JP2837062B2 - 立体駐車場のエレベーター装置 - Google Patents
立体駐車場のエレベーター装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出庫階から駐車室を
備えた駐車階に車を昇降搬送する立体駐車場のエレベー
ター装置に関する。
備えた駐車階に車を昇降搬送する立体駐車場のエレベー
ター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば図5に示すように、複数の駐車
階1の中央空間部2の両側に並設された複数の駐車室3
と、中央空間部2に沿って移動自在で駐車室3との間で
車を受渡し可能な搬送台車4とを備えた機械式立体駐車
場において、入出庫階5とこれら駐車階1との間で車を
昇降搬送するエレベーター装置6は、一部の駐車室1を
各階にわたって削除した空間部に、搬送台車4との間で
車を受渡し可能な昇降台7を昇降装置8により昇降可能
に配置している。
階1の中央空間部2の両側に並設された複数の駐車室3
と、中央空間部2に沿って移動自在で駐車室3との間で
車を受渡し可能な搬送台車4とを備えた機械式立体駐車
場において、入出庫階5とこれら駐車階1との間で車を
昇降搬送するエレベーター装置6は、一部の駐車室1を
各階にわたって削除した空間部に、搬送台車4との間で
車を受渡し可能な昇降台7を昇降装置8により昇降可能
に配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入出庫階5
において、昇降台7に車を出入する入出庫装置9は、搬
送台車4との車の受渡し搬送方向の2か所に限定される
ため、常に一定位置にしか配置することができず、建屋
設計上の自由度が低く、建屋敷地の有効利用ができない
という問題があった。
において、昇降台7に車を出入する入出庫装置9は、搬
送台車4との車の受渡し搬送方向の2か所に限定される
ため、常に一定位置にしか配置することができず、建屋
設計上の自由度が低く、建屋敷地の有効利用ができない
という問題があった。
【0004】たとえば図6に示すように、細長い敷地に
建設した建屋10内に設置した立体駐車場では、車を縦
列状態で駐車する駐車室3を設けるが、入出庫装置9は
エレベーター装置6の建屋10内の一定位置に限定され
る。なお敷地が有る場合は、仮想線で示すように建屋1
0の外側に設けることもできる。
建設した建屋10内に設置した立体駐車場では、車を縦
列状態で駐車する駐車室3を設けるが、入出庫装置9は
エレベーター装置6の建屋10内の一定位置に限定され
る。なお敷地が有る場合は、仮想線で示すように建屋1
0の外側に設けることもできる。
【0005】また、図7に示すように、長方形の敷地に
建設した建屋11内に、立体駐車場を設置して、車を横
列状態で駐車する駐車室3を設けるが、入出庫装置9は
エレベーター装置の建屋11内の一定位置に限定され
る。なお敷地が有る場合は、仮想線で示すように建屋1
1の外側に設けることもできる。
建設した建屋11内に、立体駐車場を設置して、車を横
列状態で駐車する駐車室3を設けるが、入出庫装置9は
エレベーター装置の建屋11内の一定位置に限定され
る。なお敷地が有る場合は、仮想線で示すように建屋1
1の外側に設けることもできる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決して、昇降台
に対する入出庫装置の配置を増加させて、入出庫階の建
屋設計の自由度を増大させ、また限定された敷地内への
立体駐車場の建設を容易化できる体駐車場のエレベータ
ー装置を提供することを目的とする。
に対する入出庫装置の配置を増加させて、入出庫階の建
屋設計の自由度を増大させ、また限定された敷地内への
立体駐車場の建設を容易化できる体駐車場のエレベータ
ー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、各駐車階に、搬送経路に沿って配置され
た複数の駐車室と、搬送経路に沿って移動自在で駐車室
との間で車を受渡し可能な搬送台車とを有し、駐車室の
一部に入出庫階と駐車階の間を昇降自在でかつ搬送台車
との間で車を受渡し可能な昇降台を有するエレベーター
装置を備え、入出庫階に前記昇降台に対して車を受渡し
する入出庫装置を配置した立体駐車場において、エレベ
ーター装置の昇降台に、車の前輪および後輪をそれぞれ
支持して車を横行搬送可能な前後一対の横行コンベヤ
と、車の右車輪および左車輪をそれぞれ支持して車を縦
行搬送可能な縦行コンベヤとを井桁状に交差して配置
し、前記横行コンベヤと縦行コンベヤの一方に、その搬
送面を他方のコンベヤの搬送面の上下位置に昇降可能な
昇降手段を設けたものである。
めに本発明は、各駐車階に、搬送経路に沿って配置され
た複数の駐車室と、搬送経路に沿って移動自在で駐車室
との間で車を受渡し可能な搬送台車とを有し、駐車室の
一部に入出庫階と駐車階の間を昇降自在でかつ搬送台車
との間で車を受渡し可能な昇降台を有するエレベーター
装置を備え、入出庫階に前記昇降台に対して車を受渡し
する入出庫装置を配置した立体駐車場において、エレベ
ーター装置の昇降台に、車の前輪および後輪をそれぞれ
支持して車を横行搬送可能な前後一対の横行コンベヤ
と、車の右車輪および左車輪をそれぞれ支持して車を縦
行搬送可能な縦行コンベヤとを井桁状に交差して配置
し、前記横行コンベヤと縦行コンベヤの一方に、その搬
送面を他方のコンベヤの搬送面の上下位置に昇降可能な
昇降手段を設けたものである。
【0008】
【作用】上記構成において、昇降台からの車の搬送を、
昇降手段により横行コンベヤの搬送面を縦行コンベヤよ
り上方に変位することにより車を横行移動させ、また昇
降手段により縦行コンベヤの搬送面を横行コンベヤより
上方に変位することにより車を縦行移動させることがで
き、昇降台における車の搬送方向が4方向のうち任意に
選択できる。したがって、入出庫装置の配置を昇降台の
四方位置から任意に選択することができ、入出庫階の設
計の自由度を増大させて限定された敷地内への立体駐車
場の建設を容易に行うことができる。
昇降手段により横行コンベヤの搬送面を縦行コンベヤよ
り上方に変位することにより車を横行移動させ、また昇
降手段により縦行コンベヤの搬送面を横行コンベヤより
上方に変位することにより車を縦行移動させることがで
き、昇降台における車の搬送方向が4方向のうち任意に
選択できる。したがって、入出庫装置の配置を昇降台の
四方位置から任意に選択することができ、入出庫階の設
計の自由度を増大させて限定された敷地内への立体駐車
場の建設を容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る立体駐車場のエレベータ
ー装置の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。な
お、従来と同一の部材は同一符号を付し、説明は省略す
る。
ー装置の一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。な
お、従来と同一の部材は同一符号を付し、説明は省略す
る。
【0010】このエレベーター装置21の昇降台22に
は、車Mの前輪FR,FLおよび後輪BR,BLをそれ
ぞれ支持して車Mを横行搬送可能な前輪横行コンベヤ2
3Fおよび後輪横行コンベヤ23Bと、車Mの右車輪F
R,BRおよび左車輪FL,BLをそれぞれ支持して車
Mを縦行搬送可能な右車輪縦行コンベヤ24Rおよび左
車輪縦行コンベヤ24Lとが井桁状に交差して配置され
ている。
は、車Mの前輪FR,FLおよび後輪BR,BLをそれ
ぞれ支持して車Mを横行搬送可能な前輪横行コンベヤ2
3Fおよび後輪横行コンベヤ23Bと、車Mの右車輪F
R,BRおよび左車輪FL,BLをそれぞれ支持して車
Mを縦行搬送可能な右車輪縦行コンベヤ24Rおよび左
車輪縦行コンベヤ24Lとが井桁状に交差して配置され
ている。
【0011】前記前輪横行コンベヤ23Fおよび後輪横
行コンベヤ23Bはそれぞれ、前後方向に所定間隔をあ
けて平行に配置された横行用スラットコンベヤ23aに
より構成されている。すなわち、横行用スラットコンベ
ヤ23aは昇降台22のフレーム本体25の左右位置に
それぞれ固定部材26を介して軸受27が配置され、こ
れら軸受27に回転自在に支持されたスプロケット28
R,28L間に巻張され支持レール29に支持されたス
ラットチェーン30を備え、右側のスプロケット28R
が連動軸31を介して互いに連動連結されている。そし
て、前輪横行コンベヤ23Rおよび後輪横行コンベヤ2
3Lの右側のスプロケット28R間に連結された駆動軸
32が、スプロケットおよびチェーンを介して横行用モ
ーター33の出力軸に連結され、この横行用モーター3
3により、駆動軸32および連動軸31を介してスラッ
トチェーン30をそれぞれ同期して移動するように構成
されている。
行コンベヤ23Bはそれぞれ、前後方向に所定間隔をあ
けて平行に配置された横行用スラットコンベヤ23aに
より構成されている。すなわち、横行用スラットコンベ
ヤ23aは昇降台22のフレーム本体25の左右位置に
それぞれ固定部材26を介して軸受27が配置され、こ
れら軸受27に回転自在に支持されたスプロケット28
R,28L間に巻張され支持レール29に支持されたス
ラットチェーン30を備え、右側のスプロケット28R
が連動軸31を介して互いに連動連結されている。そし
て、前輪横行コンベヤ23Rおよび後輪横行コンベヤ2
3Lの右側のスプロケット28R間に連結された駆動軸
32が、スプロケットおよびチェーンを介して横行用モ
ーター33の出力軸に連結され、この横行用モーター3
3により、駆動軸32および連動軸31を介してスラッ
トチェーン30をそれぞれ同期して移動するように構成
されている。
【0012】右車輪縦行コンベヤ24Rおよび左車輪縦
行コンベヤ24Lはそれぞれ、前輪横行コンベヤ23R
間に配置された前部ローラーコンベヤ34Fと、後輪横
行コンベヤ23L間に配置された後部ローラーコンベヤ
34Bと、前部ローラーコンベヤ34Fおよび後部ロー
ラーコンベヤ34Bを接続する中間スラットコンベヤ
(ローラーコンベヤでも可能)34Cとで構成されてい
る。
行コンベヤ24Lはそれぞれ、前輪横行コンベヤ23R
間に配置された前部ローラーコンベヤ34Fと、後輪横
行コンベヤ23L間に配置された後部ローラーコンベヤ
34Bと、前部ローラーコンベヤ34Fおよび後部ロー
ラーコンベヤ34Bを接続する中間スラットコンベヤ
(ローラーコンベヤでも可能)34Cとで構成されてい
る。
【0013】すなわち、左右のローラーコンベヤ33
F,33Bおよび中間スラットコンベヤ33Cは、それ
ぞれ端部位置のフレーム本体25上に切換用昇降シリン
ダー装置(昇降手段)35を介して昇降フレーム36が
配置され、昇降フレーム36に取り付けられた軸受37
を介して駆動ローラー34aが回転自在に支持されてい
る。そして、左右のローラーコンベヤ34F,34Bお
よび中間スラットコンベヤ34Cの駆動ローラー34a
およびスプロケットは、連結軸38を介して互いに連結
され、各ローラー軸およびスプロケット軸の左端部に取
り付けられた連動スプロケット39に連動チェーン40
を介して連動連結されている。そして、前端部のローラ
ー軸にスプロケットおよびチェーンを介して縦行用モー
ター41の出力軸が連結され、縦行用モーター41によ
り、連動スプロケット39、連動チェーン40および連
結軸38を介して左右のローラーコンベヤ34F,34
Bおよび中間スラットコンベヤ34Cが同期駆動するよ
うに構成されている。
F,33Bおよび中間スラットコンベヤ33Cは、それ
ぞれ端部位置のフレーム本体25上に切換用昇降シリン
ダー装置(昇降手段)35を介して昇降フレーム36が
配置され、昇降フレーム36に取り付けられた軸受37
を介して駆動ローラー34aが回転自在に支持されてい
る。そして、左右のローラーコンベヤ34F,34Bお
よび中間スラットコンベヤ34Cの駆動ローラー34a
およびスプロケットは、連結軸38を介して互いに連結
され、各ローラー軸およびスプロケット軸の左端部に取
り付けられた連動スプロケット39に連動チェーン40
を介して連動連結されている。そして、前端部のローラ
ー軸にスプロケットおよびチェーンを介して縦行用モー
ター41の出力軸が連結され、縦行用モーター41によ
り、連動スプロケット39、連動チェーン40および連
結軸38を介して左右のローラーコンベヤ34F,34
Bおよび中間スラットコンベヤ34Cが同期駆動するよ
うに構成されている。
【0014】入出庫装置51は、たとえば横行コンベヤ
23R,23Lに対応して入出庫スラットコンベヤ52
F,52Bが配置され、昇降台21の停止位置の右側部
に配置されている。この入出庫装置51に対応して建屋
50内には、ターンテーブル装置53と入出庫扉54が
設けられ、さらに取付道路55が設けられている。
23R,23Lに対応して入出庫スラットコンベヤ52
F,52Bが配置され、昇降台21の停止位置の右側部
に配置されている。この入出庫装置51に対応して建屋
50内には、ターンテーブル装置53と入出庫扉54が
設けられ、さらに取付道路55が設けられている。
【0015】なお、前記入出庫装置41は、図1に仮想
線で示すように、昇降台21の停止位置の前後部および
左側部に1か所または2か所設けることができ、取付道
路や出入口の配置、入出庫階の構造等に応じて選択する
ことができる。
線で示すように、昇降台21の停止位置の前後部および
左側部に1か所または2か所設けることができ、取付道
路や出入口の配置、入出庫階の構造等に応じて選択する
ことができる。
【0016】上記構成の立体駐車場における入庫動作を
説明する。 (1)取付道路55から建屋50内に入場した車Mはタ
ーンテーブル装置53で90度回転され、入出庫装置5
1の入出庫スラットコンベヤ52F,52B上に停止さ
れる。
説明する。 (1)取付道路55から建屋50内に入場した車Mはタ
ーンテーブル装置53で90度回転され、入出庫装置5
1の入出庫スラットコンベヤ52F,52B上に停止さ
れる。
【0017】(2)入出庫スラットコンベヤ52R,5
2Lが駆動されるとともに、昇降台22で上位の横行コ
ンベヤ23F,23Bが駆動されて、入出庫装置51か
ら昇降台22上に車Mが送られる。
2Lが駆動されるとともに、昇降台22で上位の横行コ
ンベヤ23F,23Bが駆動されて、入出庫装置51か
ら昇降台22上に車Mが送られる。
【0018】(3)エレベーター装置を起動して昇降台
22を所定の駐車階1に停止し、切換用昇降シリンダー
装置35を収縮して車輪FR,FL,BR,BLをそれ
ぞれ横行コンベヤ23F,23Bから縦行コンベヤ24
R,24Lに移載する。
22を所定の駐車階1に停止し、切換用昇降シリンダー
装置35を収縮して車輪FR,FL,BR,BLをそれ
ぞれ横行コンベヤ23F,23Bから縦行コンベヤ24
R,24Lに移載する。
【0019】(4)縦行コンベヤ24R,24Lと搬送
台車4のコンベヤ装置をそれぞれ駆動して車Mを昇降台
22から搬送台車4に移送する。 (5)搬送台車4を移動して空の駐車室3に対向して停
止し、搬送台車4のコンベヤ装置を駆動して車Mを搬送
台車4から駐車室3に入庫する。
台車4のコンベヤ装置をそれぞれ駆動して車Mを昇降台
22から搬送台車4に移送する。 (5)搬送台車4を移動して空の駐車室3に対向して停
止し、搬送台車4のコンベヤ装置を駆動して車Mを搬送
台車4から駐車室3に入庫する。
【0020】この立体駐車場における出庫動作は、上記
と逆の手順で行うことができる。上記実施例によれば、
立体駐車場の敷地や建屋50の立地条件により、建屋5
0への取付道路55などの条件を加味して、入出庫装置
51の配置をエレベーター装置21の周囲4箇所から任
意に選択することができ、立体駐車場設置の自由度が増
大する。また、限られた敷地であっても、建屋50内ま
たは屋外で、または建屋50内と屋外にまたがって90
度隔てた位置に入庫用と出庫用の入出庫装置51を配置
することができ、入出庫に要する時間を短縮することが
できる。
と逆の手順で行うことができる。上記実施例によれば、
立体駐車場の敷地や建屋50の立地条件により、建屋5
0への取付道路55などの条件を加味して、入出庫装置
51の配置をエレベーター装置21の周囲4箇所から任
意に選択することができ、立体駐車場設置の自由度が増
大する。また、限られた敷地であっても、建屋50内ま
たは屋外で、または建屋50内と屋外にまたがって90
度隔てた位置に入庫用と出庫用の入出庫装置51を配置
することができ、入出庫に要する時間を短縮することが
できる。
【0021】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、昇
降台からの車の搬送を、昇降手段により横行コンベヤの
搬送面を縦行コンベヤより上方に変位することにより車
を横行移動させ、また昇降手段により縦行コンベヤの搬
送面を横行コンベヤより上方に変位することにより車を
縦行移動させることができ、昇降台における車の搬送方
向が4方向のうち任意に選択できる。したがって、入出
庫装置の配置を昇降台の四方位置から任意に選択するこ
とができ、入出庫階の設計の自由度を増大させて限定さ
れた敷地内への立体駐車場の建設を容易に行うことがで
きる。また限られた敷地であっても、建屋内または屋外
で、または建屋内と屋外にまたがって90度隔てた位置
に入庫用と出庫用の入出庫装置を配置することができ、
入出庫に要する時間を短縮することができる。
降台からの車の搬送を、昇降手段により横行コンベヤの
搬送面を縦行コンベヤより上方に変位することにより車
を横行移動させ、また昇降手段により縦行コンベヤの搬
送面を横行コンベヤより上方に変位することにより車を
縦行移動させることができ、昇降台における車の搬送方
向が4方向のうち任意に選択できる。したがって、入出
庫装置の配置を昇降台の四方位置から任意に選択するこ
とができ、入出庫階の設計の自由度を増大させて限定さ
れた敷地内への立体駐車場の建設を容易に行うことがで
きる。また限られた敷地であっても、建屋内または屋外
で、または建屋内と屋外にまたがって90度隔てた位置
に入庫用と出庫用の入出庫装置を配置することができ、
入出庫に要する時間を短縮することができる。
【図1】本発明に係る立体駐車場の一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】同エレベーター装置の昇降台を示す平面図であ
る。
る。
【図3】同エレベーター装置の昇降台の一部を示す正面
断面図である。
断面図である。
【図4】同エレベーター装置の昇降台の一部を示す側面
断面図である。
断面図である。
【図5】従来の機械式立体駐車場を示す部分斜視図であ
る。
る。
【図6】従来の機械式立体駐車場を示す全体平面図であ
る。
る。
【図7】従来の他の機械式立体駐車場を示す全体平面図
である。
である。
M 車 FR 右前輪 FL 左前輪 BR 右後輪 BL 左後輪 1 駐車階 3 駐車室 4 搬送台車 5 入出庫階 21 エレベーター装置 22 昇降台 23F,23B 横行コンベヤ 23a 横行用スラットコンベヤ 24R,24L 縦行コンベヤ 33 横行用モーター 34F,34B ローラーコンベヤ 34C 中間スラットコンベヤ 41 縦行用モーター 50 建屋 51 入出庫装置 52R,52L 入出庫スラットコンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/18 E04H 6/20
Claims (1)
- 【請求項1】 各駐車階に、搬送経路に沿って配置され
た複数の駐車室と、搬送経路に沿って移動自在で駐車室
との間で車を受渡し可能な搬送台車とを有し、駐車室の
一部に入出庫階と駐車階の間を昇降自在でかつ搬送台車
との間で車を受渡し可能な昇降台を有するエレベーター
装置を備え、入出庫階に前記昇降台に対して車を受渡し
する入出庫装置を配置した立体駐車場において、エレベ
ーター装置の昇降台に、車の前輪および後輪をそれぞれ
支持して車を横行搬送可能な前後一対の横行コンベヤ
と、車の右車輪および左車輪をそれぞれ支持して車を縦
行搬送可能な縦行コンベヤとを井桁状に交差して配置
し、前記横行コンベヤと縦行コンベヤの一方に、その搬
送面を他方のコンベヤの搬送面の上下位置に昇降可能な
昇降手段を設けたことを特徴とする立体駐車場のエレベ
ーター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11937993A JP2837062B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 立体駐車場のエレベーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11937993A JP2837062B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 立体駐車場のエレベーター装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06330651A JPH06330651A (ja) | 1994-11-29 |
JP2837062B2 true JP2837062B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14760059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11937993A Expired - Fee Related JP2837062B2 (ja) | 1993-05-21 | 1993-05-21 | 立体駐車場のエレベーター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2837062B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-21 JP JP11937993A patent/JP2837062B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06330651A (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |