JP2002174044A - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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JP2002174044A
JP2002174044A JP2000374277A JP2000374277A JP2002174044A JP 2002174044 A JP2002174044 A JP 2002174044A JP 2000374277 A JP2000374277 A JP 2000374277A JP 2000374277 A JP2000374277 A JP 2000374277A JP 2002174044 A JP2002174044 A JP 2002174044A
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vehicle
chain
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sprocket wheels
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Yutaka Ogawa
豊 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に車両を駐車させることが可能な立体
駐車場を提供する。 【解決手段】 立体駐車場1は、車両を保持可能な複数
のケージ2と、このケージ2の両側に配置され、複数の
ケージ2を環状に連結する一対のチェーン3と、チェー
ン3を循環駆動する駆動源4と、ケージ2が垂直方向お
よび水平方向に移動するように前記チェーン3を張架す
る複数のスプロケットホイール5と、一対のチェーン3
を駆動する駆動用スプロケットホイール6と、駆動源4
から回転駆動力が伝達され、前記一対の駆動用スプロケ
ットホイール6を回転駆動する中間軸7とを備え構成さ
れる。ケージ2が垂直方向および水平方向に循環するこ
とによって、立体駐車場1は垂直方向だけでなく水平方
向にも駐車スペースを確保することができるので、効率
的に車両を駐車することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の車両を効率
的に駐車することが可能な立体駐車場に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立体駐車場では、搭乗者が立体駐
車場の入口から駐車スペースまで車両を運転して駐車を
行っていた。したがって、駐車スペースから立体駐車場
の入口または出口まで車両が通過するための通行路が必
要であり、駐車面積の50%程度しか利用できなかっ
た。さらに、搭乗者が立体駐車場の入口から駐車スペー
スまで、また駐車スペースから立体駐車場の出口まで車
両を移動する必要があった。また、立体駐車場の内部に
は誰でもが自由に入ることができるので防犯に問題があ
った。このような問題に鑑み循環型の立体駐車場が考え
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
循環型の立体駐車場では、地上で上下にのみ循環させた
り、地下で水平方向にのみ循環させたりするものであ
り、空間利用に制限があり、効率的に駐車させることが
困難であった。
【0004】また、小型で高率良く駐車できる立体駐車
場が臨まれている。本発明の目的は、複数の車両を効率
的に駐車させることが可能である立体駐車場を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車両を保持可能な複数のケージと、前記ケージの両
側に配置され、複数のケージを環状に連結する対をなす
チェーンと、前記チェーンを循環駆動する駆動源とを備
える立体駐車場であって、前記ケージが垂直方向および
水平方向に移動するように前記チェーンを張架する複数
のスプロケットホイールと、前記対をなすチェーンを同
期させて駆動する駆動用スプロケットホイールと、前記
駆動源から回転駆動力が伝達され、前記対をなす駆動用
スプロケットホイールを回転駆動する中間軸とを有する
ことを特徴とする立体駐車場である。
【0006】本発明に従えば、車両が載置されるケージ
は垂直方向および水平方向に移動し循環するように構成
されているので、たとえば、垂直方向だけでなく水平方
向にも駐車スペースを確保することができ、効率的に車
両を駐車することが可能である。
【0007】請求項2記載の本発明は、パレットに載せ
た車両を上下方向に搬送する車両昇降手段と、前記車両
昇降手段の横に配置され、パレットに載せた複数の車両
を循環可能に駐車させる駐車手段と、前記車両昇降手段
から前記駐車手段、および前記駐車手段から前記車両昇
降手段に車両を載せたパレットを水平方向にスライドさ
せて車両を移し替える移し替え手段とを有することを特
徴とする立体駐車場である。
【0008】本発明に従えば、車両はパレットに載った
状態で搬送され、循環する駐車手段に駐車される。した
がって、搭乗者が駐車スペースまで車両を移動する必要
がない。車両を運転して移動するための通行路が要らな
いので、効率的に車両を駐車することが可能である。
【0009】請求項3記載の本発明は、前記駐車手段
は、載置台がチェーンに連結され、パレットをこの載置
台に載せて駐車させることを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、車両を載せたパレットを
チェーンに連結される載置台の上に載せることで車両を
駐車することが可能であるので、車両を載置台の上に直
接載置するよりも、容易に車両の出し入れを行うことが
できる。
【0011】請求項4記載の本発明は、前記駐車手段
は、パレットを直接チェーンの上に載置することを特徴
とする。
【0012】本発明に従えば、車両を載せたパレットを
直接チェーンの上に載せることで車両を駐車することが
可能であるので、構成が簡単である。
【0013】請求項5記載の本発明は、前記駐車手段
は、複数の車両を駐車させる駐車領域を上下に有し、循
環駆動する環状の駐車チェーンと、駐車チェーンの横に
配置され、上駐車領域と下駐車領域との間で昇降する前
記駐車チェーンに同期して昇降する環状の昇降チェーン
とを有し、前記載置台は、上循環領域と下循環領域との
間で昇降するとき、一方側が駐車チェーンに連結され、
他方側が昇降チェーンに連結されて昇降することを特徴
とする。
【0014】本発明に従えば、前記駐車手段の上部の駐
車領域から下部の駐車領域への車両の移動、および下部
の駐車領域から上部の駐車領域への車両の移行領域にお
いてパレットを水平に保って昇降させることができる。
【0015】請求項6記載の本発明は、車両を載置する
複数の載置台と、前記複数の載置台を環状に連結し、斜
め方向に張架される環状のチェーンと、前記チェーンが
巻き掛けられる複数のスプロケットホイールと、前記載
置台を水平に保持した状態で循環させる駆動手段とを有
することを特徴とする立体駐車場である。
【0016】本発明に従えば、斜め方向に張架されるチ
ェーンに載置台が連結されるので、たとえば、地上から
地下にわたって設置すると、地下に垂直な方向に車両を
並べて駐車するよりも効率的に車両を駐車することが可
能である。
【0017】請求項7記載の本発明は、車両を載せる複
数の載置台と、載置台の両側で所定の方向に延び、環状
に配置される第1および第2チェーンと、載置台の一側
面と第1チェーンとを連結する第1連結部材と、載置台
の他側面と第2チェーンとを連結する第2連結部材とを
有し、前記第1および第2連結部材は、前記所定の方向
に予め定める距離離反して配置され、第1および第2チ
ェーンの一方側端部に巻き掛けられる第1および第2一
方スプロケットホイール、および第1および第2チェー
ンの他方側端部に巻き掛けられる第1および第2他方の
スプロケットホイールは、第1および第2スプロケット
ホイールのそれぞれの回転軸が、前記予め定める距離だ
け前記所定の方向に離反して配置され、各載置台に車両
を載せて駐車させ、スプロケットホイールが回転するこ
とによって、載置台が常に水平に保った状態で循環する
ことを特徴とする立体駐車場である。
【0018】本発明に従えば、第1および第2のチェー
ンの上張架領域から下張架領域への車両の移動、第1お
よび第2のチェーンの下張架領域から下張架領域への車
両の移行領域において載置台を水平に保って循環させる
ことができる。したがって、載置台が常に水平を保った
状態で循環するので、車両を効率的に駐車させることが
できる。また、ケージを吊り下げて車両を駐車させる吊
り下げ式の循環型立体駐車場よりも、空間を効率的に利
用して車両を駐車させることが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る立体駐車場1を簡略化した縦断面図であり、図2は立
体駐車場の水平移動領域における横断面図である。立体
駐車場1は、車両を保持可能な複数のケージ2と、この
ケージ2の両側に配置され、複数のケージ2を環状に連
結する一対のチェーン3と、チェーン3を循環駆動する
駆動源4と、ケージ2が垂直方向および水平方向に移動
するように前記チェーンを張架する複数のスプロケット
ホイール5と、一対のチェーン3を駆動する駆動用スプ
ロケットホイール6と、駆動源4から回転駆動力が伝達
され、前記一対の駆動用スプロケットホイール6を回転
駆動する中間軸7とを備え構成される。
【0020】ケージ2は、車両が載置される矩形板状の
載置板2Aと、この載置板2Aから上方へ延びる枠体2
Bと、枠体2Bの上部で枠体2Bを吊り下げ保持して立
体駐車場2の幅方向(図1の紙面に対して垂直方向)に
水平に延び、チェーン3に回転自在に連結される支持軸
2Cとから構成される。前記枠体2Bには、車両の出入
り、および搭乗者の出入りのための開口部が設けられて
いる。本実施形態の立体駐車場1では、図2に示すよう
に2つの載置板2Aを立体駐車場1の幅方向に並べ、載
置板2Aの枠体2Bを同一の支持軸2Cに連結してケー
ジ2を構成している。また、立体駐車場1は、ケージ2
が立体駐車場1の幅方向に3つ並ぶように構成される
が、ケージ2は立体駐車場1の幅方向に3つ以上の複数
並ぶように構成されてもよく、また、車両を1台のみ載
置するようケージ2を構成してもよい。
【0021】チェーン3は、ケージ2の両側に配置さ
れ、対をなす複数のスプロケットホイール5および駆動
用スプロケットホイール6に巻き掛けられて、図1に示
すようにケージ2を垂直方向に移動させる垂直方向張架
領域と、水平方向に移動させる水平方向張架領域とを形
成する。この垂直方向張架領域を垂直循環領域Aとし、
水平方向張架領域を水平循環領域Bとする。各スプロケ
ットホイール5および駆動用スプロケットホイール6
は、立体駐車場1の幅方向に間隔をあけて設けられ、個
別に回転自在に軸支されており、立体駐車場1の幅方向
に平行な1本の回転軸線を共通に持つ。垂直循環領域A
において、垂直方向上端部には、ケージ2を上方向から
下方向に循環させるため、ケージとケージの間の間隔が
保持されるように2対のスプロケットホイール5が配置
されている。水平循環領域Bにおいても同様に、水平循
環領域B両端部では、2対のスプロケットホイール5が
配置されている。
【0022】垂直循環領域Aの垂直方向上端部や、水平
循環領域Bの両端部の2対配置されたスプロケットホイ
ールのうち、一方のスプロケットホイールが駆動用スプ
ロケットホイール6となってもよい。本実施形態では、
水平循環領域Bの一方側端部の2対配置されたスプロケ
ットホイールのうちの上側のスプロケットホイールをチ
ェーン3を駆動する駆動用スプロケットホイール6とし
ている。
【0023】駆動用スプロケットホイール6の上方には
中間軸7が配置され、この中間軸7を介して駆動源4で
あるモータから駆動用スプロケットホイール6に回転力
が伝達される。
【0024】中間軸7は、立体駐車場1の幅方向に平行
に延び、両側に歯車8が固定され、この歯車8の間の軸
にも歯車9を設けて駆動源4から回転力が伝達される。
各駆動用スプロケットホイール6にもそれぞれ歯車10
が固定され、中間軸7の歯車8と駆動用スプロケットホ
イール6の歯車9との間に1対の歯車11が設けられ
る。したがって、駆動源5の回転は、歯車9を介して中
間軸7に伝達され、その両側の歯車8、歯車11および
歯車10を介して一対の駆動用スプロケットホイール6
に個別に回転力が伝達される。このようにして、一対の
駆動用スプロケットホイール6間には軸が設けられない
構造となっている。これらの駆動用スプロケットホイー
ル、中間軸および駆動源は立体駐車場1の内部に複数設
けられてもよい。また、支持軸2Cの両端部にローラを
回転自在に取り付け、このローラの全移動経路、つま
り、垂直環領域領域および水平循環領域の環状の経路に
わたって案内するように環状のレールを配置し、このレ
ールで前記ローラを案内するように構成してもよい。
【0025】このような構造とすることによって、垂直
循環領域Aおよび水平循環領域Bにおいて、ケージ2に
載置される車両は水平を保った状態で循環される。ケー
ジ2の載置板2Aには車両を固定するため、たとえば、
載置面に凹凸を形成し、この凹凸部に車両のタイヤを固
定するなどの固定部を設けてもよい。
【0026】また、立体駐車場1は、ケージ2が立体駐
車場1の幅方向に3つ並ぶように構成され、各ケージ2
が独立して循環する構成としているが、全てのケージ2
を同時に循環駆動するように、各駆動用スプロケットホ
イール6を駆動する中間軸を7をそれぞれのケージ2に
対して設けるのではなく、1つの中間軸で全ての駆動用
スプロケットホイール6を駆動させてもよい。
【0027】以上のように、立体駐車場を構成すること
によって、たとえば、地上だけでなく地下にわたって有
効に駐車スペースを確保することができ、効率的に駐車
をすることが可能となる。
【0028】図3(a)および図3(b)は、本発明の
他の実施形態である立体駐車場20を簡略化した縦断面
図である。立体駐車場20は、車両昇降手段であるエレ
ベータ装置21と、複数の車両を循環して駐車させる駐
車手段22と、移し替え手段であるフォーク23と、車
両を水平面上に回転させる車両回転装置24とから構成
される。本実施形態ではエレベータ装置21および駐車
手段22は地下に設置されているが、これらは地上に設
置されてもよい。
【0029】立体駐車場20に駐車しようとする車両
は、図3(a)に示されるように、まず立体駐車場20
の出入口25から前進して内部に入り車両回転装置24
に載せられたパレット26の上に載置される。ここで、
図3(b)に示されるように、車両回転装置24によっ
て車両はパレット26に載せられたまま90度回転され
る。次に車両は、フォーク23によって車両回転装置2
4からエレベータ装置21へ、パレット26に載せられ
た状態で移し替えられる。フォーク23は、エレベータ
装置21に取り付けられ、このフォーク23を水平方向
に伸縮自在にスライドさせて、エレベータ装置21から
駐車手段22および駐車手段22からエレベータ装置2
1へ車両の移動の他に、車両回転手段24からエレベー
タ装置21およびエレベータ装置21から車両回転手段
24への車両の移し替えを行う。本実施形態では、フォ
ーク23はエレベータ装置21に備え付けられるが、車
両回転装置24からエレベータ装置21およびエレベー
タ装置21から車両回転装置24への車両の移し替えの
ためのフォークと、エレベータ装置21から駐車手段2
2および駐車手段22からエレベータ装置21への車両
の移し替えのためのフォークはエレベータ装置21に設
けず、別々に設けてもよい。
【0030】次に、エレベータ装置21に移し替えられ
た車両は、地上から駐車手段22が配置されている地下
へと搬送される。エレベータ装置21は、地上から駐車
手段22の設置されている地下および地下から地上へ車
両を上下方向に搬送する。
【0031】地下に搬送された車両はパレット26に載
せられた状態で、フォーク23によってエレベータ装置
21から駐車手段22へと移し替えられる。駐車手段2
2は、上下に駐車領域を有し、この上下駐車領域で複数
の車両を駐車させる。
【0032】駐車手段22は、所定の循環経路に沿って
配置される複数の対をなすスプロケットホイール30A
〜33Aと、各スプロケットホイール30A〜33Aに
わたって巻き掛けられる一対の環状の駐車チェーン27
と、駐車チェーン27に一部が連結される載積台29
と、駐車チェーン27の両横に対をなす環状の昇降チェ
ーン28が配置されて構成される。スプロケットホイー
ル30A〜33Aは上下に間隔をあけて配置されてお
り、駐車チェーン27が前記立体駐車場1と同様な駆動
源および中間軸(図示略)による駆動によって上下に循
環する。前記昇降チェーン28は、図3(b)に示すよ
うに、エレベータ装置21側では環状の駐車チェーン2
7の外側に配置され、他方側では環状の駐車チェーン2
7の内側に配置される。このうちのエレベータ装置21
側を図4に拡大して示す。
【0033】図4(a)は駐車手段22のエレベータ装
置21設置側の端部近傍を示す断面図であり、図4
(b)は駐車手段22のエレベータ装置21設置側の端
部近傍を示す平面図である。駐車チェーン27が巻き掛
けられるスプロケットホイール30A,31Aのエレベ
ータ装置21側には、スプロケットホイール30B,3
1Bがそれぞれ個別に回転自在に軸支され、配置され
る。スプロケットホイール30B,31B間には、載置
台29を上駐車領域から下駐車領域へ循環させるための
昇降チェーン28が巻き掛けられいる。
【0034】積載台29は、幅方向(図3の紙面に垂直
な方向)両側の前後に支持軸34,35を有し、この支
持軸34,35は水平に延び、一方の支持軸35が駐車
チェーン27に連結される。載置台29の他方の支持軸
34の幅方向両端部にはローラが回転自在に取り付けら
れており、上循環領域および下循環領域ではこのローラ
が支持レール41上を走行することによって支持され
る。上循環領域と下循環領域との間で昇降するときロー
ラは支持レール41から離脱し、支持軸34が昇降チェ
ーンに連結されて昇降する。
【0035】各スプロケットホイール30A,31A,
30B,31Bの立体駐車場20の幅方向外側には、回
転軸が各スプロケットホイール30A,31A,30
B,31Bと同軸線上にある歯車36A,37A,36
B,37Bがそれぞれ設けられる。スプロケットホイー
ル30Aの歯車36Aと、スプロケットホイール30B
の歯車36Bとの間に歯車38、スプロケットホイール
31Aの歯車37Aと、スプロケットホイール31Bの
歯車37Bとの間に歯車38を介在させることによっ
て、スプロケットホイール30A、30B、スプロケッ
トホイール31A,31Bをそれぞれ同期させ、駐車チ
ェーン27と昇降チェーン28の移動速度を一定に保つ
ことができる。また、スプロケットホイール30Bおよ
び31Bには、載置台29の支持軸34の位置を決める
位置決め部40が設けられる。この位置決め部40で支
持軸34が昇降チェーン28に連結される。したがっ
て、載置台29は、上駐車領域と下駐車領域との間にお
いて水平状態を維持して移行することができる。
【0036】車両が載置されたパレット26は、フォー
ク23によって載置台29に載置される。たとえば、載
置台29の上面とパレット26の下面に嵌合部材を取り
付けてこれらを嵌め込むことでパレット23を載置台2
9に固定してもよい。また、立体駐車場20では、駐車
手段22の上駐車領域と下駐車領域との間の移行領域
で、パレット26はフォーク23によってエレベータ装
置21から駐車手段22に移し替えられる。
【0037】また、本実施形態では車両を載せたパレッ
ト26は,駐車手段22には載置台29に載置される
が、駐車手段22には載置台29を設けずに、直接パレ
ット26を駐車チェーン27および昇降チェーン28に
連結してもよい。また、スプロケットホイール30Bお
よび32Aの間の上駐車領域またはスプロケットホイー
ル31Bおよび33Aの間の下駐車領域からパレット2
6を載置台29に載置する構成としてもよい。
【0038】また、図4ではエレベータ装置21側の駐
車手段22について示したが、エレベータ装置21とは
反対側の駐車手段22のスプロケットホイール32A,
33Aおよびスプロケットホイール32B,33Bにお
いても同様な構成とすることによって、載置台29は、
上駐車手段と下駐車手段との間において水平状態を維持
して移行することができる。
【0039】また、支持軸35の両端部にもローラが回
転自在に取り付けられ、このローラの全移動経路、つま
り、上駐車領域、下駐車領域およびそれらの間の移行領
域を含む環状の経路にわたって案内するように環状のレ
ールを配置し、このレール上で前記ローラを案内するよ
うに構成してもよい。
【0040】以上のように、立体駐車場を構成すること
によって、搭乗者が駐車スペースまで車両を移動する必
要がないので、車両を運転して移動するための通行路が
要らない。したがって、効率的に車両を駐車することが
可能である。また、車両を載せたパレットをチェーンに
連結される載置台の上に載せることで車両を駐車するこ
とが可能であるので、車両を載置台の上に直接載置する
よりも、容易に車両の出し入れを行うことができる。
【0041】図5は、本発明のさらに他の実施形態であ
る立体駐車場50を簡略化した縦断面図である。立体駐
車場50は、車両昇降手段であるエレベータ装置51
と、複数の車両を循環可能に駐車させる駐車手段52
と、移し替え手段であるフォーク53と、車両を水平面
上に回転させる車両回転装置54とから構成される。本
実施形態ではエレベータ装置51および駐車手段52は
地上に設置されているが、これらは地下に設置されても
よい。
【0042】本実施形態の立体駐車場50のエレベータ
装置51、フォーク53、および車両回転手段54は、
前記実施形態の立体駐車場20のエレベータ装置21、
フォーク23、および車両回転手段24と同様な構成で
あるので、その説明を省略する。駐車手段52は、車両
を載せたパレット61と環状に連結し張架されるチェー
ン62と、このチェーン62が巻き掛けられる対をなす
スプロケットホイール62,63と、パレット61が上
駐車領域から下駐車領域へ循環移動するためのローラガ
イド65を有する。前記実施形態の立体駐車場20で
は、車両を載せたパレットを駐車手段の載置台の上に載
置して駐車を行ったが、本実施形態の立体駐車場50で
は、車両を載せたパレットを直接チェーンに載置して駐
車を行う。
【0043】対をなすスプロケットホイール62,63
は幅方向(図5の紙面に対して垂直な方向)に所定の間
隔をあけて個別に回転自在に軸支される。このスプロケ
ットホイール62,63のわたってローラチェーンなど
の無端状のチェーン64が張架される。チェーン64の
上張架領域を上駐車領域とし、下張架領域を下駐車領域
とする。チェーン64は、前記立体駐車場1と同様な駆
動源および中間軸(図示略)による駆動によって上下に
循環する。
【0044】パレット61は、矩形板状であり、その前
後の両端部に幅方向に延びる支持軸66,67を有す
る。パレット61の一方の支持軸66はチェーン64に
回転自在に連結される。また、前記支持軸66はチェー
ン64に脱着可能に連結することができる。パレット6
1の他方支持軸67の両端部にはローラが回転自在に取
り付けられ、このローラを支持するレール(図示略)が
上駐車領域および下駐車領域に配置され、このローラが
このレール上を案内されることによって、上駐車領域お
よび下駐車領域でパレット61は水平に保持されて走行
する。上駐車領域と下駐車領域との間の移行領域におい
ては、図7に示すように前記レールに接続されるローラ
ガイド65が形成される。パレット61の支持軸67の
ローラはこのローラガイド65上を走行移動することに
よって、この領域においてパレット61は水平に保持さ
れた状態で移行することができる。
【0045】また、本実施形態ではパレット61の支持
軸66はチェーン64に脱着可能に連結されているが、
このパレット61をチェーン64に連結するのではな
く、予め載置台をチェーンに連結し、この上に車両を載
せたパレットを載置するような構成としてもよい。ま
た、スプロケットホイール62,63の間の上または下
駐車領域からパレット61を載せる構成としてもよい。
また、支持軸66の両端部にもローラを回転自在に取り
付け、このローラの全移動経路、つまり、上駐車領域、
下駐車領域およびそれらの間の移行領域を含む環状の経
路にわたって案内するように環状のレールを配置し、こ
のレール上で前記ローラを案内するように構成してもよ
い。
【0046】図6は、本発明のさらに他の実施形態であ
る立体駐車場70を簡略化した縦断面図である。本実施
形態の立体駐車場70は、車両を載せる複数の載置台7
1と、この載置台71を連結する環状のチェーン72
と、前記チェーン72が巻き掛けられる上および下スプ
ロケットホイール73A,74Aと、前記上および下ス
プロケットホイール73A,74Aの横に配置されるス
プロケットホイール73B,74Bと、チェーン72を
駆動し、載置台71を循環させる駆動手段から構成され
る。
【0047】立体駐車場70は、たとえば地上から地下
にわたって設置され、地上側の端部には水平な幅方向
(図6の紙面に対して垂直方向)に間隔をあける一対の
上スプロケットホイール73Aが個別に回転自在に軸支
され、同様に地下側の端部には一対の下スプロケットホ
イール74Aが個別に回転自在に軸支されている。これ
らの各上および下スプロケットホイール73A,74A
間にわたってそれぞれローラチェーンなどの無端状の一
対のチェーン72が巻き掛けられ、一対のチェーン72
の間に複数の載置台が連結される。前記下スプロケット
ホイール74Aは、上スプロケットホイール73Aの斜
め方向の下部に配置され、チェーン72は斜め方向に張
架される。チェーン72は、前記立体駐車場1と同様な
駆動源および中間軸(図示略)による駆動手段によって
上下に循環する。図6に示すように、上スプロケットホ
イール73の横に配置されるスプロケットホイール73
Bは、環状のチェーン72の内側に配置され、下スプロ
ケットホイールス74Aの横に配置されるプロケットホ
イール73Bは、環状のチェーン72の外側に配置され
る。
【0048】図7は、立体駐車場70の下スプロケット
ホイール74A近傍を拡大して示す図である。下スプロ
ケットホイール74Aの立体駐車場70の端部側には一
対のスプロケットホイール74Bが個別に回転自在に軸
支されている。スプロケットホイール74Bは下スプロ
ケットホイール74Aと同じ大きさのスプロケットホイ
ールであり、これらのスプロケットホイールの支持軸線
は水平方向に平行になるように配置される。
【0049】下スプロケットホイール74Aおよびスプ
ロケットホイール74Bの幅方向両側には歯車75A,
75Bが下スプロケットホイール74Aおよびスプロケ
ットホイール74Bの支持軸上にそれぞれ配置される。
これらの歯車75Aと歯車75Bとの間には歯車76が
介在され、下スプロケットホイール74Aおよびスプロ
ケットホイール74Bを同期させて回転させることがで
きる。
【0050】載置台71は、矩形板状であり、この上に
車両が載置される。載置台71は、前後両端部に支持軸
77,78を有する。支持軸77,78は立体駐車場7
0の幅方向に平行に延び、一方端部の支持軸78はチェ
ーン72に回動自在に連結される。チェーン72の上張
架領域を上循環領域とし、下張架領域を下循環領域とす
ると、載置台71の他方端部の支持軸77の幅方向両端
部にはローラが取り付けられ、このローラを支持レール
80に支持させて上および下循環領域で、載置台71が
水平に保持されるように構成されている。また、上循環
領域と下循環領域との間の領域では、載置台71の支持
軸77がスプロケットホイール74Bの位置決め部79
に連結されることによって、載置台71が水平に保持さ
れた状態で循環する。
【0051】上スプロケットホイール73Aの下スプロ
ケットホイール74A側にもスプロケットホイール73
Bが配置され、下スプロケットホイールと同様の機構に
よって載置台71は水平に保持された状態で循環され
る。また、支持軸78の両端部にもローラが回転自在に
取り付けられ、このローラの全移動経路、つまり、上駐
車領域、下駐車領域およびそれらの間の移行領域を含む
環状の経路にわたって案内するように環状のレールを配
置し、このレール上で前記ローラを案内するように構成
してもよい。
【0052】以上のように、立体駐車場を構成すること
によって、地下に垂直に車両を並べて駐車するよりも、
効率的に車両を駐車することができる。
【0053】図8(a)は本発明のさらに他の実施形態
である立体駐車場90を簡略化した平面図であり、図8
(b)は立体駐車場90の側面図である。本実施形態の
立体駐車場90は、車両を載せる複数の載置台91と、
この載置台91の両側で所定の方向Aに延び、環状に配
置される第1チェーン92および第2チェーン93と、
載置台91の一側面91Aと第1チェーン92とを連結
する第1連結部材94と、載置台91の他側面91Bと
第2チェーン93とを連結する第2連結部材95と、所
定の方向Aの一方側端部に配置される第1および第2一
方スプロケットホイール96,97と、所定の方向Aの
他方側端部に配置される第1および第2他方スプロケッ
トホイール98,99とから構成される。前記第1およ
び第2チェーン92,93の上張架領域を上駐車領域と
し、下張架領域を下駐車領域とする。
【0054】載置台91は、矩形板状であり、その幅方
向(図8(b)の紙面に垂直な方向)両端部には、第1
連結部材94および第2連結部材95が配置される。載
置台の幅方向の一方側面91Aには、第1連結部94を
介して第1のチェーン92が回転自在に連結される。ま
た、載置台の幅方向の他方側面91Bには、第2連結部
材95を介して第2のチェーン93が回転自在に連結さ
れる。第1連結部材92および第2連結部材93は、所
定の方向Aに、予め定める距離Lだけ離反して配置され
る。
【0055】第1および第2連結部材94,95の端部
には、ローラ100,101がそれぞれ回転自在に取り
付けられており、このローラ100,101を支持する
レール102,103が上駐車領域および下駐車領域に
配置されている。前記ローラ100,101が、レール
102,103上を案内されることによって、上駐車領
域および下駐車領域で載置台91は水平に保持されて走
行する。
【0056】第1および第2チェーン92,93は、所
定の方向Aに張架され、その一方側端部には第1および
第2一方スプロケットホイール96,97が配置され、
他方側端部には第1および第2他方スプロケットホイー
ル98,99が配置される。第1および第2一方スプロ
ケットホイール96,97の回転軸104,105は互
いに平行で、前記所定の方向Aに前記所定の距離Lだけ
離反して配置される。同様に、第1および第2他方スプ
ロケットホイール98,99の回転軸106,107は
互いに平行で、前記所定の方向Aに前記所定の距離Lだ
け離反して配置される。
【0057】いま、搬送装置90の載置台91が図8
(b)において時計回りに循環しているとすると、搬送
装置90の右側端部では、載置台91が上駐車領域から
下駐車領域へと移行する。第1連結部材94が所定の方
向Aの一方側にあり、第2連結部材95が所定の方向A
の他方側にあり、これに対応して第1一方スプロケット
ホイール96が所定の方向Aの一方側にあり、第2一方
スプロケットホイール97が所定の方向Aの他方側に配
置される。したがって、立体駐車場90の右側の第1お
よび第2一方スプロケットホイール96,97におい
て、上駐車領域にある載置台91が右側に移動し、第1
連結部材94が第1一方スプロケットホイール96の回
転軸104の上に達したとき、第2連結部材95は第2
一方スプロケットホイール97の回転軸105の上に達
することとなる。第1および第2一方スプロケットホイ
ール96,97は同一の径であり、矢符Bの方向に回転
するので、第1および第2連結部材94,95は第1お
よび第2一方スプロケットホイール96,97の外周に
沿って移動し、載置台91を常に水平を保った状態で上
駐車領域から下駐車領域へと移行させることができる。
【0058】同様に、第1連結部材94が所定の方向A
の一方側にあり、第2連結部材95が所定の方向Aの他
方側にあり、これに対応して第1他方スプロケットホイ
ール98が所定の方向Aの一方側にあり、第2他方スプ
ロケットホイール99が他方側に配置される。したがっ
て、立体駐車場90の左側の第1および第2他方スプロ
ケットホイール98,99において、下駐車領域にある
載置台91が左側に移動し、第1連結部材94が第1他
方スプロケットホイール98の回転軸206の下に達し
たとき、第2連結部材95は第2他方スプロケットホイ
ール99の回転軸207の下に達することとなる。第1
および第2他方スプロケットホイール98,99は同一
の径であり、矢符Bの方向に回転するので、第1および
第2連結部材94,95は、第1および第2他方スプロ
ケットホイール98,99の外周に沿って移動し、載置
台91を常に水平を保った状態で下駐車領域から上駐車
領域へと移行させることができる。搬送装置90の載置
台91は、時計回りに循環しているとしたが、反時計回
りに循環させてもよい。
【0059】また、立体駐車場90は、前記立体駐車場
1と同様な駆動源および中間軸(図示略)による駆動手
段によって循環する。また、前記立体駐車場20と同様
に、載置台91に車両を載せたパレットを載置すること
によって駐車させてもよく、前記立体駐車場50のよう
に、載置台91を脱着可能にチェーンに連結してもよ
い。また、図3の立体駐車場20に示すような車両昇降
手段などと組み合わせて用いてもよい。
【0060】以上のように立体駐車場を構成することに
よって、載置台が常に水平を保った状態で循環するの
で、車両を効率的に駐車させることができる。また、ケ
ージを吊り下げて車両を駐車させるよりも、空間を効率
的に利用して車両を駐車させることが可能である。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、本発明
に従えば、車両が載置されるケージは垂直方向および水
平方向に移動し循環するように構成されているので、た
とえば、地上と地下の両方に駐車スペースを確保するこ
とができ、効率的に車両を駐車することが可能である。
また、駐車場内部は誰でもが自由に入ることができるわ
けではないので、防犯効果も大きい。
【0062】請求項2記載の本発明によれば、車両はパ
レットに載った状態で搬送され、循環する駐車手段に駐
車される。したがって、搭乗者が駐車スペースまで車両
を移動する必要がない。車両を運転して移動するための
通行路が要らないので、効率的に車両を駐車することが
可能である。また、駐車場内部は誰でもが自由に入るこ
とができるわけではないので、防犯効果も大きい。
【0063】請求項3記載の本発明によれば、車両を載
せたパレットをチェーンに連結される載置台の上に載せ
ることで車両を駐車することが可能であるので、車両を
載置台の上に直接載置するよりも、容易に車両の出し入
れを行うことができる。
【0064】請求項4記載の本発明によれば、車両を載
せたパレットを直接チェーンの上に載せることで車両を
駐車することが可能であるので、構成が簡単である。
【0065】請求項5記載の本発明によれば、前記駐車
手段の上部の駐車領域から下部の駐車領域への車両の移
動、および下部の駐車領域から上部の駐車領域への車両
の移動の間の領域においてパレットを水平に保って昇降
させることができる。
【0066】請求項6記載の本発明によれば、斜め方向
に張架されるチェーンに載置台が連結されるので、たと
えば、地上から地下にわたって設置すると、地下に垂直
な方向に車両を並べて駐車するよりも効率的に車両を駐
車することが可能である。また、駐車場内部は誰でもが
自由に入ることができるわけではないので、防犯効果も
大きい。
【0067】請求項7記載の本発明によれば、第1およ
び第2のチェーンの上張架領域から下張架領域への車両
の移動、第1および第2のチェーンの下張架領域から上
張架領域への車両の移行領域において載置台を水平に保
って循環させることができる。したがって、載置台が常
に水平を保った状態で循環するので、車両を効率的に駐
車させることができる。また、ケージを吊り下げて車両
を駐車させる吊り下げ式の循環型立体駐車場よりも、空
間を効率的に利用して車両を駐車させることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である立体駐車場1を示
す縦断面図である。
【図2】図1の立体駐車場1の横断面図である。
【図3】図3(a)および図3(b)は、本発明の他の
実施形態である立体駐車場20を示す断面図である。
【図4】図4(a)および図4(b)は、図3の立体駐
車場20の駐車手段22のエレベータ装置21側の近傍
を拡大した断面図および平面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態である立体駐車場
50を示す断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態である立体駐車場
70を示す断面図である。
【図7】図6の立体駐車場70の下スプロケットホイー
ル近傍の拡大図である。
【図8】図8(a)は本発明のさらに他の実施形態であ
る立体駐車場90を示す平面図であり、図8(b)は立
体駐車場90の側面図である。
【符号の説明】
1,20,50,70,90 立体駐車場 2 ケージ 3,64,72 チェーン 4 駆動源 5,30,31,32,33,62,63,73,7
4,96,97,98,99 スプロケットホイール 6 駆動用スプロケットホイール 7 中間軸 21,51 エレベータ装置 22,52 駐車手段 23,53 フォーク 26,61 パレット 27 駐車チェーン 28 昇降チェーン 29,71,91 載置台 92 第1チェーン 93 第2チェーン 94 第1連結部材 95 第2連結部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を保持可能な複数のケージと、 前記ケージの両側に配置され、複数のケージを環状に連
    結する対をなすチェーンと、 前記チェーンを循環駆動する駆動源とを備える立体駐車
    場であって、 前記ケージが垂直方向および水平方向に移動するように
    前記チェーンを張架する複数のスプロケットホイール
    と、 前記対をなすチェーンを同期させて駆動する駆動用スプ
    ロケットホイールと、 前記駆動源から回転駆動力が伝達され、前記対をなす駆
    動用スプロケットホイールを回転駆動する中間軸とを有
    することを特徴とする立体駐車場。
  2. 【請求項2】 パレットに載せた車両を上下方向に搬送
    する車両昇降手段と、 前記車両昇降手段の横に配置され、パレットに載せた複
    数の車両を循環可能に駐車させる駐車手段と、 前記車両昇降手段から前記駐車手段、および前記駐車手
    段から前記車両昇降手段に車両を載せたパレットを水平
    方向にスライドさせて車両を移し替える移し替え手段と
    を有することを特徴とする立体駐車場。
  3. 【請求項3】 前記駐車手段は、載置台がチェーンに連
    結され、パレットをこの載置台に載せて駐車させること
    を特徴とする請求項2記載の立体駐車場。
  4. 【請求項4】 前記駐車手段は、パレットを直接チェー
    ンの上に載置することを特徴とする請求項2記載の立体
    駐車場。
  5. 【請求項5】 前記駐車手段は、複数の車両を駐車させ
    る駐車領域を上下に有し、 循環駆動する環状の駐車チェーンと、 駐車チェーンの横に配置され、上駐車領域と下駐車領域
    との間で昇降する前記駐車チェーンに同期して昇降する
    環状の昇降チェーンとを有し、 前記載置台は、上循環領域と下循環領域との間で昇降す
    るとき、一方側が駐車チェーンに連結され、他方側が昇
    降チェーンに連結されて昇降することを特徴とする請求
    項3記載の立体駐車場。
  6. 【請求項6】 車両を載置する複数の載置台と、 前記複数の載置台を環状に連結し、斜め方向に張架され
    る環状のチェーンと、前記チェーンが巻き掛けられる複
    数のスプロケットホイールと、 前記載置台を水平に保持した状態で循環させる駆動手段
    とを有することを特徴とする立体駐車場。
  7. 【請求項7】 車両を載せる複数の載置台と、 載置台の両側で所定の方向に延び、環状に配置される第
    1および第2チェーンと、 載置台の一側面と第1チェーンとを連結する第1連結部
    材と、 載置台の他側面と第2チェーンとを連結する第2連結部
    材とを有し、 前記第1および第2連結部材は、前記所定の方向に予め
    定める距離離反して配置され、第1および第2チェーン
    の一方側端部に巻き掛けられる第1および第2一方スプ
    ロケットホイール、および第1および第2チェーンの他
    方側端部に巻き掛けられる第1および第2他方のスプロ
    ケットホイールは、第1および第2スプロケットホイー
    ルのそれぞれの回転軸が、前記予め定める距離だけ前記
    所定の方向に離反して配置され、各載置台に車両を載せ
    て駐車させ、スプロケットホイールが回転することによ
    って、載置台が常に水平に保った状態で循環することを
    特徴とする立体駐車場。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107816239A (zh) * 2017-11-08 2018-03-20 佛山市集知汇科技有限公司 一种适用于路边的循环式立体车库
CN108979247A (zh) * 2018-07-19 2018-12-11 江苏理工学院 一种多车位立体循环停车库
CN109812094A (zh) * 2019-02-28 2019-05-28 浙江零壹智能工程有限公司 一种停车场用自动停车装置
CN111852115A (zh) * 2019-04-30 2020-10-30 广西玉林市易停停车场管理服务有限公司 新型立体车库

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CN109812094B (zh) * 2019-02-28 2024-02-27 喜鹊云(浙江)数字科技有限公司 一种停车场用自动停车装置
CN111852115A (zh) * 2019-04-30 2020-10-30 广西玉林市易停停车场管理服务有限公司 新型立体车库

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