JP5037852B2 - トレー送り機構及びこれを用いた機械式駐車設備 - Google Patents

トレー送り機構及びこれを用いた機械式駐車設備 Download PDF

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Description

本発明は、自動車を載せるためのトレーを送り駆動するトレー送り機構及びこれを用いた機械式駐車設備に関する。
従来、水平循環形式の機械式駐車設備には、トレーを送り駆動するトレー送り機構としてトレー横行機構が採用されている。この形式の駐車設備では、自動車の格納部に、自動車を載せる複数のトレーを配置し、横方向に送るための複数列の横行路が形成され、これらの横行路上にトレーを横行する横行装置が設置される。また、各横行路の両端部間には、トレーを縦方向に送るための縦行路が形成され、この縦行路上にトレーを縦行する縦行装置が設置される。このようにして、隣り合う横行路間において一方の対角線上の端部にそれぞれトレー1台分の空区分が設けられ、各横行路上に、複数のトレーが横列に(相互に隣接する各トレー間がトレーの縦方向の移動により係脱可能なカップラにより連結されて)配置され、各横行路にトレー列が形成される。各横行路の横行装置と各縦行路の縦行装置とにより、各横行路間における一方の対角線上の端部に設けられた空区分に向けて各トレー列を横行する工程と、この横行により各横行路における他方の対角線上の端部に形成された空区分に向けて各トレーを縦行する工程とを繰り返すことにより、各トレーを水平循環する(例えば、特許文献1参照)。
この種の駐車設備において、特に、トレー横行機構について見ると、図8(a)に示すように、横行路9は一対の横行レール91により構成され、また、一方の横行レール91に沿って横行ガイドレール(図示省略)が付設される。この一対の横行レール91上に、複数のトレーТが横方向に相互に隣接して停止可能に複数の区分が設定される。一方、横行装置には一対のローラ(係合部材)を旋回する形式が採用される。図8(b)に示すように、この横行装置92は、トレーТの横方向の寸法と略同じ長さで両端にローラ93を軸支した一対のクランクアーム94と、これらクランクアーム94をその中心を回転中心として水平方向に旋回駆動する旋回駆動装置95とを備え、横行路9の中間の2つの区分間に跨って設置される。また、トレーТの下面中央には、図8(a)に示すように、クランクアーム94の長さと略同じか又はそれより少し長い溝形形状のトレー横行ガイド96が縦方向に向けて延設され、また縦方向の片側一方に横方向ガイド(図示省略)が横方向に向けて付設される。このようにして横行路9上の少なくとも一端の1区分にトレーТの無い空区分が設けられ、この横行路9上に、複数のトレーТが相互にカップラにより連結され、横行車輪97を一対の横行レール91上に乗せて、また各トレーТの横方向ガイドを横行ガイドレールに係合させて配置され、一連のトレー列が構成される。このトレー列に対して、図9に示すように、横行装置92の各クランクアーム94が中間の連続する2区分に跨って、一方のローラ93が一方の区分上に配置されたトレーТのトレー横行ガイド96の一端に係合され、他方のローラ93が他方の区分上に配置されたトレーТのトレー横行ガイド96の他端に係合される。各クランクアーム94の相反する内向きの旋回運動(図8(b)参照)により、各クランクアーム94の一方のローラ93が一方の区分上のトレーТのトレー横行ガイド96の一端から離脱しながら、他方のローラ93が他方の区分上のトレーТのトレー横行ガイド96の他端からトレー横行ガイド96の中心に向けて係合していき、トレー横行ガイド96を横方向に押圧して、トレーТを横方向に1ピッチ(1区分)押し出し、横行路9上でトレー列全体を1ピッチ横行する。なお、このようにしてトレーТが1ピッチ横行されると、各クランクアーム94は同様に中間の連続する2区分に跨って、一方のローラ93が一方の区分上に移動されたトレーТのトレー横行ガイド96の一端に係合され、他方のローラ93が他方の区分上に移動されたトレーТのトレー横行ガイド96の他端に係合される。
特開平3−172470号公報
しかしながら、上記従来のトレー横行機構(トレー送り機構)では、次のような問題がある。
(1)図9に示すように、トレーТの(前後)両端部で、トレー横行ガイド96と各クランクアーム94(の各ローラ93)が係脱され、また、トレー横行ガイド96から離脱された各クランクアーム94が旋回されるので、図8に示すように、台車式のトレーТの場合、車輪97とローラ93が干渉しないように、車輪97の取付位置がトレーТの端部で、ローラ93の旋回経路(旋回軌跡)から外れた位置、すなわちトレーТの端縁部に近接する範囲(ハッチングの部分)、又はトレーТの端縁部から極端に内側に入った範囲(クロスハッチングの部分)から選定する他ない。ところが、トレーТの端縁部から極端に内側に入った部分(クロスハッチングの部分)に車輪が取り付けられると、自動車をトレーТに載せるときあるいはトレーТから降ろすときに、当該車輪を支点としてトレーТが跳ね上がり、又はそのおそれがあり、前者の場合、車輪の取り付け位置として成り立たず、後者の場合、車輪の取り付け位置として適さない。したがって、車輪97の取付位置はトレーТの端縁部に近接する位置に制限せざるを得ない。
(2)図8に示すように、車輪97がトレーТの(両)端縁部に近接して取り付けられると、このトレーТに自動車を載せたときにトレーТが撓みやすく、トレーТの下面を多くの梁材などで補強したり、あるいはトレーТの厚さを増加したりする必要があり、コストは増大せざるを得ない。
(3)図8に示すように、車輪97がトレーТの(両)端縁部に近接して取り付けられると、トレーТの中心部分が最も撓むので、上下方向にトレー横行ガイド96とクランクアーム94のクリアランスを大きく取らなければならない。
(4)図8に示すように、車輪97がトレーТの(両)端縁部に近接して取り付けられると、駐車設備の設置に際し、設置スペースに所要の寸法を確保できず、トレーの長さを短くせざるを得ない場合に、トレーの長さが短くなる分だけ車輪の取付位置がトレーの中心側に寄せられ、これに対応して横行路上で各クランクアームの旋回中心間距離が短縮されるため、その距離が大きいと、各クランクアームは相互に干渉してしまう。このような場合、図10に示すように、各クランクアーム94をトレーの送り方向にずらして略L字形に設置することで、各クランクアーム94の干渉を回避することができるが、このような設置形式にすると、これらのクランクアーム94が横行路上の中間の連続する3区分(3枚のトレー間に)に跨って配置されることになり、1つの横行路を最小区分(水平循環式の駐車設備の場合、一列3区分又は4区分)で構成し、自動車の最小台数を縮小する要請がある場合に対応することができない。また、新たにギヤボックス98や動力伝達シャフト99などの動力伝達部材が必要で、コストの増大は避けられない。
(5)図9に示すように、各クランクアーム94が相反する内向きに旋回運動されるため、各クランクアーム94のローラ93がトレー横行ガイド96の係脱端から中心に向けて係合され、トレーТの略中心部寄りの内側でトレー横行ガイド96を横方向に押圧するので、トレーТ全体を均等に押すことができず、また、この場合、自動車はトレーТ上の前後又は左右のいずれかに偏って載せられることが多く、しかも自動車はフロントが重いため、自動車の荷重がトレーТ上に偏ってかかることもあって、トレーТを安定して走らせる(つまり、両端の各車輪をレール上で平行に走らせる)ことが難しい。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のトレー送り機構及びこれを用いた機械式駐車設備において、台車式のトレーの車輪取付(可能)位置を拡大して、車輪をトレーの端縁部に近接する位置から中心側へ適宜寄せて取り付けることにより、トレーの撓みを少なくして、トレーの下面を補強する部材、又はトレーの厚さ、またトレー横行ガイドとクランクアームのクリアランスを併せて減らし、もってコストの低減を図ること、駐車設備の設置に際し、設置スペースに所要の寸法を確保できず、トレーの長さを短くせざるを得ない場合に、車輪の取付位置をトレーの中心側に適宜寄せ、これに対応して横行路上で各クランクアームの旋回中心間距離を適宜短縮して、各クランクアームをトレーの送り方向にずらして略L字形に設置することなしに、各クランクアームの干渉を回避し、例えば水平循環式の駐車設備の場合に、1つの横行路を最小区分で構成し、自動車の最少台数を維持する要請に対応できること、併せて新たにギヤボックスや動力伝達シャフトなどの動力伝達部材を不要とし、コストの増大を回避すること、旋回運動するローラで、トレーを安定して送る(特に、トレー両端の各車輪をレール上で平行に走らせる)ことなど、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のトレー送り機構は、自動車を載せるためのトレーの下面中央に配設され、当該トレーの送り方向に対して直交する方向に延び溝形形状のトレー送りガイドと、トレーの送り経路上に設置され、係合部材を旋回駆動し、前記トレーのトレー送りガイドに係合離脱させる一対の駆動装置からなるトレー駆動装置とを備え、前記一対の駆動装置により前記各係合部材を略180°旋回駆動することにより、前記係合部材が前記トレー送りガイドに係合し前記トレー送りガイドを前記トレーの送り方向に押圧して、前記トレーを当該トレー1枚分に相当する1ピッチ送り駆動する形式のトレー送り機構において、前記トレー送りガイドは、前記トレーの下面中央で当該トレーの送り方向に対して直交する方向両端部に分割して配設され、前記各係合部材の係合端を相互に対向させて前記直交する方向に延びる溝形形状の一対のガイド部材からなり、前記一対の駆動装置はそれぞれ、前記トレーの送り経路上に前記トレーの送り方向に対して直交する方向に並列、前記各係合部材を前記トレーの各ガイド部材に対して前記トレーの内側方向から外側方向に向けて係合可能にかつ前記トレーの外側方向から内側方向に向けて離脱可能に設置され前記一対の駆動装置により前記各係合部材を相反する外向きに旋回駆動することにより、前記各係合部材を前記トレーの各ガイド部材に当該トレーの内側方向から外側方向に向けて係合し、前記トレーの前記両端部で前記各ガイド部材前記トレーの送り方向に押圧して、前記トレーを押し出すことを要旨とする。この場合、各駆動装置は係合部材を対にして備え、この一対の係合部材は旋回中心の両側に対称配置されることが好ましい。
また、本発明の機械式駐車設備は、自動車を載せる複数のトレーを水平面上の横方向に送るための複数列の横行路と、前記各横行路上に設置され、トレーを横行する横行装置と、前記各横行路上の所定の位置でトレーを縦方向に送るための複数の縦行路と、前記縦行路に設置され、トレーを縦行する縦行装置とを備え、トレーを前記水平面上で水平循環する機械式駐車設備において、前記各横行路上の横行装置として、上記記載のトレー送り機構を採用したことを要旨とする。
本発明のトレー横行機構及びこれを用いた機械式駐車設備は、上記の構成により、次のような効果を奏することができる。
(1)台車式のトレーの車輪取付位置を拡大して、車輪をトレーの端縁部に近接する位置から中心側へ適宜寄せて取り付けることができ、トレーの撓みを少なくして、トレーの下面を補強する部材、又はトレーの厚さ、またトレー送りガイド(トレー横行ガイド)と(クランクアームを含む)各種旋回部材とのクリアランスを併せて減らし、もってコストの低減を図ることができる。
(2)駐車設備の設置に際し、設置スペースに所要の寸法を確保できず、トレーの長さを短くせざるを得ない場合に、車輪の取付位置をトレーの中心側に適宜寄せ、これに対応して横行路上で(各クランクアームを含む)各種旋回部材の旋回中心間距離を適宜短縮して、各旋回部材をトレーの送り方向にずらして略L字形に設置することなしに、各旋回部材の干渉を回避し、例えば水平循環式の駐車設備の場合に、1つの横行路を最小区分で構成し、自動車の最少台数を維持する要請に対応することができ、併せて新たにギヤボックスや動力伝達シャフトなどの動力伝達部材を不要とし、コストの増大を回避することができる。
(3)旋回運動する(ローラを含む)係合部材で、トレーをトレーの送り方向に対して直交する方向の両外側(両端部)を押すことにより、トレーを安定して送る(特に、トレー両端の各車輪をレール上で平行に走らせる)ことができる。
以下、本発明の一実施の形態について図を用いて説明する。図1及び図2に、トレー送り機構を示している。図1及び図2に示すように、トレー送り機構1は、自動車を載せるためのトレーТに配設されるトレー送りガイド11と、トレーの送り経路2X上に設置され、係合部材40の旋回運動により、トレー送りガイド11に係合部材40を係合して、トレーТを送り駆動するトレー駆動装置4とを備える。この場合、トレーТの送り方向はトレーТの横方向(短手方向)である。
トレーТは台車形式で、その下面側でトレーТの送り方向に対して直交する方向両端部、すなわち前後両端部にトレー送りガイド11が分割して配設され、車輪10が2輪ずつ(合計4輪)軸支される。この場合、トレー送りガイド11は一対のガイド部材12、13からなり、これらのガイド部材12、13は所定の長さ、この場合、トレーТの幅方向の寸法の略2分の1の長さを有する一対のアングル材により溝形形状に形成され、その一端が係脱端120、130としてハの字形に拡開される。各ガイド部材12、13は、トレーТ下面の横(幅)方向中心で、トレーТの送り方向に対して直交する方向両端部、すなわちトレーТの前後両端部に分割して配置され、各ガイド部材12、13の係脱端120、130を対向させて当該直交する方向(縦方向)に向けて延設される。このトレー送りガイド11と後述するトレー駆動装置4との係合形式により、トレーТ下面の(前後)両端部に、各車輪10が横向きに、トレーТのガイド部材12、13の(左右)両側で、従来の端縁部に近接する位置よりもトレーТの中心側へ適宜寄せた所期の位置に取り付けられる。
トレーの送り経路2Xは一対のレール21により構成される。これらのレール21はトレーТの送りに必要な所定の長さを有し、また、レールゲージがトレーТの下面前後の各車輪10間に合わせて設定され、水平面上に架台などを介して平行に敷設される。この送り経路2X上にトレー駆動装置4が設置される。トレー駆動装置4は、一対の係合部材40を旋回運動する一対の駆動装置4−1、4−2により構成され、これらの駆動装置4−1、4−2が一対のレール21間にトレーТの送り方向に対して直交する方向、すなわち縦方向に並列に設置される。各駆動装置4−1、4−2は、係合部材40を対にして具備する旋回部材41と、旋回駆動装置42とを備える。この場合、旋回部材41は細長いアーム状に形成され、その長さにトレーТの横方向の寸法と略同じ寸法が設定される。一対の係合部材40はそれぞれ、トレー送りガイド11の溝幅よりも小さい所定の径を有する円柱形のローラで、旋回部材41の平面上の両端に各係合部材40の円形の平面を上下に向けて軸支される。このようにして各係合部材40は旋回中心の両側に対称配置される。旋回駆動装置42は旋回部材41の平面上の中心に挿着された旋回軸421と、旋回軸421を回転する複数のギヤ群を有するギヤボックス422と、その駆動源として減速機付きの駆動モータ423とを備える。なお、この旋回駆動装置42の場合、駆動モータ423は一方のギヤボックス422にカップリングを介して作動連結され、一方のギヤボックス422と他方のギヤボックス422との間にカップリングを介して動力伝達シャフト424が作動連結された形式を採り、各旋回軸421が共通の駆動モータ423で駆動される。このようにして各旋回駆動装置42は、各旋回部材41を相反する外向きに旋回駆動し、係合部材40をトレーТの各ガイド部材12、13にトレーТの内側方向から外側方向に向けて係合可能に、かつトレーТの外側方向から内側方向に向けて離脱可能に旋回運動する。
このようにしてトレー送り機構1は構成され、トレーの送り経路2X上で、トレー駆動装置4の各係合部材40をトレーТの各ガイド部材12、13にトレーТの内側方向から外側方向に向けて係合可能に、かつトレーТの外側方向から内側方向に向けて離脱可能に旋回運動し、トレーТの(前後)両端部で各ガイド部材11、12と各係合部材40とを係合させて、トレーТを押し出す。その具体的な動作は次のとおりである。
トレー駆動装置4の動作前の初期の状態は、各旋回部材41がトレーТに対して、トレーТの送り方向と平行に向けられて、一方の旋回部材41の係合部材40がトレーТの一方のガイド部材12の係脱端120に係合され、他方の旋回部材41の係合部材40が他方のガイド部材13の係脱端130に係合される。各旋回駆動装置42により、各旋回部材41を相反する外向きに旋回すると、各旋回部材41の係合部材40がトレーТ下面(前後)両端部の各ガイド部材12、13の係脱端(内側端)120、130から当該ガイド部材12、13の外側端に向けて係合していき、トレーТ下面の両端部で各ガイド部材12、13をトレーТの横方向に押圧してトレーТを送り駆動し、各係合部材40(各旋回部材41)の90°の旋回により、トレーТを半ピッチ(トレー1枚分の半分)横送りする。各旋回部材41を引き続き旋回し、旋回角度が90°を超えると、今度は各係合部材40が各ガイド部材12、13の外側端から係脱端(内側端)に向けて係合していき、トレーТ下面の両端部で各ガイド部材12、13をトレーТの横方向に引き続き押圧して、トレーТを送り駆動し、各旋回部材40の180°の旋回により、トレーТを1ピッチ(トレー1枚分)横送りする。
以上説明したように、このトレー送り機構1では、トレーТの下面側で当該トレーТの送り方向に対して直交する方向両端部に、当該直交する方向に延びる溝形形状の一対のガイド部材12、13を分割して配設し、トレー駆動装置4を、各一対の係合部材40を各ガイド部材12、13にトレーТの内側方向から外側方向に向けて係合可能に、かつトレーТの外側方向から内側方向に向けて離脱可能に、旋回運動する一対の駆動装置4−1、4−2で構成し、トレーの送り経路2X上にトレーТの送り方向に対して直交する方向に並列に設置して、図3に示すように、トレーТの当該両端部で各ガイド部材12、13と各係合部材40とを係合させて、トレーТを押し出すので、図4に示すように、台車式のトレーТの車輪取付位置(ハッチングの部分)を拡大して、車輪10を従来のようにトレーТの端縁部に近接する位置からトレーТの中心側へ適宜寄せて取り付けることができ、この車輪10の取付位置により、トレーТの撓みを少なくして、トレーТの下面を補強する部材、又はトレーТの厚さ、またトレー送りガイド11と各旋回部材41とのクリアランスを併せて減らすことができ、もってコストの低減を図ることができる。また、この車輪10の取付(可能)位置の拡大により、駐車設備の設置に際し、設置スペースに所要の寸法を確保できず、トレーТの長さを短くせざるを得ない場合に、車輪10の取付位置をトレーТの中心側に適宜寄せ、これに対応して横行路2X上で各旋回部材41の旋回中心間距離を適宜短縮して、各旋回部材41をトレーТの送り方向にずらして略L字形に設置することなしに、各旋回部材41の干渉を回避することができ、併せて新たにギヤボックスや動力伝達シャフトなどの動力伝達部材を不要とし、コストの増大を回避することができる。さらに、図3に示すように、トレーТの当該両端部で各ガイド部材12、13と各係合部材40とを係合させて、トレーТを押し出すので、旋回運動する係合部材40で、トレーТ全体を均等に押し、トレーТを安定して送る(特に、トレーТ両端の各車輪10をレール21上で平行に走らせる)ことができる。
図5及び図6に、このトレー横行機構1を採用する水平循環形式の機械式駐車設備を示している。図5及び図6において、Sは自動車の格納部であり、自動車を載せる複数のトレーТを水平面上の横方向に送るための複数列の横行路として第1、第2の横行路2X−1、2X−2と、各横行路2X−1、2X−2上の所定の位置として各端部間でトレーТを縦方向に送るための第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2と、各横行路2X−1、2X−2上に設置され、トレーТを横行する第1、第2のトレー駆動装置4X−1、4X−2と、各縦行路3Y−1、3Y−2に設置され、トレーТを縦行する第1、第2の縦行装置(図示省略)とを備え、第1、第2の横行路2X−1、2X−2上に自動車を載せる複数のトレーТが配置される。
第1、第2の横行路2X−1、2X−2はそれぞれ、一対の横行レール21と、横行ガイドレール(図示省略)とにより構成され、これら一対の横行レール21、及び横行ガイドレールが自動車の格納部Sの水平面上に前後2列に横方向に向けて平行に設置される。これら一対の横行レール21上には、自動車を載せる複数のトレーТが横方向に相互に隣接して停止可能に複数の区分、この場合4区分S1、S2、S3、S4が設定される。この横行路2X−1、2X−2の各部についてはトレー横行機構1の構成で既に説明したとおりである。ここでは、トレー横行機構1の説明で使用した同じ符号を付して重複した説明を省略する。
第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2はそれぞれ、一対の縦行レール31により構成され、これら一対の縦行レール31は自動車の格納部Sの水平面上、左右両側に縦方向に向けて、すなわち第1、第2の各横行レール21の両端部間に、これら横行レール21と直角に交差して設置される。なお、これら第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2には、トレーТの縦行を案内する第1、第2の縦方向ガイド(図示省略)が併せて設置される。
また、第1、第2の各横行レール21と第1、第2の各縦行レール31との交差部近傍に、トレーТの担持部材としてガイドローラ22、32が設置される。第1、第2の横行路2X−1、2X−2の各横行レール21には、第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2の各縦行レール31に近接する位置(各縦行レール31上を移動するトレーТの前後の横行車輪10Xに対応する位置)に、トレーТの横行車輪10Xのガイドローラ22がその回転軸を各横行レール21の延びる方向に向けて軸支される。また、第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2の各縦行レール31には、第1、第2の横行路2X−1、2X−2の各横行レール21に近接する位置(各横行レール21上を移動するトレーТの左右の縦行車輪10Yに対応する位置)に、トレーТの縦行車輪10Yのガイドローラ32がその回転軸を各縦行レール31が延びる方向に向けて軸支される。
第1、第2のトレー駆動装置4X−1、4X−2はそれぞれ、両端に係合部材40を有する一対の旋回部材41と、これらの旋回部材41を旋回駆動する旋回駆動装置42とを備え、各旋回部材41の旋回中心を中央の2区分S2、S3間に合わせて、かつ(一対の横行レール21間の)縦方向の中心に対して対称の所定の位置に設置される。これらトレー駆動装置4X−1、4X−2の各部についてはトレー横行機構1の構成で既に説明したとおりである。ここでは、先の説明で使用した同じ符号を付して重複した説明を省略する。なお、第1、第2の縦行装置については周知の送り装置が採用されるので、特許文献1を参照されたい。
この駐車設備で使用されるトレーТはすべて同一の構成になっている。図5に示すように、トレーТの下面の前後両端部にそれぞれ、一対の横行レール21上を走行可能な4輪構成の横行車輪10Xが横向きに軸支され、一対の縦行レール31上を走行可能な4輪構成の縦行車輪10Yが各横行車輪10Xの内側に近接して縦向きに軸支され、併せて、トレー送りガイド11(一対のガイド部材12、13)が、トレーТが取り付けられる。ここで、各横行車輪10X、各ガイド部材12、13についてはトレー横行機構1の構成で既に説明したとおりで、ここでは先の説明で使用した同じ符号を付して重複した説明を省略する。また、各縦行車輪10Yの取付位置は、各横行車輪10Xの取付位置を基準にして選定され、トレーТ下面の(前後)両端部に、各車輪10Yが縦向きに、トレーТの、従来の端縁部に近接する位置よりも各ガイド部材12、13の(左右)両側でトレーТの中心側へ適宜寄せた所期の位置に取り付けられる。なお、ここでは図示を省略しているが、トレーТ下面の一方の端部には横方向ガイドが併せて取り付けられる。この横方向ガイドもまた溝形形状の小型のガイド部材で、横行路2X−1、2X−2に設置された横行ガイドレールに係合可能に形成される。また、このトレーТの場合、左右両側部に、カップラ14が設けられる。このカップラ14は、平断面が略U字形の被係合部を有する雌連結金具と、平断面が略逆U字形の係合部を有する雄連結金具とからなり、トレーТの左側部の前側及び後側に雌連結金具が取り付けられ、右側部の前側及び後側に雄連結金具が取り付けられる。このカップラ14により、複数のトレーТ同士が横方向に隣接して連結され、トレー列(Т1、Т2)が形成される。
このようにして、図5及び図6に示すように、第1、第2の横行路2X−1、2X−2上にそれぞれ、相互に対角位置の各端部の1区分S1、S4に空区分が設けられて、2つのトレーТが横列に相互にカップラ14を介して連結された状態で配置され、第1、第2のトレー列Т1、Т2が形成される。この場合、第1の横行路2X−1の一端部の1区分S1に空区分が設定されて、他の3区分S2、S3、S4上に(第1の)トレー列Т1が形成され、第2の横行路2X−2は第1の横行路2X−1とは反対の他端部の1区分S4に空区分が設定されて、他の3区分S1、S2、S3上に(第2の)トレー列Т2が形成される。各トレー列Т1、Т2は各トレーТの横行車輪10Xが一対の横行レール21に乗り、各トレーТの各横方向ガイドが横行ガイドレールに係合される。各トレー駆動装置4X−1、4X−2は各横行路2X−1、2X−2の中央の2区分S2、S3間で、各旋回部材41がトレーТの送り方向と平行に、すなわち横方向に向けられて、一方の旋回部材41の各係合部材40がこの中央の2区分S2、S3上に配置された各トレーТの一方のガイド部材12の係脱端120に係合され、他方の旋回部材41の各係合部材40が各トレーТの他方のガイド部材13の係脱端130に係合される。各旋回駆動装置42の駆動により、各トレー列Т1、Т2が空区分に向けて1区分単位で横行される。この駐車設備における自動車の入出庫動作は次のとおりである。
図5及び図6において、各旋回駆動装置42により、各旋回部材41が相反する外向き(図5、図6中、矢印P方向)に回転されると、図7(1)〜(3)に示すように、各旋回部材41のトレーТの送り方向前方に位置する一方の各係合部材40が送り方向前側一方のトレーТの各ガイド部材12、13の内側係脱端120、130から離脱しながら、トレーТの送り方向後方に位置する他方の係合部材40が送り方向後側他方のトレーТの各ガイド部材12、13の各内側係脱端120、130から外側端121、131に向けて係合していき、これらガイド部材12、13を横方向に押圧してトレーТを横行する。このとき各トレーТの各横方向ガイドが各横行ガイドレールに沿って摺動し、この案内により各横行車輪10Xが各横行レール21上を転動する。図7(4)に示すように、各旋回部材41が180°回転すると、各トレーТを横方向に1ピッチ(1区分)押し出して、各横行路2X−1、2X−2上でトレー列Т1、Т2全体を1ピッチ横行する。同時に、各旋回部材41の一方の係合部材40は後続のトレーТの各ガイド部材12、13の内側係脱端120、130に係合し、各トレー列Т1、Т2を固定する。この第1、第2のトレー列Т1、Т2の横行により、第1、第2のトレー列Т1、Т2一端のトレーТが第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2に進入し、トレーТ下面の各縦行車輪10Yが第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2の各縦行レール31の一部に各横行レール21に近接して配置されたガイドローラ32の回転によりガイドローラ32の頂部に乗り上げ、各縦行レール31上に位置決めされる。第1、第2の各横行レール21間の他方の対角線上の端部にそれぞれ空区分が形成される。
これに続いて、図示されない第1、第2の縦行装置の作動により、各トレーТを縦方向に押し出す。各トレーТは各トレー列Т1、Т2にカップラ14を介して連続された状態から縦行し、第1、第2の各縦行レール31上を転動する。このようにして各トレーТが各トレー列Т1、Т2から切り離され、第1、第2の縦行路3Y−1、3Y−2上を空区分に向けて縦行する。このようにして各トレーТが反対側の第1、第2の横行路2X−1、2X−2に進入すると、トレーТ下面の各横行車輪10Xが第1、第2の横行路2X−1、2X−2の各横行レール21の一部に縦行レール31に近接して配置されたガイドローラ22の回転によりガイドローラ22の頂部に乗り上げて、各横行レール21上に位置決めされ、各トレーТは反対側の第1、第2の横行路2X−1、2X−2の各横行レール21上のトレー列Т1、Т2に(カップラ14を介して)連結される。
このように第1、第2のトレー駆動装置4X−1、4X−2と、第1、第2の縦行装置とにより、第1、第2の横行路2X−1、2X−2における一方の対角線上の端部の1区分に形成された空区分に向けて第1、第2のトレー列Т1、Т2を横行する工程と、この横行により第1、第2の横行路2X−1、2X−2における他方の対角線上の端部の1区分に形成された空区分に向けてトレーТを縦行する工程とを繰り返すことにより、トレーТが第1、第2の横行路2X−1、2X−2間で(水平)循環して、入庫又は出庫のトレーТを移動する。
このようにこの駐車設備では、トレーТの下面側で当該トレーТの送り方向に対して直交する方向両端部に、当該直交する方向に延びる溝形形状の一対のガイド部材12、13を分割して配設し、各トレー駆動装置4X−1、4X−2を、各一対の係合部材40を各ガイド部材12、13にトレーТの内側方向から外側方向に向けて係合可能に、かつトレーТの外側方向から内側方向に向けて離脱可能に旋回運動する一対の駆動装置4−1、4−2で構成し、第1、第2の横行路2X−1、2X−2上にトレーТの送り方向に対して直交する方向に並列に設置して、トレーТの当該両端部で各ガイド部材12、13と各係合部材40とを係合させて、トレーТを押し出すので、台車式のトレーТの車輪取付位置を拡大して、各車輪10X、10Yを従来のようにトレーТの端縁部に近接する位置から中心側へ適宜寄せて取り付けることができ、この車輪10X、10Yの取付位置により、トレーТの撓みを少なくして、トレーТの下面を補強する部材、又はトレーТの厚さ、またトレー送りガイド11と各旋回部材41とのクリアランスを併せて減らし、もってコストの低減を図ることができる。また、この車輪10X、10Yの取付(可能)位置の拡大により、駐車設備の設置に際し、設置スペースに所要の寸法を確保できず、トレーТの長さを短くせざるを得ない場合に、車輪10X、10Yの取付位置をトレーТの中心側に適宜寄せ、これに対応して各横行路2X−1、2X−2上で各旋回部材41の旋回中心間距離を適宜短縮して、各旋回部材41をトレーТの送り方向にずらして略L字形に設置することなしに、各旋回部材41の干渉を回避し、1つの横行路2X−1、2X−2を最小区分で構成し、自動車の最少台数を維持する要請に対応することができ、併せて新たにギヤボックスや動力伝達シャフトなどの動力伝達部材を不要とし、コストの増大を回避することができる。さらに、トレーТの当該両端部で各ガイド部材12、13と各係合部材40とを係合させて、トレーТを押し出すので、旋回運動する係合部材40で、トレーТ全体を均等に押し、トレーТを安定して送る(特に、トレーТ両端の各車輪10Xを横行レール21上で平行に走らせる)ことができる。
なお、上記実施の形態では、旋回部材41を細長い略長方形のアーム状に形成しているが、この旋回部材41の形状は任意で円形や三角形、四角形その他の多角形でもかまわない。
また、上記実施の形態では、トレーТに車輪10X、10Yを備え、横行レール21上及び縦行レール31上で移動する形式にしているが、車輪を持たないトレーを格納部の水平面に設置されたローラ上で移動する形式にも同様に適用することができる。
さらに、上記実施の形態では、このトレー送り機構1をトレーТの横行装置として例示しているが、この送り機構1を、トレーを格納位置から受け渡し位置へ移動するトレー移載装置として使用することもできる。この場合、旋回部材41を片持ち形式にして、その先端に係合部材を1つだけ設ければよい。
本発明の一実施の形態におけるトレー送り機構のトレー側の構成を示す平面図 同トレー送り機構のトレーの送り経路側の構成を示す平面図 同トレー送り機構のトレー送りガイドと係合部材の係合状態を示すトレーの下面図 同トレー送り機構に使用するトレーの車輪の取付可能位置を示す下面図 同トレー送り機構を採用する水平循環形式の機械式駐車設備の、特にトレー側の構成を示す平面図 同トレー送り機構を採用する水平循環形式の機械式駐車設備の、特にトレー送り経路側の構成を示す平面図 同トレー送り機構を採用する水平循環形式の機械式駐車設備におけるトレーの横行動作を示す平面図 (a)従来のトレー横行機構に使用するトレー及びトレー送りガイドの下面図(b)従来のトレー横行機構に使用するトレー駆動装置の平面図 同トレー横行機構のトレー横行ガイドと係合部材の係合状態を示すトレーの下面図 従来のトレー横行機構におけるトレー駆動装置の他の設置例を示す平面図
符号の説明
1 トレー送り機構
2X トレーの送り経路
4 トレー駆動装置
4X−1 第1のトレー駆動装置
4X−2 第2のトレー駆動装置
4−1、4−2 駆動装置
40 係合部材
41 旋回部材
42 旋回駆動装置
421 旋回軸
422 ギヤボックス
423 駆動モータ
424 動力伝達シャフト
Т トレー
Т1 第1のトレー列
Т2 第2のトレー列
10 車輪
10X 横行車輪
10Y 縦行車輪
11 トレー送りガイド
12、13 ガイド部材
120、130 係脱端(内側端)
121、131 外側端
14 カップラ
S 自動車の格納部
S1、S2、S3、S4 区分
2X−1、2X−2 横行路
21 横行レール
22 ガイドローラ
3Y−1、3Y−2 縦行路
31 縦行レール
32 ガイドローラ

Claims (3)

  1. 自動車を載せるためのトレーの下面中央に配設され、当該トレーの送り方向に対して直交する方向に延び溝形形状のトレー送りガイドと、トレーの送り経路上に設置され、係合部材を旋回駆動し、前記トレーのトレー送りガイドに係合離脱させる一対の駆動装置からなるトレー駆動装置とを備え、前記一対の駆動装置により前記各係合部材を略180°旋回駆動することにより、前記係合部材が前記トレー送りガイドに係合し前記トレー送りガイドを前記トレーの送り方向に押圧して、前記トレーを当該トレー1枚分に相当する1ピッチ送り駆動する形式のトレー送り機構において、
    前記トレー送りガイドは、前記トレーの下面中央で当該トレーの送り方向に対して直交する方向両端部に分割して配設され、前記各係合部材の係合端を相互に対向させて前記直交する方向に延びる溝形形状の一対のガイド部材からなり
    前記一対の駆動装置はそれぞれ、前記トレーの送り経路上に前記トレーの送り方向に対して直交する方向に並列、前記各係合部材を前記トレーの各ガイド部材に対して前記トレーの内側方向から外側方向に向けて係合可能にかつ前記トレーの外側方向から内側方向に向けて離脱可能に設置され
    前記一対の駆動装置により前記各係合部材を相反する外向きに旋回駆動することにより、前記各係合部材を前記トレーの各ガイド部材に当該トレーの内側方向から外側方向に向けて係合し、前記トレーの前記両端部で前記各ガイド部材前記トレーの送り方向に押圧して、前記トレーを押し出す
    ことを特徴とするトレー送り機構。
  2. 各駆動装置は係合部材を対にして備え、この一対の係合部材は旋回中心の両側に対称配置される請求項1に記載のトレー送り機構。
  3. 自動車を載せる複数のトレーを水平面上の横方向に送るための複数列の横行路と、前記各横行路上に設置され、トレーを横行する横行装置と、前記各横行路上の所定の位置でトレーを縦方向に送るための複数の縦行路と、前記縦行路に設置され、トレーを縦行する縦行装置とを備え、トレーを前記水平面上で水平循環する機械式駐車設備において、
    前記各横行路上の横行装置として、請求項2に記載のトレー送り機構を採用したことを特徴とする機械式駐車設備。
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