JPH0978875A - 車両搬送台車及び該台車を備えた駐車装置 - Google Patents

車両搬送台車及び該台車を備えた駐車装置

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JPH0978875A
JPH0978875A JP25713095A JP25713095A JPH0978875A JP H0978875 A JPH0978875 A JP H0978875A JP 25713095 A JP25713095 A JP 25713095A JP 25713095 A JP25713095 A JP 25713095A JP H0978875 A JPH0978875 A JP H0978875A
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horizontal
turntable
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Kiyoshi Yamagishi
清 山岸
Akira Shizukuishi
明 雫石
Noritaka Hatanaka
範孝 畑中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可能な限りの集約化を図り、設置場所の広さ
や高さに応じた設計が可能な駐車装置を提供する。 【解決手段】 駐車階Fを垂直方向に二階以上設ける。
この駐車階Fは、車両Cを水平方向に搬送する水平搬送
装置Aと、この水平搬送装置Aの通路に沿って配設され
た複数の駐車区画2と、水平搬送装置A及び駐車区画2
にそれぞれ設けられてそれらの間で車両の受け渡しを行
う車両受渡手段6,7と、を備えてなる。車両搬送台車
9を、その走行通路11が、最も下側の駐車階の水平搬
送装置の通路脇に接続するように配設する。この車両搬
送台車は、走行可能な台車基体13と、この台車基体1
3の走行方向の前後いずれか一方端側に設けた昇降ガイ
ド16と、この昇降ガイド16に沿って片持支持状態で
昇降するリフト17と、このリフト17上で車両Cの向
きを反転せしめるターンテーブル30と、このターンテ
ーブル30上に設けられて各駐車階Fの水平搬送装置A
との間で車両Cの受け渡しを行う車両受渡手段6,7
と、を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両搬送台車及び
該台車を備えた駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】限られたスペースを有効に活用し、駐車
効率の向上を意図した駐車装置として、例えば、次に示
すような構成のものが知られている。
【0003】まず、車両を駐車装置の全体に渡って昇降
させる垂直搬送装置が設けられる。次に、この垂直搬送
装置の昇降路に沿って水平搬送装置が多段的に設けられ
る。これらの水平搬送装置は、前記垂直搬送装置から車
両を受け取り、受け取った車両を水平方向に搬送するも
のである。
【0004】前記各水平搬送装置の走行通路脇には、こ
の走行通路に沿って複数の駐車区画がそれぞれ配設され
ている。
【0005】また、前記垂直搬送装置及び前記各水平搬
送装置には、これら相互間で車両の受け渡しを行うこと
ができるように車両受渡手段がそれぞれ設けられるとと
もに、前記各駐車区画には、前記水平搬送装置との間で
車両の受渡を行うことができるように、同じく車両受渡
手段がそれぞれ設けられている。
【0006】そして、(イ)前記垂直搬送装置による車
両の垂直方向への移動、(ロ)前記垂直搬送装置と前記
各水平搬送装置との間での車両の受け渡し、(ハ)前記
各水平搬送装置による車両の水平方向への移動、(ニ)
前記各水平搬送装置と前記各駐車区画との間での車両の
受け渡し、を通じて、前記各駐車区画内にそれぞれ車両
を駐車することができるようにしたものである(例え
ば、実開平1−150764号公報等参照)。
【0007】前記のような構成の駐車装置は、駐車区画
が水平方向及び垂直方向の両方に広がり、これらの駐車
区画にきわめて多くの車両を駐車することができるた
め、大規模駐車装置として好適なものであるとされてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来構成
の駐車装置によれば、通常、一階部分は、入出庫用等の
スペースとして開放しておくべきものとされており、こ
の部分に駐車区画を設けることはなかった。
【0009】また、前記従来構成の駐車装置は、大規模
すぎて、駐車装置の設置場所の広さや高さの制約によ
り、建設できない場合もあった。
【0010】本発明が解決しようとする課題は、可能な
限りの集約化を図り、設置場所の高さや広さによる制約
に応じた設計が可能な駐車装置、及び該駐車装置に必須
の車両搬送台車を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
するため、本発明に係る車両搬送台車は、走行可能な台
車基体と、この台車基体の走行方向の前後いずれか一方
端側に設けた昇降ガイドと、この昇降ガイドに沿って片
持支持状態で昇降するリフトと、このリフト上で車両の
向きを反転せしめるターンテーブルと、を備えてなるも
のである。
【0012】また、本発明に係る駐車装置は、垂直方向
に二階以上の駐車階を備えている。前記駐車階は、車両
を水平方向に搬送する水平搬送装置と、この水平搬送装
置の通路に沿って配設された複数の駐車区画と、前記水
平搬送装置及び前記駐車区画にそれぞれ設けられてそれ
らの間で車両の受け渡しを行う車両受渡手段と、を備え
てなる。前記駐車装置は、車両搬送台車を備えている。
この車両搬送台車の走行通路は、最も下側の駐車階の前
記水平搬送装置の通路脇に接続している。前記車両搬送
台車は、走行可能な台車基体と、この台車基体の走行方
向の前後いずれか一方端側に設けた昇降ガイドと、この
昇降ガイドに沿って片持支持状態で昇降するリフトと、
このリフト上で車両の向きを反転せしめるターンテーブ
ルと、このターンテーブル上に設けられて前記各駐車階
の水平搬送装置との間で車両の受け渡しを行う車両受渡
手段と、を備えてなる。
【0013】前記車両搬送台車を、入庫用(又は出庫
用)の用途に使用するとともに、その他に、出庫用(又
は入庫用)の車両搬送台車を設け、この出庫用の車両搬
送台車の走行通路を、最も下側の駐車階の前記水平搬送
装置の通路脇に接続するように配設することもできる。
この場合、前記出庫用の車両搬送台車は、走行可能な台
車基体と、この台車基体の走行方向の前後いずれか一方
端側に設けた昇降ガイドと、この昇降ガイドに沿って片
持支持状態で昇降するリフトと、このリフト上に設けら
れて前記各駐車階の水平搬送装置との間で車両の受け渡
しを行う車両受渡手段と、を備えてなるものとする。
【0014】本発明に係る車両搬送台車を備えた別の態
様の駐車装置として、次の構成のものを採用することも
できる。
【0015】すなわち、複数の駐車区画を水平方向に並
べてなる駐車階を垂直方向に二階以上設け、前記駐車区
画に沿う台車走行空間を前記各駐車階に渡って設け、最
も下側の駐車階の前記台車走行空間には、走行可能な台
車基体と、この台車基体の走行方向の前後いずれか一方
端側に設けた昇降ガイドと、この昇降ガイドに沿って片
持支持状態で昇降するリフトと、このリフト上で車両の
向きを反転せしめるターンテーブルと、を備えてなる車
両搬送台車を設け、前記ターンテーブル及び前記駐車区
画には、それらの間で車両の受け渡しを行う車両受渡手
段をそれぞれ設けてなる駐車装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。
【0017】図1乃至図3は、本発明の第一実施形態に
係る駐車装置の概略を示している。
【0018】前記駐車装置は、地下式のものであり、地
下に設けた駐車空間Sを備えている。この駐車空間Sの
下面の一部と地上の車道Rとの間は、車両入出庫用傾斜
路1で連絡されている。車両Cは、この車両入出庫用傾
斜路1を利用して、前記駐車空間Sへの出入りを行う。
【0019】前記駐車空間S内には、出入口側(前記車
両入出庫用傾斜路1の側)から駐車装置の奥側へ向って
複数の駐車区画2を水平に並べてなる駐車階F(F1,
F2)が、垂直方向に二階以上形成されている。前記駐
車区画2に沿って、車両水平搬送空間3がある(図1参
照)。この車両水平搬送空間3は、前記駐車階F1,F
2に渡って設けられている。
【0020】図示例では、前記駐車階Fが、F1,F2
の二階建構成であり、駐車階F1,F2における前記車
両水平搬送空間3の左右両脇に、前記駐車区画2が水平
に並んでいる。
【0021】前記車両水平搬送空間3には、駐車階F
1,F2に一つづつ、車両Cを水平移動させる水平搬送
装置A(A1,A2)が設けられている。これらの水平
搬送装置Aは、四隅の下部に移動手段としての転動輪4
を有する台車5と、前記転動輪4を回転駆動する駆動装
置(図示せず)とを備えている。前記水平搬送装置A
は、各駐車階F1,F2に水平に敷設された二本のレー
ル8の上を、前記転動輪4によって走行する。
【0022】前記水平搬送装置A及び前記各駐車区画2
には、相互間で車両の受け渡しを行うための車両受渡手
段がそれぞれ配設されている。この車両受渡手段として
は、例えば、ベルトコンベア、スラットコンベア等、さ
まざまな構成のものを使用できるが、本実施例では、ロ
ーラーコンベアを用いている。
【0023】具体的には、例えば、前記水平搬送装置A
及び前記各駐車区画2に、前後幅の狭い前輪用ローラー
コンベア6と前後幅の広い後輪用ローラーコンベア7と
を、平行に並べてそれぞれ設ける。図示例では、前記水
平搬送装置A及び前記各駐車区画2において、前記前輪
用ローラーコンベア6を前記駐車空間Sの相対的に出入
口側に配置し、前記後輪用ローラーコンベア7を前記駐
車空間Sの相対的に奥側に設けている。これは、入庫す
る車両Cは、後述する入庫用車両搬送台車9上であらか
じめ方向転換され、出入口側向きの出庫用姿勢で、前記
各駐車区画2内に格納されるようになっているからであ
る。
【0024】前記水平搬送装置Aのローラーコンベア
6,7と前記駐車区画のローラーコンベア6,7とが互
いに接続するように前記水平搬送装置Aと前記駐車区画
2との前後位置合わせを行った後に、それぞれのローラ
ーコンベア6,7を車両送り方向に同時回転させること
により、ローラーコンベア6,7上を車両が横移動し、
前記水平搬送装置Aと前記各駐車区画2との間で車両の
受け渡しが行われる。
【0025】前記駐車装置は、前記水平搬送装置A(A
1,A2)の他に、入庫用の車両搬送台車9と出庫用の
車両搬送台車10とを備えている。これらの車両搬送台
車9,10の走行通路11,12は、最も下側の駐車階
F1の水平搬送装置A1の通路脇に接続している(図1
参照)。図示例では、前記車両入出庫用傾斜路1の側か
らみて、前記水平搬送装置Aのレール8の右側に前記入
庫用車両搬送台車9の走行通路11があり、左側に前記
出庫用車両搬送台車10の走行通路12がある。
【0026】図4には、前記入庫用車両搬送台車9が詳
細に示されている。
【0027】該入庫用車両搬送台車9は、走行可能な台
車基体13を備えている。この台車基体13は、移動手
段として四つの転動輪14を備え、この転動輪14によ
って、前記走行通路11内に敷設された入庫用レール1
5の上を走行する。
【0028】この入庫用レール15は、前記車両入出庫
用傾斜路1の傾斜下側端部から、一階の駐車階の前記水
平搬送装置A1の走行通路の出入口側端部の脇まで延び
ている。そして、前記入庫用車両搬送台車9は、前記車
両入出庫用傾斜路1の傾斜下側端部位置の入庫車両受入
ポジションP1と、一階の水平搬送装置A1の走行通路
の出入口側端部の脇の入庫車両受渡ポジションP2との
間を往復走行する。
【0029】前記台車基体13の奥側(図1乃至4でみ
て右端側)の走行方向左右両側には、昇降ガイド16が
立設されている。この昇降ガイド16は、リフト17を
片持状態で支持するとともに、該リフト17の昇降動作
を案内する。
【0030】前記昇降ガイド16の上端部には、昇降駆
動軸18が左右方向に向けて回動自在に架設されてい
る。また、前記昇降ガイド16の上部には、適宜のブラ
ケット19を用いて、昇降駆動源としての、正逆回転自
在な減速機付昇降駆動用モータ20が固定されている。
このモータ20の出力軸21と前記昇降駆動軸18との
間は、伝動手段で駆動上連結されている。この伝動手段
としては、例えば、前記モータ20の出力軸21上に固
着した駆動スプロケット22と、前記昇降駆動軸18上
に固着した従動スプロケット23と、これらのスプロケ
ット22,23同士を互いに連結するチェーン24を用
いる。
【0031】前記リフト17は、前記昇降ガイド16に
沿った二本の柱状の垂直部25を備えている。この垂直
部25は、前記昇降ガイド16に沿って転動するガイド
ローラ26を有している。前記垂直部25の下端には、
前記台車基台13と平行な水平部27が固着されてい
る。この結果、前記リフト17は、側面からみて、ほぼ
L字状である。
【0032】前記昇降駆動軸18の左右両端には、昇降
駆動スプロケット28がそれぞれ固着されている。この
昇降駆動スプロケット28には、昇降駆動用チェーン2
9が巻き掛けられ、このチェーン29の一端は、前記リ
フト17の垂直部25に連結されている。
【0033】前記モータ20を前記チェーン29の巻上
げ方向に回転させることにより、該チェーン29を介し
て、前記垂直部25が引き上げられる。逆に、前記モー
タ20を前記チェーン29の巻き解き方向に回転させる
ことにより、前記垂直部25が自重で下降する。該垂直
部25は、前記ガイドローラ26を転動させながら、前
記昇降ガイド16に沿って昇降する。
【0034】前記リフト17の水平部27上には、該リ
フト17上で車両Cの向きを反転せしめるターンテーブ
ル30が設けられている。このターンテーブル30上に
は、前記車両入出庫用傾斜路1を走行してきた車両Cが
乗り込む。
【0035】前記ターンテーブル30は、前記駐車区画
2に格納する前に、前記入庫用車両搬送台車9上であら
かじめ車両Cの向きを反転させておき、前進で速やかに
出庫できるようにするためのものである。図4は、前記
ターンテーブル30による車両の反転動作が行われる前
の状態を示している。
【0036】前記ターンテーブル30上には、各駐車階
F1,F2における各水平搬送装置A1,A2との間で
車両Cの受け渡しを行うための車両受渡手段として、前
後幅の狭い前輪用ローラーコンベア6と前後幅の広い後
輪用ローラーコンベア7とが設けられている。これらの
ローラーコンベア6,7は、前記入庫用車両搬送台車9
が前記水平搬送装置Aの脇で停止したときに、該水平搬
送装置Aの前記ローラーコンベア6,7と接続する。
【0037】なお、図1において、符号32は、入庫す
る車両Cから降りた乗員の歩行の便宜のための歩行板で
ある。この歩行板32は、前記入庫車両受入ポジション
P1にある前記入庫用車両搬送台車9の左右両脇にあ
り、それぞれ、その外側にある前後方向の枢軸33を中
心として、その内側が上方に跳ね上がるようになってい
る。これは、前記ターンテーブル30が回転する際の邪
魔にならないようにするためである。なお、前記歩行板
32を固定式とし、前記リフト17を少し上昇させた後
に、前記ターンテーブル30を回転させるようにしても
よい。
【0038】前記のような構成の入庫用車両搬送台車9
において、前記リフト17は、従来技術の項で述べた従
来構成の駐車装置における前記垂直搬送装置と同じ作用
をする。すなわち、前記リフト17は、二階の駐車階F
2の駐車区画2内に車両Cを格納するときに作動する。
具体的には、前記台車基体13が前記車両受入ポジショ
ンP1から前記車両受渡ポジションP2まで進む際に、
それと同期して、前記リフト17が上昇する。そして、
前記ターンテーブル30上にあるローラーコンベア6,
7は、前記車両受渡ポジションP2において、二階にあ
る水平搬送装置A2のローラーコンベア6,7と同一高
さで接続する。これらのローラーコンベア6,7が互い
に同方向に回転することにより、前記入出庫用車両搬送
台車9から二階の水平搬送装置A2への車両Cの受け渡
しが行われる。
【0039】一方、前記出庫用車両搬送台車10は、前
記ターンテーブル30を備えていないこと、以外の点に
おいて、前記入庫用車両搬送台車9と同一の構成であ
る。このため、前記出庫用車両搬送台車10を示した図
5において、前記入庫用車両搬送台車9と同一の部分に
はそれと同一の符号を付して、重複した説明を省略す
る。
【0040】図5において、符号34は、出庫用レール
を示している。この出庫用レール34は、前記入庫用レ
ール15と平行に延びている。前記出庫用レール34
は、一階の駐車階F1にある水平搬送装置A1の走行通
路の出入口側端部の脇から、前記車両入出庫用傾斜路1
の傾斜下側端部まで、前記入庫用レール15と平行に延
びている。そして、前記出庫用車両搬送台車10は、一
階の駐車階F1にある水平搬送装置A1の走行通路の出
入口側端部の脇の出庫車両受取ポジションP3と、前記
車両入出庫用傾斜路1の傾斜下側端部位置の出庫車両放
出ポジションP4との間を往復走行する(図1参照)。
【0041】前記出庫用車両搬送台車10は、前記ター
ンテーブル30を備えていないことから、前記出庫用車
両搬送台車10においては、前記入庫用車両搬送台車9
において前記ターンテーブル30上に備わっていた前記
車両受渡手段としての前輪用及び後輪用のローラーコン
ベア6,7が、前記リフト17上に設けられている。
【0042】前記出庫用車両搬送台車10がリフト17
を備えているのは、二階の駐車階F2の駐車区画2内に
格納されていた車両Cを、二階の駐車階F2にある水平
搬送装置A2から受け取り、これを、一階まで下降させ
るためである。
【0043】前記入庫用車両搬送台車9及び前記出庫用
車両搬送台車10は、その四方の内、前記昇降ガイド1
6がある側を除く三方が完全に開放されており、その三
方向への車両Cの移動が可能である。
【0044】前記のように構成される第一実施形態に係
る駐車装置の入庫及び出庫手順について説明する。
【0045】入庫しようとする車両Cは、前記車両入出
庫用傾斜路1を下り、入庫車両受入ポジションP1にあ
る前記入庫用車両搬送台車9上のターンテーブル30の
上に前進で自走して乗り込む。このとき、前輪は前記前
輪用ローラーコンベア6の上に、後輪は前記後輪用ロー
ラーコンベア7の上に乗る。前記後輪用ローラーコンベ
ア7は前後幅を広く形成されているので、車体の長さの
異なる種々の車両Cに適合する。
【0046】車両Cが前記ターンテーブル30上に乗っ
た後、乗員が車両Cから降りる。乗員は、前記歩行板3
2の上を歩いて、車両Cの後方の前記車両入出庫用傾斜
路1の側へ出る。その後、前記歩行板32が跳ね上がっ
て退避し、前記ターンテーブル30が180度回転す
る。これにより車両Cの向きが反転する。
【0047】前記車両Cを一階の駐車階F1の駐車区画
2内に格納する場合には、前記入庫用車両搬送台車9
は、前記リフト17を作動させることなく、前記入庫車
両受入ポジションP1から前記入庫車両受渡ポジション
P2まで走行する。ここで、ローラーコンベア6,7の
作動により、一階の駐車階F1にある前記水平搬送装置
A1への車両Cの受け渡しが行われる。
【0048】一方、前記車両Cを二階の駐車階F2の駐
車区画2内に格納する場合には、前記リフト17を二階
の駐車階F2の高さまで上昇させながら、前記入庫用車
両搬送台車9が前記入庫車両受渡ポジションP2まで走
行する。そして、ローラーコンベア6,7の作動によ
り、二階の駐車階F2にある前記水平搬送装置A2への
車両Cの受け渡しが行われる。
【0049】前記のようにして車両Cを受け取った一階
又は二階の駐車階F1,F2の前記水平搬送装置A1,
A2は、目的の駐車区画2の脇まで走行して停止する。
その後、前記ローラーコンベア6,7の作動により、前
記水平搬送装置A1,A2から駐車区画2内へと車両C
の移送が行われて、車両Cの格納が完了する。
【0050】次に、出庫しようとする車両Cは、格納さ
れている駐車区画2から、前記ローラーコンベア6,7
の作動により、一階又は二階の駐車階F1,F2の水平
搬送装置A1,A2へと移送される。駐車区画2から車
両Cを受け取った水平搬送装置A1,A2は、その走行
通路の端部まで戻る。
【0051】一階の駐車区画2から出庫する場合には、
その走行通路の端部まで戻った一階の水平搬送装置A1
から、前記リフト17を下降させて前記出庫車両受取ポ
ジションP3で待機している前記出庫用車両搬送台車1
0へと、前記ローラーコンベア6,7の作動によって車
両Cの受け渡しが行われる。一階の水平搬送装置F1か
ら車両Cを受け取った出庫用車両搬送台車10は、前記
出庫車両放出ポジンションP4へと走行する。
【0052】一方、二階の駐車区画2から出庫する場合
には、その走行通路の端部まで戻った二階の水平搬送装
置A2から、前記リフト17を二階の高さまで上昇させ
て待機している前記出庫用車両搬送台車10へと、前記
ローラーコンベア6,7の作動によって車両Cの受け渡
しが行われる。二階の水平搬送装置A2から車両Cを受
け取った前記出庫用車両搬送台車10は、前記リフト1
7を下降させながら、前記出庫車両放出ポジンションP
4へと走行する。
【0053】前記出庫用車両搬送台車10が前記出庫車
両放出ポジションP4に到着すると、乗員が車両Cに乗
り込み、車両Cが前進で出庫する。
【0054】以上述べたように、本実施形態に係る駐車
装置によれば、前進で入庫した車両Cを、単一の出入口
から前進で出庫させることができる。このため、利用の
便がよい。しかも、本実施形態に係る駐車装置は、従来
の駐車装置と比べて、コンパクトな構成となっている。
このため、設置場所の面積や高さによる制約を受けにく
い。すなわち、設置場所の面積に応じて、駐車区画の数
を適宜に設定するとともに、設置場所の高さに応じて、
駐車階の数を適宜に設定して建設すればよいからであ
る。さらに、本実施形態に係る駐車装置は、従来の駐車
装置と比べて簡易な構成であるので、製作費用及び建設
費用も安い。
【0055】なお、前記のものと逆に、前記ターンテー
ブル30を有する前記入庫用車両搬送台車9を出庫用の
車両搬送台車として使用するとともに、前記ターンテー
ブル30を有しない前記出庫用車両搬送台車10を入庫
用の車両搬送台車として使用することもできる。この場
合には、車両Cを出庫する際に、その方向転換を行うこ
ととなる。必然的に、前記各駐車区画2のローラーコン
ベア6,7は、図示例のものと前後を逆の配置とする。
【0056】また、前記出庫用車両搬送台車10を廃止
し、前記入庫用車両搬送台車9を、入庫用及び出庫用の
車両搬送台車として使用することもできる。
【0057】さらに、乗員が乗り降りするレベルは、図
示例のように必ずしも一階に合わせる必要はない。すな
わち、二階等、他の駐車階のレベルとしてもよく、個々
の駐車装置の設置条件に応じて、適宜に設定することが
できる。例えば、図示例のものにおいて、乗員が乗り降
りするレベルを二階に設定すれば、前記車両入出庫用傾
斜路1の傾斜をより緩やかなものとすることができる。
【0058】図1乃至図5には、地下式の、しかも、説
明の単純化のため二階建構成の駐車装置を示したが、言
うまでもなく、同一の技術的思想を用いて、地上式のも
のや、三階建以上の構成の駐車装置とすることもでき
る。
【0059】次に、図6及び図7を参照して、前記入庫
用車両搬送台車9と同一構成の台車を用いた第二実施形
態に係る駐車装置を説明する。本第二実施形態に係る駐
車装置において、前記第一実施形態に係る駐車装置と同
一構成の部分には、前記と同様の符号を付して重複した
説明を省略する。
【0060】図6及び図7において、35は、前記入庫
用車両搬送台車9と全く同様の構成の入出庫用車両搬送
台車である。この入出庫用車両搬送台車35は、直線的
に敷設された平行な二本のレール36の上を水平に走行
する。
【0061】前記レール36の左右両脇には、該レール
36の一端側の一部を除いて、すでに述べた第一実施形
態に係る駐車装置におけると同様の駐車区画2が水平方
向に並んでいる。これらの駐車区画2によって駐車階F
(F1,F2,F3)が形成され、本実施形態では、こ
の駐車階Fが垂直方向に三階設けられている。
【0062】前記駐車階F1,F2,F3に渡って、前
記駐車区画に沿う台車走行空間37がある。前記入出庫
用車両搬送台車35は、前記レール36上、すなわち、
最も下側の駐車階F1の台車走行空間37を走行する。
【0063】前記入出庫用車両搬送台車35は、前記レ
ール36上の水平往復走行と前記リフト17の昇降とを
通じて、各駐車階F1,F2,F3における全ての駐車
区画2への車両Cの入庫、及びそこからの車両Cの出庫
を可能とする。
【0064】前記レール36の一端側(出入口側)の、
前記駐車区画2のない部分は、前記入出庫用車両搬送装
置35に備わっているターンテーブル30の回転のため
の空間であるとともに、入出庫する車両Cの乗員の乗り
降りのための開放空間となっている。
【0065】前記のように構成される第二実施形態に係
る駐車装置の入庫及び出庫手順について説明する。
【0066】駐車装置に入庫しようとする車両Cは、車
道Rから、例えば、上方へ傾斜している入出庫用傾斜路
38を通って、前記レール36の出入口側の端部に待機
している前記入出庫用車両搬送台車35の前記ターンテ
ーブル30上に前進で自走して乗り込む。ここで、乗員
は、車両Cから降りる。
【0067】前記ターンテーブル30が180度回転
し、入庫してきた方向に向けて、車両Cの向きが反転す
る。
【0068】その後、目標となる駐車区画2を目指し
て、前記リフト17を必要な高さまで上昇させながら、
前記入出庫用車両搬送台車35が走行する。この入出庫
用車両搬送台車35は、目標となる駐車区画2の脇で停
止し、前後及び上下の位置合わせが行われて互いに接続
したローラーコンベア6,7の回転により、駐車区画2
内への車両Cの移動が行われる。
【0069】駐車区画2内の車両Cを出庫させる際に
は、前記と逆の動作により、前記レール36の出入口側
の端部へ、車両Cを載せた前記入出庫用車両搬送台車3
5が到着する。車両Cの向きは、前進出庫に適するよう
に、前記ターンテーブル30であらかじめ反転されてい
るので、車両Cは前進で出庫することができる。
【0070】なお、前記駐車階Fは、図示した三階構成
のものには限定されず、二階以上であればよい。
【0071】また、乗員が乗り降りするレベルは、図示
例のように必ずしも一階に合わせる必要はなく、個々の
駐車装置の設置条件に応じて、適宜に他の駐車階のレベ
ルに設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る駐車装置の平面図
である。
【図2】図1のII−II矢視断面図である。
【図3】図1のIII−III矢視断面図である。
【図4】第一実施形態に係る駐車装置に備わっている入
庫用車両搬送台車の斜視図である。
【図5】第一実施形態に係る駐車装置に備わっている出
庫用車両搬送台車の斜視図である。
【図6】第二実施形態に係る駐車装置の平面図である。
【図7】図6に示した駐車装置の側面図である。
【符号の説明】
2 駐車区画 6,7 車両受渡手段 9,10 車両搬送台車 11,12 車両搬送台車の走行通路 13 台車基体 16 昇降ガイド 17 リフト 30 ターンテーブル 37 台車走行空間 A 水平搬送装置 C 車両 F 駐車階

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な台車基体と、この台車基体の
    走行方向の前後いずれか一方端側に設けた昇降ガイド
    と、この昇降ガイドに沿って片持支持状態で昇降するリ
    フトと、このリフト上で車両の向きを反転せしめるター
    ンテーブルと、を備えてなる車両搬送台車。
  2. 【請求項2】 車両を水平方向に搬送する水平搬送装置
    と、この水平搬送装置の通路に沿って配設された複数の
    駐車区画と、前記水平搬送装置及び前記駐車区画にそれ
    ぞれ設けられてそれらの間で車両の受け渡しを行う車両
    受渡手段と、を備えてなる駐車階を垂直方向に二階以上
    設けるとともに、 走行可能な台車基体と、この台車基体の走行方向の前後
    いずれか一方端側に設けた昇降ガイドと、この昇降ガイ
    ドに沿って片持支持状態で昇降するリフトと、このリフ
    ト上で車両の向きを反転せしめるターンテーブルと、こ
    のターンテーブル上に設けられて前記各駐車階の水平搬
    送装置との間で車両の受け渡しを行う車両受渡手段と、
    を備えてなる車両搬送台車を、その走行通路が、最も下
    側の駐車階の前記水平搬送装置の通路脇に接続するよう
    に配設してなる駐車装置。
  3. 【請求項3】 車両を水平方向に搬送する水平搬送装置
    と、この水平搬送装置の通路に沿って配設された複数の
    駐車区画と、前記水平搬送装置及び前記駐車区画にそれ
    ぞれ設けられてそれらの間で車両の受け渡しを行う車両
    受渡手段と、を備えてなる駐車階を垂直方向に二階以上
    設けるとともに、 走行可能な台車基体と、この台車基体の走行方向の前後
    いずれか一方端側に設けた昇降ガイドと、この昇降ガイ
    ドに沿って片持支持状態で昇降するリフトと、このリフ
    ト上で車両の向きを反転せしめるターンテーブルと、こ
    のターンテーブル上に設けられて前記各駐車階の水平搬
    送装置との間で車両の受け渡しを行う車両受渡手段と、
    を備えてなる入庫用又は出庫用の車両搬送台車を、その
    走行通路が、最も下側の駐車階の前記水平搬送装置の走
    行通路脇に接続するように配設し、さらに、 走行可能な台車基体と、この台車基体の走行方向の前後
    いずれか一方端側に設けた昇降ガイドと、この昇降ガイ
    ドに沿って片持支持状態で昇降するリフトと、このリフ
    ト上に設けられて前記各駐車階の水平搬送装置との間で
    車両の受け渡しを行う車両受渡手段と、を備えてなる出
    庫用又は入庫用の車両搬送台車を、その走行通路が、最
    も下側の駐車階の前記水平搬送装置の通路脇に接続する
    ように配設してなる駐車装置。
  4. 【請求項4】 複数の駐車区画を水平方向に並べてなる
    駐車階を垂直方向に二階以上設け、前記駐車区画に沿う
    台車走行空間を前記各駐車階に渡って設け、最も下側の
    駐車階の前記台車走行空間には、走行可能な台車基体
    と、この台車基体の走行方向の前後いずれか一方端側に
    設けた昇降ガイドと、この昇降ガイドに沿って片持支持
    状態で昇降するリフトと、このリフト上で車両の向きを
    反転せしめるターンテーブルと、を備えてなる車両搬送
    台車を設け、前記ターンテーブル及び前記駐車区画に
    は、それらの間で車両の受け渡しを行う車両受渡手段を
    それぞれ設けてなる駐車装置。
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