JPH0956890A - 図柄表示装置 - Google Patents

図柄表示装置

Info

Publication number
JPH0956890A
JPH0956890A JP7213541A JP21354195A JPH0956890A JP H0956890 A JPH0956890 A JP H0956890A JP 7213541 A JP7213541 A JP 7213541A JP 21354195 A JP21354195 A JP 21354195A JP H0956890 A JPH0956890 A JP H0956890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
symbol display
pseudo
display device
array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7213541A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2954859B2 (ja
Inventor
Eriko Sato
英理子 佐藤
Shohachi Ishida
正八 石田
Shogo Tatsumi
正吾 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
Original Assignee
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIYO ELECTRIC CO, Taiyo Elecs Co Ltd filed Critical TAIYO ELECTRIC CO
Priority to JP7213541A priority Critical patent/JP2954859B2/ja
Publication of JPH0956890A publication Critical patent/JPH0956890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2954859B2 publication Critical patent/JP2954859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄表示装置の表示形態の自由度を高め、遊
技者が従来の図柄表示装置の表示形態に感じていた物足
りなさを解消する。 【解決手段】 図柄表示装置150では、疑似図柄表示
部166に疑似図柄を表示し、本図柄表示部168に本
図柄を表示する。疑似図柄は本図柄に対応しており、遊
技者は、疑似図柄を見て当たり外れを判断できる。疑似
図柄の表示には、本図柄のような規制がないので、その
表示形態や演出は任意にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に装着
される図柄表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えばパチンコ機やアレ
ンジボール式パチンコ機等の弾球遊技機においては、遊
技球が特定の入賞口に入賞したり特定の通過口を通過す
る等の判定実行条件の成立に伴う演算処理により、遊技
者にとって有利な特別遊技状態の成立(当たり)または
通常の遊技状態の維持(外れ)が判定されると、この判
定に応じた図柄の配列を表示する図柄表示装置を備える
ものがある。
【0003】従来、このような図柄表示装置における図
柄の表示は、例えば数字、アルファベット、絵等の図柄
を次々と変動させ、所定のタイミングで変動を停止し
て、大当たりまたは外れに対応する図柄の配列を表示す
るものであり、図柄を描いたドラムを回転させる回転ド
ラム方式やドット表示、液晶表示等の電気的な表示方式
が知られている。
【0004】こうした従来の図柄表示装置では、図柄変
動中の遊技者の興趣を高めるべく、例えば同一の図柄が
1列に表示されれば大当たりの表示となる図柄表示装置
では、1列中に同一の図柄が2個表示されたいわゆるリ
ーチ状態から最後の図柄を停止表示するまでの時間を引
き延ばす等の操作が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、法規の
規制もあり、このリーチ状態における表示上の演出等は
まったく自由ではなかった。このため、遊技者としては
従来の図柄表示装置の表示形態に物足りなさを感ずるこ
ともあった。
【0006】本発明は、図柄表示装置の表示形態の自由
度を高めることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の図柄表示装置は、弾球遊
技機に装着される図柄表示装置であって、複数種類から
選択される所定個数の本図柄の配列を表示する本図柄表
示手段と、判定実行条件が成立すると当たり外れを判定
する判定手段と、該判定手段にて当たりと判定された際
に前記本図柄表示手段に当たり表示用の当たり配列で前
記本図柄を表示させ、該判定手段にて外れと判定された
際に前記本図柄表示手段に外れ表示用の外れ配列で前記
本図柄を表示させる図柄表示制御手段とを備える図柄表
示装置において、複数種類から選択される疑似図柄を表
示する疑似図柄表示手段を設けると共に、前記図柄表示
制御手段は、前記本図柄表示手段に前記当たり配列を表
示させるときには、前記疑似図柄表示手段に該当たり配
列に対応する疑似当たり配列で前記疑似図柄を表示さ
せ、前記本図柄表示手段に前記外れ配列を表示させると
きには、前記疑似図柄表示手段に該外れ配列に対応する
疑似外れ配列で前記疑似図柄を表示させることを特徴と
する。
【0008】請求項2記載の図柄表示装置は、請求項1
記載の図柄表示装置において、前記図柄表示制御手段
は、前記疑似図柄表示手段による前記疑似当たり配列ま
たは疑似外れ配列の表示の確定と略同時に前記本図柄表
示手段による前記当たり配列または外れ配列の表示を確
定させることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の図柄表示装置は、請求項1
または2記載の図柄表示装置において、それぞれが複数
種類の前記疑似図柄を擁する複数の図柄組から1つの前
記図柄組を選択する図柄組選択手段を設けると共に、前
記図柄表示制御手段は、該選択された図柄組に属する前
記疑似図柄の配列を前記疑似図柄表示手段に表示させる
ことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の図柄表示装置は、請求項3
記載の図柄表示装置において、前記図柄組選択手段は、
前記判定実行条件の成立に起因して前記図柄組を選択す
ることを特徴とする。請求項5記載の図柄表示装置は、
請求項3記載の図柄表示装置において、前記図柄組選択
手段は、図柄選択スイッチからの指示信号に起因して前
記図柄組を選択することを特徴とする。
【0011】請求項6記載の図柄表示装置は、請求項3
記載の図柄表示装置において、前記判定手段は、少なく
とも高低2種類の当たり確率に従って前記当たり外れを
判定し、前記図柄選択手段は、前記当たり確率に応じて
前記図柄組を選択することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】上記の構成になる請求項1記載の
図柄表示装置では、判定手段は、判定実行条件が成立す
ると当たり外れを判定する。図柄表示制御手段は、判定
手段にて当たりと判定された際に本図柄表示手段に当た
り表示用の当たり配列を表示させ、判定手段にて外れと
判定された際に本図柄表示手段に外れ表示用の外れ配列
を表示させる。本図柄表示手段は、本図柄表示制御手段
の指示に従って当たり配列または外れ配列を表示する。
【0013】判定実行条件は、例えば遊技球が特定の始
動口(始動入賞口)に入賞したり通過したりすることに
よって成立のが普通であるが、これら以外で条件成立と
してもかまわない。要は、当たり外れの判定処理のきっ
かけとなる条件として、判定実行条件が特定されていれ
ばよいのである。
【0014】また、当たりの際に弾球遊技機が実行する
処理としては、アタッカーと呼ばれる大入賞口を開口
し、ここに遊技球が約10個入賞すると大入賞口の開放
動作を終了し、このとき大入賞口内の特定領域と呼ばれ
る領域に遊技球が1個でも入賞していれば大入賞口を再
度開口する動作を設定回数繰り返す処理が例示される
が、この形態に限定されるものではない。
【0015】この図柄表示装置においては、図柄表示制
御手段は、本図柄表示手段に当たり配列を表示させると
きには、疑似図柄表示手段に当たり配列に対応する疑似
当たり配列で疑似図柄を表示させ、本図柄表示手段に外
れ配列を表示させるときには、疑似図柄表示手段に外れ
配列に対応する疑似外れ配列で疑似図柄を表示させる。
疑似図柄表示手段は、複数種類から選択される疑似図柄
を、疑似当たり配列または擬似外れ配列で表示する。
【0016】当たり外れの表示用に使用される本図柄に
ついては、その表示上の演出等に法規の規制があるが、
疑似図柄は、法規上の当たり外れを表示する訳ではない
ので、本図柄のような規制を受けない。従って、例えば
本図柄として[x・x・x]を表示させる際に疑似図柄
として[X・X・X]を表示させるように、本図柄に対
応する疑似図柄を表示することができる。この場合に、
疑似図柄を本図柄よりも大きく表示したり、本図柄では
許されていないリーチアクションをさせる等、さまざま
な演出を行うことができる。なお、疑似当たり配列また
は疑似外れ配列で表示される疑似図柄の個数は、この例
のように本図柄の個数と一致させる必要はなく、例えば
本図柄よりも多数としたり少数等とすることは自由であ
る。
【0017】このように図柄表示装置の表示形態の自由
度を高めることにより、遊技者が従来の図柄表示装置の
表示形態に感じていた物足りなさを解消することができ
る。請求項2記載の図柄表示装置においては、図柄表示
制御手段は、疑似図柄表示手段による疑似当たり配列ま
たは疑似外れ配列の表示の確定と略同時に本図柄表示手
段による当たり配列または外れ配列の表示を確定させ
る。
【0018】上述のように本図柄と疑似図柄とが対応し
ていて、疑似図柄の表示確定とほぼ同時に本図柄の表示
を確定させれば、遊技者が判定結果を知るには疑似図柄
でも本図柄でもよいことになる。そこで、疑似図柄の表
示が確定するまでの形態をさまざまに変化させれば、遊
技者の興趣を高めることができる。疑似図柄の表示確定
と本図柄の表示確定とは略同時とされる。本図柄と疑似
図柄の両者が同時に確定されるのが好ましいが、一方の
確定の直前あるいは直後に他方が確定されれば、遊技者
には両者が同時に確定したと感じられるので、両者が略
同時に確定されれば十分である。
【0019】請求項3記載の図柄表示装置においては、
図柄組選択手段は、それぞれが複数種類の疑似図柄を擁
する複数の図柄組から1つの図柄組を選択する。図柄表
示制御手段は、選択された図柄組に属する疑似図柄の配
列を疑似図柄表示手段に表示させる。
【0020】図柄組として例えばトランプを模した疑似
図柄からなる組、花札を模した疑似図柄からなる組、麻
雀牌を模した疑似図柄からなる組等を用意しておいて、
図柄組選択手段がこれらのうちから適宜選択する構成と
すれば、一定の図柄しか表示できない本図柄だけの場合
に比べて、遊技者の興趣は高まる。
【0021】請求項4記載の図柄表示装置においては、
図柄組選択手段は、判定実行条件の成立に起因して図柄
組を選択する。例えば判定条件が成立するまでは、トラ
ンプ、花札、麻雀牌等の疑似図柄を切り換え表示してお
いて、判定条件が成立したときに表示されている疑似図
柄が属する図柄組を選択する構成とすれば、遊技者には
どの図柄組が選ばれるか予想できないので、興趣が高ま
る。
【0022】なお、図柄組の選択方法は、この例に限定
されるものではない。請求項5記載の図柄表示装置にお
いては、図柄組選択手段は、図柄選択スイッチからの指
示信号に起因して図柄組を選択する。図柄選択スイッチ
として始動入賞口等の特定の入賞口や通過口に設置され
ているセンサを利用すれば、遊技者には選択のタイミン
グおよびどの図柄組が選ばれるか予想できないので、興
趣が高まる。また、遊技者が図柄選択スイッチを操作す
る構成とすれば、遊技者は好みの疑似図柄を選択でき
る。
【0023】請求項6記載の図柄表示装置においては、
判定手段は、少なくとも高低2種類の当たり確率に従っ
て当たり外れを判定し、図柄選択手段は、当たり確率に
応じて前記図柄組を選択する。例えば、低確率時にはト
ランプ、高確率時には花札等のように確率により図柄組
を切り換えることで、遊技者に確率を通知することや、
高確率時に当たりが出る毎に図柄組を切り換えていくこ
とであと何回の当たりが出るまで高確率が続くか等を通
知することも可能である。
【0024】
【具体例】次に、本発明の具体例により発明の実施の形
態を詳しく説明する。図1は本発明の弾球遊技機として
のパチンコ機10の遊技盤12付近の概略正面図であ
る。
【0025】パチンコ機10に備えられた遊技盤12の
中央部には、本実施例の図柄表示装置150の一部を構
成し本発明の本図柄表示手段および疑似図柄表示手段に
相当する液晶表示盤152が組み付けられている。液晶
表示盤152の下方には請求項5記載の図柄選択スイッ
チとして機能するスタートチャッカー158が設けられ
ており、その下方にはアタッカーと称される大入賞口1
60が配されている。また、遊技盤12には風車162
や周知の入賞チャッカー等(図示略)が設置されてい
る。なお、パチンコ機10の全体的な構成は従来技術に
従っているので図示および説明は省略する。
【0026】図2に示すように、液晶表示盤152の表
示面164は上下に分割されており、上側部分が疑似図
柄表示部166、下側部分が本図柄表示部168となっ
ている。疑似図柄表示部166は、さらに3分割され
て、表示区画170、172、174が設定されてい
る。
【0027】これら表示区画170〜174には、トラ
ンプ、花札、麻雀牌のいずれかを模した疑似図柄が表示
される。花札は1月から12月の12種類の札が1組と
なり、トランプはA(エース)〜Q(クイーン)の12
種類の札が1組となり、麻雀牌は数牌の1〜9と白、
發、中の字牌が1組となっており、各組が請求項3記載
の図柄組となっている。
【0028】また、本図柄表示部168には、各表示区
画170〜174の直下に、、、のように丸に囲
まれた1〜12の数字図柄(本図柄)が表示される。な
お、表示区画170〜174に表示される疑似図柄およ
び本図柄表示部168に表示される数字図柄は、図2に
示されるように静的にのみ表示されるものではなく、1
回の表示動作は、各表示区画170〜174の疑似図柄
および本図柄表示部168の数字図柄が次々に切り替わ
る変動表示の後に、各表示区画170〜174および本
図柄表示部168が図示のような静止画像とされて完了
する。なお、この際の各表示区画170〜174および
本図柄表示部168の数字図柄の切り替えや停止のタイ
ミングは、揃っているわけではない。
【0029】次に、図柄表示装置150の制御系につい
て図3を参照して説明する。図3に示すように、図柄表
示装置150は周知のCPU180を備えている。この
CPU180は、本発明の図柄表示制御手段および図柄
組選択手段として機能する。
【0030】CPU180には、制御ROM182およ
び図柄データ用ROM184が接続されている。制御R
OM182には、CPU180の動作プログラムが格納
されており、CPU180は制御ROM182から読み
込まれる動作プログラムに従って各種の制御処理を実行
する。
【0031】また、図柄データ用ROM194には、前
述の数字図柄および疑似図柄(花札、トランプ、麻雀
牌)の画像データが格納されている。CPU180は、
図柄データ用ROM184から読み込んだ画像データを
映像データプロセッサ(VDP)186に転送できる。
【0032】VDP186は、CPU180から送られ
てくる画像データを液晶表示盤152を作動させるため
のマトリクスデータに変換して液晶ドライバIC188
に出力可能である。液晶ドライバIC188はマトリク
スデータに基づく画像を液晶表示盤152に表示させる
ことができる。
【0033】さらに、CPU180には、0から6まで
の数を繰り返しカウントするカウンタ200が接続され
ており、CPU180はこのカウンタ200のカウント
値C4を読み込むことができる。これらの他に、CPU
180は、入出力インタフェース(I/F)202、2
04を介してパチンコ機10の制御基盤206に組み込
まれている主制御部208と通信可能となっている。
【0034】この主制御部208は、周知のCPU、R
OM、RAM等を備えるマイクロコンピュータであり、
パチンコ機10の中枢となっている。また主制御部20
8は、本発明の判定手段としても機能する。この主制御
部208には、カウンタ210a、210b、210c
からなるカウンタ群210が接続されている。
【0035】カウンタ210aは、0〜249までの2
50種類の数値を昇順に繰り返しカウントし、カウンタ
210bは、0〜11の12の数値を昇順に繰り返しカ
ウントする。カウンタ210cは、それぞれが0〜11
までを繰り返しカウントする3個のサブカウンタ(図示
しない)を備えている。詳しくは、第1のサブカウンタ
がカウントアップすると第2のサブカウンのカウント値
が1だけインクリメントされ、第2のサブカウンタがカ
ウントアップすると第3のサブカウンタのカウント値が
1だけインクリメントされる構成であり、カウンタ21
0cは、各サブカウンタのカウント値がいずれも0であ
る「0・0・0」から、これらのカウント値が11にな
る「11・11・11」まで、123 種類のカウント値
C3を繰り返しカウントする。
【0036】主制御部208は、各カウンタ210a〜
210cのカウント値C1、C2、C3を読み込み、こ
れらを使用して大当たり判定処理等を実行するが、これ
については後述する。主制御部208には、スタートチ
ャッカー158に設けられている入賞センサ158aか
らの始動入賞信号Sが入力される。これにより、主制御
部208は、スタートチャッカー158に遊技球が入球
して入賞が発生したことを検知できる。この具体例で
は、スタートチャッカー158への入賞により判定実行
条件が成立する。
【0037】また、主制御部208は、大入賞口160
を開閉するために大入賞口160に備えられている開閉
用ソレノイド160aに指令して、大入賞口160を開
放状態とさせること及び開放状態の大入賞口160を閉
鎖させることができる。なお、この主制御部208は、
パチンコ機10の各所に設置されているセンサ類からの
信号やパチンコ機10の各部の稼動状況のデータ等を取
得可能であり、各部の稼動や停止などを指令可能であ
る。
【0038】次に、上述した構成になる図柄表示装置1
0における図柄表示について説明する。まず、図4に従
って主制御部208にて実行される大当たり判定ルーチ
ンについて説明する。なお、この大当たり判定ルーチン
は、予め設定されたタイミングで繰り返し実行される。
【0039】図4に示すように、主制御部208は、大
当たり判定ルーチンを開始すると、スタートチャッカー
158の入賞センサ158aからの始動入賞信号Sが受
信されたかを判定する(ステップ300)。ここで、始
動入賞信号Sの受信がなければ、主制御部208は、こ
のルーチンを終了する。一方、始動入賞信号Sが受信さ
れていれば、主制御部208は次のステップ310に進
んで、カウンタ群210からカウント値C1〜C3を読
み込む。ここで、スタートチャッカー158への入賞の
タイミングは予測できないので、主制御部208は予測
不可能なタイミングでカウント値C1〜C3を読み込む
ことになる。つまり、主制御部208において当たり判
定等に使用されるカウント値C1〜C3は、予測不可能
なタイミングで選択され、実態として乱数となってい
る。
【0040】続いて、主制御部208は、始動入賞信号
Sがあったことを図柄表示装置150のCPU180に
通知する(ステップ320)。次に、主制御部208
は、ステップ310で読み込んだカウンタ210aのカ
ウント値C1が当たり値であるかを判定する(ステップ
330)。この具体例では、当たり値として12が設定
されている低確率と当たり値として12〜21の10種
類が設定されている高確率とがあり、主制御部208は
高低いずれかの確率で当たりを判定する。なお、初期設
定は低確率とされており、その後は、後述する確率設定
ルーチンの実行により決定される。
【0041】そこで、まず初期設定されている低確率状
態であるとして、主制御部208は、ステップ330で
は、カウント値C1が12であるかを判定する。主制御
部208は、ステップ330において当たりではないと
判定した場合には、ステップ330に進んでカウンタ2
10cのカウント値C3を図柄指令値Kとして図柄表示
装置150のCPU180に送信し、このルーチンを終
了する(ステップ340)。ただし、カウント値C3が
「1・1・1」、「2・2・2」、「3・3・3」のよ
うに、同じ数値が揃っている場合には、主制御部208
は、この内の中央の数値に1加算して、例えば「1・2
・1」のようにしてCPU180に送信する。
【0042】他方、主制御部208は、ステップ330
において当たり(カウント値C1が12)と判定した場
合には(ステップ330:YES)、カウンタ210b
のカウント値C2に基づいて、数字図柄を決定する(ス
テップ350)。詳しくは、主制御部208は、カウン
ト値C2が0なら「1・1・1」、C2=1なら「2・
2・2」、C2=2なら「3・3・3」というように、
カウント値C2に1を加えた数を3つ並べた数値を決定
する。
【0043】次に、主制御部208は、ステップ350
で決定した数値を図柄指令値Kとして図柄表示装置15
0のCPU180に送信する(ステップ360)。続い
て、主制御部208は、図柄表示装置150のCPU1
80から表示完了の通知があるのを待ち(ステップ37
0:YES)、パチンコ機10を特別遊技状態とするた
めの処理を実行する(ステップ380)。
【0044】この特別遊技状態は周知であるが、具体的
な例をあげて簡単に説明する。まず、主制御部208
は、開閉用ソレノイド160aに開放を指令して大入賞
口160は開放状態にさせた後、一定時間または大入賞
口160への入賞が所定の入賞数に達した際に開閉用ソ
レノイド160aに指令して大入賞口160を閉鎖させ
る。さらに、主制御部208は、この開放状態で所定の
継続条件が成立する毎に、前記と同様に大入賞口160
の開放と閉鎖を実行させる。なお、これらの処理と併せ
て、装飾ランプの点滅、特別な音声を出力する等の処理
も行われる。
【0045】そして、継続条件が成立しなかった場合、
あるいは大入賞口160の開放回数が所定の回数に達し
たときには、主制御部208は特別遊技状態を終了さ
せ、その旨を図柄表示装置150のCPU180に通知
し(ステップ390)、このルーチンを終了する。
【0046】さらに、主制御部208は、上記特別遊技
を実行した時に限って、大当たり判定ルーチンの終了後
に、図5に示される確率設定ルーチンを実行する。図5
に示すように、まず、主制御部208は、直前の大当た
り判定ルーチンで決定した図柄指令値Kが特定図柄(本
実施例では、「「3・3・3」、「7・7・7」、「1
2・12・12」)に対応する図柄指令値Kであるか否
かを判断する(ステップ410)。
【0047】特定図柄であれば(ステップ410:YE
S)、主制御部208は、高確率に設定して(ステップ
420)、このルーチンを終了する。また、特定図柄で
なければ(ステップ410:NO)、主制御部208
は、前回は特定図柄であったか否かを判断する(ステッ
プ430)。前回が特定図柄であれば(ステップ43
0:YES)、ステップ420に進む。一方、前回が特
定図柄でなければ(ステップ430:NO)、主制御部
208は、ステップ440に進んで低確率に設定して、
このルーチンを終了する。
【0048】この説明から明らかなように、一度特定図
柄で高確率となれば、特定図柄以外の図柄が2回連続す
るまでは、主制御部208は高確率で当たりを判定する
ことになる。つまり、特定図柄が出れば、その後少なく
とも2回の当たりが出易くなる。
【0049】次に、図柄表示装置150で実行される遊
技者像等の表示動作について、CPU180で実行され
る表示ルーチンを示す図6および液晶表示盤152の表
示例を示す図7を参照して説明する。図6に示すよう
に、CPU180は、まず3種類の図柄組(花札、トラ
ンプ、麻雀牌)の図柄をデモンストレーション表示する
(ステップ500)。このデモンストレーション表示
は、まず花札の1月(松に鶴)を表示区画170〜17
4に表示→トランプのスペードAを表示区画170〜1
74に表示(図7参照)→麻雀牌の一索(鳥の図柄)を
表示区画170〜174に表示と、花札→トランプ→麻
雀牌→花札と順々に切り替え表示する。この各図柄組の
代表的な図柄を疑似図柄表示部166に切り替え表示す
るデモンストレーション表示により、遊技者に疑似図柄
の種類を通知することができる。
【0050】次に、CPU180は、主制御部208か
らの始動入賞信号Sがあったことが通知されているか否
かを判断し(ステップ510)、始動入賞信号Sの通知
がなければ、ステップ500に回帰する。始動入賞信号
Sがあったことが通知されていれば(ステップ510:
YES)、CPU180は、その時に表示していた疑似
図柄によって代表される図柄組(例えばトランプ)を、
今回の表示に使用する図柄組として決定する(ステップ
520)。
【0051】その後、CPU180は、主制御部208
から図柄指令値Kが送信されてくるのを待つ(ステップ
530)。図柄指令値Kを受信すると(ステップ53
0:YES)、CPU180は、その図柄指令値Kがリ
ーチ値であるかを判定する(ステップ540)。具体的
には、図柄指令値Kが「1・*・1」、「2・*・2」
のように、1桁目と3桁目が同じ数であるかを判定す
る。なお、*は任意の数値であり、3桁とも同じ場合
(当たり)もリーチ値である。
【0052】リーチ値であったなら(ステップ540:
YES)CPU180は、カウンタ200のカウント値
C4を読み込んで、カウント値C4に応じてリーチアク
ションを決定する(ステップ550)。リーチアクショ
ンは、次のとおりである。 (1)表示区画170(以下、左疑似図柄ともいう)お
よび表示区画174(以下、右疑似図柄ともいう)を確
定表示した後、所定の時間を経過した時に表示区画17
2(以下、中疑似図柄ともいう)を確定表示する。 (2)左疑似図柄および右疑似図柄を確定後、中疑似図
柄の変動速度を徐々に遅くしてゆき、最後に確定させ
る。 (3)中疑似図柄の変動速度を徐々に遅くするまでは
(2)と同様で、確定寸前に変動速度を一旦速くしてか
ら徐々に遅くしてゆき、最後に確定させる。 (4)上述の(2)または(3)の形態で進行し、中疑
似図柄が確定したかと見えたときにさらに1こま変動さ
せて確定させる。
【0053】以上は、リーチ→当たりの場合とリーチ→
外れの場合において共通であるが、リーチ→当たりの場
合には、次のようなアクションもある。 (5)上述の(1)〜(4)の形態で進行して、一旦外
れが確定(例えば「松に鶴(花札の1月)・梅に鶯(花
札の2月)・松に鶴(花札の1月)」のように表示)し
たと見せて、左疑似図柄および右疑似図柄を変動させて
当たり(例えば「松に鶴・松に鶴・松に鶴」)を表示さ
せる。 (6)(5)と同様に、一旦外れが確定(例えば「菖蒲
(5月)・萩に猪(7月)・菖蒲(5月)」のように表
示)したと見せてから、3つの疑似図柄を変化させて当
たり(例えば「菊に杯(9月)・菊に杯(9月)・菊に
杯(9月)」)を表示させる。 (7)一旦当たり(例えば「菖蒲・菖蒲・菖蒲」)が確
定されたと見せてから、3つの図柄を入れ換えて別の当
たり(例えば「萩に猪・萩に猪・萩に猪」)を表示させ
る。
【0054】さらに、上述の(5)〜(7)の場合に
は、表示の確定の寸前にバックグラウンドミュージック
を変化させる場合もある。なお、これらのリーチアクシ
ョンは例示であり、本発明の具体化に当たって、これら
に限定される訳ではない。
【0055】CPU180は、カウンタ200のカウン
ト値C4が0であれば(1)のアクション、C4=1な
ら(2)のアクション、C4=2なら(3)のアクショ
ンというように、カウント値C4に1を加えた番号のリ
ーチアクションを決定する。なお、リーチ→外れの場合
には、カウント値C4が4〜6((5)〜(7)のアク
ションに対応)であったなら、カウント値C4から3を
減じた値によってリーチアクションを決定する。
【0056】次に、CPU180は、ステップ550で
決定したリーチアクションに従った疑似図柄の表示と数
字図柄の表示を実行する(ステップ560)。ここで
は、CPU180は、VDP186に図柄データを送出
して、リーチの場合には、まず疑似図柄および数字図柄
を変動表示させ、いずれかのリーチアクションの後、図
柄指令値Kに対応する疑似図柄を確定表示し、この確定
表示と同時ないし直後に数字図柄を確定表示させる。ま
た、リーチでない場合には(ステップ540:NO)、
リーチアクションは行わずに、疑似図柄および数字図柄
を変動表示させてから、疑似図柄を確定表示し、この確
定表示と同時ないし直後に図柄指令値Kに対応する数字
図柄を確定表示させる。
【0057】この図柄指令値Kに対応する確定表示を、
図柄指示値Kが「7・7・7」であった場合を例にして
説明する。まず疑似図柄としては7に対応する図柄、例
えば花札の7月(萩に猪)が表示区画170〜174に
それぞれ表示され、本図柄表示部168には・・
の数字図柄が表示される。
【0058】CPU180は、疑似図柄および本図柄の
表示が確定した後、主制御部208に表示完了を通知す
る(ステップ570)。数字図柄の表示(正確には図柄
指示値K)が当たりであれば、この通知を受けて、上述
の特別遊技が開始されることになる。
【0059】さらに、CPU180は、本図柄の表示
(正確には図柄指令値K)が当たりであるかを判定し、
当たりであれば(ステップ580:YES)、大当たり
デモンストレーション画面用のデータをVDP186に
送出して、大当たりデモンストレーション画面を表示さ
せる(ステップ590)。次にCPU180は、主制御
部208からの特別遊技終了の通知を待って(ステップ
600)、大当たりデモンストレーション表示を終了し
て、ステップ400に回帰する。また、当たりでなけれ
ば(ステップ580:NO)、そのままステップ500
に回帰する。
【0060】以上のように、この具体例の図柄表示装置
150によれば、図2に示されるように、疑似図柄表示
部166(表示区画170〜174に表示される疑似図
柄)を本図柄表示部168(本図柄)よりも大きく表示
し、疑似図柄に、本図柄では許されていないリーチアク
ションをさせる等、さまざまな演出を行うことができ
る。このため、図柄表示装置150の表示形態の自由度
が高めるられ、遊技者が従来の図柄表示装置の表示形態
に感じていた物足りなさを解消することができる。
【0061】以上、具体例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような具体例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。例え
ば、具体例では、始動入賞信号Sがあった際に表示され
ている図柄組を疑似図柄表示に使用しているが、遊技者
が弾球遊技機に装備された選択スイッチ等を操作して図
柄組を選択する構成としても良い。また、具体例のよう
に、高確率と低確率の切り替えが行われる弾球遊技機の
場合に、高確率のときには例えば花札を使用し、低確率
の場合にはトランプを使用するとかも可能である。
【0062】さらに、上記具体例の場合は、本図柄が
[2・2・2]であれば、疑似図柄も花札の2月(梅)
を3枚表示するというように本図柄と対応させている
が、これは数字の2に合わせているだけであって、必ず
しもこのように対応させる必要はないが、何らかの関連
性があるほうが遊技者に理解され易い。
【0063】この疑似図柄は、遊技者を楽しませるもの
であるが、例えば遊技店側で、いわゆるラッキーナンバ
ー等として利用することもできる。なお、疑似当たり配
列または疑似外れ配列で表示される疑似図柄の個数は、
具体例のように本図柄の個数と一致させる必要はなく、
例えば本図柄よりも多数としたり少数等とすることは自
由である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の図
柄表示装置によれば、疑似図柄を本図柄よりも大きく表
示したり、本図柄では許されていないリーチアクション
をさせる等、さまざまな演出を行うことができる等、図
柄表示装置の表示形態の自由度を高めることにより、遊
技者が従来の図柄表示装置の表示形態に感じていた物足
りなさを解消することができる。
【0065】請求項2記載の図柄表示装置によれば、疑
似図柄の表示が確定するまでの形態をさまざまに変化さ
せて、遊技者の興趣を高めることができる。請求項3記
載の図柄表示装置によれば、図柄組として例えばトラン
プを模した疑似図柄の組、花札を模した組、麻雀牌を模
した組等を用意しておいて、図柄組選択手段がこれらの
うちから適宜選択する構成とすれば、一定の図柄しか表
示できない本図柄だけの場合に比べて、遊技者の興趣は
高まる。
【0066】請求項4記載の図柄表示装置によれば、例
えば判定条件が成立するまでは、トランプ、花札、麻雀
牌等の疑似図柄を切り換え表示しておいて、判定条件が
成立したときに表示されている疑似図柄の図柄組を選択
する構成とすれば、遊技者にはどの図柄組が選ばれるか
予想できないので、興趣が高まる。
【0067】請求項5記載の図柄表示装置によれば、図
柄組を遊技者の予測できないタイミングでランダムに決
定することや、遊技者は好みの図柄組を選択させること
もできる。請求項6記載の図柄表示装置によれば、例え
ば、低確率時にはトランプ、高確率時には花札等のよう
に確率により図柄組を切り換えることで、遊技者に確率
を通知することや、高確率時に当たりが出る毎に図柄組
を切り換えていくことであと何回の当たりが出るまで高
確率が続くか等を通知することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 具体例の図柄表示装置が装着された弾球遊技
機の遊技盤付近の概略正面図である。
【図2】 具体例の図柄表示装置の液晶表示盤の表示面
の説明図である。
【図3】 具体例の図柄表示装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】 具体例の図柄表示装置において主制御部が実
行する大当たり判定ルーチンのフローチャートである。
【図5】 具体例の図柄表示装置において主制御部が実
行する確率設定ルーチンのフローチャートである。
【図6】 具体例の図柄表示装置においてCPUが実行
する処理のフローチャートである。
【図7】 具体例の図柄表示装置の表示形態の例示例で
ある。
【符号の説明】
10・・・パチンコ機(弾球遊技機)、 12・・・遊技盤、 150・・・図柄表示装置、 152・・・液晶表示盤(本図柄表示手段、疑似図柄表
示手段)、 158・・・スタートチャッカー、 158a・・・入賞センサ(図柄選択スイッチ)、 160・・・大入賞口、 160a・・・開閉用ソレノイド、 162・・・風車、 164・・・表示面、 166・・・疑似図柄表示部、 168・・・本図柄表示部、 170・・・表示区画、 172・・・表示区画、 174・・・表示区画、 180・・・CPU(図柄表示制御手段、図柄組選択手
段)、 200・・・カウンタ、 206・・・制御基盤、 208・・・主制御部(判定手段)、 210・・・カウンタ群、 210a・・・カウンタ、 210b・・・カウンタ、 210c・・・カウンタ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の図柄表示装置は、弾球遊
技機に装着される図柄表示装置であって、当たり表示用
の当たり配列または外れ表示用の外れ配列で本図柄を表
示する本図柄表示手段と、判定実行条件が成立すると当
たり外れを判定する判定手段と、該判定手段にて当たり
と判定された際に前記本図柄表示手段に前記当たり配列
で前記本図柄を表示させ、該判定手段にて外れと判定さ
れた際に前記本図柄表示手段に前記外れ配列で前記本図
柄を表示させる図柄表示制御手段とを備える図柄表示装
置において、疑似図柄を表示する疑似図柄表示手段を設
けると共に、前記図柄表示制御手段は、前記本図柄表示
手段に前記当たり配列を表示させるときには、前記疑似
図柄表示手段に該当たり配列に対応する疑似当たり配列
で前記疑似図柄を表示させ、前記本図柄表示手段に前記
外れ配列を表示させるときには、前記疑似図柄表示手段
に該外れ配列に対応する疑似外れ配列で前記疑似図柄を
表示させることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項3記載の図柄表示装置は、請求項1
記載の図柄表示装置において、前記図柄表示制御手段
は、前記疑似図柄表示手段による前記疑似当たり配列ま
たは疑似外れ配列の表示の確定の直後に前記本図柄表示
手段による前記当たり配列または外れ配列の表示を確定
させることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項4記載の図柄表示装置は、請求項1
ないし3のいずれか記載の図柄表示装置において、それ
ぞれが複数種類の前記疑似図柄を擁する複数の図柄組か
ら1つの前記図柄組を選択する図柄組選択手段を設ける
と共に、前記図柄表示制御手段は、該選択された図柄組
に属する前記疑似図柄の配列を前記疑似図柄表示手段に
表示させることを特徴とする。請求項5記載の図柄表示
装置は、請求項4記載の図柄表示装置において、前記図
柄組選択手段は、前記判定実行条件の成立に起因して前
記図柄組を選択することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項6記載の図柄表示装置は、請求項4
記載の図柄表示装置において、前記図柄組選択手段は、
図柄選択スイッチからの指示信号に起因して前記図柄組
を選択することを特徴とする図柄表示装置。請求項7記
載の図柄表示装置は、請求項4記載の図柄表示装置にお
いて、前記判定手段は、少なくとも高低2種類の当たり
確率に従って前記当たり外れを判定し、前記図柄選択手
段は、前記当たり確率に応じて前記図柄組を選択するこ
とを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の実施の形態】上記の構成になる請求項1記載の
図柄表示装置では、判定手段は、判定実行条件が成立す
ると当たり外れを判定する。図柄表示制御手段は、判定
手段にて当たりと判定された際に本図柄表示手段に当た
り配列で本図柄を表示させ、判定手段にて外れと判定さ
れた際に本図柄表示手段に外れ配列で本図柄を表示させ
る。本図柄表示手段は、本図柄表示制御手段の指示に従
って当たり配列または外れ配列で本図柄を表示する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】判定実行条件は、例えば遊技球が特定の始
動口(始動入賞口)に入賞したり通過したりすることに
よって成立するのが普通であるが、これら以外で条件成
立としてもかまわない。要は、当たり外れの判定処理の
きっかけとなる条件として、判定実行条件が特定されて
いればよいのである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この図柄表示装置においては、図柄表示制
御手段は、本図柄表示手段に当たり配列を表示させると
きには、疑似図柄表示手段に当たり配列に対応する疑似
当たり配列で疑似図柄を表示させ、本図柄表示手段に外
れ配列を表示させるときには、疑似図柄表示手段に外れ
配列に対応する疑似外れ配列で疑似図柄を表示させる。
疑似図柄表示手段は、疑似図柄を疑似当たり配列または
擬似外れ配列で表示する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項3記載の図柄表示装置においては、
図柄表示制御手段は、疑似図柄表示手段による疑似当た
り配列または疑似外れ配列の表示の確定の直後に本図柄
表示手段による当たり配列または外れ配列の表示を確定
させる。請求項4記載の図柄表示装置においては、図柄
組選択手段は、それぞれが複数種類の疑似図柄を擁する
複数の図柄組から1つの図柄組を選択する。図柄表示制
御手段は、選択された図柄組に属する疑似図柄の配列を
疑似図柄表示手段に表示させる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】請求項5記載の図柄表示装置においては、
図柄組選択手段は、判定実行条件の成立に起因して図柄
組を選択する。例えば判定条件が成立するまでは、トラ
ンプ、花札、麻雀牌等の疑似図柄を切り換え表示してお
いて、判定条件が成立したときに表示されている疑似図
柄が属する図柄組を選択する構成とすれば、遊技者には
どの図柄組が選ばれるか予想できないので、興趣が高ま
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】なお、図柄組の選択方法は、この例に限定
されるものではない。請求項6記載の図柄表示装置にお
いては、図柄組選択手段は、図柄選択スイッチからの指
示信号に起因して図柄組を選択する。図柄選択スイッチ
として始動入賞口等の特定の入賞口や通過口に設置され
ているセンサを利用すれば、遊技者には選択のタイミン
グおよびどの図柄組が選ばれるか予想できないので、興
趣が高まる。また、遊技者が図柄選択スイッチを操作す
る構成とすれば、遊技者は好みの疑似図柄を選択でき
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】請求項7記載の図柄表示装置においては、
判定手段は、少なくとも高低2種類の当たり確率に従っ
て当たり外れを判定し、図柄選択手段は、当たり確率に
応じて前記図柄組を選択する。例えば、低確率時にはト
ランプ、高確率時には花札等のように確率により図柄組
を切り換えることで、遊技者に確率を通知することや、
高確率時に当たりが出る毎に図柄組を切り換えていくこ
とであと何回の当たりが出るまで高確率が続くか等を通
知することも可能である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】これら表示区画170〜174には、トラ
ンプ、花札、麻雀牌のいずれかを模した疑似図柄が表示
される。花札は1月から12月の12種類の札が1組と
なり、トランプはA(エース)〜Q(クイーン)の12
種類の札が1組となり、麻雀牌は数牌の1〜9と白、
發、中の字牌が1組となっており、各組が請求項4記載
の図柄組となっている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】請求項2または3記載の図柄表示装置によ
れば、疑似図柄の表示が確定するまでの形態をさまざま
に変化させて、遊技者の興趣を高めることができる。
求項4記載の図柄表示装置によれば、図柄組として例え
ばトランプを模した疑似図柄の組、花札を模した組、麻
雀牌を模した組等を用意しておいて、図柄組選択手段が
これらのうちから適宜選択する構成とすれば、一定の図
柄しか表示できない本図柄だけの場合に比べて、遊技者
の興趣は高まる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】請求項5記載の図柄表示装置によれば、例
えば判定条件が成立するまでは、トランプ、花札、麻雀
牌等の疑似図柄を切り換え表示しておいて、判定条件が
成立したときに表示されている疑似図柄の図柄組を選択
する構成とすれば、遊技者にはどの図柄組が選ばれるか
予想できないので、興趣が高まる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】請求項6記載の図柄表示装置によれば、図
柄組を遊技者の予測できないタイミングでランダムに決
定することや、遊技者は好みの図柄組を選択させること
もできる。請求項7記載の図柄表示装置によれば、例え
ば、低確率時にはトランプ、高確率時には花札等のよう
に確率により図柄組を切り換えることで、遊技者に確率
を通知することや、高確率時に当たりが出る毎に図柄組
を切り換えていくことであと何回の当たりが出るまで高
確率が続くか等を通知することも可能である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾球遊技機に装着される図柄表示装置で
    あって、 複数種類から選択される所定個数の本図柄の配列を表示
    する本図柄表示手段と、判定実行条件が成立すると当た
    り外れを判定する判定手段と、該判定手段にて当たりと
    判定された際に前記本図柄表示手段に当たり表示用の当
    たり配列で前記本図柄を表示させ、該判定手段にて外れ
    と判定された際に前記本図柄表示手段に外れ表示用の外
    れ配列で前記本図柄を表示させる図柄表示制御手段とを
    備える図柄表示装置において、 複数種類から選択される疑似図柄を表示する疑似図柄表
    示手段を設けると共に、 前記図柄表示制御手段は、 前記本図柄表示手段に前記当たり配列を表示させるとき
    には、前記疑似図柄表示手段に該当たり配列に対応する
    疑似当たり配列で前記疑似図柄を表示させ、 前記本図柄表示手段に前記外れ配列を表示させるときに
    は、前記疑似図柄表示手段に該外れ配列に対応する疑似
    外れ配列で前記疑似図柄を表示させることを特徴とする
    図柄表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の図柄表示装置において、 前記図柄表示制御手段は、前記疑似図柄表示手段による
    前記疑似当たり配列または疑似外れ配列の表示の確定と
    略同時に前記本図柄表示手段による前記当たり配列また
    は外れ配列の表示を確定させることを特徴とする図柄表
    示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の図柄表示装置に
    おいて、 それぞれが複数種類の前記疑似図柄を擁する複数の図柄
    組から1つの前記図柄組を選択する図柄組選択手段を設
    けると共に、 前記図柄表示制御手段は、該選択された図柄組に属する
    前記疑似図柄の配列を前記疑似図柄表示手段に表示させ
    ることを特徴とする図柄表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の図柄表示装置において、 前記図柄組選択手段は、前記判定実行条件の成立に起因
    して前記図柄組を選択することを特徴とする図柄表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の図柄表示装置において、 前記図柄組選択手段は、図柄選択スイッチからの指示信
    号に起因して前記図柄組を選択することを特徴とする図
    柄表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の図柄表示装置において、 前記判定手段は、少なくとも高低2種類の当たり確率に
    従って前記当たり外れを判定し、 前記図柄選択手段は、前記当たり確率に応じて前記図柄
    組を選択することを特徴とする図柄表示装置。
JP7213541A 1995-08-22 1995-08-22 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP2954859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213541A JP2954859B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213541A JP2954859B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0956890A true JPH0956890A (ja) 1997-03-04
JP2954859B2 JP2954859B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=16640906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7213541A Expired - Fee Related JP2954859B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2954859B2 (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11137796A (ja) * 1997-11-05 1999-05-25 Aruze Corp 遊技用表示装置及び遊技機
JP2001314587A (ja) * 2000-05-02 2001-11-13 Takao:Kk 遊技機
JP2004113357A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2004174279A (ja) * 1997-11-18 2004-06-24 Aruze Corp 遊技用表示装置及び遊技機
JP2004358089A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2005058478A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2005073704A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2005342249A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Samii Kk 弾球遊技機
JP2006061385A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Takeya Co Ltd 遊技機
JP2008029896A (ja) * 2002-12-27 2008-02-14 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2008178750A (ja) * 2008-04-23 2008-08-07 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2009207943A (ja) * 2009-06-26 2009-09-17 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2009254883A (ja) * 2009-08-07 2009-11-05 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2010069335A (ja) * 2010-01-06 2010-04-02 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2010115554A (ja) * 2010-03-03 2010-05-27 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2011011093A (ja) * 2010-10-22 2011-01-20 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2011041859A (ja) * 2010-12-02 2011-03-03 Sansei R&D:Kk 弾球遊技機
JP2011172979A (ja) * 2011-05-10 2011-09-08 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2011218211A (ja) * 2011-07-08 2011-11-04 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2012120878A (ja) * 2012-02-24 2012-06-28 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2013013779A (ja) * 2012-10-22 2013-01-24 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2013128799A (ja) * 2013-03-29 2013-07-04 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11137796A (ja) * 1997-11-05 1999-05-25 Aruze Corp 遊技用表示装置及び遊技機
JP2004174279A (ja) * 1997-11-18 2004-06-24 Aruze Corp 遊技用表示装置及び遊技機
JP2001314587A (ja) * 2000-05-02 2001-11-13 Takao:Kk 遊技機
JP2004113357A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2008029896A (ja) * 2002-12-27 2008-02-14 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2004358089A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2005058478A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2005073704A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2005342249A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Samii Kk 弾球遊技機
JP2006061385A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Takeya Co Ltd 遊技機
JP2008178750A (ja) * 2008-04-23 2008-08-07 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2009207943A (ja) * 2009-06-26 2009-09-17 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP4621838B2 (ja) * 2009-06-26 2011-01-26 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP2009254883A (ja) * 2009-08-07 2009-11-05 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2010069335A (ja) * 2010-01-06 2010-04-02 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2010115554A (ja) * 2010-03-03 2010-05-27 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2011011093A (ja) * 2010-10-22 2011-01-20 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2011041859A (ja) * 2010-12-02 2011-03-03 Sansei R&D:Kk 弾球遊技機
JP2011172979A (ja) * 2011-05-10 2011-09-08 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2011218211A (ja) * 2011-07-08 2011-11-04 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2012120878A (ja) * 2012-02-24 2012-06-28 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2013013779A (ja) * 2012-10-22 2013-01-24 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法
JP2013128799A (ja) * 2013-03-29 2013-07-04 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機及び遊技機の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2954859B2 (ja) 1999-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0956890A (ja) 図柄表示装置
JP2002292021A (ja) 遊技機
JP2004024328A (ja) 遊技機
JP2003033504A (ja) 遊技機
JP3900411B2 (ja) 弾球遊技機
JP2003033501A (ja) 遊技機
JP3353145B2 (ja) パチンコ機の画像表示装置
JP4452491B2 (ja) 遊技機
JP2002224332A (ja) 遊技機
JP2000126424A (ja) 遊技機
JP4814439B2 (ja) 遊技機
JP2000140262A (ja) 遊技機
JP5121003B2 (ja) 遊技機
JPH09701A (ja) 遊技機
JP6276362B2 (ja) 遊技機
JP2003010458A (ja) パチンコ遊技機
JPH09140899A (ja) パチンコ遊技機
JP2003047727A (ja) 遊技機およびコンピュータプログラム
JP2001046656A (ja) 遊技機
JP4310550B2 (ja) 弾球遊技機
JP2003052973A (ja) 遊技機およびコンピュータプログラム
JP2003135746A (ja) パチンコ機
JP2003033523A (ja) 弾球遊技機
JP2003154115A (ja) 遊技機
JP2003325830A (ja) 遊技機および遊技プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990615

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120716

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees