JP2003064899A - 車両搬送装置及びそれを備えた駐車場 - Google Patents

車両搬送装置及びそれを備えた駐車場

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JP2003064899A JP2001260146A JP2001260146A JP2003064899A JP 2003064899 A JP2003064899 A JP 2003064899A JP 2001260146 A JP2001260146 A JP 2001260146A JP 2001260146 A JP2001260146 A JP 2001260146A JP 2003064899 A JP2003064899 A JP 2003064899A
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drive
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Eiji Kotani
栄治 小谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備費の嵩みやスペースの占有を極力抑えつ
つ、車両搬送装置における搬送台数の増加や車重に対処
することを可能とする。 【解決手段】 一対のレール22a上に、車両が載置さ
れる複数のパレットを移動可能に支持する。一対のスプ
ロケット34と、スプロケット34に巻回され、パレッ
トが係止されるチェーン35と、スプロケット34を回
転駆動させて、チェーン35によってパレットを移動さ
せる駆動モータ41とからなる搬送機構ユニット31を
対向させて設置して搬送装置駆動部25を構成する。搬
送機構ユニット31のそれぞれのスプロケット34に、
駆動モータ41を着脱可能とする。必要な駆動力に応じ
て搬送機構ユニット31のそれぞれのスプロケット34
に駆動モータ41を着脱させて増減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の車両を搬送
する車両搬送装置及びそれを備えた駐車場に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、立体駐車場や遊技車両を用いた
各種遊技施設では、複数の車両を搬送させる車両搬送装
置が設置されている。この種の車両搬送装置について、
駐車場に設置されたものを例にとって説明する。
【0003】図7において、符号1は、地下に設置され
た駐車場である。この駐車場1は、複数層に設置された
横行車両搬送装置2と、これら横行車両搬送装置2の両
端に設置されて、上下の横行車両搬送装置2間及び横行
車両搬送装置2と地上の入出庫口3との間にて、車両S
を昇降させる昇降装置4とを有している。この駐車場1
では、車両Sは、パレットP上に載置され、このパレッ
トPごと、昇降装置4による昇降、横行車両搬送装置2
による搬送が行われるようになっている。
【0004】横行車両搬送装置2は、図示しない一対の
レールが平行に設けられており、これらレールにパレッ
トPが並べて設置され、これらパレットPがレールに沿
って移動可能とされている。なお、これらパレットP
は、水平に並べられた際に、互いに連結されるようにな
っている。また、この横行車両搬送装置2には、その途
中に、搬送装置駆動部5が設けられている。この搬送装
置駆動部5は、図8及び図9に示すように、一対の搬送
機構11を有するもので、これら搬送機構11は、一対
のスプロケット12と、これらスプロケット12に巻回
された無端状の搬送チェーン13とから構成されてい
る。
【0005】これら搬送機構11は、一方のスプロケッ
ト12同士が伝達軸14によって連結されており、ま
た、一方側の搬送機構11には、伝達軸14が連結され
たスプロケット12を回転させる駆動モータ15が設け
られている。そして、上記搬送装置駆動部5では、駆動
モータ15によってスプロケット12が回転されると、
それぞれの搬送機構11のチェーン13が同一方向に走
行し、チェーン13に設けられた図示しない係止ピンが
上部に載置されたパレットPに係止し、このパレットP
をチェーン13の走行方向へ移動させるようになってい
る。
【0006】つまり、横行車両搬送装置2は、その搬送
装置駆動部5によって、レール上に並列に並べられた複
数のパレットPを移動させることにより、各パレットP
上に載置された車両Sを横方向へ搬送するようになって
いる。また、この種の横行車両搬送装置2を備えた駐車
場としては、図10に示すように、車両Sが載置される
パレットPを、横行車両搬送装置2による搬送方向と直
交する方向へ搬送する縦送り車両搬送装置16と組み合
わせ、平面内にて多数の車両Sの駐車を可能としたもの
も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
上記のような駐車場において、平面内にてさらに多くの
車両を駐車させることや、車重の重い四輪駆動車等に適
応させることが要求されつつある。これに対処するため
には、パレットPの数量や車重の増加にともなって、横
行車両搬送装置2における搬送装置駆動部5による駆動
力を高めなければならなくなり、図11に示すように、
横行車両搬送装置2における搬送装置駆動部5の数を複
数とすることにより、搬送数量の数に対応させているの
が現状であり、設備費が嵩んでしまうという問題があっ
た。
【0008】また、搬送装置駆動部5は、駆動モータ1
5がレールの外方へ突出されているので、特に、この搬
送装置駆動部5を複数設けることにより、これらの駆動
モータ15によってスペースが占有されてしまい、スペ
ースの確保が難しい地下駐車場においては不利であっ
た。
【0009】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、設備費の嵩みやスペースの占有を極力抑えつつ、
搬送台数や車重の増加に対処することが可能な車両搬送
装置及びそれを備えた駐車場を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の車両搬送装置は、一対のレール上
に、車両が載置される複数のパレットが整列されて移動
可能に支持され、これらパレットを前記レールに沿って
移動させる搬送装置駆動部を有する車両搬送装置であっ
て、前記搬送装置駆動部は、一対のスプロケットと、こ
れらスプロケットに巻回され、前記レール上を移動可能
に設置されたパレットが係止されるチェーンと、前記ス
プロケットを回転駆動させて前記チェーンによって前記
パレットを移動させる駆動モータとから構成された搬送
機構ユニットを有し、該搬送機構ユニットは、それぞれ
の前記スプロケットに、前記駆動モータが着脱可能とさ
れ、車両の搬送重量に応じて、前記スプロケットに取り
付ける前記駆動モータの数が増減可能とされていること
を特徴としている。
【0011】このように、搬送装置駆動部を構成する搬
送機構ユニットの一対のスプロケットに、それぞれ駆動
モータを取り付けることができるので、搬送させる車両
の台数を増やすべく、パレットの数量が増加したとして
も、搬送機構ユニットのそれぞれのスプロケットに駆動
モータを容易に取り付けて、必要となる駆動力に応じて
増加させることができ、これにより、従来のように、搬
送装置駆動部自体を併設して駆動力を高める場合と比較
して、設備費を大幅に低減させることができる。また、
ユニット化された搬送機構ユニットによって搬送装置駆
動部が構成されているので、駆動力に応じて搬送装置駆
動部をその都度設計する必要がなくされ、構築費用も大
幅に低減させることができる。
【0012】請求項2記載の車両搬送装置は、請求項1
記載の車両搬送装置において、前記搬送装置駆動部が、
前記搬送機構ユニットが互いに対向させて設置されてい
ることを特徴としている。
【0013】つまり、対向させて設置させた搬送機構ユ
ニットのそれぞれのスプロケットに駆動モータが着脱可
能であるので、一つの搬送装置駆動部にて、駆動モータ
の数量を1個から4個まで増減させることができ、搬送
させる車両の車種や数量に応じて駆動力を容易に調節す
ることができる。
【0014】請求項3記載の車両搬送装置は、請求項1
または請求項2記載の車両搬送装置において、前記搬送
装置駆動部が、前記搬送機構ユニットの前記スプロケッ
トに取り付けられる前記駆動モータが、前記レール間に
配置されることを特徴としている。
【0015】すなわち、搬送機構ユニットのスプロケッ
トに取り付けられる駆動モータが、パレットを移動可能
に支持する一対のレール間に配置されるので、従来のよ
うに、駆動モータ部分が外部に突出する構造と比較し
て、装置のコンパクト化を図ることができ、これによ
り、特に、地下等の設置スペースの確保が困難な場所へ
設置する場合に極めて有利である。
【0016】請求項4記載の車両搬送装置を備えた駐車
場は、車両が載置されるパレットを整列状態に搬送する
車両搬送装置を備え、入庫口から送り込まれる複数の車
両をパレット上に載置させた状態にて駐車させ、出庫口
から送り出す駐車場において、前記車両搬送装置とし
て、請求項1〜3のいずれか1項記載の車両搬送装置が
用いられていることを特徴としている。
【0017】このように、搬送機構ユニットのスプロケ
ットへの駆動モータの取り付け数量を増減させることに
より、極めて容易に、車両の搬送量や車重に応じて、搬
送駆動力を増減させることができる車両搬送装置を備え
ているので、従来のように、搬送装置駆動部自体を増減
させることにより駆動力を増減させる場合と比較して、
設備費を大幅に抑えることができ、これにより、設置ス
ペースに応じて、容易にレイアウトを変更可能な駐車場
とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例の車両
搬送装置及びそれを備えた駐車場を図面を参照して説明
する。図1及び図2において、符号21は、本実施形態
例の車両搬送装置を備えた駐車場であり、この駐車場2
1は、地下に形成された空間内に構築されている。この
駐車場21は、複数層に設置された横行車両搬送装置
(車両搬送装置)22と、これら横行車両搬送装置22
の両端に設置されて、上下の横行車両搬送装置22間及
び横行車両搬送装置22と地上の入出庫口23との間に
て、車両Sを昇降させる昇降装置24とを有している。
【0019】この駐車場21では、車両Sは、パレット
P上に載置され、これらパレットP毎、昇降装置24に
よる昇降、横行車両搬送装置22による搬送が行われる
ようになっている。横行車両搬送装置22は、平行に設
置された一対のレール22aを有しており、これらレー
ル22aにパレットPが並べて設置され、レール22a
に沿って移動可能とされている。なお、これらパレット
Pは、水平に並べられた際に、互いに連結されるように
なっている。また、この横行車両搬送装置22には、そ
の途中に、搬送装置駆動部25が設けられている。
【0020】図3から図5に示すように、この搬送装置
駆動部25は、一対の搬送機構ユニット31を有するも
ので、これら一対の搬送機構ユニット31を組み合わせ
ることにより構成されている。この搬送機構ユニット3
1は、互いに平行に配設された一対のフレーム板部32
を有する支持フレーム33と、この支持フレーム33の
両端部近傍にてそれぞれフレーム板部32内に回動可能
に支持された一対のスプロケット34と、これらスプロ
ケット34に巻回された無端状のチェーン35とを有し
ている。
【0021】チェーン35には、所定間隔をあけて係止
ピン36が設けられており、この係止ピン36が、レー
ル22a上のパレットPに形成された切欠部37に係止
するようになっている。また、この搬送機構ユニット3
1の各スプロケット34には、設置した際に、内側とな
る側面に、駆動モータ41が着脱されるようになってい
る。つまり、それぞれのスプロケット34には、その回
転軸34aに、駆動モータ41の回転軸41aが着脱可
能に連結される連結軸受42が設けられており、この連
結軸受42を介して、駆動モータ41の回転軸41aが
連結されるようになっている。
【0022】また、このスプロケット34に設けられた
連結軸受42には、継手軸43も連結されるようになっ
ており、この継手軸43と駆動モータ41の回転軸41
aとが、伝達軸44によって連結されるようになってい
る。
【0023】上記の搬送装置駆動部25では、車両Sが
載置されるパレットPの数量や車重の増減に応じて、次
のように、搬送機構ユニット31を組み合わせて用いら
れる。 (1)1個の駆動モータ41を用いる場合 パレットPの数が比較的少ない場合、一対の搬送機構ユ
ニット31を互いに対向させて設置し、一方の搬送機構
ユニット31の一方のスプロケット34の連結軸受42
に、駆動モータ41の回転軸41aを連結させる。ま
た、他方の搬送機構ユニット31の他方のスプロケット
34の連結軸受42に継手軸43を取り付け、この継手
軸43と駆動モータ41の回転軸41aとを、伝達軸4
4によって連結させる(図6中(a)参照)。
【0024】このようにすると、一つの駆動モータ41
の駆動力が、伝達軸44を介して、他方の搬送機構ユニ
ット31に伝達され、両方の搬送機構ユニット31のそ
れぞれのチェーン35によって車両Sが載置されたパレ
ットPが搬送される。
【0025】(2)2個の駆動モータ41を用いる場合 上記(1)の場合よりもパレットPの数量が増えた場
合、一方のスプロケット34の連結軸受42に駆動モー
タ41の回転軸41aを連結させた搬送機構ユニット3
1を互いに対向させて設置する(図6中(b)参照)。
これにより、それぞれの搬送機構ユニット31では、そ
れぞれの一方のスプロケット34に連結させた駆動モー
タ41によってチェーン35が走行され、これにより、
上記(1)の場合よりも大きな搬送力によって車両Sが
載置されるパレットPが搬送される。
【0026】(3)3個の駆動モータ41を用いる場合 上記(2)の場合よりもパレットPの数量が増えた場
合、両方のスプロケット34の連結軸受42に駆動モー
タ41の回転軸41aを連結させた搬送機構ユニット3
1と、一方のスプロケット34の連結軸受42に駆動モ
ータ41の回転軸41aを連結させた搬送機構ユニット
31を、互いに対向させて設置する(図6中(c)参
照)。
【0027】これにより、一方の搬送機構ユニット31
では、両方のスプロケット34に連結された二つの駆動
モータ41によってチェーン35が走行され、また、他
方の搬送装置ユニット31では、一方のスプロケット3
4に連結された一つの駆動モータ41によってチェーン
35が走行され、結果的にこの搬送装置駆動部25で
は、三つの駆動モータ41による大きな搬送力によって
車両Sが載置されるパレットPが搬送される。
【0028】(4)4個の駆動モータ41を用いる場合 上記(3)の場合よりもパレットPの数量が増えた場
合、両方のスプロケット34の連結軸受42に駆動モー
タ41の回転軸41aをそれぞれ連結させた搬送機構ユ
ニット31を互いに対向させて設置する(図6中(d)
参照)。これにより、それぞれの搬送機構ユニット31
では、それぞれの両方のスプロケット34に連結させた
駆動モータ41によってチェーン35が走行され、これ
により、上記(3)の場合よりも大きな搬送力によって
車両Sが載置されるパレットPが搬送される。
【0029】上記のように、本実施形態例の横行車両搬
送装置22及びそれを備えた駐車場21によれば、搬送
装置駆動部25を構成する搬送機構ユニット31の一対
のスプロケット34に、それぞれ駆動モータ41を取り
付けることができるので、搬送させる車両Sの台数を増
やすべく、パレットPの数量が増加したとしても、搬送
機構ユニット31のそれぞれのスプロケット34に駆動
モータ41を容易に取り付けて、必要となる駆動力に応
じて増加させることができ、これにより、従来のよう
に、搬送装置駆動部自体を併設して駆動力を高める場合
と比較して、設備費を大幅に低減させることができる。
【0030】また、ユニット化された搬送機構ユニット
31によって搬送装置駆動部25が構成されているの
で、駆動力に応じて搬送装置駆動部をその都度設計する
必要がなくされ、構築費用も大幅に低減させることがで
きる。そして、対向させて設置させた搬送機構ユニット
31のそれぞれのスプロケット34に駆動モータ41が
着脱可能であるので、一つの搬送装置駆動部25にて、
駆動モータ41の数量を1個から4個まで増減させるこ
とができ、搬送させる車両Sの車種や数量に応じて駆動
力を容易に調節することができる。
【0031】しかも、搬送機構ユニット31のスプロケ
ット34に取り付けられる駆動モータ41が、パレット
Pを移動可能に支持する一対のレール22a間に配置さ
れるので、従来のように、駆動モータ部分が外部に突出
する構造と比較して、装置のコンパクト化を図ることが
でき、これにより、特に、地下等の設置スペースの確保
が困難な場所へ設置する場合に極めて有利である。
【0032】なお、上記の例では、4個の駆動モータ4
1を設けた例まで説明したが、5個以上の駆動モータ4
1を設ける場合には、一対の搬送機構ユニット31を対
向させた搬送装置駆動部25に隣接させて、駆動モータ
41を備えた搬送機構ユニット31を順に設置していけ
ば良い。また、駆動モータ41は、それぞれ互いに、そ
の駆動の同期が取られており、それぞれ最適な駆動力に
てスプロケット34が回転駆動されるようになっている
のは勿論である。
【0033】なおまた、上記の例では、自動車を駐車さ
せる駐車場21に横行車両搬送装置22を備えた例を説
明したが、この横行車両搬送装置22は、各種遊技施設
に設置されて遊技車両を搬送させる搬送装置としても用
いられるのは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の車両搬
送装置及びそれを備えた駐車場によれば、下記の効果を
得ることができる。請求項1記載の車両搬送装置によれ
ば、搬送装置駆動部を構成する搬送機構ユニットの一対
のスプロケットに、それぞれ駆動モータを取り付けるこ
とができるので、搬送させる車両の台数を増やすべく、
パレットの数量が増加したとしても、搬送機構ユニット
のそれぞれのスプロケットに駆動モータを容易に取り付
けて、必要となる駆動力に応じて増加させることがで
き、これにより、従来のように、搬送装置駆動部自体を
併設して駆動力を高める場合と比較して、設備費を大幅
に低減させることができる。また、ユニット化された搬
送機構ユニットによって搬送装置駆動部が構成されてい
るので、駆動力に応じて搬送装置駆動部をその都度設計
する必要がなくされ、構築費用も大幅に低減させること
ができる。
【0035】請求項2記載の車両搬送装置によれば、対
向させて設置させた搬送機構ユニットのそれぞれのスプ
ロケットに駆動モータが着脱可能であるので、一つの搬
送装置駆動部にて、駆動モータの数量を1個から4個ま
で増減させることができ、搬送させる車両の車種や数量
に応じて駆動力を容易に調節することができる。
【0036】請求項3記載の車両搬送装置によれば、搬
送機構ユニットのスプロケットに取り付けられる駆動モ
ータが、パレットを移動可能に支持する一対のレール間
に配置されるので、従来のように、駆動モータ部分が外
部に突出する構造と比較して、装置のコンパクト化を図
ることができ、これにより、特に、地下等の設置スペー
スの確保が困難な場所へ設置する場合に極めて有利であ
る。
【0037】請求項4記載の車両搬送装置を備えた駐車
場によれば、搬送機構ユニットのスプロケットへの駆動
モータの取り付け数量を増減させることにより、極めて
容易に、車両の搬送量や車重に応じて、搬送駆動力を増
減させることができる車両搬送装置を備えているので、
従来のように、搬送装置駆動部自体を増減させることに
より駆動力を増減させる場合と比較して、設備費を大幅
に抑えることができ、これにより、設置スペースに応じ
て、容易にレイアウトを変更可能な駐車場とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態例の車両搬送装置を備えた
駐車場の概略断面図である。
【図2】 本発明の実施形態例の車両搬送装置を備えた
駐車場の概略平面図である。
【図3】 本発明の実施形態例の車両搬送装置を構成す
る搬送装置駆動部の平面図である。
【図4】 本発明の実施形態例の車両搬送装置を構成す
る搬送装置駆動部の側面図である。
【図5】 本発明の実施形態例の車両搬送装置を構成す
る搬送装置駆動部の断面図である。
【図6】 本発明の実施形態例の車両搬送装置を構成す
る搬送装置駆動部の概略構成をそれぞれ説明する概略斜
視図である。
【図7】 従来の車両搬送装置を備えた駐車場を説明す
る駐車場の概略斜視図である。
【図8】 従来の車両搬送装置の搬送装置駆動部の断面
図である。
【図9】 従来の車両搬送装置の搬送装置駆動部の概略
構成を説明する概略斜視図である。
【図10】 従来の車両搬送装置を備えた他の駐車場の
例を説明する駐車場の概略斜視図である。
【図11】 従来の車両搬送装置の搬送装置駆動部の設
置の仕方を説明する概略斜視図である。
【符号の説明】
21 駐車場 22 横行車両搬送装置(車両搬送装置) 22a レール 23 入出庫口(入庫口、出庫口) 25 搬送装置駆動部 31 搬送機構ユニット 34 スプロケット 35 チェーン 41 駆動モータ P パレット S 車両

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のレール上に、車両が載置される複
    数のパレットが整列されて移動可能に支持され、これら
    パレットを前記レールに沿って移動させる搬送装置駆動
    部を有する車両搬送装置であって、 前記搬送装置駆動部は、一対のスプロケットと、これら
    スプロケットに巻回され、前記レール上を移動可能に設
    置されたパレットが係止されるチェーンと、前記スプロ
    ケットを回転駆動させて前記チェーンによって前記パレ
    ットを移動させる駆動モータとから構成された搬送機構
    ユニットを有し、 該搬送機構ユニットは、それぞれの前記スプロケット
    に、前記駆動モータが着脱可能とされ、車両の搬送重量
    に応じて、前記スプロケットに取り付ける前記駆動モー
    タの数が増減可能とされていることを特徴とする車両搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送装置駆動部は、前記搬送機構ユ
    ニットが互いに対向させて設置されていることを特徴と
    する請求項1記載の車両搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送装置駆動部は、前記搬送機構ユ
    ニットの前記スプロケットに取り付けられる前記駆動モ
    ータが、前記レール間に配置されることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の車両搬送装置。
  4. 【請求項4】 車両が載置されるパレットを整列状態に
    搬送する車両搬送装置を備え、入庫口から送り込まれる
    複数の車両をパレット上に載置させた状態にて駐車さ
    せ、出庫口から送り出す駐車場において、 前記車両搬送装置として、請求項1〜3のいずれか1項
    記載の車両搬送装置が用いられていることを特徴とする
    車両搬送装置を備えた駐車場。
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