JPH0981402A - マルチプロセッサシステム - Google Patents

マルチプロセッサシステム

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Publication number
JPH0981402A
JPH0981402A JP23508295A JP23508295A JPH0981402A JP H0981402 A JPH0981402 A JP H0981402A JP 23508295 A JP23508295 A JP 23508295A JP 23508295 A JP23508295 A JP 23508295A JP H0981402 A JPH0981402 A JP H0981402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
interrupt
data transfer
designation register
destination designation
Prior art date
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Pending
Application number
JP23508295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroomi Shimizu
弘臣 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP23508295A priority Critical patent/JPH0981402A/ja
Publication of JPH0981402A publication Critical patent/JPH0981402A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送処理装置からの割り込み先プロセ
ッサをソフトウェアによって可変とすることを可能とす
ることにより、ハードウェアによって作り込まれた割り
込み先制御手段に対し、高い自由度をシステムに与え
る。 【解決手段】 各プロセッサ10,11…12中に割り
込み先指定レジスタ書き換え命令発行手段101を設け
る。また、データ転送処理装置3中には、命令発行手段
101が発行する割り込み先指定レジスタ書き換え命令
により書き換えられる割り込み先指定レジスタ31と、
データ転送終了割り込みを、レジスタ31の指定に従っ
て、プロセッサに要求するデータ転送終了割り込み要求
手段32とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチプロセッサ
システムにおけるデータ転送処理装置からの割り込み制
御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチプロセッサシステムにおい
て、データ転送処理装置からプロセッサに対してデータ
転送終了割り込みを行う場合、割り込み先プロセッサの
選択方式には、以下のようなものが知られている。
【0003】(1)方式1 図2に示すように、システムを構成するプロセッサ1
0,11…12の内、特定プロセッサ10のみが割り込
み処理を行う。この場合、データ転送処理装置20は固
定した特定プロセッサ10を割り込み対象として認識す
る。
【0004】(2)方式2 図3に示すように、割り込み要求はシステムを構成する
全てのプロセッサ10,11…12に対して要求され、
最初に割り込みを受け付けたプロセッサが割り込み処理
を行う。この場合、データ転送処理装置20は全てのプ
ロセッサ10,11…12を割り込み対象として認識す
る。
【0005】(3)方式3 図4に示すように、データ転送処理を要求したプロセッ
サ11が割り込み処理を行う。この場合、データ転送処
理装置20はデータ転送命令を発行したプロセッサ11
を記憶し、当該プロセッサ11を割り込み対象として認
識する。
【0006】(4)方式4 特定のアルゴリズムに基づいて割り込み処理を行うプロ
セッサが動的に変更される。すなわち、図5に示すよう
に、割り込み制御手段30を備え、プロセッサ10,1
1…12と割り込み制御手段30とデータ転送処理装置
間20に特別な専用インタフェースを設け、プロセッサ
10,11…12のステータスを監視し、割り込み制御
装置30が各プロセッサ10,11…12の状態から割
り込み対象を動的に決定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の各方式
の問題点を以下に示す。
【0008】(1)方式1 割り込み処理を行えるプロセッサが固定されているた
め、特定のプロセッサの障害がシステムの障害に直結
し、また当該プロセッサの負荷が大きい場合でも割り込
み対象の変更が不可能である。
【0009】(2)方式2 割り込みを最初に受け付けて割り込み処理を行うプロセ
ッサが、システムにおいて割り込み処理を行うのに最適
なプロセッサになるとは限らない。また、全てのプロセ
ッサに割り込み要求がなされるため、結果的に割り込み
を行わないプロセッサにおける割り込みの無効化処理が
必要となる。
【0010】(3)方式3 データ転送処理を要求したプロセッサが割り込みを受け
付けるまでにダウンした場合の対策が必要となる。
【0011】(4)方式4 割り込み制御装置がプロセッサのステータスを監視する
必要があるため、インタフェースに多量のハードウェア
リソースが必要となる。この欠点はプロセッサ数が多く
なった場合に顕著となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチプロセッ
サシステムは、複数のプロセッサと、該複数プロセッサ
間を結ぶネットワークと、該ネットワークに接続される
共有メモリと、該共有メモリと拡張記憶装置との間でデ
ータ転送を行うデータ転送処理装置を有するマルチプロ
セッサシステムにおいて、前記各プロセッサ中に、割り
込み先指定レジスタ書き換え命令を発行する手段を設
け、また、前記データ転送処理装置に、前記割り込み先
指定レジスタ書き換え命令により書き換えられる割り込
み先指定レジスタと、データ転送終了割り込みを前記割
り込み先指定レジスタによる指定に従って、前記プロセ
ッサに要求するデータ転送終了割り込み要求を行う手段
とを設け、前記データ転送処理装置からの割り込み先プ
ロセッサをソフトウェアによって可変とすることを可能
とすることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0014】図1に示す本発明の一実施例は、複数のプ
ロセッサ10,11…12と、これらプロセッサ10,
11…12の間を結ぶネットワーク2と、ネットワーク
2に接続される共有メモリ4と、拡張記憶装置5を接続
し、ネットワーク2に接続されるデータ転送処理装置3
とから構成される。プロセッサ10,11…12中に
は、割り込み先指定レジスタ書き換え命令発行手段10
1を、またデータ転送処理装置中3には、プロセッサ1
0,11…12が発行する割り込み先指定レジスタ書き
換え命令によって書き換えられる割り込み先指定レジス
タ31と、データ転送終了割り込みを割り込み先指定レ
ジスタ31の内容に従い要求するデータ転送終了割り込
み要求手段302とを設けている。
【0015】次に本実施例の動作例を説明する。
【0016】システム管理を行うプロセッサ10は、割
り込み先指定レジスタ書き換え命令発行手段101を用
いて、データ転送処理装置3中の割り込み先指定レジス
タ31を書き換え、割り込み先プロセッサ11を指定す
る。
【0017】データ転送命令を実行する任意のプロセッ
サ12は、データ転送命令をデータ転送処理装置3に対
して発行し、データ転送処理装置3は共有メモリ4と拡
張記憶装置5間でデータ転送動作を行う。
【0018】データ転送処理装置3はデータ転送動作終
了時、割り込み先指定レジスタ31の内容に従い、割り
込み先プロセッサ11を認識し、データ転送終了割り込
み要求手段32によってプロセッサ11に対してデータ
転送終了割り込みを行う。
【0019】割り込み先プロセッサの変更を行う状況の
例を以下に示す。
【0020】(a)プロセッサ10,11…12のステ
ータスを監視して得られる動的な負荷の状況に基づき、
あるいは事前に予想された負荷の発生状況に基づき、そ
れぞれの時点で割り込み処理を行うに適したプロセッサ
を指定する。
【0021】(b)割り込み処理を行うべく指定されて
いたプロセッサに障害が発生した場合、代替となるプロ
セッサを指定する。
【0022】(a)、(b)の場合でも、本発明におい
ては、プロセッサ10からの割り込み先プロセッサ書き
換え命令発行手段101によって割り込み先指定レジス
タ31を書き換えることにより、割り込み先プロセッサ
を変更することが可能である。また、(a)、(b)で
示した例以外の状況において割り込み先プロセッサを変
更することも容易に実現可能である。
【0023】
【発明の効果】上述したように、プロセッサが発行する
割り込み先指定レジスタ書き換え命令によって、データ
転送処理装置中の割り込み先指定レジスタを書き換える
ことにより、本発明は、データ転送処理装置からの割り
込み先プロセッサの変更が容易に実現できる。
【0024】これにより、(a)負荷の動的な分散、
(b)障害発生時の割り込み先の動的な変更、(c)そ
の他の要求による動的な割り込み先の変更、に対して柔
軟に対処可能なシステムが実現可能となる。これはハー
ドウェアによって作り込まれた割り込み先制御手段に対
して高い自由度をシステムに与えることができることに
なる。
【0025】本発明の実現にあたっては、プロセッサお
よびデータ転送処理装置への少量のハードウェアの追加
で実現可能である。従来のハードウェアによる動的な割
り込み先変更機構に対して、特別な割り込み制御手段、
あるいは、プロセッサ数が増加した場合にはコストの急
騰を招くプロセッサと割り込み制御手段間の専用インタ
フェースを必要とせず、低コストで実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】従来の第1の例の概念図である。
【図3】従来の第2の例の概念図である。
【図4】従来の第3の例の概念図である。
【図5】従来の第4の例の概念図である。
【符号の説明】
10,11…12 プロセッサ 2 ネットワーク 4 共有メモリ 3,20 データ転送処理装置 5 拡張記憶装置 101 割り込み先指定レジスタ書き換え命令発行手
段 31 割り込み先指定レジスタ 32 データ転送終了割り込み要求手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサと、該複数プロセッサ間
    を結ぶネットワークと、該ネットワークに接続される共
    有メモリと、該共有メモリと拡張記憶装置との間でデー
    タ転送を行うデータ転送処理装置を有するマルチプロセ
    ッサシステムにおいて、 前記各プロセッサ中に、割り込み先指定レジスタ書き換
    え命令を発行する手段を設け、また、前記データ転送処
    理装置に、前記割り込み先指定レジスタ書き換え命令に
    より書き換えられる割り込み先指定レジスタと、データ
    転送終了割り込みを前記割り込み先指定レジスタによる
    指定に従って、前記プロセッサに要求するデータ転送終
    了割り込み要求を行う手段とを設け、 前記データ転送処理装置からの割り込み先プロセッサを
    ソフトウェアによって可変とすることを可能とすること
    を特徴とするマルチプロセッサシステム。
JP23508295A 1995-09-13 1995-09-13 マルチプロセッサシステム Pending JPH0981402A (ja)

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JP23508295A JPH0981402A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 マルチプロセッサシステム

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JP23508295A JPH0981402A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 マルチプロセッサシステム

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JPH0981402A true JPH0981402A (ja) 1997-03-28

Family

ID=16980805

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JP23508295A Pending JPH0981402A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 マルチプロセッサシステム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970930