JP2007078064A - 配線配管ダクト付属品及び配線配管ダクト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1種類で直状保護ダクトと波付保護ダクトとのいずれにも兼用し、かつ、前記各保護ダクトとの接続部において良好な外観を得る。
【解決手段】 内部に冷媒管Pを収容する収容空間2と、前記冷媒管Pを収容して保護する直状保護ダクト31と波付保護ダクトとのいずれをも挿入可能な受口15及び受口24とを備え、前記直状保護ダクト31は、一側に、平坦に形成されて前記壁面52と当接する基板を備え、前記受口15及び受口24は、それぞれ、内方に突出して、前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込み、かつ、前記直状保護ダクト31の外面と前記各受口との隙間を該外面に沿って閉塞する突条部17及び突条部26を設けた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、建物の壁材、床材などの壁面に沿って配設されるケーブル等の配線材、給水給湯管やエアコン用冷媒管等の配管材の配設経路の途中において前記壁面に取付けられ、前記壁面に沿って設置されて内部に前記配線・配管材を収容し保護する保護ダクトが接続される配線配管ダクト付属品及び配線配管ダクト装置に関するものである。
従来より、室内機と室外機との間に配設される前記各種の配線材、配管材は建物の壁面に沿って配設されている。前記配線材、配管材はその外方に長尺の保護ダクトが取付けられて外部から保護されている。そして、前記配線材、配管材の配設経路の途中においては、ダクト同士を連結するソケット、2方向に屈曲するエルボ、三方に開口するチーズ部材など各種のダクト付属品が配設され、これに前記保護ダクトが接続されることにより、前記配線材、配管材は配設経路全体に至って保護されるものとなっている。ここで、前記保護ダクトとしては、同一断面が連続して形成された直状保護ダクト、及び外面に環状の凹凸が形成された波付保護ダクトが使用され、配線・配管経路における配設状態、使用状態に応じて適宜選択して用いられている。前記ダクト付属品に関しては、例えば、特開2002−147683公報に掲載の技術が開示されている。
図21は従来のダクト付属品を三方に開口するチーズ部材を例として示す斜視図である。図21において、チーズ部材61は配線材、配管材の配設経路の途中において三方に分岐する箇所に取付けられるものであり、壁面に固定される基台62と、前記基台62に上方から着脱自在に取付けられる蓋体63との2分割体を組付けて構成されており、三方に保護ダクトが挿入される受口64を有する。前記チーズ部材61の受口64には直状保護ダクト31が接続されるようになっている。ここで、前記チーズ部材61において前記直状保護ダクト31が挿入される受口64は、前記直状保護ダクト31の外面との間に大きな隙間を生じてこの部分の外観を低下させないよう、前記直状保護ダクト31の外郭形状と同大、同形状に形成されている。
また、図22は従来の別のチーズ部材を示す斜視図である。図22において、チーズ部材65は、前述のチーズ部材61と同様に、基台62と蓋体63との2分割体で構成され、三方に保護ダクトが挿入される受口66を有する。但し、このチーズ部材65は波付保護ダクト41が接続されるものであり、前記受口66において蓋体63の頂壁67に内方に突出する係合爪68が設けられている。前記係合爪68は前記波付保護ダクト41の端部における環状凹部43内に入り込んで係合するようになっている。前記波付保護ダクト41は屈曲性を有するとともに長手方向にも伸縮自在なものであるから、単に受口66に挿着しただけでは下方への撓みなどによって該受口66から外れるおそれがあるため、前記係合爪68を前記波付保護ダクト41の端部における環状凹部43に係合させて、前記波付保護ダクト41が前記チーズ部材65の受口66から抜脱しないようにしたのである。
特開2002−147683公報
ところで、配線材、配管材を収容し保護する前記保護ダクトは、通常、建物の壁面に沿って配設されるから、一般には、直状保護ダクト31が使用される。一方、建物の壁面には各種の突起物が設けられていることがあり、それを回避するために、自在に屈曲する波付保護ダクト41を取付けて突起物の廻りを迂回させることがある。これに伴って、これらの保護ダクト間等に取付けられる前記ダクト付属品も、各保護ダクトに応じて2種類用意されている。
このような状況下、前記ダクト付属品は、コスト面、部材の管理面などの点からすれば、1種類で各保護ダクトに対応できるのが望ましい。ところが、仮に、直状保護ダクト31用のチーズ部材61に波付保護ダクト41の端部を挿入しても、前記チーズ部材61には前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込んで係合する係合爪68等が存在しないため、前記波付保護ダクト41は前記チーズ部材61から外れるおそれがあった。
逆に、波付保護ダクト41用のチーズ部材65に直状保護ダクト31を挿入しようとしても、前記チーズ部材65の受口66には内方に向けて突設された係合爪68等が存在し、先端部がこれと干渉することとなるため、直状保護ダクト31を前記受口66に挿入することはできなかった。
ここで、直状保護ダクト31の外郭寸法を小さくするなどして、前記波付保護ダクト41用のチーズ部材65の受口66内に挿入できるものとすることも考えられるが、図23に示すように、前記受口66と直状保護ダクト31の外面との間には相当の隙間Sが発生してしまう。このため、この受口66の接続部分における見栄えを著しく低下させることとなった。また、前記隙間Sに塵埃が侵入し、堆積することともなった。
このような不具合が発生することから、同一の配設経路等において1のチーズ部材を直状保護ダクト31と波付保護ダクト41とに兼用することはできず、各保護ダクトに対応するために2種類のチーズ部材を必要とした。その結果、それらを使い分ける必要があったし、部材コストが高くなり、部品管理も煩雑であるという不具合があった。また、後日、壁面における配設状況の変化等のために直状保護ダクト31と波付保護ダクト41とを付け替える必要が生じたとき、前記チーズ部材も壁面等から取外し、付け替えなければならないから、大変面倒であった。
そこで、本発明は、1種類で直状保護ダクトと波付保護ダクトとのいずれにも兼用でき、かつ、前記各保護ダクトとの接続部において良好な外観を得ることができる配線配管ダクト付属品及び配線配管ダクト装置の提供を課題とするものである。
請求項1の配線配管ダクト付属品は、配線・配管材の配設経路中において建物の壁面に取付けられ、内部に前記配線・配管材を収容し保護する保護ダクトが接続されるものである。ここで、前記保護ダクトは、平坦に形成されて前記壁面と当接する当接部を一側に有し、前記壁面に沿って設置される。更に、この請求項1の配線配管ダクト付属品は、内部に配線・配管材を収容する収容空間と、前記保護ダクトにおいて、同一断面が連続して形成された直状保護ダクトと、外面に環状の凹凸が形成された波付保護ダクトとのいずれをも挿入可能な少なくとも1の受口とを備え、前記受口は、内方に突出して、前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込み、かつ、前記直状保護ダクトの外面と前記受口との隙間を該外面に沿って閉塞する突条部が設けられたものである。
前記収容空間は配線・配管材の配設経路中における分岐箇所、接続箇所、屈曲箇所等において該配線・配管材を内部に収容する。前記ダクト付属品の受口はその開口より奥方部分も含み、前記直状保護ダクト及び波付保護ダクトが挿入される部分の全体を意味する。なお、前記受口は一般には1個のみ設けられるが、2個以上設けることも可能である。前記ダクト付属品において壁面に据置かれる据置部は一般には平面に形成されるが、これに限られるものではない。また、ダクト付属品を壁面に固定するための固定部は、一般には、前記据置部に取付孔などとして設けられ、螺子を挿通して壁面に螺着して固定されるが、同様にこれに限られるものではない。
更に、前記受口に内方に突出して設けられた突条部は、波付保護ダクトが挿入されたときは、その環状凹部内に入り込むとともに、直状保護ダクトが挿入されたときは、その挿入後に前記直状保護ダクトの外面と前記受口との間に生ずる隙間を該直状保護ダクトの外面に沿って閉塞するものとなっている。前記突条部は、ダクト付属品に波付保護ダクトを挿入するときにおいても、その環状凹部に入り込んで、受口との間に生ずる隙間を前記波付保護ダクトの外面に沿って閉塞する。なお、前記突条部は前記化粧カバーの受口から前記波付保護ダクトがその長手方向に抜脱するのを防止できる程度に該波付保護ダクトの環状凹部内に入り込むものであれば足りる。
ここで、受口の突条部と各保護ダクトの外面との寸法関係については、直状保護ダクトの場合、前記受口の突条部の先端面は前記直状保護ダクトの外面と略同一か僅かに外方に位置し、波付保護ダクトの場合、この環状凸部の外面と環状凹部の外面との間に位置するものとなっている。
請求項2の配線配管ダクト付属品は、配線・配管材の配設経路中において建物の壁面に取付けられ、内部に前記配線・配管材を収容し保護する保護ダクトが接続されるものである。ここで、前記保護ダクトは、平坦に形成されて前記壁面と当接する当接部を一側に有し、前記壁面に沿って設置される。更に、この請求項2の配線配管ダクト付属品は、内部に配線・配管材を収容する収容空間と、前記保護ダクトにおいて、外郭形状及び大きさが同一に形成された、同一断面が連続して形成された直状保護ダクトと、外面に環状の凹凸が形成された波付保護ダクトとのいずれをも挿入可能な少なくとも1の受口とを備え、前記受口は、前記各保護ダクトの外面と前記受口の内面との間に隙間を生じないよう該外面に沿って形成され、更に、前記受口の奥方に、内方に突出して、前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込み、かつ、前記直状保護ダクトの先端面と当接してその進入を規制する突片部が設けられたものである。
即ち、請求項1のダクト付属品とは、直状保護ダクトと波付保護ダクトとが、外郭形状及び大きさが同一に形成され、受口が、前記各保護ダクトの外面と前記受口の内面との間に隙間を閉塞するよう該外面に沿って形成され、前記受口の奥方に、前記直状保護ダクトの先端面と当接してその進入を規制する突片部が設けられている点において相違する。ここで、前記直状保護ダクトと波付保護ダクトとは、外郭形状及び大きさが完全に同一に形成されていることまで要求されるものではなく、隅部や壁面との当接面、対向面など外部から視認されない部分或いは美観に影響を及ぼさない部分等においては僅かに相違していても構わない。また、請求項2においては、前記保護ダクトの外面のうち、波付保護ダクトの外面については、最も外側に形成されている面、即ち、環状凸部の外面を意味する。これらは、請求項9について同様である。
請求項3の配線配管ダクト付属品は、特に、その突条部が、保護ダクトの壁面への当接部を除く外面全体に沿って設けられている。保護ダクトの壁面への当接部を除いたのは、外部に露出しないので、突条部を設けなくても、外観が阻害されることがないからである。ここで、前記突条部は前記保護ダクトの外面に例えば窪み等が形成されている場合は、その窪み等にも延出して隙間を閉塞する。
請求項4の配線配管ダクト付属品は、特に、壁面に固定される基台と、前記基台に着脱自在に組付けられて内部の収容空間を覆う蓋体とで形成され、前記基台には、壁面に据置かれる据置部が形成されている。
請求項5の配線配管ダクト付属品は、特に、受口における突条部または突片部より奥方に、波付保護ダクトの環状凸部を少なくとも1条収容可能な空間が形成されている。
請求項6の配線配管ダクト付属品は、特に、突条部が、受口の開口端部に形成されたものである。
請求項7の配線配管ダクト付属品は、特に、突片部が、受口の奥方において、波付保護ダクトが挿入されたとき、前記波付保護ダクトの環状凸部が前記受口の開口端部に位置するよう設けられたものである。
請求項8の配線配管ダクト装置は、要するところ、直状保護ダクトと波付保護ダクトとから選択されるいずれか1と、請求項1に記載のダクト付属品とを備えたものである。
請求項9の配線配管ダクト装置は、要するところ、直状保護ダクトと波付保護ダクトとから選択されるいずれか1と、請求項2に記載のダクト付属品とを備え、前記直状保護ダクトと波付保護ダクトとが、外郭形状及び大きさにおいて同一に形成されたものである。
請求項10の配線配管ダクト装置は、特に、直状保護ダクトが、壁面に固定されるベースと、前記ベースに着脱自在に組付けられて内部の収容空間を覆うカバーとで形成され、前記直状保護ダクトの当接部が、前記ベースに形成されたものである。
請求項1の配線配管ダクト付属品は、受口の内方に突設された突条部が、受口に波付保護ダクトが挿入されたときは、その環状凹部内に入り込んで係止するように、また、受口に直状保護ダクトが挿入されたときは、その外面と前記受口との隙間を該直状保護ダクトの外面に沿って閉塞するように形成されているから、前記直状保護ダクトと波付保護ダクトとのいずれをも取付けることができ、かつ、これらのいずれを設置したときにおいても受口における見栄えを良くすることができる。したがって、1のダクト付属品を各保護ダクトに対応して兼用することができる。その結果、部材コストを低減でき、部材の使い分けを不要とし、保管、運搬等の管理を楽に行なうことができる。
請求項2の配線配管ダクト付属品は、直状保護ダクトと波付保護ダクトとが、外郭形状及び大きさにおいて同一に形成されているとともに、受口の内方に突設された突片部が、受口に波付保護ダクトが挿入されたときは、その環状凹部内に入り込んで係止するように、また、受口に直状保護ダクトが挿入されたときは、この直状保護ダクトの先端面と当接してその進入を規制するように形成されているから、前記直状保護ダクトと波付保護ダクトとのいずれをも取付けることができ、かつ、これらのいずれを設置したときにおいても受口における見栄えを良くすることができる。したがって、請求項1のダクト付属品と同様に、1のダクト付属品を各保護ダクトに対応して兼用することができる。その結果、部材コストを低減でき、部材の使い分けを不要とし、保管、運搬等の管理を楽に行なうことができる。
請求項3の配線配管ダクト付属品は、突条部が保護ダクトの壁面への当接部を除く外面全体に沿って設けられているから、前記外面全体に至って隙間を閉塞し、受口における外観を向上できる。
請求項4の配線配管ダクト付属品は、壁面に固定される基台と、内部の収容空間を覆う蓋体とで形成され、前記基台に、壁面に据置かれる据置部が形成されているから、先に、壁面に基台を固定した後、前記基台に蓋体を取付けることにより、壁面に固定するための固定部が外部に露出しない状態で見栄え良く壁面に設置することができる。また、壁面に基台を固定してから保護ダクトを壁面に固定した状態で、該保護ダクトの長手方向と直交する方向から蓋体を取付けることにより、保護ダクトを設置した後にダクト付属品を組付けることができる。
請求項5の配線配管ダクト付属品は、受口における突条部または突片部より奥方に、波付保護ダクトの環状凸部を少なくとも1条収容可能な空間が形成されているから、前記突条部を確実に前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込ませることができる。
請求項6の配線配管ダクト付属品は、突条部が、受口の開口端部に形成されているから、前記開口端部において隙間を生じない。このため、この開口端部における見栄えが向上するとともに、この部分への塵埃の侵入及び堆積を防止できる。
請求項7の配線配管ダクト付属品は、突片部が、受口の奥方において、波付保護ダクトが挿入されたとき、前記波付保護ダクトの環状凸部が前記受口の開口端部に位置するよう設けられているから、挿入後、波付保護ダクトの環状凸部はダクト付属品の受口の開口端部に位置し、前記受口の開口と前記波付保護ダクトの環状凸部との隙間はほとんどなくなって、壁貫通部の外観が更に向上する。
請求項8の配線配管ダクト装置は、直状保護ダクトと波付保護ダクトとから選択されるいずれか1と、請求項1に記載のダクト付属品とを備えたものであるから、請求項1に記載のダクト付属品と同様の効果を奏する。
請求項9の配線配管ダクト装置は、直状保護ダクトと波付保護ダクトとから選択されるいずれか1と、請求項2に記載のダクト付属品とを備え、直状保護ダクトと波付保護ダクトとが、外郭形状及び大きさにおいて同一に形成されたものであるから、請求項2に記載のダクト付属品と同様の効果を奏する。
請求項10の配線配管ダクト装置は、直状保護ダクトが、壁面に固定されるベースと、内部の収容空間を覆うカバーとで形成され、前記直状保護ダクトの当接部が、前記ベースに形成されているから、先に、壁面にベースを固定した後、前記ベースにカバーを取付けることにより、固定部が外部に露出しない状態で見栄え良く壁面に設置することができる。
〈第一実施形態〉
以下、まず、本発明の第一実施形態の配線配管ダクト付属品を、三方に接続口を有するチーズ部材を例として、図1乃至図9に基づいて説明する。ここで、図1乃至図4は第一実施形態のチーズ部材を示し、図1はその斜視図、図2は同じく分解斜視図、図3は図2のチーズ部材の基台の平面図、図4は図2のチーズ部材の蓋体の底面図である。
図1乃至図4において、チーズ部材1は配線・配管材が建物の壁面に沿って配設される配設経路の途中の分岐箇所に設けられ、三方に分岐して、前記配線・配管材を収容して保護する保護ダクトが接続されるダクト付属品である。このチーズ部材1は内部に配線・配管材の分岐箇所を収容する収容空間2と、その収容空間2から三方に開口して前記保護ダクトが挿入されて接続される受口3とを備えている。前記受口3は前面の開口4から前記保護ダクトを内部に挿入できるようになっている。そして、前記受口3の開口4の周縁には、本願発明の特徴とする突条部5が前記開口4の周縁に沿って設けられており、前記突条部5は前記受口3の内方に向けて所定長さ突出している。前記チーズ部材1は上下に分割され、壁面に固定される基台11と、該基台11に着脱自在に取付けられて前記収容空間2を覆う蓋体21との2分割体で構成されている。前記基台11及び蓋体21はそれぞれ合成樹脂の成形加工等によって形成されている。ここで、前記チーズ部材1と保護ダクトとでダクト装置が構成される。
前記保護ダクトは建物の壁面に沿って配設されて内部に配線・配管材を収容し保護するものであり、同一断面が連続して形成された直状保護ダクト31、及び外面に環状の凹凸が形成されて、即ち、環状凸部42と環状凹部43とが長手方向に交互に形成されて、屈曲性を有する波付保護ダクト41が用いられ、これらは配設経路状況に応じて選択使用される。
前記基台11は、略T字状の平面板に形成されて壁面に当接し固定される据置部12と、前記据置部12の周縁部に立設された側壁13とで構成されている。そして、前記据置部12には適宜箇所に図示しない螺子が挿通される固定孔14が設けられている。更に、前記基台11の略T字の先端部3箇所には、前記据置部12の端部が除去されて後述する直状保護ダクト31のベース32の先端部が所定長さ挿入される受口15が形成され、この受口15の前面には開口16が形成されている。ここで、前記受口15は保護ダクトが挿入される挿入部の全体を意味する。前記受口15の前面における開口16は前記直状保護ダクト31及び波付保護ダクト41のいずれをも挿入可能な大きさに形成されている。
そして、前記側壁13における開口16側の端部である開口端部には該開口16の中心線側に向けて所定長さ突出する突条部17が一体に設けられている。この突条部17の厚さは前記波付保護ダクト41の環状凹部43の幅より小さく形成されている。また、前記突条部17の突出量は、図9においては突条部5として示すように、前記受口3の開口4内に挿入された波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込む長さ、即ち、環状凸部42の外面と環状凹部43の外面との中間位置まで延出する長さであって、環状凹部43に係止して前記波付保護ダクト41が受口3から抜脱するのを防止する長さに形成されており、かつ、図7に示すように、その先端面17aが前記直状保護ダクト31の外面に極く近接する長さに形成されている。これにより、基台11の受口15に前記直条保護ダクト31が挿入されたとき、前記基台11の開口16と前記直状保護ダクト31の外面との間に隙間はほとんど生じないものとなる。更に、前記受口15における突条部17より奥方の内面15aには前記波付保護ダクト41の環状凸部42を少なくとも1条収容可能な空間15bが形成されている。
また、前記基台11の側壁13の複数箇所には、前記蓋体21の後述する側壁23に突設された弾性突片27の弾性爪27aと係合する係合爪18が前記側壁13に沿って設けられている。また、前記基台11の側壁13の受口15及び曲がり部には、上方に垂直に突出する係合突片19が該側壁13に沿って設けられている。
一方、前記蓋体21は、全体が略T字状に形成され、僅かに上方に湾曲した頂壁22と、この頂壁22の周縁部から下方に一定長さで垂下した側壁23と、前記略T字状の先端部3箇所に形成されて前記保護ダクトの先端部が挿入される受口24とを備えている。ここで、前記受口24は保護ダクトが挿入される挿入部の全体を意味する。前記受口24の前面における開口25は前記直状保護ダクト31及び波付保護ダクト41のいずれをも挿入可能な大きさに形成されている。
そして、前記蓋体21の受口24における開口25側の端部である開口端部には前記開口25の周縁部に沿って突条部26が前記受口24の内方に向けて一体に設けられている。この突条部26の厚さ及び受口3の内方に向かう突出量は、前記基台11の突条部17と同一に形成されている。これにより、蓋体21の受口24に前記直条保護ダクト31が挿入されたとき、前記蓋体21の開口25と前記直状保護ダクト31の外面との間に隙間はほとんど生じないものとなる。更に、前記受口24における突条部26より奥方の内面24aには前記波付保護ダクト41の環状凸部42を少なくとも1条収容可能な空間24bが形成されている。
また、前記蓋体21の側壁23の複数箇所に、垂直下方に突出して弾性的に前記側壁23と直交する方向に撓む矩形板状の弾性突片27が設けられている。そして、前記弾性突片27の先端部には前記基台11の側壁13の係合爪18と係合する弾性爪27aが形成されている。また、前記側壁23における受口24及び曲がり部に、前記基台11の側壁13の係合突片19が入り込んで係合する係合凹面28が設けられている。
このように形成された前記蓋体21は、前記基台11に上方から押込むことにより、前記弾性突片27の弾性爪27aが基台11の係合爪18と係合し、また、前記係合凹面28内に前記基台11の係合突片19が入り込んで係合して、前記基台11に着脱自在に組付けられる。なお、組付け後、蓋体21を取外すには、該蓋体21の側壁23を側方から強く押圧して弾性突片27を内部側に撓ませ、前記基台11の係合爪18との係合を解除すればよい。
前記基台11に蓋体21を取付ければ、基台11の受口15と蓋体21の受口24とによってチーズ部材1の受口3が形成され、また、基台11の受口15の開口16と蓋体21の開口25とによって前記チーズ部材1の開口4が形成され、基台11の突条部17と蓋体21の突条部26とによって前記チーズ部材1の突条部5が形成される。
次に、前記チーズ部材1の受口3に挿入される保護ダクトについて説明する。まず、前記直状保護ダクト31は、図5に示すように、長手方向に沿って断面形状が一定の矩形枠状に形成されており、壁面に固定可能なベース32と前記ベース32に弾性的に嵌着されるカバー33との2分割体を組付けて成る。前記ベース32は上方に開口する略コ字状の一定断面に形成されており、底部の基板34の左右両側に立設する側壁35の上端部に前記カバー33の後述するフランジ38と嵌合する嵌合溝36が形成されている。前記カバー33は前記ベース32の上部開口を覆う覆蓋部37が上方に緩やかに湾曲した蓋状に形成され、幅方向の左右両端部に水平方向に屈曲して前記ベース32の嵌合溝36内に嵌合するフランジ38が一体に設けられている。なお、前記ベース32の基板34は請求項の当接部に相当する。
前記ベース32は成形時に左右の両側壁35の上部が僅かに外側に反った状態で成形されており、上方からカバー33を強制的に押込むことにより、前記両側壁35の上部が内部側に撓んで嵌合溝36への前記カバー33のフランジ38の嵌入を可能としている。これにより、前記カバー33は前記ベース32に弾性的に着脱自在に組付けられ、安定した直状保護ダクト31が得られる。なお、前記カバー33はコ字状の断面に形成することによりこれ単独で壁面に固定し、使用することも可能である。
一方、波付保護ダクト41は、略矩形枠状に形成され、環状凸部42と環状凹部43とが交互に長手方向に配設されて成り、屈曲性を有するとともに、長手方向に伸縮自在なものとなっている。このため、配設経路の曲がり部や迂回部に設けられる。更に、前記波付保護ダクト41の底面部は、図示しないが、例えば、本件出願人が先に開示した特開平10−68536号公報に掲載の切割部が長手方向に連続して形成され、または、必要に応じてカッター等の工具を使用して形成できるようになっており、この切割部において前記底面部を幅方向に拡開できるようになっている。これにより、配線材、配管材が壁面に沿って配設されている状態で、前記波付保護ダクト41をその切割部において両側に拡開し、前記配線材、配管材に沿ってその上方から覆うようにして取付けることができる。ここで、前記波付保護ダクト41の環状凹部43の外面における外郭寸法は前記直状保護ダクト31の外面における外郭寸法と比較して同一またはより小さい値に形成されている。
次に、上記のように構成された本実施形態のチーズ部材を壁面の所定箇所に取付ける方法を図6乃至図9に基づいて説明する。なお、本実施形態では、配線・配管材としてエアコン用冷媒管を使用した例を示す。
図6に示すように、建物の壁面52に沿って配設された冷媒管PをT字状に分岐する箇所には、3本の直状保護ダクト31の端部相互を所定間隔をあけて配置し、この空き空間に前記チーズ部材1を取付けている。そこで、前記冷媒管PをT字状に分岐し、直状保護ダクト31を配設し、チーズ部材1を取付けるには、まず、分岐箇所における壁面52に基台11の据置部12を取付ける。前記据置部12の壁面52への固定は、基台11の固定孔14に螺子を挿通し、これを前記壁面52に螺着することによって行なうことができる。但し、前記基台11は螺子による螺着に限らず、両面接着テープや接着剤による接着手段によって固定してもよい。
次に、前記チーズ部材1の基台11の3箇所の受口15にそれぞれ直状保護ダクト31のベース32の先端部を挿入し、その状態で前記ベース32の基板34に設けた図示しないねじ孔に螺子を挿通して壁面52に螺着し、前記ベース32を固定する。次いで、前記直状保護ダクト31のベース32及びチーズ部材1の基台11上に冷媒管Pを配置する。その後、前記ベース32の上方からカバー33を押込んで、前記カバー33のフランジ38を弾性的に前記ベース32の嵌合溝36に嵌合させる。これにより、前記カバー33は着脱自在にベース32に取着される。
前記冷媒管Pと直状保護ダクト31とを配設したら、前方よりチーズ部材1の蓋体21を基台11上に被せるように押込んで取付ける。このとき、前記蓋体21の弾性突片27の弾性爪27aが前記基台11の係合爪18と弾性的に係合するとともに、前記基台11の係合突片19が前記蓋体21の係合凹面28内に入り込む。これにより、前記蓋体21は螺子等を用いることなく基台11に簡単にかつ位置ずれすることなく安定した状態で組付けられる。
このようにして前記チーズ部材1が組付けられ、壁材51の壁面52に取付けられると、図7及び図8に示すように、チーズ部材1の受口3内に直状保護ダクト31のベース32及びカバー33の先端部が挿入された状態となる。また、チーズ部材1の基台11の受口15の開口端部には突条部17が形成され、蓋体21の受口24の開口端部には突条部26が形成されているので、図7及び図8に示すように、前記突条部17及び突条部26の先端面が直状保護ダクト31の外面に沿って近接し、前記基台11の受口15及び蓋体21の受口24と前記直状保護ダクト31の外面との間は該外面全周に至ってほとんど隙間のない状態に閉塞される。
次に、前記T字状の分岐部の一部または3箇所全てに波付保護ダクト41が接続される場合の前記チーズ部材1の取付けについて説明する。
前記波付保護ダクト41が接続される場合には、まず、前記直状保護ダクト31の場合と同様にして、分岐箇所における壁面52にチーズ部材1の基台11の据置部12を当接し、固定孔14に螺子を挿通して前記壁面52に螺着して固定する。次に、前記基台11上に冷媒管Pを配置する。次いで、前記波付保護ダクト41において長手方向に連続して形成された切割部を両側方に拡開し、そこに形成された切割開口から内部に冷媒管Pを収容するようにして覆う。
次に、前記波付保護ダクト41における先端側の環状凹部43内に基台11の受口15における突条部17を入り込ませることによって該波付保護ダクト41を基台11の受口15に接続する。ここで、前記受口15の内面15aには前記波付保護ダクト41の環状凸部42を少なくとも1条収容可能な空間15bが形成されているので、前記基台11の突条部17を前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に確実に入り込ませることができる。
次に、前記波付保護ダクト41が配設された状態で、前方より蓋体21を基台11上に被せるように押込んで取付ける。このとき、基台11の突条部17と同様に、前記波付保護ダクト41における先端側の環状凹部43内に蓋体21の受口24における突条部26を入り込ませることによって該波付保護ダクト41を蓋体21の受口24に接続する。ここで、前記受口24の内面24aには前記波付保護ダクト41の環状凸部42を少なくとも1条収容可能な空間24bが形成されているので、前記蓋体21の突条部26を前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に確実に入り込ませることができる。
これにより、前記波付保護ダクト41は、チーズ部材1の突条部5である前記基台11の突条部17及び蓋体21の突条部26が環状凹部43内に入り込んで係止し、受口3から抜脱するのが防止される。そして、前記突条部5が前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込むことによって、受口3の開口4と波付保護ダクト41との隙間は閉塞される。なお、前記波付保護ダクト41における壁面52との対向面側は、突条部5が入り込んでいないものの、また、切割部が形成されてはいるものの、外部から隠蔽された部分であるから、外観に関して影響を受けることがない。
次に、このように構成された第一実施形態のチーズ部材の作用を説明する。
チーズ部材1の受口3の内方に突設された突条部5は、受口3に挿入された波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込むとともに、前記受口3に挿入された直状保護ダクト31と該受口3との隙間を該直状保護ダクト31の外面に沿って閉塞する。これにより、前記直状保護ダクト31と波付保護ダクト41とのいずれも同一のチーズ部材1に取付けることができ、しかも、これらのいずれにおいても前記突条部5がチーズ部材1の受口3の開口4と保護ダクトの外面との隙間を覆うので、受口3における外観が向上する。その結果、これら2つの条件を具備することにより、1のチーズ部材1を直状保護ダクト31と波付保護ダクト41とに兼用することができる。
なお、上記実施形態においては、チーズ部材1の突条部5は直状保護ダクト31の外面に沿って設けられ、また、波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込むものとなっており、前記波付保護ダクト41の環状凹部43の外面における外郭寸法を前記直状保護ダクト31の外面における外郭寸法とほぼ等しい大きさに形成し、両者の内容量をほぼ等しいものとすることができる。この場合、同一の配線配管経路に直状保護ダクト31と波付保護ダクト41との双方が配設されている配管状態において、前記2種の保護ダクトにおける冷媒管P等の収容密度はほぼ等しくなる。これにより、いずれか一方の保護ダクトについて、冷媒管P、ドレン管等の複数の配管が著しく密集した状態で収容されたり、逆に、隙間の多い状態で収容されたりする不具合を回避できる。
ところで、上記各実施形態においては、直状保護ダクト31のカバー33の覆蓋部37は上方に緩やかに湾曲した蓋状に形成されているが、例えば、図10に示すように、幅方向の2箇所において窪み39が長手方向に沿って形成されたものである場合は、チーズ部材1の突条部5もその形状に対応して、先端面が前記直状保護ダクト31の窪み39内に延出して前記カバー33の覆蓋部37の外面に沿った形状のものとなる。
また、上記各実施形態においては、チーズ部材1の突条部5は、直状保護ダクト31の壁面52への当接部を除いた外面の全周に沿って設けられているが、保護ダクトの外面と受口3の内面とに隙間を生じない部分においては設ける必要がないのであるから、この場合は、保護ダクトの外面の一部に沿って設けられることとなる。例えば、直状保護ダクト31が、図11に示すように、カバー33の覆蓋部37の幅方向における2箇所に該カバー33の長手方向に沿って窪み39が形成され、ベース32の左右両側壁35に凹部40が形成され、前記ベース32の左右両側壁35の下端部に内側に向けた傾斜面が形成されており、これらの部分においてのみ、挿入後に受口3の内面との間に隙間を生ずる場合は、前記突条部5は、直状保護ダクト31の外面の一部である、これらの隙間を生ずる部分にのみ設ければよい。
図11に示すチーズ部材1においては、前記ベース32の左右両側壁35に形成された凹部40に対応して設けられた左右両側の突条部5は、前記直状保護ダクト31のベース32の凹部40内に入り込むことになるので、一般には、前記直状保護ダクト31の先端部を前記チーズ部材1の基台11の受口15に挿入し、壁面52に固定してからでは、前記チーズ部材1の左右両側の突条部5が前記直状保護ダクト31のカバー33と干渉し、その上方から前記チーズ部材1の蓋体21を取付けることはできない。このため、先に、蓋体21を基台11に組付けた後に、前記チーズ部材1の受口3の開口4内にその正面側から前記直状保護ダクト31の先端部を挿入することになる。但し、蓋体21の両側壁23が左右両側方に弾性的に拡開するものであれば、先に直状保護ダクト31を基台11の受口15に挿入し、壁面52に固定した後に、蓋体21の両側壁23を左右両側方に拡開しつつ前記直状保護ダクト31の上方から前記基台11に組付けることも可能である。
なお、図11に示す基台11において、前記直状保護ダクト31のベース32の両側壁35の下端部において壁面52との間に形成される三角形状の隙間には、突条部5は設けていない。これは、前記壁面52との当接箇所は外部からほとんど視認されないため、外観上特に設ける必要がないためである。即ち、前記突条部5は少なくとも外部から視認される部分においては保護ダクトの外面に沿って設けて隙間を覆う必要があるが、外部から視認されない部分或いはほとんど目立たない部分においては必ずしも設けなくてもよい。但し、これらの部分においても突条部5を設けることは何ら差し支えない。
次に、図11に示したチーズ部材1の受口3に波付保護ダクト41を挿入した場合は、図12に示した状態となる。なお、図11に示した直状保護ダクト31は、カバー33に窪み39を、ベース32に凹部40等を設けた形状としているが、これは、チーズ部材1の受口3に設けられて前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込んで係合する係合片に対応して形成したものであると言うこともできる。即ち、チーズ部材1の突条部5は前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込んで係合する係合片でもあり、前記直状保護ダクト31はこの係合片との干渉を回避すべく前記形状に形成したものでもある。但し、このような直状保護ダクト31の場合は、前記窪み39及び凹部40等が内部側に突出する分、内容積は小さくなり、外形状は前記波付保護ダクト41の環状凹部43に係止する係合片に対応する形状に制限されることとなる。
なお、前記チーズ部材1の突条部17の先端面17a及び突条部26の先端面26aは角部をR状に面取加工しておいてもよく、この場合には、波付保護ダクト41の環状凹部43内への嵌入が容易となる。
更に、前記チーズ部材1の突条部5は、少なくとも波付保護ダクト41の環状凹部43に係止して抜脱を防止できる剛性を有すれば、全体的に或いは部分的に薄膜状に形成して弾性的に前後方向に撓むものとしてもよい。この場合は、先にチーズ部材1の基台11に蓋体21を組付けてから、前記突条部5を撓ませながら波付保護ダクト41を前記チーズ部材1の受口3内に正面側から挿入し、前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に前記突条部5を楽に嵌入させることができる。また、直状保護ダクト31においても、チーズ部材1を壁面52に取付けた後に前記開口4内に挿入する作業が容易となる。更に、前記突条部5は軟質部材で形成することにより、保護ダクトの外面に密接するものとしてもよい。
次に、本発明の別の実施形態のチーズ部材を図13及び図14に基づいて説明する。
図13及び図14において、チーズ部材1の受口3に設けられた突条部5は開口4内への突出量を長く形成し、その中間部分に図13の二点鎖線で示すような折取り溝17b及び折取り溝26bを形成して、前記2条の折取り溝のいずれかで、図14の突条部26について示せば、一点鎖線イ及び一点鎖線ロのいずれかの位置で折取れるものとすることもできる。この場合には、外郭サイズの異なる複数種の保護ダクトに対して一のチーズ部材1で対応することが可能となる。
〈第二実施形態〉
次に、本発明の第二実施形態のチーズ部材を図15乃至図18に基づいて説明する。ここで、図15は第二実施形態のチーズ部材の受口の斜視図、図16はその正面図、図17及び図18はその断面図である。なお、この第二実施形態のチーズ部材は請求項2、請求項9等の態様に相当するものである。
図15において、第二実施形態のチーズ部材1は、基本的には、第一実施形態のチーズ部材1と同様の構成となっており、次の点において相違する。まず、第二実施形態のチーズ部材1は受口3に突条部5が形成されていない一方、蓋体21の受口24の頂壁22の中央において開口25から奥方の内面24aに垂直下方に突出する矩形板状の突片部29が設けられている。次に、第二実施形態のチーズ部材1の受口3は、前記各保護ダクトの外面と前記受口3の内面との間に隙間を生じないよう該外面に沿って形成されている、即ち、前記受口3の内面が前記各保護ダクトの外面に極く近接して隙間をほとんど生じない状態に形成されている。そして、前記受口3に挿入される前記直状保護ダクト31と波付保護ダクト41とは、外郭形状及び大きさが全く同一またはほとんど同一に形成されている。
ここで、前記蓋体21の受口24の奥方に設けられた突片部29は、直状保護ダクト31のベース32が設置された後、前記チーズ部材1の受口3内に前記直状保護ダクト31のカバー33が挿入されるときに、前記直状保護ダクト31の先端面と当接してそれ以上の進入を規制するものである。したがって、図15においては、前記突片部29は蓋体21の受口24における頂壁22の中央に形成しているが、他の、例えば受口24における側壁23或いは前記頂壁22と側壁23との双方に形成してもよく、また、基台11の受口15における側壁13に設けてもよい。更には、前記チーズ部材1の受口3の開口4の周縁に沿って全周に設けてもよい。
前記突片部29は、図16及び図17に示すように、波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込むものであるから、前記環状凹部43の幅より小さい厚さに形成されている。また、波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込み、かつ、直状保護ダクト31の先端面が当接するものであるから、前記突片部29の突出長さは、その先端面29aが前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込む大きさであり、かつ、図18に示すように、前記直状保護ダクト31の外面より内部側に位置する大きさに形成されている。但し、前記直状保護ダクト31と波付保護ダクト41とは、外郭形状及び大きさが同一に形成されているから、前記波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込む突出長さであれば、先端面29aは、自ずと、前記直状保護ダクト31の外面より内部側に位置し、前記突片部29は前記直状保護ダクト31の先端面と当接することとなる。
次に、第二実施形態のチーズ部材の作用を説明する。
第二実施形態のチーズ部材1は、蓋体21の受口24の奥方に突片部29が設けられているので、基台11及び直状保護ダクト31のベース32を壁面52に固定し、前記チーズ部材1の収容空間2内に分岐した冷媒管Pを収容し、前記収容空間2の上方から蓋体21を取付けた後、前記直状保護ダクト31のカバー33を受口3内に挿入するときに、前記突片部29が前記カバー33の先端面と当接してそれ以上の進入を阻止する。これにより、チーズ部材1を壁面52に取付けた後に、前記直状保護ダクト31のカバー33を受口3の奥方においてベース32と対応する所定位置に簡単にかつ正確に配置して前記ベース32に組付けることができる。
また、前記直状保護ダクト31と波付保護ダクト41とは、外郭形状及び大きさが全く同一またはほとんど同一に形成されているとともに、前記チーズ部材1の受口3はこれらの保護ダクトの外面に沿うように形成されているので、前記受口3の内面と前記各保護ダクトとの間に隙間はほとんど生じない。したがって、受口3における外観は向上する。ここで、前記突片部29は、受口24の奥方において、波付保護ダクト41が挿入されたときに、前記波付保護ダクト41の環状凸部42が前記受口24の開口端部に配置されるように設定しておけば、挿入後、前記波付保護ダクト41の環状凸部42は前記受口24の開口端部に位置し、前記受口3の開口4と前記波付保護ダクト41の環状凸部42との間に隙間はほとんど生じないこととなり、前記受口3における外観は更に向上する。
ところで、本発明のチーズ部材1は、図19に示すように、第一実施形態の突条部5と第二実施形態の突片部29との双方を備えたものとしてもよい。この場合は、前記突条部5が波付保護ダクト41の環状凹部43内に入り込んでその抜脱を防止するとともに直状保護ダクト31の外面と受口3との隙間を該外面に沿って閉塞し、更に、前記突片部29が、前記受口3に直状保護ダクト31のカバー33を挿入するときに該カバー33が前記受口3の奥方に一定以上進入するのを阻止する効果を得ることができる。
また、前記チーズ部材1は基台11と蓋体21との2分割体で構成しているが、前記蓋体21を単独で使用することも可能である。この場合は、例えば、蓋体21の下端部にフランジを設け、このフランジを螺子等を介して壁面に固定することができる。但し、前記フランジ等が外部に露出して外観の低下を招くことがある。しかし、基台11が不要となる分、部材数を削減できる。
更に、上記各実施形態においては、チーズ部材1の収容空間2は配線・配管材の分岐箇所を収容するものであり、ダクト付属品としてチーズ部材1を例示しているが、本発明は、他に、例えば、図20に示すように、(a)のダクト同士を連結する連結ソケット1A、(b)の曲がり部分に取付けられる曲ガリ1B、(c)の四方に受口3を有する分岐ボックス1Cなどのダクト付属品にも適用することができる。また、(d)のように、端部開口の大きさが異なるダクト同士を連結するジョイント1Dにも適用できる。なお、これに伴って、前記収容空間2は配線・配管材の接続箇所、屈曲箇所等を収容するものとなる。
そして、上記各実施形態におけるチーズ部材1は、建物の壁材に取付けられたものを示しているが、床材などにおいても同様に適用される。
加えて、上記各実施形態における配線・配管材は、エアコン用冷媒管Pを示しているが、ケーブル等の配線材、給水給湯管等の配管材であってもよいことは言うまでもない。
そして、上記各実施形態の直状保護ダクト31は、ベース32とカバー33との2分割体を組付けて成るが、これに限られるものではなく、ベース32とカバー33とをそれらの間に設けられたヒンジ等によって連結して一体に形成したものであってもよく、また、一体物の筒状に形成したものであってもよい。更に、上記各実施形態の直状保護ダクト31及び波付保護ダクト41は、矩形枠状に形成されているが、これに限られるものではなく、円筒状、台形枠状などに形成したものであってもよい。
本発明の第一実施形態のチーズ部材を示す斜視図である。 図1のチーズ部材の分解斜視図である。 図2のチーズ部材の基台の平面図である。 図2のチーズ部材の蓋体の底面図である。 図1のチーズ部材の受口に挿入される直状保護ダクトの分解正面図である。 図1のチーズ部材の蓋体を取付ける状態を示す斜視図である。 直状保護ダクトを接続した図1のチーズ部材を中間高さで水平に切断した断面図である。 図1のチーズ部材の受口に直状保護ダクトを挿入した状態を示す正面図である。 波付保護ダクトを接続した図1のチーズ部材を中間高さで水平に切断した断面図である。 図1のチーズ部材の変形例を示す正面図である。 図1のチーズ部材の他の変形例を示す正面図である。 図11のチーズ部材に波付保護ダクトを挿入した状態を示す正面図である。 第一実施形態における別のチーズ部材を示す正面図である。 図13のA−A切断線による断面図である。 本発明の第二実施形態のチーズ部材の受口を示す斜視図である。 図15のチーズ部材に波付保護ダクトを挿入した状態を示す正面図である。 図15のチーズ部材と波付保護ダクトとの接続状態を示す断面図である。 図15のチーズ部材の受口に直状保護ダクトのカバーを挿入する状態を示す断面図である。 第一実施形態における更に別のチーズ部材を示す断面図である。 本発明の他の配線配管ダクト付属品を示す斜視図であり、(a)は連結ソケット、(b)は曲ガリ、(d)は分岐ボックス、(d)はジョイントを示す。 従来のチーズ部材を示す斜視図である。 従来の別のチーズ部材を示す斜視図である。 図22のチーズ部材に外郭寸法の小さい直状保護ダクトを挿入した状態を示す受口の正面図である。
符号の説明
1 チーズ部材
2 収容空間
3、15、24 受口
4、16、25 開口
5、17、26 突条部
11 基台
12 据置部
13、23 側壁
14 固定孔
15a、24a 内面
15b、24b 空間
21 蓋体
22 頂壁
29 突片部
31 直状保護ダクト
32 ベース
33 カバー
34 基板
41 波付保護ダクト
42 環状凸部
43 環状凹部
51 壁材
52 壁面
P 冷媒管
S 隙間

Claims (10)

  1. 配線・配管材の配設経路中において建物の壁面に取付けられ、
    平坦に形成されて前記壁面と当接する当接部を一側に有して前記壁面に沿って設置され、内部に前記配線・配管材を収容し保護する保護ダクトが接続される配線配管ダクト付属品であって、
    内部に前記配線・配管材を収容する収容空間と、
    前記保護ダクトにおいて、同一断面が連続して形成された直状保護ダクトと、外面に環状の凹凸が形成された波付保護ダクトとのいずれをも挿入可能な少なくとも1の受口と
    を備え、
    前記受口は、内方に突出して、前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込み、かつ、前記直状保護ダクトの外面と前記受口との隙間を該外面に沿って閉塞する突条部が設けられたことを特徴とする配線配管ダクト付属品。
  2. 配線・配管材の配設経路中において建物の壁面に取付けられ、
    平坦に形成されて前記壁面と当接する当接部を一側に有して前記壁面に沿って設置され、内部に前記配線・配管材を収容し保護する保護ダクトが接続される配線配管ダクト付属品であって、
    内部に前記配線・配管材を収容する収容空間と、
    前記保護ダクトにおいて、外郭形状及び大きさが同一に形成された、同一断面が連続して形成された直状保護ダクトと、外面に環状の凹凸が形成された波付保護ダクトとのいずれをも挿入可能な少なくとも1の受口と
    を備え、
    前記受口は、前記各保護ダクトの外面と前記受口の内面との間に隙間を生じないよう該外面に沿って形成され、
    更に、前記受口の奥方に、内方に突出して、前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込み、かつ、前記直状保護ダクトの先端面と当接してその進入を規制する突片部が設けられたことを特徴とする配線配管ダクト付属品。
  3. 前記突条部は、前記保護ダクトの壁面への当接部を除く外周全体に沿って設けられたことを特徴とする請求項1に記載の配線配管ダクト付属品。
  4. 壁面に固定される基台と、前記基台に着脱自在に組付けられて内部の収容空間を覆う蓋体とで形成され、
    前記基台には、前記壁面に据置かれる据置部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配線配管ダクト付属品。
  5. 前記受口における突条部または突片部より奥方に、波付保護ダクトの環状凸部を少なくとも1条収容可能な空間が形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の配線配管ダクト付属品。
  6. 前記突条部は、受口の開口端部に形成されたことを特徴とする請求項1、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の配線配管ダクト付属品。
  7. 前記突片部は、受口の奥方において、波付保護ダクトが挿入されたとき、前記波付保護ダクトの環状凸部が前記受口の開口端部に位置するよう設けられたことを特徴とする請求項2、請求項4及び請求項5のいずれかに記載の配線配管ダクト付属品。
  8. 建物の壁面に沿って設置され、一側に、平坦に形成されて前記壁面と当接する当接部を有し、内部に配線・配管材を収容し保護する保護ダクトにおいて、同一断面が連続して形成された直状保護ダクトと、外面に環状の凹凸が形成された波付保護ダクトとから選択されるいずれか1と、
    配線・配管材の配設経路中において前記壁面に取付けられ、内部に前記配線・配管材を収容する収容空間、及び前記直状保護ダクトと波付保護ダクトとのいずれをも挿入可能な少なくとも1の受口を有するダクト付属品と
    を備え、
    前記ダクト付属品の受口は、内方に突出して、前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込み、かつ、前記直状保護ダクトの外面と前記受口との隙間を該外面に沿って閉塞する突条部が設けられたことを特徴とする配線配管ダクト装置。
  9. 建物の壁面に沿って設置され、一側に、平坦に形成されて前記壁面と当接する当接部を有し、内部に前記配線・配管材を収容し保護する保護ダクトにおいて、同一断面が連続して形成された直状保護ダクトと、外面に環状の凹凸が形成された波付保護ダクトとから選択されるいずれか1と、
    配線・配管材の配設経路中において前記壁面に取付けられ、内部に前記配線・配管材を収容する収容空間、及び前記直状保護ダクトと波付保護ダクトとのいずれをも挿入可能な少なくとも1の受口を有するダクト付属品と
    を備え、
    前記直状保護ダクトと波付保護ダクトとは、外郭形状及び大きさが同一に形成されており、
    前記ダクト付属品の受口は、前記各保護ダクトの外面と前記受口の内面との間に隙間を生じないよう該外面に沿って形成され、
    更に、前記ダクト付属品の受口の奥方に、内方に突出して、前記波付保護ダクトの環状凹部内に入り込み、かつ、前記直状保護ダクトの先端面と当接してその進入を規制する突片部が設けられたことを特徴とする配線配管ダクト装置。
  10. 前記直状保護ダクトは、壁面に固定されるベースと、前記ベースに組付けられて内部の収容空間を覆うカバーとで形成され、
    前記直状保護ダクトの当接部は、前記ベースに形成されたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の配線配管ダクト装置。
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