JPH0986080A - リライトカード - Google Patents

リライトカード

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Publication number
JPH0986080A
JPH0986080A JP24480495A JP24480495A JPH0986080A JP H0986080 A JPH0986080 A JP H0986080A JP 24480495 A JP24480495 A JP 24480495A JP 24480495 A JP24480495 A JP 24480495A JP H0986080 A JPH0986080 A JP H0986080A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
magnetic
rewrite
base material
rewrite card
Prior art date
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Pending
Application number
JP24480495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kamiya
仁 神谷
Yuichi Naito
裕一 内藤
Akio Goto
章夫 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
Original Assignee
KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Kobayashi Kirokushi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KOBAYASHI KIROKUSHI KK, Kobayashi Kirokushi Co Ltd filed Critical KOBAYASHI KIROKUSHI KK
Priority to JP24480495A priority Critical patent/JPH0986080A/ja
Publication of JPH0986080A publication Critical patent/JPH0986080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融機関や商店等の流通機関、あるいは病院
等の予約業務の際、データの同時記録及び同時表示を可
能にした多目的型リライトカードを提供すること。 【解決手段】 カード基材20の一方の面側に種々の情
報をそれぞれ書き換え可能に表示できる印字エリア3
0,31を分割設置するとともに、各印字エリア30,
31に対応する磁気ストライプ40,41をカード基材
20の他方の面側に形成することにより、同一のカード
で種々の情報の同時記録,同時表示を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カード表面に熱
可逆性感熱記録層からなる印字エリアを設定し、カード
裏面に磁気ストライプを設定してなるリライトカードに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリペイドカード,ポイントカ
ード等に利用されるカードとして、出願人は先に実願昭
63−61829号において、熱可逆性感熱記録材料を
使用したリライトカードを提案している。
【0003】このものは、カードの情報表示部の素材と
して、熱可逆性感熱記録材料を使用するもので、この熱
可逆性感熱記録材料は、加熱により透明状態と白濁状態
とを可逆的に変化させ、更に常温でもその2形態を維持
するという特質を備えており、熱可逆性感熱記録材料に
サーマルヘッド等により、熱をかけて文字の印字及び消
去を行なうというものである。
【0004】そして、カードには情報を記録するストラ
イプ状や皮膜状の磁気記録層が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のリ
ライトカードにおいては、サーマルヘッド,熱板,ヒー
トロール等を使用して、熱可逆性感熱記録材料を白濁状
態,透明状態に可変操作して、印字・消字を行なうとと
もに、カード裏面の磁気記録層に所定情報を磁気記録す
るというものであるが、金融機関や商店等の流通機関に
使用されるポイントカード,プリペイドカード、あるい
は、病院等の予約業務に使用するカードは、それぞれ別
のカードとして発行する必要があり、カード発行作業が
面倒であるとともに、使用者においても複数のカードを
使い分けるなど、使い勝手上問題があった。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、金融機関や商店等の流通機関、あるいは病
院等の予約業務の際、データの同時記録及び同時表示を
可能にした多目的型のリライトカードを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るリライトカードは、カード基材の一方
の面に熱可逆性感熱記録層からなる複数の印字エリアを
形成し、他方の面に前記印字エリアに対応する複数の磁
気ストライプを形成することを特徴とする。
【0008】ここで、カード基材の一方の面側に設置さ
れる複数の印字エリアとしては、上下に2分割、左右に
2分割、あるいは上下および左右に3分割以上等のよう
に、種々の情報の性質に応じて任意に分割されて良く、
また、この分割された印字エリアに対応してカード他方
の面側には少なくとも2本の磁気ストライプが設定され
れば良い。
【0009】また、印字エリアとしては、熱可逆性感熱
記録材料を使用している。
【0010】以上の構成から明らかなように、本発明に
よるリライトカードは、カード基材に種々の情報を記録
できる複数の磁気ストライプを設けるとともに、各磁気
ストライプに対応する印字エリアを分割設置するという
ものであるから、一枚のカードで種々の情報の同時記
録,同時表示が可能となった。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリライトカー
ドの一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0012】図1乃至図3は本発明に係るリライトカー
ドの一実施形態としてのポイントカードを示すもので、
図1は一方の面側から見た平面図、図2は他方の面側か
ら見た平面図、図3は同カードの構成を示す断面図、図
4乃至図6は本発明に係るリライトカードの別の実施形
態を示す各平面図である。
【0013】図面において、ポイントカード10は、硬
質塩化ビニル樹脂等からなるカード基材20の一方の面
20a側に印字エリア30が複数個区画設置されてお
り、カード基材20の他方の面20b側にはこれも複数
の磁気ストライプ40,41が形成されている。
【0014】更に詳しくは、カード基材20は、適度な
剛性をもち、厚さが均一で機械的強度が大きく温湿度変
化に対して伸縮が少ないこと、印刷,加工適性が良いこ
と、耐水,耐薬品性が良いこと、経時変化の少ないこ
と、安価であること等から本実施形態ではセンターコア
層21の両面にオーバーシート層22をラミネートした
積層構成のものが使用されており、センターコア層21
としては、厚み250乃至700μmの白色硬質塩化ビ
ニル樹脂シートを使用し、オーバーシート層22として
は厚み50乃至100μmの透明硬質塩化ビニル樹脂シ
ートを使用している。
【0015】そして、このカード基材20の一方の面2
0a側に形成される印字エリア30としては、紫外線硬
化型インキ等による有色印刷層50が形成され、更にそ
の表面側に空気層51を介して熱可逆性感熱記録層52
が形成されている。
【0016】上記熱可逆性感熱記録層52は、樹脂マト
リックス材と、この樹脂マトリックス材に分散された有
機低分子物質を主成分とするもので、例えばT0 以下の
常温で白濁不透明状態にある。
【0017】これをT1 〜T2 間の温度に加熱すると、
透明になり、この状態で再びTO 以下の常温に戻しても
透明のままである。
【0018】これは温度T1 〜T2 から温度T0 以下に
至るまでに有機低分子物質が半溶融状態を経て多結晶か
ら単結晶へと結晶が成長するためと考えられる。
【0019】更に、T3 以上の温度に加熱すると、最大
透明度と最大不透明との中間の半透明状態になる。
【0020】次にこの温度を下げていくと、再び透明状
態をとることなく最初の白濁不透明状態に戻る。
【0021】これは温度T3 以上で有機低分子物質が溶
融後冷却されることにより、多結晶が析出するためであ
ると考えられる。
【0022】尚、この不透明状態のものをT0 〜T3
の温度に加熱した後、常温、すなわちT0 以下の温度に
冷却した場合には透明と不透明との間の状態をとること
ができる。
【0023】前記常温で透明になったものを再びT3
上の温度に加熱し、常温に戻せば再び白濁不透明状態に
戻る。すなわち、常温で不透明及び透明の両形態及びそ
の中間状態をとることができる。
【0024】従って、このような可逆性感熱記録層52
表面を例えばサーマルヘッドで選択的に加熱し、透明時
に白濁画像、又は白濁時に透明画像を形成することがで
きるとともに、このような画像形成及び消去を何度も繰
り返すことが可能となるため、カード基材20の一方の
面20a側に設定された複数の印字エリア、例えば第1
印字エリア30aと第2印字エリア30bとにそれぞれ
独立して種々の情報を表示あるいはこの情報を消去する
ことが可能である。
【0025】次いで、カード基材20の他方の面20b
側に設定されている第1磁気ストライプ40と第2磁気
ストライプ41との構成について説明する。
【0026】まず、第1磁気ストライプ40は、JIS
規格I型の磁気ストライプであり、磁性材料としてはγ
−Fe2 3 を使用し、粒径が0.3〜0.8μm(長
軸)、軸比5〜10の針状結晶で、加熱,加圧に対して
減磁が少なく、かつ安価である。Hc(保磁力)が22
〜32kA/m(275〜400エルステッド)程度の
ものであり、これら磁性材料をバインダ材料と混合して
磁性塗料又は磁性インキの形でカード基材20の他方の
面20b側に供給する。
【0027】尚、本実施形態においては、磁性層転写法
によりJIS規格I型の磁気ストライプ40を形成す
る。
【0028】すなわち、20μm厚程度の薄手のPET
ベースにシリコン等の剥離剤を塗布しておき、その上に
保護コート剤,磁性塗料,感熱接着剤等を積層塗布す
る。
【0029】これを所定の幅に切断して転写用磁気テー
プを製造する。次にこのテープを反転して接着剤をカー
ド基材20の他方の面20bに接し、加熱加圧して接着
し冷却後、PETベースを剥離して第1磁気ストライプ
40をカード基材20の他方の面20bに形成する。
【0030】同様に第2磁気ストライプ41は、JIS
規格II型の磁気ストライプであり、Co被着型γ−Fe
2 3 が使用され、Hc(保磁力)が48〜56kA/
m(600〜700エルステッド)の磁性材料を使用
し、同様に磁性塗料あるいは磁性インキの形で供給さ
れ、第1磁気ストライプ40と同様に磁性層転写方式に
よりカード基材20の他方の面20b面に形成される。
【0031】このように、本発明に使用するポイントカ
ード10は、カード基材20の一方の面20aには所定
情報を適宜表示あるいは消去できる複数の印字エリア3
0を第1印字エリア30a、第2印字エリア30bのよ
うに区画形成するとともに、カード基材20の他方の面
20bには例えば規格の異なるJISI型,JISII型
のように異なる規格の磁気ストライプ40,41を形成
するという構成であるため、1枚のカード10を使用し
て、種々の情報の同時記録・同時表示を可能とした。
【0032】次いで、このポイントカード10の使用形
態について説明する。
【0033】例えば、利用者が商店で買い物をした場
合、支出金額に応じて、商店側がポイントカード10の
第1磁気ストライプ40にポイントを加算して記録する
とともに、第1印字エリア30aにポイントを印字す
る。
【0034】また、銀行でのCD,ATM等の使用や貯
金額に応じてポイントを加算して、ポイントカード10
の第2磁気ストライプ41に記録するとともに、第2印
字エリア30bにポイントを印字する。
【0035】そして、それぞれのポイントは互換性をも
ち、商店,銀行でのポイントを合計したものが利用者個
人の現在のポイントとなり、1枚のポイントカード10
によりポイント数に応じた買い物,貯金等を商店,銀行
で実施できる。
【0036】更に、ポイントカード10の別の実施形態
としては、図4乃至図6に示すように、カード基材20
の一方の面20a側に形成される印字エリア30とし
て、図4,図5に示すように矩形状の印字エリア30
a,30b,30c,30dを独立して区画形成しても
良く、このようにすれば、各種情報の内容により、適正
箇所に所定情報を利用者に解りやすく表示できるという
利点がある。
【0037】この実施形態においてもカード基材20の
他方の面20bにはこれら情報に対応して第1磁気スト
ライプ40と第2磁気ストライプ41とが形成されてお
り、所定情報の同時記録・同時表示が可能になるという
作用効果は第1実施形態のものと同様である。
【0038】尚、図6に示すように、カード基材20の
一方の面20a側に形成される印字エリア30として
は、矩形状の他に楕円形状や円形状あるいは幾何学形状
等、任意の形状に設定しても良く、独立して区画された
各印字エリア30a,30b,30cの外形状を任意に
設定することにより、カード10の意匠性を高めること
ができるという利点がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るリライ
トカードは、カード基材の他方の面側に複数の磁気スト
ライプを設定するとともに、各磁気ストライプに記録さ
れた情報を表示する印字エリアをカード基材の一方の面
側に分割設置するというものであるから、従来のリライ
トカードは各種機関により別途のカードとして管理され
ていたが、本発明によれば一枚のカードで種々の情報の
同時記録・同時表示を可能にしたため、金融・流通機関
における各種管理業務や、病院の予約業務等の顧客管理
に有効に利用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリライトカードの一実施形態を示
すポイントカードを一方の面側から見た平面図。
【図2】図1に示すポイントカードを他方の面側から見
た平面図。
【図3】図1中III −III 線断面図。
【図4】本発明に係るリライトカードの別の実施形態を
示すポイントカードを一方の面側から見た平面図。
【図5】本発明に係るリライトカードの別の実施形態を
示すポイントカードを一方の面側から見た平面図。
【図6】本発明に係るリライトカードの別の実施形態を
示すポイントカードを一方の面側から見た平面図。
【符号の説明】
10 ポイントカード 20 カード基材 30a 第1印字エリア 30b 第2印字エリア 40 第1磁気ストライプ 41 第2磁気ストライプ 52 熱可逆性感熱記録層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード基材の一方の面に熱可逆性感熱記
    録層からなる複数の印字エリアを形成し、他方の面に前
    記印字エリアに対応する複数の磁気ストライプを形成す
    ることを特徴とするリライトカード。
  2. 【請求項2】 前記印字エリアが各々独立に区画されて
    いることを特徴とする請求項1記載のリライトカード。
  3. 【請求項3】 前記磁気ストライプの規格がJISI型
    及びJISII型であることを特徴とする請求項1または
    2記載のリライトカード。
  4. 【請求項4】 前記カード基材が硬質塩化ビニル樹脂製
    であることを特徴とする請求項1乃至3記載のリライト
    カード。
JP24480495A 1995-09-22 1995-09-22 リライトカード Pending JPH0986080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24480495A JPH0986080A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 リライトカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24480495A JPH0986080A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 リライトカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0986080A true JPH0986080A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17124195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24480495A Pending JPH0986080A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 リライトカード

Country Status (1)

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JP (1) JPH0986080A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001307141A (ja) * 2000-04-25 2001-11-02 Oki Joho Systems:Kk 期限付き使用券の発券方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001307141A (ja) * 2000-04-25 2001-11-02 Oki Joho Systems:Kk 期限付き使用券の発券方法

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Effective date: 20041026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060303