JP2001202565A - 記録媒体用ラベル及びそのラベルを用いた音楽・映像データ配信システム - Google Patents
記録媒体用ラベル及びそのラベルを用いた音楽・映像データ配信システムInfo
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- JP2001202565A JP2001202565A JP2000009597A JP2000009597A JP2001202565A JP 2001202565 A JP2001202565 A JP 2001202565A JP 2000009597 A JP2000009597 A JP 2000009597A JP 2000009597 A JP2000009597 A JP 2000009597A JP 2001202565 A JP2001202565 A JP 2001202565A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- label
- music
- recording
- data
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音楽・映像データ配信システムを利用して記
録媒体にデータを記録する際に、記録媒体に曲名などの
情報を書き換え可能に表示記録することができる記録媒
体用ラベル、及び前記システムにより記録媒体にデータ
を記録する際に、自動的に情報を表示記録することがで
きる記録媒体用ラベルを用いた音楽・映像データ配信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 ラベル用基材の上に、記録状態及び消去
状態相互間における表示状態の変更が、一方への変更は
電界の作用により行われ、他方への変更は熱の作用によ
り行われる可逆性表示素子を有する記録媒体用ラベル
と、音楽・映像データ配信システムにおいて、記録手段
により記録媒体にデータを記録する際に、記録媒体用ラ
ベルに消去書き換え可能な状態で記録する表示記録手段
を設けたことを特徴とする。
録媒体にデータを記録する際に、記録媒体に曲名などの
情報を書き換え可能に表示記録することができる記録媒
体用ラベル、及び前記システムにより記録媒体にデータ
を記録する際に、自動的に情報を表示記録することがで
きる記録媒体用ラベルを用いた音楽・映像データ配信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 ラベル用基材の上に、記録状態及び消去
状態相互間における表示状態の変更が、一方への変更は
電界の作用により行われ、他方への変更は熱の作用によ
り行われる可逆性表示素子を有する記録媒体用ラベル
と、音楽・映像データ配信システムにおいて、記録手段
により記録媒体にデータを記録する際に、記録媒体用ラ
ベルに消去書き換え可能な状態で記録する表示記録手段
を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽等を録音する
CD,MD,DVD,テープ等の記録媒体に貼付し、そ
の録音した音楽等に関する情報を書き換え可能に表示す
るための記録媒体用ラベルと、店頭販売機又は自動販売
機を使用して、ユーザーが選曲した音楽や映像等を配信
センターから取り寄せて記録媒体に記録し、その記録音
楽を表示することができる記録媒体用ラベルを用いた音
楽・映像データ配信システムに関する。
CD,MD,DVD,テープ等の記録媒体に貼付し、そ
の録音した音楽等に関する情報を書き換え可能に表示す
るための記録媒体用ラベルと、店頭販売機又は自動販売
機を使用して、ユーザーが選曲した音楽や映像等を配信
センターから取り寄せて記録媒体に記録し、その記録音
楽を表示することができる記録媒体用ラベルを用いた音
楽・映像データ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽データや映像データを公衆回
線を介して通信で自動販売機に配信し、この自動販売機
から記録媒体に記録する音楽・映像データ配信システム
が知られている。この音楽・映像データ配信システム
は、例えば、種々の音楽データや映像データを蓄積した
音楽・映像データベースを備えた配信センターと、C
D,MD,DVD,テープ等の記録媒体に音楽データや
映像データを記録して販売する自動販売機とを、インタ
ーネット等の公衆回線を介して通信手段で結び、ユーザ
ーが自動販売機で音楽を選曲し特定することで、そのユ
ーザーが選曲した音楽や映像を配信センターから自動販
売機に配信した後、自動販売機を使用して記録媒体に記
録するシステムである。そして、ユーザーがこの音楽・
映像データ配信システムを使用して、音楽データや映像
データを記録媒体に記録する毎に、例えば1曲毎に料金
を支払う等で音楽の販売を行うものである。
線を介して通信で自動販売機に配信し、この自動販売機
から記録媒体に記録する音楽・映像データ配信システム
が知られている。この音楽・映像データ配信システム
は、例えば、種々の音楽データや映像データを蓄積した
音楽・映像データベースを備えた配信センターと、C
D,MD,DVD,テープ等の記録媒体に音楽データや
映像データを記録して販売する自動販売機とを、インタ
ーネット等の公衆回線を介して通信手段で結び、ユーザ
ーが自動販売機で音楽を選曲し特定することで、そのユ
ーザーが選曲した音楽や映像を配信センターから自動販
売機に配信した後、自動販売機を使用して記録媒体に記
録するシステムである。そして、ユーザーがこの音楽・
映像データ配信システムを使用して、音楽データや映像
データを記録媒体に記録する毎に、例えば1曲毎に料金
を支払う等で音楽の販売を行うものである。
【0003】この音楽・映像データ配信システムにおい
ては、音楽データや映像データのソフトを記録媒体に販
売するため、記録媒体はユーザーが任意に各自の所有の
ものを使用することが可能であり、いちいち新たに記録
媒体を購入する必要はない。従って、1枚の記録媒体を
使用して何度も記録及び消去を繰り返して、各種の曲を
一時的に記録したり、また複数の記録媒体を用意して、
各種の曲を各記録媒体に記録するなど、ユーザーの目的
に応じた記録媒体への記録を行うことができる。
ては、音楽データや映像データのソフトを記録媒体に販
売するため、記録媒体はユーザーが任意に各自の所有の
ものを使用することが可能であり、いちいち新たに記録
媒体を購入する必要はない。従って、1枚の記録媒体を
使用して何度も記録及び消去を繰り返して、各種の曲を
一時的に記録したり、また複数の記録媒体を用意して、
各種の曲を各記録媒体に記録するなど、ユーザーの目的
に応じた記録媒体への記録を行うことができる。
【0004】しかしながら、各種の曲を記録媒体に記録
する場合に、記録媒体に貼付したラベル等に記録した曲
名を記入しておかないと、どの記録媒体にどんな曲を記
録したのかが後でわからなくなることが予想される。し
かしながら、一度に多数の曲を記録したり、また複数の
記録媒体毎に任意の曲を記録したりなどする場合には、
いちいち曲名を記入することが面倒であり、また間違え
て記入する危険性もあり不便である。
する場合に、記録媒体に貼付したラベル等に記録した曲
名を記入しておかないと、どの記録媒体にどんな曲を記
録したのかが後でわからなくなることが予想される。し
かしながら、一度に多数の曲を記録したり、また複数の
記録媒体毎に任意の曲を記録したりなどする場合には、
いちいち曲名を記入することが面倒であり、また間違え
て記入する危険性もあり不便である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、音楽
・映像データ配信システムを利用して記録媒体に音楽デ
ータや映像データを記録する際に、記録媒体に記録した
音楽や映像を特定することができる曲名やタイトルなど
の情報を、書き換え可能に表示記録することができる記
録媒体用ラベルを提供する。また、音楽・映像データ配
信システムを利用して記録媒体に音楽データや映像デー
タを記録する際に、自動的に音楽や映像を特定すること
ができる曲名やタイトルなどの情報を表示記録すること
ができる、記録媒体用ラベルを用いた音楽・映像データ
配信システムを提供するものである。
・映像データ配信システムを利用して記録媒体に音楽デ
ータや映像データを記録する際に、記録媒体に記録した
音楽や映像を特定することができる曲名やタイトルなど
の情報を、書き換え可能に表示記録することができる記
録媒体用ラベルを提供する。また、音楽・映像データ配
信システムを利用して記録媒体に音楽データや映像デー
タを記録する際に、自動的に音楽や映像を特定すること
ができる曲名やタイトルなどの情報を表示記録すること
ができる、記録媒体用ラベルを用いた音楽・映像データ
配信システムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体用ラベ
ルは、記録媒体に貼付し、該記録媒体の記録情報に関す
る情報を書き換え可能に表示する記録媒体用ラベルであ
って、ラベル用基材の上に、記録状態及び消去状態相互
間における表示状態の変更が、一方への変更は電界の作
用により行われ、他方への変更は熱の作用により行われ
る可逆性表示素子を有することを特徴とするものであ
る。
ルは、記録媒体に貼付し、該記録媒体の記録情報に関す
る情報を書き換え可能に表示する記録媒体用ラベルであ
って、ラベル用基材の上に、記録状態及び消去状態相互
間における表示状態の変更が、一方への変更は電界の作
用により行われ、他方への変更は熱の作用により行われ
る可逆性表示素子を有することを特徴とするものであ
る。
【0007】また、前記記録媒体がミニディスクであ
り、また前記記録情報が音楽データであることを特徴と
する。更に、前記可逆性表示素子は、高分子中に分散保
持された液晶の配向状態を熱及び電界の作用によって変
更可能な液晶/高分子複合膜によって形成されたもので
あることを特徴とする。
り、また前記記録情報が音楽データであることを特徴と
する。更に、前記可逆性表示素子は、高分子中に分散保
持された液晶の配向状態を熱及び電界の作用によって変
更可能な液晶/高分子複合膜によって形成されたもので
あることを特徴とする。
【0008】本発明の記録媒体用ラベルを用いた音楽・
映像データ配信システムは、音楽データ又は映像データ
を蓄積した管理センターと、音楽又は映像データをユー
ザに提供する自動販売機と、前記管理センターから前記
自動販売機に通信回線網を介して音楽データ又は映像デ
ータの通信を行う通信手段と、前記自動販売機内で、書
き換え表示可能な記録媒体用ラベルが貼付された記録媒
体に音楽データ又は映像データを記録するための記録手
段と、を備えた音楽・映像データ配信システムにおい
て、前記記録手段により記録媒体に音楽データ又は映像
データを記録する際に、前記音楽データ又は映像データ
に関する情報を前記記録媒体用ラベルに消去書き換え可
能な状態で記録する表示記録手段を設けたことを特徴と
するものである。
映像データ配信システムは、音楽データ又は映像データ
を蓄積した管理センターと、音楽又は映像データをユー
ザに提供する自動販売機と、前記管理センターから前記
自動販売機に通信回線網を介して音楽データ又は映像デ
ータの通信を行う通信手段と、前記自動販売機内で、書
き換え表示可能な記録媒体用ラベルが貼付された記録媒
体に音楽データ又は映像データを記録するための記録手
段と、を備えた音楽・映像データ配信システムにおい
て、前記記録手段により記録媒体に音楽データ又は映像
データを記録する際に、前記音楽データ又は映像データ
に関する情報を前記記録媒体用ラベルに消去書き換え可
能な状態で記録する表示記録手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明にかかる記
録媒体用ラベルの実施形態の平面図で、(a)はミニデ
ィスクの上面貼付用のラベルの平面図で、(b)はミニ
ディスクの側面貼付用のラベルの平面図、図2は、図1
(a)のA−A線断面図、図3は、ミニディスクに本発
明にかかる記録媒体用ラベルを貼付した状態を示す斜視
図、図4は、本発明にかかる記録媒体用ラベルをミニデ
ィスクに貼付した状態における一部切り欠き断面図、図
5は、音楽・映像データ配信システムの概略を示すブロ
ック図、図6は、音楽・映像データ配信システムの音楽
データの流れを説明する図である。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明にかかる記
録媒体用ラベルの実施形態の平面図で、(a)はミニデ
ィスクの上面貼付用のラベルの平面図で、(b)はミニ
ディスクの側面貼付用のラベルの平面図、図2は、図1
(a)のA−A線断面図、図3は、ミニディスクに本発
明にかかる記録媒体用ラベルを貼付した状態を示す斜視
図、図4は、本発明にかかる記録媒体用ラベルをミニデ
ィスクに貼付した状態における一部切り欠き断面図、図
5は、音楽・映像データ配信システムの概略を示すブロ
ック図、図6は、音楽・映像データ配信システムの音楽
データの流れを説明する図である。
【0010】以下、本発明の具体的な実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明にかかる記録媒
体用ラベルを、ミニディスク用のラベルに適用した実施
形態の平面図であり、図2は、その断面図である。図2
に示すように、記録媒体用ラベル1aは、基材シート6
上に、導伝層3、PDLC膜4、保護膜5が順次積層さ
れた可逆性表示素子2を有し、この可逆性表示素子2の
裏面に形成された粘着剤層7と、この粘着剤層7に対し
て剥離可能に被覆した剥離紙8とから構成されている。
参照しながら説明する。図1は、本発明にかかる記録媒
体用ラベルを、ミニディスク用のラベルに適用した実施
形態の平面図であり、図2は、その断面図である。図2
に示すように、記録媒体用ラベル1aは、基材シート6
上に、導伝層3、PDLC膜4、保護膜5が順次積層さ
れた可逆性表示素子2を有し、この可逆性表示素子2の
裏面に形成された粘着剤層7と、この粘着剤層7に対し
て剥離可能に被覆した剥離紙8とから構成されている。
【0011】記録媒体用ラベル1aには、各種のデータ
を書込んだり消去したりを反復して行うための書込み用
表示領域9と、その他の表示領域10とをあらかじめ定
めておくことで、書込み装置による記録媒体用ラベル1
に対する書込み時に、書込み位置の整合性が取れるよう
にしておくことが好ましい。また、上記その他の表示領
域10は、ミニディスク本体の色に合う色彩に基づいて
選んだ色を表示するために用いる。記録媒体用ラベル1
aにおける、書込み用表示領域9とその他の表示領域1
0の各領域をどのように定めるかは任意であり、種々の
デザインを施すことができる。
を書込んだり消去したりを反復して行うための書込み用
表示領域9と、その他の表示領域10とをあらかじめ定
めておくことで、書込み装置による記録媒体用ラベル1
に対する書込み時に、書込み位置の整合性が取れるよう
にしておくことが好ましい。また、上記その他の表示領
域10は、ミニディスク本体の色に合う色彩に基づいて
選んだ色を表示するために用いる。記録媒体用ラベル1
aにおける、書込み用表示領域9とその他の表示領域1
0の各領域をどのように定めるかは任意であり、種々の
デザインを施すことができる。
【0012】可逆性表示素子2は、高分子中に液晶を分
散してなる液晶/高分子複合膜((Polymer D
ispersed Liquid Crystal)
膜、以下、PDLC膜という)と、PDLC膜4に垂直
に電界を印加するための手段とを備えている。この手段
として、PDLC膜両面を電極で挟持してもよいが、任
意部分に電界印加するため等の点で、裏面側電極のみと
し、表面側電極は外部電極等を用いる方式が可能であ
る。したがって、可逆性表示素子2は、少なくとも電極
(導電層3)とPDLC膜4とからなり、適宜、PDL
C膜4の保護層5を設ける。また、可逆性表示素子2が
設けられる記録媒体の表面が導電性を有する場合には、
導電層を省略することができる。
散してなる液晶/高分子複合膜((Polymer D
ispersed Liquid Crystal)
膜、以下、PDLC膜という)と、PDLC膜4に垂直
に電界を印加するための手段とを備えている。この手段
として、PDLC膜両面を電極で挟持してもよいが、任
意部分に電界印加するため等の点で、裏面側電極のみと
し、表面側電極は外部電極等を用いる方式が可能であ
る。したがって、可逆性表示素子2は、少なくとも電極
(導電層3)とPDLC膜4とからなり、適宜、PDL
C膜4の保護層5を設ける。また、可逆性表示素子2が
設けられる記録媒体の表面が導電性を有する場合には、
導電層を省略することができる。
【0013】PDLC膜4による可逆性表示素子2の可
視情報の記録/消去原理は、熱と電界と(熱−電界モー
ド)による液晶分子配向の秩序性の変化(ホメオトロピ
ック配向またはホモジニアス配向という配向状態と、ラ
ンダム配向状態との変化)による光錯乱と光透過(2色
性色素を併用したゲスト−ホスト効果の場合は、2色性
色素の光吸収量の大小)を利用する。したがって、表示
状態として、白濁光(光錯乱)を記録状態で、透明化
(光透過)を消去状態で利用する場合は、印字はスポッ
ト的に加熱可能な例えばサーマルヘッドやレーザーヘッ
ド等の加熱手段で行い、一方、消去はPDLC膜4に液
晶配向のしきい値以上の電界を印加して行う。
視情報の記録/消去原理は、熱と電界と(熱−電界モー
ド)による液晶分子配向の秩序性の変化(ホメオトロピ
ック配向またはホモジニアス配向という配向状態と、ラ
ンダム配向状態との変化)による光錯乱と光透過(2色
性色素を併用したゲスト−ホスト効果の場合は、2色性
色素の光吸収量の大小)を利用する。したがって、表示
状態として、白濁光(光錯乱)を記録状態で、透明化
(光透過)を消去状態で利用する場合は、印字はスポッ
ト的に加熱可能な例えばサーマルヘッドやレーザーヘッ
ド等の加熱手段で行い、一方、消去はPDLC膜4に液
晶配向のしきい値以上の電界を印加して行う。
【0014】前記PDLC膜4は、従来の熱−熱モード
による各種可逆性表示素子に比較して、記録媒体に適用
した場合に最適な優れた性能を有する。すなわち、電界
印加による配向状態化はμsecオーダと高速で変化す
るために高速書換処理ができ、書換可能回数も充分であ
る。また、2色性色素の併用で視認性も良く、書き換え
に2種類の外部エネルギーを使用するので容易に改ざん
できず、自然環境下で表示が消えにくく、表示の信頼性
も高い。
による各種可逆性表示素子に比較して、記録媒体に適用
した場合に最適な優れた性能を有する。すなわち、電界
印加による配向状態化はμsecオーダと高速で変化す
るために高速書換処理ができ、書換可能回数も充分であ
る。また、2色性色素の併用で視認性も良く、書き換え
に2種類の外部エネルギーを使用するので容易に改ざん
できず、自然環境下で表示が消えにくく、表示の信頼性
も高い。
【0015】PDLC膜4としては、例えば、特開平4
−71899号公報で提案されているものも使用できる
が、なかでも、マイクロカプセル法で作製したPDLC
膜4は液晶がマイクロカプセルで完全に包囲されるた
め、液晶の染みだしが無い等、種々の点で優れ、本出願
人による特開平5−301489号公報、特願平6−3
3283号、特願平6−44735号及び特願平6−1
19702号等で提案したもの等も使用できる。なお、
可逆性表示素子2は、塗工法、印刷法、転写法、ラミネ
ート法等の公知の方法によって設けられる。
−71899号公報で提案されているものも使用できる
が、なかでも、マイクロカプセル法で作製したPDLC
膜4は液晶がマイクロカプセルで完全に包囲されるた
め、液晶の染みだしが無い等、種々の点で優れ、本出願
人による特開平5−301489号公報、特願平6−3
3283号、特願平6−44735号及び特願平6−1
19702号等で提案したもの等も使用できる。なお、
可逆性表示素子2は、塗工法、印刷法、転写法、ラミネ
ート法等の公知の方法によって設けられる。
【0016】PDLC膜4中の液晶を分散保持する高分
子マトリックスには、例えば、塩化ビニル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、塩化
ビニリデン系樹脂、ポリアクリレート、ポリメタクリレ
ート、アクリレート−メタクリレート共重合体等のアク
リル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリチオール系
樹脂、紫外線や電子線で硬化する電離放射線硬化性樹脂
等が使用される。
子マトリックスには、例えば、塩化ビニル樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系樹脂、塩化
ビニリデン系樹脂、ポリアクリレート、ポリメタクリレ
ート、アクリレート−メタクリレート共重合体等のアク
リル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポ
リアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリチオール系
樹脂、紫外線や電子線で硬化する電離放射線硬化性樹脂
等が使用される。
【0017】また、液晶には、スメクチック液晶、ある
いは、ネマチック液晶、コレステリック液晶、ディクコ
レステリック液晶、高分子液晶、及びこれらの混合系等
が挙げられる。また、二色性色素を液晶に適量混合し、
ゲスト−ホスト効果で表示コントラストを上げ、視認性
を高めることもできる。PDLC膜4では、使用する2
色性色素によって様々な色を発色させたり、文字情報を
表示することができるので、ミニディスク本体の色と同
様の色の色素を選択することによって、ミニディスク本
体の色のデザインに合わせたラベルを用意することがで
きる。
いは、ネマチック液晶、コレステリック液晶、ディクコ
レステリック液晶、高分子液晶、及びこれらの混合系等
が挙げられる。また、二色性色素を液晶に適量混合し、
ゲスト−ホスト効果で表示コントラストを上げ、視認性
を高めることもできる。PDLC膜4では、使用する2
色性色素によって様々な色を発色させたり、文字情報を
表示することができるので、ミニディスク本体の色と同
様の色の色素を選択することによって、ミニディスク本
体の色のデザインに合わせたラベルを用意することがで
きる。
【0018】また、液晶を高分子マトリックス中に分散
するには、相分離法、エマルジョン法、マイクロカプセ
ル法、溶媒蒸発法、懸濁重合法等を各種利用できるが、
なかでも、液晶の染みだし防止効果のあるエマルジョン
法、マイクロカプセル法が優れ、マイクロカプセル法は
さらに分散液晶粒子の耐久性向上効果もあり、in−s
titu重合法によるマイクロカプセル法は、実用的な
膜厚、表示品質等の点で好適な10μm以下の粒径が得
られる点で優れている。
するには、相分離法、エマルジョン法、マイクロカプセ
ル法、溶媒蒸発法、懸濁重合法等を各種利用できるが、
なかでも、液晶の染みだし防止効果のあるエマルジョン
法、マイクロカプセル法が優れ、マイクロカプセル法は
さらに分散液晶粒子の耐久性向上効果もあり、in−s
titu重合法によるマイクロカプセル法は、実用的な
膜厚、表示品質等の点で好適な10μm以下の粒径が得
られる点で優れている。
【0019】なお、PDLC膜4は通常3〜23μm程
度の膜厚で使用するが、下限値は表示コントラストの点
から、上限値は液晶の配向状態への実用的駆動電圧の点
から決まる。
度の膜厚で使用するが、下限値は表示コントラストの点
から、上限値は液晶の配向状態への実用的駆動電圧の点
から決まる。
【0020】導電層3としては、導電層3を水平方向の
横断路としてPDLC膜4に垂直電界を印加できる程度
の伝導性があれば半導体領域の材料でもよいが、電圧印
加のロス等を考慮すれば良導電性の方がよい。例えば、
導電層3は、アルミニウム等の金属の蒸着膜や金属箔、
ITO膜等の透明導電膜、カーボンブラック等による導
電性塗膜等からなる。
横断路としてPDLC膜4に垂直電界を印加できる程度
の伝導性があれば半導体領域の材料でもよいが、電圧印
加のロス等を考慮すれば良導電性の方がよい。例えば、
導電層3は、アルミニウム等の金属の蒸着膜や金属箔、
ITO膜等の透明導電膜、カーボンブラック等による導
電性塗膜等からなる。
【0021】保護層5は、PDLC膜4を圧力、外力、
外部環境等から保護し、プリントヘッドに対して耐熱
性、耐摩耗性、耐擦傷性等を持たせるために適宜設け
る。保護層5としては、熱硬化性樹脂、紫外線や電子線
で硬化する電離放射線硬化性樹脂等の硬化性樹脂が物性
の点で好ましく、これらの樹脂の塗液やインキに、ワッ
クス等の滑剤等の各種添加剤を適宜混合したものを全面
または部分的に形成する。保護層5の厚みは0.5〜1
0μm程度である。
外部環境等から保護し、プリントヘッドに対して耐熱
性、耐摩耗性、耐擦傷性等を持たせるために適宜設け
る。保護層5としては、熱硬化性樹脂、紫外線や電子線
で硬化する電離放射線硬化性樹脂等の硬化性樹脂が物性
の点で好ましく、これらの樹脂の塗液やインキに、ワッ
クス等の滑剤等の各種添加剤を適宜混合したものを全面
または部分的に形成する。保護層5の厚みは0.5〜1
0μm程度である。
【0022】なお、PDLC膜4と保護層5との間に中
間層を、PDLC膜4と導電層3との間に接着層を介在
させてもよい。中間層は、保護層5を塗装等で形成時に
PDLC膜4が損傷するのを防止するものであり、接着
層は導電層3とPDLC膜4との密着性を向上するため
のものである。
間層を、PDLC膜4と導電層3との間に接着層を介在
させてもよい。中間層は、保護層5を塗装等で形成時に
PDLC膜4が損傷するのを防止するものであり、接着
層は導電層3とPDLC膜4との密着性を向上するため
のものである。
【0023】また、保護層5を塗液にて形成する場合、
塗液溶剤成分がPDLC膜4中に浸透し、液晶配向性能
を低下させないように、液晶に影響しない塗液にてバリ
ヤー層として中間層を形成した後、保護層5を形成する
のもよい。このような中間層の形成は、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセル
ロース、でんぷん等の水溶性樹脂の水溶性塗液が使用で
きる。中間層の厚みは0.5〜10μm程度である。保
護層5及び中間層の厚みは電界印加に過大な電圧を要さ
ない程度とする。
塗液溶剤成分がPDLC膜4中に浸透し、液晶配向性能
を低下させないように、液晶に影響しない塗液にてバリ
ヤー層として中間層を形成した後、保護層5を形成する
のもよい。このような中間層の形成は、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセル
ロース、でんぷん等の水溶性樹脂の水溶性塗液が使用で
きる。中間層の厚みは0.5〜10μm程度である。保
護層5及び中間層の厚みは電界印加に過大な電圧を要さ
ない程度とする。
【0024】中間層を設けることにより保護層5の樹脂
選定の自由度は増し、例えば、保護層にソフトウレタン
アクリレート等の電離放射線硬化性樹脂を使用すると優
れた耐熱性、耐摩耗性、耐擦傷性、プリントヘッドへの
適度なヘッドタッチ性、クッション性が得られる。
選定の自由度は増し、例えば、保護層にソフトウレタン
アクリレート等の電離放射線硬化性樹脂を使用すると優
れた耐熱性、耐摩耗性、耐擦傷性、プリントヘッドへの
適度なヘッドタッチ性、クッション性が得られる。
【0025】また、基材シート6としては、例えば、ポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポ
リ塩化ビニル等の塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン等
のオレフィン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル等のアク
リル系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、三酢酸
セルロース等のセルロース系樹脂等の樹脂のシートや
板、コート紙等の紙、合成紙、金属箔、セラミックシー
ト、あるいは、これらの複合体等が使用できる。厚みは
用途により適宜選択するが、50〜1000μm程度で
ある。これらは、通常絶縁性であるが、適度の導電性を
持たせれば、導電層3を兼用し、導電層3を省略するこ
ともできる。
リエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポ
リ塩化ビニル等の塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン等
のオレフィン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル等のアク
リル系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、三酢酸
セルロース等のセルロース系樹脂等の樹脂のシートや
板、コート紙等の紙、合成紙、金属箔、セラミックシー
ト、あるいは、これらの複合体等が使用できる。厚みは
用途により適宜選択するが、50〜1000μm程度で
ある。これらは、通常絶縁性であるが、適度の導電性を
持たせれば、導電層3を兼用し、導電層3を省略するこ
ともできる。
【0026】なお、基材シート6の表面は、導電層3と
の密着性向上のために、コロナ処理、シランカップリン
グ剤やウレタン樹脂等によるプライマー処理等の公知の
易接着処理を施しておいてもよい。
の密着性向上のために、コロナ処理、シランカップリン
グ剤やウレタン樹脂等によるプライマー処理等の公知の
易接着処理を施しておいてもよい。
【0027】本発明の記録媒体用ラベルは、図1(a)
に示すミニディスクの上面貼付用のラベルの他に、図1
(b)に示すようなミニディスクの側面貼付用の記録媒
体用ラベル1bにも,同様の積層構成を有する記録媒体
用ラベルとして適用することができる。また、本発明の
記録媒体用ラベルは、ミニディスク用のラベルに限ら
ず、CD,DVD,テープ等の記録媒体に使用すること
ができる。
に示すミニディスクの上面貼付用のラベルの他に、図1
(b)に示すようなミニディスクの側面貼付用の記録媒
体用ラベル1bにも,同様の積層構成を有する記録媒体
用ラベルとして適用することができる。また、本発明の
記録媒体用ラベルは、ミニディスク用のラベルに限ら
ず、CD,DVD,テープ等の記録媒体に使用すること
ができる。
【0028】図3には、実施形態にかかる記録媒体用ラ
ベル1a,1bをミニディスク11の上面及び側面に貼
付した状態が示されているが、上記各々のラベルから剥
離紙6を剥離し、粘着剤層7によりミニディスク11に
貼付することで、ミニディスク11に記録する音楽デー
タ等の関する情報をラベル上に書き換え消去可能に表示
することができる。
ベル1a,1bをミニディスク11の上面及び側面に貼
付した状態が示されているが、上記各々のラベルから剥
離紙6を剥離し、粘着剤層7によりミニディスク11に
貼付することで、ミニディスク11に記録する音楽デー
タ等の関する情報をラベル上に書き換え消去可能に表示
することができる。
【0029】次に、本発明の記録媒体用ラベルを用いた
音楽・映像データ配信システムについて説明する。図5
は、音楽・映像データ配信システムの概略を示すブロッ
ク図、図6は、音楽・映像データ配信システムの音楽・
映像データの流れを説明する図である。図5において、
音楽データや映像データを蓄積した配信管理センター1
2と、自動販売機14とは、公衆回線13を介してデー
タの配信を可能に結ばれている。配信管理センター12
には、音楽データや映像データの送受信を行う通信部1
5と、音楽データや映像データが蓄積されているデータ
蓄積部17と、データ蓄積部17と通信部15とを制御
する制御部16とが備えられている。
音楽・映像データ配信システムについて説明する。図5
は、音楽・映像データ配信システムの概略を示すブロッ
ク図、図6は、音楽・映像データ配信システムの音楽・
映像データの流れを説明する図である。図5において、
音楽データや映像データを蓄積した配信管理センター1
2と、自動販売機14とは、公衆回線13を介してデー
タの配信を可能に結ばれている。配信管理センター12
には、音楽データや映像データの送受信を行う通信部1
5と、音楽データや映像データが蓄積されているデータ
蓄積部17と、データ蓄積部17と通信部15とを制御
する制御部16とが備えられている。
【0030】また、自動販売機10には、公衆回線を介
して管理センター12との間で音楽データや映像データ
等の送受信を行う通信部18と、ユーザーがデータを購
入する際に操作を行う操作部19と、データを記録媒体
に記録するデータ記録部20と、記録媒体に記録するデ
ータの名称等の関連情報を、記録媒体に貼付されたラベ
ルに書込むラベル書込部21と、データを記録する記録
媒体を搬送する記録媒体搬送部22と、前記各部を制御
する制御部23と、を備えている。上記ラベル書込部2
1は、記録媒体に貼付されたラベルに対し、加熱と電界
印加を選択的に施すことができるよう構成されていて、
制御部23からの信号に基づいてコントロールされる。
して管理センター12との間で音楽データや映像データ
等の送受信を行う通信部18と、ユーザーがデータを購
入する際に操作を行う操作部19と、データを記録媒体
に記録するデータ記録部20と、記録媒体に記録するデ
ータの名称等の関連情報を、記録媒体に貼付されたラベ
ルに書込むラベル書込部21と、データを記録する記録
媒体を搬送する記録媒体搬送部22と、前記各部を制御
する制御部23と、を備えている。上記ラベル書込部2
1は、記録媒体に貼付されたラベルに対し、加熱と電界
印加を選択的に施すことができるよう構成されていて、
制御部23からの信号に基づいてコントロールされる。
【0031】そして、上記音楽・映像データ配信システ
ムは、図6に示すように1つの配信管理センター12に
対して、複数の自動販売機14を別々に所定の場所に設
置して、広範囲において多数のユーザーに音楽データや
映像データ等のデータを通信を用いて配信することがで
きる。また、配信管理センター12には、公衆回線を介
して音楽制作会社24や映像制作会社等から新曲データ
や最新映像データを送信して、随時、配信管理センター
12のデータ蓄積部17にデータを蓄積するようにして
もよい。
ムは、図6に示すように1つの配信管理センター12に
対して、複数の自動販売機14を別々に所定の場所に設
置して、広範囲において多数のユーザーに音楽データや
映像データ等のデータを通信を用いて配信することがで
きる。また、配信管理センター12には、公衆回線を介
して音楽制作会社24や映像制作会社等から新曲データ
や最新映像データを送信して、随時、配信管理センター
12のデータ蓄積部17にデータを蓄積するようにして
もよい。
【0032】以上のように構成された音楽・映像データ
配信システムの動作について説明する。まず、ユーザー
が音楽データや映像データを購入する場合、自動販売機
14の操作部19を操作して、配信を希望するデータを
選択する。操作部19にて指示を受けた制御部23は、
ユーザーから要求されたデータを、公衆回線13を介し
て、管理センター12の通信部15に指示を出す。通信
部15より指示を受けた制御部16は、データ蓄積部1
7より、要求のデータを取り出し、制御部16へ送り返
す。この際、音楽や映像データに関する例えばその名称
等のデータも同時にデータ蓄積部17より取り出す。送
り返されたデータは、公衆回線13を介して自動販売機
14に配信される。
配信システムの動作について説明する。まず、ユーザー
が音楽データや映像データを購入する場合、自動販売機
14の操作部19を操作して、配信を希望するデータを
選択する。操作部19にて指示を受けた制御部23は、
ユーザーから要求されたデータを、公衆回線13を介し
て、管理センター12の通信部15に指示を出す。通信
部15より指示を受けた制御部16は、データ蓄積部1
7より、要求のデータを取り出し、制御部16へ送り返
す。この際、音楽や映像データに関する例えばその名称
等のデータも同時にデータ蓄積部17より取り出す。送
り返されたデータは、公衆回線13を介して自動販売機
14に配信される。
【0033】自動販売機14に配信された音楽データや
映像データは、通信を行う通信部18から自動販売機1
4に収納され、制御部23により、データ記録部20に
データを配信すると同時に、ラベル書込部21に配信さ
れた音楽や映像データに関する名称等の情報も配信す
る。また、配信されたデータを記録する記録媒体を搬送
する記録媒体搬送部22に、未記録媒体収納部に収納さ
れている未記録の媒体を、ラベル書込部21及びデータ
記録部20に搬送するように指示を出す。そして、まず
ラベル書込部21に搬送された記録媒体のラベル上に配
信された音楽データや映像データに関する名称等の情報
を書込み表示する。次に、データ記録部20で、ユーザ
の要求された音楽データまたは映像データを記録した
後、自動販売機14からこの記録媒体を排出して最終的
にユーザーが受け取るものである。また、手持ちの記録
媒体を使用して、配信されたデータを記録する場合に
は、未記録媒体収納部を使用しなくてもよい。
映像データは、通信を行う通信部18から自動販売機1
4に収納され、制御部23により、データ記録部20に
データを配信すると同時に、ラベル書込部21に配信さ
れた音楽や映像データに関する名称等の情報も配信す
る。また、配信されたデータを記録する記録媒体を搬送
する記録媒体搬送部22に、未記録媒体収納部に収納さ
れている未記録の媒体を、ラベル書込部21及びデータ
記録部20に搬送するように指示を出す。そして、まず
ラベル書込部21に搬送された記録媒体のラベル上に配
信された音楽データや映像データに関する名称等の情報
を書込み表示する。次に、データ記録部20で、ユーザ
の要求された音楽データまたは映像データを記録した
後、自動販売機14からこの記録媒体を排出して最終的
にユーザーが受け取るものである。また、手持ちの記録
媒体を使用して、配信されたデータを記録する場合に
は、未記録媒体収納部を使用しなくてもよい。
【0034】本発明の記録媒体用ラベルを用いた音楽・
映像データ配信システムにおいては、例えばミニディス
ク等の記録媒体にあらかじめ可逆性表示素子2にPDL
C膜4及び導電層3とを用いているラベルを貼付してお
くことで、ラベルに対して熱を加えることでデータを書
込みし、また電界を印加することで表示されたデータを
消去することができる。従って、同じラベルが貼付され
た記録媒体を繰り返し使用することが可能である。
映像データ配信システムにおいては、例えばミニディス
ク等の記録媒体にあらかじめ可逆性表示素子2にPDL
C膜4及び導電層3とを用いているラベルを貼付してお
くことで、ラベルに対して熱を加えることでデータを書
込みし、また電界を印加することで表示されたデータを
消去することができる。従って、同じラベルが貼付され
た記録媒体を繰り返し使用することが可能である。
【0035】本発明の記録媒体用ラベルを用いた音楽・
映像データ配信システムは、特に自動販売機14内に、
記録媒体に貼付されたラベルに対し、加熱と電界印加を
選択的に施すことができるよう構成されたラベル書込部
21を備えたことにより、記録媒体に配信されたデータ
を記録する毎に、記録媒体に貼付されたラベルに、配信
されたデータに関する情報を書込んで表示することがで
きるものである。
映像データ配信システムは、特に自動販売機14内に、
記録媒体に貼付されたラベルに対し、加熱と電界印加を
選択的に施すことができるよう構成されたラベル書込部
21を備えたことにより、記録媒体に配信されたデータ
を記録する毎に、記録媒体に貼付されたラベルに、配信
されたデータに関する情報を書込んで表示することがで
きるものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録媒体
用ラベルは、記録媒体に貼付し、該記録媒体に記録した
音楽や映像等のデータ情報に関する情報を書き換え可能
に表示することができるので、特に音楽・映像データ配
信システム等を利用して記録媒体に音楽データや映像デ
ータを記録する際に、記録媒体に記録した音楽を特定す
ることができる曲名やタイトルなどの情報を、書き換え
可能に表示記録することができ、そのラベルを見ること
で間違えなく希望の音楽を聞いたり、映像を見ることが
でき便利である。
用ラベルは、記録媒体に貼付し、該記録媒体に記録した
音楽や映像等のデータ情報に関する情報を書き換え可能
に表示することができるので、特に音楽・映像データ配
信システム等を利用して記録媒体に音楽データや映像デ
ータを記録する際に、記録媒体に記録した音楽を特定す
ることができる曲名やタイトルなどの情報を、書き換え
可能に表示記録することができ、そのラベルを見ること
で間違えなく希望の音楽を聞いたり、映像を見ることが
でき便利である。
【0037】また、本発明の記録媒体用ラベルをミニデ
ィスク用のラベルとすることで、音楽・映像データ配信
システムで配信された音楽データを優れた音質でミニデ
ィスクに記録すると共に、ラベルに曲名等の情報を書込
み表示できる。更に、記録媒体用ラベルの可逆性表示素
子に、高分子中に分散保持された液晶の配向状態を熱及
び電界の作用によって変更可能な液晶/高分子複合膜を
使用することで、ミニディスク等の記録媒体本体の色の
デザインに合わせて、PDLC膜で使用する2色性色素
を選択することによって、ラベルが記録媒体本体に貼付
されても違和感がなく優れたデザインの記録媒体を提供
できる。
ィスク用のラベルとすることで、音楽・映像データ配信
システムで配信された音楽データを優れた音質でミニデ
ィスクに記録すると共に、ラベルに曲名等の情報を書込
み表示できる。更に、記録媒体用ラベルの可逆性表示素
子に、高分子中に分散保持された液晶の配向状態を熱及
び電界の作用によって変更可能な液晶/高分子複合膜を
使用することで、ミニディスク等の記録媒体本体の色の
デザインに合わせて、PDLC膜で使用する2色性色素
を選択することによって、ラベルが記録媒体本体に貼付
されても違和感がなく優れたデザインの記録媒体を提供
できる。
【0038】また、本発明の記録媒体用ラベルを用いた
音楽・映像データ配信システムは、配信された音楽デー
タや映像データを記録媒体に記録する際に、記録する音
楽データの曲名や映像データのタイトル等の情報を自動
的にラベルに書込み表示されるので、ラベルに表示され
た情報を見ることですぐに識別することができ便利であ
る。
音楽・映像データ配信システムは、配信された音楽デー
タや映像データを記録媒体に記録する際に、記録する音
楽データの曲名や映像データのタイトル等の情報を自動
的にラベルに書込み表示されるので、ラベルに表示され
た情報を見ることですぐに識別することができ便利であ
る。
【図1】本発明にかかる記録媒体用ラベルの実施形態の
平面図で、(a)はミニディスクの上面貼付用のラベル
の平面図で、(b)はミニディスクの側面貼付用のラベ
ルの平面図である。
平面図で、(a)はミニディスクの上面貼付用のラベル
の平面図で、(b)はミニディスクの側面貼付用のラベ
ルの平面図である。
【図2】図1(a)のA−A線断面図である。
【図3】ミニディスクに本発明にかかる記録媒体用ラベ
ルを貼付した状態を示す斜視図である。
ルを貼付した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明にかかる記録媒体用ラベルをミニディス
クに貼付した状態における一部切り欠き断面図である。
クに貼付した状態における一部切り欠き断面図である。
【図5】音楽・映像データ配信システムの概略を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】音楽・映像データ配信システムの音楽データの
流れを説明する図である。
流れを説明する図である。
1a,1b 記録媒体用ラベル 2 可逆性表示素子 3 導伝層 4 PDLC膜 5 保護膜 6 基材シート 7 粘着剤層 8 剥離紙 9 書込み用表示領域 10 その他の表示領域 11 ミニディスク 12 配信管理センター 13 公衆回線 14 自動販売機 15,18 通信部 16,23 制御部 17 データ蓄積部 19 操作部 20 データ記録部 21 ラベル書込部 22 記録媒体搬送部 24 音楽制作会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 610 H04N 7/173 610A
Claims (4)
- 【請求項1】 記録媒体に貼付し、該記録媒体の記録情
報に関する情報を書き換え可能に表示する記録媒体用ラ
ベルであって、 ラベル用基材の上に、記録状態及び消去状態相互間にお
ける表示状態の変更が、一方への変更は電界の作用によ
り行われ、他方への変更は熱の作用により行われる可逆
性表示素子を有することを特徴とする記録媒体用ラベ
ル。 - 【請求項2】 前記記録媒体がミニディスクであり、ま
た前記記録情報が音楽データであることを特徴とする請
求項1記載の記録媒体用ラベル。 - 【請求項3】 前記可逆性表示素子は、高分子中に分散
保持された液晶の配向状態を熱及び電界の作用によって
変更可能な液晶/高分子複合膜によって形成されたもの
であることを特徴とする請求項1又は2記載の記録媒体
用ラベル。 - 【請求項4】 音楽データ又は映像データを蓄積した管
理センターと、音楽又は映像データをユーザに提供する
自動販売機と、前記管理センターから前記自動販売機に
通信回線網を介して音楽データ又は映像データの通信を
行う通信手段と、前記自動販売機内で、書き換え表示可
能な記録媒体用ラベルが貼付された記録媒体に音楽デー
タ又は映像データを記録するための記録手段と、を備え
た音楽・映像データ配信システムにおいて、 前記記録手段により記録媒体に音楽データ又は映像デー
タを記録する際に、前記音楽データ又は映像データに関
する情報を前記記録媒体用ラベルに消去書き換え可能な
状態で記録する表示記録手段を設けたことを特徴とする
記録媒体用ラベルを用いた音楽・映像データ配信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009597A JP2001202565A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 記録媒体用ラベル及びそのラベルを用いた音楽・映像データ配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009597A JP2001202565A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 記録媒体用ラベル及びそのラベルを用いた音楽・映像データ配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001202565A true JP2001202565A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18537726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000009597A Withdrawn JP2001202565A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 記録媒体用ラベル及びそのラベルを用いた音楽・映像データ配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001202565A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070622A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 標示方法、記録方法、標示装置、記録装置および記録媒体 |
US7123312B2 (en) * | 1996-02-13 | 2006-10-17 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Apparatus having a rewritable display portion |
-
2000
- 2000-01-19 JP JP2000009597A patent/JP2001202565A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7123312B2 (en) * | 1996-02-13 | 2006-10-17 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Apparatus having a rewritable display portion |
WO2006070622A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 標示方法、記録方法、標示装置、記録装置および記録媒体 |
US8125675B2 (en) | 2004-12-28 | 2012-02-28 | Panasonic Corporation | Labeling method, recording method, labeling apparatus, recording apparatus and recording medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |