形の可撓性蛇腹状カバー
と、該蛇腹状カバーの両端部に接続される請求項２に記
載された継手部材とよりなり、該継手部材における蛇腹
状カバーとの接続部の蛇腹嵌合面に、前記蛇腹状カバー
の端部外面の凹凸が嵌合することを特徴とする配管カバ
ーの継手に係る。
【００１５】前記請求項３に記載された配管カバーの継
手にあっては、蛇腹状カバーと、その両端に接続される
前記請求項２の継手部材とで構成されるため、、前記と
同様に、配管カバー間の接続を簡単に行えるとともに、
蛇腹状カバーとの接続部の見栄えが良好となる。さら
に、前記請求項３に記載された継手では、蛇腹嵌合面の
横断面形状が円形を成し、しかも蛇腹状カバーは横断面
形状が円形からなるため、継手部材および配管カバーに
対して蛇腹状カバーが周方向に回転でき、蛇腹状カバー
のねじれを防止できるので、そのねじれによる蛇腹状カ
バーの劣化を防ぐことができる。
手にあっては、蛇腹状カバーと、その両端に接続される
前記請求項２の継手部材とで構成されるため、、前記と
同様に、配管カバー間の接続を簡単に行えるとともに、
蛇腹状カバーとの接続部の見栄えが良好となる。さら
に、前記請求項３に記載された継手では、蛇腹嵌合面の
横断面形状が円形を成し、しかも蛇腹状カバーは横断面
形状が円形からなるため、継手部材および配管カバーに
対して蛇腹状カバーが周方向に回転でき、蛇腹状カバー
のねじれを防止できるので、そのねじれによる蛇腹状カ
バーの劣化を防ぐことができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図１はこの発明の配管カバーの継手
部材の一例を示す斜視図、図２はその分解斜視図、図３
はその継手部材を用いる配管カバーの継手の一部を示す
斜視図、図４はその４−４断面図、図５は同実施例の継
手全体の断面図である。
を詳細に説明する。図１はこの発明の配管カバーの継手
部材の一例を示す斜視図、図２はその分解斜視図、図３
はその継手部材を用いる配管カバーの継手の一部を示す
斜視図、図４はその４−４断面図、図５は同実施例の継
手全体の断面図である。
【００１７】まず、図１および図２に示す配管カバーの
継手部材１０について、図３および図４を併用して説明
する。この継手部材１０は、配管カバーと蛇腹状カバー
との接続部材として用いられる。この継手部材１０は、
プラスッチック製の筒状体をその径と直交する方向に沿
って分割した形状の二つの半体２１，３１からなり、そ
の二つの半体２１，３１が分離可能に合体されて、一端
側が可撓性蛇腹状カバーとの接続部１１を成し、他端側
が配管カバーとの接続部１３を成す。
継手部材１０について、図３および図４を併用して説明
する。この継手部材１０は、配管カバーと蛇腹状カバー
との接続部材として用いられる。この継手部材１０は、
プラスッチック製の筒状体をその径と直交する方向に沿
って分割した形状の二つの半体２１，３１からなり、そ
の二つの半体２１，３１が分離可能に合体されて、一端
側が可撓性蛇腹状カバーとの接続部１１を成し、他端側
が配管カバーとの接続部１３を成す。
【００１８】前記蛇腹状カバーとの接続部１１は、その
内面に、この継手部材１０の両端間を結ぶ方向に沿って
凹凸の交互する断面波形状の蛇腹嵌合面１５を有する。
符号１６ａは蛇腹嵌合面１５の内周に沿う凹溝、１６ｂ
は凸部である。この蛇腹嵌合面１５は、後記する蛇腹状
カバー５１の端部５２外面の凹凸と嵌合して蛇腹状カバ
ーの端部５２を保持するもので、用いる蛇腹状カバー５
１の外面の凹凸と嵌合できる形状に形成されている。
内面に、この継手部材１０の両端間を結ぶ方向に沿って
凹凸の交互する断面波形状の蛇腹嵌合面１５を有する。
符号１６ａは蛇腹嵌合面１５の内周に沿う凹溝、１６ｂ
は凸部である。この蛇腹嵌合面１５は、後記する蛇腹状
カバー５１の端部５２外面の凹凸と嵌合して蛇腹状カバ
ーの端部５２を保持するもので、用いる蛇腹状カバー５
１の外面の凹凸と嵌合できる形状に形成されている。
【００１９】さらにこの実施例では、前記二つの半体２
１，３１の蛇腹嵌合面１５，１５は、半円形の横断面形
状に形成されていて、二つの半体２１，３１の合体によ
り円形横断面を形成するようになっている。そのため、
前記蛇腹状カバーとの接続部１１には、円形横断面から
なる蛇腹状カバーの端部が嵌合保持され、その蛇腹状カ
バーが周方向に回転可能となる。
１，３１の蛇腹嵌合面１５，１５は、半円形の横断面形
状に形成されていて、二つの半体２１，３１の合体によ
り円形横断面を形成するようになっている。そのため、
前記蛇腹状カバーとの接続部１１には、円形横断面から
なる蛇腹状カバーの端部が嵌合保持され、その蛇腹状カ
バーが周方向に回転可能となる。
【００２０】それに対し、前記配管カバーとの接続部１
３は、その内面に、配管カバー保持面１７が形成されて
いる。この配管カバー保持面１７は、前記波形状の凹凸
の無い略平滑面からなり、蛇腹状凹凸の無い通常の配管
カバーの端部外面を包囲し、その外面に当接するように
なっている。なお、この配管カバー保持面１７は、その
横断面形状が、用いる配管カバーの外形と略等しい四角
形となっている。
３は、その内面に、配管カバー保持面１７が形成されて
いる。この配管カバー保持面１７は、前記波形状の凹凸
の無い略平滑面からなり、蛇腹状凹凸の無い通常の配管
カバーの端部外面を包囲し、その外面に当接するように
なっている。なお、この配管カバー保持面１７は、その
横断面形状が、用いる配管カバーの外形と略等しい四角
形となっている。
【００２１】前記両半体２１，３１は、一方の半体２１
が、建物の壁面等への固定側とされ、その半体２１に他
方の半体３１が合体固定されるようになっている。前記
一方の半体２１には、図２または図４に示すように、壁
面等に固定される固定面２２に、固定ねじのための貫通
孔２３と、他方の半体３１との合体のためのねじ孔２４
を有するボス２５が形成されている。符号２６は配管カ
バー４１の前端位置を決めるリブである。前記他方の半
体３１には、前記合体のためのねじ挿通孔３２が形成さ
れている。符号３３は合体用のねじである。
が、建物の壁面等への固定側とされ、その半体２１に他
方の半体３１が合体固定されるようになっている。前記
一方の半体２１には、図２または図４に示すように、壁
面等に固定される固定面２２に、固定ねじのための貫通
孔２３と、他方の半体３１との合体のためのねじ孔２４
を有するボス２５が形成されている。符号２６は配管カ
バー４１の前端位置を決めるリブである。前記他方の半
体３１には、前記合体のためのねじ挿通孔３２が形成さ
れている。符号３３は合体用のねじである。
【００２２】次に、前記継手部材１０を用いる配管カバ
ーの継手について、図３ないし図５を用いて説明する。
この継手５０は、図５に示すように直管状配管カバー４
１，４１間に接続されて、前記配管カバー４１，４１間
の配管屈曲部を覆うためのもので、可撓性蛇腹状カバー
５１と、その両端に接続される前記継手部材１０，１０
とよりなる。
ーの継手について、図３ないし図５を用いて説明する。
この継手５０は、図５に示すように直管状配管カバー４
１，４１間に接続されて、前記配管カバー４１，４１間
の配管屈曲部を覆うためのもので、可撓性蛇腹状カバー
５１と、その両端に接続される前記継手部材１０，１０
とよりなる。
【００２３】前記蛇腹状カバー５１は、ゴムあるいはプ
ラスチック等からなり、その横断面形状が円形のものか
らなる。この蛇腹状カバー５１は、配管の屈曲部の長さ
に応じて形成、あるいは切断されている。そして、この
蛇腹状カバー５１の端部５２，５２が、前記継手部材１
０の蛇腹嵌合面１５と嵌合することにより、蛇腹状カバ
ー５１と継手部材１０との接続がなされる。なお、この
蛇腹状カバー５１の端部５２の外径は、前記継手部材１
０の蛇腹嵌合面１５の径と同じ、あるいは僅かに小さく
されて、蛇腹状カバー５１が継手部材１０に対して周方
向ａに回転できるようにされる。
ラスチック等からなり、その横断面形状が円形のものか
らなる。この蛇腹状カバー５１は、配管の屈曲部の長さ
に応じて形成、あるいは切断されている。そして、この
蛇腹状カバー５１の端部５２，５２が、前記継手部材１
０の蛇腹嵌合面１５と嵌合することにより、蛇腹状カバ
ー５１と継手部材１０との接続がなされる。なお、この
蛇腹状カバー５１の端部５２の外径は、前記継手部材１
０の蛇腹嵌合面１５の径と同じ、あるいは僅かに小さく
されて、蛇腹状カバー５１が継手部材１０に対して周方
向ａに回転できるようにされる。
【００２４】前記継手５０は、次のようにして配管カバ
ーと接続される。まず、配管の屈曲部の両端で、継手部
材１０，１０の一方の半体２１，２１を、建物の壁面等
に、貫通孔２３にねじを通して固定する。その際、前記
半体２１は、配管カバー接続部１３側の配管カバー保持
面１７に、直管状配管カバー４１の端部４２が位置する
ようにされる。なお、符号４３は、配管カバー４１の分
離合体部である。
ーと接続される。まず、配管の屈曲部の両端で、継手部
材１０，１０の一方の半体２１，２１を、建物の壁面等
に、貫通孔２３にねじを通して固定する。その際、前記
半体２１は、配管カバー接続部１３側の配管カバー保持
面１７に、直管状配管カバー４１の端部４２が位置する
ようにされる。なお、符号４３は、配管カバー４１の分
離合体部である。
【００２５】次いで、あらかじめ配管外面に挿通した蛇
腹状カバー５１の端部５２，５２を、前記壁面等に固定
された半体２１，２１における蛇腹嵌合面１５，１５に
嵌合させる。その嵌合は、蛇腹嵌合面１５の断面波形状
の凹凸に、蛇腹状カバー５１の端部５２外面の凹凸を嵌
めることにより行う。
腹状カバー５１の端部５２，５２を、前記壁面等に固定
された半体２１，２１における蛇腹嵌合面１５，１５に
嵌合させる。その嵌合は、蛇腹嵌合面１５の断面波形状
の凹凸に、蛇腹状カバー５１の端部５２外面の凹凸を嵌
めることにより行う。
【００２６】その後、他方の半体３１，３１を前記一方
の半体２１，２１に合体させる。そして、図２に示した
ねじ３３を半体３１のねじ挿通孔３２に通し、一方の半
体２１に形成されたボス２５のねじ孔２４に螺合させ、
両半体２１，３１を固着する。これにより、配管カバー
４１，４１の端部４２，４２が継手部材１０，１０の配
管カバーとの接続部１３，１３に保持され、また蛇腹状
カバーの端部５２，５２が継手部材１０，１０の蛇腹状
カバーとの接続部１１，１１に保持され、外部から見え
なくなる。
の半体２１，２１に合体させる。そして、図２に示した
ねじ３３を半体３１のねじ挿通孔３２に通し、一方の半
体２１に形成されたボス２５のねじ孔２４に螺合させ、
両半体２１，３１を固着する。これにより、配管カバー
４１，４１の端部４２，４２が継手部材１０，１０の配
管カバーとの接続部１３，１３に保持され、また蛇腹状
カバーの端部５２，５２が継手部材１０，１０の蛇腹状
カバーとの接続部１１，１１に保持され、外部から見え
なくなる。
【００２７】前記のようにして配管カバー４１，４１と
接続された蛇腹状カバー５１は、その端部５２，５２の
横断面形状が円形からなり、その端部５２と嵌合する継
手部材１０，１０の蛇腹嵌合面１５，１５の横断面形状
も円形からなるため、蛇腹状カバー５１が継手部材１
０，１０に対して周方向に回転可能となる。したがっ
て、継手部材１０，１０や配管カバー４１，４１間がね
じれ等の関係にあっても、蛇腹状カバー５１は継手部材
１０，１０や配管カバー４１，４１に対して、周方向に
回転でき、ねじれを防ぐことができる。
接続された蛇腹状カバー５１は、その端部５２，５２の
横断面形状が円形からなり、その端部５２と嵌合する継
手部材１０，１０の蛇腹嵌合面１５，１５の横断面形状
も円形からなるため、蛇腹状カバー５１が継手部材１
０，１０に対して周方向に回転可能となる。したがっ
て、継手部材１０，１０や配管カバー４１，４１間がね
じれ等の関係にあっても、蛇腹状カバー５１は継手部材
１０，１０や配管カバー４１，４１に対して、周方向に
回転でき、ねじれを防ぐことができる。
【００２８】
【発明の効果】以上、図示したように、請求項１と請求
項２に記載された配管カバーの継手部材および請求項３
に記載された配管カバーの継手によれば、継手部材を構
成する二つの半体で配管カバーの端部と蛇腹状カバーの
端部を挟んで固定するだけで、配管カバーと蛇腹状カバ
ーとの接続を行え、その接続作業を簡単に行なえる効果
がある。さらに、前記配管カバーの端部も蛇腹状カバー
の端部も、いずれもこの継手部材によって隠蔽されるた
め、配管カバーと蛇腹状カバーとの接続部の見栄えが良
好となる効果もある。
項２に記載された配管カバーの継手部材および請求項３
に記載された配管カバーの継手によれば、継手部材を構
成する二つの半体で配管カバーの端部と蛇腹状カバーの
端部を挟んで固定するだけで、配管カバーと蛇腹状カバ
ーとの接続を行え、その接続作業を簡単に行なえる効果
がある。さらに、前記配管カバーの端部も蛇腹状カバー
の端部も、いずれもこの継手部材によって隠蔽されるた
め、配管カバーと蛇腹状カバーとの接続部の見栄えが良
好となる効果もある。
【００２９】また、請求項２に記載された配管カバーの
継手部材および請求項３に記載された配管カバーの継手
によれば、蛇腹状カバーが継手部材や配管カバーに対し
て周方向に回転することができる。そのため、様々な屈
曲状態からなる配管屈曲部において配管カバー間の接続
に用いても、蛇腹状カバーにねじれを生じ難く、そのね
じれによる無理な力が加わらないため、蛇腹状カバーが
劣化し難く、耐久性に優れる効果がある。
継手部材および請求項３に記載された配管カバーの継手
によれば、蛇腹状カバーが継手部材や配管カバーに対し
て周方向に回転することができる。そのため、様々な屈
曲状態からなる配管屈曲部において配管カバー間の接続
に用いても、蛇腹状カバーにねじれを生じ難く、そのね
じれによる無理な力が加わらないため、蛇腹状カバーが
劣化し難く、耐久性に優れる効果がある。
【図１】この発明の配管カバーの継手部材の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】同実施例の継手部材の分解斜視図である。
【図３】同実施例の継手部材を用いる配管カバーの継手
の一部を示す斜視図である。
の一部を示す斜視図である。
【図４】その４−４断面図である。
【図５】同実施例の継手全体の断面図である。
【図６】配管屈曲部における配管カバー間の従来の接続
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
１０ この発明の一実施例に係る配管カバーの継手部材 １１ 蛇腹状カバーとの接続部 １３ 配管カバーとの接続部 １５ 蛇腹嵌合面 １７ 配管カバー保持面 ２１ 半体 ３１ 半体 ４１ 配管カバー ５１ 蛇腹状カバー
Claims (3)
- 【請求項１】 筒状体をその径と直交する方向に沿って
分割した形状の二つの半体からなり、該二つの半体が分
離可能に合体されて、一端側が可撓性蛇腹状カバーとの
接続部を成し、他端側が配管カバーとの接続部を成す配
管カバーの継手部材であって、 前記蛇腹状カバーとの接続部は、その内面に当該継手部
材の両端間を結ぶ方向に沿って凹凸の交互する蛇腹嵌合
面を有し、他方、前記配管カバーとの接続部は、その内
面に配管カバー保持面を有することを特徴とする配管カ
バーの継手部材。 - 【請求項２】 請求項１において、二つの半体の合体に
より、蛇腹嵌合面の横断面形状が円形となり、他方、配
管カバー保持面の横断面形状が略四角形となることを特
徴とする配管カバーの継手部材。 - 【請求項３】 横断面形状が円形の可撓性蛇腹状カバー
と、該蛇腹状カバーの両端部に接続される請求項２に記
載された継手部材とよりなり、該継手部材における蛇腹
状カバーとの接続部の蛇腹嵌合面に、前記蛇腹状カバー
の端部外面の凹凸が嵌合することを特徴とする配管カバ
ーの継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269117A JPH0989186A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 配管カバーの継手部材および継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7269117A JPH0989186A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 配管カバーの継手部材および継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989186A true JPH0989186A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17467922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7269117A Pending JPH0989186A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 配管カバーの継手部材および継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0989186A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006112547A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Hoshizaki Electric Co Ltd | フレキシブル管 |
| JP2007078064A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Mirai Ind Co Ltd | 配線配管ダクト付属品及び配線配管ダクト装置 |
| JP2007147044A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 保護カバーの取付構造 |
| JP2008175235A (ja) * | 2007-01-16 | 2008-07-31 | Inoac Corp | ダクトの継手 |
| JP2010065735A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管保護部材 |
| WO2018221548A1 (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-06 | いすゞ自動車株式会社 | 流路形成部材の接続構造 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP7269117A patent/JPH0989186A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006112547A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Hoshizaki Electric Co Ltd | フレキシブル管 |
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| JP4654099B2 (ja) * | 2005-09-14 | 2011-03-16 | 未来工業株式会社 | 配線配管ダクト装置 |
| JP2007147044A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 保護カバーの取付構造 |
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| CN110678687A (zh) * | 2017-05-31 | 2020-01-10 | 五十铃自动车株式会社 | 流路形成部件的连接构造 |
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