JP3461028B2 - 配管カバーの継手 - Google Patents

配管カバーの継手

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JP3461028B2
JP3461028B2 JP09368594A JP9368594A JP3461028B2 JP 3461028 B2 JP3461028 B2 JP 3461028B2 JP 09368594 A JP09368594 A JP 09368594A JP 9368594 A JP9368594 A JP 9368594A JP 3461028 B2 JP3461028 B2 JP 3461028B2
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は配管カバーの継手に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、家屋などの建造物の外壁に配
設されるエアーコンディショナーの冷媒用配管類は、建
物の外観を美麗に保ちかつ前記配管を衝撃や風雨などか
ら保護するために、配管カバーで外側が覆われることが
ある。かかる配管カバーは、建物外壁や床面などの側に
配される底板部と当該底板部に被せて配管などの収容空
間を形成するカバー体とから構成されている。
【0003】ところで、建物の外形状などによっては、
前記配管を部分的に分岐させたり屈曲させたりして取り
付けることがあり、そのような場合には、図6に示され
るように、配管の直線部分を覆う直管状配管カバー9
0,90を、所定角度に屈曲形成された継手95によっ
て連結している。符号91は直観状配管カバーの底板
部、92はカバー体、93は脚体である。
【0004】しかしながら、この継手95を直管状配管
カバー90と接続する場合には、ジョイント94を介し
て行なわなければならず、部品の数も増え施工に時間と
手間を要している。また、建物の形状や配管の設置場所
によっては、かかる配管の屈曲角度が継手の屈曲角度と
一致しないことがある。ところが、前記継手は45度ま
たは90度などの所定の屈曲角度で形成されていてその
角度が固定されているため、配管の屈曲角度が継手の屈
曲角度と異なる場合には、その調整が困難であった。
【0005】なお、前記継手95と直管状配管カバー9
0端部との間に多少のずれが存在しても接続可能なフリ
ージョイントを、前記ジョイント94として用いること
がある。しかし、この場合には、フリージョイント部
分、継手95端部および直管状配管カバー90の端部に
無理な変形力が加わるため、組み付け後の接続部分には
ひずみなどが残り外観美麗に仕上げることが困難であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題を解決するために提案されたものであって、上方
に屈曲した配管に配管カバーを取り付ける際に、配管の
屈曲角度に応じて調整が可能で取り付けも簡単かつ確実
な配管カバーの継手を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
両端に直管状配管カバーとの接続口を有して上方へ屈曲
した筒状の継手において、前記配管カバーの長手方向に
沿って下方へ膨らんだ湾曲底面と該湾曲底面の両側部か
ら立ち上がった側壁面とを備える二つの底板半体が、前
記底面一端部側で互いに摺接しながら配管カバーの長手
方向に各々揺動し得るよう前記側壁面で軸により連結さ
れた底板と、前記底板上に被せられて底板内面との間で
配管収容空間を形成する屈曲自在な蛇腹状カバー体とで
構成され、前記各底板半体の側壁面が配管カバー接続口
側の底面両側部から摺接端部側の底面両側部上方へ向け
て立設され、また少なくとも一方の底板半体における摺
接端部側の底面両側部には他方の底板半体側へ突出する
ガイド爪が形成されていることを特徴とする配管カバー
の継手に係る。
【0008】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の配管カバーの継手の一例を分
解して示す斜視図、図2は底板の断面図、図3はガイド
爪の一例を示す斜視図、図4はガイド爪の他の例を示す
斜視図、図5は同じくガイド爪の他の例を示す斜視図で
ある。
【0009】図1に示されるように、この発明の継手1
0は、底板11と蛇腹状カバー体30とによって略筒状
に形成され、両端に直管状配管カバー40,40を接続
するための接続口12,12を有している。この継手1
0は、壁面または床面などの取り付け面に対して上方に
所望の屈曲角度を形成する。
【0010】底板11は、二つの底板半体13,13か
らなる。一の底板半体13は、湾曲底面14と該湾曲底
面14の両側部から立ち上がった側壁面15,15とを
備えている。
【0011】湾曲底面14は、前記配管カバー40の長
手方向に沿って下方へ膨らんでいるとともに、他方の底
板半体13の湾曲底面14と重なり合ってその一端部1
6の側を互いに摺接させている。
【0012】側壁面15は、前記湾曲底面14の両側部
に、前記配管カバー接続口12側から前記摺接する一端
部16側の底面両側部上方に向けてななめにに立設され
ている。この側壁面15は、他方の底板半体13の側壁
面15と先端が重なり合う長さに形成されるとともに、
図2に示されるように、その先端が軸17によって他方
の側壁面15先端と回動可能に連結されている。それに
よって、前記二つの底板半体13,13は、湾曲底面1
4を摺接させつつ前記軸17を中心に揺動し得るように
構成され、配管の屈曲角度に合わせて底板11を屈曲さ
せる。
【0013】この例において、一方の底板半体13の湾
曲底面14にはガイド爪18,18が設けられている。
このガイド爪18,18は二つの底板半体13,13の
揺動を確実に行なうためのもので、前記湾曲底面14の
摺接する一端部16両端に突出し、他方の底板半体13
の湾曲底面14の端縁を挟むようにして裏面側に屈曲し
ている。
【0014】また、図3から理解されるように、本実施
例では、他方の湾曲底面14の一端部16両端にもガイ
ド爪19,19が設けられており、前記二つの底板半体
13,13が互いに離れる方向へ最大の幅で揺動した際
に、両ガイド爪18,19が衝突して揺動を規制するよ
うにされている。それによって、底板11を大きく屈曲
させた場合に底板半体13,13が外れるのを防ぐ。
【0015】蛇腹状カバー体30はプラスチック、ゴム
または金属などからなり、蛇腹形状の屈曲部31と、前
記屈曲部31の両端に形成された取り付け部32,32
とから構成される。この蛇腹状カバー体30は、前記底
板11に被せられることによって、当該底板11内面と
の間で配管収容空間20を形成する。
【0016】屈曲部31は、シート状物を山と谷に折り
畳むことによって蛇腹が形成されており、配管および底
板の屈曲形状に合わせて前記蛇腹の一部を伸縮させるこ
とにより屈曲する。また取り付け部32は、前記底板半
体13のガイド爪18,19が設けられていない側の端
部とにより、直管状配管カバー40との接続口12を構
成する。
【0017】このような構成よりなる継手10は、取り
付けネジ(図示せず)によって、底板11の側壁面15
が直管状配管カバーの側面部41に固定され、配管収容
空間20内に配管が配されるとともに、前記底板11上
面に蛇腹状カバー体30が被せられる。そして、蛇腹状
カバー体30の取り付け部32を直管状配管カバー40
の側面端部にネジ止めすることによって継手が固定され
る。
【0018】前記した継手10によれば、底板11の底
板半体13,13を配管の屈曲角度に合わせて揺動さ
せ、かつ蛇腹状カバー体30を前記底板11の形状に合
わせて屈曲させて前記底板11に被せ固定するものであ
るから、前記配管の屈曲角度に対して接続口12の向き
を適宜に調節して簡単かつ確実に対応することができ
る。
【0019】図4および図5はガイド爪の他の例を示し
たものである。図4では下側に摺接する湾曲底面21の
側端22が、上側に摺接する湾曲底面23の側端より上
方に屈曲形成されている。一方、上側に摺接する湾曲底
面23の側端には、前記下側の側端22と摺動可能に係
合するガイド爪24が設けられている。また、湾曲底面
21および23を最大に揺動させた際に、前記ガイド爪
24と衝突するストッパー25が下側の湾曲底面23の
端部側面にも設けられており、二つの底板半体の揺動幅
を規制する。なお、前記の例とは逆に、上側の湾曲底面
23の側端を下方に屈曲し、下側の湾曲底面21に上側
湾曲底面の側端と係合するガイド爪を設けてもよい。
【0020】また、図5は、上側の湾曲底面27の側端
と係合するガイド爪28が、下側に摺接する湾曲底面2
6の端部側面に設けられている例である。符号29はガ
イド爪28と係合して揺動幅を規制するストッパーであ
る。このガイド爪は、上側の湾曲底面27の端部側端に
設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
配管カバーの継手は、上方に屈曲した配管に応じて自由
に屈曲させることができる。そのため、配管の屈曲角度
に合わせて簡単かつ確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の配管カバーの継手の一例を分解して
示す斜視図である。
【図2】底板の断面図である。
【図3】ガイド爪の一例を示す斜視図である。
【図4】ガイド爪の他の例を示す斜視図である。
【図5】同じくガイド爪の他の例を示す斜視図である。
【図6】一般的な配管カバーの継手の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 継手 11 底板 12 接続口 13 底板半体 14 湾曲底面 15 側壁面 18 ガイド爪 19 ガイド爪 20 配管収容空間 30 蛇腹状カバー体 40 直管状配管カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 57/00 F24F 5/00 F25B 41/00 F16L 3/00 F16L 27/08 F16L 27/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に直管状配管カバーとの接続口を有
    して上方へ屈曲した筒状の継手において、 前記配管カバーの長手方向に沿って下方へ膨らんだ湾曲
    底面と該湾曲底面の両側部から立ち上がった側壁面とを
    備える二つの底板半体が、前記底面一端部側で互いに摺
    接しながら配管カバーの長手方向に各々揺動し得るよう
    前記側壁面で軸により連結された底板と、前記底板上に
    被せられて底板内面との間で配管収容空間を形成する屈
    曲自在な蛇腹状カバー体とで構成され、 前記各底板半体の側壁面が配管カバー接続口側の底面両
    側部から摺接端部側の底面両側部上方へ向けて立設さ
    れ、また少なくとも一方の底板半体における摺接端部側
    の底面両側部には他方の底板半体側へ突出するガイド爪
    が形成されていることを特徴とする配管カバーの継手。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ガイド爪が各底
    板半体における摺接端部側の底面両側部に形成されて、
    前記底板半体が互いに離れる方向へ最大揺動した時にガ
    イド爪が難いに衝突して揺動を規制するようにされてい
    る配管カバーの継手。
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