JP2006100237A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コネクタを小型化しつつランスの過度撓みを規制する。
【解決手段】 コネクタハウジングの下面にランス12が露出する形態で設けられる。リテーナ15は雌端子金具7に対して係止を行う端子係止部20と、この端子係止部20から先方へ延びる過度撓み規制部16とを備える。リテーナ15が仮係止位置にあるときには、過度撓み規制部16はランス12の下方に位置することで、ランス12が弾性限度を超えて撓み変形しようとしても、ランス12の先端が過度撓み規制部16の上面に当接することで、それ以上の変形を許可しない。したがって、ランス12の過度撓みを未然に回避することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明はコネクタに関する。
一般に、コネクタのキャビティ内には端子金具を抜け止め状態に保持するためのランスが一体に形成されている。ランスは前方へ向けて片持ち状に延び、上下方向への撓み変形が可能となっている。このようなものでは、キャビティの底面によってランスの過度撓みを規制するようにしたものが多い。その従来例としては、下記特許文献1のものを挙げることができる。
特開平5−182712号公報
図11は特許文献1とは別に、そのような機能をもったコネクタを示すものである。
ところで、図11に示すように、コネクタハウジング50としては、ランス51の下方に同ランス51の撓みが弾性限度内に留めるに必要な高さの撓み空間52を確保しなければならず、コネクタハウジング50の低背化の障害になる。そこで、ランス51がキャビティ53の壁面を兼用するようにすることが考えられる。すなわち、コネクタハウジング50の外面にランス51を露出した形態で形成し、コネクタハウジング50の外方に突出するようにして撓みを行わせる、という構造である。このようにすれば、コネクタハウジング50内に撓み空間を設けなくて済むから、その分の低背化が可能となる。
しかし、そのようにした場合にはランス51の過度撓み規制を別途講じなければならない。
そこで、この発明はコネクタハウジングの小型化を可能にしつつランスの過度撓み規制を達成できるコネクタを提供することを目的とした。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具を収容可能なキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの側面に露出した状態で形成され前記コネクタハウジングの側面外方へ撓みつつ前記端子金具に係止可能なランスと、前記コネクタハウジングに装着され前記端子金具と係止して前記ランスと共に端子金具を二重に抜け止めするリテーナとを備えてなり、このリテーナは前記コネクタハウジングに対し前記端子金具が前記キャビティに対し挿抜自在な仮係止位置と前記端子金具に係止して抜け止めを行う本係止位置との間を移動可能とされたコネクタであって、前記リテーナは前記端子金具に対して係止を行う端子係止部と、前記ランスの撓み側に配され前記リテーナが前記仮係止位置にあるときに前記ランスの過度撓みを規制可能な過度撓み規制部とを備えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、端子金具を収容可能なキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの側面に露出した状態で形成され前記コネクタハウジングの側面外方へ撓みつつ前記端子金具に係止可能なランスと、前記コネクタハウジングに装着され前記端子金具と係止して前記ランスと共に端子金具を二重に抜け止めするリテーナとを備えてなるコネクタであって、前記リテーナは前記端子金具に対して係止を行う端子係止部と、この端子係止部から前記ランスの露出側外面を覆うようにして同面に沿って延びるランス保護部とを備えることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記過度撓み規制部が前記ランスをその長さ方向に沿って被覆可能に形成されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記リテーナの端子係止部が前記端子金具と係止しているときに、前記過度撓み規制部あるいは前記ランス保護部は前記ランスの撓み領域に位置することで同ランスの撓み規制を行うことを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4いずれかに記載のものにおいて、前記過度撓み規制部あるいは前記ランス保護部には補強部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明においては、ランスの撓み方向側においてコネクタハウジングの壁面が形成されていないため、その分コネクタハウジングが小型化されている。しかし、ランスの撓み規制を行う壁面を持たないことから、過度撓みが懸念されるが、請求項1の発明によれば、リテーナが仮係止位置にあるときに、ランスに外力が作用して、コネクタハウジングの側面外方へ向かう撓み変形を生じても、ランスが過度撓み規制部と当接することでランスの過度撓みが規制されるため、ランスが塑性変形に至る事態を未然に回避することができる。
請求項2の発明においては、ランスの撓み方向側においてコネクタハウジングの壁面が形成されていないため、その分コネクタハウジングが小型化されている。しかし、ランスの撓み側に壁面を持たないことから、ランスが外力を受けて損傷に至ることが懸念されるが、請求項1の発明によれば、リテーナに形成されたランス保護部がランスを長さ方向に沿って覆って保護するため、ランスが損傷の事態に至ることを回避することができる。
請求項3の発明によれば、ランスの過度撓み規制と共にランスの保護を併せて行うことができる。
請求項4の発明によれば、リテーナの端子係止部が端子金具と係止しているときに、過度撓み規制部あるいはランス保護部がランスの撓みを規制して、つまりランスが端子金具に対する係止解除を行う方向への撓み変形を規制するため、端子金具に対する抜け止め状況を強化することができる。
請求項5の発明によれば、過度撓み規制部あるいは前記ランス保護部は補強部によって剛性が高められ、ランスに対する過度撓み機能あるいはランスを保護するという各機能の保持に有効である。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図8に基づいて説明する。図1において1は雌コネクタハウジングであり、その上面における幅方向中央には雄コネクタハウジング2との嵌合状態を保持するためのロックアーム3が撓み可能に配されている。ロックアーム3は前端側を支点とする一方、後端側が解除操作端部3Aとなっている。雌コネクタハウジング1の上面の後端縁には全幅に亘って保護壁5が立設され、その幅方向中央部には窓孔4が開口しロックアーム3の解除操作端部3Aを貫通させて解除操作を可能にしている。
また、雌コネクタハウジング1の内部には高さ方向に二段、幅方向に多数のキャビティ6が配列されている。各キャビティ6は前後方向に貫通して形成され、後方から雌端子金具7を収容可能である。
ここで、雌端子金具7について簡単に説明すると、雌端子金具7は雄端子金具8と接触可能な角筒部9と、この角筒部9の後方に配され電線との接続を行うバレル部10とからなっている。さらに、バレル部10は電線芯線と電線被覆とにかしめられるワイヤバレル10Aとインシュレーションバレル10Bとからなっている。図2、図3に示すものでは電線と接続した状態で、雌端子金具7の底面からワイヤバレル10A先端までの高さは角筒部9の高さよりも低くなっているが、インシュレーションバレル10B先端までの高さは角筒部9の高さよりも高くなるように設定されている。
このようにインシュレーションバレル10Bが、角筒部9よりも高くなっていることに対応してキャビティ6内の高さもこれに応じて段差が設けられている。このため、コネクタハウジングの下面においてバレル部10(インシュレーションバレル)に対応した部分は外方へ突出して膨出部11を形成する。
また、各キャビティ6の内部において、底面には前方へ向けて片持ち状に延びるランス12が設けられている。このランス12は高さ方向に撓み可能に形成され、雌端子金具7の角筒部9に形成されたランスホール(図示しない)に係止可能である。このランス12のうち図示上段側のキャビティ6内に配されたものは、同キャビティ6内においてその撓み空間が確保され、上下のキャビティ6間を仕切る仕切壁13が、ランス12の過度撓みを規制する役割を果たす。すなわち、ランス12が弾性限度を超えるような過度撓みを生じる前にランス12の先端が仕切壁13と当接し、これ以上の撓みを許容しないようになっている。しかし、下段側のキャビティ6(雌コネクタハウジング1の外面寄りに配されたキャビティ6)内に配されたランス12は、雌コネクタハウジング1の外面のうちランス対応部に雌コネクタハウジング1の壁面の肉厚に相当する除肉部14が凹設されることによって、そのほぼ全長にわたって雌コネクタハウジング1の外面に露出するようにしてある。より具体的には、ランス12が自然状態にあるときにはその下面がキャビティ6内の底面とほぼ面一をなすようにしてあるが、雌端子金具7の通過に伴って下方へ撓み変形したときにはランス12先端がキャビティ6から外方へ突出するようにしてある。例えば、後述するようにリテーナ15が仮係止位置にあるときには、雌端子金具7が通過してもランス12の先端はリテーナ15の過度撓み規制部16の上面とは若干の隙間が保有されて当接しないようにしてある(当接するような設定としてもよい。)が、外力の影響を受けて雌端子金具7の通過時以上の撓みが弾性限度内で生じたときに、ランス12先端はリテーナ15の過度撓み規制部16と当接するようにしてある。
前記コネクタハウジングの前壁において、各キャビティ6の前端はタブ挿通口17として開口し、雌雄コネクタハウジング1、2の嵌合の際には雄コネクタハウジング2内に設けられた雄端子金具8のタブ部が差し込み可能である。また、雌コネクタハウジング1の前壁にはタブ挿通口17の開口下縁部に連通するようにして治具挿入孔18が開口し、ここから解除治具を差し込んでランス12を係止解除方向に撓み変形させることができる。
また、雌コネクタハウジング1の図示下面であって、長さ方向の中央部(ランス12より後方)にはリテーナ装着孔19が開口している。このリテーナ装着孔19は上下段の各キャビティ6に連通するように形成されている。
次に、リテーナ15について説明すると、リテーナ15は雌コネクタハウジング1と同様、合成樹脂材にて一体に形成されており、全体として雌端子金具7に対して係止を行うための端子係止部20とランス12の過度撓みを規制しつつランス12の保護を行う過度撓み規制部16(ランス保護部でもある)とからなっている。端子係止部20はリテーナ装着孔19内へ嵌合可能に形成され、各キャビティ6内に対応した位置には雌端子金具7とに係止可能な係止突起21が形成されている。各係止突起21はリテーナ15が仮係止位置(図2及び図4状態)にあるときにはキャビティ6の外方に退避して各雌端子金具7がキャビティ6内へ挿抜されるのを許容するが、リテーナ15が本係止位置(図3及び図5状態)にあるときには、キャビティ6内に突入して雌端子金具7の角筒部9後端と係止可能である。
また、端子係止部20の幅方向両側には一対の側板22が備えられている。両側板22は端子係止部20及びこの端子係止部20の前方に延設された過度撓み規制部16を含めた前後寸法よりもやや長めの長さ寸法に設定されている。両側板22は僅かではあるが、相互に拡開方向への撓みが許容され雌コネクタハウジング1の幅方向両外側面を挟み付けることができるように形成されている。両側板22の先端(上端)寄りの内面には係止溝23がそれぞれ凹設されている。一方、雌コネクタハウジング1の幅方向両外側面には仮係止突縁24と、その上方に隙間を保有しつつ水平に延びる本係止突縁25とが突出形成されている。リテーナ15が仮係止位置にあるときには、係止溝23内に仮係止突縁24のみを嵌め入れてその係止溝23内の上縁に仮係止突縁24を係止させるとともに、側板22の上縁を本係止突縁25に係止させることで、リテーナ15全体の上下方向への動きを拘束することでリテーナ15全体を仮係止位置に保持している。一方、リテーナ15が本係止位置にあるときには、係止溝23内に仮係止突縁24及び本係止突縁25を嵌め入れて係止溝23内の上下縁に両突縁を係止させることで、リテーナ15の上下方向の動きを拘束し、もってリテーナ15全体を本係止位置に保持している。
過度撓み規制部16は端子係止部20と同幅をもって形成され、リテーナ15が仮係止位置にあるときには雌コネクタハウジング1の下面に沿って前方へ平行に延び、ランス12とは所定の隙間を保有している。具体的には、前述したように、雌端子金具7の通過に必要なランス12の撓み高さが確保される程の隙間に設定されている。但し、ランス12の弾性限度内において撓み変形を生じたときに、過度撓み規制部16の上面とランス12の先端とが当接する程度としてある。そして、リテーナ15が本係止位置に移動したときには、過度撓み規制部16は雌コネクタハウジング1の除肉部14へ適合して嵌り合って、過度撓み規制部16の下面と雌コネクタハウジング1の下面とがほぼ面一となるようにしてある。また、リテーナ15が本係止位置にあるときには、過度撓み規制部16の上面はランス12の下面とほぼ当接し、ランス12が解除方向へ撓み変形するのも同時に規制している。
なお、図8に示すように、雄コネクタハウジング2は、雌コネクタハウジング1を嵌合可能なフード部26を有し、その内部には雌雄両コネクタハウジング1,2が嵌合したときに、雌端子金具7と接触可能な雄端子金具8が複数本突出している。
次に、上記のように構成された実施形態1の作用効果を具体的に説明する。雌コネクタハウジング1に対しリテーナ15が仮係止位置に保持されている状態で、各キャビティ6へ雌端子金具7を挿入する。ランス12は雌端子金具7の通過に伴って下方へ撓み変形し、雌端子金具7が正規深さまで挿入されると、ランス12は復帰変形して図示しない雌端子金具7のランスホールと係止する。次に、リテーナ15を雌コネクタハウジング1側へ押し込んでやると、両側板22の上縁が本係止突縁25を乗り越え、係止溝23内に収まる。これによって、リテーナ15は本係止位置に保持される。この本係止位置では各係止突起21が対応する雌端子金具7の角筒部9後端と係止するとともに、過度撓み規制部16がランス12の下面と当接するため、これらによって雌端子金具7は確実に抜け止めがなされる。
こうして、雌コネクタに対する雌端子金具7の装着作業が完了すれば、雌雄コネクタの嵌合作業がなされる。すなわち、雌コネクタハウジング1を雄コネクタハウジング2のフード部26内に嵌合してやると、ロックアーム3が雄コネクタハウジング2側に設けられた図示しないロック受け部と係止し、これによって両コネクタが嵌合状態でロックされる。
ところで、本実施形態では、コネクタの小型化(低背化)を図った関係で、下段のキャビティ6のランス12は雌コネクタハウジング1の外面に露出することとなっている。したがって、リテーナ15が仮係止位置にあるときに、ランス12に対して外力が加えられると、雌コネクタハウジング1によっては撓み変形を規制することができない。しかし、この実施形態ではランス12が過度撓みしようとしてもリテーナ15の過度撓み規制部16に当接することで、弾性限度を超えた変形を規制するため、ランス機能を確実に保持することができる。したがって、低背化を達成するものにおいては、このような構造は極めて有意義と言える。また、過度撓み規制部16をリテーナ15という既存構造物に形成したことによって、過度撓み規制のための専用部材を設定する必要がなく、構造の簡素化も併せて図ることができる、という効果も得られる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図9及び図10によって説明する。雌コネクタハウジング1の小型化が進むと、それに伴ってランス12も薄肉化し、雌端子金具7に対する係止力が低下することが懸念される。実施形態2では、その対策として、ランス12の剛性を高める工夫をしている。具体的には、ランス12の下面の幅方向中央部に補強用リブ27を長さ方向に沿って突出形成している。
一方、ランス12に補強用リブ27を形成したことに伴い、過度撓み規制部16との干渉を回避する必要がある。そのため、各補強用リブ27に対応した箇所に逃がし用のスリット28を形成している。つまり、リテーナ15が仮係止位置にあるときに、ランス12が撓み変形を生じると、補強用リブ27の一部がスリット28内に入り込むようにしてあり、またリテーナ15が本係止位置にあるときには補強用リブ27の全体がスリット15内に収まり、外部に突出しないようにしてある。
さらに、実施形態2ではスリット28を形成したことに伴って過度撓み規制部16自体も強度低下してしまうことが懸念されるため、過度撓み規制部16の上面先端縁において、全幅に亘って補強縁29を突出形成することとした。
かくして、実施形態2によれば、過度撓み規制部16の変形が回避できるため、その機能保持に有効となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)いずれの実施形態においても、過度撓み規制部16はランス12のほぼ全長に亘る長さをもって形成されたものを示したが、過度撓み規制の機能を果たすだけであれば、必ずしもこれ程の長さを必要としない。ランス12の付け根部側に当接するだけの長さに形成してもランス12の過度撓み規制は可能となるからである。
ただ、本実施形態のようにランス12のほぼ全長に亘る長さをもって形成しておけば、ランス12を覆い隠すことができるため、ランス12に外部から異物が当たってしまう事態を回避することもできる。したがって、そのような長さ寸法をもったもの(本実施形態のもの)であれば、過度撓み規制部16はランス12に対する保護部としても機能する。
(2)両実施形態においては、リテーナ15が本係止位置にあるときに、過度撓み規制部16をランス12の下面に当接してランス12が解除方向へ撓み変形しないようにしたが、必ずしも当接させておく必要はない。
(3)実施形態2では、過度撓み規制部16に逃がし用のスリット28を形成したリテーナ15に補強縁29を適用したが、スリット28を有さないリテーナ15に適用してもよいのは勿論である。
コネクタの正面図 リテーナが仮係止位置にあるときの側断面図 同じく本係止位置にあるときの側断面図 リテーナが仮係止位置にあるときの正断面図 同じく本係止位置にあるときの正断面図 コネクタの平面図 リテーナが仮係止位置にあるときの側面図 雌雄コネクタハウジングを嵌合させたときの状態を示す側断面図 実施形態2に係るランスを裏面側から見た斜視図 同じくリテーナの斜視図 従来技術を示す側断面図
符号の説明
1…雌コネクタハウジング
6…キャビティ
7…雌端子金具
12…ランス
15…リテーナ
16…過度撓み規制部(ランス保護部)
20…端子係止部
29…補強縁(補強部)

Claims (5)

  1. 端子金具を収容可能なキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの側面に露出した状態で形成され前記コネクタハウジングの側面外方へ撓みつつ前記端子金具に係止可能なランスと、前記コネクタハウジングに装着され前記端子金具と係止して前記ランスと共に端子金具を二重に抜け止めするリテーナとを備えてなり、このリテーナは前記コネクタハウジングに対し前記端子金具が前記キャビティに対し挿抜自在な仮係止位置と前記端子金具に係止して抜け止めを行う本係止位置との間を移動可能とされたコネクタであって、
    前記リテーナは前記端子金具に対して係止を行う端子係止部と、前記ランスの撓み側に配され前記リテーナが前記仮係止位置にあるときに前記ランスの過度撓みを規制可能な過度撓み規制部とを備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 端子金具を収容可能なキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの側面に露出した状態で形成され前記コネクタハウジングの側面外方へ撓みつつ前記端子金具に係止可能なランスと、前記コネクタハウジングに装着され前記端子金具と係止して前記ランスと共に端子金具を二重に抜け止めするリテーナとを備えてなるコネクタであって、
    前記リテーナは前記端子金具に対して係止を行う端子係止部と、この端子係止部から前記ランスの露出側外面を覆うようにして同面に沿って延びるランス保護部とを備えることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1記載のものにおいて、前記過度撓み規制部が前記ランスをその長さ方向に沿って被覆可能に形成されていることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記リテーナの端子係止部が前記端子金具と係止しているときに、前記過度撓み規制部あるいは前記ランス保護部は前記ランスの撓み領域に位置することで同ランスの撓み規制を行うことを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項4いずれかに記載のものにおいて、前記過度撓み規制部あるいは前記ランス保護部には補強部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
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