JP4885588B2 - トレー横行機構及びこれを用いた機械式駐車設備 - Google Patents

トレー横行機構及びこれを用いた機械式駐車設備 Download PDF

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Description

本発明は、自動車を載せるトレーを横行するトレー横行機構及びこれを用いた機械式駐車設備に関する。
従来、この種のトレー横行機構は、例えば水平循環形式の機械式駐車設備に採用されている。この形式の駐車設備の場合、図6に示すように、自動車の格納部に、自動車を載せる複数のトレーТを配置し、横方向に送るための複数列の横行路91、92が形成されて、これらの横行路91、92上にトレーТを横行する横行装置901が設置される。また、各横行路91、92の両端部間にトレーТを縦方向に送るための縦行路93、94が形成されて、この縦行路93、94上にトレーТを縦行する縦行装置が設置される。このようにして、隣り合う横行路91、92間において一方の対角線上の端部にそれぞれトレー1台分の空区分が設けられ、各横行路91、92上に、複数のトレーТが横列に(相互に隣接する各トレーТ間がトレーТの縦方向の移動により係脱可能なカップラにより連結されて)配置され、各横行路91、92にトレー列が形成される。各横行路91、92の横行装置901と各縦行路93、94の縦行装置とにより、各横行路91、92間における一方の対角線上の端部に設けられた空区分に向けて各トレー列を横行する工程と、この横行により各横行路91、92における他方の対角線上の端部に形成された空区分に向けて各トレーを縦行する工程とを繰り返すことにより、各トレーТを水平循環する(例えば、特許文献1参照)。
この駐車設備において、特に、トレーの横行方式について見ると、横行路は一対の横行レールにより構成され、また、一方の横行レールに沿って横行ガイドレールが付設される。この一対の横行レール上に、複数のトレーが横方向に相互に隣接して停止可能に複数の区分が設定される。横行装置はクランクアームを旋回する形式が採用される。この横行装置の場合、トレーの横方向の寸法と同じ長さで両端にローラを軸支された一対のクランクアームと、これらクランクアームをその中心を回転中心として水平方向に回転駆動する回転駆動装置とを備え、横行路の中間の2つの区分間に跨って設置される。一方、トレーの下面には、横方向中央に溝形形状のガイド部材が縦方向に向けて延設され、また縦方向の片側一方に横方向ガイド部材が横方向に向けて付設される。このようにして横行路上の少なくとも一端の1区分にトレーの無い空区分が設けられ、この横行路上に、複数のトレーが相互にカップラにより連結され、横行車輪を一対の横行レール上に乗せて、また各トレーの横行ガイド部材を横行ガイドレールに係合させて配置され、一連のトレー列が構成される。このトレー列に対して、横行装置の各クランクアームは中間の連続する2区分に跨って、一方のローラが一方の区分上に配置されたトレーのガイド部材の一端に係合され、他方のローラが他方の区分上に配置されたトレーのガイド部材の他端に係合される。各クランクアームの相反する所定方向の旋回運動により、各クランクアームの一方のローラが一方の区分上のトレーのガイド部材の一端から離脱しながら、他方のローラが他方の区分上のトレーのガイド部材の他端からさらにガイド部材の中心に向けて係合していき、ガイド部材を横方向に押圧して、トレーを横方向に1ピッチ(1区分)押し出し、横行路上でトレー列全体を1ピッチ横行する。なお、このようにしてトレーが1ピッチ横行されると、各クランクアームは同様に中間の連続する2区分に跨って、一方のローラが一方の区分上に移動されたトレーのガイド部材の一端に係合され、他方のローラが他方の区分上に移動されたトレーのガイド部材の他端に係合される。
特開平3−172470号公報
しかしながら、上記従来のトレー横行機構では、横行装置にクランクアームを旋回する形式が採用され、このクランクアームがトレーの横方向の寸法と同じ長さに形成され、両端のローラがトレー中央のガイド部材に係合されるため、この横行装置の場合、図6に示すように、横行路の連続する2区分間に跨って設置せざるを得ず、平面的に2トレー分の大きな設置スペースが必要になるという問題がある。また、この横行装置を水平循環形式の駐車装置に採用すると、この横行装置は既述のとおり横行路の連続する2区分間に跨って設置されるが、この場合、横行装置を横行路の一端の区分とその隣接する区分との間に設置しようとすると、クランクアームが縦行路に設置される架台や縦行レールに干渉するため、横行装置を当該区分間に設置することができず、このため横行路の両端の区分の間には必ず少なくとも2つの区分が必要で、横行路を少なくとも4区分で構成する他なく、横行路のレイアウト上自由度が制限され、自動車の最小収容台数を縮小できないという問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のトレー横行機構において、特に横行装置の設置スペースを横行路上の1区分の範囲内に縮小すること、及びこの横行装置を用いた機械式駐車設備において、横行路を少なくとも3区分で構成できるようにして、横行路のレイアウト上の自由度の向上と自動車の最小収容台数の縮小を図ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のトレー横行機構は、自動車を載せる複数のトレーが横方向に相互に隣接して停止可能な複数の区分を有する横行路と、前記横行路上に設置され、トレーを1区分単位で横行する横行装置とを備え、前記横行路上に少なくとも1区分にトレーのない空区分が設けられて、トレーを前記空区分に向けて横行するトレー横行機構において、前記横行装置は、少なくとも前記1区分の範囲内に収容可能な大きさに形成された回転部材と、前記回転部材を水平方向に回転駆動する回転駆動装置と、前記回転部材の回転中心の両側に対称的に、かつ前記トレーの横方向の寸法の略2分の1の間隔で水平方向に回転可能に配置された一対の回転係合部材とを備え、前記横行装置が前記回転部材の回転中心を1区分の横方向中心に合わせて設置され、併せてトレー下面の、横方向中心を対称中心として両側に前記回転部材の各回転係合部材の間隔と同じ間隔で縦方向に延びる溝形形状の一対の横行ガイド部材を備えたことを要旨とする。
また、本発明の機械式駐車設備は、自動車を載せる複数のトレーを水平面上の横方向に送るための複数列の横行路と、前記各横行路上に設置され、トレーを横行する横行装置と、前記各横行路上の所定の位置でトレーを縦方向に送るための複数の縦行路と、前記縦行路に設置され、トレーを縦行する縦行装置とを備え、トレーを前記水平面上で水平循環する機械式駐車設備において、上記記載のトレー横行機構を採用したことを要旨とする。この場合、横行路は3つの区分で構成される。
本発明のトレー横行機構は、上記構成により、横行装置の設置スペースを1区分の範囲内に縮小することができる。
本発明の機械式駐車設備は、上記構成により、横行路を少なくとも3区分で構成できるようにして、横行路のレイアウト上の自由度の向上と自動車の最小収容台数の縮小を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図を用いて説明する。図1にトレー横行機構を示している。トレー横行機構1は、横行路10と、横行装置5とを備える。4は自動車を載せるトレーである。
横行路10は一対の横行レール11により構成され、一方の横行レール11に沿って図示されない横行ガイドレールが付設される。この一対の横行レール11は複数のトレー4、この場合、少なくとも3つのトレー4を相互に隣接して配置可能な所定の長さを有し、またレールゲージが、後述するトレー4の下面前後に横行車輪41がそれぞれトレー4の下面から外周方向に突出しない内方の位置に取り付けられることにより、トレー4の縦方向よりも短く設定され、自動車の格納部の水平面(架台)上に平行に敷設される。なお、横行ガイドレールは断面が矩形状のレールで、一方の横行レール11の外側に平行に設置される。このようにして一対の横行レール11上に、自動車を載せる複数のトレー4が横方向に相互に隣接して停止可能に複数の区分、この場合3区分が設定される。
横行装置5は、少なくとも横行路10(一対の横行レール11)上の1区分の範囲内に収容可能な大きさに形成された一対の回転部材51と、これらの回転部材51をその中心を回転中心として水平方向に回転駆動する一対の回転駆動装置52と、これらの回転部材51上にその回転中心を対称中心として対称的に、かつトレー4の横方向の寸法の略2分の1の間隔で水平方向に回転可能に配置された一対の回転係合部材53とを備える。この場合、各回転部材51は細長い略長方形のアーム状に形成され、その長さはトレー4の横方向の寸法の2分の1よりも少し大きく設定される。各回転駆動装置52は各回転部材51の平面上の中心に挿着された回転軸521と、回転軸521を回転する複数のギヤ群を有するギヤボックス522と、その駆動源として減速機付きの駆動モータ523とを備える。この横行装置5の場合、駆動モータ523は一方のギヤボックス522にカップリング524を介して作動連結され、一方のギヤボックス522と他方のギヤボックス522との間にカップリング524を介して動力伝達シャフト525が作動連結された形式を採り、各回転軸521が共通の駆動モータ523で回転駆動される。各回転係合部材53は回転部材51の幅よりも小さい所定の径を有する円柱形のローラで、回転部材51の平面上の両端に各回転係合部材53の円形の平面を上下に向けて、各回転係合部材53の軸心(回転軸)間にトレー4の横方向の寸法の略2分の1の間隔を設定されて軸支される。このようにして横行装置5は横行路10の所定の1区分上に、各回転部材51の回転中心を1区分の横方向中心上に合わせて、かつ(一対の横行レール11間の)縦方向の中心に対して対称の所定位置に設置される。なお、この横行路10は3区分で構成されるので、横行装置5は中央の1区分1箇所に設置されることが望ましいが、両端の各区分に1箇所ずつ設置されても勿論かまわない。
トレー4は台車形式で、下面の前後に横行車輪41が軸支される。この場合、前後の横行車輪41間の間隔はトレー4の縦方向の寸法よりも小さく設定され、すべての横行車輪41がトレー4の下面にこのトレー4の下面から外側方向に突出しないように取り付けられる。このトレー4の下面にはまた、トレー4の縦方向片側一方の端縁部(この場合、前端縁部)に横行路10の横行ガイドレールに係合可能な図示されない一対の横方向ガイド部材が突設され、トレー4の横方向の中心を対称中心としてその両側(この場合、左右両側)に横行装置5の各回転部材51に係合可能な一対の横行ガイド部材411が突設される。この場合、各横方向ガイド部材は、所定の長さを有する小さい一対のアングル材により溝形形状に形成され、その両端がハの字形に拡開され、トレー4下面の前端縁部に沿って一列に、相互に所定の間隔をあけて取り付けられる。各横行ガイド部材411は、所定の長さ(この場合、回転部材51の概ね2倍の長さ)を有する大きい一対のアングル材により溝形形状に形成され、その両端がハの字形に拡開され、トレー4下面の左右両側に、回転部材51の各回転係合部材53の間隔と同じ間隔で縦方向に向けて延設される。さらに、このトレー4の場合、左右両側部に、複数のトレー4を横方向に隣接して連結するためにカップラが設けられる。このカップラについては、後段で説明する。
このようにしてトレー横行機構1は構成され、横行路10(一対の横行レール11)上の少なくとも一端部の1区分にトレー4のない空区分が設けられて、複数のトレー4、この場合2つのトレー4が相互にカップラを介して連結されて配置され、このトレー列が空区分に向けて1区分単位で横行される。その具体的な動作は次のとおりである。
このトレー列に対して、横行装置5は中央の1区分内で、各回転部材51がトレー4の送り方向と平行に、すなわち横方向に向けられて、一方の回転係合部材53がこの中央の1区分上に配置された先行のトレー4の一方の横行ガイド部材411の各端部に係合され、他方の回転係合部材53が他方の横行ガイド部材411の各端部に係合される。各回転駆動装置52により、各回転部材51が相反する所定方向(トレー4の送り方向後方に位置する各回転係合部材53がトレー4の内方に移動する方向)に回転されると、各回転部材51の(トレー4の送り方向前方に位置する)一方の回転係合部材53が一方の横行ガイド部材411の各端部から離脱しながら、(トレー4の送り方向後方に位置する)他方の回転係合部材53が他方の横行ガイド部材411の各端部からさらに横行ガイド部材411の中心に向けて係合していき、この横行ガイド部材411を横方向に押圧してトレー4が横行され、各回転部材51が180°回転されると、各トレー4が半ピッチ横行されるとともに、各回転部材51の一方の回転係合部材53が一端部の1区分から中央の1区分上に半ピッチ進入された後続のトレー4の一方の横行ガイド部材411の各端部に係合される。各回転部材51が引き続き回転され、他方の回転係合部材53が先行のトレー4の他方の横行ガイド部材411の各端部から離脱しながら、一方の回転係合部材53が後続のトレー4の一方の横行ガイド部材411の各端部からさらに横行ガイド部材411の中心に向けて係合していき、この横行ガイド部材411を横方向にさらに押圧してトレー4が横行され、各回転部材51が360°回転すると、トレー4が横方向に1ピッチ(1区分)押し出されて、横行路10上でトレー列全体が1ピッチ横行される。同時に、各回転部材51の他方の回転係合部材53が後続のトレー4の他方の横行ガイド部材411の各端部に係合される。
図2に、このトレー横行機構1を採用する水平循環形式の機械式駐車設備を示している。図2において、Sは自動車の格納部であり、Lは自動車の格納部Sと図示されない自動車の乗入部とを連絡する自動車移送用のリフトである。なお、この駐車設備の場合、端部乗入方式になっており、リフトLは後述する第2の横行路20の一端部の1区分S1上に据え付けられる。
自動車の格納部Sは、自動車を載せる複数のトレー4を水平面上の横方向に送るための複数列の横行路として第1、第2の横行路10、20と、各横行路10、20上の所定の位置として各端部間でトレー4を縦方向に送るための第1、第2の縦行路30、40と、各横行路10、20上に設置され、トレー4を横行する第1、第2の横行装置5、5と、各縦行路30、40に設置され、トレー4を縦行する第1、第2の縦行装置7、7とを備え、第1、第2の横行路10、20上に自動車を載せる複数のトレー4が配置される。
第1、第2の横行路10、20はそれぞれ、一対の横行レール11と、横行ガイドレール(図示省略)とにより構成され、これら一対の横行レール11、及び横行ガイドレールが自動車の格納部Sの水平面上に前後2列に横方向に向けて平行に設置される。これら一対の横行レール11上には、自動車を載せる複数のトレー4が横方向に相互に隣接して停止可能に複数の区分、この場合3区分S1、S2、S3が設定される。この横行路10、20の各部についてはトレー横行機構1の構成で既に説明したとおりである。ここでは、トレー横行機構1の説明で使用した同じ符号を付して重複した説明を省略する。なお、第2の横行路20にあっては、その一端部の1区分S1にリフトの昇降路2が設けられるため、この1区分S1では一対の横行レール11及び横行ガイドレールが切り欠かれる。
第1、第2の縦行路30、40はそれぞれ、一対の縦行レール31により構成され、これら一対の縦行レール31は自動車の格納部Sの水平面上、左右両側に縦方向に向けて、すなわち第1、第2の各横行レール11の両端部間に、これら横行レール11と直角に交差して設置される。これら縦行レール31のレールゲージは、トレー4の下面前後に縦行車輪42がそれぞれトレー4の下面から外周方向に突出しない内方の位置に取り付けられることにより、トレー4の横方向よりも短く設定される。なお、これら第1、第2の縦行路30、40には、トレー4の縦行を案内する第1、第2の縦方向ガイド32、33が併せて設置される。第1の縦方向ガイド32はトレー4の縦行車輪42を案内可能な一対のレールからなり、第1、第2の縦行路30、40において各縦行レール31始端側及び終端側に設置される。すなわち、これらのガイド32は、第1、第2の縦行レール31の前後両端側で、これら縦行レール31の内側に隣接する所定の位置に、トレー4下面の左右の各縦行車輪42に係合可能に各縦行レール31の走行面より上方所定の高さに段差を付けて取り付けられる。第2の縦方向ガイド33は、複数の回転部材(ここでは2組の一対のローラ)からなり、第1、第2の縦行路30、40において各縦行レール31の始端側と終端側との中間に設置される。すなわち、第1、第2の縦行路30、40において第1の横行路10の後側一方の横行レール11と第2の横行路20の前側一方の横行レール11の両側(つまり、第1の横行路10の後側一方の横行レール11の前側と第2の横行路20の前側一方の横行レール11の後側)で、かつ各縦行レール31の中間(中央)にそれぞれ、各縦行レール31と平行に、所定の長さのローラ支持フレームが設置され、これらのローラ支持フレームに各一対のローラが水平方向に回転可能に軸支される。このようにして合計4個のローラが縦方向に所定の間隔で配置され、トレー4下面の、後述する縦方向ガイド部材412に係合可能になっている。なお、第1の縦行路30上にリフトの昇降路2が設けられる関係で、この昇降路2(区分S1)では一対の縦行レール31が切り欠かれ、各縦方向ガイド32、33は設置されない。
また、第1、第2の各横行レール11と第1、第2の各縦行レール31との交差部近傍に、トレー4の担持部材としてガイドローラ15、35が設置される。第1、第2の横行路10、20の各横行レール11には、第1、第2の縦行路30、40の各縦行レール31に近接する位置(各縦行レール31上を移動するトレー4の前後の横行車輪41に対応する位置)に、トレー4の横行車輪41のガイドローラ15がその回転軸を各横行レール11の延びる方向に向けて軸支される。また、第1、第2の縦行路30、40の各縦行レール31には、第1、第2の横行路10、20の各横行レール11に近接する位置(各横行レール11上を移動するトレー4の左右の縦行車輪42に対応する位置)に、トレー4の縦行車輪42のガイドローラ35がその回転軸を各縦行レール31が延びる方向に向けて軸支される。
第1、第2の横行装置5、5はそれぞれ、両端に回転係合部材53を有する一対の回転部材51と、これらの回転部材51を回転駆動する回転駆動装置52とを備え、各回転部材51の回転中心を中央の1区分S2の横方向中心に合わせて、かつ(一対の横行レール11間の)縦方向の中心に対して対称の所定の位置に設置される。これら横行装置5、6の各部についてはトレー横行機構1の構成で既に説明したとおりである。ここでは、先の説明で使用した同じ符号を付して重複した説明を省略する。
第1、第2の縦行装置7、7はそれぞれ、減速付きの駆動モータにより駆動される駆動側の上下一対のスプロケット71と、従動側の上下一対のスプロケット72と、これら駆動側及び従動側の上下一対のスプロケット71、72間に巻き掛けられた上下一対のエンドレスチェーン73と、上下一対のエンドレスチェーン73間に固定され、上下一対のエンドレスチェーン73上に対称的に配置される一対の係合ピン74とを備え、第1、第2の縦行路30、40において各縦行レール31の外側に沿って、トレー4の縦送りストロークを取った所定の2地点間に設置される。これらの縦行装置7、7は、各係合ピン74が各縦行路30、40上の各周回端に停止待機され、トレー列(401、402)の横行によりその移動方向先行のトレー4が縦行路30、40に移動されると、トレー4下面の図示されない縦行ガイド部材に係合ピン74が係合され、この係合状態から係合ピン74の周回運動により、縦行ガイド部材を縦方向に押圧して、トレー4を縦行する形式を採る。
リフトLは既述のとおり、第2のトレー横行路20の一端の1区分S1上に設定された昇降路2に設置される。この場合、リフトLは、合計4本のリフト柱と、これらのリフト柱に固定された昇降ガイドと、この昇降ガイドに沿って移動するガイドローラにより昇降案内される昇降フレーム(21)と、昇降フレーム(21)を昇降駆動する昇降駆動装置とを備える。4本のリフト柱は昇降路2の四隅で、第2の横行路20の各横行レール11及び横行ガイドレールに対して外側に立ち上げて設置され、これらのリフト柱間に昇降フレーム(21)がガイドローラと昇降ガイドとを組み付けて配置される。この昇降フレーム(21)は、全体が略矩形状に形成され、その前後両側に第2の横行路20の各横行レール11に一体的に連結可能な一対の横行レール22が、その後側一方に横行ガイドレールの延長上に配置可能な横行ガイドレール(図示省略)が、その左右両側に第1の縦行路30の各縦行レール31に一体的に連結可能な一対の縦行レール23が、さらに第1、第2の縦方向ガイド32、33が、併せて取り付けられる。なお、これら各部については既述のとおりであり、ここでは先の説明で用いた符号を付けて重複した説明を省略する。また昇降フレーム21には、各横行レール22の内側所定の位置2箇所(さらに詳しくは、その幅方向中心で、かつ長手方向中心から所定寸法だけ前側及び後側の位置)にそれぞれ、トレー固定装置24が据え付けられる。これらのトレー固定装置24はそれぞれ、上部に水平方向に回転可能なローラを有する固定ピンと、固定ピンを上下方向に向けて変位するモータ駆動の送り機構とを備え、昇降フレーム21上に上方に向けて取り付けられる。リフトの昇降駆動装置は、モータ駆動の駆動側のスプロケット、従動側のスプロケット、駆動チェーン、カウンタウェイトなどにより構成され、昇降フレーム21が駆動チェーンに吊り下げられて昇降される。
この駐車設備で使用されるトレー4はすべて同一の構成になっている。図3に示すように、トレー4の下面の前側及び後側にそれぞれ、横向きに軸支され、一対の横行レール11上を走行可能な4輪構成の横行車輪41と、各横行車輪41の内側に近接して縦向きに軸支され、一対の縦行レール31上を走行可能な4輪構成の縦行車輪42とを備える。この場合、前後の横行車輪41間の間隔はトレー4の縦方向の寸法より小さく設定されて、すべての横行車輪41がトレー4の下面にこのトレー4の下面から外周方向に突出しないように取り付けられ、同様に、左右の縦行車輪42間の間隔はトレー4の横方向の寸法より小さく設定されて、すべての縦行車輪42がトレー4の下面にこのトレー4の下面から外周方向に突出しないように取り付けられる。そして、この下面には、一対の横方向ガイド部材(図示省略)、一対の横行ガイド部材411、さらに、縦方向ガイド部材412が取り付けられる。各横方向ガイド部材、及び各横行ガイド部材411については、トレー横行機構1の構成で既に説明したとおりで、ここでは先の説明で使用した同じ符号を付して重複した説明を省略する。なお、ここで各横方向ガイド部材は縦行ガイド部材として兼用される。縦方向ガイド部材412は既述の横行ガイド部材411と同様に形成され、トレー4下面の中心に、各横行ガイド部材411と並列に縦方向に向けて延設される。また、このトレー4の場合、左右両側部に、カップラ43が設けられる。このカップラ43は、平断面が略U字形の被係合部を有する雌連結金具と、平断面が略逆U字形の係合部を有する雄連結金具とからなり、トレー4の左側部の前側及び後側に雌連結金具が取り付けられ、右側部の前側及び後側に雄連結金具が取り付けられる。このカップラ43により、複数のトレー4同士が横方向に隣接して連結され、トレー列(401、402)が形成される。
このようにして、図4に示すように、第1、第2の横行路10、20上にそれぞれ、相互に対角位置の各端部の1区分S3、S1に空区分が設けられて、2つのトレー4が横列に相互にカップラ43を介して連結された状態で配置され、第1、第2のトレー列401、402が形成される。この場合、第2の横行路20の一端部の1区分S1にリフトの昇降路2が形成されてリフトLが設置されるため、第2の横行路20は昇降路40に空区分が設定されて、他の2区分S2、S3上に(第2の)トレー列402が形成され、第1の横行路10は第2の横行路20とは反対の他端部の1区分S3に空区分が設定されて、他の2区分S1、S2上に(第1の)トレー列401が形成される。各トレー列401、402は各トレー4の横行車輪41が一対の横行レール11に乗り、各トレー4の各横方向ガイド部材が横行ガイドレールに係合される。各横行装置5、5は各横行路10、20の中央の1区分S2内で、各回転部材51がトレー4の送り方向と平行に、すなわち横方向に向けられて、一方の回転係合部材53がこの中央の1区分S2上に配置された先行のトレー4の一方の横行ガイド部材411の各端部に係合され、他方の回転係合部材53が他方の横行ガイド部材411の各端部に係合される。各回転駆動装置52の駆動により、各トレー列401、402が空区分に向けて1区分単位で横行される。この駐車設備における自動車の入出庫動作は次のとおりである。
自動車の入庫又は出庫に際して、自動車の格納部SにリフトLの昇降フレーム21が上昇又は下降される。自動車の格納部Sに昇降フレーム21が停止されると、昇降フレーム21上の各横行レール22、横行ガイドレールが第2の横行路20の各横行レール11、横行ガイドレールと同一直線上に連続的に連結され、同様に昇降フレーム21上の各縦行レール23が第1の縦行路30の各縦行レール31と同一直線上に連続的に連結され、昇降フレーム21上の各縦行ガイド32、33が第1の縦行路30上に配置される。これにより第2の横行路20と第1の縦行路30が形成され、自動車の格納部Sでトレー4が循環可能となり、第1、第2のトレー列401、402がそれぞれ、各横行装置5、5により空区分に向けて相互に反対方向へ横行される。各回転駆動装置52により、各回転部材51が相反する所定方向(トレー4の送り方向後方に位置する各回転係合部材53がトレー4の内方に移動する方向)に回転されると、各回転部材51の(トレー4の送り方向前方に位置する)一方の回転係合部材53が一方の横行ガイド部材411の各端部から離脱しながら、(トレー4の送り方向後方に位置する)他方の回転係合部材53が他方の横行ガイド部材411の各端部からさらに横行ガイド部材411の中心に向けて係合していき、この横行ガイド部材411を横方向に押圧してトレー4が横行される。このとき各トレー4の各横方向ガイド部材が各横行ガイドレールに沿って摺動され、この案内により各横行車輪41が各横行レール11上を転動する。各回転部材51が180°回転すると、各トレー4が半ピッチ横行されるとともに、各回転部材51の一方の回転係合部材53が一端部の1区分S3又はS1から中央の1区分S2上に半ピッチ進入された後続のトレー4の一方のガイド部材411の各端部に係合される。各回転部材51が引き続き回転され、他方の回転係合部材53が先行のトレー4の他方の横行ガイド部材411の各端部から離脱しながら、一方の回転係合部材53が後続のトレー4の一方の横行ガイド部材411の各端部からさらに横行ガイド部材411の中心に向けて係合していき、この横行ガイド部材411を横方向に引き続き押圧してトレー4が横行される。各回転部材51が360°回転すると、各トレー4は横方向に1ピッチ(1区分)押し出されて、各横行路10、20上でトレー列401、402全体が1ピッチ横行される。同時に、各回転部材51の他方の回転係合部材53は後続のトレー4の他方の横行ガイド部材411の各端部に係合され、各トレー列401、402が固定される。この第1、第2のトレー列401、402の横行により、第1、第2のトレー列401、402一端のトレー4が第1、第2の縦行路30、40に進入し、トレー4下面の各縦行車輪42が第1、第2の縦行路30、40の各縦行レール31の一部に各横行レール11に近接して配置されたガイドローラ35の回転によりガイドローラ35の頂部に乗り上げられ、各縦行レール31上に位置決めされる。同時に、トレー4下面の縦行ガイド部材兼用の各横方向ガイド部材に第1、第2の縦行装置7、7の各係合ピン74が係合される。なお、この横行により、第1、第2の各横行レール11間の他方の対角線上の端部にそれぞれ空区分が形成される。
これに続いて、第1、第2の縦行装置7、7が作動され、各係合ピン74がその停止位置(周回端)からスプロケット71に沿って90度回転されて、各係合ピン74と各トレー4下面の横方向ガイド部材が完全に係合され、これら係合ピン74の周回運動とともに各トレー4が縦方向に押し出される。各トレー4は各トレー列401、402にカップラ43を介して連続された状態から縦行され、その始動直後に後側又は前側の各縦行車輪42が第1の縦方向ガイド32に係合され、この縦方向ガイド32に案内されて第1、第2の各縦行レール31上を転動される。続いて、各トレー4の縦方向ガイド部材412の一端部に第2の縦方向ガイド33が係合され、この縦方向ガイド部材412と第2の縦方向ガイド33との係合案内により、各トレー4の各縦行車輪42が各縦行レール31上を移動される。このようにして各トレー4が各トレー列401、402から切り離され、第1、第2の縦行路30、40上を空区分に向けて縦行される。なお、各トレー4が各縦行路30、40の中間部に移動すると、下面の縦方向ガイド部材412が各縦行路30、40上の第2の縦方向ガイド33、すなわち合計4個のガイドローラに係合されて縦方向に移動案内されながら、後側又は前側の各縦行車輪42が第2の横行路20側又は第1の横行路10側の第1の縦方向ガイド32から離されるとともに、前側又は後側の各縦行車輪42が第1の横行路10側又は第2の横行路20側の第1の縦方向ガイド32に係合されていく。このようにして各トレー4が第1、第2の横行路10、20に進入すると、トレー4下面の各横行車輪41が第1、第2の横行路10、20各横行レール11の一部に縦行レール31に近接して配置されたガイドローラ15の回転によりガイドローラ15の頂部に乗り上げられて、各横行レール11上に位置決めされ、第1、第2の横行路10、20の各横行レール11上のトレー列401、402(のカップラ43)に連結される。同時に、第1、第2の縦行装置7、7の各係合ピン74がスプロケット71に沿って90度回り込み、トレー4下面の横方向ガイド部材に係合されたまま停止される。
このように第1、第2の横行装置5、5と、第1、第2の縦行装置7、7とにより、第1、第2の横行路10、20における一方の対角線上の端部の1区分に形成された空区分に向けて第1、第2のトレー列401、402を横行する工程と、この横行により第1、第2の横行路10、20における他方の対角線上の端部の1区分に形成された空区分に向けてトレー4を縦行する工程とを繰り返すことにより、トレー4が第1、第2の横行路10、20間で循環され、リフトLの昇降フレーム21上に入庫又は出庫のトレー4が移動される。
ここで第1、第2の横行装置5、5、第1、第2の縦行装置7、7がそれぞれ停止される。これに続いて、昇降フレーム21上のトレー固定装置24が作動され、各固定ピンがその送り機構により上昇変位され、入庫又は出庫のトレー4の下面の縦方向ガイド部材412に挿入されて係合される。これにより、当該トレー4は昇降フレーム21上でその幅方向(左右方向)の移動を規制される。なお、当該トレー4は前後の各横行車輪41が昇降フレーム21上の一対の横行レール22に乗せられるとともに横方向ガイド部材と横行ガイドレールが係合されて、当該トレー4は昇降フレーム21上でその長手方向(前後方向)の移動を規制される。このようにして当該トレー4が昇降フレーム21上に固定される。
続いて、リフトLの昇降駆動装置の作動により、各スプロケットが回転され、駆動チェーンの回転駆動により昇降フレーム21が昇降ガイドの案内により昇降路2上を上昇又は下降し、入庫又は出庫のトレー4が自動車の乗入部へ移送される。自動車を入庫する場合、自動車の乗入部で自動車がトレー4上に載せられて、自動車の格納部へ移送される。自動車を出庫する場合は、自動車の乗入部から自動車が自走により出庫される。
このようにトレー横行機構1では、特に横行装置5を、一対の回転係合部材53を有する一対の回転部材51と、一対の回転駆動装置52とにより構成し、各回転部材51を少なくとも1区分の範囲内に収容可能な大きさに形成し、各回転係合部材53を各回転部材51の回転中心の両側に対称的に、かつトレー4の横方向の寸法の略2分の1の間隔に配置して、併せてトレー4の下面に、横方向中心を対称中心として横方向両側に回転部材51の各回転係合部材53の間隔と同じ間隔で縦方向に延びる溝形形状の一対の横行ガイド部材411を設けたので、横行装置5の設置スペースを1区分の範囲内に縮小することができる。
また、この横行装置5を水平循環形式の機械式駐車設備に採用することにより、1列の横行路10、20を少なくとも3区分で構成することができ、1列の横行路10、20を少なくとも3区分で構成できることで、横行路のレイアウト上の自由度を向上させ、多種多様な大きさ、形状の設置スペースに柔軟に対応することができ、また、自動車の最小収容台数を合計4台にして、最小収容台数の縮小を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、回転部材51を細長い略長方形のアーム状に形成しているが、この回転部材51の形状は任意で円形や三角形、四角形その他の多角形でもかまわない。また、トレー4の下面に横行ガイド部材411と同形の縦方向ガイド部材412を横行ガイド部材411と並列に設けているが、この縦方向ガイド部材412を用いなくても、縦行路30、40の第2の縦方向ガイド33、併せてリフトL上のトレー固定装置24をトレー4の横行ガイド部材411に対応する位置に変更することで、横行ガイド部材411を縦方向ガイド部材として兼用することもできる。さらに、トレー4に車輪41、42を備え、横行レール11上及び縦行レール31上で移動する形式にしているが、車輪のないトレーを格納部の水平面に設置されたローラ上で移動する形式に代えてもよい。このようにしても、トレー横行機構1を同様に適用して、同様の作用効果を奏することができる。
また、上記実施の形態では、自動車の格納部Sに2列の横行路10、20を形成しているが、図5に示すように、3列の横行路10、20、30X、又はそれ以上の多列に同様に形成することができる。なお、この場合、図5中、2点鎖線で示すように、設置スペースの一部に、いずれかの列の横行路の延長上にトレー4をさらに配置可能なスペースがあるような場合、そこに横行用の延長レール又は引き込み用のレールを敷設し、併せて横行装置5を設置して、トレー4の循環路からトレー4を引き入れたり、反対に送り出したりするようにしてもよく、自動車の格納部に多彩なレイアウトを採用して、設置スペースを無駄なく活用することができる。さらに、上記実施の形態の機械式駐車設備は、地下式でも地上式でもよく、また、自動車の格納部Sは2階層構造又は3階層以上の構造であってもよい。このようにしても、トレー横行機構1を同様に適用して、同様の作用効果を奏することができる。
本発明の一実施の形態におけるトレー横行機構の構成を示す平面図 同トレー横行機構を採用する水平循環形式の機械式駐車設備の、特に自動車の格納部の構成を示す平面図 同トレー横行機構に併せて使用するトレーの下面図 同トレー横行機構を採用する水平循環形式の機械式駐車設備において、自動車の格納部に形成された2列、各列3区分の横行路の構成を示す平面図 同トレー横行機構を採用する水平循環形式の機械式駐車設備において、自動車の格納部に形成された3列、各列3区分の横行路の構成を示す平面図 従来のトレー横行機構が採用された水平循環形式の機械式駐車設備(特に、格納部)の平面図
符号の説明
1 トレー横行機構
S 自動車の格納部
S1、S2、S3、S4 区分
10、20、30X 横行路
11 横行レール
15 ガイドローラ
30、40 縦行路
31 縦行レール
32 第1の縦方向ガイド
33 第2の縦方向ガイド
35 ガイドローラ
5 横行装置
51 回転部材
52 回転駆動装置
521 回転軸
522 ギヤボックス
523 駆動モータ
524 カップリング
525 動力伝達シャフト
53 回転係合部材
7 縦行装置
71 駆動側のスプロケット
72 従動側のスプロケット
73 エンドレスチェーン
74 係合ピン
L リフト
2 昇降路
21 昇降フレーム
22 横行レール
23 縦行レール
24 トレー固定装置
4 トレー
41 横行車輪
42 縦行車輪
43 カップラ
411 横行ガイド部材
412 縦方向ガイド部材

Claims (3)

  1. 自動車を載せる複数のトレーが横方向に相互に隣接して停止可能な複数の区分を有する横行路と、前記横行路上に設置され、トレーを1区分単位で横行する横行装置とを備え、前記横行路上に少なくとも1区分にトレーのない空区分が設けられて、トレーを前記空区分に向けて横行するトレー横行機構において、
    前記横行装置は、
    少なくとも前記1区分の範囲内に収容可能な大きさに形成された回転部材と、
    前記回転部材を水平方向に回転駆動する回転駆動装置と、
    前記回転部材の回転中心の両側に対称的に、かつ前記トレーの横方向の寸法の略2分の1の間隔で水平方向に回転可能に配置された一対の回転係合部材と、
    を備え、
    前記横行装置が前記回転部材の回転中心を1区分の横方向中心に合わせて設置され、
    併せてトレー下面の、横方向中心を対称中心として両側に前記回転部材の各回転係合部材の間隔と同じ間隔で縦方向に延びる溝形形状の一対の横行ガイド部材を備えたことを特徴とするトレー横行機構。
  2. 自動車を載せる複数のトレーを水平面上の横方向に送るための複数列の横行路と、前記各横行路上に設置され、トレーを横行する横行装置と、前記各横行路上の所定の位置でトレーを縦方向に送るための複数の縦行路と、前記縦行路に設置され、トレーを縦行する縦行装置とを備え、トレーを前記水平面上で水平循環する機械式駐車設備において、
    請求項1に記載のトレー横行機構を採用したことを特徴とする機械式駐車設備。
  3. 横行路は3つの区分で構成される請求項2に記載の機械式駐車設備。
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