JP4173466B2 - 長尺物収容装置及び連結補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、地中に埋設され、内部にケーブル類又は管類を収容して保護する長尺物収容装置及び連結補助具に関する。
上記長尺物収容装置としては、例えば、特許文献1に開示されるようなものが挙げられる。図5に示すように、長尺物収容装置Pは、長尺状をなす複数本のトラフ(長尺物収容材)90を連結具96によって連結して構成されている。
前記トラフ90は筒状に形成されている。また、トラフ90は、略半筒状をなし上向きに開口したベース体91と略半筒状をなし下向きに開口したカバー体92とを、互いの開口が向き合うように組付けて形成されている。前記ベース体91及びカバー体92には、前記トラフ90の周方向に沿って延びる凸部94及び凹部95が、それぞれトラフ90の長さ方向へ交互に連続して形成されている。
そして、上記構成のトラフ90は、隣接するトラフ90の端部同士が前記連結具96によって連結されている。前記連結具96は、半筒状をなし上向きに開口した連結ベース体97と略半筒状をなし下向きに開口した連結カバー体98とを組付けることにより使用可能となっている。すなわち、連結具96は、連結ベース体97の一端と連結カバー体98の一端とを組付けた連結部100より開閉可能に形成され、連結ベース体97の他端と連結カバー体98の他端とが互いに重合可能に形成されている。さらに、連結ベース体97の内面及び連結カバー体98の内面には、それぞれ連結具96の周方向へ延びる凸条99が形成されている。
そして、隣接するトラフ90の各端部に位置するベース体91及びカバー体92それぞれの外面に形成された凹部95内に凸条99を嵌め込んだ状態で、両トラフ90の端部をその外周側から連結具96によって包囲する。その結果、凹部95と凸条99との係合によって、連結具96内からトラフ90が抜け出ることが抑制され、連結具96によってトラフ90が連結されるとともに、長尺物収容装置Pが構成される。
ところが、上記長尺物収容装置Pにおいては、トラフ90の外周面よりも連結具96の外周面が外方へ突出しており、トラフ90の外周面と連結具96の外周面とが同一面上に位置せず見栄えが非常に悪いという問題があった。また、長尺物収容装置Pが設置された設置面に対し、連結具96の外面は接するが、トラフ90の外面において前記設置面に対し、接しない箇所が生じ、長尺物収容装置Pの設置状態が非常に不安定であるという問題があった。
そこで、本出願人は、上記問題を解決するために、トラフ90同士をトラフ90の内側で連結する連結具(従来技術)を提案している。すなわち、図6に示すように、連結具101は、前記ベース体91同士を内側から連結する。連結具101は、円弧状をなす連結具本体102よりなり、連結具本体102の下面にはベース体91の凸部94の内側に嵌合可能な嵌合部103が2箇所に形成されている。そして、隣接するベース体91の各端部に位置する凸部94の内側に嵌合部103をそれぞれ嵌合する。その結果、連結具101によってベース体91同士が連結される。その後、ベース体91にカバー体92を組付けてトラフ90を形成すると、トラフ90同士が連結され、トラフ90と連結具101とより長尺物収容装置Pが形成される。
特開2003−240187号公報(図12)
ところが、従来技術の連結具101を用いた長尺物収容装置Pでは、隣接するベース体91同士が、それらベース体91の端縁が若干離間するように連結具101によって連結される。このため、隣接するカバー体92の端縁同士の間に、トラフ90の周方向へ延びる隙間Tが形成されてしまう。このようにカバー体92同士の間に隙間Tが形成されると、長尺物収容装置Pの見栄えが非常に悪く美観が損なわれ、また、隙間Tからトラフ90内に埃が浸入する虞があった。
本発明の目的は、隣接するカバー体の間に形成される隙間を閉鎖することができる長尺物収容装置及び連結補助具を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の長尺物収容装置の発明は、上向きに開口する半筒状のベース体に、下向きに開口する半筒状のカバー体を組付けて形成されて内部に管類又はケーブル類を収容する長尺物収容材と、前記長尺物収容材の隣接する前記ベース体同士を該ベース体の内側から連結する連結部材と、前記長尺物収容材の隣接する前記カバー体同士の連結箇所の内側に配設される連結補助具とより構成された長尺物収容装置において、前記ベース体に前記カバー体を組付けたとき、前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の開口端部が嵌合され、当該嵌合箇所において前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の内側に前記ベース体の開口を形成する一対の側壁が配設され、前記連結補助具は、前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に架設され隣接するカバー体の間に形成された隙間を閉塞する補助具本体と、該補助具本体の上面に形成された溝とよりなることを要旨とする。
また、請求項7に記載の連結補助具の発明は、上向きに開口する半筒状のベース体に、下向きに開口する半筒状のカバー体を組付けて形成されて内部に管類又はケーブル類を収容する長尺物収容材における隣接する前記カバー体同士の連結箇所の内側に配設される連結補助具であって、前記ベース体に前記カバー体を組付けたとき、前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の開口端部が嵌合され、当該嵌合箇所において前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の内側に前記ベース体の開口を形成する一対の側壁が配設され、前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に架設され隣接するカバー体の間に形成された隙間を閉塞する補助具本体と、該補助具本体の上面に形成された溝とよりなることを要旨とする。
したがって、請求項1及び請求項7に記載の発明においては、補助具本体がベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に架設されると、補助具本体は長尺物収容材の周方向におけるカバー体の延びる方向に沿うように長尺物収容材の内側に配置される。また、この補助具本体は、隣接するカバー体の連結箇所の内側に配設される。したがって、隣接するカバー体同士の端縁間に形成された、長尺物収容材の周方向へ延びる隙間はその全体が補助具本体により閉鎖され、カバー体同士の間に隙間が開放した状態で形成されることがない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の長尺物収容装置において、前記溝は、前記補助具本体が前記ベース体の一対の側壁の開口端部に架設された状態で長尺物収容材の周方向へ延びるように形成されていることを要旨とする。したがって、請求項2の発明は請求項1において、隣接するカバー体の端縁の間における隙間を通過した雨水等が、長尺物収容材の周方向に沿って流れても、溝によって雨水等が長尺物収容材の幅方向端部側へ向かって排出され、雨水等が長尺物収容材内に侵入することを防止できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の長尺物収容装置において、前記溝に関し、雨水等が長尺物収容材内に侵入することを防止するための好適な一態様について言及するものである。すなわち、前記溝は、補助具本体の上面と該上面に立設された一対の壁状体より形成されている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の長尺物収容装置において、前記ベース体及びカバー体のうちの少なくともカバー体に、前記長尺物収容材の周方向に沿って延びる凹部及び凸部が、該長尺物収容材の長さ方向へ交互に連続して形成されていることを要旨とする。これは、長尺物収容材の一態様について言及するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の長尺物収容装置において、前記補助具本体と長尺物収容材との間には、補助具本体を前記隙間を閉塞する位置に位置決めする位置決め手段が設けられていることを要旨とする。したがって、位置決め手段によって、補助具本体が前記隙間を閉塞する位置に位置決めされ、補助具本体が長尺物収容材の長さ方向に移動して、隙間が開放されてしまうことを抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の長尺物収容装置において、前記位置決め手段に関し、補助具本体が長尺物収容材の長さ方向に移動して、隙間が開放されてしまうことを抑制するのを実現するために好適な一態様について言及するものである。すなわち、前記位置決め手段は、補助具本体に形成された嵌入部と、前記ベース体の内面に形成された嵌入凹部とより構成されている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の連結補助具において、前記溝は、前記補助具本体が前記ベース体の一対の側壁の開口端部に架設された状態で長尺物収容材の周方向へ延びるように形成されていることを要旨とする。したがって、請求項8の発明は請求項7において、隣接するカバー体の端縁の間における隙間を通過した雨水等が、長尺物収容材の周方向に沿って流れても、溝によって雨水等が長尺物収容材の幅方向端部側へ向かって排出され、雨水等が長尺物収容材内に侵入することを防止できる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の連結補助具において、前記溝に関し、雨水等が長尺物収容材内に侵入することを防止するための好適な一態様について言及するものである。すなわち、前記溝は、補助具本体の上面と該上面に立設された一対の壁状体より形成されている。
本発明の長尺物収容装置及び連結補助具によれば、隣接するカバー体の間に形成される隙間を閉鎖することができる。
以下、本発明を具体化した長尺物収容装置及び連結補助具の一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、長尺物収容装置10は、筒状をなすトラフ(長尺物収容材)11と、該トラフ11の上側半分同士を連結する連結補助具21と、トラフ11の下側半分同士を連結する連結部材31とより構成されている。
まず、前記トラフ11について説明する。図1及び図2に示すように、合成樹脂製のトラフ11は略四角筒状をなし、ケーブル類としてのケーブルKを内部に収容する。そして、トラフ11内にケーブルKが収容されることによって、ケーブルKが風雨等の外部要因から保護される。トラフ11は可撓性を有し、若干の曲げが可能に形成されている。
トラフ11は、長尺状及び半筒状をなすベース体14とカバー体15とを組付けて構成されている。前記ベース体14は、その長さ方向に対して直交する面における断面視が略U字状に形成され、上向きに開口するように形成されている。また、ベース体14の壁面は、トラフ11の長さ方向に凹凸をなす波形状に形成されている。
即ち、ベース体14は、壁面の外側に突出するベース外側凸条14aと、壁面の内側に突出する凸部としてのベース内側凸条14bとが交互に複数並設されて形成されている。また、ベース体14の外面において、隣接するベース外側凸条14aの間には凹部としてのベース外側凹条14dが形成されている。各ベース外側凸条14a、各ベース内側凸条14b及びベース外側凹条14dはそれぞれベース体14の長さ方向に対して直交する方向、すなわち、トラフ11の周方向に延びるとともに、その直交する面における断面視が略U字状をなすように形成されている。ベース外側凸条14a、ベース外側凹条14d及びベース内側凸条14bはそれぞれ互いに平行であるとともに、隣接するベース外側凸条14a、隣接するベース外側凹条14d及び隣接するベース内側凸条14b間の間隔が一定となっている。
各ベース外側凸条14aを形成する壁面の内側、即ち、隣接するベース内側凸条14bの間には、それぞれ内部空間が形成されている。そして、その内部空間によりベース体14の内面には凹部としてのベース内側凹条14cが複数箇所に形成されている。各ベース内側凹条14cはそれぞれベース体14の長さ方向に対して直交する方向に延びるように、ベース体14の内面に凹設されている。そして、ベース体14の外面にはベース外側凸条14aとベース外側凹条14dが、該トラフ11の長さ方向へ交互に連続して形成され、ベース体14の内面にはベース内側凸条14bとベース内側凹条14cとが該トラフ11の長さ方向へ交互に連続して形成されている。
さらに、図4に示すように、各ベース外側凸条14aの両端部には、同ベース外側凸条14aを形成する壁がベース体14内方へ延びるように形成された段差部14gが形成されている。そして、この段差部14gの下面により、ベース外側凸条14aの内側となるベース内側凹条14cに係止部14hが形成されている。各段差部14gの上面にはそれぞれ係合突部14eが上方へ延びるように形成され、各係合突部14eの外側面にはそれぞれ係合突起14fが外方に向かって突設されている。各係合突部14eの内側は嵌入凹部14mとして機能するようになっている。
次に、前記カバー体15について説明する。図1に示すように、前記カバー体15は、その長さ方向に対して直交する面における断面視が略逆U字状に形成され、下向きに開口するように形成されている。カバー体15の壁面は、トラフ11の長さ方向に凹凸をなす波形状に形成されている。即ち、カバー体15は、壁面の外側に突出する凸部としてのカバー外側凸条15aと、壁面の内側に突出する凸部としてのカバー内側凸条15bとが交互に複数並設されて形成されている。隣接するカバー外側凸条15aの間には凹部としてのカバー外側凹条15eが形成されている。各カバー外側凸条15a、カバー外側凹条15e及び各カバー内側凸条15bはそれぞれトラフ11の長さ方向に対して直交する方向、すなわち、トラフ11の周方向に延びるとともに、その直交する面における断面視が略逆U字状をなすように形成されている。それらカバー外側凸条15a、カバー外側凹条15e及びカバー内側凸条15bはそれぞれ互いに平行である。また、隣接するカバー外側凸条15a、隣接するカバー内側凸条15b及び隣接するカバー外側凹条15e間の間隔が一定となっている。
前記カバー外側凸条15aを形成する壁面の内側、即ち、隣接するカバー内側凸条15bの間には、それぞれ内部空間が形成され、その内部空間により、カバー体15に凹部としてのカバー内側凹条15dが形成されている。すなわち、本実施形態では、カバー体15には、カバー内側凹条15dが複数箇所に形成されている。そして、カバー体15の外面には、トラフ11の周方向に沿って延びるカバー外側凸条15a及びカバー外側凹条15eが該トラフ11の長さ方向へ交互に連続して形成され、カバー体15の内面には、トラフ11の周方向に沿って延びるカバー内側凸条15b及びカバー内側凹条15dが該トラフ11の長さ方向へ交互に連続して形成されている。図4に示すように、各カバー外側凸条15aの両端部には、それぞれ係合段部15cがカバー体15の内方へ向かって水平に延びた後、下方へ延びるように屈曲形成されている。
そして、各カバー内側凹条15d内に各ベース外側凸条14aの両係合突部14eをそれぞれ嵌入させ、さらに係合突起14fと係合段部15cとを係合させることにより、ベース体14とカバー体15とが組み付けられ、トラフ11が構成される。トラフ11は長さ方向へ凹凸状に形成されて可撓性を有し、トラフ11の長さ方向における任意の位置から曲げ変形が可能に形成されている。
次に、連結補助具21について説明する。図3に示すように、合成樹脂材料製の連結補助具21は、略逆U字状をなすように湾曲形成された補助具本体22と、該補助具本体22に一体形成された壁状体23と、補助具本体22に一体形成された嵌入部24及び当接部25とよりなる。補助具本体22の両端部外面には、補助具本体22の長辺側縁部に沿って延びる嵌入部24が形成されている。この嵌入部24は、それぞれ係合突部14eの内側となる嵌入凹部14mに嵌入可能に形成されている。各嵌入部24の下端面には嵌入突起24aが突設されている。補助具本体22の両端部外面において、嵌入部24の上部には当接部25が、補助具本体22の短辺方向へ延びるように形成されている。この当接部25は、嵌入部24が嵌入凹部14mに嵌入された状態で、ベース体14の開口上端14kに当接支持されるようになっている。
補助具本体22の長さ方向両側縁において、当接部25の間にはそれぞれ壁状体23が逆U字状をなすように外方へ立設されている。各壁状体23の補助具本体22の長さ方向に沿った長さはカバー内側凹条15dの、トラフ11の周方向への長さより若干短くなっている。また、各壁状体23の立設長さ(補助具本体22の上面から壁状体23の上端までの長さ)は、カバー内側凹条15dの最も深い位置における深さとほぼ同じに設定されている。そして、補助具本体22の上面と、一対の壁状体23とによって、連結補助具21には上方に向かって開口する溝Mが形成されている。補助具本体22及び壁状体23が逆U字状をなすように湾曲しているため、溝Mも逆U字状をなすように湾曲して延びるように形成されている。
次に、連結部材31について説明する。図3に示すように、合成樹脂材料製の連結部材31は、正面視略U字状をなすように湾曲形成された本体32を備えている。この本体32の長さ方向に延びる両側縁部には、それぞれ嵌合部33が外方へ突設されている。嵌合部33の、トラフ11の周方向に沿った長さはベース外側凸条14aの、トラフ11の周方向に沿った長さとほぼ同じに形成されている。さらに、各嵌合部33の厚みは、前記ベース外側凸条14aを形成する相対向する内面の間隔より若干小さく設定されている。そして、各嵌合部33はそれぞれベース外側凸条14aの内側、即ち、ベース内側凹条14cに嵌合可能に形成されている。本体32の両端上面には、連結補助具21の嵌入突起24aが嵌入可能な嵌入孔32aが形成されている。
次に、前記連結補助具21及び連結部材31を使用してトラフ11を連結し、長尺物収容装置10を形成する方法について説明する。
まず、ケーブルKの布設経路に沿って、ベース体14を必要本数だけ設置し、各ベース体14の端部同士をそれぞれ隣接させる。次いで、連結部材31における一方の嵌合部33を、隣接する一対のベース体14のうち、一方のベース体14の端部に位置するベース内側凹条14c内にベース体14の内側から押し込む。すると、嵌合部33の外面により、両係合突部14eを形成するベース体14の壁が外方へ押圧され、嵌合部33が両係合突部14eの内側を通過する。その後、係合突部14eを形成するベース体14の壁が元の形状に復帰するとともに、嵌合部33がベース内側凹条14c内に嵌合され、本体32が一方のベース体14に取着される。
続いて、一方の嵌合部33をベース内側凹条14cに嵌合したと同様に、連結部材31における他方の嵌合部33を、他方のベース体14の端部に位置するベース内側凹条14c内に嵌合する。すると、一対の嵌合部33がそれぞれベース体14のベース内側凹条14c内に嵌合され、本体32、即ち連結部材31により隣接するベース体14同士が内側から連結される。このとき、嵌合部33の上面が係止部14hに係止して、連結部材31のベース体14上方への抜け出しが抑制される。そして、上記作業がケーブルKの経路に沿ってベース体14の必要本数だけ行われる。続けて、ベース体14内にケーブルKが収容される。
次に、連結補助具21の嵌入突起24aを、ベース体14同士を連結した連結部材31の嵌入孔32aに嵌入するとともに、嵌入部24を嵌入凹部14mの内側に嵌入する。すると、嵌入部24と嵌入凹部14mとより、連結補助具21のベース体14(トラフ11)の長さ方向への移動が規制される。このとき、当接部25がベース体14の開口上端14kに当接して連結補助具21がベース体14に対して一定位置に位置決めされる。すなわち、ベース体14の開口上端14kによって、連結補助具21がカバー体15に支持される。また、連結補助具21がベース体14に支持された状態において、補助具本体22は、ベース体14の開口を形成する一対の側壁間に架設される。補助具本体22が架設された状態において、隣接する両ベース体14の開口における長さ方向に沿った一部は、それぞれトラフ11の周方向へ延びる補助具本体22によって閉塞される。
次いで、各カバー内側凹条15d内に各ベース外側凸条14aの両係合突部14eをそれぞれ嵌入させ、さらに係合突起14fと係合段部15cとを係合させることにより、各ベース体14それぞれにカバー体15が組み付けられる。このとき、隣接するカバー体15の各端部に位置するカバー内側凹条15dに連結補助具21の各壁状体23を係合させる。その結果、各ベース体14とカバー体15とよりそれぞれトラフ11が構成されるとともに、それらトラフ11同士が連結部材31により連結されて長尺物収容装置10が構成される。この長尺物収容装置10において、連結補助具21は、隣接するカバー体15同士がトラフ11の長さ方向へ移動するのを規制し、トラフ11同士の連結を補助している。
図1に示すように、トラフ11が連結された状態において、補助具本体22が、隣接するカバー体15の連結箇所の内側で、トラフ11の周方向に延びるように開口上端14kに支持されている。すなわち、隣接するカバー体15の連結箇所の内側において、連結補助具21の補助具本体22は、ベース体14の開口を形成する一対の側壁間に架設されて、ベース体14の開口の一部を閉塞している。そして、補助具本体22に一体形成された壁状体23及び溝Mも、トラフ11の周方向におけるカバー体15に沿って延びている。このため、補助具本体22によって、ベース体14の開口における長さ方向の一部がトラフ11の周方向に沿って覆われている。
また、連結補助具21の嵌入部24が嵌入凹部14mに嵌入して、補助具本体22が、両ベース体14に対して位置決めされ、トラフ11の長さ方向への移動が規制されている。さらに、壁状体23とカバー内側凹条15dとの係合により、補助具本体22が、両カバー体15に対して位置決めされ、カバー体15、ひいてはトラフ11の長さ方向への移動が規制されている。
そして、補助具本体22の上側には隣接するカバー体15の端縁が位置する。このため、該端縁間に形成された、トラフ11の上半分の周方向へ延びる隙間Sは、補助具本体22によって内側から閉鎖される。したがって、カバー体15間に隙間Sが開放されて、隙間Sからトラフ11内のケーブルKが視認可能となることが防止されるとともに、埃がトラフ11内へ侵入することが防止される。
また、長尺物収容装置10が雨水等に曝されたとしても、隙間Sを通過した雨水は溝M内に収容される。このとき、溝Mの底面をなす補助具本体22の上面は逆U字状に形成されて湾曲しているため、雨水は補助具本体22の上面によってトラフ11の幅方向両側部側へ案内される。すなわち、連結補助具21の溝Mによって、雨水はトラフ11の幅方向両側部側へと排水される。また、壁状体23が補助具本体22上面から壁状に立設されているため、雨水がトラフ11の長さ方向へ流れても壁状体23によってトラフ11の内側へさらに流れることが防止され、該トラフ11内に侵入することが防止される。したがって、隣接するカバー体15の間に隙間Sが形成されていても、該隙間Sからトラフ11内へ雨水が浸入することを阻止できる。
上記の実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)隣接するカバー体15の連結箇所の内側に連結補助具21が配設された状態では、トラフ11の周方向に延びる隙間Sに沿って補助具本体22が位置し、この補助具本体22によって隙間Sを閉鎖することができる。したがって、長尺物収容装置10において、トラフ11の連結箇所に形成される隙間Sからトラフ11内が視認不能となり美観の低下を防止できる。また、隙間Sからトラフ11内へ埃を侵入しにくくすることができる。
(2)隣接するベース体14のベース内側凹条14c内に連結部材31の嵌合部33を嵌合することによりベース体14同士が連結される。したがって、例えば隣接するトラフの端部をその外側から連結具で包囲していた従来のように、トラフ11の設置状態が不安定になったり、トラフ11の外周面と連結具の外面とが同一面上に位置せず美観の低下を招くということがなくなる。
(3)隣接するカバー体15の連結箇所の内側に連結補助具21が配設された状態では、連結補助具21の当接部25がベース体14の開口上端14kに当接し、連結補助具21がベース体14側へ移動しないように支持されている。したがって、隙間Sを補助具本体22によって閉鎖した状態が維持できる。
(4)隣接するカバー体15の連結箇所の内側に連結補助具21が配設された状態では、連結補助具21の嵌入部24がベース体14の嵌入凹部14mに嵌入し、さらに、壁状体23がカバー体15のカバー内側凹条15dに係合している。このため、上記嵌入及び係合によって連結補助具21がトラフ11の長さ方向へ移動しないように位置決めされ、隙間Sを補助具本体22によって閉鎖した状態が維持できる。
(5)補助具本体22の上面に一対の壁状体23が対向して形成されて、補助具本体22及び壁状体23によって溝Mが形成されている。そして、隣接するカバー体15の間には、隙間Sに向かって開口する溝Mが設けられている。したがって、溝Mによって隙間Sを通過した雨水がトラフ11内に侵入することを確実に防止することができる。
なお、上記実施形態に係る長尺物収容装置10及び連結補助具21は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、それぞれ、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で変形することが可能である。例えば、以下に記すように変形することも可能であり、また、各変形例を、互いに矛盾しない範囲内で適宜組み合わせて実施することも可能である。
・ 実施形態では、壁状体23がカバー体15のカバー内側凹条15dに係合可能な高さに立設したが、壁状体23は、カバー内側凹条15dに係合しない高さに形成されていてもよい。すなわち、壁状体23は、雨水等のトラフ11内側への流れを遮断し、雨水がトラフ11内に侵入するのを防止可能であれば、その高さは任意に変更してもよい。
・ 実施形態では、位置決め手段として、嵌入部24と嵌入凹部14mとの嵌入による構成としたが、別の位置決め手段によって連結補助具21を位置決めしてもよい。例えば、ベース体14又はカバー体15の開口両端を形成する相対向する側壁の弾性変形に伴う連結補助具21の押圧によって、連結補助具21をベース体14又はカバー体15に位置決めしてもよい。さらには、連結補助具21をベース体14又はカバー体15にビス固定等して位置決めしてもよい。また、壁状体23とカバー内側凹条15dとの係合のみにより、連結補助具21をカバー体15に位置決めしてもよい。
・ 実施形態では、補助具本体22の上面と一対の壁状体23によって溝Mを形成したが、補助具本体22の上面を断面U字状やすり鉢状に形成し、その内側に溝Mを形成してもよい。
・ 実施形態では、ベース体14の開口上端14kに当接部25を当接させることによって、連結補助具21をベース体14に支持させ、ベース体14の開口を形成する一対の側壁の内側から補助具本体22を架設したが、ベース体14の開口を形成する側壁の上端に補助具本体22を支持させて該補助具本体22を架設してもよい。
・ 実施形態の長尺物収容装置10において、ベース体14の凹部及び凸部を省略し、カバー体15のみに凹部及び凸部を形成したトラフ11としてもよい。
・ 実施形態において、ベース体14一体の長さを、2個以上のカバー体15を連結補助具21によって連結した長さとしてもよい。そして、一体のベース体14に対して複数のカバー体15を組付け、隣接するカバー体15同士の間に連結補助具21を設けてもよい。
・ 実施形態の連結部材31を使用せず、ベース体14同士を、ベース体14の外面側から連結する連結部材によって連結してもよい。すなわち、連結補助具21は、ベース体14とカバー体15とを組付けて長尺物を収容可能としたとき、カバー体15の端縁間の隙間Sを閉鎖するために設けられるものであるため、ベース体14同士の連結方法は実施形態に記載の連結部材31を使用するだけに限定されない。
・ 嵌入突起24aを省略してもよい。
・ また、長尺物収容装置として、エアコン用配管を内部に収容して保護する保護管装置や排水管等を内部に収容して保護する排水管保護装置に具体化してもよい。
・ 実施形態では、トラフ11内にケーブルKを敷設したが、トラフ11内に管類としての電線管、パイプ、ケーブル保護管等を収容してもよい。
上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について記載する。
(1)前記補助具本体は、前記カバー体の開口を形成する一対の側壁に当接する当接部を備える請求項7〜請求項9のいずれか一項に記載の連結補助具。
(2)前記壁状体は、カバー体の前記凸部の内側に係合可能に形成されている請求項4に記載の長尺物収容装置。
(3)前記連結補助具は、前記ベース体の開口を長さ方向の一部を閉塞すべく該開口を形成する一対の側壁に架設され隣接するカバー体の間に形成された隙間を閉塞する補助具本体よりなる請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の長尺物収容装置。
実施形態の長尺物収容装置を示す断面図。 実施形態のトラフ、連結補助具を示す斜視図。 実施形態の連結補助具及び連結部材を示す斜視図。 実施形態の長尺物収容装置を示す断面図。 特許文献1に記載の連結具を示す斜視図。 従来技術の連結具を示す断面図。
符号の説明
K…ケーブル類としてのケーブル、M…溝、S…隙間、10…長尺物収容装置、11…長尺物収容材としてのトラフ、14…ベース体、14a…凸部としてのベース外側凸条、14b…凸部としてのベース内側凸条、14c…凹部としてのベース内側凹条、14d…凹部としてのベース外側凹条、14m…嵌入凹部、15…カバー体、15a…凸部としてのカバー外側凸条、15b…凸部としてのカバー内側凸条、15d…凹部としてのカバー内側凹条、15e…凹部としてのカバー外側凹条、21…連結補助具、22…補助具本体、23…壁状体、24…嵌入部、31…連結部材。

Claims (9)

  1. 上向きに開口する半筒状のベース体に、下向きに開口する半筒状のカバー体を組付けて形成されて内部に管類又はケーブル類を収容する長尺物収容材と、
    前記長尺物収容材の隣接する前記ベース体同士を該ベース体の内側から連結する連結部材と、
    前記長尺物収容材の隣接する前記カバー体同士の連結箇所の内側に配設される連結補助具と
    より構成された長尺物収容装置において、
    前記ベース体に前記カバー体を組付けたとき、前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の開口端部が嵌合され、当該嵌合箇所において前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の内側に前記ベース体の開口を形成する一対の側壁が配設され、
    前記連結補助具は、前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に架設され隣接するカバー体の間に形成された隙間を閉塞する補助具本体と、該補助具本体の上面に形成された溝とよりなることを特徴とする長尺物収容装置。
  2. 前記溝は、前記補助具本体が前記ベース体の一対の側壁の開口端部に架設された状態で長尺物収容材の周方向へ延びるように形成されている請求項1に記載の長尺物収容装置。
  3. 前記溝は、補助具本体の上面と該上面に立設された一対の壁状体より形成されている請求項2に記載の長尺物収容装置。
  4. 前記ベース体及びカバー体のうちの少なくともカバー体には、前記長尺物収容材の周方向に沿って延びる凹部及び凸部が、該長尺物収容材の長さ方向へ交互に連続して形成されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の長尺物収容装置。
  5. 前記補助具本体と長尺物収容材との間には、補助具本体を前記隙間を閉塞する位置に位置決めする位置決め手段が設けられている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の長尺物収容装置。
  6. 前記位置決め手段は、補助具本体に形成された嵌入部と、前記ベース体の内面に形成された嵌入凹部とより構成されている請求項5に記載の長尺物収容装置。
  7. 上向きに開口する半筒状のベース体に、下向きに開口する半筒状のカバー体を組付けて形成されて内部に管類又はケーブル類を収容する長尺物収容材における隣接する前記カバー体同士の連結箇所の内側に配設される連結補助具であって、
    前記ベース体に前記カバー体を組付けたとき、前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の開口端部が嵌合され、当該嵌合箇所において前記カバー体の開口を形成する一対の側壁の内側に前記ベース体の開口を形成する一対の側壁が配設され、
    前記ベース体の開口を形成する一対の側壁の開口端部に架設され隣接するカバー体の間に形成された隙間を閉塞する補助具本体と、該補助具本体の上面に形成された溝とよりなることを特徴とする連結補助具。
  8. 前記溝は、前記補助具本体が前記ベース体の一対の側壁の開口端部に架設された状態で長尺物収容材の周方向へ延びるように形成されている請求項7に記載の連結補助具。
  9. 前記溝は、補助具本体の上面と該上面に立設された一対の壁状体より形成されている請求項8に記載の連結補助具。
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