JP2521117Y2 - 空調配管カバー - Google Patents

空調配管カバー

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JP2521117Y2
JP2521117Y2 JP6059991U JP6059991U JP2521117Y2 JP 2521117 Y2 JP2521117 Y2 JP 2521117Y2 JP 6059991 U JP6059991 U JP 6059991U JP 6059991 U JP6059991 U JP 6059991U JP 2521117 Y2 JP2521117 Y2 JP 2521117Y2
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JP
Japan
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cover
air conditioning
conditioning pipe
side wall
lid
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渉 西岡
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Inaba Denki Sangyo Co Ltd
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Inaba Denki Sangyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空調配管の長手方向に
沿ったカバー本体とカバー蓋体から構成され、カバー本
体が壁面に固定自在な底面部と、横断面視、前記底面部
の両端縁より壁面から離間する方向に突出する両本体側
壁部とを有し、さらに両本体側壁部とカバー蓋体の両蓋
体側壁部とに、それらが互いに係合連結自在な係合部と
被係合部とを各別に設けてある空調配管カバーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の空調配管カバーは、冷房或いは
暖房対象の室内に配設される室内機と室外に配設される
室外機の間に備えられる空調配管(冷媒の往復用配管、
電気配線、ドレイン配管等)を収納するためのものであ
り、空調装置が設置される室内外の壁面に取り付けられ
て使用される。こういった空調配管カバーの従来の構成
が図4に示されている。ここで、図4には空調配管の長
手方向とは直角方向の断面図が示されている。図示する
ように、空調配管カバー1はカバー本体2とこのカバー
本体2に上方より係合するカバー蓋体3から構成されて
いる。そして、カバー本体2の底面部4には、これを壁
面に固定するためにボルト穴5が長手方向に一定のピッ
チで設けられ、このカバー本体2が壁面にボルト固定さ
れて使用される。この底面部4の両側部には、壁面から
離間する方向に突出する両本体側壁部6を備えている。
設置状態において、壁面7に固定されたカバー本体2
に、カバー蓋体3が前述の空調配管8を収納した状態で
径方向に分離しないように係合する。この係合連結をお
こなうため、カバー本体2の両本体側壁部6とカバー蓋
体3の両蓋体側壁部9とには、夫々、互いに係合機構J
を構成する係合部10と被係合部11とが各別に設けら
れている。また、従来のカバーにおいては、この係合機
構Jが組み付け状態で空調配管カバーの側方に露出する
こととなっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】さて上記の空調配管カ
バーは、多くの場合空調配管を壁の上下方向に配管する
ために使用されるのであるが、この時カバー本体とカバ
ー蓋体とが上下方向に相対的に位置ずれしやすいという
欠点があった。さらに、従来構成の上記の空調配管カバ
ーを使用すると、カバー本体の側面、カバー蓋体の外
面、及び係合機構が露出するため、美観が悪くなる欠点
があった。
【0004】従って、本考案の目的は、外観がシンプル
で美観的に優れ、カバー本体とカバー蓋体の長手方向の
相対的な位置決めを行いやすくすることができる空調配
管カバーを得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本考案による空調配管カバーの特徴構成は、カバー本
体が、底面部と両本体側壁部夫々との間に一対の補強リ
ブ部を備えるとともに、両本体側壁部の外面に前記カバ
ー蓋体に対する摩擦接触面を備え、さらに、その突出側
端部にカバー蓋体に対する係合部を備えて構成され、カ
バー蓋体が、係合部に対する被係合部を両蓋体側壁部夫
々の内周面に備えるとともに、内周面における被係合部
よりも端縁側に、カバー本体との係合連結状態におい
て、摩擦接触面と接触する被摩擦接触面を備えているこ
とにあり、その作用・効果は次の通りである。
【0006】
【作用】つまり、この空調配管カバーにおいては、カバ
ー本体に設けられる係合部と、カバー蓋体に設けられる
被係合部が係合して、カバー本体にカバー蓋体がこれに
被さる状態で係合連結される。ここで、本願においては
この被係合部は、カバー蓋体の蓋体側壁部の内面中間位
置に設けられる。そして、カバー蓋体の蓋体側壁部にお
いて被係合部より外縁側に位置する部位に、カバー本体
の側壁面外面に設けられる摩擦接触面と摩擦状態で接触
する被摩擦接触面が構成される。即ち、係合連結状態に
おいては、この係合部と被係合部との間と、摩擦接触面
と被摩擦接触面との間において、連結、及び長手方向の
移動を摩擦力で阻止することがより確実におこなわれ
る。ここで、カバー本体については、底面部と両側壁部
との間にリム部が設けられているため、カバー本体にカ
バー蓋体を係合しようとした時に摩擦接触面が空調配管
カバー内部側にたわむのを阻止して本体と蓋体間の摩擦
接触面での摩擦力が保持される。一方、この空調配管カ
バーにおいては、被係合部が設けられる係合部位置を越
えてカバー本体側にカバー蓋体が延出される(この部位
の内側面が被摩擦接触面として構成される。)こととな
るため、係合機構は外部側に露出することなく美観の点
でもすっきりしたものとなる。
【0007】
【考案の効果】結果、例えば空調配管を壁面の上下方向
に向けておこなう必要がある場合に、本願の空調配管カ
バーにおいては、その独特の係合・摩擦接触構成(係合
機構と接触摩擦面を備えたもの)により、外観がシンプ
ルで美観的に優れ、カバー本体とカバー蓋体の係合後
は、それら長手方向の相対的な位置ずれを防止できるよ
うになった。
【0008】
【実施例】本願の実施例を図面に基づいて説明する。図
1には本願の空調配管カバー1の横断面図が、また図2
には本願の空調配管カバー1の分解状態が、さらに図3
にはその適用状態が示されている。先ず、図3に基づい
てこの空調配管カバー1の適用状態について説明する。
この空調配管カバー1は、冷房或いは暖房対象の室内に
配設される室内機M1と室外に配設される室外機M2の
間に備えられる空調配管(冷媒の往復用配管、電気配
線、ドレイン配管等)8を収納するためのものであり、
室内機M1が設備される部屋の壁面7に取り付けられて
使用される。図示するように、空調配管カバー1は室外
の壁面7に固定して使用され、室内機M1からの空調配
管8を、室内外に貫通して設けられている室内外貫通穴
部12から、内外機M2まで導くために備えられる。こ
こで、図示するように実施例においては、空調配管カバ
ー1は室外の壁面上にその上下方向に配設されている。
さらに、以下の説明からも明らかになるように、本願の
空調配管カバー1においては、外側に露出している部材
は、カバー蓋体3のみとなっており、係合機構J、カバ
ー本体1が外方から見えることはない。
【0009】次に、図1、図2に基づいて空調配管カバ
ー1の詳細構造について説明する。図1に本願の空調配
管カバー1の横断面図が示されている。図示するよう
に、空調配管カバー1はカバー本体2と、このカバー本
体2に上方より係合するカバー蓋体3から構成されてい
る。そして、カバー本体1の底面部4には、これを壁面
7に固定するためにボルト穴5が長手方向に一定のピッ
チで設けられ、このカバー本体2が室内の内壁面7にボ
ルト固定されて使用される。この底面部4の両側部に
は、図1に示す横断面視で、壁面から離間する方向に突
出する両本体側壁部6とが設けられている。設置状態
で、壁面7に固定されたカバー本体2に、カバー蓋体3
が冷媒配管、電気配線等の空調配管8を収容した状態で
係合する。この係合連結をおこなうため、カバー本体2
の両本体側壁部6とカバー蓋体3の両蓋体側壁部9とに
は、夫々、互いに係合連結自在な係合部10と被係合部
11とを各別に備えている。
【0010】先ずカバー本体2の構成から説明する。カ
バー本体2は、前述の底面部4とこの両側端から壁面離
間方向に張り出した両本体側壁部6を備えている。この
例の場合は、両部4、6のなす角は直角である。そし
て、底面部4と両本体側壁部6夫々との間に一対の補強
リブ部13が設けられている。この補強リブ部13は係
合状態で両本体側壁部6が、内面側に変形するのを防止
する。さて両本体側壁部6の突出側端部6tは、外面部
に係合溝6aを備えており、この部位が係合部10とさ
れている。さらに、この係合溝6aより下部域6bは、
表面状態が荒れて形成されカバー蓋体の特定部位(下記
するように被係合部よりも先端側の部位)に対する摩擦
接触面14として構成されている。
【0011】一方、前述のカバー蓋体3の構成について
説明すると、このカバー蓋体3の両蓋体側壁部9の中間
部位に、前述の係合溝6aに対する係合突起9aが備え
られ、これが前記係合部10に対する前記被係合部11
とされている。さらに、前述の蓋体側壁部9は、係合突
起9aよりさらに端縁側(図面上下部側)に延出して構
成されており、この内壁面9bが前述同様に荒らされて
おり、被摩擦接触面15として構成されている。
【0012】以下に、空調配管カバー1の作用に付いて
説明する。係合連結は、カバー本体2に設けられる係合
部10とカバー蓋体3に設けられる被係合部11とを係
合して、カバー本体2にカバー蓋体3がこれに被さる状
態で完了する(図1に示す状態)。そして、カバー蓋体
3の被摩擦接触面15が、カバー本体2の摩擦接触面1
4と摩擦接触する。即ち、係合連結状態においては、係
合部10と被係合部11との間と、摩擦接触面14と被
摩擦接触面15との間において、連結、位置決めが確保
される。ここで、カバー本体2においては、底面部4と
両本体側壁部5との間にリム部13が設けられているた
め、摩擦接触面15が空調カバー内部側に逃げて、摩擦
接触状態があまくなることを防止する。一方、この空調
配管カバー1においては、カバー蓋体3の蓋体側壁部先
端9tが係合状態においてほぼ壁面7接触位置まで延出
されているため、外部から見える部位はカバー蓋体3の
外面のみとなる。従って、係合機構Jは外部側に露出す
ることなく美観の点でもすっきりしたものとなる。
【0013】〔別実施例〕 上記の実施例においては、係合溝6aと係合突起9aと
で係合機構Jを構成したが、これは他の構造であっても
よい。前記摩擦接触面14、及び、被摩擦接触面15
は、積極的に荒れた面に形成する以外に平滑で他の面と
同様の面であってもよい。さらに、上記の構成において
は、カバー本体2とカバー蓋体3の所定部の面を荒らす
ことにより摩擦接触状態を確保するものとしたが、所定
部に摩擦係数の高い部材を配設することにより、摩擦接
触面14、被摩擦接触面15を構成してもよい。さら
に、この摩擦接触面14、被摩擦接触面15は、空調配
管カバー1の長手方向の全面もしくは一部に、また、側
壁部6、9の延出方向の全面、もしくは一部に夫々任意
に設けるものとすることも可能である。
【0014】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の空調配管カバーの横断面図
【図2】本願の空調配管カバーの使用状態を示す分解斜
視図
【図3】本願の空調配管カバーの適用状態を示す図
【図4】従来の空調配管カバーの構成を示す図
【符号の説明】
1 空調配管カバー 2 カバー本体 3 カバー蓋体 4 底面部 6 両本体側壁部 7 壁面 8 空調配管 9 両蓋体側壁部 10 係合部 11 被係合部 13 補強リブ部 14 摩擦接触面 15 被摩擦接触面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調配管(8)の長手方向に沿ったカバ
    ー本体(2)とカバー蓋体(3)から構成され、 前記カバー本体(2)が、壁面(7)に固定自在な底面
    部(4)と、横断面視、前記底面部(4)の両端縁より
    前記壁面(7)から離間する方向に突出する両本体側壁
    部(6)とを有し、 前記両本体側壁部(6)と前記カバー蓋体(3)の両蓋
    体側壁部(9)とに、それらが互いに係合連結自在な係
    合部(10)と被係合部(11)とを各別に設けてある
    空調配管カバーであって、 前記カバー本体(2)が、 前記底面部(4)と前記両本体側壁部(6)夫々との間
    に一対の補強リブ部(13)を備えるとともに、 前記両本体側壁部(6)の外面に前記カバー蓋体(3)
    に対する摩擦接触面(14)を備え、さらに、その突出
    側端部(6t)に前記カバー蓋体(3)に対する前記係
    合部(10)を備えて構成され、 前記カバー蓋体(3)が、 前記係合部(10)に対する前記被係合部(11)を前
    記両蓋体側壁部(9)夫々の内周面に備えるとともに、 前記内周面における前記被係合部(11)よりも端縁側
    に、前記カバー本体(2)との係合連結状態において、
    前記摩擦接触面(14)と接触する被摩擦接触面(1
    5)を備えている空調配管カバー。
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